JPS61166337A - 幼植物の栽培装置 - Google Patents
幼植物の栽培装置Info
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- JPS61166337A JPS61166337A JP60007678A JP767885A JPS61166337A JP S61166337 A JPS61166337 A JP S61166337A JP 60007678 A JP60007678 A JP 60007678A JP 767885 A JP767885 A JP 767885A JP S61166337 A JPS61166337 A JP S61166337A
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- Japan
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- seedling
- shipping
- seedlings
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- growing
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P60/00—Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
- Y02P60/20—Reduction of greenhouse gas [GHG] emissions in agriculture, e.g. CO2
- Y02P60/21—Dinitrogen oxide [N2O], e.g. using aquaponics, hydroponics or efficiency measures
Landscapes
- Hydroponics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は幼植物の栽培装置に関する。これは、野菜など
の植物の種子を発芽させると共に、幼植物の段階で収穫
するような栽培の分野で利用されるものである。
の植物の種子を発芽させると共に、幼植物の段階で収穫
するような栽培の分野で利用されるものである。
〔従来技術]
従来、野菜などの植物を種子から育成する場合、畑など
の苗床に直接播種して育苗する方法、平たい育苗箱に土
を入れて育成する方法または小さな育苗鉢に土を入れて
育てる方法、その他種々の栽培方法がある。そのように
して育成された苗は畑に移植され、例えば、ナス、キュ
ーリ、トマト、ピーマン、シュンギク、大根、ゴボウ、
その他の野菜などの成熟植物として収穫されることは周
知のとおりである。
の苗床に直接播種して育苗する方法、平たい育苗箱に土
を入れて育成する方法または小さな育苗鉢に土を入れて
育てる方法、その他種々の栽培方法がある。そのように
して育成された苗は畑に移植され、例えば、ナス、キュ
ーリ、トマト、ピーマン、シュンギク、大根、ゴボウ、
その他の野菜などの成熟植物として収穫されることは周
知のとおりである。
一方、野菜などの種子を発芽させ、成長過程にある幼植
物を食用に供するものとして、例えば、近年特にその風
味が珍重され、著しい需要の増加を示しているかい割れ
大根がある。そのような幼植物を需要の伸びに応じて増
産するには、広い土地や場所が必要となるので、手軽に
増産を図ることは容易でなく自ずと限界がある。
物を食用に供するものとして、例えば、近年特にその風
味が珍重され、著しい需要の増加を示しているかい割れ
大根がある。そのような幼植物を需要の伸びに応じて増
産するには、広い土地や場所が必要となるので、手軽に
増産を図ることは容易でなく自ずと限界がある。
それを解消するため栽培装置の改良がなされ、幼植物の
生産性と商品価値の向上を図ると共に、消費者が利用し
易い量の幼植物群を一単位として栽培する装置が開発さ
れている。そのような装置の一例として、実開昭58−
143557号公報に記載されたかい割れ大根の水耕栽
培装置がある。この装置は、温室内に、開閉可能な遮光
膜で覆われた複数の発芽棚が設置され、その各段に育苗
箱が載せられるようになっている。大根の種子は、中仕
切により区画された育苗箱内のウレタン培地に播かれ、
液肥が適宜散布され、かつ、遮光された発芽棚で適温に
保たれると、5〜6日程度で出荷できるかい割れ大根が
育成される。なお、育苗箱内の幼植物を出荷前の1日間
だけ日照状態下に置くと、先端の双葉が新鮮な緑に色付
く。この装置では、土を用いることなく育成できると共
に区画内の一束を容器に収納して出荷できるので、幼植
物の生産性と商品価値を高めることができる。
生産性と商品価値の向上を図ると共に、消費者が利用し
易い量の幼植物群を一単位として栽培する装置が開発さ
れている。そのような装置の一例として、実開昭58−
143557号公報に記載されたかい割れ大根の水耕栽
培装置がある。この装置は、温室内に、開閉可能な遮光
膜で覆われた複数の発芽棚が設置され、その各段に育苗
箱が載せられるようになっている。大根の種子は、中仕
切により区画された育苗箱内のウレタン培地に播かれ、
液肥が適宜散布され、かつ、遮光された発芽棚で適温に
保たれると、5〜6日程度で出荷できるかい割れ大根が
育成される。なお、育苗箱内の幼植物を出荷前の1日間
だけ日照状態下に置くと、先端の双葉が新鮮な緑に色付
く。この装置では、土を用いることなく育成できると共
に区画内の一束を容器に収納して出荷できるので、幼植
物の生産性と商品価値を高めることができる。
ところが、上述の栽培装置では、幼植物に成育、するま
での大半の期間、幼苗は遮光状態に置かれ、出荷後の日
持ちが比較的に悪いという問題がある。
での大半の期間、幼苗は遮光状態に置かれ、出荷後の日
持ちが比較的に悪いという問題がある。
また、この種の装置では、発芽棚の高さや幅や長手方向
の長さなどに工夫がなされているが、播種作業、播種さ
れた育苗箱の育苗棚への移動作業、幼植物の収穫のため
に育苗箱を回収する作業、出荷単位ごとのパッキング、
さらには荷出しの準備作業などにおいて、労働生産性の
向上や物流の合理化を主眼とした配慮の乏しいのが一般
的である。
の長さなどに工夫がなされているが、播種作業、播種さ
れた育苗箱の育苗棚への移動作業、幼植物の収穫のため
に育苗箱を回収する作業、出荷単位ごとのパッキング、
さらには荷出しの準備作業などにおいて、労働生産性の
向上や物流の合理化を主眼とした配慮の乏しいのが一般
的である。
したがって、かい割れ大根の生産コストが嵩み、安価な
I産を図ることができない問題があり、その解決が望ま
れる。
I産を図ることができない問題があり、その解決が望ま
れる。
本発明は上述した問題を解決するためになされたもので
、その目的は、幼植物の栽培装置の合理化を図ると共に
、販売者や消費者に、安価で商品価値の高い幼植物、例
えば、かい割れ大根を年間を通じて供給できる幼植物の
栽培装置を提供することである。
、その目的は、幼植物の栽培装置の合理化を図ると共に
、販売者や消費者に、安価で商品価値の高い幼植物、例
えば、かい割れ大根を年間を通じて供給できる幼植物の
栽培装置を提供することである。
本発明の幼植物の栽培装置の特徴を第1図を参照して説
明すると、栽培用温室1内に、幼植物の種子の発芽を促
すための催芽室6と、その種子を発芽させるための遮光
された育苗室4と、青苗棚12に載せられた育苗箱7内
の幼苗に陽光を当てるための棚室3と、収穫ならびに出
荷のために幼植物をバック詰めおよび箱詰めする出荷作
業場2Bと、包装された幼植物を保管する保冷庫27と
