JPS6116927A - ポリジオルガノシロキサン水性ラテツクスの製造方法 - Google Patents

ポリジオルガノシロキサン水性ラテツクスの製造方法

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JPS6116927A
JPS6116927A JP60138857A JP13885785A JPS6116927A JP S6116927 A JPS6116927 A JP S6116927A JP 60138857 A JP60138857 A JP 60138857A JP 13885785 A JP13885785 A JP 13885785A JP S6116927 A JPS6116927 A JP S6116927A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は補強されたニジストマーを生成する交叉結合し
たポリジオルガノシロキサンの水性エマルションの製造
方法に関する。
表面活性スルホン敵触媒を使用することによってシロキ
サン及びジルカルパン(5ilcarbanes )を
エマルジョンで重合する方法は1966年12月27日
発行米国特許第3,294,725号においてフィンド
レイ(FindlaY )及びウエイエンペルグ(We
yenberg )により開示されている。この方法は
単位式Rn5104−n/2  のオルガノシロキサン
及び一般式HO(R)2SiQSi(R)20Hを有す
るジルカルパンから選択される少くとも一員を水性媒質
中で、分散状態で、厘合用−次触媒として式R’ C,
H,5o3Hの化合物の存在下、分子の集合における所
望の増加が得られるまで■合及び共重合することからな
る。これらのエマルジョンは非常な安定性及び極めて微
細な粒子寸法を%徴とすると述べられている。造られた
生成物は高分子量の流体もしくは固体であった。出発シ
ロキサンカ式 %式% を有する特別な具体例において、中和後、生成物は)l
a/I/化しないように見えるがしかしエマルジョンか
ら取出されると交叉結合ゴムにゲル化するポリシロキサ
ンであることが述べられている。エマルジョンの凝固か
ら生ずるイムの強度が更に向上されるように充填材をエ
マルジョン添加することができる。
アクソン(Axon )は1967年12月26日発行
の米国狩許第6.560.491号において一般弐R’
08O20Hの有機スルフェートを使用するエマルジョ
ン状態でシロキサン及びジルカルパンを重合する方法を
開示している。彼の方法は式R11b i O4−n/
2  のオルガノシロキサン及び一般式HO(R)2S
iQSi(R)20Hを有するジルカルパンからなる群
の少くとも一員を、水性媒質中で分散状態で弐R’ 0
8020Hの化合物の存在下分子の集合における所望の
増加が得られるまで重合及び共重合することからなる。
このエマルジョンは離型剤用及び被覆組成物用に適する
と述べられている。アルキルアルコキシシロキシ末端ブ
ロックのジオルガノシロキサンから造られた彼の具体例
は、ゲル化されるよう−に見えないがしかしエマルジョ
ンから取出されると交叉結合したゴムにゲル化するポリ
シロキサンに重合すると述べられている。充填材はエマ
ルジョンの凝固から得られるイムの強度な改この強化エ
マルジョン糸はレリーズコーティング用の強靭なゴム状
シロキサンフィルムの板覆ヲ得るすぐれた方法を提供す
る。
オルガノシロキサンのエマルジョン’M 合7j 法は
1972年10月10日発行の米国脣肝第3.697.
469号においてイコマ(Ikoma )により開示さ
れている。彼の方法は塩タイプのアニオン性表向活性剤
を含有する水中に、単位式R&sio、−a/2  を
刹するオルガノシロキサンを乳化し、次いでこのエマル
ジョンを岐型カチオン交換樹脂と接触させる。このイオ
ン交換は塩タイプの表面活性剤を酸型に変換し、それに
よりエマルジョンを4より低いβ値を有する酸媒質にす
ることによってオルガノシロキサンの重合を開始させる
この方法はオルガノシクロシロキサン、ポリシロキサン
流体、オルガノシクロシロキサンとアルキルアルコキシ
シランとの混合物、オルガノシクロシロキサンとポリシ
ロキサン流体との混合物、及びアルキルアルコキシシラ
ンを重合して増大した粘度ポリシロキサンのエマルジョ
ンを与えることが示されている。このエマルジョンは剥
離性、載物用潤滑剤及び織物用撥水性を与える仮積とし
て有用である。オルガノシクロシロキサンとアルキルト
リアルコキシシランとを一緒して重合し、次いでこの重
合したエマルジョンを微細シリカ粒子の10%ゾル及び
ジプチル錫ジオクトエートエマルジョンと混合する例は
乾燥時イムであるシートを与えた。
導電性のシリコーンエマルジョンの製法はヒユーブナ−
