JPS61166727A - 4輪駆動車の駆動輪切換制御装置 - Google Patents
4輪駆動車の駆動輪切換制御装置Info
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- JPS61166727A JPS61166727A JP535985A JP535985A JPS61166727A JP S61166727 A JPS61166727 A JP S61166727A JP 535985 A JP535985 A JP 535985A JP 535985 A JP535985 A JP 535985A JP S61166727 A JPS61166727 A JP S61166727A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は前輪と後輪との間を外部から入力する信号に
応じて断接するクラッチ手段を備えた4輪駆動車の駆動
輪切換制御装置に係り、特に、走行中にパーキングブレ
ーキが操作された時、スピンターンを可能にするため前
輪または後輪の一方のみを駆動して走行する2輪駆動状
態へ移行させる駆動輪切換制御装置に関する。
応じて断接するクラッチ手段を備えた4輪駆動車の駆動
輪切換制御装置に係り、特に、走行中にパーキングブレ
ーキが操作された時、スピンターンを可能にするため前
輪または後輪の一方のみを駆動して走行する2輪駆動状
態へ移行させる駆動輪切換制御装置に関する。
(従来の技術)
従来の4輪駆動車の駆動輪切換制御装置としては、例え
ば、ニラサン サービス同報第424号(昭和55年6
月 日産自動車株式会社発行)の第−頁から第71頁に
記載されたようなものが知られている。この駆動輪切換
制御装置は、運転者がコントロールレバーを操作してト
ランスファを駆動し、後輪のみを駆動して走行する2輪
駆動走行(2H)と前輪および後輪の双方を駆動して走
行する4輪駆動走行(4H14L)との切換を行う。
ば、ニラサン サービス同報第424号(昭和55年6
月 日産自動車株式会社発行)の第−頁から第71頁に
記載されたようなものが知られている。この駆動輪切換
制御装置は、運転者がコントロールレバーを操作してト
ランスファを駆動し、後輪のみを駆動して走行する2輪
駆動走行(2H)と前輪および後輪の双方を駆動して走
行する4輪駆動走行(4H14L)との切換を行う。
(この発明が解決しようとする問題点)しかしながら、
このような従来の4輪駆動車の駆動輪切換制御装置にあ
っては、運転者がシフトレバ−を操作しなければ2輪駆
動走行と4輪駆動走行との切換ができない。このため、
車両の走行中に運転者がパーキングブレーキを作動させ
て、スピンターンと称せられる車両を重心廻りに回転さ
せる緊急的な旋回を行う場合、運転者はまずシフトレバ
−を操作して2輪駆動走行へ移行させなければならず、
その操作が煩雑となり実際上スピンターンを行うことが
できないという問題点があった。
このような従来の4輪駆動車の駆動輪切換制御装置にあ
っては、運転者がシフトレバ−を操作しなければ2輪駆
動走行と4輪駆動走行との切換ができない。このため、
車両の走行中に運転者がパーキングブレーキを作動させ
て、スピンターンと称せられる車両を重心廻りに回転さ
せる緊急的な旋回を行う場合、運転者はまずシフトレバ
−を操作して2輪駆動走行へ移行させなければならず、
その操作が煩雑となり実際上スピンターンを行うことが
できないという問題点があった。
(問題点を解決するための手段)
上記問題点を解決するため、この発明にかかる4輪駆動
車の駆動輪切換制御装置は、第1図に示すように、前輪
11へ機関動力を伝達する前輪推進軸11aと、後輪1
2へ機関動力を伝達する後輪推進軸12aと、前記前輪
推進軸11aと前記後輪推進軸12aとを入力する駆動
信号に応じて断接するクラッチ手段13と、を備えた4
輪駆動車において、車速を検出する車速検知手段14と
、トランスファの切換位置を検出するトランスファ位置
検知手段17と、パーキングブレーキの作動を検出する
パーキングブレーキ作動検知手段15と、前記車速検知
手段14とパーキングブレーキ作動検知手段15および
トランスファ位置検知手段17の出力信号に基づき前記
クラッチ手段13へ駆動信号を出力して該クラッチ手段
