JPS61166461A - 蓄積性螢光体シ−ト選別搬送装置 - Google Patents

蓄積性螢光体シ−ト選別搬送装置

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JPS61166461A
JPS61166461A JP722085A JP722085A JPS61166461A JP S61166461 A JPS61166461 A JP S61166461A JP 722085 A JP722085 A JP 722085A JP 722085 A JP722085 A JP 722085A JP S61166461 A JPS61166461 A JP S61166461A
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JP
Japan
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sheet
stimulable phosphor
tray
belt conveyor
phosphor sheet
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JP722085A
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Isao Uchiumi
内海 功
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はシート選別搬送装置に関し、一層詳細にはシー
ト、例えば、蓄積性螢光体シートをそのサイズ、あるい
は、種類等に応じて夫々のトレーに分配する際に、当該
蓄積性螢光体シートの表面に擦過傷等が生ずることのな
いように構成した蓄積性螢光体シート選別搬送装置に関
する。
最近、蓄積性螢光体を用いて被写体の放射線画像を得る
放射線画像情報記録再生システムが注目されている。こ
こで、蓄積性螢光体とは放射線(X線、α線、β線、T
線、電子線、紫外線等)を照射するとこの放射線エネル
ギの一部を蓄積し、後に可視光等の励起光を照射するこ
とにより蓄積されたエネルギに応じた輝尽発光光を発す
る螢光体をいう。
前記の放射線画像情報記録再生システムはこの蓄積性螢
光体を利用したもので、先ず、人体等の被写体の放射線
画像情報を一旦蓄積性螢光体からなる層を有するシート
(以下、「蓄積性螢光体シート」または単に「シート」
という)に蓄積記録する。そして、この蓄積性螢光体シ
ートをレーザ光等の励起光で走査して輝尽発光光を生じ
させ、得られた輝尽発光光を光電的に読み取って画像信
号を得、この画像信号に基づき被写体の放射線画像を写
真感光材料等の記録材料、あるいは、CRT等に可視像
として出力させるものである。なお、この種の技術につ
いては、特開昭第55−12429号、同56−113
95号等に開示されている。
ところで、このシステムは従来の増感紙とX線フィルム
を用いる放射線写真システムと比較して極めて広い放射
線露出域に亘って画像を記録し得るという実用的な利点
を有している。すなわち、蓄積性螢光体においては放射
線露光量に対して蓄積後に励起によって輝尽発光する発
光光の光量が極めて広い範囲に亘って比例することが認
められている。
従って、種々の邊影条件により放射線露光量がかなり大
幅に変動しても、前記発光光の光量を読取ゲインを適当
な値に設定して光電変換手段により読み取って電気信号
に変換し、この電気信号を用いて写真感光材料等の記録
材料、CRT等の表示装置に可視像として出力させれば
放射線露光量の変動に影響されない放射線画像を得るこ
とが出来る。
また、このシステムによれば、蓄積性螢光体に蓄積され
た放射線画像情報を電気信号に変換した後に適当な信号
処理を施し、この電気信号を用いて写真感光材料等の記
録材料、CRT等の表示装置に可視像として出力し、こ
れにより観察読影適性(診断適性)の優れた放射線画像
が得られるという極めて大きな効果も奏する。
