JPS61165353A - オルソニトロアニリンとその製造法 - Google Patents

オルソニトロアニリンとその製造法

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JPS61165353A
JPS61165353A JP60285909A JP28590985A JPS61165353A JP S61165353 A JPS61165353 A JP S61165353A JP 60285909 A JP60285909 A JP 60285909A JP 28590985 A JP28590985 A JP 28590985A JP S61165353 A JPS61165353 A JP S61165353A
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JP
Japan
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formula
hydrogen
nitroaniline
parts
methyl
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JP60285909A
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English (en)
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フレデリツク ハロルド ハウエル
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Novartis AG
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Ciba Geigy AG
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B29/00Monoazo dyes prepared by diazotising and coupling
    • C09B29/0003Monoazo dyes prepared by diazotising and coupling from diazotized anilines

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な化合物、特に新規なオルソニトロアニリ
ンとその製造法に関する。
米国特許第5.780.046号の第■表−に除草剤と
して有用な6−ベンジル−2−エチル−及び6−ベンジ
ル−2−n−7’ロピルー2−ニトロアニリンが開示さ
れている。
本発明では弐(II 几l 〔式中RとR1は独立に水素、ハロケ゛ン、1ないし8
炭素原子を有する直鎖または分岐鎖アルキルであるか、
もしくは式(Ill (式中、R2とR3は同一であるか異なり、それぞれ水
素または1ないし4炭素原子を有する直鎖まだは分岐鎖
アルキルであシ、R4は水素、ハロゲンもしくは1ない
し4炭素原子を有する直鎖または分岐鎖アルキルである
)で示される残基であり、 且つ几とR11の中少くとも1方は式(II)で示され
る残基であることとし、もしRが式(II)の残基であ
ってR12,FL3及びR4は水素であるなら、R,は
エチルまたはn−プロピルでな&1tk、Lがろ〕 で示される新規な化合物を提供する。
RまたはR11がCl−C8アルキル基であるなら、た
トえばメチル、エチル、n−プロピル、イソ−プロピル
、n−ブチル、イソ−ブチル、【−ブチル、t−ペンチ
ルあるいは1,1,3.3−テトラメチルブチルでおっ
て良い。
R,R,またはR4がハーログンなら、ふつ素、臭素、
よう素であって良いが塩素が好ましい。
R2及び/またはR3及び/またはR4がC1−c4ア
ルキル基であるなら、それぞれ例えばメチル、エチル、
n−プロピル、イソ−プロピル、n−ブチルもしくはt
−ブチルであると良い。
式(I)で示される好ましい化合物はRとRtが前記し
た定義通りであって、前記したごとくRとatのうち片
方だけが式(IT)の残基であるものである。特に好ま
しい式(1)の化合物はRが式(II)の残基で几1が
水素なるものである。さらに好ましいのはR,が水素で
Rが式(II)の残基であり且つR2とR3のうち少く
とも1方がメチルである式(1)の化合物である。とり
わけ好ましいのはR,が水素で几が式(II)の化合物
であり且つR2とR3のうち少くとも片方がメチルであ
υ、R4が水素またはC1−c4アルキル殊に水素また
はメチルであるごとき式(1)の化合物である。
式+It)の残基において−C(几2XR3)−基のパ
ラ位置に凡4が置換されるのが好ましい。
式(Ilで示される新規化合物の非限定的例は次の通り