が配設されたことである。
明すると、栽培用温室1内に、幼植物の種子の発芽を促
すための催芽室6と、その種子を発芽させるための遮光
された育苗室4と、青苗棚12に載せられた育苗箱7内
の幼苗に陽光を当てるための棚室3と、収穫ならびに出
荷のために幼植物をバック詰めおよび箱詰めする出荷作
業場2Bと、包装された幼植物を保管する保冷庫27と
が配設されたことである。
第2の発明の特徴は、播種から幼苗までの育成を行なう
育成作業場2人と幼植物の収穫ならびに包装および出荷
までを行なう出荷作業場2Bを有する作業所2と、幼苗
に陽光を当て幼植物に育成する棚室3とが、栽培用温室
l内を二分するようにして設けられ、育成作業場2Aに
は、幼植物の種子を発芽状態にさせる催芽室6と、発芽
状態の種子を幼苗に育成する遮光された育苗室4が設置
され、その育苗室4の近傍に播種と散水を行なう播種機
9と散水機lOが設置されると共に、それらに育苗箱7
を搬送するコンベア8が配設され、棚室3には、育苗室
4から運び出された育苗箱7を載せ、その育成に必要な
陽光を幼苗に当てる複数の多段に構成された育苗棚12
が整列状態に設置され、育成作業場2人と棚室3を結び
育苗箱7を各育苗棚12に搬送するコンベア13が配設
され、育苗棚12で育成した幼植物を収穫するため、棚
室3から出荷作業場2Bへ育苗箱7を搬送する出荷用コ
ンベア14が設けられ、出荷作業場2Bには、出荷用の
幼植物をパック詰めするパッキング作業台15と、パッ
クをシールするパックシール機16とが配設され、多数
のパックが箱詰めされた出荷用のダンボール箱20をシ
ールするシール機24が設けられ、そのダンボール箱2
0を保管する保冷庫27が温室出口28の近傍に配置さ
れたことである。
育成作業場2人と幼植物の収穫ならびに包装および出荷
までを行なう出荷作業場2Bを有する作業所2と、幼苗
に陽光を当て幼植物に育成する棚室3とが、栽培用温室
l内を二分するようにして設けられ、育成作業場2Aに
は、幼植物の種子を発芽状態にさせる催芽室6と、発芽
状態の種子を幼苗に育成する遮光された育苗室4が設置
され、その育苗室4の近傍に播種と散水を行なう播種機
9と散水機lOが設置されると共に、それらに育苗箱7
を搬送するコンベア8が配設され、棚室3には、育苗室
4から運び出された育苗箱7を載せ、その育成に必要な
陽光を幼苗に当てる複数の多段に構成された育苗棚12
が整列状態に設置され、育成作業場2人と棚室3を結び
育苗箱7を各育苗棚12に搬送するコンベア13が配設
され、育苗棚12で育成した幼植物を収穫するため、棚
室3から出荷作業場2Bへ育苗箱7を搬送する出荷用コ
ンベア14が設けられ、出荷作業場2Bには、出荷用の
幼植物をパック詰めするパッキング作業台15と、パッ
クをシールするパックシール機16とが配設され、多数
のパックが箱詰めされた出荷用のダンボール箱20をシ
ールするシール機24が設けられ、そのダンボール箱2
0を保管する保冷庫27が温室出口28の近傍に配置さ
れたことである。
以下に本発明を、その実施例を示す図面に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
第1図に示す幼植物の栽培用温室1には、建屋鉄骨の各
部分に、透明ガラスの嵌め込まれたアルミサツシが取付
けられ、陽光と陽熱が入るようになっている。なお、そ
の図示しない天井には、温室lの室温調節用の自動開閉
される複数個の天窓が設けられている。このような温室
lには、その内部を部分するようにして作業所2と棚室
3が配設されている。
部分に、透明ガラスの嵌め込まれたアルミサツシが取付
けられ、陽光と陽熱が入るようになっている。なお、そ
の図示しない天井には、温室lの室温調節用の自動開閉
される複数個の天窓が設けられている。このような温室
lには、その内部を部分するようにして作業所2と棚室
3が配設されている。
作業所2は、播種から幼苗までの育成を行なう育成作業
場2Aと、幼植物の収穫ならびに包装および出荷までを
行なう出荷作業場2Bと、に区分されている。その育成
作業場2Aには、後述する発芽状態の種子を幼苗に育成
する遮光構造の育苗室4A、4Bが設置されると共に、
育苗室4B内には、幼植物の種子に吸水させるための浸
漬タンク5と、浸漬されて吸水した種子を発芽状態にさ
せる催芽室6が配設されている。なお、本例では、毎日
播種がなされ、育苗箱7が散水を挟んで2日間にわたり
育苗室4に収容されるので、その区分を明確にするため
、育苗室4は2室4A、4Bに分けられている。これら
の育苗室4では、発芽とその直後の微妙な時期の育成が
行なわれるので、その内部が年間を通じて理想的な環境
条件に調えられる。そのため、育苗室4は、室温や湿度
などの調整を少ないエネルギ消費でもって容易に行なう
に都合のよい広さとなっている。
場2Aと、幼植物の収穫ならびに包装および出荷までを
行なう出荷作業場2Bと、に区分されている。その育成
作業場2Aには、後述する発芽状態の種子を幼苗に育成
する遮光構造の育苗室4A、4Bが設置されると共に、
育苗室4B内には、幼植物の種子に吸水させるための浸
漬タンク5と、浸漬されて吸水した種子を発芽状態にさ
せる催芽室6が配設されている。なお、本例では、毎日
播種がなされ、育苗箱7が散水を挟んで2日間にわたり
育苗室4に収容されるので、その区分を明確にするため
、育苗室4は2室4A、4Bに分けられている。これら
の育苗室4では、発芽とその直後の微妙な時期の育成が
行なわれるので、その内部が年間を通じて理想的な環境
条件に調えられる。そのため、育苗室4は、室温や湿度
などの調整を少ないエネルギ消費でもって容易に行なう
に都合のよい広さとなっている。
その育苗室4の前面にはコンベア8が設置され、播種機
9と散水機10がコンベア8上に設けられると共に、両
者は育苗箱7に播種や播種後の散水を行なうことができ
るようになっている。
9と散水機10がコンベア8上に設けられると共に、両
者は育苗箱7に播種や播種後の散水を行なうことができ
るようになっている。
ところで、育苗箱7は、第2図(a)〜(C)に示すよ
うに、その本体7Aが、手作業に便利な軽い発泡スチロ
ール樹脂製の矩形の箱体である。
うに、その本体7Aが、手作業に便利な軽い発泡スチロ
ール樹脂製の矩形の箱体である。
この本体7Aには、仕切板11が挿入され、出荷単位と
なる一部の幼植物を育成するための例えば20個の区画
11aが形成される。その仕切板11は、例えば薄いス
チロール樹脂製のものなどが採用され、本体7Aの各内
壁と僅かな隙間を形成する程度の大きさである。そして
、本体7Aに形成された切欠部7bにおける側壁7aと
ほぼ同じ高さとなっている。上述の各区画11aの底に
は、第2図(b)、 (C)に示す複数の例えば13
条の細長い溝7Cが設けられている。これらは、種子の
平均径よりやや小さい例えば21程度の幅と深さを有し
、そのピッチは約5mmで、散布された液肥を適量溜め
ることができる。したがって、播種後の種子は、常にそ
の一部が溝70の液肥に浸り、種子が同等の背丈の幼苗
に育成するよう配慮されている。なお、それらの溝70
は、必要に応じて図示するように、相互におよび他の区
画11aのそれと連通されておらず、各区画11aでの
液肥の流出入が防止されている。
なる一部の幼植物を育成するための例えば20個の区画
11aが形成される。その仕切板11は、例えば薄いス
チロール樹脂製のものなどが採用され、本体7Aの各内
壁と僅かな隙間を形成する程度の大きさである。そして
、本体7Aに形成された切欠部7bにおける側壁7aと
ほぼ同じ高さとなっている。上述の各区画11aの底に
は、第2図(b)、 (C)に示す複数の例えば13