このような放射線画像情報記録再生システムにおいては
、蓄積性螢光体シートは画像情報を保存することな(、
前記のように最終的に記録媒体に画像を与えるために一
時的に放射線画像情報を保持するだけのものであるから
、この蓄積性螢光体シートは繰り返し使用するようにし
ても良く、また、このように繰り返し使用すれば極めて
経済的で便宜である。
そこで、蓄積性螢光体シートを再使用するには、励起光
の照射により読み取りが行われた後の蓄積性螢光体シー
トに残存する放射線エネルギを光の照射によって放出さ
せて残像放射線画像情報を消去し、この蓄積性螢光体シ
ートを再度放射線画像記録に使用すれば良い。
このように蓄積性螢光体シートに残存する放射線エネル
ギを光の照射によって消去する技術については、例えば
、特開昭第56−11392号に開示されている。
そこで、以上のようにして、残存画像情報を消去するた
めに、照度の高い消去光を万遍なく照射して次の画像記
録に供することが可能になった蓄積性螢光体シートは直
接に放射線画像記録に供され、あるいは、−次的にトレ
ーに収容され、次の放射線画像記録に待機することにな
る。。
ところで、放射線画像の記録の際には、被写体の撮影部
位、撮影面積等が異なることによって種々の種類、サイ
ズの蓄積性螢光体シートが用いられるので、蓄積性螢光
体シートを一時的に保管するに際しては、同一種類ある
いは同一サイズの蓄積性螢光体シートが同一のトレーに
収容されることが望ましい。このため、放射線画像が記
録された後、励起光照射による読み取りおよび消去光照
射による残像画像情報の消去が行われた蓄積性螢光体シ
ートは、その種類若しくはサイズ毎にソーティング装置
によって同一のトレーへ選別搬送される。この種のソー
ティング装置においては、装置のコンパクト化を図るた
め蓄積性螢光体シートの種類若しくはサイズ別に複数個
のトレーが傾斜して配設され、これらのトレーの上部に
ローラ等の搬入機構が設けられて、蓄積性螢光体シート
を所定のトレー内へ集積するように構成される。
従って、蓄積性螢光体シートが搬入機構によりトレー内
へ搬入され、蓄積性螢光体シートの後端が搬入機構から
離れた後は、蓄積性螢光体シートは自重落下してトレー
内の所定の位置に集積される。この際、蓄積性螢光体シ
ートはその表面が傷つき易いものであるので、搬入され
るシートがトレー側壁上端の内側エツジに当接してその
表面に擦過傷が生じる。特に、吸盤等の吸着手段を用い
て集積された蓄積性螢光体シートをトレーから取り出し
て次の放射線画像記録を行うような場合には、吸着手段
により蓄積性螢光体シートに傷がつくのを防くために、
蓄積性螢光体シートの画像記録面側を下方にして蓄積性
螢光体シートの集積が行われるが、このような場合には
蓄積性螢光体シートの画像記録面がトレー側壁上端の内
側エツジに摺接するので画像記録面に擦過傷が生じるこ
ととなり、これによりその後の放射線画像記録および再
生によって得られる画像は画質が低下したものとなる。
蓄積性螢光体シートは前述したように繰り返し使用され
るものであるから傷の発生は大きな問題となる。
従って、本発明は上記の問題に鑑みてなされたもので、
簡単な構成で確実に蓄積性螢光体シートをその種類、サ
イズ等に合わせて種々のトレーに収容することが可能な
、しかもその表面を損傷させることなく円滑に収納する
ことが出来る蓄積性螢光体シート選別搬送装置を提供す
ることを目的とするものである。
前記の目的を達成するために、本発明は開口面を上方に
向けて所定の角度で傾斜する複数個のトレーと、前記ト
レーの上方に配置された走路に沿って移動自在に配設さ
れたシート搬送ユニットとからなり、前記シート搬送ユ
ニットは、枠体若しくは筐体に保持されたベルトコンベ
アとこのベルトコンヘアを駆動する回転駆動源とを含み
、前記トレーの上端部と前記シート搬送ユニットとの間
に、前記トレー内へ搬入されるシートが前記トレーの側
壁の端部に当接するのを防止するためのガイド部材を配
設し、前記ベルトコンベアに蓄積性螢光体シートを保持