13を制御し、トランスファ位置が4輪駆動走行位置で
あり車速が所定車速以上でパーキングブレーキが作動状
態にある時前記前輪推進軸11aと前記後輪推進軸12
aとを切離する制御手段16と、を設けたものである。
車の駆動輪切換制御装置は、第1図に示すように、前輪
11へ機関動力を伝達する前輪推進軸11aと、後輪1
2へ機関動力を伝達する後輪推進軸12aと、前記前輪
推進軸11aと前記後輪推進軸12aとを入力する駆動
信号に応じて断接するクラッチ手段13と、を備えた4
輪駆動車において、車速を検出する車速検知手段14と
、トランスファの切換位置を検出するトランスファ位置
検知手段17と、パーキングブレーキの作動を検出する
パーキングブレーキ作動検知手段15と、前記車速検知
手段14とパーキングブレーキ作動検知手段15および
トランスファ位置検知手段17の出力信号に基づき前記
クラッチ手段13へ駆動信号を出力して該クラッチ手段
13を制御し、トランスファ位置が4輪駆動走行位置で
あり車速が所定車速以上でパーキングブレーキが作動状
態にある時前記前輪推進軸11aと前記後輪推進軸12
aとを切離する制御手段16と、を設けたものである。
(作用)
この4輪駆動車の駆動輪制御装置によれば、車速か所定
車速以上の時すなわち車両の走行中に、運転者がパーキ
ングブレーキを操作して作動させると、クラッチ手段1
3が前輪推進軸11aと後輪推進軸12aとの間を切離
して車両が2輪駆動走行へ移行するため、スピンターン
を行うことができるようになる。
車速以上の時すなわち車両の走行中に、運転者がパーキ
ングブレーキを操作して作動させると、クラッチ手段1
3が前輪推進軸11aと後輪推進軸12aとの間を切離
して車両が2輪駆動走行へ移行するため、スピンターン
を行うことができるようになる。
(実施例)
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図から第6図は、この発明の一実施例を示す図であ
る。
る。
まず、第2図により4輪駆動車の概要を説明すると、同
図において、21はエンジン、22はエンジン21と一
体に組み付けられたトランスミッションであ、トランス
ミッション22の出力軸は2輪−4輪切換用のトランス
ファ(クラッチ手段)23を介してi&輪プロペラシャ
フト(後輪推進軸)249および前輪プロペラシャフト
(前輪推進軸)24Fに連結されている。後輪プロペラ
シャフト24Rは、後輪差動装置25E2および左右の
アクスル26 I2L、26峻、を介して左右の後輪2
7st 、27Qρに連結され、同様に、前端プロペラ
シャフト24Fは一前輪差動装置2SFおよび左右のア
クスル26え、26Mを解して左右の前輪21Fl、2
7FRに連結されている。
図において、21はエンジン、22はエンジン21と一
体に組み付けられたトランスミッションであ、トランス
ミッション22の出力軸は2輪−4輪切換用のトランス
ファ(クラッチ手段)23を介してi&輪プロペラシャ
フト(後輪推進軸)249および前輪プロペラシャフト
(前輪推進軸)24Fに連結されている。後輪プロペラ
シャフト24Rは、後輪差動装置25E2および左右の
アクスル26 I2L、26峻、を介して左右の後輪2
7st 、27Qρに連結され、同様に、前端プロペラ
シャフト24Fは一前輪差動装置2SFおよび左右のア
クスル26え、26Mを解して左右の前輪21Fl、2
7FRに連結されている。
トランスファ詔は、第3図に示すように、2つの部材2
8a、28bをボルト29により接合して成るトランス
ファケース側内に、トランスミッション22の出力軸と
連結した入力軸30が回転自在に収納され、また、後輪
プロペラシャフト24費と連結した後輸出力軸31がベ
アリング32により回転自在に支持されている。これら
入力軸30および後輸出力軸31は、それぞれが継手部
材33に同軸的にスプライン結合して、該継手部材33
により一体回転するよう接続されている。継手部材33
は、その外周部に後述する油圧式の摩擦多板クラッチの
ドラム44が設けられ、また、トランスファケース28
にボルト34 aにより固定されたベアリングホルダ3
4に回転自在に挿通している。
8a、28bをボルト29により接合して成るトランス
ファケース側内に、トランスミッション22の出力軸と
連結した入力軸30が回転自在に収納され、また、後輪
