JPS61162856A

JPS61162856A - 磁気記録再生装置

Info

Publication number: JPS61162856A
Application number: JP60004304A
Authority: JP
Inventors: Kanji Kubo; 久保　観治; Yoshiro Tsuchiyama; 吉朗土山
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1985-01-14
Filing date: 1985-01-14
Publication date: 1986-07-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は磁気記録再生装置（以下、単にＶＴＲと称す）
、特に、トラッキング制御方法として４周波のパイロッ
ト信号を用いた磁気記録再生装置に関するものである〇従来の技術第１１図及び第１２図は従来技術を説明するだめの図で
ある０第１１図において、Ａ１．Ｂ４．Ａ２．Ｂ２．・・・・
・・はＡヘッド及びＢヘッドで記録した記録トラックで
あり、１１〜ｆ４はトラッキング制御用のパイロット信
号である。各パイロット信号は映像信号に重畳して記録
され、同図に示すように１フイールド毎に順次サイクリ
ックに記録される。各ノくイロット信号の周波数は１０
２ｋ）ｉＩ〜１６５ｋｌｂの比較的低周波の信号であり
、その値を表１に示す。なお、表１に示すｆＨは水平同
期信号の周波数であり、約１５．７ｋ）ｈである。

表　　　１各パイロット信号の周波数差は、隣接するトラック間で
ｆＨ，及び３ｆＨである０例えば、Ａ２トラック上に記
録されているパイロット信号ｆ３と、Ｂ　及びＢ２　ト
ラック上に記録されている各ノくイ０フト信号ｆ２Ｊ４
との差は３ｆＨ及びｆＨである。従って、後述する方法
で、主走査トラツク上のパイロット信号と、各隣接トラ
ック上に記録されている各パイロット信号との周波数差
に応じた信号を取り出し、これらの信号のレベル比較を
行なうことにより、トラッキングエラー信号を得ること
ができる０１１ｏ２は磁気ヘッドであり、矢印１１０１で示す方向
に走査する。この時再生されるノ々イロット信号は、Ｂ
４．Ａ２．Ｂ２トラック上に記録されているパイロット
信号である。第１１図に示す磁気ヘッドのヘッド幅ＨＷ
は、記録磁化軌跡のトラック幅ＴＷよりも広く描いであ
るが、ヘッド幅ＨＷはトラック幅Ｔｗと等しくても良く
、また、ＨＷがＴｗよりも狭くても良い。なぜならば、
ノ（イロット信号は比較的低周波の信号であるため、磁
気ヘッドが隣接トランク上を再生走査しなくても、隣接
トラック上のパイロット信号はクロストーク信号として
再生されるためである。但し、ヘッド幅Ｈｗがトラック
幅Ｔｗに対して狭くなればなるほど、再生パイロット信
号のレベルは減少し、その分トラッキングエラー信号の
Ｓ／Ｎが悪くなる。

第１２図は再生パイロット信号からトラッキングエラー
信号を作成するための回路である０同図において、端子
１２ｏ１からは、主走査トラツクと各隣接トラックから
再生されるパイロット信号とが供給され、乗算器１２０
３に入力される。乗算器には、端子１２０２から供給さ
れる参照信号も同時に入力される。参照信号はヘッドが
再生走査する主トラツク上に記録されているパイロット
信号と同じ周波数の信号である。乗算器は再生パイロッ
ト信号と参照信号との和及び差の周波数をもつ信号を出
力する。この出力信号は１２０４゜／１２０５で示すｆ
Ｈ及び３ｆＨの同調回路にて、その差の信号成分だけが
取り出される。この時抜き取られたｆＨ及び３ｆＨの各
信号のレベルは、各隣接トラックから再生される各）く
イロット信号の再生レベルに比例する。各同調回路の出
力は検波整流回路１２０６．１２０７に入力されて検波
整流され、レベル比較回路１２０８で各レベルが比較さ
れる。ヘッドのトラックずれ方向と、ｆＨ及び３ｆＨの
再生レベルの増減の関係は、ヘッドがトラックＡｉ（１
＝＝１．２，３．・・・・・・）トラックを走査するか
、Ｂ１トラックを走査するかで互いに逆の関係になる。