した状態で前記シート搬送ユニットを移送して所定のト
レーの上方に位置決め停止させ、次いで、前記ベルトコ
ンベアを回転駆動源の駆動作用下に駆動して、保持され
た前記蓄積性螢光体シートを前記開口面を介してトレー
内に落下収納するように構成したことを特徴とする。
次に、本発明に係る蓄積性螢光体シート選別搬送装置に
ついて好適な実施態様を挙げ、添付の図面を参照しなが
ら以下詳細に説明する。先ず、本発明に係る蓄積性螢光
体シート選別搬送装置が組み込まれる放射線画像情報読
取装置について、第1図を参照して以下に説明する。こ
の装置は放射線画像情報読取部10と、この読取部10
と一体的に組み込まれた消去ユニット42)搬送ユニッ
ト52およびソート部60とからなる。
読取部10は、一般的に、導光性シート12)フォトマ
ルチプライヤ14、レーザ光#16、ガルバノメータミ
ラー18を中空上に支承する光学定盤20を含む。蓄積
性螢光体シート22を前記導光性シート12側へ搬送す
るために第1のベルトコンへ724が配設され、この第
1のベルトコンベア24の出口側は前記導光性シート1
2の直下に臨設された第2のベルトコンベア26に直列
的に配設されている。なお、この第2ベルトコンベア2
6の一方のローラには蓄積性螢光体シート22を享受す
るためのニップ用ローラ28が配設される。
さらに、前記第2ベルトコンベア26は、その出口側が
屈曲する第3ベルトコンベア30に対峙し、前記第3ベ
ルトコンベア30はその屈曲部分に第1のローラ群32
を有する。さらに、屈曲して前方に延在する前記第3ベ
ルトコンベア30に摺接して第4のベルトコンヘア34
が配設され、この第3ベルトコンベア30と第4ベルト
コンベア34の直上部には第1のガイド部材36が配設
される。
第1ガイド部材36は一対のローラ38を介して第2の
ガイド部材40に対峙する。実質的には、この第2ガイ
ド部材40は消去ユニット42に付属する。すなわち、
第2ガイド部材40には第5のベルトコンベア44の一
部が対設され、全体としては、第5ベルトコンベア44
は残存画像を消去する消去ユニット42を構成する筐体
46の下部に臨入する。なお、この場合、消去ユニット
42は、その内部に消去用光#45a乃至45dを含む
次に第5ベルトコンベア44と第2ガイド部材40の直
上部に第6の屈曲するベルトコンベア48が配設され、
この第6ベルトコンベア48に接して、さらに、屈曲す
る第7のベルトコンベア50が配設される。第6ベルト
コンベア48と第7ベルトコンベア50の出口側は蓄積
性螢光体シート22を、例えば、そのサイズによって選
別搬送する搬送ユニット52に臨ませる。搬送ユニット
52は、後述するように、その内部に第8のベルトコン
ヘア54とこれに摺接する第9のベルトコンベア56と
を有し、この搬送ユニット52自体、矢印に示すように
、図において水平方向に自走可能である。なお、搬送ユ
ニット52の下方には複数個のトレー58によって構成
されるソート部60が配設される。第1図から容易に諒
解されるように、ソート部60を構成するトレー58は
所定の角度変位して併設されてなるものである。
次に、以上のように構成される搬送ユニット52並びに
ソート部60について、第2図以降を参照しながら一層
詳細に説明する。
搬送ユニット52は、実質的には、筐体62を含む。筐
体62を構成する側板52a、62bは、自走用のモー
タ61、ベルトコンベア54.56を駆動するためのモ
ータ63を保持すると共に、さらに、前記ベルトコンベ
ア54を構成するローラ54a154b、54c、54
dおよび54eを橋架保持する。
これらのローラ54a乃至54eには搬送用ベルト64
が張架される。一方、ベルトコンベア56はローラ56
a、ローラ56bおよびローラ56cを含む。
これらのローラ56a乃至56cには搬送用ベルト66
が張架される。なお、前記ローラ54eおよび56cは
ベルトに加えるテンションを調整出来るように、それら
の回転軸の位置が調整可能となっている。