プロペラシャフト24費と連結した後輸出力軸31がベ
アリング32により回転自在に支持されている。これら
入力軸30および後輸出力軸31は、それぞれが継手部
材33に同軸的にスプライン結合して、該継手部材33
により一体回転するよう接続されている。継手部材33
は、その外周部に後述する油圧式の摩擦多板クラッチの
ドラム44が設けられ、また、トランスファケース28
にボルト34 aにより固定されたベアリングホルダ3
4に回転自在に挿通している。
入力軸30には、第1中空軸38が回転自在に外挿され
、また、第1中空輸38とスプライン結合した第2中空
軸39がスラストベアリング43を介して回転自在に外
挿されている。第1中空軸3日は、その外周上にカウン
タギア40 aと噛合したドライブギア38 aが一体
に形成されている。このカウンタギア40aは、トラン
スファケース28にベアリング41を介し回転自在に支
持されたカウンタシャフト40に一体に形成され、前輪
プロペラシャツ)24Fと連結した前輸出力軸に設けら
れたドリブンギア42と噛合している。第2中空軸39
は一体に形成されて径方向外方へ突出するハブ39aを
有し、このハブ39aと前述したドラム44との間に摩
擦多板クラッチ49が取り付けられている。
、また、第1中空輸38とスプライン結合した第2中空
軸39がスラストベアリング43を介して回転自在に外
挿されている。第1中空軸3日は、その外周上にカウン
タギア40 aと噛合したドライブギア38 aが一体
に形成されている。このカウンタギア40aは、トラン
スファケース28にベアリング41を介し回転自在に支
持されたカウンタシャフト40に一体に形成され、前輪
プロペラシャツ)24Fと連結した前輸出力軸に設けら
れたドリブンギア42と噛合している。第2中空軸39
は一体に形成されて径方向外方へ突出するハブ39aを
有し、このハブ39aと前述したドラム44との間に摩
擦多板クラッチ49が取り付けられている。
摩擦多板クラッチ49は、ドラム44の内周壁にスプラ
イン結合した複数のドライブプレート45と、第2中空
軸39のハブ39aにスプライン結合してドライブプレ
ート45と軸方向交互に配列された複数のドリブンプレ
ート46と、ドレム44および継手部材33にそれぞれ
内外の両開面が液密的かつ軸方向の摺動自在に摺接して
油室47を画成する略環状のピストン48と、継手部材
33に取り付けられたリテーナ52とピストン48との
間に縮装されてピストン4Bを油室47側へ付勢するス
プリング53と、を備えている。油室47は、継手部材
33に形成された第1油路35a、ベアリングホルダ3
4に形成された第2油路35bおよびトランスファケー
ス28に形成された第3油路35Cを介してトランスフ
ァケース28の油圧ポート35dに連通している。この
摩擦多板クラッチ49は、後述する制御装置51から油
圧ポート35dおよび第1、第2、第3油路35a、3
5 b、35Cを経て油室47に高圧の圧油が供給され
ると、ピストン48がスプリング53の弾性力に抗し図
中左動してドライブプレート6とドリブンプレート46
とを摩擦接触させ、継手部材33と第2中空軸39との
間すなわち入力軸30と前輸出力軸との間を接続する。
イン結合した複数のドライブプレート45と、第2中空
軸39のハブ39aにスプライン結合してドライブプレ
ート45と軸方向交互に配列された複数のドリブンプレ
ート46と、ドレム44および継手部材33にそれぞれ
内外の両開面が液密的かつ軸方向の摺動自在に摺接して
油室47を画成する略環状のピストン48と、継手部材
33に取り付けられたリテーナ52とピストン48との
間に縮装されてピストン4Bを油室47側へ付勢するス
プリング53と、を備えている。油室47は、継手部材
33に形成された第1油路35a、ベアリングホルダ3
4に形成された第2油路35bおよびトランスファケー
ス28に形成された第3油路35Cを介してトランスフ
ァケース28の油圧ポート35dに連通している。この
摩擦多板クラッチ49は、後述する制御装置51から油
圧ポート35dおよび第1、第2、第3油路35a、3
5 b、35Cを経て油室47に高圧の圧油が供給され
ると、ピストン48がスプリング53の弾性力に抗し図
中左動してドライブプレート6とドリブンプレート46
とを摩擦接触させ、継手部材33と第2中空軸39との
