JPS6117026B2 - - Google Patents

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JPS6117026B2
JPS6117026B2 JP55188927A JP18892780A JPS6117026B2 JP S6117026 B2 JPS6117026 B2 JP S6117026B2 JP 55188927 A JP55188927 A JP 55188927A JP 18892780 A JP18892780 A JP 18892780A JP S6117026 B2 JPS6117026 B2 JP S6117026B2
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Japan
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flip
control unit
signal
gate
central control
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JP55188927A
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Kazuhiko Gokon
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6117026B2 publication Critical patent/JPS6117026B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/70Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring
    • G11C29/74Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring using duplex memories, i.e. using dual copies

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、現用、予備構成の多重化された主記
憶装置の切換制御を行う主記憶装置制御方式に関
するものである。
従来、現用及び予備の中央制御装置からそれぞ
れアクセスすることを可能とした現用及び予備の
主記憶装置を備えた高信頼度のシステムが知られ
ている。このようなシステムに於いて、現用の主
記憶装置に障害が発生した場合、予備の主記憶装
置に切換える必要がある。この場合、予備の主記
憶装置の内容が現用の主記憶装置の内容と異なつ
ている為、バツクアツプメモリ等からデータを転
送する必要がある。しかし、電子交換機等の実時
間処理システムでは、バツクアツプメモリからデ
ータを転送している間、処理が停止される欠点が
ある。
本発明の目的は、現用と予備との多重化された
主記憶装置に於いて、書込み、読出し動作は、現
用、予備共に同時に実行し、読出データは現用の
主記憶装置のみから中央制御装置に転送すること
により、複数台の主記憶装置に蓄積された命令、
データを常に同一のものとすると共に、処理を停
止することなく、単一の保守命令により、現用、
予備の切換えを実行し、主記憶装置の障害発生時
の処理を速やかに且つ効率良く実行し得る主記憶
装置制御方式を提供することにある。以下実施例
について詳細に説明する。
第1図は本発明の実施例のブロツク図であり、
主記憶装置MM0,MM1は、それぞれ半導体集積
回路メモリ等による記憶部MMU0,MMU1と、制
御部MMC0,MMC1とから構成され、中央制御装
置CC0,CC1から制御部MMC0,MMC1を介して
何れの記憶部MMU0,MMU1に対してもアクセス
できるように構成されている。この場合、中央制
御装置CC0,CC1と主記憶装置MM0,MM1とは、
それぞれ何れか一方が現用、他方が予備となるも
のであり、例えば、中央制御装置CC0と主記憶装
置MM0を現用、中央制御装置CC1と主記憶装置
MM1を予備とした場合、制御部MMC0、MMC1
介して現用の中央制御装置CC0と主記憶装置
MM0,MM1の記憶部MMU0,MMU1とが接続さ
