JPS61164A

JPS61164A - 注出装置

Info

Publication number: JPS61164A
Application number: JP59114270A
Authority: JP
Inventors: 牧野　雪雄
Original assignee: TOOWA JAPAN KK; TOWA JAPAN KK
Current assignee: TOOWA JAPAN KK; TOWA JAPAN KK
Priority date: 1984-06-04
Filing date: 1984-06-04
Publication date: 1986-01-06
Also published as: AU4408185A; EP0186709A4; EP0186709A1; WO1985005615A1; AU582756B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は容器に貯留されている例えばビール等の被注出
物を炭酸ガス等の加圧流体の圧力を利用して容器内から
注出するようにした注出装置に関する。

〔背景技術とその問題点〕

従来、鼻内のビールを高圧ガスを利用して注出するよう
にした注出装置が知られている。この注出装置は、例え
ば上記樽の上部開口に取付られこの開口を閉蓋する蓋体
に、上記鼻内に炭酸ガス等の加圧流体ヶ注入する注入パ
イプと、上記鼻内のビールを外部に導く注出パイプを設
けるとともに、上記注入パイプに上記加圧流体が充填さ
れたボンベが取付けられるホルダと、上記ボンベを開閉
操作する弁装置を設け、上記弁装置を操作することによ
り、上記加圧流体を上記鼻内に注入し、その圧力によっ
て上記ビールを上記注出パイプより注出させるようにな
っている。このような構成の注出装置は、上述の如き樽
の下部に注出内のノズルとこのノズルを開閉する弁装置
ケ設けた注出装置に比較してビールの漏出がなり、シか
もその注出操作ケ手軽に行なえるものである。

ところでこのような注出装置では、上記注出パイプには
何ら開閉手段が設けられておらず、上記鼻内部はこの注
出パイプを介して常に大気と連−通した状態に置かれて
いる。従って、例えば上記検線ｔ１が外カケ受けて到れたり傾いたりした場合に、内部のビ
ールが上記注出パイプより流出してしまうという欠点が
あるｏ″！、た、上記鼻内のビールは上記注出パイプを
介して大気と接することとなるので、このビール中の炭
酸ガスが大気中に発散してしまいその風味が損なわｔ易
いという欠点がある。

そこで、このような欠点全解消するため、上記注出パイ
プを開閉する弁装置金膜けた場合には、上記ビールの注
出全行なう際２つの弁装置の操作を行なうことが必要５
となり二重の手間を要するといり欠点がある。また、こ
の注出装置の利用者がビールの注出操作後上記ボンベ側
の弁装置の閉成操作を怠ったような場合には、上記加圧
流体によって鼻内が高圧となり、これによってビールが
上記注出パイプ側の弁装置より外部に漏出してしまう虞
れがあり、このような加圧流体にてビールに注出するよ
うに構成した注出装置の効果を半減させてしまう。また
、上述のように鼻内が高圧となった状態で上記ビールの
注出操作を行なった場合には、上記ビールが急激に噴出
する虞れもある０〔発明の目的〕そこで本発明は上述した如き実情に鑑み、容器内に貯留
さｎた被注出物の加圧流体による注出操作？容易に行な
うことができ、この注出操作を行なわないときには上記
容器内を密閉状態となしここに貯留された被注出物の流
出及びこの被注出物の大気と接することによる変質を防
ぎ得るとともに、上記加圧流体による容器内の圧力上昇
も確実に防止し得るような注出装置を提供することを目
的とする。

〔発明の概要〕

すなわち、本発明は上述した目的を達成するため、被注
出物が貯留さ詐た容器の注出路の開閉操作と、上記被注
出物を上記容器内より注出させるための加圧流体が充填
されたポ／ぺの開閉操作とを連動して行なうこと全特徴
とするものである。

〔実施例〕

以下、本発明の具体的実施例を図面に従りぞ詳細に説明
する。

この実施例における注出装置は、第１図及び第２図に示
すように、容器となる樽１内に貯留された被注出物とな
るビールを注出するためのものであり、上記樽１の上部
開口２に取付けられこの開口２を閉蓋する蓋体３に注入
パイプ４と注出パイプ５とを取付け、上記注入パイプ４
側に設けられたホルダ６に取付けられるボンベ７の例え
ば炭酸ガス等の加圧流体を上記注入パイ、プ４より樽１
内部に注入することにより、ここに貯留さｔたビール全
上記注出パイプ５よシ外部に導くようにしたものである
。