第3図から容易に諒解されるように、少なくとも、ロー
ラ54aとローラ56aとは近接配置されると共にその
上方に位置するローラ54b、ローラ56bも同様に近
接配置される。また、ベルト64の上部には補助ローラ
68が配設される。第3図に示すように、この場合、ベ
ルト駆動用モ、−夕63の回転軸にはスプロケット70
が嵌着され、このスプロケット70に噛合するチェーン
72には実質的にベルトコンベア56を駆動するローラ
56aの回転軸に嵌着されたスプロケット74と噛合す
る。なお、ローラ56aの回転軸にはギヤ76が嵌着さ
れる。
一方、ベルト64を実質的に駆動するローラ54aの回
転軸にはギヤ78が嵌着される。このギヤ78と前記ギ
ヤ76とは互いに噛合するものであって、従って、モー
タ63の回転駆動によってチェーン72がその回転力を
スプロケット70.74を介してギヤ76に伝達すると
、ギヤ78は前記ギヤ76と反対の方向に回転し、この
結果、ベルト64とベルト66とは所定範囲で摺接しな
がら搬送動作を行うことになる。この時、補助ローラ6
8は前記ベルト64と協動してこのベルト64に搬送さ
れて来る蓄積性螢光体シート22を矢印A方向へと移送
する。
筐体62には、さらに、その側板62a、62bを利用
して所定間隔離間し且つ平行に回転軸80並びに82を
軸着する。回転軸80の両端部にはローラ84a、84
bを軸支すると共に前記回転軸82の両端部にも同様に
してローラ86aおよびローラ86bを軸支する。回転
軸80にはスプロケット88が係着され、一方、モータ
61の回転軸にも同様にしてスプロケット90が軸着さ
れる。前記スプロケット88とスプロケット90との間
にはチェーン92が張架される。従って、自走用モータ
61を駆動すれば、スプロケット90が回転し、その回
転力はチェーン92を介してスプロケット88に至る。
この場合、ローラ34a、84b並びにローラ86a、
86bは互いに平行に配設された走路、すなわち、アン
グル部材94a、94bの水平部分に接するために、前
記のようにローラ84a、84bにモータ61の回転力
が伝達されると、このローラ34a、84bは筐体62
と共に前記アングル部材94a、94bを変位移送する
ことになる。なお、この場合、アングル部材94bの垂
直部分を挟持するように一対のガイド用ローラ96a、
96b並びにガイドローラ98a、98bが前記筐体6
2に軸着されているので、筐体62自体の移送が円滑に
行われて好適である。
次に、前記アングル部材94a、94bの下方、すなわ
ち、水平方向に変位する筐体62の下方には前記の通り
ソート部60を構成するトレー58a乃至58gが配設
される。この場合、トレー58a乃至58gは選別され
る蓄積性螢光体シート22のサイズに合わせて夫々その
大きさを異なるように構成しておく。前記トレー58a
乃至58gは夫々その開口面が上方を向くようにして前
記搬送ユニット52に臨ませると共に、この7個のトレ
ー58a乃至58g自体が水平方向に対して所定の角度
傾斜して配置される。
すなわち、前記アングル部材94a、94bの真下には
水平方向に延在する保持部材100が筐体102により
支承され、この筐体102の底部から屈曲する保持部材
103を上方に延在させてその上端部を前記保持部材1
00に係着する。そこで、保持部材103の底部上面に
は傾斜したアングル部材104a乃至104gを所定間
隔離間して配設すると共にこれらのアングル部材104
a乃至104gに断面り字状のトレー収納体106a乃
至106gを固定する。この場合、第5図並びに第6図
から容易に諒解されるように、トレー収納体106a乃
至106gの夫々の上部側の側壁に屈曲する板体108
a乃至108gを取着し、これらの機体108a乃至1
08gの夫々に発泡剤あるいは植毛材等からなる層体1
10a乃至110gを形成する。すなわち、板体108
a乃至108gとその面に形成された層体110a乃至
110gとは落下する蓄積性螢光体シート22のガイド
部材としての役割を果たす。