れるので、第7図aに示す接続構成となる。
この第7図aに示す構成に於いて、主記憶装置
MM0,MM1は、中央制御装置CC0からの書込指
示を受付けて書込動作を行い、主記憶装置
MM0,MM1は、中央制御装置CC0からの読出指
示を受付けて読出動作を行い、読出データは、現
用の主記憶装置MM0からのみ中央制御装置CC0
転送するものであり、以下、中央制御装置CC0
らの主記憶装置MM0,MM1の現用,予備の切換
指示を受付けて実行する場合について説明する。
第2図は制御部MMC0,MMC1の機能を示すブ
ロツク図であり、制御部MMC0,MMC1は同一構
成であつて、その一方の構成を示している。この
制御部をMMC0として用いるか、又はMMC1とし
て用いるかは、機番情報MMNによつて決定され
る。
第2図に於いて、TCTLは制御部用及び記憶部
用の各種タイミング信号TMを形成するタイミン
グ制御回路、DEC1はデコーダ、SEL1は主記
憶装置の機番情報MMN(例えば、MMC0では
“0”、MMC1では“1”)に応じて選択動作する
セレクタ、FF1〜FF4はフリツプフロツプで、
FF1は、どの中央制御装置と接続するかを決定
する第1の手段としてのアドレスバス選択フリツ
プフロツプ、FF2,FF3は、どの中央制御装置
にアンサデータを返送するかを決定する第2の手
段としてのアドレスバス選択フリツプフロツプ、
FF4は、メモリバスの切り離しを制御するトラ
ブルフリツプフロツプである。又G1〜G30
は、アンドゲート、オアゲート、インバータ等の
ゲート回路である。
なお、G27及びG20は、他系(MMC0の場
合はMMC1、MMC1の場合はMMC0)への信号の
ドライバとなるものであり、又G28,G30は
他系からの信号の入力バツフアとなるものであつ
て、(M)で示される信号の対に接続される。即
ち、G27の出力は他系のG28の入力に接続さ
れ、G20の出力は他系のG30の入力に接続さ
れる。同様に、G20の出力及びG26の出力
は、他系のG21の入力へ接続される。
制御部には、自系の中央制御装置(MMC0の場
合はCC0,MMC1の場合はCC1)から主記憶装置へ
アクセスする場合には、起動信号E(S)が加え
られ、他系の中央制御装置(MMC0の場合は
CC1,MMC1の場合はCC0)から主記憶装置へアク
セスする場合には、起動信号E(M)が加えら
れ、中央制御装置との間でデータDが転送され
る。
このデータDは、第6図bに示すように、主記
憶装置のアドレスADと、書込/読出データ
DATAとからなり、時分割されている。又第6
図aは、転送動作の開始を指示する起動信号を示
すものである。この起動信号によりタイミング制
御回路TCTLから各部へタイミング信号が送出さ
れる。例えば、第2図に示す制御部がMMC0であ
れば、中央制御装置CC0からの主記憶装置への書
込/読出/現用予備切換えの起動は、信号E
(S)によつて行われ、ゲート回路G1,G7に
入力される。又中央制御装置CC1からの主記憶装
置への起動は、信号E(M)により行われ、他系
のゲート回路G27によつてドライブされた信号
を自系のゲート回路G28により受信し、ゲート
回路G2,G8へ加えることになる。
又第2図に於けるTMは、タイミング制御回路
TCTLから記憶部への制御タイミング信号、WD
は記憶部への書込データ、RDは記憶部からの読
出データである。なお、(M)は他系の制御部へ
の接続線、MMEは主記憶装置の現用、予備の切
換等の保守動作指示用の命令、MMEAはその命
令MMEのアンサ情報である。
ゲート回路G11の出力は、ゲート回路G4,
G12〜G15とデコーダDEC1とに加えら
れ、又記憶部への書込データWDとなる。又ゲー
ト回路G12〜G15の出力によりフリツプフロ
ツプFF1〜FF4のセツト,リセツトが制御され
る。又フリツプフロツプFF1〜FF3の出力はセ
レクタSEL1に加えられ、フリツプフロツプFF
4の出力はゲート回路G4,G25,G26に加
えられる。
又ゲート回路G24の出力のアドレスバス選択
ゲート信号ABSGは、ゲート回路G1,G2,G
9,G10に入力され、そのアドレスバス選択ゲ
ート信号ABSGが“1”であると、ゲート回路G
2,G10が開かれ、又“0”であると、ゲート