間すなわち入力軸30と前輸出力軸との間を接続する。
なお、30 aは入力軸30に形成された第1潤滑油路
、31 aは後輸出力軸31に形成された第2潤涜油路
、39 bは第2中空軸39に形成された第1クラツチ
潤滑油路、39Cは第2中空軸39のフープ39aに形
成された第2クラツチ潤滑油路、44 aはドラム44
に形成された第3クラツチ潤滑油路であり、第1および
第2潤滑油路30a、31 aはスラストベアリング4
3等へ潤滑油を供給し、また、第1、第2および第3ク
ラツチ潤滑油路39 b、39G、44aは摩擦多板ク
ラッチ49のドライブプレート45とドリブンプレート
46との摺接面へ潤滑油を供給する。
、31 aは後輸出力軸31に形成された第2潤涜油路
、39 bは第2中空軸39に形成された第1クラツチ
潤滑油路、39Cは第2中空軸39のフープ39aに形
成された第2クラツチ潤滑油路、44 aはドラム44
に形成された第3クラツチ潤滑油路であり、第1および
第2潤滑油路30a、31 aはスラストベアリング4
3等へ潤滑油を供給し、また、第1、第2および第3ク
ラツチ潤滑油路39 b、39G、44aは摩擦多板ク
ラッチ49のドライブプレート45とドリブンプレート
46との摺接面へ潤滑油を供給する。
また、36は速度検知用のビニオンである。
再び、第2図において、51は制御装置であり、この制
御装置51には、車速を検出する車速センサ(車速検知
手段)54と、パーキングブレーキが作動状態にあるか
否かを検出するパーキングプレーキスインチ(パーキン
グブレーキ作動検知手段)55と、トランスファ詔の、
入力軸園と前輸出力軸とが摩擦多板クラッチ49により
接続されているか否かを検出するトランスファ位置検知
スイ・ノチ謁と、が接続されている。車速センサ54は
車速を表示する信号を制御装置51へ出力し、パーキン
グブレーキスイッチ5はパーキングブレーキが作動状態
にある時高電位信号Hを制御装置51へ出力し、トラン
スファ位置検知スイッチ(トランスファ位置検知手段)
56は車室内の切換スイ・ノチ(図示せず)が4輪駆動
走行の状態にある時高電位信号Hを制御装置51へ出力
する。制御装置51は、第4図および第5図に示すよう
に、摩擦多板クラッチ49の油室47へ圧油を供給する
油圧回路57と、この油圧回路57が発生する油圧を制
御する電気制御回路5日と、を備えている。
御装置51には、車速を検出する車速センサ(車速検知
手段)54と、パーキングブレーキが作動状態にあるか
否かを検出するパーキングプレーキスインチ(パーキン
グブレーキ作動検知手段)55と、トランスファ詔の、
入力軸園と前輸出力軸とが摩擦多板クラッチ49により
接続されているか否かを検出するトランスファ位置検知
スイ・ノチ謁と、が接続されている。車速センサ54は
車速を表示する信号を制御装置51へ出力し、パーキン
グブレーキスイッチ5はパーキングブレーキが作動状態
にある時高電位信号Hを制御装置51へ出力し、トラン
スファ位置検知スイッチ(トランスファ位置検知手段)
56は車室内の切換スイ・ノチ(図示せず)が4輪駆動
走行の状態にある時高電位信号Hを制御装置51へ出力
する。制御装置51は、第4図および第5図に示すよう
に、摩擦多板クラッチ49の油室47へ圧油を供給する
油圧回路57と、この油圧回路57が発生する油圧を制
御する電気制御回路5日と、を備えている。
まず、油圧回路57を第4図に基ついて説明すると、4
9は前述の摩擦多板クラッチを示し、この摩擦多板クラ
・ノチ49の油室47は、ポンプ59に接続され、また
、リリーフ機能を有する電磁開閉弁60を介しリザーバ
タンク61に接続されている。ポンプ59は、エンジン
21によりベルト82を介し駆動され、リザーバタンク
61内の油を加圧して吐出する。
9は前述の摩擦多板クラッチを示し、この摩擦多板クラ
・ノチ49の油室47は、ポンプ59に接続され、また
、リリーフ機能を有する電磁開閉弁60を介しリザーバ
タンク61に接続されている。ポンプ59は、エンジン
21によりベルト82を介し駆動され、リザーバタンク
61内の油を加圧して吐出する。
電磁開閉弁60は、そのソレノイド60 aが電気制御
回路側に結線され、ソレノイド60 aが通電されない
時は油室47とリザーバタンク61との間を遮断してい
るが、電気制御回路間によりソレノイド60 aが通電