条の細長い溝7Cが設けられている。これらは、種子の
平均径よりやや小さい例えば21程度の幅と深さを有し
、そのピッチは約5mmで、散布された液肥を適量溜め
ることができる。したがって、播種後の種子は、常にそ
の一部が溝70の液肥に浸り、種子が同等の背丈の幼苗
に育成するよう配慮されている。なお、それらの溝70
は、必要に応じて図示するように、相互におよび他の区
画11aのそれと連通されておらず、各区画11aでの
液肥の流出入が防止されている。
播種機9は、第3図(a)、 (b)に示すように、
例えば2条の■ベルトからなるコンベア8を跨ぐように
して設置され、フレーム9Aの両側には、搬送される育
苗箱7を案内すると共に、その姿勢を保持させるための
複数個のガイドローラ50が設置されている。コンベア
8の側部上方は、例えばアクリル材などの透明な囲いプ
レー)51て囲まれ、その囲いプレート51に、スライ
ドおよび回動自在な前面プレート52と回動可能な後面
プレート53が取付けられ、播かれた種が重ならないよ
うになっている。播種機9の最上部には、催芽状態の種
子を収容するホンパー54があり、その底部用L155
の近傍下方に、上述の前面プレート52や後面プレート
53を介して、育苗箱7に種子を供給する回転自在な播
種ドラム56が備えられている。ドラム5Gの表面には
、複数のディンプル57が形成され、出口55の種子を
その中に収めて受は取ると共に、その回転に伴って適量
の種子を後面プレート53上に落下させることができる
ようになっている。
例えば2条の■ベルトからなるコンベア8を跨ぐように
して設置され、フレーム9Aの両側には、搬送される育
苗箱7を案内すると共に、その姿勢を保持させるための
複数個のガイドローラ50が設置されている。コンベア
8の側部上方は、例えばアクリル材などの透明な囲いプ
レー)51て囲まれ、その囲いプレート51に、スライ
ドおよび回動自在な前面プレート52と回動可能な後面
プレート53が取付けられ、播かれた種が重ならないよ
うになっている。播種機9の最上部には、催芽状態の種
子を収容するホンパー54があり、その底部用L155
の近傍下方に、上述の前面プレート52や後面プレート
53を介して、育苗箱7に種子を供給する回転自在な播
種ドラム56が備えられている。ドラム5Gの表面には
、複数のディンプル57が形成され、出口55の種子を
その中に収めて受は取ると共に、その回転に伴って適量
の種子を後面プレート53上に落下させることができる
ようになっている。
敗水機lOは、第4図(a)、 (b)に示すように
、コンヘア8を跨ぐようにして設置され、フレ−ムIO
Aの両側には、搬送される育苗箱7を案内すると共に、
その姿勢を保持するガイドローラ60が設置されている
。そのコンベア8の上方には、常用ヘッダー61Aと予
備ヘッダー618が設けられると共に、それぞれに複数
例えば21固のノズル62A、62Bが取付けられてい
る。それぞれ2個のノズルは工業用ノズルが採用され、
その散水軌跡が両端を除いて一様な幅となり、ミスト散
布ができるようになっている。なお、噴出圧力を異なら
せると、単位面積当りの噴霧量を変えることができる。
、コンヘア8を跨ぐようにして設置され、フレ−ムIO
Aの両側には、搬送される育苗箱7を案内すると共に、
その姿勢を保持するガイドローラ60が設置されている
。そのコンベア8の上方には、常用ヘッダー61Aと予
備ヘッダー618が設けられると共に、それぞれに複数
例えば21固のノズル62A、62Bが取付けられてい
る。それぞれ2個のノズルは工業用ノズルが採用され、
その散水軌跡が両端を除いて一様な幅となり、ミスト散
布ができるようになっている。なお、噴出圧力を異なら
せると、単位面積当りの噴霧量を変えることができる。
第1図に戻って、棚室3には、複数例えば6列の育苗棚
12A、12Bがローラコンベア13Aを挟み、散水に
必要な通路を隔てるようにして、整列状態に設置されて
いる。これらは、第5図(a)、(b)に示すように、
立設された複数本の支柱12aに背中合わせの棚板12
bが架設され、上下4段の各棚板12bの上面には、2
本の支持金具12cが取付けられている。その支持金具
12Cの上面12dには、育苗箱7を育苗棚12の奥に
移動させる場合に隣り合った育苗箱7を一体で手押しで
きるようにするため、滑りのよいプラスチック材12e
が貼着されている。また、各支柱12a間に2本の細い
ロープ12Aが張架され、育苗箱7が支柱12aに衝突
することなく長手方向への滑り移動を案内すると共に、
散水作業の円滑化とその量の均等を図るために育苗箱7
が凸凹した配列とならないようにガイドしている。そし
て、それぞれの棚板12b上には、育成した幼苗を収容
した育苗箱7が載せられ、出荷まで間接日照や直接1」
照を行なうことができるようになっている。
12A、12Bがローラコンベア13Aを挟み、散水に
必要な通路を隔てるようにして、整列状態に設置されて
いる。これらは、第5図(a)、(b)に示すように、
立設された複数本の支柱12aに背中合わせの棚板12
bが架設され、上下4段の各棚板12bの上面には、2
本の支持金具12cが取付けられている。その支持金具
12Cの上面12dには、育苗箱7を育苗棚12の奥に
移動させる場合に隣り合った育苗箱7を一体で手押しで
きるようにするため、滑りのよいプラスチック材12e
が貼着されている。また、各支柱12a間に2本の細い
ロープ12Aが張架され、育苗箱7が支柱12aに衝突
することなく長手方向への滑り移動を案内すると共に、
散水作業の円滑化とその量の均等を図るために育苗箱7
が凸凹した配列とならないようにガイドしている。そし
て、それぞれの棚板12b上には、育成した幼苗を収容
した育苗箱7が載せられ、出荷まで間接日照や直接1」
照を行なうことができるようになっている。
上述した育成作業場2Aの育苗室4Bと棚室3の各育苗
棚12A、12Bとの間に、育苗箱7を搬送するため、
例えばローラ形式のコンベア13Bが設置されている。
棚12A、12Bとの間に、育苗箱7を搬送するため、
例えばローラ形式のコンベア13Bが設置されている。
第6図に示すように、コンベア 13 Bは、ローラコ
ンベア13Aと曲がり部+32で接続され、コンベア1
3Aは、各育苗棚12の全端部に近接するように配設さ
れている。
ンベア13Aと曲がり部+32で接続され、コンベア1
3Aは、各育苗棚12の全端部に近接するように配設さ
れている。
その曲がり部13aには、作業者により搬送中の育苗箱
7が容易に方向転換できるように、円弧状のガイド13
bがコンベアフレームに固着されている。なお、第7図
(a)〜(d)に示すように、コンヘア1.3 Bでは
、それを構成する単位コンベア13Cのそれぞれが床に
固定され、相互に連結部材13cで結合されている。コ
ンベア13Aでは、第8図(a)、 (b)に示すよ
うに、各単位コンベア13Dの下部に図示しないキャス
ターが設けられると共に、相互に掛は外し自在な連結部
材13dで連結されている。したがって、育苗箱7を棚
に載せる作業や出荷や散水のため、作業者が単位コンベ
ア13Dの連結を外して一方の列を適当な方向にずらす
と、育苗棚12A、12Bの間を自由に往き来できる。
7が容易に方向転換できるように、円弧状のガイド13
bがコンベアフレームに固着されている。なお、第7図
(a)〜(d)に示すように、コンヘア1.3 Bでは
、それを構成する単位コンベア13Cのそれぞれが床に
固定され、相互に連結部材13cで結合されている。コ
ンベア13Aでは、第8図(a)、 (b)に示すよ
うに、各単位コンベア13Dの下部に図示しないキャス
ターが設けられると共に、相互に掛は外し自在な連結部