なお、トレー収納体106a乃至106gの上端部は、
板体108a乃至108gを介して前記保持部材100
に固着されたアングル部材104a乃至104gに係着
されている。
本発明に係るシート選別搬送装置は基本的には以上のよ
う二と構成されるものであり、次に、その作用並びに効
果について説明する。
放射線画像情報が蓄積記録された蓄積性螢光体シート2
2が第1ベルトコンベア24によって搬送され、ニップ
用ローラ28と第2ベルトコンベア26との間で挟持さ
れて副走査方向へと搬送を開始すると、レーザ光源16
からのレーザ光は一点鎖線で示すようにガルバノメータ
ミラー18によって反射され、前記レーザ光は蓄積性螢
光体シート22面上を主走査方向へとスキャンすること
になる。この場合、例えば、読取部10内において導入
される蓄積性螢光体シート22のサイズを、例えば、そ
れに予め添付されたバーコード等を介して図示しない検
知手段によって検知し、この検知信号を一次的に保持さ
せておく。ところで、前記のように蓄積性螢光体シート
22には当該レーザ光によって励起される結果生ずる輝
尽発光光が発生し、これが導光性シート12を介してフ
ォトマルチプライヤ14に至り、電気的信号に変換され
て増幅された後、CRT等に直接的に可視像として表示
され、若しくは、磁気記録装置にその画像情報を保存す
ることが出来る。
そこで、読み取りが完了した蓄積性螢光体シート22は
第3ベルトコンベア30とローラ群32とベルトコンベ
ア34とにより垂直方向上方へと屈曲搬送さ九た後、ガ
イド部材36、ローラ38を介して第2ガイド部材40
と第5ベルトコンヘア44との間に至る。この時、第6
ベルトコンベア48と第7ベルトコンベア50とは図示
しない回転駆動源によって駆動されているために、前記
蓄積性螢光体シート22は、一旦、第6ベルトコンベア
48と第7ベルトコンベア50との間で挟持されること
になる。
前記のように挟持された状態で蓄積性螢光体シート22
が所定距離搬送された後に第6ベルトコンベア48と第
7ベルトコンベア50とは逆方向へと回転を開始し、従
って、前記蓄積性螢光体シート22は所謂スイッチバッ
クして第5ベルトコンベア44に搬送され、消去ユニッ
ト42を構成する筐体46内に導入される。
このようにして蓄積性螢光体シート22が筐体46の内
部に導入されると、消去用光源45a乃至45dからの
照射光によって蓄積性螢光体シート22に残存する放射
線画像情報が消去されることになる。
消去が完了すると、再びベルトコンベア44が駆動され
る。すなわち、蓄積性螢光体シート22は前記ベルトコ
ンベア44の再駆動下にガイド部材40方向へと再び移
送を開始され、第6ベルトコンベア48、第7ベルトコ
ンベア50に挟持されて選別搬送ユニット52に至る。
そこで、ベルトコンベア駆動用モータ63が駆動される
。すなわち、前記の通り、その駆動力はチェーン72を
介してギヤ76を回転させ、このギヤ76の回転によっ
てギヤ78はその回転方向とは異なる回転方向へと回転
する。
この結果、ローラ56aおよびローラ54aが回転する
ために、ベルトコンベア54とベルトコンベア56とが
摺接しながら互いに反対方向へと変位する。すなわち、
ベルトコンベア54のベルト、64は矢印A方向へと変
位し、一方、ベルトコンベア56を構成するベルト66
は矢印B方向へと変位する。このために、先ず、蓄積性
螢光体シート22はベルト64とローラ68との間で挟
持され、さらに、ベルト66方向へと移送される。互い
に摺接するベルト64と66はこのようにして移送され
てくる蓄積性螢光体シート22をローラ56aとローラ
54aの中間位置まで搬送する。ここで、モータ63の
駆動は一旦停止される。
ところで、前記のように読取部10では前記搬送きれる
蓄積性螢光体シートのサイズ情報を予めバーコード等に
よって得て、一旦、これを保持している。そこでこのサ
イズに係る信号がモータ61の駆動信号に変換されて導
入される。この結果、モータ61が駆動を開始し、その
回転力はスプロケット90を介してチェーン92に至り
