JPS6116530Y2 - - Google Patents

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JPS6116530Y2
JPS6116530Y2 JP14338280U JP14338280U JPS6116530Y2 JP S6116530 Y2 JPS6116530 Y2 JP S6116530Y2 JP 14338280 U JP14338280 U JP 14338280U JP 14338280 U JP14338280 U JP 14338280U JP S6116530 Y2 JPS6116530 Y2 JP S6116530Y2
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JP
Japan
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output
pass filter
phase detector
integrator
controlled oscillator
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JP14338280U
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JPS5766778U (ja
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電気車両などの駆動システムに適用さ
れる加速度検出器に係り、特に被測定パルス列に
より加速度を検出する回路に関する。
一般に電気車両などの駆動においては、乗車人
員の多少にかかわらず加速度を一定にすることが
運転時間を保つ上で好ましく、そのため主電動機
発生トルクを乗者人員によつて変えるため何らか
の方法でトルク制御を行なわなければならない。
これには従来直流電動機を主電動機としたものに
おいてその発生トルクが電機子電流と磁束の積に
比例することから、電機子電流の大きさを変える
ことによつて容易にかつ簡単にトルク制御を行な
うことが可能であつた。しかし前記主電動機とし
てインバータ駆動の誘導電動機が用いられるよう
になつてくると、発生トルクを検出することが容
易でなくトルク制御を行なうことは難かしいもの
となる。そこでかかるトルク検出あるいはトルク
制御に代え加速度を直接的に検出してこれが一定
となるよう制御する方法が考えられる。
本考案はかくの如き目的から電動機回転数すな
わち車両速度に比例した周波数のパルス列を信号
発生するパルス発振器出力に基づき、この発生パ
ルスの周波数変化量を得ることによつて効果的に
加速度を検出する有用な加速度検出器を提供する
ものである。
第1図は本考案の理解を容易とするためその基
本原理を示すもので、1は位相検出器、2はロー
パスフイルタ、3は積分器、4は電圧制御発振器
である。かかる回路構成のものは、従来から周波
数合成やFM復調回路などによく使用されている
フエイズロツクループ(以下PLLと称する)の中
に積分器部分が挿入されて成り、位相検出器1は
前述した如くの発振器出力である被測定パルス列
の一方の入力Pi1(周波数)と電圧制御発振器
4出力の他方の入力Pi2(周波数fv)が印加され
てこれらの位相差に応じた巾と極性をもつパルス
出力を発生し、このパルス出力がローパスフイル
タ2により濾波されたのちに積分器3に与えられ
る。積分器3は電圧制御発振器4の周波数fv
制御するものであり、ここではその出力Viと周
波数fvが使用全範囲にわたつて比例関係にある
ものとする。
いま(f>fv)の状態にあると仮定するに、
入力Pi1の位相が入力Pi2の位相よりも進むため
位相検出器1の出力パルスは基準値に対して正方
向となり、ローパスフイルタ2の出力V0したが
つて積分器3の出力Viが上昇し、fvを上昇させ
てfと等しくさせる。また(f<fv)の場合は
逆の動作にてfvが下降してやはりfと等しくな
る。かくの如く第1図のものは、PLLと同じよう
に常に(f=fv)となるようfvが追従してfが
一定値を保つておればfvも一定となるようルー
プが動作し、Vi一定したがつて積分器3の入力
であるV0は零となる。またfが上昇していると
vすなわちViが上昇をたどるよう動作しV0>0
となる。Viの変化速度はV0によつて定まるゆえ
に、V0はViしたがつてこれに比例するfvつまり
fの変化率を示していると言える。このように
V0はfの時間微分値(df/dt)を表わし、fが下
降していると同様の原理によりV0<0となつて
やはりdf/dtを表わす。
第2図は第1図の各部波形を示して時刻tが
(0≦t<T1)でfが一定速度で零から上昇し、
(T1≦t<T2)で一定値を保ち、(T2≦t<T3)で
一定速度で下降し、(t=T3)で零となつた場合
を示している。そのローパスフイルタ2は、一般