されると油室47をリザーバタンク61に開放する。す
なわち、この電磁開閉弁(イ)は、ソレノイド60aが
通電されない時、油室47とリザーバタンク61との間
を遮断して油室47内へポンプ59が吐出する高圧の圧
油を導き、摩擦多板クラッチ49により前述したトラン
スファ詔の入力軸30と前輸出力軸とを接続し、ソレノ
イド60aが通電されると、油室47を大気圧のリザー
バタンク61に開放して入力軸30と前輸出力軸との間
を遮断する。なお、電磁開閉弁60は、リリーフ機能を
有しているため、回路内の圧力が高圧になるとソレノイ
ド60 aの通電の有無に関係無く油室47をリザーバ
タンク61に開放する。
回路側に結線され、ソレノイド60 aが通電されない
時は油室47とリザーバタンク61との間を遮断してい
るが、電気制御回路間によりソレノイド60 aが通電
されると油室47をリザーバタンク61に開放する。す
なわち、この電磁開閉弁(イ)は、ソレノイド60aが
通電されない時、油室47とリザーバタンク61との間
を遮断して油室47内へポンプ59が吐出する高圧の圧
油を導き、摩擦多板クラッチ49により前述したトラン
スファ詔の入力軸30と前輸出力軸とを接続し、ソレノ
イド60aが通電されると、油室47を大気圧のリザー
バタンク61に開放して入力軸30と前輸出力軸との間
を遮断する。なお、電磁開閉弁60は、リリーフ機能を
有しているため、回路内の圧力が高圧になるとソレノイ
ド60 aの通電の有無に関係無く油室47をリザーバ
タンク61に開放する。
電気制御回路58は、第5図に示すように、車速センサ
54に入力端子(+)が接続された比較器63と、比較
器63の入力端子(−)に接続されて所定電位の基準信
号を出力する定電圧発生器64と、前述したパーキング
ブレーキスイッチ55およびトランスファ位置検知スイ
ッチ56が比較器63とともに接続されたAND回路6
5と、を有している。比較器63は、車速センサ54が
出力する車速を表示する信号と定電圧発生器64の出力
信号とを比較し、車速センサ54の出力信号が定電圧発
生器64の出力信号よりも大きい時すなわち車速か所定
車速を超える走行時に、高電位信号HをAND回路65
へ出力する。AND回路65は、パーキングブレーキス
イッチ55、トランスファ位置検知スイッチ56および
比較器63が全て高電位信号Hを出力する時、すなわち
パーキングブレーキが作動状態にあってトランスファ2
3の摩擦多板クラッチ49が入力軸30と前輸出力軸と
を接続した4輪駆動走行の状態にあって、さらに車速か
所定車速以上の時、油圧回路57の電磁開閉弁60aへ
励磁電流を通電する。すなわち、この時、電磁開閉弁6
0のソレノイド60aを通電して摩擦多板クラッチ49
の油室47をリザーバタンク61に開放し、トランスフ
ァ詔の入力軸30と前輸出力軸との間を切離して1時的
に車両を2輪駆動走行の状態とする。
54に入力端子(+)が接続された比較器63と、比較
器63の入力端子(−)に接続されて所定電位の基準信
号を出力する定電圧発生器64と、前述したパーキング
ブレーキスイッチ55およびトランスファ位置検知スイ
ッチ56が比較器63とともに接続されたAND回路6
5と、を有している。比較器63は、車速センサ54が
出力する車速を表示する信号と定電圧発生器64の出力
信号とを比較し、車速センサ54の出力信号が定電圧発
生器64の出力信号よりも大きい時すなわち車速か所定
車速を超える走行時に、高電位信号HをAND回路65
へ出力する。AND回路65は、パーキングブレーキス
イッチ55、トランスファ位置検知スイッチ56および
比較器63が全て高電位信号Hを出力する時、すなわち
パーキングブレーキが作動状態にあってトランスファ2
3の摩擦多板クラッチ49が入力軸30と前輸出力軸と
を接続した4輪駆動走行の状態にあって、さらに車速か
所定車速以上の時、油圧回路57の電磁開閉弁60aへ
励磁電流を通電する。すなわち、この時、電磁開閉弁6
0のソレノイド60aを通電して摩擦多板クラッチ49
の油室47をリザーバタンク61に開放し、トランスフ
ァ詔の入力軸30と前輸出力軸との間を切離して1時的
に車両を2輪駆動走行の状態とする。
次に、作用を説明する。
この4輪駆動車の駆動輪切換制御装置は、その駆動輪の
切換制御すなわち2輪駆動走行と4輪駆動走行との切換