である。
4−ベンジル−2−ニトロアニリン、6−ベンツルー2
−ニトロアニリン、4”(α−メチル−ベンノル)−2
ニトロアニリン、6−(α−メチル−ベンノル)−2ニ
トロアニリン、4−(α−エチルベンノル)−2ニドl
:I 7=!77.6−(α−エチルベンノル)−2ニ
トローアニリ/、4−クミル−2−ニトロアニリン、4
−(4−メチル−α−メチルベンツル)−2ニトロアニ
リン、6−(4−メチル−α−メチルベンノル)−2−
ニトロアニリン、4−(4−イソプロピル−α、α−ツ
メチルベンノル)−2ニトロアニリン、4−(2−クロ
ロ−α−メチルベンツル)−2ニトロアニリン、6−(
2−クロロ−α−メチルベンノル)−2−ニトロアニ’
)ン、4−C6−クロロ−α−メチルベンジル)−2ニ
トロアニリン、6−(クロロ−α−メチルベンノル)−
2ニトロアニリン、4−(4−クロロ−α−メチル−ベ
ンノル)−2−ニトロアニリン、6−(4−クロロ−α
−メチルベンジル)−2ニトロアニリン、4−(4−ク
ロロ−α、α−ツメチルペンノル)−2ニトロアニリン
、6−ベンジル−4−メチル−2−ニトロアニリン、6
−メチル−4−(α−メチル−ベンジル)−2ニトロア
ニリン、4−メチル−6−(α−メチルベンジル)−2
ニトロアニリン、6−(α−エチルベンノル)−4−メ
チル−2−ニトロアニリン、4−クミル−6−メfルー
2ニトロ−アニリン、4−メチル−6−(4−メチル−
α−メチルベンノル)−2−ニトロアニリン、6−メチ
ル−4−(4−イングロビルーα、α−ツメチルベンジ
ル)−2ニトロアニリン、6−(2−10ローα−メチ
ルベンジル)−4−メチル−2−ニトロアニリン、6−
<5−クロロ−α−メチルベンノル)−4−メチル−2
−ニトロアニリン、6−(4−10ローα−メチルベン
ノル)−4−メチル−2−ニトロアニリン、4−(4−
クロロ−α、α−ツメチルベンノル)−6−メチル−2
−ニトロアニリン、6−ベンツルー4−t−ブチル−2
−ニトロアニリン、4−【−ブチル−6−(α−メチル
ベンノル)−2−ニトロアニリン、4−【−ブチル−6
−(α−エチルベンジル)−2−ニトロアニリン、4−
t−ブチル−6−(4−メfルーα−メチルベンノル)
−2−ニトロアニリン、4−t−ブチル−6−(2−ク
ロロ−α−メチルベンジル)−2−ニトロアニリン、4
−1−グチル−6−(6−クロロ−α−メチル−ベンノ
ル)−2−ニトロアニリン、4−1−ブチル−6−(4
−クロロ−α−メチルベ ンノル)−2−ニトロアニリ
ン、6−(α−メチルベンツル)−4−(1,1,3,
3−テトラメチル−ブチル)−2−ニトロアニリン、6
−(4−メチル−α−メチルベンジル)−4−(1,1
,3,3−テトラメチルブチル)−2−二トロアニリン
’1 6−C4−クロロ−α−メチルベンジル)−4−
(1,1,3,3テトラメチルブチル)−2−ニトロア
ニリン、4−クロロ−6−ベンジル−2−ニトロアニリ
ン、4−クロロ−6−(α−メチルベンジル)−2ニト
ロアニリン、4−クロロ−6−(α−エチルベンノル)
=2−ニトロアニリン、4−クロロ−6−(4−メチル
ーα−メチルベンノル)−2−ニトロアニリン、4−ク
ロロ−6−(4−クロロ−α−メチルベンジル)−2−
ニトロアニリン、4゜6−ジペンジルー2−ニトロアニ
リン、4.6−ヒス−(α−メチルベンジル)−2−ニ
トロアニリン、4,6−ビス−(α−エチルベンノル)
−2ニトロアニリン、4.゛6−ピスー(4−)fルー
α−メチルベンジル)−2−ニトロアニリン、4,6−
ビス−(4−クロロ−α−メチルベンジル)−2−ニト
ロアニl) 7.4−クミル−6−(α−メチルベンノ
ル)−2−ニトロアニリン、6−(4−クロロ−α−メ
チルベンノル)−4−(4−メチル−α−メチルベンノ
ル)−2−ニトロアニリン。
式(1)の化合物は当業界で公知のアラルキル化法によ
り調製されるのが好ましい。分子中に式(■)で示され
る残基を導入できるアラルキル化剤と共に酸溶液触媒の
存在下にオルソニトロアニリンを高温反応するのが典型
的である。反応条件はアラルキル化の所望の程度に応じ
て自在に調整される。
例として、弐(1)の化合物は式([l)で示される1
モルのオルソニトロアニリン 〜 (但し、FLoとRolは夫々が水素であるか、片方が
水素で他方が直鎖または分岐鎖で1ないし8炭素原子の
アルキルもしくはハロケ゛ンである)を、式(IIDの
化合物のベンゼン核のアミン基から見てオルソ及び/ま
たは)にうの位置に前記しだ式(II)の残基1または
2個を導入できるアラルキル化剤と共に反応することに
よって調製できる。
R又はR工が式(II)の残基であるような式(I)の
化合物を得るために、式(II)の残基の1つを導入し
ようと望むなら、1モルのオルソニトロアニリンに対し
てアラルキル化剤1モル以下、もしくは好ましくは1.