(Huebnsr )及びメドウ(Med、aaugh
 )により、1972年12月19日発行の米国特許第
6,706.695号に開示されている。この方法は表
面活性スルホン酸な水に溶解し、シロキサン流体中に混
合し、次いでこの混合物を均質化して安定な分散液を与
える。この分散液を少くとも1時間加熱してシロキサン
を重合させ、次いでノニオン性乳化剤を添加し、次いで
酸を中和して6.5−9のPHを与える。微細に分割し
たカービンブラック、カルボン酸の金属塩及び式R81
(OR’ )3のシランが次いでエマルジョン中に混合
される。このエマルジョンを基体に塗布、乾燥すると、
熱安定性導電性シリコーンゴムが造られる。満足な硬化
は混合後約2週間の期間で得られる。硬化性は追加の触
媒、アルコキシシラン又は両方を硝〃口することにより
回復させることができる。
本発明は交叉結合ポリジオルガノシロキサンの水性ラテ
ックスの製造方法に関する。この水性ラテックスはヒド
ロキシル末端ブロックポリジオルガノシロキサン:式R
”aSi(OR3)4.a(式中、R1は12炭素原子
までを有する1 1ithの炭化水累基であり R3は
1〜6(1及び6を含む)の炭素原子を有するアルキル
基であり、モしてaはO又は1である〕のシラン;式R
IC,H,5o3H(式中 R1は少くとも6炭素原子
の1価の脂肪族炭化水素基である)、式R108020
H又は式 (式中R4はH又はR2である)の表面活性アニオン性
触媒;及び水の混合物を均質化することにより迫られる
。このエマルジョンは約15〜60℃の温度で少くとも
5時間、5より小さい−で交叉結合夏合体エマルジョン
が形成されるまで反応させ、次いで十分なアルカリをエ
マルジョンに添加して7より大きい−を与える。この交
叉結合電合体エマルジョンはコロイド状シリカゾル又は
シルセスキオキサン約1重量部より多くエマルジョンに
添加することにより補強される。この生成物はラテック
スである。エマルジョンから水を除去すると強化ニジス
トマーを生ずる。
本発明の方法は製造後直ちに、強化交叉結合シリコーン
ニジストマーを得るために利用できるラテックスを生成
する。このラテックスは水を除去するとニジストマーを
生成し、さらに硬化を必要としない。本方法はその性質
における大きな変化なしに数ケ月間貯蔵できるラテック
スを生成する。
本発明は (ト)1)式 HO(R2SiO)XH 〔式中、各Rはメチル、エチル、プロピル、フェニル、
ビニル、アルリル及び3,3.3−トリルフルオロプロ
ピルからなる群から選択される基であり、モしてXは6
〜100(6及び100を含む)の範囲内の平均値であ
る〕のポリジオルガノシロキサンの100重量部、 11)式 %式%) 〔式中 R1は12個までの炭素原子を有する1価の炭
化水素基であり R3は1〜6(1及び6を含む)個の
炭素原子を有するアルキル基であり、そしてaは0又は
1である〕のシラン、このシランの部分的加水分解物(
この場合この部分的加水分解物はポリジオルガノシロキ
サン(1)に可溶性である)、及びシランと部分的加水
分解物との混合物からなる群から選択されるアルコキシ
ケイ累化合物の0.5〜15重量部、 111)ポリジオルガノシロキサンのにg当り表面活性
アニオン性触媒の20〜100ミリモル(ここに、この
触媒は式R”C6H,So、5H(式中、R2は少くと
も6炭素原子の1i11tlの炭化水素基である)の化
合物、式R”08020H(式中、R2は上記の定義の
とおりである)の化合物、式(式中、Rには上記の定義
のとおりであり、モしてR4は水嵩又はR″′である)
の化合物、及びこれらの混合物からなる群から選択され
る〕 lv)水 かう本質的になる混合物を混合後直ちに均質化して水中
油型エマルジョンを造り、 (B)  次いで囚において造られたエマルジョンを交
叉結合重合体エマルジョンが形成するまで、15〜60
℃の温度で、少くとも5時間5より小さい−で維持し、 (C)  次いで十分なアルカリを混合して、幹)の生
成物の−を7よりも大きく上げ、 (I>)  次いで1重賞部よりも大きいコロイド状シ
リカ又はコロイド状シルセスキオキサンを混合して、水
を除去すれば箆温でエラストマーを生成するラテックス
を造ること から本質的になる交叉結合したポリジオルガノシロキサ
ンの水性ラテックスの製造方法に関する。
本発明の方法はコロイド状シリカと一緒にした交叉結合
ポリジオルガノシロキサンを含有シ、水を蒸発させれば
有用なエラストマーを生成するラテックスを生成する。
シリカの存在がないと、ラテックスは比較的弱く、連続
的な交叉結合したフィルムを生成する。本明!111曹
中で用いられるように、ニジストマーは交叉結合した重
合体粒子と、有用な引張強度を有する材料としての補強
用コロイド状シリカ又はシルセスキオキサンとを含み、