回路G1,G9が開かれるので、自系からの起動
信号E(S)と他系からの起動信号及び自系から
のデータDと他系からのデータの選択が行われ
る。
第3図はこれらの起動信号E(S),E(M)
の説明図であり、アドレスバス選択ゲート信号
ABSGが“0”であると、主記憶装置の制御部
MMC0,MMC1では、起動信号E(S)をゲート
回路G31,G33,G34,G36を介してそ
れぞれのタイミング制御回路TCTLへ加える起動
信号EN0,RN1とする。又アドレスバス選択ゲー
ト信号ABSGが“1”であると、他系の主記憶装
置への起動信号E(M)をゲート回路G32,G
33,G35,G36を介してそれぞれのタイミ
ング制御回路TCTLへ加える起動信号EN0,EN1
とする。なお、第3図に於けるゲート回路G31
〜G33及びG34〜G36は、それぞれ第2図
に於けるゲート回路G1〜G3に対応するもので
ある。又第7図aに示すように、主記憶装置
MM0を現用、主記憶装置MM1を予備とし、中央
制御装置CC0を現用とした時、制御部MMC0のア
ドレスバス選択ゲート信号ABSGは“0”とし、
制御部MMC1のアドレスバス選択ゲート信号
ABSGは“1”とし、制御部MMC0,MMC1共に
中央制御装置CC0からの起動信号を受取り、中央
制御装置CC1からの起動信号は受付けない。
又第2図に於いて、書込みの場合、データDは
信号ABSGが“0”であると、ゲート回路G9,
G11を介して書込データWDとなつて記憶部へ
転送され、信号ABSGが“1”であると、他系か
らのデータがゲート回路G30,G10,G11
を介して書込データWDとなり、記憶部へ転送さ
れる。即ち、アドレスバス選択ゲート信号ABSG
は中央制御装置CC0からの起動信号、データを受
付けるか、中央制御装置CC1からの起動信号、デ
ータを受付けるかを選択する信号であり、信号
ABSGが、“0”ならば自系の中央制御装置
(MMC0はCC0,MMC1はCC1)から、又信号
ABSGが“1”ならば他系の中央制御装置
(MMC0はCC1,MMC1はCC0)からの起動信号、
データを受付ける。しかし、信号ABSGの如く、
自系、他系の選択と言うイメージをアドレス選択
フリツプフロツプFF1には持たせず、中央制御
装置CC0,CC1を選択すると言うイメージを持た
せた方が、ソフトウエアの構成上有利である。こ
の為、セレクタSEL1により、中央制御装置
CC0,CC1の選択信号を、自系、他系中央制御装
置の選択信号に変換している。
セレクタSEL1は、主記憶装置の機番情報
MMNに従つて選択動作するものであり、主記憶
装置MM0であることを示す為の機番情報MMNが
“0”であると、実線で示す選択接続、主記憶装
置MM1であることを示す為の機番情報MMNが
“1”であると、点線で示す選択接続となる。従
つて、機番情報MMNが“0”であると、フリツ
プフロツプFF1の出力はそのままゲート回路G
24に加えられることになり、機番情報MMNが
“1”であると、フリツプフロツプFF1の出力は
反転されてゲート回路G24に加えられることに
なる。
即ち、制御部がMMC0であれば、機番情報
MMNは“0”であり、フリツプフロツプFF1の
出力はそのまま信号ABSGとなるから、フリツプ
フロツプFF1が“0”であれば、信号ABSGは
“0”となつて、自系の中央制御装置CC0を選択
し、又フリツプフロツプFF1が“1”であれ
ば、他系の中央制御装置CC1を選択する。又制御
部がMMC1であれば、機番情報MMNは“1”で
あり、フリツプフロツプFF1の出力が反転され
て信号ABSGとなるから、フリツプフロツプFF
1が“0”であれば、信号ABSGは“1”となつ
て、他系の中央制御装置CC0を選択し、フリツプ
フロツプFF1が“1”であれば、信号ABSGは
“0”となり、自系の中央制御装置CC1を選択す
る。従つて、セレクタSEL1により0系,1系選
択信号を自系、他系選択信号に変換できることに
なる。
例えば、制御部MMC0,MMC1に於けるフリツ
プフロツプFF1の出力を共に“0”となるよう
に設定すると、制御部MMC0のタイミング制御回
路TCTLは、中央制御装置CC0からの起動信号E
(S)をゲート回路G1,G3,G5,G6を介
して受信することになり、又制御部MMC1のタイ