上記蓋体３は、例えば合成樹脂の成形体であり、上記樽
１の開口２を形成する筒部８外周に形成された雄ネジ部
に螺合する酸ネジ部が形成され、上記筒部８にリング状
のゴムバンキング９を介して締付は固定さｔｌこの樽１
内部を密閉状態に置くようになっている。また、この蓋
体３の上部には横断面形状が略Ｖ字状の把持部１０が形
成されておシ、この把持部１０の上部には、略円筒伏に
形成されたホルダ６が設けられ、このホルダ６の一端に
上記ボンベ７が収納されたボンベ収納体１１が取付けら
れるようになっている。

上記ボンベ７には例えば液化された炭酸ガス（７５Ｋｇ
／ｃｍ２）が充填されており、第３図及び第４図に示す
ように先端に封板１２を有す為ものである。また、上記
ボンベ収納体１１は、互いに上記ボンベ７の外周形状に
応じて形成され、このボンベ７の先端側を収納保持する
先端側ハーフｌｌａと後端側を収納保持する後端側ハー
フｔｔｂと會、その端部に設けたネジ部により接合し上
記ボンベ７ケ収納固定するようになしたものである。ま
た、上記先端側ハーフ１１ａには、上記ボンベ７の封板
１２が臨む位置にこのボンベ７の開閉操作を行なうだめ
の弁装置？構成する摺動体１３が上記封板１２に対して
接離する方向に移動自在に配されている。この摺動体１
３は一部にガス流通路１４尖鋭体１６を設けたものであ
る。この摺動体１３は上記封板１２と上記摺動部材１５
との間に配されるコイルバネ１７により、上記封板１２
よシ離間する方向に付勢声れている。この摺動体１３は
上記ホルダ６に設けられた第１の摺動操作杆１８によシ
、上記コイルバネ１７の弾発力に抗して押圧操作され、
上記封板１２に突き当てら扛た尖鋭体１６が、この封板
１２に吐出孔１９を穿設し、この抑圧操作状態で上記尖
鋭体１６が上記吐出孔１９に圧接してこの吐出孔１９を
密閉するとともに、上記押圧操作が解除されることによ
り、上記尖鋭体１６が上記コイルバネ１７の弾発力によ
って上記吐出孔１９より離間し、この吐出孔１９からボ
ンベ７内の炭酸ガスを吐出させるように動作する。

また、上記摺動体１３を抑圧操作する第１の摺動操作杆
１８は上記ホルダ６の他端側に摺動自在に設けられてお
り、上記摺動体１５と対向する端部にや＼細径の操作部
２０を有し、この操作部２０が上記ボンベ収納体１１に
設けた開口部２１より上記摺動体１３に当接している。

そして、この第１の摺動操作杆１８と上記ホルダ７との
間には０リンダ２２が介在されており、上記ボンベ７よ
シ吐出される炭酸ガスが上記ホルダ７外部に漏出するこ
とのないようになされている。

また、上記注入パイプ４は上記把持部１０内側に保護さ
れるように配されておシ、上記ホルダ６内部と樽１内部
とを連通ずる。

また、上記注出パイプ５はビールの注出路を構成するも
のであり、上記蓋体３内壁に設けられた連通部２３を介
して、上記樽１の底部より樽１の外部に亘って設けられ
ており、上述したボンベ７より吐出される炭酸ガスの圧
力により上記ビ、−ルを上記樽１の外部に導くものであ
る。

