JPS61162934A - 血中色素の経皮測定センサ−及び経皮測定装置 - Google Patents

血中色素の経皮測定センサ−及び経皮測定装置

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JPS61162934A
JPS61162934A JP60004739A JP473985A JPS61162934A JP S61162934 A JPS61162934 A JP S61162934A JP 60004739 A JP60004739 A JP 60004739A JP 473985 A JP473985 A JP 473985A JP S61162934 A JPS61162934 A JP S61162934A
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萩原 文二
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 この発明は血液中に注入された指示薬色素の血中濃度も
しくはスペクトルの変化を、皮膚の上にるものである。
〔従来の技術〕
従来より、肝機能(肝臓の解毒機能)や心拍出量等の測
定は、血液中に注入した指示薬色素の濃度変化を測定し
て行っている。以下、肝機能検査を例として従来技術を
説明する。
現在、肝機能の測定に最もよく用いられている方法は、
青色色素であるインドシアングリーン(以下ICGとい
う)を指示薬とする方法である。
この方法は、ICGを血液中に注入すると、ICGか肝
臓に吸収され、その血中濃度が減少していくので、その
減少の速度(濃度消失率)を測定して肝機能の良否を判
定するものである。この方法には、簡便法(15分停滞
率測定法)と精密法(最大消失率測定法)とがある。簡
便法では、ICG注入後一定時間(通常16分)を経て
から採血して、血球を遠心分離で除いてから、上清(す
なわち血漿)のICG濃度を分光光度計で測定する。精
密法では、ICG  を注入してから時間を追って(例
えば2、4.6.9.12.16分の6回)採血を行い
、上と同様に血漿ICG濃度の測定を行う。そして、こ
の測定を種々のICG投与量で行って、特殊な解析をす
る。いずれの場合も採血に手数がかかり患者に苦痛を与
えるだけでなく、採血に時間を要するため最も重要な注
入初期(注入後1分以内)の消失速度が測定できないと
いう難点をもつ。
また、血中ICG11度の変化が著しく速い心拍出量の
測定には、上述のような採血測定は不可能である。この
ため、光学センサーを心室または動脈内に留置するか、
動脈から光学センサ一部に連続的に出血させる方法がと
られており、いずれも患者に対する侵襲が著しく大きい
これらの問題点を解決するため、発明者はすでに、次の
発明を行った。すなわち、特願昭58−8fl1268
号(萩原文二、米田研)および特願昭158−6284
7号(萩原文二)の発明である。
これらの発明は、皮膚の上から光を照射して、血管等を
含む組織内に入った光の散乱反射光を受光し、血中の指
示薬色素の濃度もしくはスペクトルの変化を測定するも
のである。これらに開示の装置は、光源からの光をセン
サーに導き皮ふを照射するための照射用ファイバー束と
、受光した散乱光を処理装置に導(ための受光用ファイ
バー束を備えたものである。
〔発明・が解決しようとする問題点〕
発明者による前述の先の発明は、指示薬色素注入初期の
濃度変化を測定できるばかりでなく、患者に対する侵襲
をなくするという大きな効果をもつものであった。しか
しながら、次のような問題点をもっていることが発明者
により明らかにされた。すなわち、比較的硬く湾曲しに
くい照射用と受光用の2束のファイバー束かセンサーに
接続されているため、センサーが2方向から拘束され、
センサーの皮膚面への適切なセツティングが困難である
。すなわち、センサーの位置や角度に自由度が少ないた
め、センサ一端面の全体を一様にしかも軽く皮膚に接触
させることが困難となって、外部光の影響を受は易くな
り、また照射光が直接に受光部に入り易くなる。これを
防ぐためセンサーを強く押しつけると、皮膚圧迫され皮
肉の血液量が減少し、かつ、血管内の血流を悪くするこ
とになりそれだけ散乱反射光に含まれる指示薬色素に関
する情報を少なくし、そのため測定値精度を低下させる
原因となる。
このように1精度よく測定を行うためには、皮膚に接触
させられるセンサーが必要以上の拘束を受けず、自由に
その角度や位置を決めうろことが重要である。にもかか
わらず、これらの先の発明は、上述のように、かかる要
求を必ずしも十分に満足するものではなかった。
この発明は、上記の問題点に鑑みてなされたもので、自