に伝達特性F(S)がつぎに表わされる如く F(S)=G・1+TS/S ……(1) ただしG,Tは定数、Sはラプラス演算子 の積分特性をもち、出力V0がステツプ状に応答
することができず t=0、T1、T2、T3におい
て追従遅れを伴なう。また1巡ループ特性から、
t=T1付近でアンダーシユートを、t=T3付近
でオーバーシユートする。しかし概ねV0はfの
変化率を表わしているものと見なすことができ
る。またVi,fvにてVi≧0の範囲では両者とも
同一波形となるが、t=T3点をみるにViは破線
で示す如く負の値にまで下がり、またVi<0で
は電圧制御発振器4が発振せずにfvは破線で示
すように零のままである。よつてt=T3では
f,fvともに零となり、位相検出器1は何らパ
ルスを出力せずにV0も破線例示の如く負の一定
値を保つたままとなる。このようにしてfの変化
率を零となつているにもかかわらずV0が負の値
を保つ不都合があり、この不都合を解消した一例
を第3図に示す。
第3図は本考案による他の一例を示すもので、
5は積分器3の出力Viの絶対値|Vi|を発生す
る絶対値回路、6は出力Viが正のときロジツク
「H」となり負のときにロジツク「L」となる比
較器、7はインバータゲート、8,8′はアンド
ゲート、9はオアゲートである。図中第1図と同
符号のものは同じ構成部分を示す。
第3図において、Viが正の期間比較器6出力
が「H」となりアンドゲート8が導通しアンドゲ
ート8′が非導通となる。したがつて電圧制御発
振器4出力がアンドゲート8を通して位相検出器
1に加えられ、第1図のものと全く同一に動作す
る。また前記t=T3を過ぎViが負になると、電
圧制御発振器4は絶対値|Vi|の正の電圧が印
加されているためこれに応じた周波数fvで発振
を続け、比較器6出力はViが負ゆえに「L」と
なつてアンドゲート8は非導通、インバータゲー
ト7出力が「H」となる。これによつてアンドゲ
ート8′が導通状態となり、fvがアンドゲート
8′およびオアゲート9を通して位相検出器1の
iが正のときとは反対の入力へ加えられる。し
たがつて位相検出器1の出力は基準値に対して正
となつてV0を引きあげて零とすることができ
る。これを第2図のt=T3以後実線にてその様
子を表わしている。
かくの如く第3図に示すものは、第1図に示す
回路構成のものが有する前述の如き欠点が除去さ
れ良好な応答を発揮することができる。
以上詳述した如くに本考案によれば、比較的簡
単な回路構成から被測定パルス列の周波数の時間
微分値が得られる加速度検出器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の基本原理を示す回路図、第2
図は第1図および第3図の説明のために示した各
部の波形図、第3図は本考案の他の一例を示す回
路図である。 1……位相検出器、2……ローパスフイルタ、
3……積分器、4……電圧制御発振器、5……比
較器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被測定パルス列信号を入力する位相検出器と、
    該位相検出器の出力信号を濾波するローパスフイ
    ルタと、該ローパスフイルタ出力の積分動作を行
    なう積分器と、該積分器出力に比例した周波数を
    もつパルスを出力する電圧制御発振器とを具備
    し、前記位相検出器入力にさらに前記電圧制御発
    振器出力を加えるとともにローパスフイルタより
    被測定パルス周波数の時間微分値を得るように構
    成したことを特徴とする加速度検出器。
JP14338280U 1980-10-09 1980-10-09 Expired JPS6116530Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14338280U JPS6116530Y2 (ja) 1980-10-09 1980-10-09

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JP14338280U JPS6116530Y2 (ja) 1980-10-09 1980-10-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5766778U JPS5766778U (ja) 1982-04-21
JPS6116530Y2 true JPS6116530Y2 (ja) 1986-05-21

Family

ID=29503131

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JP14338280U Expired JPS6116530Y2 (ja) 1980-10-09 1980-10-09

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JPS5766778U (ja) 1982-04-21

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