2モル以下を用いで反応させると良い、 (以下余白) 別例として、式(■)のRと几lが同一になるように弐
(1)で示される2個の同一残基を導入しようと望むな
ら、1モルのオルソニトロアニリンは前記の通り少くと
も2モルのアラルキル化剤と共に反応されると良い。
アラルキル化工程は2段に分けて進められるもので、式
(旧の1残基で既にアラルキル化された化合物は再度式
(II)の残基を導入するアラルキル化工程に処せられ
るが、両残基は同一でも異なっていても良い。この第2
段目では、几0゜Rol の一方が水素で、他方が前記
式(II)で示される残基であるごとき式((社)のオ
ルソニトロアニリン1モルを、少くとも1モルの前記し
たアラルキル化剤と反応することにより、式(I)の化
合物が製造される。
アラルキル化反応は一般に使用する酸基率で少くとも3
0重量%の水を含有する酸水溶液媒体中で昇温下に行わ
れるのが3j!L身である。オルソニトロアニリン(1
)とアラルキル化剤とのモル比は10:1ないし1:3
の範囲で変えて良く、過剰のオルソアニリンが用いられ
た時はこの過剰分は例えば蒸溜によって回収されて、反
応混合物中に循環される。
酸に対して実質的量の水が存在すると反応混合物が確実
に均一溶液になる。使用する酸としては市販の濃塩酸(
66重量%)が便利であり、この場合、水の存在量は6
4重量%である。
水媒体中でのアラルキル化反応は共存触媒として金属塩
の存在下に常圧で、任意に不活性有機溶媒、好ましくは
酢酸の存在下に進められるのが好ましい。
アラルキル化剤は活性中心たとえばオレフィン、ヒドロ
キシ、アミン、ハロゲン、アセトキシあるいはエーテル
基などを含有しており、これがアラルキル化工程の間に
脱離、変成もしく−は再配位されたシする。ここで反応
混合物に比して大過剰の水は、反応器の容量に対する収
量や効率から見ても避けるべきことは明りようであろう
アラルキル化反応は、昇温下たとえば50゜ないし20
0°C1好ましくは100°ないし150°Cの範囲で
進めるのが通一番である。110°C以上の温度が用い
られる時には、適切な加圧反応器たとえば密封ガラス反
応器または耐酸性圧力容器たとえばタンタル張り鋼製反
応器を用いて、加圧下に行なわれる。加圧条件は100
−J−ル以下とするのが好ましい。
用いる酸触媒は無機でも有機でも良く、これらの部分塩
でも良い。かかる酸の例としては、塩酸、硫酸、オルソ
りん酸、及びアルキル、アリール、アルカリールで置換
した無機酸たとえハ、メタンマタハエタンスルホン酸、
ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、メタン
りん酸及びノクロロ酢酸、トリクロロ酢酸、トリーフル
オロ酢酸、あるいは過ふつ化レノンスルホン酸たとえば
NafionH@(デーボン製)がある。アラルキル化
反応混合物中に存在する酸触媒のモル比は、オルソニト
ロアニリン(冊1モル当た5 0.25ないし1.0モ
ルが好ましい。
アラルキル化反応は共存触媒の存在下に進めるのが好適
であシ、この共存触媒としては元素周期律表のII、I
[IまたはVIII族に属する金属の塩、酸化物、水酸
化物もしくは炭酸塩が適している。かかる金属としては
Mg、 Cd、 Zn、 kl、 Fe。
CoあるいはNiが好ましい。金属塩としては塩化物、
硫酸塩、またはりん酸塩が良い。もし金属の炭酸塩、酸
化物もしくは水酸化物が共存触媒として用いられるなら
、金属塩を形成せしめるためにアラルキル化反応の触媒
として必要量以上の十分な酸が存在すべきである。
金属塩は通例オルソニトロアニリン(叩のモル当たり0
5モル以下の濃度とする。好適な共存触媒はZn C1
2である。
アラルキル化反応完了後、アラルキル化オルソニトロア