反転回路１２ｏ９はこのために必要であり、比較回路１
２０８の出力信号をアナログ反転するものである。回路
１２１ｏはアナログスイッチ回路であり、端子１２１１
から入力されるヘッドスイッチグ信号により、反転及び
非反転出力を端子１２１２に出力する。端子１２１２に
出力される信号は、ヘッドの主走査トラックからのずれ
量を示すトラッキングエラー信号であり、この信号を、
磁気テープを移送するキャプスタン制御系に供給するこ
とにより、再生走査用の磁気ヘッドは記録トラック上を
忠実にオントラックして再生走査することができる。

以上の従来例は、４周波のパイロット信号を用いる制御
に関する種々の特許に記載されている。

発明が解決しようとする問題点このような従来の方法では、各隣接トラックから再生さ
れるパイロット信号を、十分なＳ　／　ｉ（比をもって
再生することは困難である。なぜならば、ＶＨ８方式な
どに採用されているカラー信号の処理方式を用いても、
隣接トラックから再生されるカラー信号を完全に除去す
ることができないため、再生画質の向上と言う観点から
みれば、ヘッド幅をトラック幅に対してあまり広くする
ことはできない◇このため、再生パイロット信号の量は
クロストーク信号に頼るところが大きく、その分再生パ
イロット信号のレベルが少なくなるからである。

またＶＴＲによっては、映像信号がなにも記録されてい
ない、ガード部を有する磁化パターンが形成された磁気
テープを、再生することもある。

この様な磁化パターンは、通常のテープ速度で記録再生
する（ＳＰモードと称す）機能と、ＳＰモード時の半分
のテープ速度で記録再生する（ＬＰモードと称す）機能
を有するＶＴＲにおいて、同一のヘッドでＳＰ、ＬＰの
記録再生をする時の、ＳＰモードでの磁化パターンにみ
もれる。ガード部を有する磁化パターンを再生する時、
各隣接トラックから再生されるパイロット信号は、ヘッ
ド幅とトラック幅とが等しい時に再生されるパイロット
信号に比べて、非常に小さな値である。

本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、ガード部の
あるなしにかかわらず、従来の方法に比べて十分大きな
Ｓ／Ｎ比で、パイロット信号を再生できる磁気記録再正
装置を提供することを目的としている。

問題点を解決するための手段本発明は上記問題点を解決するため、映像信号を記録再
生するための第１の回転磁気ヘッドのヘッド幅よりは、
広いヘッド幅をもつ第２の回転磁気ヘッドを備え、この
第２の回転磁気ヘッドから再生されるパイロット信号を
、略従来の方法で処理し、トラッキングエラー信号を得
るものである。

作　　用本発明では、前記第２の回転磁気ヘッドを、各隣接トラ
ック上を十分広い範囲にまたがって再生走査させること
ができるため、ガードあきの磁化パターンであっても、
十分なＳ／Ｎ比でパイロット信号を再生することができ
る。

実施例第１図は、本発−〇原理を示す図である。同図において
Ａｉ、Ｂｌ）ラックは、Ａヘッド及びＢヘッドで記録し
た磁化軌跡である。ヘッド１０１は映像信号を記録再生
するだめのヘッドである０ヘツド１０１はパイロット信
号ｆ１〜ｆ４や、ＦＭもしくはＰＣＭの音声信号をも記
録する。ヘッド１０２は、記録時にはフライングイレー
スヘッドとして機能し、再生時にはパイロット信号を再
生するヘッドとして機能する。第１図では、ヘッド１０
１のヘッド幅はトラック幅に等しく、また、ヘッド１０
２のヘッド幅はトラック幅の３倍の幅を持つように描い
である。

第２図は各ヘッドの配置を示した図である０同図におい
て、２０１は回転シリンダ、　２０２　、２０３はＡヘ
ッド及びＢヘッド、２０４は７ライングイレースヘツド
である。回転シリンダは矢印２０５で示す方向に回転す
る。２０２〜２０４で示す各ヘッドは、回転シリンダ上
に固着されており、各ヘッド間の相対高さは一定である
。ＡヘッドとＢヘッドとのヘッド高さは、通常の２ヘツ
ド形ヘリ力ルスキヤン方式のＶＴＲで使用されているヘ
ッド配装置と同じであり、ヘッド２０２とヘッド２０４
との関係は、第１図のヘッド１０１と１０２に示すよう
に、片方の端部が記録トラックに対して一致するように
配置されている。

