JPS61169335A - 作業用車輛のガバナ装置 - Google Patents

作業用車輛のガバナ装置

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JPS61169335A
JPS61169335A JP830985A JP830985A JPS61169335A JP S61169335 A JPS61169335 A JP S61169335A JP 830985 A JP830985 A JP 830985A JP 830985 A JP830985 A JP 830985A JP S61169335 A JPS61169335 A JP S61169335A
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JP
Japan
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governor
pto
shaft
engine
output
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JP830985A
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Hirotaka Shibata
柴田 広高
Minoru Fujita
実 藤田
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Yamaha Motor Co Ltd
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Yamaha Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、外部機器駆動用のPTO出力を取出し可能と
し、このPTO出力を取出す時においてはエンジンを機
械式ガバナにより定速度運転するようにした作業用車輛
に適用されるガバナ装置に関するものである。
(発明の背景) 走行用のエンジン出力をPTO(Power Take
 0ff)出力として取出し、芝刈り機、噴霧器、耕作
機、ポンプ等の外部機器を駆動できるようにした作業用
車輛がある。この種の車輌では、PTO出力を取り出す
PTOモードでPTO出力軸の回転速度をほぼ一定に保
つため、機械式のガバナが広く用いられている。すなわ
ちこのガバナにより気化器のスロットル開度を制御する
ものである。
従来のこの種の装置では機械式ガバナはエンジンのクラ
ンク軸などエンジン運転中は常に回転する部分に取り付
けられ、走行モードではこのガバナの作動が気化器に伝
わらずアクセルレバ−の動作により気化器が制御され、
またPTOモードではガバナの作動により気化器が制御
されるように構成されていた。
しかしこの場合には、走行モードでエンジンが高速運転
される際に、機械式ガバナが非常に高速で回転すること
になる。このため機械式ガバナの重錘に非常に大きい遠
心力が作用し、重錘の支持ビンなどの可動部分に大きな
力が加わり、ガバナの耐久性が低下するという問題があ
った。また高速回転において使用することを考慮してこ
の機械式ガバナを広い回転速度範囲で使用できるものに
すると、ガバナが高価になったり、PTOモードのよう
な定速回転時の精度あるいは応答性が悪くなるという新
たな問題が生じる。
(発明の目的) 本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり機械
式ガバナの耐久性を向上し、また使用回転範囲の広い高
価な機械式ガバナを用いることなくガバナ出力の速度を
高精度かつ応答性良く制御することを可能にする作業用
車輛のガバナ装置を提供することを目的とする。
(発明の構成) 本発明によればこの目的は、走行用エンジンの出力を、
外部機器駆動用のPTO出力として取出し可能とし、P
TO出力を取出すPTOモードで前記走行用エンジンの
回転速度を機械式ガバナにより略一定に保つようにした
作業用車輛において、PTO出力はPTOモードで接続
されたドッグクラ・】チを介して取り出される一方、こ
のドッグクラ・2チの接続状態で回転する部分に前記機
械式ガバナが装着されていることを特徴とする作業用車
輛のガバナ装置により達成される。
(実施例) 第111は本発明の一実施例のガバナ付近の断面図、第
2図はこの実施例を適用した車輌の側面図、第3図は同
じく平面図、第4図はその動力装置の斜視図、第5,6
図は第1図におけるv−v線断面図とVl−Vl線断面
図である。
第1,2図で作業車輌10は2個の操向前輪12と2個
の駆動後輪14とを備える。これら前輪12および後輪
14には、幅広超低圧タイヤ(いわゆるバルーンタイヤ
)が装着されている。車体の中央付近には走行用エンジ
ン16が搭載されている。前輪12の上方には操向バー
ハンドル18が配設され、このバーハンドル18の後方
には燃料タンク20および跨座式運転シート22が順次
配設されている。運転者はこの運転シート22に跨がっ
て着座する。
エンジン16は第1図に示すように、クランク軸24の
回転を、自動遠心クラッチ26、多板クラッチ28、多
段変速機30および傘歯車32を介して出力軸34に伝
えるように構成されている。この出力軸の回転はドライ
ブ軸36によって後輪軸38に設けられた終減速装置4
0に伝えられる(第4図)。なお多板クラッチ28は、
変速機30の変速操作に連動して変速の瞬間に一時的に
断続される。また多段変速機30は、中立位置にュート
ラル)を選択可能となっている。
またエンジン16にはPTO出力取出機構42が内装さ
れている。この機構42は、前記遠心クラッチ26およ
びクラッチ28の歯車28aを介してクランク軸24に
より駆動される歯車44゜46と、歯車46を回転自在
に支持する軸48と、この軸48にスプライン結合され
歯車46と共にドッグクラッチ50を形成するスライダ
52と、軸48に設けられた機械式遠心ガバナ54と、
軸48の回転を軸55に伝える傘歯車56を備える。軸
55の回転はドライブ軸58を介してPTO出力軸60
に伝えられる。なおこのPTO出力軸60は第4図に示
すように終減速装置40のケースに支持されている。
エンジン16の右側面には手動の切換レバー62が設け
られている。またエンジン16の後部には切換軸64が