材13dで連結されている。したがって、育苗箱7を棚
に載せる作業や出荷や散水のため、作業者が単位コンベ
ア13Dの連結を外して一方の列を適当な方向にずらす
と、育苗棚12A、12Bの間を自由に往き来できる。
上述のコンベア13Bと同形式の出荷用コンヘア14が
、育苗棚12で育成された幼植物を収穫するために、棚
室3から出荷作業場2Bに育苗箱7を搬送できるように
設けられている。
、育苗棚12で育成された幼植物を収穫するために、棚
室3から出荷作業場2Bに育苗箱7を搬送できるように
設けられている。
出荷作業場2Bには、出荷用の幼植物をパック詰めする
パッキング作業台15(第1図参照)と、パックの蓋部
をシールするパックシール機16とが配設されている。
パッキング作業台15(第1図参照)と、パックの蓋部
をシールするパックシール機16とが配設されている。
そのパッキング作業台15は、上述の出荷用コンベア1
4の終端部に位置し、棚室3から運び込まれた育苗箱7
内の幼植物をパソり詰めするためのものである。第9図
(a)、(b)に示すように、作業台15の高さは、作
業者がバ、り詰めする際に自然な姿勢で腕を動かし易い
ように決められ、作業台15の長平方向に並んで互いに
向き合って作業できるようになっている。
4の終端部に位置し、棚室3から運び込まれた育苗箱7
内の幼植物をパソり詰めするためのものである。第9図
(a)、(b)に示すように、作業台15の高さは、作
業者がバ、り詰めする際に自然な姿勢で腕を動かし易い
ように決められ、作業台15の長平方向に並んで互いに
向き合って作業できるようになっている。
作業台15のほぼ中央位置には、その長手方向に、例え
ば電動式のベルトコンベア15Aが内蔵されている。そ
れは、パック詰め直後で蓋17aの開いているパック1
7を、パックシール機16に搬送するものである。なお
、第9図(b)に示すように、パッキング中の蓋17a
の向きは、作業台15の両側で、次工程のシール機16
のシール作動に都合がよい向きとなるように同一方向と
される。したがって、作業台15のコンベア15Aより
左側の幅Mが、右側の幅Nより蓋17aの福相当分長く
され、作業者は蓋17aの向きを図示のように左にして
そのままコンベア15Aに載せればよいように配慮され
ている。
ば電動式のベルトコンベア15Aが内蔵されている。そ
れは、パック詰め直後で蓋17aの開いているパック1
7を、パックシール機16に搬送するものである。なお
、第9図(b)に示すように、パッキング中の蓋17a
の向きは、作業台15の両側で、次工程のシール機16
のシール作動に都合がよい向きとなるように同一方向と
される。したがって、作業台15のコンベア15Aより
左側の幅Mが、右側の幅Nより蓋17aの福相当分長く
され、作業者は蓋17aの向きを図示のように左にして
そのままコンベア15Aに載せればよいように配慮され
ている。
パックシール機16は、第1図に示すようにベルトコン
ベア15Aの延長上に設けられ、ポリエチレンを加熱溶
融して接着加工するなど蓋閉め機能を有している。この
シール機16の前段には、蓋をガイドして押さえる仮閉
め手段が設置されている。それによる仮閉め状態のパッ
ク17はシール機16でシールされ、閉止状態の出荷用
パック17とされる。
ベア15Aの延長上に設けられ、ポリエチレンを加熱溶
融して接着加工するなど蓋閉め機能を有している。この
シール機16の前段には、蓋をガイドして押さえる仮閉
め手段が設置されている。それによる仮閉め状態のパッ
ク17はシール機16でシールされ、閉止状態の出荷用
パック17とされる。
シール機16の次には第10図に示す回転盤18が設け
られ、パック17が払い出されて作業者が箱詰めするま
で一時的に、幾つかのパック17を乗載しておくことが
できるようになっている。
られ、パック17が払い出されて作業者が箱詰めするま
で一時的に、幾つかのパック17を乗載しておくことが
できるようになっている。
それは、図示しない脚が床に固定され、その脚に円盤1
8aが取付けられ、脚に固定された金具18bに保持さ
れたガイド19が、円盤18aの上方に張り出すように
取付けられている。円盤18aが矢印21方向に回転さ
れているので、パック17は重なることなく乗載され、
作業者がダンボール箱20に箱詰めするとき、パック1
7が作業者の手元に移動される。その際、手元を通過し
たパック17のうち円盤18aの縁から飛び出し掛けた
ものは、上述したガイド19の当接面によって内方に寄
せられ、円盤18aから脱落しないように配慮されてい
る。
8aが取付けられ、脚に固定された金具18bに保持さ
れたガイド19が、円盤18aの上方に張り出すように
取付けられている。円盤18aが矢印21方向に回転さ
れているので、パック17は重なることなく乗載され、
作業者がダンボール箱20に箱詰めするとき、パック1
7が作業者の手元に移動される。その際、手元を通過し
たパック17のうち円盤18aの縁から飛び出し掛けた
ものは、上述したガイド19の当接面によって内方に寄
せられ、円盤18aから脱落しないように配慮されてい
る。
回転盤18の横には、多数のパック17を1つのダンボ
ール箱20に箱詰めし、さらに、箱20をシールする装
置が設けられている。箱詰めは、il1図(a)に示す
ように、ローラコンベア22にの空のダンボール箱20
の下面蓋部が自然開放しないように保持された状態で、
行なわれる。
ール箱20に箱詰めし、さらに、箱20をシールする装
置が設けられている。箱詰めは、il1図(a)に示す
ように、ローラコンベア22にの空のダンボール箱20
の下面蓋部が自然開放しないように保持された状態で、
行なわれる。
すなわち、第11図(b)、 (C)に示すように、
コンベア22には、コンベアフレーム22aに固定され
た一方側のガイド22bと、部材22cを介してスプリ
ング23の弾発力により変位する他方側のガイド22d
が備えられている。空のダンボール箱20が、下面蓋部
を手作業で閉めた状態で、両ガイド22b、22dの間
に挿入されると、箱20はガイド22dの押圧力で浮き
上がるのが防止される。その結果、ダンボール箱20の
下面蓋部は閉状態が維持され、パック17の箱詰め作業
が簡単に行なわれる。図示の例では、コンベア22に連
続して、ダンボール箱シール機24が電動のコンベア2
5を跨ぐようにして設置されている。上述の箱詰めの後
手作業で上面蓋部が仮閉めされた箱20は、シール機2
4内で取っ手穴の部分を除いて上下同時に粘着テープで
シールされるようになっている。本例のようなローラコ
ンベア22とシール機24を用いた包装作業では、箱詰
め作業と上下蓋部のシール作業が2工程で行なわれ、能
率の向上が図られる。
コンベア22には、コンベアフレーム22aに固定され
た一方側のガイド22bと、部材22cを介してスプリ
ング23の弾発力により変位する他方側のガイド22d
が備えられている。空のダンボール箱20が、下面蓋部
を手作業で閉めた状態で、両ガイド22b、22dの間
に挿入されると、箱20はガイド22dの押圧力で浮き
上がるのが防止される。その結果、ダンボール箱20の
下面蓋部は閉状態が維持され、パック17の箱詰め作業
が簡単に行なわれる。図示の例では、コンベア22に連
続して、ダンボール箱シール機24が電動のコンベア2
5を跨ぐようにして設置されている。上述の箱詰めの後
手作業で上面蓋部が仮閉めされた箱20は、シール機2
4内で取っ手穴の部分を除いて上下同時に粘着テープで
シールされるようになっている。本例のようなローラコ
ンベア22とシール機24を用いた包装作業では、箱詰
め作業と上下蓋部のシール作業が2工程で行なわれ、能
率の向上が図られる。
シールされた箱20を受は取り、一時的に5箱程度スト