制御が第6図のフローチャートに示すように行われる。
切換制御すなわち2輪駆動走行と4輪駆動走行との切換
制御が第6図のフローチャートに示すように行われる。
なお、この第6図のフローチャートに示す一連の処理は
制御装置16において一定時間ごとに読込み制御される
ものである。 ”以下、第6図のフローチャート
に基づいて説明する。まず、ステップPOにおいて車室
内の切換スイッチ位置、車速パーキングブレーキの作動
信号を各々読込む。次に、ステップP、において、トラ
ンスファ位置検知スイッチ郭の出力信号に基づいて車両
が4輪駆動走行の状態にあるか否かを判断し、車両が4
輪駆動走行の状態にあれば(YES)ステップP2に進
む。ステップP2では、車速センサ54の出力信号に基
づいて車速か所定車速以上か否かを判断し、車速か所定
車速以上であれば(YES)ステップP、へ進み、車速
か所定車速に満たなければ(NO)再度ステップP1の
処理を行う。ステップP、においては、パーキングブレ
ーキスイッチ55の出力信号に基づいてパーキングブレ
ーキが作動状態にあるか否か、すなわち運転者がパーキ
ングブレーキを操作して作動させたか否かを判断する。
制御装置16において一定時間ごとに読込み制御される
ものである。 ”以下、第6図のフローチャート
に基づいて説明する。まず、ステップPOにおいて車室
内の切換スイッチ位置、車速パーキングブレーキの作動
信号を各々読込む。次に、ステップP、において、トラ
ンスファ位置検知スイッチ郭の出力信号に基づいて車両
が4輪駆動走行の状態にあるか否かを判断し、車両が4
輪駆動走行の状態にあれば(YES)ステップP2に進
む。ステップP2では、車速センサ54の出力信号に基
づいて車速か所定車速以上か否かを判断し、車速か所定
車速以上であれば(YES)ステップP、へ進み、車速
か所定車速に満たなければ(NO)再度ステップP1の
処理を行う。ステップP、においては、パーキングブレ
ーキスイッチ55の出力信号に基づいてパーキングブレ
ーキが作動状態にあるか否か、すなわち運転者がパーキ
ングブレーキを操作して作動させたか否かを判断する。
このステップP3では、パーキングブレーキが作動状態
にあると判断されるとCYES)ステップP4へ進み、
また、パーキングブレーキが作動状態にないと判断され
ると(NO)再度ステップP、からの処理を繰り返す。
にあると判断されるとCYES)ステップP4へ進み、
また、パーキングブレーキが作動状態にないと判断され
ると(NO)再度ステップP、からの処理を繰り返す。
ステップP4においては、前輪27FL 、27FRと
エンジン21との間を切離し、後輪27R4,27I2
J2のみをエンジン21により駆動する2輪駆動走行の
状態へ移行する。
エンジン21との間を切離し、後輪27R4,27I2
J2のみをエンジン21により駆動する2輪駆動走行の
状態へ移行する。
すなわち、詳しく説明すると、パーキングブレーキが作
動していない場合にあっては、AND回路65が電磁開
閉弁(イ)のソレノイド60aへ励磁電流を出力するこ
とも無く、電磁開閉弁(イ)は摩擦多板クラッチ49の
油室47をリザーバタンク61から遮断しているため、
摩擦多板クラッチ49は入力軸30と前輸出力軸との間
を接続している。したがって、車両は、トランスファお
の入力軸30が前輸出力軸と後輸出力軸31とに接続さ
れた4輪駆動走行の状態にあり、前輪27屹、27pお
よび後輪27R4,27吠の双方を駆動して走行する。
動していない場合にあっては、AND回路65が電磁開
閉弁(イ)のソレノイド60aへ励磁電流を出力するこ
とも無く、電磁開閉弁(イ)は摩擦多板クラッチ49の
油室47をリザーバタンク61から遮断しているため、
摩擦多板クラッチ49は入力軸30と前輸出力軸との間
を接続している。したがって、車両は、トランスファお
の入力軸30が前輸出力軸と後輸出力軸31とに接続さ
れた4輪駆動走行の状態にあり、前輪27屹、27pお
よび後輪27R4,27吠の双方を駆動して走行する。
なお、この時、電磁開閉弁(イ)のソレノイド60aへ
の通電すなわち車両の2輪駆動走行と4輪駆動走行との
切換制御は、車両の旋回あるいは制動等に応じて行うこ
とも可能である。
の通電すなわち車両の2輪駆動走行と4輪駆動走行との
切換制御は、車両の旋回あるいは制動等に応じて行うこ