張力下伸長しかつ急速に収縮してその原寸を回復する材
料である。
本発明のラテックスは金属触媒を含有しない、何故なら
ば交叉結合した重合体がそのような触媒なしにエマルジ
ョン中に急速に形成するからである。金属触媒が必要で
はないので、ラテックスの貯蔵中に1合体の交叉結合を
引続き惹起したり、また貯蔵時間の変更後ニジストマー
の物理性の変化を惹起する触媒についての問題が存在し
ない。
金属触媒がないので、得られるニジストマーの熱安定性
は錫化合物のような活性触媒を金石する生成物よりもす
ぐれることが期待される。金属触媒の存在がないので、
本発明の方法によって造られた工・ラストマーは低毒性
を有することが期待される。
本発明の方法に使用されるヒドロキシル末端ブロックの
ポリジオルガノシロキサン(1)は当業界に周知の−も
のである。このヒドロキシル末端ブロックのポリジオル
ガノシロキサンはヒドロキシル基で末端ブロックされた
任意のポリジオルガノシロキサンであつ【よく、そして
式 HO(R2SiO)xH (式中、谷R&Xメチル、エチル、プロピル、フェニル
、ビニル、アルリル及び3,3.3−)リフルオロプロ
ピルからなる群から選択される基である)ならびに基の
少くとも50%がメチル基である場合のそれらの混合物
によって表わされ得る。
このポリジオルガノシロキサンは反復するジオルガノシ
ロキサン単位の同一種類を鳴する単一型重合体であるこ
とができ、あるいはジメチルシロキサン単位トメチルフ
ェニルシロキサン単位との組合せのような反復するジオ
ルガノシロキサン単位の二種又はそれ以上の組合せであ
ってもよい。ポリジオルガノシロキサンはまたポリジオ
ルガノシロキサンの2種又はそれ以上の混合であっても
よい。ポリジオルガノシロキサンはXが6〜100(6
及び100を含む)の範囲内の平均値のものである。好
ましいポリジオルガノシロキサンはポリジオルガノシロ
キサンの粘度が25°Cで少くとも0.05 Pa′s
 (xは約25)であるのにXが少くとも十分大きいも
のである。好ましいポリジ第ルガノシロキサンは25℃
で約[1,05Pa’s〜Q、l 5 Pa’sの粘度
を有するポリジメチルシロキサンであって、かかる物質
についてXの値は約25〜80である。
本発明の方法に使用されるアルコキシケイ素化合物(2
)は式 %式%) 〔式中、R1は12炭素原子までをMする1価の炭化水
素基であり R3は1〜6(1及び6を含む)炭素原子
を有するアルキル基であり、そしてaは0又は1である
〕のシラン、シランの部分的加水分解物(この部分的加
水分解物がポリジオルガノシロキサン(1)に可溶性で
ある場合)、前記シランと部分的加水分解物との混合物
からなる群から選択される。これらのアルコキシケイ素
化合物は当業界に良く知られており、そして多くのもの
が商業上入手可能である。R1はメチル、エチル、プロ
ピル、イソプロピル、ブチル、ヘキシル、ドデシル、ビ
ニルアルリル、フェニル、トリル及び5.3.3−)リ
フルオロプロピルのような基として例示できる。R3は
メチル、エチル、プロピル及びヘキシルのようなアルキ
ル基である。好ましくはR1及びR5の両方共メチルで
ある。好ましいシランとしてはメチルトリメトキシシラ
ン及びエチルオルソシリケートがあるが、エチルオルソ
シリケートが最も好ましい。好ましいシランの部分的加
水分解物はエチルポリシリケートである。
存在するアルコキシケイ素化合物の量はヒドロキシル末
端ブロックされたポリジオルガノシロキサンの100重
量部に基づいて0.5から15重量部に変り得るが、好
ましい量は1〜5重量部である。使用されるアルコキシ
ケイ素化合物の量はエマルジョン電合体における交叉結
合の程度に影響を及ぼす。交叉結合剤の好適な量は使用
されるヒドロキシル末端ブロックのポリジオルガノシロ
キサン、使用されるアルコキシケイ素化合物、反応のた
めの許容時間、及び表面活性アニオン性触媒のタイプ及
び量により決まる。交叉結合剤の好ましい−jjkは需
要者の物理性条件、特に造られるニジストマーにどの程
度の伸長が望まれるかにより決定される。アルコキシケ
イ素化合物のより高い量はより多くの交叉結合をg起し
、その結果ニジストマーの伸長は低い値に落ちる。
本発明の方法はエマルジョンを形成しかつヒドロキシル
床端ブロックのポリジオルガノシロキサンとアルコキシ
ケイ素化合物との反応の触媒をするために表面活性アニ
オン性触媒を使用する。この表面活性アニオン性触媒は
式R”C6H,803’H(式中 R2は少くとも6炭
素原子の1価の炭化水素基である)の化合物、式R″0
8020H(式中、R2は上記定義のとおりである)の
化合物及び式(式中、R2は上記の定義のとおりであり
、そしてR4はH又はR2である)の化合物からなる群
から選択される。R2は少くとも6炭素原子、そして好