そして、上記蓋体３には上記連通部２３を開閉する弁装
置が設けられている。この弁装置は上記蓋体３に上記連
通部２３に臨む如く形成した嵌合孔２４に第２の摺動操
作杆２５を設け、この摺動操作杆２５の移動操作により
、上記連通部２３を開閉操作する。すなわち上記第２の
摺動操作杆２５の上記連通部２３に突出した一端にはフ
ラッジ部２６が形成されており、このフランジ部２６が
上記連通部２３に設けた段部２７に０リンダ２８を介し
て圧接又は離間するようになっている。また、上記第２
の摺動操作杆２５の上記蓋体３より突出した他端には止
め輪２９が設けられ、この止め輪２９と上記蓋体３との
間にはコ・イルバネ３０が配されている。上記第２の摺
動操作杆２５は上記コイルバネ３０によシ、上記フラッ
ジ部２９と上記段部２７とが上記Ｏリング２８を介して
密着圧接し、上記連通部２３を閉鎖するように付勢され
るとともに、上記コイルバネ３０の弾発力に抗して移動
操作されることにより、上記連通部２３を開成する。な
お、上記嵌合孔２４内壁と第２の摺動操作杆２５との間
にはＯリング３１が圧入介在され、この嵌合孔２４から
のビールの漏出が防止されている。

まだ、上記把持部１０の上部には上記第１の摺動操作杆
１８と第２の摺動操作杆２５とを操作する操作レバー３
２が設けられている。この操作レバー３２は基端部が上
記ホルダ６の他端側近傍位置に設けられる支軸３３に回
転自在に軸支されている。そして、この操作レバー３２
の基端部は、上記ホルダ６の他端よシ上記第１の摺動操
作杆１８の他端に当接し、この摺動操作杆１８を操作す
るカム面３４が形成されるとともに、中途部内壁が上記
第２の摺動操作杆２５の一端に当接し、この摺動操作杆
２５を操作する押圧面３５として形成されている。上記
カム面３４は、この操作レバー３２の回動に伴ない、上
記第１の摺動操作杆１８を押圧変位させるものであり、
この操作レバー３２が回動操作されず、上記第２の摺動
操作杆２５の操作を行なわない回動位置から上記操作レ
バー３２がわずかに回動操作され、上記第２の摺動操作
杆２５を微動させて連通部２３ケ小さく開成する回動位
置に亘って、上記第１の摺動操作杆１８を上記摺動体１
３側に押圧変位させ、この摺動体１３によって上記吐出
孔１９を封鎖するとともに、上記操作レバー３２が上記
第２の摺動操作杆２５を微動させる位置よりさらに回動
操作された位置では上記第１の摺動操作杆１８をわずか
に退かせ、上記摺動体１３による吐出孔１９の封鎖状態
を解除させるような形状に形成されている。

なお、この操作レバー３２はその基端部側縁に設けた段
部３２ａが上記ホルダ６に設けた規制部３６に当接する
ことによシ、上記押圧面３５が上記第２の摺動操作杆２
５より大きく離間することかないように回動位置を規制
されている。

以上のように構成された注出装置において、上記操作レ
バー３２を回動操作すると、上記第２の摺動操作杆２５
が移動操作され、上記注出パイプ５が連通状態に置かれ
、次いで上記第１の摺動操作杆１８及び上記摺動体１３
が上記ボンベ７よシ退く方向に移動し、上記炭酸ガスが
上記注入パイプ４よシ樽１内に注入される。すると、上
記樽１内のビールは上記炭酸ガスの圧力にょシ、上記連
通部２３を通って注出パイプ５よシ吐出する。

また、上記操作レバー３２の回動操作を中止すると、こ
の操作レバー３２は上記第２の摺動操作杆２５を付勢す
るコイルバネ３ｏの弾発力により、この第２の摺動操作
杆２５に押圧さ九回動操作前の状態に回動変位する。こ
のとき上記第１の摺動操作杆１８が上記カム面３４によ
って押圧操作さ九上記摺動体１３ｖｉｌ−上記ボンベ７
側に押付け、上記吐出孔１９を閉成させ、次いで上記第
２の摺動操作杆２５が上記連通部２３を閉成させる。

このようにして、本実施例の注出装置によれば、単一の
操作レバー３２を操作することによシ、上記ボンベ７側
に設けた弁装置の第１の摺動操作杆１８と、上記注出パ
イプ５側に設けた弁装置の第２の摺動操作杆２５とを連
動して動作させることから、上記ビールの注出操作を容
易かつ適正に行なうことができる。