ニリンは塩基たとえばアルカリ金属の水酸化物、炭酸塩
もしくは重炭酸塩あるいは水酸化アンモニウムで処理し
て、酸/金属塩錯体より遊離されると良い。
式([)の化合物を製造するにアラルキル化工程の出発
物質として有用なアルファニリン(IID)例は次のも
のである。2−ニトロアニリン、4−メチル−2−ニト
ロアニリン、6−メチル−2−ニトロアニリン、4−エ
チル−2−ニトロアニリン、4−n−fロビルー2−ニ
トロアニリン、4−インプロビル−2−ニトロアニリン
、4−n−ブチル−2−ニトロアニリン、4− see
−ブチルー2−ニトロアニリン、4−t−ブチル−2−
ニトロアニリン、4− n −オクチル−2−ニトロア
ニリン、4− (1,1,3,3−テトラメチルブチル
)−2−ニトロアニリン、4−クロロ−2−ニトロ−ア
ニリン、6−クロロ−2−ニトロアニリン。
アラルキル化剤としてはアリール置換オレフィン、アラ
ルキルアルコール、アラルキル−アルキルエーテル、ア
ラルキルアミン、アラルキルハロケ゛ン化物、もしくは
アラルキル酢酸塩なト、オルソニトロアニリン(2)の
ベンゼン核ニ式(1)の残基を導入させうる化合物が良
い。
別の製法としてアラルキル化反応が、非水媒体中で酸触
媒の存在下に行なわれることもでき、この場合は溶融状
もしくは、アラルキル化反応条件下で不活性な有機溶媒
、好1しくは酢酸の存在下に行なわれる。非水反応は昇
温下、好ましくは100ないし200″Cの範囲、こと
に150−175°Cの温度にて進めるのが盈当である
アラルキル化剤の特定例としては次のものがある。
ベンジルアルコール、ベンノルメチルエーテル、塩化ベ
ンジル、酢酸−ベンノル、ベンノルアミン、2−クロロ
ベンノルアルコール、ろ−クロロヘンシルアルコール、
4−#ロロベンノルアルコール、2−メチルベンノルア
ルコール3−メチル−ベンノルアルコール、4−メチル
ヘンノルアルコール、α−メチルベンツルアルコール、
α−メチルベンジルアミン、スチレン、2−メチルスチ
レン、3−メチルスチレン、4−メチルスチレン、2−
クロロスチレン、3−クロロスチレン、4−クロロスチ
レン、α−メチルスチレン、クミルアルコール、酢酸ク
ミル、β−メチルスチレン、アリルベンゼン、4−クロ
ロ−α−メチルスチレン、4−クロロ−クミルアルコー
ル、4−インゾロビル−α−メチルスチレン、もしくは
これらの混合物。
式(1)の新規化合物はポリエステル繊維の染色に有用
な新規な分散染料の中間体として有用である。新規な分
散染料は式(IV)L′庄\−:、)する。
(式中、Rとatは前記定義の通りであり、Kは炭素環
化合物、好ましくは複素環状カプリング成分、特にピリ
ドンである) 式(IV)の化合物は式(I)の化合物をジアゾ化し、
これを染料業界では良く知られた反応条件でカプリング
成分とカプリングさせて調製される。
以下にこの発明の実施例をあけて詳しく説明する。特記
しないかぎり、部及びパーセントは重量基準である。
実施例1 16.4部の無水塩化亜鉛が前もって溶解された66重
量%塩酸20.4部に、216部のオルソニトロアニリ
ンが添加される。混合物は還流温度迄加熱され、これに
25.6部のα−メチルスチレンが攪拌下に1時間かけ
て滴下される。
添加完了後、反応混合物はさらに2時間攪拌下に還流さ
れた後、熱いまま50部の水酸化ナトリウムと100部
の水の溶液中に注入される。
この混合物は15分間攪拌された後放冷されると、上層
の有機相は固化する。固体ケーキが破砕され、ろ過され
た後、水洗、乾燥され、これをエタノールで再結晶する
と、4−クミル−2−二トロアニリンの橙色結晶が得ら
れる。融点は92−94℃で組成重量パーセントは以下
の通9である。
炭素   水素   窒素 実測値(%)   70.17  6.46  10.