第３図は、記録時の磁化軌跡と各ヘッドとの関係を示し
だ図である。同図において、３ｏ３は磁気テープであり
、矢印３０４で示す方向に移送される。３０１は映像信
号やパイロット信号などを記録する磁気ヘッドであり、
３ｏ２はフライングイレースヘッドである。各磁気ヘッ
ドは矢印３０５ッド幅の関係では、１フイ一ルド期間の
走査で３トラック分の消去を行なう。その後、Ａヘッド
及びＢヘッドが映像信号等を記録する。

再生時には、フライングイレースヘッドでパイロット信
号を再生する。例えば、第１図において、ヘッド１０１
がＡ１トラックを再生走査する時、ヘッド１０２はＡ４
．Ｂ４．Ａ２）ラックを再生する。

この時、第１２図で説明した、端子１２０２に供給する
参照信号をｆ２にすれば、トラッキングエラー信号に寄
与するパイロット信号はｆ、とｆ３である。パイロット
信号ｆ、とｆ３は、クロストーク信号として再生するの
ではなく、ヘッド１０２がＡ４．Ａ２トラック上を走査
することによって再生することができる。従って、その
分再生バイロフト信号のレベルも大きい。ヘッドと記録
トラックとの相対位置が、第１図に示す関係にある時、
ｆ、とｆ２との差の信号ｆＨと、ｆ２とｆ３との差の信
号３ｆＨとのレベルを比較してトラッキングエラー信号
を得、キャプスタンモータの回転位相を制御すれば、ヘ
ッド１０２は第１図に示す位置でオントラック状態とな
る。ヘッド１０２とヘッド１ｏ１との相対位置関係は一
定であるため、この時ヘッド１０１は、トラックＡ１上
をオントラックして再生走査することになる。

図示していないが、次のヘッド走査でＢヘッドがトラッ
クＢ１上を再生走査する時のトラッキングエラー信号は
、へヘッドがトラックＡ１を再生走査した時に得られた
トラッキングエラー信号を用いればよい。さらに次のヘ
ッド走査で、ＡヘッドがトラックＡ２上を再生走査する
時には、ヘッド１０２がトラックＡ２．Ｂ２．Ａ３上を
再生走査するため、新たなトラッキングエラー信号を得
ることができる。参照信号の切換えはｆ２→ｆ４→ｆ２
→ｆ４→・・・・・・　とすれば良い。

第４図は、本発明を実施するための具体回路構成例であ
る。同図において、端子４０１からは記録するためのビ
デオ信号が入力される。回路４０２は記録用のビデオ信
号処理回路であり、輝度信号のＦＭ変調回路や、色信号
の低域変換回路などが含まれている。回路４０３はｆ１
〜ｆ４のパイロット信号を発生するだめの回路であり、
端子４０４からはヘッドスイッチング信号（Ｈ，ＳＷ倍
信号が入力され、端子４０ｇからは、記録モードと再生
モードとを切換える切換え信号が入力される。記録時の
パイロット信号は、フィールド毎にｆ、→ｆ２→ｆ３→
ｆ４→ｆ１→・・・・・・の順で、回路４０３から出力
される。パイロット信号は、回路４０２から出力される
ビデオ信号に重畳され、記録アンプ４０６を経て磁気ヘ
ッドに供給される。４０７及び４１０はスイッチ回路で
あり、記録時にはＲ端子側に、再生時にはＰ端子側に接
続される。ヘッド４０８はビデオ信号を記録再生するた
めのヘッドであり、ヘッド４１１は、記録時にはフライ
ングイレースヘッドとして機能し、再生時には、°パイ
ロット信号を再生するためのヘッドとして機能する。な
お、ビデオ信号を記録再生するヘッドは１個しか示して
いないが、実際には２個存在する。

回路４０９は消去信号を発生する回路であり、その出力
信号は、記録時にヘッド４１１に供給される。

再生時、スイッチ４０７はＰ端子側に接続され、ヘッド
アンプ回路４１２、再生ビデオ信号処理回路４１３を経
て、端子４１４にビデオ信号出力を得ることができる。

一方、スイッチ４１０もＰ端子側に接続され、ヘッド４
１１で再生された信号は、ヘッドアンプ回路４１６で増
幅される。回路４１６はパイロット信号だけを増幅する
機能があれば良く、ビデオ信号などの広帯域の信号を扱
う回路４１２に比べて回路規模及び精度を簡素化できる
。回路４１６はパイロット信号だけを取り出す分離回路
である。