ミング制御回路TCTLは、中央制御装置CC0から
の起動信号E(M)を、他系のゲート回路G27
及び自系のゲート回路G28,G2,G3,G
5,G6を介して受信することになる。即ち、主
記憶装置MM0,MM1共に中央制御装置CC0に接
続される。
又制御部MMC0では、中央制御装置CC0からの
データDがゲート回路G9,G11を介して書込
データWDとなり、制御部MMC1では、中央制御
装置CC0からのデータDが他系のゲート回路G2
0及び自系のゲート回路G30,G10,G11
を介して書込データWDとなる。又制御部
MMC0,MMC1共にフリツプフロツプFF1の出
力を“1”となるように設定すると、起動信号及
び書込データは、共に中央制御装置CC1から転送
されたものとなる。
又機番情報MMNが“0”の時、フリツプフロ
ツプFF2,FF3の出力は、それぞれゲート回路
G22,G23を介してゲート回路G25,G2
6に加えられ、機番情報MMNが“1”の時は、
フリツプフロツプFF2の出力はゲート回路G2
3を介してゲート回路G26に、又フリツプフロ
ツプFF3の出力はゲート回路G22を介してゲ
ート回路G25に加えられる。これらのゲート回
路G25,G26の出力はアンサバス選択ゲート
信号WBSG0,WBSG1としてゲート回路G19,
G20に加えられる。即ち、アンサバス選択ゲー
ト信号WBSG0,WBSG1が“0”,“0”である
と、ゲート回路G19,G20が閉じられ、読出
データRD及びアンサ信号MMEAは、中央制御装
置CC0,CC1のどちらにも転送されないものとな
る。又“1”,“0”であると、読出データRD及
びアンサ信号MMEAは自系の中央制御装置に、
“0”,“1”であると、他系の中央制御装置に転
送されることになる。
従つて、制御部MMC0,MMC1共に、フリツプ
フロツプFF2は中央制御装置CC0へのアンサデ
ータの返送を指示するフリツプフロツプとなり、
フリツプフロツプFF3は中央制御装置CC1への
アンサデータの返送を指示するフリツプフロツプ
となる。即ち、第7図a或いはbのような構成が
フリツプフロツプFF1,FF2,FF3の設定に
より実現できることになる。ここで、フリツプフ
ロツプFF1は、どの中央制御装置と接続するか
を決定する第1の手段を構成する要素であり、フ
リツプフロツプFF2,FF3は、どの中央制御装
置に読出データを返送するかを決定する第2の手
段を構成する要素である。
又デコーダDEC1は、主記憶装置のアドレスの
一部として転送された主記憶装置への動作指示の
デコーダであり、その出力のCRは内部フリツプ
フロツプの読取り、KR,KWはキー情報の読取
り及び書込み、NR,NWは一致読取り及び書込
み、MMEは主記憶装置の保守命令を示す。
第4図は第2図の第1の手段を構成するフリツ
プフロツプFF1とその周辺回路を含むアドレス
バス選択制御回路部のブロツク図を示し、G31
〜G46はゲート回路であり、中央制御装置から
は、例えば、保守命令時、第8図のaに示す32ビ
ツト構成の制御データが加えられる。その下位4
ビツトB00〜B03はデコーダDEC1でデコ
ードされ、保守命令がアドレスバス選択フリツプ
フロツプFF1の設定指示であれば、ゲート回路
G37,G38に“1”のデコード出力が加えら
れる。又ビツトB05,B04は機番情報MMN
が“0”の時のセツト及びリセツトの信号、ビツ
トB09,B08は機番情報MMNが“1”の時
のセツト及びリセツトの信号となる。第8図のa
に於いては、5ビツト目をMM0のFF1セツト、
9ビツト目をMM1のFF1セツトとして示してい
る。
ゲート回路G39〜G41は、第2図のセレク
タSEL1の一部を構成するものであり、フリツプ
フロツプFF1の出力端子Qが“1”の場合、機
番情報MMNが“0”であると、ゲート回路G3
9の出力が“0”,ゲート回路G40の出力が
“1”となる。従つて、ゲート回路G41の出力
が“1”となり、この“1”の出力は、ゲート回
路G42を介してゲート回路G44に加えられ、
この時、ゲート回路G43の出力は“0”である
から、自系の中央制御装置からのアドレス信号
SAがゲート回路G44,G46を介して記憶部
へ加えられる。又機番情報MMNが“1”である
と、ゲート回路G39,G40の出力は“1”と