由度が高く皮膚に軽くかつ一様に接触することができる
精度の高いセンサーおよび装置を提供することを目的と
するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
問題点を解決するため、この発明では、照射用の光源を
センサー内に設置し、散乱反射光を光ファイバー等の受
光用光導体で受ける構成とした。
また受光用光導体をできるだけ細くするために、光検出
に高感度のホトカウント法を採用した。
〔作用〕
照射用の光源がセンサー内に内臓されているため、光源
からの光は直接的に、被測定物へ照射される。従って、
従来のように光源の照射光をセンサーへ導くための照射
用光導体を、センサーから外部へ導出する必要がない。
センサーは、受光用光導体によってのみ拘束されるだけ
であり、その自由度は高い。
〔実施例〕
血中色素の経皮測定装置としては、濃度を測定するもの
と、スペクトルを測定するものの2つに分けられる。濃
度を測定する装置の測定動作を第1図および第8図に、
そのセンサ一部の構造を第2、第4図に示し、スペクト
ル測定の動作を第5図に示す。
まず、濃度を測定するものについて説明する。
第1図に、この発明による血中色素濃度の経皮測定装置
の一実施例を示す。この装置は、2波長測定法を応用し
て血液中のICGの濃度変化を測定するものである。図
において、センサー2は、皮膚4に向けて光を発し、照
射部位とは異った位置で窓6aには光源保護用の透明部
材8aがはめ込まれ、その内部には発光ダイオード(L
ED)10aが設けられている。このLEDloaは、
血液中のICGの吸収が大きい波長の光(以下高吸収光
という)を発するよう、その最大放射波長は、ICGの
吸収極大の波長805nmと一致させている。第2の照
射窓6bには透明部材8bがはめ込まれ、その内部には
他のLED 10bが設けられている。このLEDlo
bは、ICGの吸収が上記の高吸収光に比べ十分に低い
波長の光(以下低吸収光という)を発するように、その
最大放射波長は、ICGの吸収の低い波長(860〜9
00 nm または600 nm 〜TOOnm )と
している。
なお、吸収特性がICGと異なる色素を用いる場合には
、LEDloa−10bの最大放射波長を上記に準じて
選びなおす必要がある。ファイバー末端保護用の薄い透
明部材12がはめ込まれ、皮膚4からの散乱反射光を受
ける受光口14には、受光用光導体tコるファイバー束
16の一端が導入されている。第1・第2の照射窓6a
・6bと受光口14との間には、金属製隔壁18が設け
らnている。この隔壁18内には、加熱手段たる微小ヒ
ーター20および温度検出手段たるサーミスタ22が内
蔵され、温度調整手段を構成している。なお、センサー
2の周囲は金属またはプラスチック等の保護管24によ
って囲まれ保護されている。なお、28aおよび28b
はLEDの29および81はヒーターおよびサーミスタ
ーのリード線である。
次に、第1図に基いて、この測定装置の動作を説明する
。パルス電源26は、交互に出力を出す第1・第2の出
力端子をもち、これに接続されたリード線28a・28
bを介して、LEDloa ・10bを交互に発光させ
る。その結果、高吸収光と低吸収光が透明部材8a、ま
たは8bをとおり皮膚4の内部に向って、交互に照射さ
れる。組織内の散乱反射光は、透明部材12をとおって
ファイバー束16へ入射する。
高吸収光の方は皮肉の各種血管4d内のICGに強く吸
収されるが低吸収光の方は吸収率が小さい。したがって
、高吸収光と低吸収光の散乱反射光の吸収率の差は血中
のICG濃度が高いほど大きくなるので、これを測定す
ることにより血中のICG濃度を知ることができるわけ
であるが、その計測法および計算法は後述する。この実
施例では、微小ヒータ20とサーミスタ22により隔壁
18が約44℃に加熱される。これKよって表皮4a・
真皮4b・皮下組織4c等を加熱して、その中の血管4
d(毛細管、小動脈、小静脈、動脈、静脈等)を拡張し
て皮肉の血液量を増加させる(加熱による充血現象)。
その結果、血中のICGの吸光度が増大して測定の感度
および精度が著しく増大する。
ファイバー束16の他端は光検出器80に結合している
。光検出器80からは、ファイバー束16で送られた皮
膚よりの散乱反射光に比例した電気信号が出される。こ
の電気信号は信号分離手段32において、L E D 
10aとLEDlobの照射期間に対応する第1・第2
のパルス信号に分離される。演算手段34は、これらの
パルス信号に基き、高吸収光と低吸収光における吸光度
の差を演算するものである。
なお、吸光度差AAa−Aλb(AλaおよびAAbは
波長anmおよびbnmにおける吸光度)は、ベールの