、このチェーン92はスプロケット88を回転する。
これによって、ローラ84a、84bが回転し、これら
のローラ84a、84bはアングル部材94a、94b
の水平部上面を変位して矢印C方向へと筐体62全体を
移送させる。この間、ガイド用ローラ96a、96b並
びに983,98bはアングル部材94bの垂直部に当
接回転すために筐体62はその移送を円滑に行うことが
出来る。
例えば、蓄積性螢光体シート22が最大のサイズである
時、自走用モータ61の回転は筐体62を最前端部まで
移送し、トレー58aの直上部分で停止する。すなわち
、ベルト64とベルト66の先端で画成されるシート放
出部はあたかも前記トレー58aの開口部に臨むように
位置決めされる。
そこで、再び、ベルト駆動用モータ63が回転導入し、
ベルト64とベルト66に挟持された蓄積性螢光体シー
ト22は前記シート放出部からトレー58aの内部に収
容されることになる。勿論、読取部lOにおいて検出さ
れる蓄積性螢光体シート22のサイズが小さい場合には
、自走用モータ61は、筐体62を、例えば、トレー5
8gの直上部分で停止させ、次いでベルト駆動用モータ
63は当該蓄積性螢光体シート22をこのトレー58g
内に導入するよう作用する。
ところで、前記ベルト64.66と前記トレーとの間に
は所定距離離間した空隙が存在するため、ベルト64と
ベルト66とによって放出される蓄積性螢光体シート2
2の後端部はその重力によって所定距離落下してトレー
内に収容される。本実施態様では、この場合、層体11
0a乃至110gが形成された板体108a乃至108
gがトレー収納体106a乃至106gの上部側の側壁
に取着されているために、この層体110a乃至110
gにより、シート22はトレーの上部側壁端部に当接し
て擦過するのを阻止されてトレー内へと導かれることに
なる。
特に、本実施態様では層体110a乃至110gは蓄積
性螢光体シート22よりも柔らかい材質である発泡剤あ
るいは植毛材からなるために当該シート22の表面に擦
過傷がつくことは効果的に阻止される。すなわち、次の
画像記録に対する支障が惹起することはない。
本発明によれば、以上のように種々の蓄積性螢光体シー
トを次の画像情報の記録に待機−させるために、そのサ
イズ、若しくは、種類に応じたトレーに選別搬送出来る
ように構成し、さらに、トレーに収容する際にもガイド
部材の存在によってその表面を傷つけることなくトレー
内部に導入可能に構成している。しかも、そのトレー自
体は傾斜配置されているために占有面積が小さく、従っ
て、装置全体としてもコンパクトにすることが可能であ
る。
本発明は、前記の説明から容易に線屑されるように、簡
単な構造で、確実に動作することが可能であるために取
り扱いが正確となり、しかも、螢光体シートの表面を損
傷させることもなく、また、人手を煩わせる必要性がな
いために経済的であり且つ省力化が達成される効果も得
られる。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明した
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並び
に設計の変更が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るシート選別搬送装置が組み込まれ
る蓄積性螢光体シート使用の放射線画像情報読取装置と
消去ユニットとシート選別搬送装置との相関関係を示す
概略説明図、第2図は本発明に係るシート選別搬送装置
の自走部分を示す概略斜視説明図、第3図は本発明に係
るシート選別搬送装置のベルト駆動用機構を示す一部省
略斜視説明図、第4図は本発明に係るシート選別搬送装
置の自走機構とベルト搬送機構との相関関係を示す斜視
説明図、第5図は本発明に係るシート選別搬送装置とそ
の下部に配設された複数のトレーの配置状態を示す正面
説明図、第6図は本発明に係るシート選別搬送装置のガ
イド部材とトレーとの相関関係を示す一部省略斜視図で