ましくは約18よりは多くない炭素原子を含有する。R
’s′にはヘキシル、オクチル、デシル、ドデシル、セ
チル、ミリシル、ノネニル、ヒチル(phytyl )
及びペンタデカジェニル基がある。最も好ましくはR2
は少くとも10炭素原子を有する。好ましいのはドデシ
ル基である。
本発明に使用される底面活性アニオン性触媒は二重の機
能を遂行する。この触媒はヒドロキシル末端ブロックさ
れたポリジオルガノシロキサンが適当に乳化されて水中
油型エマルジョンを形成するように表向活性剤として作
用しなげればならない。か\るエマルジョンにおいて、
表面活性剤はポリジオルガノシロキサン粒子の表面上に
膚を形成して、それらがコアレッシングしないように保
つ。この粒子の表面上の表面活性剤はまたヒドロキシル
末端ブロックされたポリジオルガノシロキサンとアルコ
キシケイ素化合物との間の反応における触媒としても働
き粒状のポリジオルガノシロキサンを交叉結合させる。
スルホン酸FAは入手可能な市販品である。好ましいス
ルホン酸はドデシルベンゼンスルホンば及びドデシルジ
フェニルオキシドジスルホン酸である。水素ラウリルス
ルフェートは水中にナトリウムラウリルスルフェートを
溶解し、次いで塩化水素を添加して水素ラウリルスルフ
ェートと塩化ナトリウムとを形成することにより得るこ
とができる。別法としてナトリウムラウリルスルフェー
ト溶液をカチオン交換樹脂で処理してナトリウムイオン
なHイオンと交換する。この水素ラウリルスルフェート
はまた、上H己ポリジオルガノシロキサン、アルコキシ
ケイ素化合物及び水をナトリウムラウリルスルフェート
と共に均質化し、次いで均質化により形成されたエマル
ションに塩化水素を添加して、ナトリウムラウリルスル
フエートヲ水素ラウリルスルフェート触媒に変換するこ
とによりその場で造ることもできる。このその場で造る
方法は特許請求の範囲内に入るものと考えられる。
表面油性アニオン性触媒の好適な量はエマルジョンの重
合体粒子の表面を飽aするのに足りるよりも幾分条目で
ある。たとえば、実施例に使用されるやり方では、エマ
ルジョン粒子は約0.227イクロメートルの平均直径
を有するが、これはポリジメチルシロキサンのq当りド
デシルベンゼンスルホン酸の約89ミリモルを必要とす
るであろう。
使用される表面活性アニオン性触媒及び使用音は本発明
の方法に従って形成されるラテックスから造られるニジ
ストマーの物理的性質に影響を及ぼす。ドデシルベンゼ
ンスルホン酸の過剰カミ合体粒子をカバーするのに必要
な量を大きく上廻って使用された場合には、ラテックス
から形成されたエラストマーは引張強度及び初期モジュ
ラスにおける減少と、破断時伸長の増大を示した。ドデ
シルベンゼンスルホン酸の量が必要量の20チに減った
場合に、得られるニジストマーは適当に測定するには余
りにも低すぎる諸性質をMした。ドデシルベンゼンスル
ホン酸を水素ラウリルスルフェートにおきかえた場合に
、得られるニジストマーは5倍の初期モジュラスの増加
及び破断時伸長優における4倍の低下を有した。引張強
度はほぼ同じま\であった。表面活性アニオン性触媒の
量&Xエマルジョン中に存在するポリジオルガノシロキ
サンの′8径に関係があるものと思われるので、触媒の
使用前は粒子の寸法により決まる。不発明において見出
された表面活性アニオン性触媒の好ましい量はエマルシ
ョン中のポリジオルガノシロキサンの粒子が約0.2マ
イクロメートル平均直径であることを考慮して計算され
る。
本発明の交叉結合したポリジオルガノシロキサンのエマ
ルジョンはコロイド状シリカゾル又はシルセスキオキサ
ンの1重量部より多くをヒドロキシ末端ブロックポリジ
オルガノシロキサンの100重量部肖り、エマルジョン
に添加することにより強化される。補強なしではエマル
ジョンから形成されるニジストマーフィルムは弱い。コ
ロイド状シリカゾルは水中コロイド状シリカの市販分散
液である。これらは約4から60ナノメートルまでにわ
たる平均粒径な有する15%から50重量%までの色々
な濃度で入手可能である。このコロイド状シリカゾルは
約8.5〜約10.5の−で及び約3で入手できる。エ
マルジョンを強化するのに用いられるコロイド状シリカ
の量が増大する場合、弾性の初期モジュラスはポリジオ
ルガノシロキサンの100重量部当り10M童部以上の
重については殆ど一定のままである。
得ることのできる引張強度や破断時伸長のような物理性
の範囲は異るコロイド状シリカゾルについてもほぼ同じ
である。一定の性質のために必要とされるコロイド状シ
リカゾルの量は選ばれる性質による。たとえば、約4ナ
ノメートルの平均粒径を有するコロイド状シリカゾルは
引張強度及び伸長の好ましい組合せをポリジオルガノシ
ロキサンの100重量部肖り約11重量部シリカで与え
たが、一方約15ナノメートルの平均粒径を有するコロ