ックするローラコンベア26が、第10図に示すように
設けられ、それが次に説明する保冷庫27に向けて僅か
に下り傾斜となっている。
ックするローラコンベア26が、第10図に示すように
設けられ、それが次に説明する保冷庫27に向けて僅か
に下り傾斜となっている。
なお、コンベア26や上述のコンベア22は、前述の単
位コンベア13Bと同じ構造が採用されているが、高さ
はそれらより低く、ダンボール箱20の持ち運びが容易
となるように配慮されている。
位コンベア13Bと同じ構造が採用されているが、高さ
はそれらより低く、ダンボール箱20の持ち運びが容易
となるように配慮されている。
保冷庫27は、ダンボール箱20の包装の次工程に位置
し、温室出口28の近傍に配置され、出荷のためにダン
ボール箱20を温室lから運び出す距離が短くなるよう
になっている。本例では、保冷庫27の冷却媒体の放熱
を育苗室4に導入して、その廃熱エネルギを有効利用で
きるようにするため、育苗室4に隣接する配置が採用さ
れている。なお、育苗室4の室温は25℃程度が好まし
いので、冬場は上述の廃熱エネルギが補給され、一方、
夏場で育苗室4の温度が異常に上昇する場合なとは天窓
より廃気される。
し、温室出口28の近傍に配置され、出荷のためにダン
ボール箱20を温室lから運び出す距離が短くなるよう
になっている。本例では、保冷庫27の冷却媒体の放熱
を育苗室4に導入して、その廃熱エネルギを有効利用で
きるようにするため、育苗室4に隣接する配置が採用さ
れている。なお、育苗室4の室温は25℃程度が好まし
いので、冬場は上述の廃熱エネルギが補給され、一方、
夏場で育苗室4の温度が異常に上昇する場合なとは天窓
より廃気される。
保冷庫27には、第12図(a)に示すように、床に例
えば5列のローラコンベア29が通路を挟んで設けられ
、同図(b)、 (c)のように最高8〜9段に積み
重ねられたダンボール箱20を収納することができる。
えば5列のローラコンベア29が通路を挟んで設けられ
、同図(b)、 (c)のように最高8〜9段に積み
重ねられたダンボール箱20を収納することができる。
その天井に冷却用ダクト30が取付けられ、その中を通
過する冷気は、保冷庫27の一番奥で反転し、ダンボー
ル箱止め網30Aを通過してダンボール箱20に開口さ
れたやや大きい取っ手穴20aを次々と流れ、扉3Iに
向かって循環するようになっている。したがって、ダン
ボール箱20を搬入するために度々扉が開閉されても、
冷気は直接庫外に逃げることなく、必すダンホール箱2
0内のバンクを冷却する。したかって、その冷気により
幼植物の成長が一時的に抑制される。その際、水分の除
去も行なわれるので腐敗も防止される。なお、第1図に
示す育苗室4などを加温する必要がある場合には、図示
しないダクトが保冷庫27の天井から育苗室4まで配設
され、そのダクトを介して上述した廃熱エネルギが供給
されるようになっている。
過する冷気は、保冷庫27の一番奥で反転し、ダンボー
ル箱止め網30Aを通過してダンボール箱20に開口さ
れたやや大きい取っ手穴20aを次々と流れ、扉3Iに
向かって循環するようになっている。したがって、ダン
ボール箱20を搬入するために度々扉が開閉されても、
冷気は直接庫外に逃げることなく、必すダンホール箱2
0内のバンクを冷却する。したかって、その冷気により
幼植物の成長が一時的に抑制される。その際、水分の除
去も行なわれるので腐敗も防止される。なお、第1図に
示す育苗室4などを加温する必要がある場合には、図示
しないダクトが保冷庫27の天井から育苗室4まで配設
され、そのダクトを介して上述した廃熱エネルギが供給
されるようになっている。
このような構成の栽培装置では、次のようにして幼植物
の栽培が行なわれ、消費者に商品価値が高く安価な幼野
菜を供給することができる。
の栽培が行なわれ、消費者に商品価値が高く安価な幼野
菜を供給することができる。
かい割れ大根の種子の浸漬に先立ち、生産計画に基づい
て播種後6日目の出荷に見合う種子が秤量され、水切り
が容易にできる有孔布や網状の袋に入れられ、3キログ
ラム程度に小分けされる。
て播種後6日目の出荷に見合う種子が秤量され、水切り
が容易にできる有孔布や網状の袋に入れられ、3キログ
ラム程度に小分けされる。
第1図に示すように、栽培用温室1内の育成用作業場2
Aにおいて、上述の種子は袋と共に浸漬タンク5の温度
25℃の水などに7時間程度浸され、その間に種子はそ
れらを吸水し脹らんだ状態となる。作業者は、その袋を
吊り下げ水切りを行なって籠に収めた後、それを暗室状
態とされた催芽室6に15〜20時間入れ、30℃前後
に温度調整されたその中で種子は発芽し易い状態とされ
る。
Aにおいて、上述の種子は袋と共に浸漬タンク5の温度
25℃の水などに7時間程度浸され、その間に種子はそ
れらを吸水し脹らんだ状態となる。作業者は、その袋を
吊り下げ水切りを行なって籠に収めた後、それを暗室状
態とされた催芽室6に15〜20時間入れ、30℃前後
に温度調整されたその中で種子は発芽し易い状態とされ
る。
袋より取出された種子は、第3図(aL (b)に示
すように、播種機9のホッパー54に入れられると共に
、空の育苗箱7が順次コンベア8に載せられる。その育
苗箱7は、ベルトで播種機9下に搬送され、種−f供給
用ドラム56の下方を通過する間に、その各区画11a
内へ均等に種子が播かれる。ドラム56から後面プレー
ト53に当たった種子は、そのまま転び落ちたり、跳ね
上がったものは前面プレート52で反射された後隙間5
3Aから、移行中の育苗箱7に落下する。その際、種子
の水平分速度が上述の各ブレー1−52.53の角度調
整で育苗箱7の搬送速度と同調され、各区画11aへの
播種量の均等化と種子の重なりが回避される。なお、発
芽できる状態の種子は、温度や湿度の変化によって、そ
の表面の状態がさらつとしていたりねばねばしていたり
するので、必要に応じて水洗いなどしてから播種される
。また、両プレート52.53の取付は角度やスリット
53Aの高さが、好適な播種となるように適宜調整され
る。
すように、播種機9のホッパー54に入れられると共に
、空の育苗箱7が順次コンベア8に載せられる。その育
苗箱7は、ベルトで播種機9下に搬送され、種−f供給
用ドラム56の下方を通過する間に、その各区画11a
内へ均等に種子が播かれる。ドラム56から後面プレー
ト53に当たった種子は、そのまま転び落ちたり、跳ね
上がったものは前面プレート52で反射された後隙間5
3Aから、移行中の育苗箱7に落下する。その際、種子
の水平分速度が上述の各ブレー1−52.53の角度調
整で育苗箱7の搬送速度と同調され、各区画11aへの
播種量の均等化と種子の重なりが回避される。なお、発
芽できる状態の種子は、温度や湿度の変化によって、そ
の表面の状態がさらつとしていたりねばねばしていたり
するので、必要に応じて水洗いなどしてから播種される
。また、両プレート52.53の取付は角度やスリット
53Aの高さが、好適な播種となるように適宜調整され
る。
次に、第4図(a)、 (b)に示すように、播種後
の育苗箱7が散水機IOの下に搬送され、一方側の2個
のノズル62Aで液肥が均等に散布される。散水機10
では、上述のようにミスト散布できる工業用ノズルが採
用されているので、同一幅の散布軌跡が可能となり、散
布圧力を変化させると散水量が変えられる。したがって
、夏場や冬場など状況に応じて散水の噴霧広さが調整さ
れたり、育苗箱7の搬送速度が調整される。
の育苗箱7が散水機IOの下に搬送され、一方側の2個
のノズル62Aで液肥が均等に散布される。散水機10
では、上述のようにミスト散布できる工業用ノズルが採