ある。 10・・読取部 12・・導光性シート 14・・フォトマルチプライヤ 16・・レーザ光源 18・・ガルバノメータミラー 20・・光学定盤 22・・蓄積性螢光体シート 24・・第1ベルトコンベア 26・・第2ベルトコンベア 28・・ニップ用ローラ 30・・第3ベルトコンベア 32・・ローラ群34・
・第4ベルトコンベア 36・・第1ガイド部材   38・・ローラ40・・
第2ガイド部材   42・・消去ユニット44・・第
5ベルトコンベア 46・・筐体48・・第6ベルトコ
ンヘア 50・・第7ベルトコンベア 52・・選別搬送ユニット 54・・第8ベルトコンベア 56・・第9ベルトコンベア 58・・トレー60・・
ソート部 61・・自走用モータ    62・・筐体63・・ヘ
ルド駆動用モータ 64.66・・ベルト68・・補助ローラ70・・スプ
ロケット    72・・チェーン74・・スプロケッ
ト    76.78・・ギャ80.82・・回転軸 84a、84b、86a、86b −−ローラ88.9
0・・スプロケット  92・・チェーン94a、94
b・・アングル部材 96a 、96b 、 98a 、 98b −−ガイ
ド用ローラ100  ・・保持部材     102 
 ・・筐体103  ・・保持部材 104  ・・アングル部材 106  ・・トレー収納体   108  ・・板体
110  ・・層体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)開口面を上方に向けて所定の角度で傾斜する複数
    個のトレーと、前記トレーの上方に配置された走路に沿
    って移動自在に配設されたシート搬送ユニットとからな
    り、前記シート搬送ユニットは、枠体若しくは筐体に保
    持されたベルトコンベアとこのベルトコンベアを駆動す
    る回転駆動源とを含み、前記トレーの上端部と前記シー
    ト搬送ユニットとの間に、前記トレー内へ搬入されるシ
    ートが前記トレーの側壁の端部に当接するのを防止する
    ためのガイド部材を配設し、前記ベルトコンベアに蓄積
    性螢光体シートを保持した状態で前記シート搬送ユニッ
    トを移送して所定のトレーの上方に位置決め停止させ、
    次いで、前記ベルトコンベアを回転駆動源の駆動作用下
    に駆動して、保持された前記蓄積性螢光体シートを前記
    開口面を介してトレー内に落下収納するように構成した
    ことを特徴とする蓄積性螢光体シート選別搬送装置。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載の装置において、前記
    ガイド部材は蓄積性螢光体シートよりも硬度において柔
    らかい層体と、この層体が形成される板体とからなる蓄
    積性螢光体シート選別搬送装置。
  3. (3)特許請求の範囲第2項記載の装置において、前記
    層体は発泡剤からなる蓄積性螢光体シート選別搬送装置
  4. (4)特許請求の範囲第2項記載の装置において、前記
    層体は植毛材からなる蓄積性螢光体シート選別搬送装置
  5. (5)特許請求の範囲第1項または第2項に記載の装置
    において、前記複数個のトレーは夫々トレー収納体に収
    納自在に配置され、前記ガイド部材は前記トレー収納体
    に固着されてなる蓄積性螢光体シート選別搬送装置。
JP722085A 1985-01-18 1985-01-18 蓄積性螢光体シ−ト選別搬送装置 Granted JPS61166461A (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS61166461A true JPS61166461A (ja) 1986-07-28
JPH0543626B2 JPH0543626B2 (ja) 1993-07-02

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