イド状シリカゾルは約60重量部で好ましい性質を与え
た。
好ましいコロイド状シリカゾルは約4ナノメートル乃至
約60ナノメートルの粒径を有する。コロイド状シリカ
ゾルの好ましい量はポリジオルガノシロキサンの100
部当り10〜50重量部である。
エマルジョンはまたコロイド状シルセスキオキサン、た
とえばエマルジョン状態で造られる単位式CH35i0
3/2を有するメチルシルセスキオキサンを以て強化す
ることができる。弐F(’8i03/2  のコロイド
状寸法の粒子を有するこれらのシルセスキオキサンを造
る方法はジョセフ・七カダ・ジュニア(Joseph 
Cekada、 Jr、 )及びドナルド・R,ワイエ
ンベルグ(Donald R,Weyenberg) 
K対し1969年3月18日付発行の米国特許第3,4
35.780に見出される。簡単に言えば、これらシル
セスキオキサンは式 %式%) 〔式中、ν′は1〜7炭素原子を含有する炭化水素又は
置換炭化水系基であり、W′は水素原子、1〜4炭素原
子を含有するアルキル基(即ち、メチル、エチル、イソ
プロピル又はジチル)、又は−CCH3、−CIC3H
5 −CH2CH20H、−CH2CH20CHr5又は−
CH2CH20C2H5である〕を有するシランを、水
−表面活性剤混合物に、攪拌しながら酸性又は塩基性条
件下に添加することにより造られる。表面活性剤は前述
の出願中に明かにされたような性質上アニオン性でも或
はカチオン性のいずれでもよい。シルセスキオキサンの
製造に使用されるシランの量はシラン、水及び表面油性
剤の合計■童に基づいて約10重重−よりも少くあるべ
きである、尤もシラン約65厘重−までが時間肖り1モ
ルより少ないシランの割合で水−表面活性剤混合物に添
加されるならば使用できるけれども。
シルセスキオキサンは本発明において、それが造られた
ままのコロイド状懸濁液の形態で使用できる。共重合体
及びシルセスキオキサン類の配合物はエマルジョン状で
ならびに個々に使用でき、そして式W’ S i O3
/2  k!それらの物質を包含するものとして意図さ
れる。
本発明の方法は上述したような低分子量ヒドロキシル末
端ブロックのポリジオルガノシロキサン流体、アルコキ
シケイ累化合物、及び表面活性アニオン性触媒を水と組
合せ、この混合物を成分組合せ後直ちに均質化して水中
油型のエマルジョン、即ち水中に分散されたポリジオル
ガノシロキサンの粒子のエマルジョンを形成する。アル
コキシケイ累化合物及びヒドロキシル末端ブロックした
ポリジオルガノシロキサン流体が組合され、次いで水に
分散された表面活性アニオン性触媒に添加されることが
好ましい。水の好ましい量はエマルジョンの少くとも2
0重量−で、約40〜80皿前係が最も好ましい。混合
物を均質化することにより造られたこのエマルジョンは
放置しても安定であり、即ちそれはクリーム化したり沈
澱したりしない。このエマルジョンは約225ナノメー
トルの平均粒径な有する粒子を含有する。室温に放置す
る時に成分は反応してポリジオルガノシロキサン流体は
交叉結合になる。重合中、エマルジョンのPHは5以下
である。重合は少くとも5時間の間継続させる。重合は
最初は鎖延長により次いで重合及び交叉結合の組合せに
より進行してより高分子量の交叉結合した重合体を生成
すると考えられる。■合、又はポリジオルガノシロキサ
ンとアルコキシケイ累化合物との反応の程度及び速度は
アルコキシケイ素化合物のタイプと童、及び表面活性ア
ニオン性朋媒のタイプと童のような数種のパラメーター
によって影響される。エチルオルンシリケートをアルコ
キシケイ素化合物として使用する場合の好ましい反応時
間はポリジオルガノシロキサンのkg当りドデシルベン
ゼンスルホンばの96ミリモルが底面活性アニオン性触
媒として使用される場合に約12時間であり、エマルジ
ョンは約225ナノメートルの粒子を有し、またエマル
ジョンはポリジオルガノシロキサンの100重量部当り
コロイド状シリカの20重量部で強化される。諸試験は
100時間及びそれより大きい反応時間の場合に有用な
生成物が造られることを示した。
重合が所望されるまで進行した後に、反応は−を7より
大きく上げるに足る塩基をエマルジョン中に混合される
ことにより停止される。好ましい方法は水酸化ナトリウ
ム又は水酸化アンモニウムの罹釈水溶液を使用する。
コロイド状シリカゾル又はシルセスキオキサンの1重量
部より多くをエマルジョンに添加することによりエマル
ジョンは強化され、ラテックスを生成する。これらの補
強剤は上述に討論された。
ニジストマーはラテックスから水を除去することにより
ラテックスから造ることができる。ラテックスは好まし
くは200重量部り大きい固形分含量を有する。固形分
含量は水を除去するため大気にエマルジョンを平衡に近
づくに十分な時間暴露後に残るエマルジョンの重量%と