法則に従い、下式によって算出される。
Ib AAb−AAa=logIb−1ogla=kl   
        −(1)Ia ここで、Ia・Ibはそれぞれ高吸収光および低吸収光
に対応する散乱反射光の光量であるが、色素注入前には
Ia=IbsすなわちAAb−AλB=Qに調節してお
けば、この計算値が直ちに色素濃度を示すことになる。
算出された吸光度差の大きさは、出力手段たるディスプ
レイ族y!L36で表示しつつ調節を行い、その時間的
変化は記録装置38の記録紙上に記録される。また、こ
の実施例では、記憶装置40を備え、吸光度差の時間的
変化のパターンを記憶できるようにもしている。
上記実施例では、照射窓6a・6bにガラス等の透明部
材を設けた。これらは、それぞれLEDの先端およびフ
ァイバー束の末端を損傷や汚染から保護するためのもの
であるが、他の機能をあわせて持たせることもある。た
とえば、照射波長幅を狭くして色素に対する検出を鋭く
するため、波長幅制限フィルターとして干渉フィルター
をこの透明部材の代りに設けることもできる。あるいは
、透明部材に重ねて干渉フィルターを設けることもでき
る。
さらに、電源26をもセンサー2に内蔵し、センサー2
の自由度を更に高くすることも可能である。
照射窓6a、 6bと受光窓14の距離を長くし、皮膚
4内の光路を深くとれば、色素に対する情報を多く含ん
だ散乱反射光を得ることができ、測定精度の向上が図れ
る。しかしこの場合には減光率が著しく大きくなるので
、発光手段として光量が小さいLEDを使用する場合に
は、散乱反射光が著しく弱くなる。したがって、かかる
場合は光検出器8゜としてW感度の高い光電子倍増管や
フォトンカウンタ(光量子計数装置)を用いることが妥
当である。特にフォトンカウンタを用いた場合には、隔
壁を厚くして吸光度6〜8に減衰した深部からの散乱反
射光をも検出できることが明らかとなった。
逆に光が強く十分な散乱反射光を得られる場合には、フ
ォトトランジスタ等の半導体検出器を用いることもでき
る。
第8図に、測定センサーおよび装置の他の実施例を示す
。センサー2は発光手段として、白色光源たる一個の白
熱ランプ44を備えている。照射口6からは白色光が皮
膚に照射され、その散乱反射が受光口14でとらえられ
ファイバー束16に入射される。ファイバー束16は、
第1・第2の出力端16a・16bに分割され、それぞ
れ第1・第2のフィルター42a・42bに結合される
。これらのフィルター42a・42bはセンサー2内に
設けることもできる。第1のフィルター42aは高吸収
光のみを、第2のフィルター42bは低吸収光のみを通
過させる。第一1・第2のフィルター42a・42bを
通った光は、第1・第2の光検出器80a・80bにお
いて電気信号に変換される。演算手段84は、前述の(
0式に基き、吸光度差(A^a−AAb)を演算するも
のである。
第4図に、第8図の測定装置に用いることのできるセン
サー2の他の実施例を示す。第1・第2の受光窓14a
・14bには、第1・第2のフィルター42a・42b
が設けられている。第1のフィルター42aは高吸収光
のみを、第2のフィルター42bは低吸収光のみを通過
させる。第1の受光窓14aには第1のファイバー束1
61が、第2の受光窓14bには第2のファイバー束1
62が結合されている。このセンサー2を、第4図の装
置に適用する場合は、ファイバー束161・162のそ
れぞれの出力端16a・16bには、フィルター42a
 ・42bを設ける必要はない。
以上、第1図から第4図を用いて、血中色素濃度の経皮
測定センサーならびに装置についての実施例を示した。
次に、血中色素の吸収スペクトルを測定する場合の実施
例について説明する。第5図は、血中色素スペクトルの
経皮測定装置を示している。白色光源である白熱ランプ
44からの照射光は、照射口6にはめられた透明部材8
をとおって皮膚を照射し散乱反射光として受光口14で
受光され、ファイバー束16を介して分光器46に結合
されている。白熱ランプの発熱量が大きすぎる場合には
透明部材8の内側に熱線吸収フィルター8cを設けても
よい。分光器46はファイバー束16からの光を、複数
の単波長成分の光に分離して、多チャ出器48からの各
単波長成分の光強度に対応する電気信号を受け、吸収ス
ペクトルとして演算する。
吸収スペクトルは、ディスプレイ装置86で表示され、
記録装置88で記録されるとともに記憶装置40に記憶
される。
第6図に、第5図の測定装置に用いることのできるセン
サー2の他の実施例を示す。白色光の照外側に薄い円筒
状に配置されている。この実施例によれば、受光口14
が照射口6をとりまくように形成されているので、第5
図に示すセンサー2に比べて受光量がはるかに大きくな