とも可能である。
次に、運転者がスピンターンを行うためパーキングブレ
ーキを作動させると、パーキングブレーキスイッチ55
が高電位信号Hを出力し、AND回路65が電磁開閉弁
60のソレノイド60 aへ励磁電流を出力する。この
ため、電磁開閉弁60は摩擦多板クラッチ49の油室4
7をリザーバタンク61に開放し、摩擦多板クラッチ4
9は、入力軸30と前輸出力軸との間を切離する。した
がって、車両は、後輪21F?LS21Rg!のみがエ
ンジン21により駆動される2輪駆動走行へ移行し、ス
ピンターンを行うことが可能となる。すなわち、スピン
ターンを行う場合、運転者はトランスファ詔の操作をす
る必要が無いため、容易にスピンターンを行うことがで
きる。
ーキを作動させると、パーキングブレーキスイッチ55
が高電位信号Hを出力し、AND回路65が電磁開閉弁
60のソレノイド60 aへ励磁電流を出力する。この
ため、電磁開閉弁60は摩擦多板クラッチ49の油室4
7をリザーバタンク61に開放し、摩擦多板クラッチ4
9は、入力軸30と前輸出力軸との間を切離する。した
がって、車両は、後輪21F?LS21Rg!のみがエ
ンジン21により駆動される2輪駆動走行へ移行し、ス
ピンターンを行うことが可能となる。すなわち、スピン
ターンを行う場合、運転者はトランスファ詔の操作をす
る必要が無いため、容易にスピンターンを行うことがで
きる。
(発明の効果)
以上説明してきたように、この発明にかかる4輪駆動車
の駆動輪切換制御装置によれば、4輪駆動走行時車両の
走行中にパーキングブレーキが作動すると車両を2輪駆
動走行の状態へ移行させるため、スピンターンを容易に
行うことができるようになる。
の駆動輪切換制御装置によれば、4輪駆動走行時車両の
走行中にパーキングブレーキが作動すると車両を2輪駆
動走行の状態へ移行させるため、スピンターンを容易に
行うことができるようになる。
第1図はこの発明にかかる4輪駆動車の駆動輪切換制御
装置の構成図である。第2図から第6図はこの発明にか
かる4輪駆動車の駆動輪切換制御装置の一実施例を示す
図であり、第2図は全体概略図、第3図は機構要部の断
面図、第4図は油圧回路図、第5図はブロック図、第6
図はフローチャートである。 11−−一−−−前輪、 11 a−一・−前輪推進軸、 12−一・・後輪、 12 a −一一−−後輪推進軸、 13−−−−−クラッチ手段、 14−−−−一車速検知手段、 15−−−−−パーキングブレーキ作動検知手段、17
−−−−−− )ランスフプ位置検知手段、21−−−
−−一エンジン、 23−−・−・トランスファ (クラッチ手段)、24
F−−−−一前輪プロペラシャフト(前輪推進軸)、2
4a−−−−一後輪プロペラシャフト(後輪推進軸)、
27FL、27中−〜−−−−前輪、 27遅、27炒−・−後輪、 51−・−制御装置(制御手段)、 54− ・−車速センサ(車速検知手段)、55−・−
パーキングブレーキスイッチ(パーキングブレーキ作動
検知手段)。
装置の構成図である。第2図から第6図はこの発明にか
かる4輪駆動車の駆動輪切換制御装置の一実施例を示す
図であり、第2図は全体概略図、第3図は機構要部の断
面図、第4図は油圧回路図、第5図はブロック図、第6
図はフローチャートである。 11−−一−−−前輪、 11 a−一・−前輪推進軸、 12−一・・後輪、 12 a −一一−−後輪推進軸、 13−−−−−クラッチ手段、 14−−−−一車速検知手段、 15−−−−−パーキングブレーキ作動検知手段、17
−−−−−− )ランスフプ位置検知手段、21−−−
−−一エンジン、 23−−・−・トランスファ (クラッチ手段)、24
F−−−−一前輪プロペラシャフト(前輪推進軸)、2
4a−−−−一後輪プロペラシャフト(後輪推進軸)、
27FL、27中−〜−−−−前輪、 27遅、27炒−・−後輪、 51−・−制御装置(制御手段)、 54− ・−車速センサ(車速検知手段)、55−・−
パーキングブレーキスイッチ(パーキングブレーキ作動
検知手段)。
Claims (1)
- 前輪へ機関動力を伝達する前輪推進軸と、後輪へ機関動
力を伝達する後輪推進軸と、前記前輪推進軸と前記後輪
推進軸とを入力する駆動信号に応じて断接するクラッチ
手段と、を備えた4輪駆動車において、車速を検出する
車速検知手段と、パーキングブレーキの作動を検出する