81炭素  水素  窒素 計算値(C+sH+6Nz02) 70,29 6.2
9  10.93実施例2 16.4部の無水塩化亜鉛が前もって溶解された66重
量多塩酸2 [3,4部に216部のオルソニトロアニ
リンとio、a部のベンジルアルコールが添加される。
混合物は還流温度で6時間攪拌され、次いで50部の水
酸化ナトリウムと100部の水との熱溶液中に注入され
る。分解した反応混合物を冷却させた後、有機相はエー
テルで抽出され、エーテル溶液は水洗後、蒸発回収し、
残渣が蒸溜されると沸点が0.4 ミIJバールで19
2−198°Cの留分が得られる。この留分け、少量の
エーテルを含む40−60部石油エーテルで希釈すると
、4−ベンツルー2−二トロアニリンが回収され、融点
は80−83°Cである。
炭素  水素  窒素 実測値      68,12 5.34 12.24
計算値(C13H12N202)  68,41  5
.30  12.27前記結晶回収後の母液が蒸発され
、残油がシリカゲルカラムで5%エーテル含有40−6
0゜石油エーテルで溶出してクロマト分離されると、融
点90−96℃の6−ベンツルー2−ニトロアニリンが
得られる。
炭素  水素  窒素 実測値     68.42 5.30 12.18計
算値(C13H12N202) 68,41  5.3
0  12.27実施例3 実施例2が、ペンノルアルコールの代りに10.4部の
スチレンを用いて反復された。反応生成物を蒸溜すると
O14ミリバールで沸点194−198°Cの留分が得
られる。少量のエーテルを含む60−80部石油エーテ
ルで希釈すると、融点96−98°Cの4−(α−メチ
ルベンノル)−2−ニトロアニリンが得られる。
炭素  水素  窒素 実測値     69,75 5.97 11.01計
算値(C14H14N202) 69.41  5.8
2  11.56前記結晶回収後の母液が蒸発され、残
油がシリカケ゛ルカラムで5%エーテル含有4 D −
60゜石油エーテル溶出剤で以ってクロマト分離される
と、融点70−73”Cの6−(α−メチルベンノル)
−2−ニトロアニリンが得られる。
炭素  水素 窒素 実測値     69,54  6.04 11.37
計算値(C14H14N202) 69.41   5
.8’2  11.56実施例4 実施例3が、10.4部の代りに208部のスチレンを
用いて反復される。反応生成物が蒸溜されると、0.4
ミリバールで沸点188−218”Cの留分が得られ、
これには4−及び6−(α−メチルベンノル)−2−ニ
トロアニリンカ含有されている。次いで、0.4ミIJ
パールで沸点218−274”Cの留分が回収される。
後者はシリカケ゛ルカラムでクロマト分離されると、単
蒸溜で04ミリバールにて沸点220″Cの油状の4.
6−ビス−(α−メチルベンノル)−2−ニトロアニリ
ンが得られる。
炭素  水素  窒素 実測値     76.61  6,658.13計算
値(C22H22N202)76.28  6,40 
 8.09実施例5−7 以下の表にまとめた化合物は実施例1に記した方法で調
製された。
実施例5−17は全て20.4部の36重量%塩酸と1
6.6部の’1nC1zを添加して進められるものであ
る。
実施例18 実施例1で調製した4−クミル−2−ニトロアニリン1
28部が85容量部の氷酢酸と15容量部のプロピオン
酸混合物中に溶解され、溶液は12.5容量部の32%
塩酸で処理されてからO’Cに冷却され、125容量部
の4N亜硝酸ソーダ水溶液を用いて、10分間以内に、
0−5 ”Oに氷冷下にノアゾ化反応され、さらに〇−
5°Cにて45分間攪拌が続けられる。ノアゾニウム塩
溶液は、次いで式 で示されるピリドン94部を200容量部の水と5容量
部の60%水酸化ナトリウム溶液との中に溶解した溶液
中に、0−10’OK冷却し且つ希アンモニア水を用い
て声を4に保ちながら、約20分かけて滴下される。さ
らに1時間、10℃以下にて攪拌した後、染料は分離さ
れ、希アンモニア水で洗って過剰のカブラ−を除去し、
次いで中性になるまで水洗してから、80°Cにて減圧
乾燥される。理論値の93%にあたる20.7部の染料 が黄橙色粉末として得られ、180°Cで半融した後、
216ないし216 ”Cで溶融する。酢酸エチルで2
回再結晶すると融点は221−222°Cに上昇した(
半融点216”C)。
実施例19 170部の無水塩化亜鉛を含む510部の36% 塩酸
中に、690部のオルソニトロアニリンが添加される。
混合物が還流温度に加熱されてから708部のα−メチ
ルスチレンが攪拌下に、1時間かけて添加される。添加
完了後、反応混合物はさらに1.5時間還流が続けられ
、次にこれを熱いまま、6005’水酸化ナトリウムの
1400部水溶液中に注入される。混合物が冷却するま
で攪拌されてから、1500部のエーテルが添加され、
生じた2相はろ紙でろ過されて夕景の懸濁物を除去する
。ろ液は分離器に移され下の水層は捨てられる。有機相
は500部の水で2回洗浄され、硫酸マグネシウムで乾
燥され、活性炭で脱色処理した後ろ過される。ろ液は蒸