そして、上記注出操作を行なわない状態で、上記注出パ
イプ５を第２の摺動操作杆２５により閉鎖することから
、９の樽１が外力を受けて倒れたシ傾いたりした場合に
も上記注出パイプ５よりビールが流れ出てしまうことも
ない。また、上記ビールが注出パイプ５よシ太気と接し
てしまうことがないので、このビール中の炭酸ガスが大
気に放出してしまい、その風味が損なわれてしまうこと
も解消し得る。

また、上記ビールの注出操作を行なわない状態で、上記
ビールにボンベ７の炭酸ガスによる圧力が加わることが
なく、この圧力によって上記ビールが上記注出パイプ５
側の弁装置より漏出してしまうことも解消することがで
きる。特に、この実施例においては、上記第１の摺動操
作杆１８の開成動作を上記第２の摺動操作杆２５の開成
動作よりも遅延させるとともに、上記第１の摺動操作杆
１８の閉成動作を上記第２の摺動操作杆２５の閉成動作
に先行して行なうようにしたことから、上記注出パイプ
５の閉成時には、上記第１の摺動操作杆１８によって上
記ボンベ７が確実に閉鎖さ九ることとなり、上述したビ
ールの漏出防止も確実に行なわれることとなる。そして
さらに、上記第１の摺動操作杆１８を上記操作レバー３
２に設けたカム面３４にて操作するので、この操作全レ
バー等によって行なう場合に比べて、上記操作レバー３
２の回動変位に対する上記第１の摺動操作杆１８の動作
がよシ安定したものとなり、上記漏出防止もさらに確実
に行なわれる。

さらにまた、上記注出操作を行なわない状態で、上記炭
酸ガスにより樽１内の圧力が大きく上昇してしまうこと
がないので、上記注出操作を開始したとき、樽１内のビ
ールが高圧によって急激に噴出してしまうことも回避す
ることができ、適正な注出操作を行なうことができる。

なお、本発明は上述した実施例に限定されることなく種
々変形が可能である。例えば、上記第１の摺動操作杆１
８と摺動体１３とを一体的に形成し、上記ホルダ７側に
設けたものであっても良く、使用されるボンベ７に適宜
対応させて構成することができる。

また、本発明は、上述した実施例の如きビールの注出装
置に限らず各種容器に貯留された各種被注出物を容易か
つ適正に注出するための装置として広く応用することが
できる。

〔発明の効果〕

上述した実施例の説明より明らかなように本発明によれ
ば、被注出物が貯留された容器の注出路の開閉操作と、
上記被注出物を上記容器内より注出させるための加圧流
体が充填されたボンベの開閉操作とを連動して行なうよ
うにしたことて）ら、上記被注出物の注出操作を２つの
弁装置の操作をそれぞｔ個別に行なう必要なく、容易に
行なうことができる。

また、上記注出操作を行なわない状態で、上記注出路を
閉鎖することから′（上記容器が外力を受けて倒れたり
傾いたりした場合にも上記注出路より被注出物が流れ出
てしまうこともない。また、上記被注出物の大気と接す
るために生ずる変質等も回避することができる。

また、上記被注出物の注出操作を行なわない状態で、こ
の被注出物にボンベの加圧流体による圧力が加わること
がなく、この圧力によって上記被注出物の上記流出路〃
１ら漏出してしまうことも解消することができる。

さらにまた、上記注出操作を行なわない状態で、上記加
圧流体により容器内の圧力が大きく上昇してしまうこと
がないので、上記注出操作を開始したとき、容器内の被
注出物が高圧によって急激に噴出してしまうことも回避
することができ、適正な注出操作を行なうことができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明の一実施例を示す概略断面図
であり、第１図は非注出操作時の状態を゛示し、第２図
は注出操作時の状態ヲ宗す。第３図及び第４図はボンベ
の開閉操作全説明する要部拡大断面図であり、第３図は
閉成時の状態を示し、第４図は開成時の状態を示す。１・・・樽　　　　５・・・注出パイプ７０・ボ／べ　
１３・・・摺動体１８・・・第１の摺動操作杆２３…連通聾　２５・・・第２の摺動操作杆３２・・・
操作し・３４・・・カム面３５・―・抑圧面

Claims

【特許請求の範囲】

被注出物が貯留された容器の注出路の開閉操作と、上記
被注出物を上記容器内より注出させるための加圧流体が
充填されたボンベの開閉操作とを連動して行なうことを
特徴とする注出装置。