パーキングブレーキ作動検知手段と、トランスファの切
換位置を検出するトランスファ位置検知手段と、前記車
速検知手段とパーキングブレーキ作動検知手段およびト
ランスファ位置検知手段の出力信号に基づき前記クラッ
チ手段へ駆動信号を出力して該クラッチ手段を制御し、
トランスファ位置が4輪駆動走行位置であり車速が所定
車速以上でパーキングブレーキが作動状態にある時前記
前輪推進軸と前記後輪推進軸とを切離する制御手段と、
を設けたことを特徴とする4輪駆動車の駆動輪切換制御
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP535985A JPS61166727A (ja) | 1985-01-16 | 1985-01-16 | 4輪駆動車の駆動輪切換制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP535985A JPS61166727A (ja) | 1985-01-16 | 1985-01-16 | 4輪駆動車の駆動輪切換制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61166727A true JPS61166727A (ja) | 1986-07-28 |
Family
ID=11608977
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP535985A Pending JPS61166727A (ja) | 1985-01-16 | 1985-01-16 | 4輪駆動車の駆動輪切換制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61166727A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62238122A (ja) * | 1986-04-08 | 1987-10-19 | Mazda Motor Corp | 4輪駆動車の切換制御装置 |
WO2011124856A1 (fr) * | 2010-04-08 | 2011-10-13 | Renault S.A.S. | Procédé de commande du fonctionnement d'un moyen de couplage mécanique des premier et deuxième essieux d'un véhicule automobile |
-
1985
- 1985-01-16 JP JP535985A patent/JPS61166727A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62238122A (ja) * | 1986-04-08 | 1987-10-19 | Mazda Motor Corp | 4輪駆動車の切換制御装置 |
WO2011124856A1 (fr) * | 2010-04-08 | 2011-10-13 | Renault S.A.S. | Procédé de commande du fonctionnement d'un moyen de couplage mécanique des premier et deuxième essieux d'un véhicule automobile |
FR2958582A1 (fr) * | 2010-04-08 | 2011-10-14 | Renault Sa | Procede de commande du fonctionnement d'un moyen de couplage mecanique des premier et deuxieme essieux d'un vehicule automobile |
RU2577414C2 (ru) * | 2010-04-08 | 2016-03-20 | Рено С.А.С. | Способ управления механическим средством соединения первой и второй осей транспортного средства |
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