回路４１７は第１２図に示す回路と等価である。

なお、この時回路４０３から供給される参照信号は、既
に説明したように、ｆ２→ｆ４→ｆ２→曲・・の順で繰
り返えされる信号である。回路４１８はサンプルホール
ド回路である。第１図に示すヘッド構成であれば、トラ
ッキングエラー信号は１フレーム毎に間欠的に得られる
ため、エラー信号をホールドする回路が必要になる。端
子４１９からは、ＨＪＷ信号に位相同期したサンプルパ
ルスが供給される。端子４２０にはトラッキングエラー
信号が出力される。なお、サンプルホールド回路４１８
を用いる時の回路４１７の内部構成は、第１２図に示す
回路１２０９．１２１０を必要としない。

次に、ガードあきの磁化パターンと各ヘッドとの関係に
ついて説明する。

第６図はＳＰモードで記録した時の磁化パターンであり
、第６図はＬＰモードで記録した時の磁化パターンであ
る。両図において、６０１及び６０１は映像信号を記録
再生するための磁気ヘッドであり、同一のものである。

５０２及び６０２はフライングイレースヘッドであり、
同様に同一のものである。映像信号を記録する磁気ヘッ
ドとして、ＳＰモード時の記録及びＬＰモード時の記録
に同一の磁気ヘッドを使用すれば、ＳＰモードでの磁化
パターンは、第６図に示すようにガード部を有する。こ
のような磁化パターンをヘッド５０１で走査し、パイロ
ット信号もヘッド５０１で再生しようとすれば、この時
に得られる各隣接トラック上に記録されているパイロッ
ト信号の再生レベルは、非常に微弱な量となる。ガード
部が一定値以上広ければ、トラッキング制御が不可能に
なる。ガード部を有する磁化パターンを再生する時には
、既に説明したように、ヘッドｆｆ１０２で再生される
パイロット信号を用いてトラッキングエラー信号を得れ
ば、非常にＳ／Ｎ比の良いエラー信号を得ることができ
る。なお、第６図に示すＬＰモードでの磁化パターンを
再生する時には、ヘッド６０１から再生されるパイロッ
ト信号を用いて、従来のトラッキング制御を行なえば良
い０なぜならば、ヘッド６０２は多くの記録トラック上
を同時に走査するため、各隣接トラックの区別ができな
いためである。

次にフライングイレースヘッドのヘッド幅が、記録トラ
ックピッチの３倍よりも狭い時のヘッド幅である時の、
磁化パターンと各ヘッドとの相対位置関係について説明
する。この時の関係を第７図に示す。同図において、Ａ
、、Ｂ、は各磁化軌跡である。磁気へラド７０１は映像
信号を記録再生するためのヘッドであり、磁気ヘッド７
０２はフライングイレースヘッドである。磁気ヘッド７
０２のヘッド幅は、記録磁化軌跡のトラックピッチの３
倍よりは小さく、２倍よりは大きく選んである。

ヘッド７０１とヘッド７０２の相対位置関係は、同図に
示すように、ヘッド７０１の中心がトラックＡ、の中心
に一致している時、ヘッド７０２のヘッドの中心がトラ
ックＡ２の中心に一致するように構成されている。ヘッ
ド７０２はトラックＢ１゜Ｂ２上を走査する構成になっ
ているため、これらのトランクから再生されるパイロッ
ト信号を用いてトラッキングエラー信号を作成すればよ
い。なおこの時の参照信号はｆ３→ｆ１→ｆ３＋・・・
・・となる。

第８図には、第７図に示す配置をもったヘッドで記録す
る時の、磁化軌跡とヘッド位置との関係を示しである。

ヘッド７０２は、ヘッド７０１に先行して２トラックピ
ッチ以上の領域を消去して走査する。その後Ａへラド７
０１と、図示していないがＢヘッドとが映像信号を記録
する。

これまでの説明では、フライングイレースヘッドが１個
の場合についてのみ説明してきたが、フライングイレー
スヘッドが２個の場合にも、同様の効果が期待できる０
第９図は、この時の磁化パターンと各ヘッドとの相対位
置関係を示したものである。９０１，９０３は、映像信
号を記録再生するためのＡヘッド於びＢヘッドであり、
９０２゜９０４はフライングイレースヘッドである。各
ヘッド９０１〜９０４は、第１０因に示すように、回転
シリンダ１ｏ０１上に固着されている０矢印１ｏ０２は
回転シリンダの回転方向である。第９図において、パイ
ロット信号はヘッド９０２と９０４から再生される。ヘ
ッド９０１がＡ１トラックを走査する時の参照信号はｆ
２であり、次いでヘッド９０３がＢ、トラック上を走査
する時の参照信号はｆ３である。以下、同様の考え方を
すれば、この時の参照信号の切換え順序は、ｆ１→ｆ２
→ｆ３→ｆ４→ｆ、→・・・・・・となる。この時には
、トラッキングエラー信号も各フィールドにわたって連
続的に得ることができる利点を有する。