なり、ゲート回路G41の出力は“0”となる。
それによつてゲート回路G44は閉じられ、ゲー
ト回路G45が開かれ、他系の中央制御装置から
のアドレス信号MAが記憶部へ加えられる。
フリツプフロツプFF1の出力端子Qが“0”
の場合、機番情報MMNが“0”であると、ゲー
ト回路G39,G40の出力は“1”となり、ゲ
ート回路G41の出力は“0”となるから、ゲー
ト回路G44は閉じられ、ゲート回路G45が開
かれる。又機番情報MMNが“1”であると、ゲ
ート回路G40の出力が“0”となるから、ゲー
ト回路G41の出力は“1”となり、ゲート回路
G44は開かれ、ゲート回路G45は閉じられる
ことになる。ゲート回路G44が開かれた時に、
自系の中央制御装置からのアドレス信号SAが記
憶部へ加えられ、又ゲート回路G45が開かれた
時に、他系の中央制御装置からのアドレス信号
MAが記憶部へ加えられる。又アドレス信号
SA,MAは、データDと同一線により転送さ
れ、他系の中央制御装置からのアドレス信号MA
は第2図のゲート回路G30を介して加えられ、
自系の中央制御装置からのアドレス信号SAはデ
ータDそのものである。
第4図に於けるゲート回路G44,G45,G
46は、第2図に於けるゲート回路G9,G1
0,G11に対応し、第2図に示すように、デー
タDの選択は、信号ABSGだけでなく、実際には
第4図に示すように、アドレス信号SA,MAの
16ビツト目の保守識別ビツトB16(S),B1
6(M)によつても選択される。即ち、中央制御
装置から保守識別ビツトを受付けた時、自系から
の保守識別ビツトB16(S)の場合は、ゲート
回路G42を介してゲート回路G44を開き、他
系からの保守識別ビツトB16(M)の場合は、
ゲート回路G43を介してゲート回路G45を開
く。この場合、フリツプフロツプFF1の設定状
態とは無関係に信号SA或いはMAが受付けられ
ることになる。従つて、保守命令の場合は、フリ
ツプフロツプFF1の状態に拘わらず、信号SA或
いはMAが制御部内部のデコーダDEC1等に加え
られて、内部動作が実行される。
第5図は、第2図の第2の手段を構成するフリ
ツプフロツプFF2,FF3とその周辺回路を含む
アンサバス選択制御回路のブロツク図であり、第
2図と同一符号は同一部分を示し、G51〜G6
9はゲート回路、SEL2はセレクタである。アン
サバス選択フリツプフロツプFF2,FF3の制御
時には、ビツトB00〜B03をデコードするデ
コーダDEC1の“1”の出力がゲート回路G5
1〜G54に加えられる。
セレクタSEL2は機番情報MMNに応じて実線
と点線との経路の選択を行うものであり、又ゲー
ト回路G55〜G60は、第2図に於けるゲート
回路G25,G26に相当し、フリツプフロツプ
FF4の出力が“0”で、タイミング制御回路
TCTLからのタイミング信号が“1”の時に開か
れる。又主記憶装置の保守命令MMEが加えられ
た時は、ゲート回路G68,G69が閉じられる
ので、フリツプフロツプFF2,FF3の出力は阻
止される。又ゲート回路G55〜G60から、ア
ンサバス選択ゲート信号WBSG0(B14〜B3
1,B00〜B06,B07〜B13),WBSG1
(B14〜B31,B00〜B06,B07〜B
13)が出力される。又フリツプフロツプFF4
の出力が“1”となると、ゲート回路G55〜G
60は閉じられて、アンサバス選択ゲート信号
WBSG0,WBSG1は出力されないものとなる。
例えば、“1”の保守命令MMEが加えられる
と、機番情報MMNが“0”の場合は、ゲート回
路G65の出力が“1”となり、アンサバス選択
ゲート信号WBSG0(B00〜B06)、WBSG1
(B00〜B06)がゲート回路G56,G59
から出力され、機番情報MMNが“1”の場合
は、アンサバス選択ゲート信号WBSG0(B07
〜B13),WBSG1(B07〜B13)がゲート
回路G57,G60から出力される。なお、E
(M)及びB16(M)は、他系の中央制御装置
からの起動信号及び保守命令の実施を要求する保
守識別ビツト、E(S),B16(S)は、自系
の中央制御装置からの起動信号及び保守識別ビツ
トである。又ゲート回路G4へ入力されるRFS
は、リフレツシユ動作時に、“1”となる信号で
ある。
