JPS61162657A - コンクリ−ト用鋼材とその鉄骨材 - Google Patents

コンクリ−ト用鋼材とその鉄骨材

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JPS61162657A
JPS61162657A JP52685A JP52685A JPS61162657A JP S61162657 A JPS61162657 A JP S61162657A JP 52685 A JP52685 A JP 52685A JP 52685 A JP52685 A JP 52685A JP S61162657 A JPS61162657 A JP S61162657A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel
concrete
depressions
angle
bars
Prior art date
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Pending
Application number
JP52685A
Other languages
English (en)
Inventor
森本 精洋
洋一 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Rod-Shaped Construction Members (AREA)
  • Reinforcement Elements For Buildings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はコンクリートとの付着を向上させたH形鋼あ
るいは異形棒鋼などのコンクリート用鋼材およびこの鋼
材を利用した鉄骨材に関するものである。
(従来技術とその問題点) 従来のH形鋼を用いたSRC構造は、鉄骨とコンクリー
トとの付着特性が悪く、構造物としての一体性に欠き、
ひび割れ分散性も良くなく、耐久性の上から問題であっ
た。
一方、これらの問題点を解消ナベくH形鋼のフランジ、
ウェブに突起を設け、コンクリートとの付着を良くした
突起材H形鋼も考案されているが製造面で突起の形状を
正確に出すのが難しかった。
異形棒鋼についても同様のことがいえる。
この発明はこのような事情に鑑みて提案されたもので、
その目的はコンクリートとの付着性も良く、製造面でも
成形容易な形状を有するコンクリート用鋼材およびこの
鋼材を利用した鉄骨材を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) この発明に係るコンクリート用鋼材は、表面に独立した
凹みを全表面積の25%以上にわたって多数形成し、凹
みの側面傾斜角をコンクリートが凹みからずれることな
く直接せん断亀裂が入るような角度とし、ロール成形あ
るいはショツトブラストなどによシ成形が容易となるよ
うにするとともに突起付鋼材と同程度の付着性をもたせ
たものである。
次に、この発明に係る鉄骨材は、表面に、独立した凹み
を全表面積の25%以上にわたって多数形成し、凹みの
側面傾斜角をコンクリートが凹みからずれることなく直
接せん断亀裂が入るような角度とした棒鋼をフランジ材
として使用し、二本□の前記棒鋼を平行あるいは角度を
もって配置し、これら棒鋼間をウェブ材で連結してなり
、前記凹みによりコンクリートとの付着性能を良くする
とともにH形鋼などのようなフランジの突出をなくしコ
ンクリート打設時の残留気泡をなくすようにしたもので
ある。
(実 施 例) 以下この発明を図示する実施例に基づいて説明する。
第1図に示すのはH形鋼1の例であり、フランジ、ウェ
ブの全表面に、独立した凹み2が全表面積の25%以上
にわたって多数形成され、この凹み2の側面傾斜角θは
コンクリート3が凹み2からずれることなく直接せん断
亀裂が入るような角度とされている。
この凹み2の断面形状は部分円、台形、三角形などが考
えられ、平面形状も円、三角形、四角形などの多角形が
考えられる。
ここで、凹みを全表面積の25%以上としたのは以下の
理由による。
コンクリート中に埋込まれた凹部コンクリートの最大付
着せん断芯カフmaX  は、fc/2(fc:コンク
リート圧縮強度)程度である。一方、鉄骨に要求される
付着応力は30KP/c++!程度あれば十分であり、
一般に用いられるコンクリート圧縮強度240にグ/m
のものに適用すれば、約fc/3の付着応力である。し
たがって、凹みの全表面積に対する割合は25%程度で
要求付着応力を十分に満足する。
上限については、形状によりほぼ100%とすることも
可能であるが、部分球の凹みの場合には密に並べると凹
み2の占有率は最大80〜90%程度となる(第2図参
照)。
さらに、第3図に示すように、側面傾斜角θについては
、コンクリート3が凹み2からずれることなく、直接せ
ん断亀裂4が入るようにすることが望ましい。直接せん