るという効果をもつ。したがって、白色光源44や分光
器46の光量が少ない場合や、多素子光検出器48の感
度が低い場合に有効である。これに対し、第5図に示す
構造のセンサー2は、照射口6と受光口14の距離を大
きくとる場合に有利である。該距離を同じものとした場
合、第5図の実施例は第6図の実施例に比べ、センサー
2を小型にできるからである。
第6図のように周囲に受光口14を設ける場合には、第
7図に示すように、白熱ランプ44をセンサー2の上部
に置くことができる。照射口6の内壁7を反射面とし、
透明部材たる光導棒8を挿入している。
なお、第6図・第7図に示す構造は、2波長測定法に用
いるセンサー(第1図から第4図に示すもの)にも適用
できることはいうまでもない。
次K、第8図に示す血中色素濃度の経皮測定装置による
測定の実験結果を、第8図に示す。80才の健康な男子
(体重TOkg)の左上腕部内側17c44℃に加熱し
たセンサーを置き、右前吋静脈から85〜のICGを含
む水溶液(体重1 kgあたり0.5q)を注射した。
この図は第1のフィルター42aおよび第2のフィルタ
ー42bにそれぞn800nmおよび870nmに透過
ピークをもつ干渉フィルターを用いた場合の吸光度差(
A800nm −A870nm )の時間的な経過を示
している。この図から明らかなように、ICQ注人後数
秒で血中ICG濃度か急速に上昇し、約16秒で最大濃
度となり、その後約15秒間で急速に濃度が低下し、そ
れ以後は、徐々に低下している。実施例装置によればこ
のように、かなり精度の高い測定を行えることが明らか
になったが、このような測定は第1図の装置によっても
同様に可能であった。
第9図には、第5図に示す血中色素スペクトルの経皮測
定装置を用い、吸収スペクトルの時間的変化を測定した
実験、結果を示す。被験者、ICG注入量等の条件は、
第8図の実験の場合と同じである。この実験では色素注
入前にスペクトルを測定し、それを基準曲線として、こ
れを差引いた差スペクトルを記録した。この図、の一番
下に示されている0秒の線は、色素注入直前の差スペク
トルであり、本来なら横軸に平行な直線となるべきもの
である。しかし、被験者の皮膚組織の光学的性質が安定
でないため、多少のノイズが出ている。
次に色素を注射し、その4秒後に記録した差スペクトル
が示されている。これは0秒の線とほとんど同じである
ので、まだ色素が測定部位の皮ふ組織内の血液中に混入
していないことを示す。次に色素注入後15秒を経た時
の差スペクトルが示されている。これは典型的なICG
の吸収スペクトルの形をしており、805 nmに極大
吸収をもち、650nm以下および860nm以上の波
長領域では吸収が著しく低い。次に30秒後の差スペク
トルは、15秒後の差スペクトルの1/2以下の吸収を
示し、この間に急激なICGの減少があったことを示し
ている。その後の45秒後、60秒後以後では、変化が
ゆるやかになっている。特に2分後より後では、変化が
著しく少なくなっている事がわかる。なお、この図の各
時間の差スペクトルについて805nmの吸光度と87
0 nmの吸光度との差をとると、第8図の濃度変化曲
線とまったく同じ傾向を示す事がわかった。
〔発明の効果」 この発明によれば、センサーに発光手段を内蔵している
ので、従来のように受光用ファイバーと照射用ファイバ
ーの両方を設けなくともよい。したがって、湾曲しにく
いファイバーによる拘束が、受光用ファイバーによるも
のだけになり、センサーの自由度が高くなる。すなわち
、皮膚に軽く、かつ一様にセンサーを接触することがで
きるので、外部光の影響や血管圧拍による血流阻害とい
う問題を生じることなく、精度の高い測定を行うことが
できる。さらに、この発明では光源とファイバー間の連
結やファイバー内の伝送による光量の損失がないので光
の照射効率が上昇する。
【図面の簡単な説明】
第1図は2個のLED光源を用いる2波長測定法による
血中色素濃度の経皮測定装置の実施例を示す図、第2図
は第1図のセンサーの詳細を示す斜°視図、第3図は白
色光源を用いる2波長測定法による測定装置の他の実施
例を示す図、第4図は第8図の装置に用いるセンサーの
他の実施例を示す図、第5図は血中色素スペクトルの経
皮測定装置の実施例を示す図、第6図および第7図は経
皮測定センサーのさらに他の実施例を示す図、第8図は
第8図の測定装置を用いて血中色素濃度を測定した実験
結果を示す図、第9図は第5図に示す装定測置を用いて
血中色素スペクトルを測定した実験結果を示す図である
。 2・・・センサー、6・・・照射口、6a・・・第1の
照射窓、6b・・第2の照射窓、10a −L E D
llob −= L E D。 器、32・・・信号分離手段、34・・・演算手段、8