このようにして、第7図aに示すように、主記
憶装置MM0の制御部のフリツプフロツプFF1,
FF3がリセツト、フリツプフロツプFF2がセツ
ト(FF1=0,FF2=1,FF3=0)され、主記
憶装置MM1の制御部のフリツプフロツプFF1〜
FF3がリセツト(FF1,FF2,FF3=0)さ
れている場合、中央制御装置CC0から主記憶装置
MM0,MM1に対してデータの書込み、読出しの
動作を行うが、主記憶装置MM0のみからデータ
を読出すことになる。即ち、主記憶装置MM0
於いては、機番情報MMNが“0”であるから、
アドレスバス選択ゲート信号ABSGは“0”とな
り、自系の中央制御装置からの起動信号E(S)
が第2図に於けるゲート回路G1,G3,G5,
G6を介してタイミング制御回路TCTLに加えら
れ、主記憶装置MM1に於いては、機番情報MMN
が“1”であるから、アドレスバス選択ゲート信
号ABSGは“1”となり、他系の起動信号E
(M)、即ち、中央制御装置CC0からの起動信号E
(M)によりタイミング制御回路TCTLが起動さ
れる。
又主記憶装置MM0では、自系の中央制御装置
からのアドレス信号SAが選択され、主記憶装置
MM1では、他系の中央制御装置からのアドレス
信号MAが選択される。又主記憶装置MM0の読出
データRDは、フリツプフロツプFF2の出力が
“1”で、且つアンサバス選択ゲート信号WBSG0
が“1”であるから、ゲート回路G17,G1
7,G19を介して中央制御装置CC0に転送され
るが、主記憶装置MM1では、フリツプフロツプ
FF2,FF3の出力信号が“0”であるから、ア
ンサバス選択ゲート信号WBSG0,WBSG1
“0”で、ゲート回路G19,G20は閉じられ
ることになり、読出データRDは転送されない。
この状態から、主記憶装置MM1に対してデー
タの書込み及び読出しを行うように切換える場
合、第7図bに示すように、主記憶装置MM0
フリツプフロツプFF2を“1”から“0”に変
更し、主記憶装置MM1のフリツプフロツプFF2
を“0”から“1”に変更する為の保守命令を実
行する必要がある。本発明に於いては、保守命令
の起動時は、フリツプフロツプFF1〜FF4の状
態如何に拘わらず、ゲート回路G7或いはG8
(第5図参照)を介してタイミング制御回路
TCTLを起動し、各フリツプフロツプの設定が可
能である。即ち、16ビツト目B16の保守識別ビ
ツトが“1”となるから、自系ではビツトB16
(S)によりゲート回路G7の出力が“1”、他系
ではビツトB16(M)によりゲート回路G8の
出力が“1”となつて、タイミング制御回路
TCTLが起動される。
この保守命令は、主記憶装置MM0,MM1に対
するオーダを含むもので、データDとして加えら
れ、例えば、第8図のaに示すように、第5ビツ
トB05は主記憶装置MM0のフリツプフロツプ
FF1のセツト、第9ビツトB09は主記憶装置
MM1のフリツプフロツプFF1のセツトを指示
し、このフリツプフロツプFF1がセツトされて
いる時は、中央制御装置CC1によつて、又リセツ
トされている時は、中央制御装置CC0によつて、
主記憶装置MM0,MM1の制御が行われる。
フリツプフロツプFF2,FF3のセツト,リセ
ツトは、ビツトB04〜B11を用いて行われる
もので、前述の如く主記憶装置MM0のフリツプ
フロツプFF2を“1”から“0”に、主記憶装
置MM1のフリツプフロツプFF2を“0”から
“1”に書換える場合、B06=“1”、B07=“0”、
B11=“1”、B10=“0”とし、B00〜B03
は、例えば、“0010”とする。それによつて、主
記憶装置MM0のフリツプフロツプFF2はリセツ
トされ、主記憶装置MM1のフリツプフロツプFF
2はセツトされる。従つて、第1の手段としての
フリツプフロツプFF1及び第2の手段としての
フリツプフロツプFF2,FF3への状態設定は、
各フリツプフロツプの状態に無関係に単一の保守
命令によつて各主記憶装置MM0,MM1に対して
同時に実行されるものである。
中央制御装置への返送データは、第5図につい
て説明したように、保守命令により信号MMEが
“1”となると、中央制御装置CC0に対しては、
主記憶装置MM0から、アンサバス選択ゲート信
号WBSG0(B00〜B06)が送出され、又主