定義される;50チ相対温度及び70’Fで7日間が典
型的である。40%より少ない固形分含量のエマルジョ
ンはニジストマーのフィルムを造る場合のように注型フ
ィルムを乾燥する時に亀裂を生じがちである。
1TnIllの湿り厚さのフィルム又は被覆物をキャス
トするためには40〜60%の固形分含量が好ましい。
40%以下の固形分含量は紙又は織物を処理する場合の
ように、被覆又は含浸のために使用できる。水は室温に
おける蒸発により又は加熱により除去することができる
。ラテックスは水を除去する場合に直ちに有用な性質を
有するニジストマーを提供する。硬化されたニジストマ
ーの物理的性vLはニジストマーの乾燥後のニーソング
時にある程度変化することが判明した。
エラストマーフィルムの物理性は中和工程後、表面活性
アニオン性又は非アニオン性界面活性剤の添加により変
性できる。この変性はニジストマーフィルムにおいてよ
り高い伸長を得るのに特に有用であるが、しかし引張強
度の若干の損失もある。
更に追加の鎖成分は本発明の水性ラテックスに添加して
、それらがラテックスの安定性又は水除去時のキュアに
対するニジストマーの能力を阻害しないことを保証する
と評価される限り、ラテックスを乾燥することによって
造られるニジストマーの性質を変更することができる。
典型的な添加物には他の充填剤たとえば粉砕シリカ、顔
料又は染料、熱安定性添加物たとえば酸化鉄がある。
本発明のラテックスは基体上のニジストマーの被覆が望
まれる場合のような用途に有用である。
ニジストマーは水を除去することにより形成され硬化さ
れた又又結合物質を硬化工程必要なしに生成する。被覆
物はたとえば紙のコーティングとして又は構造物のコー
ティングとして使用できる。
このラテックスはまた厚いフィルムやエラストマーの部
品形成のための成形された部品に注型されることができ
る。より商い固形分含量を使用し及び(又は)充填剤を
増加することによって、エマルジョンは濃稠化されてコ
ーキング材料として有用な水性物質を造ることができる
。エマルジョンはまたカーボンブラック、グラファイト
又はグラファイト繊維と組合せて導電性の硬化したフィ
ルムを生成することができる。
以下の実施例は本発明を例示説明の目的に提示されるも
のであって、特許請求の範囲に適切に記述されている本
発明の範囲を制限するものと解釈されるべきではない。
部はすべて重量部である。
実施例1 ドデシルベンゼンスルホン[(表面1’lアニオン性触
媒) 19.5 gを蒸留水850g中に溶解すること
により第1の混合物を調製したが、それはポリジメチル
シロキサンq当り70.577Lモル(ミリモル)の触
媒を与えた。25°Cで約0−09 Pa’sの粘度な
Mするヒドロキシル末端ブロックしたポリジメチルシロ
キサン流体850gをエチルオルソシリケート25.5
 gと混合することにより第2の混合物を調製した。次
いでこの二つの混合物を直ちに一緒にし、混合し、そし
て均質性混合物を維持するために攪拌しながら、56.
7 MPaの圧力で2回実験室用ホモジナイザーを通過
させた。得られた混合物は21°Cで72時間放置して
おいた。
次いで水中水酸化す) IJウムの6%溶液を添加する
ことによりそれを7.5の−に調整した。このエマルジ
ョンは水力学的クロマトグラフィ一方法によって測定さ
れた約0.2ミクロメートルの平均粒径を有する交叉結
合した重合体の粒子を含有していた。
次いで約50重7%の固形分含量を有する上記エマルジ
ョンの25gを、約60京量係の固形分tiを有するコ
ロイド状シリカゾルの7.7yと混合したか、P)]1
0で、コロイド状シリカ粒子は平均粒径約8ナノメート
ルを有しラテックスを与えた。これはポリジメチルシロ
キサン流体の100厘量部尚リコロイド状シリカ約18
部であると計算される。このラテックスは約45重量係
の固体と約55重量饅の水を含有していた。ニジストマ
ーはこのラテックスを容器中に注入し21℃で乾燥させ
ることにより形成された。この強靭な準半透明なニジス
トマーのフィルムは2.17 MPaの引張強度及び6
29%の破断時伸長を有していた。
実施例2 その他の点では同様な組成物における異る底面活性アニ
オン性触媒によって惹起される差異を発見するためにラ
テックス(複数)を調製した。
ドデシルベンゼンスルホン酸触媒15g、水500g、
実施例1のヒドロキシル末端ブロックのポリジメチルシ
ロキサン流体500g及びメチルトリメトキシシラン1
0gの混合物を調製したが、この混合物は均質性を維持
するため攪拌され、かつ56.7 MPaの圧力でホモ
ジナイザーを2回通すことにより均質化された。エマル
ジョンは22℃で4日間重合させ、次いで水酸化す) 
IJウムの6%溶液で中和した。重合中、ポリジメチル
シロキサンのkg当り存在する触媒約89.6ミリモル