設けられ、この切換軸64の上端に固定されたレバー6
6と前記レバー62とがリンク68で連結されている。
切換軸64には他のレバー70(第1図)が固定され、
このレバー70の回動端は前記スライダ52を移動させ
るフォーク72に係合している。従って切換えレバー6
2を前方(進行方向)に倒せばPTOモートとなり、切
換軸64は第4図で反時計方向に回動し、フォーク72
およびスライダ52は左へ移動してドッグクラッチ50
が噛み合う。このためクランク軸24が所定回転速度以
上になれば、クランク軸24の回転は、遠心クラッチ2
6、歯車28a、44.46、スライダ52、軸48、
傘歯車56、軸55、ドライブ軸58を介して、PTO
出力軸60に伝えられる。反対に切換えレバー62を後
方に倒せば走行モードとなり、ドッグクラッチ50は切
れ、PTO出力軸60は停止する。
前記ガバナ54は第1.5.6図に示すように、スライ
ダ52と一体の円板74と、この円板74にビンによっ
て回動自在に支持された重錘76と、軸48にスプライ
ンによって軸方向へ摺動自在に保持されたスライダ78
とを備える。このスライダ78は重錘76に係合し、遠
心力により重錘76が外周方向へ回動するとスライダ7
8は第1図で右側へ移動する。スライダ78にはばねに
より付勢されたレバー80が当接し、このレバー80と
共にレバー82が回動する。
第4図で84は気化器であり、この気化器84は切換え
レバー62の操作に従って、バーハンドル18に設けた
走行用スロットルレバー86と、ガバナ54のレバー8
2とに選択的に連動する。
従って切換えレバー62を前に倒したPTOモードでは
ドッグクラッチ50がつながり、これに伴ってスライダ
78も同方向にレバー80の付勢力によって押されて気
化器84が一度全開となる。ガバナ54が回転すると気
化器84はガバナ54に連動されて所定開度に戻され、
以降エンジン16は定速制御される。切換えレバー62
を後へ倒した走行モードではドッグクラッチ50は切れ
、ガバナ54は停止する。またこの時気化器84はスロ
ットルレバー86により制御され、車輌はスロットルレ
バー86の操作量に応じた速度で走行する。
このようにガバナ54はPTOモードの時だけ回転し、
走行モードでは停止する。PTOモードではエンジンは
走行時に比べて低速で回転されるから、ガバナ54に過
大な遠心力が働かない。このためガバナ54が過回転か
ら保護され、耐久性が向上する。
本実施例では、ガバナ54はドッグクラッチ50を形成
する部材である円板74に設けているが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、ガバナをPTO出力軸60
の回転時だけ回転する部分に設けたものは本発明に包含
されるものである。
(発明の効果) 本発明は以上のように、PTO出力を取り出すためのド
ッグクラッチの接続状態で回転する部分に、機械式ガバ
ナを装着したものであるから、走行モードではこのガバ
ナは回転せず、走行時にエンジンが高速回転してもガバ
ナは過回転から保護され得る。またPTO出力時のエン
ジンの回転速度は走行時のエンジン回転速度に比べて低
いから、ガバナは使用回転範囲の狭いもので足り、高価
なガバナが不要になる。さらにガバナは制御する回転速
度範囲が狭いので、PTO出力時の速度範囲付近で高精
度かつ応答性の良いものとすることが可能になるなどの
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のガバナ付近の断面図、第2
図はこの実施例を適用した車輌の側面図、第3図は同じ
く平面図、第4図はその動力装置の斜視図、第5.6図
は第1図におけるv−v線断面図およびVI−Vl線断
面図である。 16・・・エンジン、50・・・ドッグクラッチ、54
・・・機械式ガバナ、60・・・PTO出力軸、62・
・・切換えレバー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 走行用エンジンの出力を、外部機器駆動用のPTO出力
    として取出し可能とし、PTO出力を取出すPTOモー
    ドで前記走行用エンジンの回転速度を機械式ガバナによ
    り略一定に保つようにした作業用車輛において、 PTO出力はPTOモードで接続されたドッグクラッチ
    を介して取り出される一方、このドッグクラッチの接続
    状態で回転する部分に前記機械式ガバナが装着されてい
    ることを特徴とする作業用車輛のガバナ装置。
JP60008309A 1985-01-22 1985-01-22 作業用車輛のガバナ装置 Expired - Fee Related JPH0662069B2 (ja)

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JP60008309A JPH0662069B2 (ja) 1985-01-22 1985-01-22 作業用車輛のガバナ装置

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Publications (2)

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JPS61169335A true JPS61169335A (ja) 1986-07-31
JPH0662069B2 JPH0662069B2 (ja) 1994-08-17

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0419636U (ja) * 1990-06-08 1992-02-19

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58188325U (ja) * 1982-06-11 1983-12-14 三菱自動車工業株式会社 動力取出機の破損防止装置

Patent Citations (1)

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JPH0419636U (ja) * 1990-06-08 1992-02-19

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