JPS6116318Y2 - - Google Patents

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JPS6116318Y2
JPS6116318Y2 JP17903079U JP17903079U JPS6116318Y2 JP S6116318 Y2 JPS6116318 Y2 JP S6116318Y2 JP 17903079 U JP17903079 U JP 17903079U JP 17903079 U JP17903079 U JP 17903079U JP S6116318 Y2 JPS6116318 Y2 JP S6116318Y2
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JP
Japan
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circuit
valve
actuator cylinder
cylinder
steering
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JP17903079U
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JPS5696098U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は産業車両におけるアタツチメント用油
圧回路に係り、とくにアタツチメント着脱装置や
フオーク間隔調整装置のように、一時的にしか使
用しないアクチユエータシリンダ油圧回路に関す
る。
従来、アクチユエータシリンダの油圧回路は第
3図に示すように、コントロールバルブ20から
回路E,Fを介してアクチユエータシリンダ3に
連結しており、通常、作業機用コントロールバル
ブの連数を増すか、高圧キヤリオーバーを介して
専用バルブを設けている。したがつてアクチユエ
ータシリンダのために作業機用コントロールバル
ブの連数増加による油圧回路中の回路抵抗が増す
とともに、コントロールレバー数が増加すること
によつてレバーの誤動作が生じやすく、操作上に
おいて安全面で問題があつた。さらにスペース面
においても操作範囲が広くなつて作業者の動作面
での難点もあつた。
本考案の目的は上記の問題点を解決しようとす
るもので、カツトオフバルブもしくは方向切換弁
を操作することによつて使用頻度の少ないアクチ
ユエータシリンダの操作を、パワーステアリング
用の油圧を利用し、ステアリングハンドル操作に
よつて行うことのできるアタツチメント用油圧回
路を提供することである。以下図示の実施例にも
とづいて本考案を詳細に説明する。
第1図において、ステアリングバルブ1にはパ
ワーステアリングシリンダ2が回路Aおよび回路
Bを介して連結されており、該回路Aはパワース
テアリングシリンダ2のロツド室と連通され、回
路Bはパワーステアリングシリンダ2のヘツド室
に連通されている。前記回路Aには回路Cが連結
されていて該回路Cはアクチユエータシリンダ3
のロツド室と連通され、前記回路Bには前記アク
チユエータシリンダ3のヘツド室に連通する回路
Dが連結され、回路Dの途中にはカツトオフバル
ブ4が装備されている。5はステアリングハンド
ルである。なおパワーステアリングシリンダ2に
連結した回路A,B及びアクチユエータシリンダ
3に連結した回路C,Dは、共にロツド室とヘツ
ド室を逆に連結することも可能である。
本考案は上記の構成であり、アタツチメントの
着脱作業やフオークの移動作業等を行う場合に
は、カツトオフバルブ4を開き、回路Bと回路D
の間の油圧を流通可能な状態にしたのち、ステア
リングハンドル5を回転させて、ステアリングバ
ルブ1をたとえば右に操作すると、油圧は回路A
を通つてパワーステアリングシリンダ2のロツド
室へ流れると同時に、回路Aの途中で回路Cに分
岐された油圧はアクチユエータシリンダ3のロツ
ド室に流れて両シリンダ2,3が収縮する。ま
た、ハンドル5をたとえば左に回転させると、油
圧は回路Bを通つてパワーステアリングシリンダ
2のヘツド室へ流れると同時に、回路Bの途中で
回路Dに分岐されて、アクチユエータシリンダ3
のヘツド室に流れて両シリンダ2,3は伸長す
る。
つぎにアタツチメントおよびフオーク移動等の
操作を行わない通常の作業を行う場合には、カツ
トオフバルブ4を閉じることによつてアクチユエ
ータシリンダ3への回路のうち回路Bと回路Dと
の間が遮断されるため、ステアリングハンドル5
を回転させてもアクチユエータシリンダ3は作動
せず、パワーステアリングシリンダ2のみが作動
する。
なお第2図に示すように、ステアリングバルブ
1とパワーステアリングシリンダ2のロツド室を
連通させる回路A及びパワーステアリングシリン
ダ2のヘツド室を連通させる回路Bの途中に方向
切換弁10を設け、該方向切換弁10とアクチユ
エータシリンダ3のロツド室とを回路Cで連通さ
せ、ヘツド室とは回路Dで連通させて、前記方向
切換弁10を図示のように操作すると、ステアリ
ングハンドル5を回転させてもステアリングバル
ブ1より流出する油圧は、パワーステアリングシ
リンダ2のみに作用し、アクチユエータシリンダ
3へは作用しない。また、方向切換弁10を図示
とは逆方向に操作した場合、ステアリングハンド
ル5を回転するとステアリングバルブ1より流出
する油圧はアクチユエータシリンダ3のみに作用
し、パワーステアリングシリンダ2に対しては作
用しない。したがつてアクチユエータシリンダ3
作動時にパワーステアリングシリンダ2が作動し
ないので、車体又はタイヤが動くことがなく作業
が楽になり安全性にも優れる。
上述のように本考案によれば、ステアリングバ
ルブとパワーステアリングシリンダを連通させる
回路の途中にカツトオフバルブもしくは方向切換
弁を介してアクチユエータシリンダを設けたこと
により、作業機用コントロールバルブの連数を増
す必要がなく、これに伴つて、回路抵抗の減少、
油温の上昇防止、パワーロスを減少させることが
できるとともに、コントロールレバーの本数が増
えないので誤動作がなく、コントロールバルブが
大きくならないため取付スペース上においても有
利となり、操作性、居住性、安全性においても顕
著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すもので、第1図はア
クチユエータシリンダの油圧回路図、第2図は他
の実施例を示すアクチユエータシリンダの油圧回
路図、第3図は従来のアクチユエータシリンダの
油圧回路図である。 1……ステアリングバルブ、2……パワーステ
アリングシリンダ、3……アクチユエータシリン
ダ、4……カツトオフバルブ、5……ステアリン
グハンドル、10……方向切換弁、A,B,C,
D……回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パワーステアリング回路を備え、アタツチメン
    トの着脱及びフオーク間隔の調整等通常の荷役作
    業時には使用しないアクチユエータシリンダを有
    する産業車両において、前記パワーステアリング
    回路中のステアリングバルブと、パワーステアリ
    ングシリンダとの間にアクチユエータシリンダを
    並列に接続し、該アクチユエータシリンダとステ
    アリングバルブとの間にカツトオフバルブもしく
    は方向切換弁を設けて、アクチユエータシリンダ
    をステアリングハンドルの操作に連動可能とした
    ことを特徴とする産業車両におけるアタツチメン
    ト用油圧回路。
JP17903079U 1979-12-24 1979-12-24 Expired JPS6116318Y2 (ja)

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JP17903079U JPS6116318Y2 (ja) 1979-12-24 1979-12-24

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JP17903079U JPS6116318Y2 (ja) 1979-12-24 1979-12-24

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Publication Number Publication Date
JPS5696098U JPS5696098U (ja) 1981-07-30
JPS6116318Y2 true JPS6116318Y2 (ja) 1986-05-20

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ID=29689537

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