があった。
第2の混合物は上記の量を使用して造られたが、エマル
ション形成のため界面活性剤としてナトリウムラウリル
スルフェートを使用した。均質化後直チにエマルジョン
の600gを5N塩[3gと混合した。塩酸はナトリウ
ムラウリルスルフェートと反応して触媒として水素ラウ
リルスルフェートと塩化す) IJウムとを与えた。重
合及び交叉結合のための22°Cで4日後、エマルジョ
ンを上述と同様にして中和した。
上記エマルジョンの各々の501部分を実施例1のコロ
イド状シリカ15.311と混合してラテックスを与え
た。このラテックスは約46.2重量係の固形分含量を
有した。フィルムを注型し、空気乾燥してエラストマー
を与えた。乾燥したニジストマーのフィルムを試験して
次の結果を得た。
触 媒      引張強度    伸 長(メガパス
カル)   (%) ドデシルベンゼンスル     1.34     3
99ホン眩 実施例3 異種のアルコキシケイ素化合物を使用して一連のエマル
ジョンを14製し1こ。
各試料は実施例1のヒドロキシル末端ブロックされたポ
リジメチルシロキサン流体100部を第1表に示された
アルコキシケイ素化合物0.15モルと配合することに
より調製した。この混合物は直ちに、蒸留水100部中
ドデシルベンゼンスルホン威6部の溶液と一緒にされた
。この得られた混合物を直ちに均質化させて平均約22
5ナノメートルの直径の粒子を有するエマルジョンを形
成した。このエマルジョンを21°Cで第1表に示され
た時間頁合させたが、その時点で試料を取出し、そして
水中水酸化ナトリウム6重量饅の溶液を以て約9の−に
調整した。次いで試料は、実施例1に記載されたように
、重合体100部当りコロイド状シリカ20部を与える
に十分なコロイド状シリカゾルと一緒にしてラテックス
を与えた。このラテックスは約47.5電童チの固形分
含量を有したO ラテックスの試料は次いで注型してフィルムとされ21
°Cで1週間乾燥させた。このフィルムは次いで物理的
諸性質について試験をして第1表に示す結果を得た。
この試験結果はアルコキシケイ素化合物分子上の置換基
の大きさが減少するにつれて引張強度が増大することを
示す。慎械的諸性質の発達のため必要な時間は重合に使
用されるアルコキシケイ素化合物によっても影響される
ことは、一般に大きな置換基を以て造られたラテックス
は、それらがエラストマーのフィルムを与えるよう硬化
するであろうまでに長時間重合しなければならなかった
事実によって示される如くである。
実施例4 この実験はエマルジョン粒子における交叉結合の程度に
対する反応時間の影響及び異るエマルジョンから造られ
たエラストマー類の物理的諸性質についての影響を決定
するTこめに行われた。
実施例1のヒドロキシル末端ブロックのポリジメチルシ
ロキサンの100部を、ポリジメチルシロキサン流体の
匈当りメチルトリメトキシシランの0.15モル(10
0重量部流体当り2重量部メチルトリメトキシシラン)
と十分に混合することによりエマルジョンを調製した。
この混合物を次いで蒸留水中ドデシルベンゼンスルホン
酸6重量−の溶液の100部に添加した。この全混合物
を短時間しかし激しく攪拌してから55.7 MPaで
災験室用ホモジナイデー中で均質化した。このエマルジ
ョンを再均質化し、次いで第■表に示された時間21°
Cで重合させた。
第■表に示された反応時間の各々の後で、エマルジョン
の一部分を取出し、反応を停止させるため、蒸留水中水
酸化ナトリウムの6重量−の溶液を添加することにより
9.6の−に調整した。
次いでエマルジョン中の重合体の交叉結合の程度は、四
つの異る濃度でオルガノゾルの流動時間(flow t
imθ)を測定し、次いでこの流動時間から相対粘度を
計算し、そして一度で除した相対粘度の対数対磯度をプ
ロットしゼロ濃度における固有粘度を決定することによ
り、重合体からオルガノゾルの固有粘度を測定すること
により判断した。
使用されたやり方はシャショウア(5hashoua 
) 及びピーマン(Beaman )著「理想化した重
合体分子におけるミクロデルj (’Microgel
 in IdealizedPolymer Mo1e
cules ”) [ジャーナル・オシ畢ポリマー・サ
イエンス第66巻(1958年)第101頁参照〕によ
り開示されkものと同様である。
オルガノゾルは無水硫酸ナトリウム34gとへブタン8
6COとの混合物に各エマルジョン4.81を添加する
ことにより調製した。この混合物を5分間攪拌し、次い
で10分間靜置きせて塩を沈降させた。このオルガノゾ
ルを頭部し、さらに6日間静置させ、次いで再び頭部し
て透明なオルガノゾルを生成させた。
1ooco当り重合体の1.46 、!i’の一度を有
するオルガノゾルは10000当り0.726g、0.