6・・・ディスプレイ妻#装置、40・・・記憶袋m1
142a・・・第1のパターン解析装置 なお、各図中同一符号は同一相当部分を示す。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)センサーの筐体内に設けられた発光手段、発光手
    段が発する光を被測定色素を含んだ血液の流れる被測定
    物へ照射するため被測定物表面に接触させられる照射口
    、 照射口から被測定物へ照射された光の散乱反射口を受光
    するため被測定物表面に接触させられる受光口、 照射口と受光口を分離し、発光手段からの光が直接受光
    口へ入射するのを防ぐための隔壁、一端が受光口に設け
    られ、他端に受光口で受光した前記散乱反射光を伝達す
    るための少なくとも1本以上の受光用光導体、 を備えたことを特徴とする血中色素濃度の経皮測定セン
    サー。
  2. (2)発光手段は、 被測定色素の高吸収光を発する第1の発光ダイオード、 前記高吸収光に比べ被測定色素の吸収が十分に低い低吸
    収光を発する第2の発光ダイオード、を備えたものであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の血中色
    素濃度の経皮測定センサー。
  3. (3)照射口は、 前記高吸収光のスペクトル幅を狭くするための第1の波
    長幅制限フィルターを有する第1の照射窓と、 前記低吸収光のスペクトル幅を狭くするための第2の波
    長幅制限フィルターを有する第2の照射窓、 を備えたものであることを特徴とする特許請求の範囲第
    2項に記載の血中色素濃度の経皮測定センサー。
  4. (4)発光手段は、 白色光を発する白色光源を有し、 受光用光導体の他端は、 被測定色素の高吸収光のみを通す第1のフィルターに接
    続される第1の出力端と、低吸収光のみを通す第2のフ
    ィルターに接続される第2の出力端とに分離されたもの
    であること、 を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の血中色素濃度
    の経皮測定センサー。
  5. (5)照射口は中心部に設けられ、 隔壁は照射口をとり囲むように設けられ、 受光口は隔壁の外周に設けられていること、を特徴とす
    る特許請求の範囲第1項ないし第4項のいずれか一つに
    記載の血中色素濃度の経皮測定センサー。
  6. (6)隔壁は、その内部に、温度調整手段を有すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第5項のいず
    れか一つに記載の血中色素濃度の経皮測定センサー。
  7. (7)白色光を発する白色光源、 前記白色光を、被測定色素を含んだ被測定物へ照射する
    ため被測定物表面に接触させられる照射口、 照射口から被測定物へ照射された前記白色光の散乱反射
    光を受光するため被測定物表面に接触させられる受光口
    、 照射口と受光口を分離し、発光手段からの光が直接受光
    口へ入射するのを防ぐための隔壁、一端が受光口に設け
    られ、受光した散乱反射光を他端に伝達するための少な
    くとも1本以上の受光用光導体、 を備えたことを特徴とする血中色素スペクトルの経皮測
    定センサー。
  8. (8)照射口は中心部に設けられ、 隔壁は照射口をとり囲むように設けられ、 受光口は隔壁の外周に設けられていること、を特徴とす
    る特許請求の範囲第7項に記載の血中色素スペクトルの
    経皮測定センサー。
  9. (9)隔壁は、その内部に、温度調整手段を有すること
    を特徴とする特許請求の範囲第7項または第8項に記載
    の血中色素スペクトルの経皮測定センサー。
  10. (10)センサーの筐体内に設けられた発光手段、発光
    手段が発する光を被測定色素を含んだ被測定物へ照射す
    るため被測定物表面に接触させられる照射口、 照射口から被測定物へ照射された光の散乱反射光を受光
    するため被測定物表面に接触させられる受光口、 照射口と受光口を分離し、発光手段からの光が直接受光
    口へ入射するのを防ぐための隔壁、一端が受光口に設け
    られ、他端に受光口で受光した前記散乱反射光を伝達す
    るための少なくとも1本以上の受光用光導体、 受光用光導体の他端に直接またはフィルターもしくは分
    光器を介して結合されたフォトンカウンタ、 を備えたことを特徴とする血中色素の経皮測定装置。
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