用されているので、同一幅の散布軌跡が可能となり、散
布圧力を変化させると散水量が変えられる。したがって
、夏場や冬場など状況に応じて散水の噴霧広さが調整さ
れたり、育苗箱7の搬送速度が調整される。
播種および散水後の育苗箱7は、室温25°Cの育苗室
2Aに10〜15段程度の積重ね状態で20〜24時間
収容され、種子は発芽される。スケジュールに基づく翌
日の播種と散水の前に、育苗室4Aの育苗箱7は、コン
ベア8に載せられ再度散水機IOで散水され、室温25
℃の育苗室4Bに5〜6時間収容される。上述したよう
に、催芽室6から出された種子は、はぼ2日を掛けて遮
光状態の育苗室4A、4Bでほぼ2cm程度の幼苗に育
成される。
2Aに10〜15段程度の積重ね状態で20〜24時間
収容され、種子は発芽される。スケジュールに基づく翌
日の播種と散水の前に、育苗室4Aの育苗箱7は、コン
ベア8に載せられ再度散水機IOで散水され、室温25
℃の育苗室4Bに5〜6時間収容される。上述したよう
に、催芽室6から出された種子は、はぼ2日を掛けて遮
光状態の育苗室4A、4Bでほぼ2cm程度の幼苗に育
成される。
その幼苗を、かい割れ大根として出荷できる背丈がほぼ
12cm程度の幼野菜に育成するため、育苗箱7はコン
ベア13Bにより採光された棚室3に運ばれる。その際
、育苗箱7は、手押しされるなどしてコンベア13Bか
ら13Aに移され、そこから、適当に選ばれた育苗棚1
2の空棚に載せられる。なお、約2cmに成長した幼苗
は、育苗棚に載せられた当初から遮光されない状態に置
かれるが、出荷の前日から1日程度は直接光を必要とす
るので、4段に区切られた一番上の日当たりの最も強い
棚を避けて、上方の棚に置かれた育苗箱で一部日蔭とな
る下から1〜3段目の棚に載せられる。それから出荷前
日までそのままの位置が保持され、幼苗は一応日照状態
に置かれると共に、全9〜lO回の液肥散水を受けて光
合成を営み上述の幼野菜に成長する。散水は幼苗の成長
の程度に応じて、より幼い時期はミスト状態で、成育が
進めばシャワー状態で行なわれる。なお、液肥タンク3
7が保冷庫27の近傍に設置され、育苗棚12に載せら
れた育苗箱7や散水機10で育苗箱7に散布される液肥
は、この液肥タンク37から供給される。
12cm程度の幼野菜に育成するため、育苗箱7はコン
ベア13Bにより採光された棚室3に運ばれる。その際
、育苗箱7は、手押しされるなどしてコンベア13Bか
ら13Aに移され、そこから、適当に選ばれた育苗棚1
2の空棚に載せられる。なお、約2cmに成長した幼苗
は、育苗棚に載せられた当初から遮光されない状態に置
かれるが、出荷の前日から1日程度は直接光を必要とす
るので、4段に区切られた一番上の日当たりの最も強い
棚を避けて、上方の棚に置かれた育苗箱で一部日蔭とな
る下から1〜3段目の棚に載せられる。それから出荷前
日までそのままの位置が保持され、幼苗は一応日照状態
に置かれると共に、全9〜lO回の液肥散水を受けて光
合成を営み上述の幼野菜に成長する。散水は幼苗の成長
の程度に応じて、より幼い時期はミスト状態で、成育が
進めばシャワー状態で行なわれる。なお、液肥タンク3
7が保冷庫27の近傍に設置され、育苗棚12に載せら
れた育苗箱7や散水機10で育苗箱7に散布される液肥
は、この液肥タンク37から供給される。
その幼野菜は出荷の1日前から直接陽光に当てられ、双
葉が鮮やかな緑に色付く。そのために出荷の前日の午後
までに、すなわち、播種から5日目には、それぞれの育
苗箱5は一番上の段に移される。そして、6日目の午前
から午後にかけてかい割れ大根は出荷されるが、午後出
荷分のみは10回目の散水を受ける。ちなみに、かい割
れ大根は初秋のある1週間〜10日間の栽培に最適な時
期を除けば、四季を通じて播種後6日目に出荷され、上
述の時期では成育が速いので、5日目に出荷される。
葉が鮮やかな緑に色付く。そのために出荷の前日の午後
までに、すなわち、播種から5日目には、それぞれの育
苗箱5は一番上の段に移される。そして、6日目の午前
から午後にかけてかい割れ大根は出荷されるが、午後出
荷分のみは10回目の散水を受ける。ちなみに、かい割
れ大根は初秋のある1週間〜10日間の栽培に最適な時
期を除けば、四季を通じて播種後6日目に出荷され、上
述の時期では成育が速いので、5日目に出荷される。
出荷は、次のようにして行なわれる。まず、育苗棚12
の一番上の育苗箱7がコンベア13Aに載せられ、出荷
用コンベア14上で手押しされるなどしてパッキング作
業台15に運ばれる。なお、育苗箱7の1つの区画11
aには、同一背丈のかい割れ大根が多数育成され、それ
ぞれの根は相互にからみ合うと共に、その区画の底にも
強く引っ付いている。そこで、第9図(a)、 (b
)に示すように、作業者が育苗箱7を作業し易い姿勢に
立て掛けて、1区画11aのかい割れ大根を引き抜き、
■出荷単位のかい割れ大根を1個のポリエチレン製のパ
ック17に詰め込む。上述のようにパッキング作業台1
5の高さや幅が、高い作業能率となるように決められて
いるので、その詰め込み作業は手際よく行なわれる。幼
野菜が詰め込まれたパック17は、コンベア15Aに載
せられパックシール機16の近傍で蓋17aの板間めが
なされ、シール機16で閉止され、能率的にそれぞれは
出荷製品としてのパックに仕立て上げられる。
の一番上の育苗箱7がコンベア13Aに載せられ、出荷
用コンベア14上で手押しされるなどしてパッキング作
業台15に運ばれる。なお、育苗箱7の1つの区画11
aには、同一背丈のかい割れ大根が多数育成され、それ
ぞれの根は相互にからみ合うと共に、その区画の底にも
強く引っ付いている。そこで、第9図(a)、 (b
)に示すように、作業者が育苗箱7を作業し易い姿勢に
立て掛けて、1区画11aのかい割れ大根を引き抜き、
■出荷単位のかい割れ大根を1個のポリエチレン製のパ
ック17に詰め込む。上述のようにパッキング作業台1
5の高さや幅が、高い作業能率となるように決められて
いるので、その詰め込み作業は手際よく行なわれる。幼
野菜が詰め込まれたパック17は、コンベア15Aに載
せられパックシール機16の近傍で蓋17aの板間めが
なされ、シール機16で閉止され、能率的にそれぞれは
出荷製品としてのパックに仕立て上げられる。
次に、第10図に示すように、シールされた複数のパッ
ク17は順次回転盤18の円盤18aに払い出されるの
で、円盤の回転につれてパック17が手元に移動され、
例えば50個のパックがダンボール箱20に詰められる
。その際、空のダンボール箱20はローラコンベア22
のガイド22b、22dで保持され、その下面蓋部が板
間めされた状態となり、箱詰め作業は速やかに行なわれ
る。なお、下面蓋部を粘着テープで閉止した後パックの
箱詰めを行ない、その後上面蓋部にテープを貼るような
3工程の手順を踏む場合に比べて、安価なシール機が採
用できると共に箱詰め作業自体が迅速化され、生産性の
向上が図られる。
ク17は順次回転盤18の円盤18aに払い出されるの
で、円盤の回転につれてパック17が手元に移動され、
例えば50個のパックがダンボール箱20に詰められる
。その際、空のダンボール箱20はローラコンベア22
のガイド22b、22dで保持され、その下面蓋部が板
間めされた状態となり、箱詰め作業は速やかに行なわれ
る。なお、下面蓋部を粘着テープで閉止した後パックの
箱詰めを行ない、その後上面蓋部にテープを貼るような
3工程の手順を踏む場合に比べて、安価なシール機が採
用できると共に箱詰め作業自体が迅速化され、生産性の
向上が図られる。
ここで、播種された育苗箱7が移動する流れを再度説明
すると、第1図に示すように、実線で示された経路を辿
る。なお、空になった育苗箱7は破線で示すように移動