482g及び0.361 gの各濃度に稀釈し、/?!
rm液の流動時間をオスワルドーフェンスケ(Oswa
ld−Fenske )粘度計で測定した。相対粘度は
相対粘度かへブタン流動時間により除した創建流動時間
に等しい場合に計算された。濃度で除した相対粘度の対
数を計算し、次いでこれらの値対一度のプロットを描き
、そしてゼロの一度における固有粘度がこのプロットか
ら決定された。これらの値は第■表に示される。初期の
反応の間、即ちほぼ6時間までの間、反応はオルガノゾ
ル中の重合体粘度が上昇しつつあるので主として鎖長延
長の反応であると思われる。この期間後、交叉結合は、
反応時間の増加につれてオルガノゾルの減少する粘度に
よって示されるように、優勢となる。重合体の交叉結合
密度が増加するので、電合体粒子はそれらがヘゾタンゾ
ルに転移される特種は膨潤せず、その結果オルガノゾル
の粘度が低くなる。
各反応時間においてエマルジョンの諸部分ハまたラテッ
クスに造られて、物理的諸性質について試験された。エ
マルジョンの50gに実施例1のコロイド状シリカゾル
の15.33.9を加えて、重合体の100部当リンす
カ20部及び約46.8JIi量慢の固形分含意を有す
るラテックスを得た。このラテックスを十分に攪拌して
から、直ちに直径9cmのポリスチレンのペトリ皿中に
注入して乾燥させた。約24時間乾燥して水を除去後、
フィルムはニジストマー状となった。1ケ月間このフィ
ルムを大気と平衡にならしめた後に、ニジストマーは第
■表に示された引張強度及び破萌時伸長を有した。より
長い反応時間により造られたより交叉結合した電合体類
はより高い引張強度及び破断時伸量を有した。666時
間の反応時間は破断時の伸長をより短かい反応時間の場
付よりもより低くさせるのに十分な交叉結合を許すのに
十分に長いように思われる。
第1表 アルコキシ    薄合時間  引張強度  埋」(ケ
イ系 化合物    (時間)    (Ml”a、)
   (矛)96      0.64  151 Pr=プロピル      EP8−エチルポリシリケ
ート簀測走するには弱過ぎるフィルム 第■表 2       0.891        u   
   。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)交叉結合したポリジオルガノシロキサンの水性ラ
    テックスの製造方法において、引続いて、(A) I )
    式 HO(R_2SiO)_xH 〔式中、各Rはメチル、エチル、プロピル、フェニル、
    ビニル、アルリル及び3,3,3−トリルフルオロプロ
    ピルからなる群から選択される基であり、そしてxは3
    〜100 (3及び100を含む)の範囲内の平均値である〕のポ
    リジオルガノシロキサンの100重量部、 1)式 R^1_aSi(OR^3)_4_−_a 〔式中、R^1は12個までの炭素原子を有する1価の
    炭化水素基であり、R^3は1〜6(1及び6を含む)
    個の炭素原子を有するアルキル基であり、そしてaは0
    又は1である〕のシラン、このシランの部分的加水分解
    物 (この場合この部分的加水分解物はポリジオルガノシロ
    キサン(1)に可溶性である)、及びシランと部分的加
    水分解物との混合物からなる群から選択されるアルコキ
    シケイ素化合物の0.5〜15重量部、 (ii)ポリジオルガノシロキサンのkg当り表面活性
    アニオン性触媒の20〜100ミリモル〔ここに、この
    触媒は式R^2C_6H_4SO_3H(式中、R^2
    は少くとも6炭素原子の1価の炭化水素基である)の化
    合物、式R^2OSO_2OH(式中、R^2は上記の
    定義のとおりである)の化合物、式▲数式、化学式、表
    等があります▼ (式中、R^2は上記の定義のとおりであり、そしてR
    ^4は水素又はR^2である)の化合物、及びこれらの
    混合物からなる群から選択される〕 iv)水 から本質的になる−合物を混合後直ちに均質化して水中
    油型エマルジョンを造り、 (B)次いで(A)において造られたエマルジョンを交
    叉結合重合体エマルジョンが形成するまで、15〜60
    ℃の温度で、少くとも5時間、5より小さいpHで維持
    し、 (C)次いで十分なアルカリを混合して、(B)の生成
    物のpHを7よりも大きく上げ、 (D)次いで1重量部よりも大きいコロイド状シリカ又
    はコロイド状シルセスキオキサンを混合して、水を除去
    すれば室温でエラストマーを生成するラテックスを造る
    ことを特徴とする方法。
  2. (2)アルコキシケイ素化合物が1〜5重量部の量で存
    在し、かつエチルオルソシリケート、エチルポリシリケ
    ート、メチルトリメトキシシラン及びフェニルトリメト
    キシシランからなる群から選択される上記第1項の方法
  3. (3)触媒がドデシルベンゼンスルホン酸である上記第
    1項の方法。
  4. (4)触媒が水素ラウリルスルフェートである上記第1
    項の方法。
  5. (5)触媒がドデシルフェニルオキシドスルホン酸であ
    る上記第1項の方法。
  6. (6)(D)が水性ゾルから誘導され、そして約4ナノ
    メートル乃至60ナノメートルの粒子寸法を有するコロ
    イド状シリカの10〜50重量部である上記第1項の方
    法。
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