JPS61169394A - 飛行機の胴体成形方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、飛行機の胴体を繊維強化樹脂によシ成形する
飛行機の胴体成形方法に関するものである。

従来の技術 従来では、例えば第５図に示すように、先ずベース（２
）上に設置したウレタン製、金楓製、木製などの半割型
（２）の外面上に、カーボン繊維やガラス繊維などの繊
維Ｑｔ−敷くと共に樹脂（至）を供給することと、上方
からプレスロールｇＲを作用させることを繰シ返す、い
わゆるハンドレオ−バーレイによシ半割円筒状の積層体
（ホ）を成形する。そして所定の厚さまで行なったのち
、第６図に示すように外側をフィルム翰で覆い、この状
態で吸引＠を行なうことＫよって内部の脱泡を行ない、
硬化によシ半割円筒伏の外皮体＠全成形していた。また
第７図、第８図に示すように、複数本の通し材…間に亘
ってリング根囲を並列固定して構成した枠組体Ｉ３ｚが
別個に組立てられている。そして第８図実線に示すよう
に上下一対の外皮体■＠を枠組体ｃ（ｚに対して、第８
図仮想線、ならびに第７図に示すように外嵌させ、次い
で相対接部を装着品させることによシ胴体−を成形して
いる。

発明が解決しようとする問題点 上述した従来の成形方法によると、外皮体＠四間の接着
（３））や、外皮体（４）の内面とリング板３１＋の外
面との間の接着間なとｆ！：強固に行なえず、胴体−と
して充分な強度が期待できなかった。

問題を解決するための手段 上記問題点を解決すべく本発明における飛行機の胴体成
形方法は、外周に繊維を露出させた繊維強化樹脂製のリ
ング板を、通し材に並列固定して枠組体を組立て、前記
リング板間に、その外周が萌紀りング板の外周と同径ま
たはほぼ同径の内型をセットし、次いで露出繊維を内型
の外面に沿わせることと、沿わせた露出繊維上に外皮用
繊維金車ねることとを交互に行なうと共に、適宜、繊維
側に樹脂を供給することにより、内型の外面からリング
板の外面に亘って繊維内在樹脂製の筒状外皮体を成形し
、その後、前記内型を除去している。

作　　　用 かかる本発明方法によると、筒状外皮体の成形と同時に
リング板との結合を行なえ、その際に結合部は、重合す
る繊維間に亘って樹脂を供給し固化させることから、こ
れら筒状外皮体とリング板とは同時に一体成形したのと
同様にして成形したものとなる。

実施例 以下に本発明の一実施例を第１図〜第８図に基づいて説
明する。

第１図、第２図に示すように、別工程で製作された枠組
体（１）が準備される。この枠組体（１）は、平行する
複数本の通し材（２）と、これら通し材（２）間に取付
けられ且つ通し材（２）の長さ方向に所定間隔置きに並
列するリング板（３）とにより構成され、前記通し材（
２）とリング板（３）とは接着（４）シ固定しである。

前記リング板（３）は、カーボン繊維やガラス繊維など
の繊維（５）を樹脂（６）に内在させて硬化することに
より形成され、前記繊維（５）の端側は、リング板（３
）の外周から突出する露出繊維（５ａ）となる。

第３図、第４図に示すように、その外周が前記リング板
（３）の外周と同径またはほぼ同径の内型（７）が該リ
ング板（３）間にセットされる。前記内型（７）は周方
向において分割自在な複数の円弧板体（８）から形成さ
れ、各円弧板体（３）を接続するための対接部（９）が
前記通し材（２）の外側に位置するように設定すると共
に、各円弧板体（８）の端に該通し材（２）をさけるだ
めの凹部叫を形成している。前記円弧板体（８）は、円
弧板部（８Ａ）と、この円弧板部（８Ａ）の両側から内
方に連設されたリプ部（８Ｂ）（８Ｃ）とからなり、こ
れらリブ部（８Ｂ）（８Ｃ）に前記凹部Ｑ（ｌが形成さ
れる。

セットの際の円弧板体（８）間の固定は、先ずリング板
（３）の側面にリブ部（８Ｂ）（８Ｃ）の外面を接当さ
せて組込み、そしてリング板（３）の両側に位置するリ
プ部（８Ｂ）（８Ｃ）の外側間に位置するように、断面
Ｕ状の嵌め具Ｑｌ）ｔ−内方から外嵌し、そしてボルト
＠の締付けにより行なわれる。その際に外嵌位置は前記
対接部（９）の箇所であり、そのためにボルト（２）は
両端に作用すぺ〈複数本設けられ、さらに通し材（２）
　′ｔ−さけるための凹部α］が形成される。

内型（７）のセットを行なったのち、第３図に示すよう
に、露出繊維（５ａ）を内型（７）の表面側に沿わせる
ことと、沿わせた露出繊維（５ａ）間に亘って外皮用繊
維−を重ねることを交互に行なうと共に、適宜、繊維（
５ａ）Ｑ４）側に樹脂ａ９を供給することによって、第
３図、第４図に示すように、内型（７）の外面からリン
グ板（３）の外面に亘って繊維内在樹脂製の筒伏外皮体
叫を成形する。そして第４図に示すように筒状外皮体α
Ｑをフィルムａηで覆った伏島で吸引（ト）し、筒状外
皮体αｅの脱泡、脱気を行なったのちに硬化させること
によって、胴体を成形し得る。

この胴体成形を行なったのちに内型（７）の分解、除去
が行なわれる。

発明の効果 上記構成の本発明によると次のような効果を期待できる
。すなわち、筒状外皮体の成形と同時にリング板との結
合を行なうことができ、その際に結合部は、重合させた
繊維間に亘って樹脂を供給し固化させることから、これ
ら筒状外皮体とリング板とは、同時に一体成形した結合
部が存在しないものと同様にして成形できる。したがっ
て充分な強度を有する胴体を児供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第４図は本発明の一実施例を示し、第１図は枠
組体の斜視図、第２図は同要部の断面図、第３図は成形
時の要部の縦断側面図、第４図は同縦断正面図、第５図
〜第８図は従来例を示し、第５図〜第７図は縦断正面図
、第８図は要部の縦断側面図である。 （１）・・・枠組体、（２）・・・通し材、（３）・・
・リング板、（５１・・・繊維、（５ａ）・−・露出繊
維、（６）・・・樹脂、（７）・・・内型、（８）・・
・円弧板体、（９）・・・対接部、回・・・嵌め具、頭
・・・ボルト、（１４１・・・外皮用繊維、ａ８・・・
樹脂、ｕｌｌ・・・筒状外皮体、１Ｊ７）・・・フィル
ム、（至）・−・吸引代理人　　　森　　本　　義　　
弘 第１図 ！ ６−繊維 ５ａ−露上繊雅 第４図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、外周に繊維を露出させた繊維強化樹脂製のリング板
   を、通し材に並列固定して枠組体を組立て、前記リング
   板間に、その外周が前記リング板の外周と同径またはほ
   ぼ同径の内型をセットし、次いで露出繊維を内型の外面
   に沿わせることと、沿わせた露出繊維上に外皮用繊維を
   重ねることとを交互に行なうと共に、適宜、繊維側に樹
   脂を供給することにより、内型の外面からリング板の外
   面に亘って繊維内在樹脂製の筒状外皮体を成形し、その
   後、前記内型を除去することを特徴とする飛行機の胴体
   成形方法。