されて、後述する洗浄と乾燥が行なわれて再使用される
。
すると、第1図に示すように、実線で示された経路を辿
る。なお、空になった育苗箱7は破線で示すように移動
されて、後述する洗浄と乾燥が行なわれて再使用される
。
第11図(a)に示すように、ダンボール箱20は、ダ
ンボール箱シール機24内のコンベア25に送られ、そ
の上下両面蓋部のシールがなされ、1個の出荷用ダンボ
ール箱となる。それらは、やや傾斜したローラコンベア
26上に、例えば5個程度貯留される。一方、ダンボー
ル箱20内の各パック17内では、収容した幼植物の成
長が続き、それに伴う発熱によって温度が上昇するが、
それが保冷庫27に搬入されると、そこで夕方の出荷ま
での間に発熱が吸収されて成長が抑制される。
ンボール箱シール機24内のコンベア25に送られ、そ
の上下両面蓋部のシールがなされ、1個の出荷用ダンボ
ール箱となる。それらは、やや傾斜したローラコンベア
26上に、例えば5個程度貯留される。一方、ダンボー
ル箱20内の各パック17内では、収容した幼植物の成
長が続き、それに伴う発熱によって温度が上昇するが、
それが保冷庫27に搬入されると、そこで夕方の出荷ま
での間に発熱が吸収されて成長が抑制される。
出荷用トラック車の到着後、作業者が傾斜ローラコンヘ
ア26を温室出口28に移し、その低い側をトラック車
に近づけてダンボール箱2oの移動を容易にし、ダンボ
ール箱を次々と荷積みする。
ア26を温室出口28に移し、その低い側をトラック車
に近づけてダンボール箱2oの移動を容易にし、ダンボ
ール箱を次々と荷積みする。
なお、育苗箱7の洗浄は、第13図(a)、(b)に示
す洗浄機32で行なわれる。洗浄水は水道水を用いても
よいが、水を節約する観点から本例の洗浄機は、ポンプ
による循環式が採用されている。ヘッダー33A、33
Bに取付けられた複数のノズル33a、33bがら育苗
箱7の内面と外面に噴射水が掛けられる。その内面には
、かい割れ大根の根の一部などが引っ付いているので、
噴射力の強いノズルからの噴射水が掛けられ、他のノス
ルからは洗い流す程度の勢いの洗浄水が噴出される。な
お、育苗箱7は底を上方にして移送コンヘアの各2本の
Vベルト34A、34B上に載せられ、上下のノズルの
間を移動するときは3本のガイドローラ35で箱の浮き
上がりが防止される。■ベルl−34Bは育苗箱7の横
移動を防止すると共に仕切板11を育苗箱7の底から離
隔した状態で矢印36方向に移送するので、底面に残っ
ている根などが強い噴射水で確実に剥がされ、水量の多
い噴流でそれらが完全に洗い流される。
す洗浄機32で行なわれる。洗浄水は水道水を用いても
よいが、水を節約する観点から本例の洗浄機は、ポンプ
による循環式が採用されている。ヘッダー33A、33
Bに取付けられた複数のノズル33a、33bがら育苗
箱7の内面と外面に噴射水が掛けられる。その内面には
、かい割れ大根の根の一部などが引っ付いているので、
噴射力の強いノズルからの噴射水が掛けられ、他のノス
ルからは洗い流す程度の勢いの洗浄水が噴出される。な
お、育苗箱7は底を上方にして移送コンヘアの各2本の
Vベルト34A、34B上に載せられ、上下のノズルの
間を移動するときは3本のガイドローラ35で箱の浮き
上がりが防止される。■ベルl−34Bは育苗箱7の横
移動を防止すると共に仕切板11を育苗箱7の底から離
隔した状態で矢印36方向に移送するので、底面に残っ
ている根などが強い噴射水で確実に剥がされ、水量の多
い噴流でそれらが完全に洗い流される。
以上述べた栽培装置において、播種機や散水機さらには
パフキング装置など機械化の可能な装置は、その機能と
性能の向上が図られ、それらが作業の流れに適合するよ
う合理的に配置されると共に、日照など自然界に依存す
るもので機械化が妥当でなかったり相応しくない工程で
の設備は、機械的設備と区別して配置され、かつ相互の
設備間での育苗箱の移動に無駄が生じないように配慮さ
れている。したがって、生産量の増大だけでなく、未熟
練作業者が従事した場合でも、最近の最も生産性の高い
とされている設備に比べて、約1.5倍の労働生産性を
達成することができる。しかも、上述したように、播種
後2日間は環境条件の調った遮光された育苗室で育成さ
れ、その後採光された育苗棚で日照状態に置かれて出荷
までの浴先日数が多くされているので、かい割れ大根の
体質が強靭で健康状態も良好なものとなる。それは、例
えは、条件の悪い夏場においても萎えや腐敗することな
〈従来のものに比べて3日以上は日持ちが良くなる。そ
の結果、消費者に、商品価値が高く、無駄なく経済的に
利用できるかい割れ大根を年間を通じて提供することが
できる。
パフキング装置など機械化の可能な装置は、その機能と
性能の向上が図られ、それらが作業の流れに適合するよ
う合理的に配置されると共に、日照など自然界に依存す
るもので機械化が妥当でなかったり相応しくない工程で
の設備は、機械的設備と区別して配置され、かつ相互の
設備間での育苗箱の移動に無駄が生じないように配慮さ
れている。したがって、生産量の増大だけでなく、未熟
練作業者が従事した場合でも、最近の最も生産性の高い
とされている設備に比べて、約1.5倍の労働生産性を
達成することができる。しかも、上述したように、播種
後2日間は環境条件の調った遮光された育苗室で育成さ
れ、その後採光された育苗棚で日照状態に置かれて出荷
までの浴先日数が多くされているので、かい割れ大根の
体質が強靭で健康状態も良好なものとなる。それは、例
えは、条件の悪い夏場においても萎えや腐敗することな
〈従来のものに比べて3日以上は日持ちが良くなる。そ
の結果、消費者に、商品価値が高く、無駄なく経済的に
利用できるかい割れ大根を年間を通じて提供することが
できる。
本発明は以上詳細に説明したように、栽培用温室内を部
分して、育成作業場と出荷作業場からなる作業所と、棚
室とを設けると共にそれらの場所に、催芽室、育苗室、
保冷庫、育苗棚、を配設したので、育苗箱の流れを合理
的にできる。そして、それぞれに必要な設備の配置が、
作業者や物の移動を最小限に抑えることを可能にし、生
産量の増大と労働生産性の向上および栽培費用の低減を
図ることができる。加えて、育苗室が温度調整の容易な
小さな室であって、理想的な環境条件に調えることがで
きるので、発芽およびその直後の微妙な時期の育成が年
間を通じて安定して行なうことかできる利点がある。さ
らに、需要の増大に応じて爾後的に温室を拡げる場合、
建屋の取り壊し工事が避けられ、建て増し工事のみで済
むので、拡張費用の軽減を図ることもできる。
分して、育成作業場と出荷作業場からなる作業所と、棚
室とを設けると共にそれらの場所に、催芽室、育苗室、
保冷庫、育苗棚、を配設したので、育苗箱の流れを合理
的にできる。そして、それぞれに必要な設備の配置が、
作業者や物の移動を最小限に抑えることを可能にし、生
産量の増大と労働生産性の向上および栽培費用の低減を
図ることができる。加えて、育苗室が温度調整の容易な
小さな室であって、理想的な環境条件に調えることがで
きるので、発芽およびその直後の微妙な時期の育成が年
間を通じて安定して行なうことかできる利点がある。さ
らに、需要の増大に応じて爾後的に温室を拡げる場合、
建屋の取り壊し工事が避けられ、建て増し工事のみで済
むので、拡張費用の軽減を図ることもできる。
第1図は本発明の幼植物の栽培装置である栽培用温室の
平面配置図、第2図(a)は育苗箱の斜視図、第2図(
b)は育苗箱の平面図、第2図(C)は同図(b)のn
−n線矢視拡大断面図、第3図(a)は播種機の正面図
、第3図(b)は同図(a)のm−m線矢視図、第4図
(a)は散水機の正面図、第4図(b)は同図(a)の