記憶装置MM1からアンサバス選択ゲート信号
WBSG1(B07〜B13)が送出されて、例え
ば、第8図のbのビツト0〜6のMM0返送デー
タ、ビツト7〜13のMM1返送データとして示
すように、複数台の主記憶装置からのアンサ情報
となる。従つて、アンサバス選択ゲート信号
WBSG0,WBSG1の(B00〜B06),(B07
〜B13),(B14〜B31)に対応した返送デ
ータのビツト位置にアンサ情報を送出することが
できる。なお、トラブルフリツプフロツプFF4
がセツトされた主記憶装置からは、前述のアンサ
情報は、ゲート回路G55〜G60が閉じられる
ので送出されないことになる。又アンサ情報の一
例としては、ビツトB00,B07はフリツプフ
ロツプFF1のQ出力、ビツトB01,B08は
フリツプフロツプFF1のQ出力を示すようにす
ることができる。
以上説明したように、本発明は、複数台の中央
制御装置と、これらの中央制御装置に選択接続す
るフリツプフロツプFF1を含む構成の第1の手
段及び読出データRDの送出可否を選択するフリ
ツプフロツプFF2,FF3を含む構成の第2の手
段を有する複数台の主記憶装置とを備えて、現
用、予備の切換えを行うシステムに於いて、単一
の保守命令によつて、現用、予備の総ての主記憶
装置に於ける第1及び第2の手段の設定を行うも
のであるから、主記憶装置の障害時等に於ける現
用、予備の切換ええを速やかに実行することが可
能となる。
又主記憶装置に対する書込み、読出しの動作を
各主記憶装置に対して同時に行い、現用の主記憶
装置のみを第2の手段によつて現用の中央制御装
置に接続して読出データを転送するものであるか
ら、現用と予備の主記憶装置の内容を常に同一と
しておくことができ、現用、予備の切換えと同時
に処理を続行することができるものとなる。
なお、本発明は、更にn個の現用系に対して、
1個又は複数個の予備系を設けたシステムにも適
用することができる。又第2の手段は、前述の実
施例のフリツプフロツプFF2,FF3のように、
返送先を決める代わりに、単一のフリツプフロツ
プで返送するかしないかを決定して、返送先は第
1の手段によつて決めるようにすることもでき
る。又第7図のcに示すように、各中央制御装置
CC0,CC1が専用の記憶装置IM0,IM1を持つ場合
にも、主記憶装置MM0,MM1に対する制御を、
前述の実施例と同様に実施することができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例のブロツク図、第2図
は本発明の実施例の制御部の機能ブロツク図、第
3図は起動信号の説明用ブロツク図、第4図は本
発明の実施例のアドレスバス選択ゲート制御回路
のブロツク図、第5図は本発明の実施例のアンサ
バス選択制御回路のブロツク図、第6図は起動信
号とデータとの説明図、第7図は主記憶装置の切
換時の動作説明図、第8図はデータの説明図であ
る。 CC0,CC1は中央制御装置、MMC0,MMC1
制御部、MM0,MM1は主記憶装置、MMU0
MMU1は記憶部、TCTLはタイミング制御回路、
SEL1,SEL2はセレクタ、DEC1はデコー
ダ、FF1〜FF4はフリツプフロツプである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数台の中央制御装置と、該複数台の中央制
    御装置に選択接続する第1の手段と読出データの
    送出可否を選択する第2の手段とを有する複数台
    の主記憶装置とを備え、少なくとも1台を現用、
    他を予備とするシステムに於いて、前記複数台の
    主記憶装置に於ける前記第1及び第2の手段の設
    定を、単一保守命令により該第1及び第2の手段
    の状態に無関係に実行し、前記複数台の主記憶装
    置を前記第1の手段により現用の中央制御装置に
    接続し、主記憶装置に対する書込み、読出しの動
    作を各主記憶装置に対して同時に行い、現用の主
    記憶装置のみを前記第2の手段により現用の中央
    制御装置に接続して読出データを該現用の中央制
    御装置へ転送することを特徴とする主記憶装置制
    御方式。
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