断亀裂の発生する角度は15〜45°と判明したため、
側面傾斜角θは15〜45°であり、また、上限につい
ては90°である。
第3図(e)の部分球の凹み2の場合には、θ≧150
の場合、 0.034≦h/R(≦1) となる。
第4図に示すのは、このような凹み付H形鋼1を二本用
いて複数本のウェブ材5で連結したものである。
形鋼としてはH形鋼に限らず、第5図、第6図に示すよ
うな山形鋼6.溝形鋼7などがあり、さらに、凹み付鋼
板8を使用し、凹み付ビルドアップH形鋼9あるいは内
面凹み付鋼管10.内外面凹み付鋼管11に成形しても
よい(第7図、第8図参照)。
次に、形鋼に限らず、本発明は棒鋼12にも適用でき、
その凹み20条件は形鋼の場合り同様である。
第9図に示す・ように、断面は種々のものがあり例えば
断面へ角形、略軍配形、六角形、長円形、三角形、四角
形、円あるいは惰円、偏平四角などがある。
このような凹み付棒鋼12を使用して鉄骨材15とした
一例を第10図に示す。これは二本の棒鋼12をフラン
ジ材として使用し、これら棒鋼12を平行あるいは角度
をもって配置し、これら棒鋼12間をウェブ材13で連
結してなるものである。ここで、棒鋼12におけるウェ
ブ材13の溶接面は平担面14が好ましい。
従来のH形鋼ではフランジ材の長径と短径の比b / 
aが6〜27であるのに対し、このような鉄骨であれば
、b / aが1〜6とすることができるため、コンク
リートの打設が容易となるとともにフランジ下面の残留
気泡を低減させることができ 4゜耐久性の向上を図る
ことができる。
なお、凹みの形成の方法としては、ロール成形ショツト
ブラスト、プレス成形などがあり、これにより容易に得
ることができる。
(発明の効果) 前述のとおりこの発明に係るコンクリート用鋼材は以上
のような構成からなる゛ので、圧延で突起の形状を正確
に出すより凹みを形成する方が、圧延時のロール負荷も
小さくすることができ、かつ正確な形状の凹みを容易に
形成することができる。
さらに、コ/りIJ−トとの付着性能は従来の突起の場
合と同程度であり、コンクリートとの一体性も良い。
次に、この発明に係る鉄骨材は、凹みによりコンクリー
トとの付着性能が良く、さらにH形鋼のようにフランジ
突出がなく、コンクリートの打設が容易であるとともに
フランジ下面の残留気泡を低減させることができるので
、耐荷特性、耐久性にも優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るコンクリート用鋼材のH形鋼の
場合を示す斜視図、第2図(a) 、 (b)は凹みの
配列例を示す平面図、第3図(a) 、 (b) 、 
(C)は種々の傾斜角の凹みを示等縦断面図、第4図は
、H形鋼を組合わせた鉄骨材の例を示す斜視図、第5図
、第6図は山形鋼、溝形−の場合を示す斜視図、第7図
(a)、φ) 、 (e)はビルドアップH形鋼の場合
を示す斜視図、第8図(a) 、 (b) 、 (C)
は鋼管の場合を示す斜視図、第9図(a)ないし由)は
本発明を適用した種々の棒鋼を示す斜視図、第10図は
第9図の棒鋼を組合わせた鉄骨の1例を示す斜視図であ
る。 1・・H形鋼、2・・凹み、 3・・コンクリート、4・・せん断亀裂、5・・ウェブ
材、6・・山形鋼、 7・・溝形鋼、8・・凹み付鋼板、 9・・凹み付ビルドアップH形鋼、 10・・内面凹み付鋼管、 11・・内外面凹み付鋼管、 142・・凹み付棒鋼、13・・ウェブ材、14・・平
担面、15・・鉄骨材。  j茅 4 図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)表面に、独立した凹みを全表面積の25%以上に
    わたって多数形成し、凹みの側面傾斜角をコンクリート
    が凹みからずれることなく直接せん断亀裂が入るような
    角度としたことを特徴とするコンクリート用鋼材。
  2. (2)鋼材は形鋼であることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のコンクリート用鋼材。
  3. (3)鋼材は棒鋼であることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のコンクリート用鋼材。
  4. (4)表面に、独立した凹みを全表面積の25%以上に
    わたって多数形成し、凹みの側面傾斜角をコンクリート
    が凹みからずれることなく直接せん断亀裂が入るような
    角度とした棒鋼をフランジ材として使用し、二本の前記
    棒鋼を平行あるいは角度をもって配置し、これら棒鋼間
    をウェブ材で連結してなることを特徴とする鉄骨材。
JP52685A 1985-01-07 1985-01-07 コンクリ−ト用鋼材とその鉄骨材 Pending JPS61162657A (ja)

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