IV−IV線矢視図、第5図(a)は育苗棚の一部正面
図、第5図(b)は同図(a)のV−V線矢視図、第6
図はローラコンベアの平面図、第7図(a)はローラコ
ンベアの正面図、第7図(b)は同図(a)のVI−V
T線矢視図、第7図(c)は連結部の拡大図、第7図(
d)は同図(C)の■−■線矢視図、第8図(a)はロ
ーラコンベアの連結部の拡大図、第8図(b)は同図(
a)の■−■線矢視図、第9図(a)はパッキング作業
台の正面図、第9図(b)は同図(a)のIX−IX線
矢視図、第10図は回転盤などの平面図、第11図(a
)はローラコンベアとダンボール箱シール機の概略正面
図、第11図(b)はローラコンベアとダンボール箱の
平面図、第11図(c)は同図(a)のX −X線矢視
図、第12図(a)は保冷庫の平面図、第12図(b)
は保冷庫の正面図、第12図(c)は保冷庫の縦断面図
、第13図(a)は洗浄機の正面図、第13図(b)は
洗浄機の縦断面図である。 1−栽培用温室、2・一作業所、2八−育成作業場、2
B−出荷作業場、3−棚室、4.4A。 4B−育苗室、6−・−催芽室、7−・育苗箱、8−コ
ンヘア、9 播種機、1〇−散水機、12.12A、1
2B−−一育苗棚、13.13A、13B−コンヘア、
14−出荷用コンベア、15−パッキング作業台、16
−パックシール機、17−パック、20−ダンボール箱
、24−シール機、27−・・保冷庫、28−温室出口
。 特許出願人 神戸企業株式会社(ほか1名)代理人
弁理士 吉相 勝俊(ほか1名)エコ 区 〉 ■ 第7図(d) 13C(13E3) 第7図fc) 第9図(b)
平面配置図、第2図(a)は育苗箱の斜視図、第2図(
b)は育苗箱の平面図、第2図(C)は同図(b)のn
−n線矢視拡大断面図、第3図(a)は播種機の正面図
、第3図(b)は同図(a)のm−m線矢視図、第4図
(a)は散水機の正面図、第4図(b)は同図(a)の
IV−IV線矢視図、第5図(a)は育苗棚の一部正面
図、第5図(b)は同図(a)のV−V線矢視図、第6
図はローラコンベアの平面図、第7図(a)はローラコ
ンベアの正面図、第7図(b)は同図(a)のVI−V
T線矢視図、第7図(c)は連結部の拡大図、第7図(
d)は同図(C)の■−■線矢視図、第8図(a)はロ
ーラコンベアの連結部の拡大図、第8図(b)は同図(
a)の■−■線矢視図、第9図(a)はパッキング作業
台の正面図、第9図(b)は同図(a)のIX−IX線
矢視図、第10図は回転盤などの平面図、第11図(a
)はローラコンベアとダンボール箱シール機の概略正面
図、第11図(b)はローラコンベアとダンボール箱の
平面図、第11図(c)は同図(a)のX −X線矢視
図、第12図(a)は保冷庫の平面図、第12図(b)
は保冷庫の正面図、第12図(c)は保冷庫の縦断面図
、第13図(a)は洗浄機の正面図、第13図(b)は
洗浄機の縦断面図である。 1−栽培用温室、2・一作業所、2八−育成作業場、2
B−出荷作業場、3−棚室、4.4A。 4B−育苗室、6−・−催芽室、7−・育苗箱、8−コ
ンヘア、9 播種機、1〇−散水機、12.12A、1
2B−−一育苗棚、13.13A、13B−コンヘア、
14−出荷用コンベア、15−パッキング作業台、16
−パックシール機、17−パック、20−ダンボール箱
、24−シール機、27−・・保冷庫、28−温室出口
。 特許出願人 神戸企業株式会社(ほか1名)代理人
弁理士 吉相 勝俊(ほか1名)エコ 区 〉 ■ 第7図(d) 13C(13E3) 第7図fc) 第9図(b)
Claims (2)
- (1)幼植物を播種から出荷まで育苗箱で育成する栽培
装置において、 栽培用温室内に、前記幼植物の種子の発芽を促すための
催芽室と、その種子を発芽させるための遮光された育苗
室と、育苗棚に載せられた育苗箱内の幼苗に陽光を当て
るための棚室と、収穫ならびに出荷のために幼植物をパ
ック詰めおよび箱詰めする出荷作業場と、包装された幼
植物を保管する保冷庫とが配設されたことを特徴とする
幼植物の栽培装置。 - (2)幼植物を播種から出荷まで育苗箱で育成する栽培
装置において、 播種から幼苗までの育成を行なう育成作業場と幼植物の
収穫ならびに包装および出荷までを行なう出荷作業場を
有する作業所と、前記幼苗に陽光を当て幼植物に育成す
る棚室とが、栽培用温室内を二分するようにして設けら
れ、 前記育成作業場には、幼植物の種子を発芽状態にさせる
催芽室と、発芽状態の種子を幼苗に育成する遮光された
育苗室が設置され、その育苗室の近傍に播種と散水を行
なう播種機と散水機が設置されると共に、それらに育苗
箱を搬送するコンベアが配設され、 前記棚室には、育苗室から運び出された育苗箱を載せ、
その育成に必要な陽光を幼苗に当てる複数の多段に構成
された育苗棚が整列して設置され、前記育成作業場と棚
室を結び育苗箱を各育苗棚に搬送するコンベアが配設さ
れ、 前記育苗棚で育成した幼植物を収穫するため、前記棚室
から出荷作業場へ育苗箱を搬送する出荷用コンベアが設
けられ、 前記出荷作業場には、出荷用の幼植物をパック詰めする
パッキング作業台と、パックをシールするパックシール
機とが配設され、多数のパックが箱詰めされた出荷用の
ダンボール箱をシールするシール機が設けられ、そのダ
ンボール箱を保管する保冷庫が温室出口の近傍に配置さ
れ、 たことを特徴とする幼植物の栽培装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60007678A JPS61166337A (ja) | 1985-01-18 | 1985-01-18 | 幼植物の栽培装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60007678A JPS61166337A (ja) | 1985-01-18 | 1985-01-18 | 幼植物の栽培装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61166337A true JPS61166337A (ja) | 1986-07-28 |
Family
ID=11672446
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60007678A Pending JPS61166337A (ja) | 1985-01-18 | 1985-01-18 | 幼植物の栽培装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61166337A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2017191819A1 (ja) * | 2016-05-02 | 2019-01-24 | 株式会社エルム | 完全自動多段苗育成システム |
-
1985
- 1985-01-18 JP JP60007678A patent/JPS61166337A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2017191819A1 (ja) * | 2016-05-02 | 2019-01-24 | 株式会社エルム | 完全自動多段苗育成システム |
US10939623B2 (en) | 2016-05-02 | 2021-03-09 | Elm Inc. | Completely automated multi-shelf seedling growing system |
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