JPS61168809A - 可とうシ−ルドテ−プ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の背景と目的］ 本発明は可とうシールドテープに関するものである。

最近ディジタル機器のノイズ対策が問題となっている。

そのためディジタル機器等に使用される電線ケーブル、
コネクタおよびこれらの組立品にはシールドが多く使用
されている。７−ルドの手段として従来から広く用いら
れているのは被遮蔽物ｔ−金属テープなどのシールドテ
ープで包み込むことである。

この代表的なシールドテープは銅、アルミなどの金属テ
ープ、またはこれらの金属テープとポリエステルなどの
フィルムとのラミネートテープである。これらは隙間な
く完全密閉状に巻くことにより優れたシールド効果が期
待できるが、可動部分でのシールドに使用した場合には
硬くて動き難くなるばかりでなく、繰返し使用するとシ
ールドテープに亀裂が発生し、テープ切れを生ずる等問
題があった。゛ これに代る可とうシールドテープ材とし、て金属線を網
状に配織し、お互の金属線の接触部分がルーズで動ける
ような粗細テープにしたものが実用化されている。しか
しこの粗細テープは網目密度が大きく、シールド効果（
特に高周波）には問題があった。更にシールド効果をあ
げるためこの粗細テープを重ね巻すると、テープの巻厚
さが大きくなり、シールド部分の寸法が大きくなって小
形化、省スペース化の障害となる場合があった。またこ
の粗細テープを被シールド物の寸法゛に応じた幅、サイ
ズに切断使用する際に端部がほつれてひっかかりを生じ
たりして、巻付作業がやり難くなる場合があつ入。

本発明は以上の点に鑑みなされたものであり、可とう性
にすぐれ、シールド効果の向上を可能とした可とうシー
ルドテープを提供することを目的とするものである。

［発明の概要］ すなわち本発明は糸状介在物上に金属箔を横巻した金属
箔横巻導体が、網状または布状に配織されたものである
ことを第１の特徴とし、糸状介在物上に金属箔を横巻き
した金属箔横巻導体が網状または布状に配織されると共
に、この配織された配縁テープが圧縮偏平化されたもの
であることを第２の特徴とし、糸状介在物上に金属箔を
横巻した金属箔横巻導体が網状まだは布状に配織され、
かつ圧縮偏平化されると共に、この圧縮偏平化された圧
縮テープの少なくとも片面に薄葉テープが接着・積層さ
れたものであることを第３の特徴とするものであり、こ
れに□よって可とうシールドテープは、糸状介在物上に
金属箔を横巻した金属箔横巻導体が網状または布状に配
織して形成されるようになる。

［実施例］ 以下、図示した実施例に基づいて本発明を説明する。第
１図および第２図には本発明の一実施例が示されている
。本実施例では糸状介在物である介在糸１上に金属箔２
を横巻した金属箔横巻導体３を、網状に配織した。この
ようにすることにより町とうシールドテープは、介在糸
１上に金属箔を横巻に巻回した金属箔横巻導体３が網状
に配織して形成されるようになって、可とう性およびシ
ールド効果が向上するようになり、可とう性にすぐれ、
シールド効果の向上を可能とした可とうシールドテープ
を得ることができる。

すなわち金属箔横巻導体３は通常の金属単線または金属
撚線よりも可とう性および可屈曲性がすぐれている。こ
のように可とう性および可屈曲性がすぐれている金属箔
横巻導体３を配織し、だので、密に配織しても可とう性
、耐屈曲性を損ねることがなく、シールド効果をあげる
ことができる。

なお本実施例では金属箔横巻導体３を網状に配織したが
、布状に配織してもよい。

また□本実施例では金属箔２に銅箔を使用したが、銅箔
は導電率、耐腐食性などの点で望ましいが、特に半田処
理などの際の表面酸化を防止する場合には錫めっきする
ようにしてもよい。

なおまた本実施例では金属箔２を１枚で螺旋状に介在糸
１上に巻き付けたが、金属箔２を２枚とし、１枚を銅な
どの導体箔とし、他の１枚を鉄、ニッケルなどの磁性体
箔として電磁シールド効果を向上させるようにしてもよ
い。

第３図には本発明の他の実施例が示されている。

本実施例では介在糸上に金属箔を横巻した金属箔横巻導
体３を網状または布状に配織し、この配織した配縁テー
プ４を圧縮成形ロール５で圧縮偏平化した。このように
することにより可とうシールドテープは配縁テープ４を
圧縮偏平化した圧縮配縁テープ６で形成されるようにな
って、重ね巻しても巻厚の増加が減少されるようになり
、巻厚の増加が減少できる。

なお配縁テープ４を圧縮偏平化するには圧縮成形ロール
５間を通過させるだけでよいので、簡単に圧縮偏平化で
きる。

第４図には本発明の更に他の実施例が示されている。本
実施例は圧縮偏平化された圧縮配縁テープ６の片面に粘
着テープ７を接着・積層し、た。このようにすることに
よりこの片面ラミネート配織テープは使用に必要な幅に
切断する際に、端部のほつれが少なく、巻付作業を極め
て容易にすることができる。

なお圧縮配線テープ６０片面に粘着テープ７を接着・積
層するには、圧縮配縁テープ６と粘着テープ７例えば片
面粘着層付プラスチックテープとを重ねて圧縮成形ロー
ル間を通過させればよい。

なおまた本実施例では圧縮配縁テープ６の片側にプラス
チックの粘着テープ７を設けたが、布、紙、表面金属化
テープ等による粘着テープを設けるようにしてもよい。

［発明の効果］ 上述のように本発明は可とう性、シールド効果が向上す
るようになって、可とう性にすぐれ、シールド効果の向
上を可能とした可とうシールドテープを得ることができ
る、

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の可とうシールドテープの一実施例の金
属箔横巻導体の配線状態を示す斜視図、第２図は第１図
の金属箔横巻導体の斜視図、第３図は本発明の可とうシ
ールドテープの他の実施例の配縁テープの圧縮偏平化時
の状態を示す斜視図、第４図は本発明の可とう７−ルド
テープの更に他の実施例の圧縮配縁テープの片面に粘着
テープを接着・積層した片面ラミネート配織テープの正
面図である。 １・・・・・・介在糸（糸状介在物）、２・・・・・・
金属箔。 ３・・・・・・金属箔横巻導体、４・・・・・・配縁テ
ープ、５・・・・・・圧縮成形ロール、６・・・・・・
圧縮配縁テープ、７・・・・・・粘着テープ。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）糸状介在物上に金属箔を横巻した金属箔横巻導体
   が、網状または布状に配織されたものであることを特徴
   とする可とうシールドテープ。
2. （２）糸状介在物上に金属箔を横巻した金属箔横巻導体
   が網状または布状に配織されると共に、この配織された
   配織テープが圧縮偏平化されたものであることを特徴と
   する可とうシールドテープ。
3. （３）糸状介在物上に金属箔を横巻した金属箔横巻導体
   が網状または布状に配織され、かつ圧縮偏平化されると
   共に、この圧縮偏平化された圧縮配織テープの少なくと
   も片面に薄葉テープが接着・積層されたものであること
   を特徴とする可とうシールドテープ。
4. （４）前記薄葉テープが、プラスチック、布、紙および
   表面金属化テープのいずれかひとつである特許請求の範
   囲第３項記載の可とうシールドテープ。