発明の効果以上の説明で明らかなように、本発明によれば、映像信
号を記録再生するヘッド以外の補助ヘッドを用いること
により、ガード部を有する磁化パターンにおいても、Ｓ
／Ｎ比の良いトラッキングエラー信号を得ることができ
る。また、前記補助ヘッドを記録時にはフライングイレ
ースヘッドとして用いることにより、従来の固定消去ヘ
ッドをなくすことができ、走行系を簡素化できる利点を
有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の詳細な説明するだめの図、第２図は第
１図のヘッド構成を示した図、第３図は第２図のヘッド
構成での記録時の磁化軌跡と各ヘッドとの相対位置関係
を示す図、第４図は本発明の具体実施例を示す図、第６
図はＳＰモードにおけるガード部を有する磁化パターン
と各ヘッドとの相対位置関係を示す図、第６図はＬＰモ
ードにおける磁化パターンと各ヘッドとの相対位置関係
を示す図、第７図はイレースヘッドのヘッド幅が記録ト
ラック幅の３倍よりも狭い時の各ヘッド配置と磁化パタ
ーンとを示す図、第８図は第７図のヘッド構成での記録
時の磁化軌跡と各ヘッドとの相対位置関係を示す図、第
９図はフライングイレースヘッドを２個用いた時の各ヘ
ッド配置と磁化パターンとを示す図、第１０図は第９図
に示すヘッド配置の回転シリンダ上での構成図、第１１
図は４周波パイロット信号の記録磁化Ｊ第１２Ａ４．Ｂ
１・・・・・・記録トラック、１ｏ１・・・・・・映像
信号を記録再生するための磁気ヘッド、１０２・・・・
・・フライングイレースヘッドを兼ねた補助ヘッド、２
ｏ１・・・・・・回転シリンダ、ｆ、〜ｆ４・・・・・
・トラッキング制御用のパイロット信号、３ｏ３・・・
・・・磁気テープ、４０６・・・・・・記録アンプ、４
１２・・印・再生ヘッドアンプ。代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図第　２　図第３図３０．３　　　　１第５図第　６　図ｆ２２Ｚ１−５σＩ第７図ＡＨＦ３ｔ　　　Ａｘ　　　１３ｚ　　　ＡｊｚＺ朱７
ｄｌ第８図ｇ＆曳デーフ１１ｓ　９　図口ＺＺＩ−Ｌ？ａｔ第１０図第１１図シシリラ幅　　　へ−ノド輻

Claims

【特許請求の範囲】

（１）映像信号を、磁気テープの長手方向に対して傾斜
した記録軌跡群として順次記録する第１の回転磁気ヘッ
ドを備え、トラッキング制御用の互いに周波数の異なる
４種類のパイロット信号を、前記映像信号に重畳させて
順次サイクリックに切換えて記録し、再生時にトラッキ
ングエラー信号を得るための処理回路として、再生され
るパイロット信号と参照信号との和及び差の信号を得る
ための乗算回路と、この乗算回路の出力を第１及び第２
の周波数成分に分離する各同調回路と、前記同調回路の
各出力信号のレベルを比較する比較回路とを備え、かつ
映像信号を記録再生するための前記第１の回転磁気ヘッ
ドのヘッド幅よりは、広いヘッド幅を持つ第２の回転磁
気ヘッドを備え、この第２の回転磁気ヘッドから再生さ
れるパイロット信号を前記処理回路に供給し、トラッキ
ングエラー信号を得ることを特徴とした磁気記録再生装
置。
（２）第２の回転磁気ヘッドが、消去ヘッドを兼ねたこ
とを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の磁気記録
再生装置。
（３）第１の磁気テープ速度で記録し、再生する時には
第２の回転磁気ヘッドから再生されるパイロット信号を
処理回路に供給し、前記第１の磁気テープ速度よりも遅
い第２の磁気テープ速度で記録し、再生する時には、第
１の回転磁気ヘッドから再生されるパイロット信号を前
記処理回路に供給し、トラッキングエラー信号を得るこ
とを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の磁気記録
再生装置。