気浴上で、残渣が約2000部になる迄濃縮される。次
にこれを2000部の40−60゜石油エーテルで希釈
し、−勉装置して結晶析出される。生成物は、ろ過後1
500部の40−60部石油エーテル中に懸濁され、1
時間攪拌されてから、ろ過すると4−クミル−2−ニト
ロアニリンが橙色結晶性固体として回収され、融点は9
2−93℃で、その純度はG、 L、 C分析で100
%である。
実施例20 16.8部の2−ニトロアニリンと14.2部のα−メ
チルスチレンと10,2部の36%塩酸と25部の水及
び30部の氷酢酸が8時間還流され、次いで過剰の10
%水酸化ナトリウム溶液中に注入される。有機相はエー
テルで分別され蒸溜されると、1.5ミリバールの沸点
が190−210°Cの留分が得られ、その留分はGI
、C分析によると86.4%の4−クミル−2−ニトロ
アニリンを含有していた。
実施例21 55.2部のオルソニトロアニリンと283部のα−メ
チルスチレンと、3.8部のp−トルエンスルホン酸1
水和物が175°Cにて15分間加熱、攪拌されてから
、28.5部のα−メチルスチレンが15分間かけて滴
下される。添加完了後175”Cの加熱はさらに50分
間続けられ、次いで冷却してから反応混合物は200部
の1N−水酸化ナトリウム溶液で処理される。エーテル
で分別した後の有機相は蒸溜されて、0.5ミリバール
の沸点が200−21 [1°Cの留分か゛得られ、こ
れはGLC分析によると975%の4−クミル−2−ニ
トロアニリンを含有していた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・( I ) 〔式中、RとR_1は独立に水素、ハロゲン、1ないし
    8炭素原子を有する直鎖または分岐鎖アルキルであるか
    もしくは 式 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(II) (式中、R_2とR_3は同一でも異なつても良く、そ
    れぞれが水素または1ないし4炭素原子を有する直鎖も
    しくは分岐鎖アルキルであり、R_4は水素、ハロゲン
    あるいは1ないし4炭素原子を有する直鎖または分岐鎖
    アルキルである)で示される残基であり、 且つRとR_1の中少くとも1方は式(II)で示される
    残基であることとし、もしRが式(II)の残基であつて
    、R_2、R_3及びR_4が水素ならR_1はエチル
    またはn−プロピルでないこととする〕で示される化合
    物。 2、RとR_1が前記定義の通りであり、RとR_2の
    内一方のみが前記式(II)で示される残基である特許請
    求の範囲第1項記載の化合物。 3、Rが前記式(II)の残基でありR_1が水素である
    特許請求の範囲第2項記載の化合物。 4、R_1が水素で、Rが式(II)の残基であり、かつ
    R_2とR_3の内少くとも1方がメチルである特許請
    求の範囲第3項記載の化合物。 5、R_1が水素で、Rが式(II)の残基であり、かつ
    R_2とR_3の中少くとも1方がメチルで、R_4が
    水素またはC_1−C_4アルキルである特許請求の範
    囲第4項記載の化合物。 6、R_1とRが特許請求の範囲第5項定義の通りであ
    り、且つR_4が水素またメチルである特許請求の範囲
    第5項記載の化合物。 7、R_4が−C(R_2)(R_3)−基に対しパラ
    位置にある特許請求の範囲第1項記載の化合物。 8、4−クミル−2−ニトロアニリンである特許請求の
    範囲第1項記載の化合物。 9、式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(III) (式中R_0とR_0^1はそれぞれが水素であるか、
    片方のみが水素で、他方が1ないし8炭素原子を有する
    直鎖または分岐鎖アルキルもしくはハロゲンである)で
    示される1モルのオルソニトロアニリンを、式(III)
    の化合物のベンゼン核のアミノ基から見てオルソ及び/
    又はパラの位置に、前記定義した式(II)の残基1また
    は2個を導入できるアラルキル化剤 と、アラルキル 化反応することを包含する特許請求の範囲第1項記載の
    式( I )の化合物の製造法。
JP60285909A 1984-12-20 1985-12-20 オルソニトロアニリンとその製造法 Pending JPS61165353A (ja)

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US3780046A (en) * 1970-02-24 1973-12-18 Exxon Research Engineering Co Herbicidal n-(2-picolyl) substituted 2,6-dinitroanilines
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