JPS61162472A - 巻線方法およびその巻線装置 - Google Patents

巻線方法およびその巻線装置

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JPS61162472A
JPS61162472A JP159585A JP159585A JPS61162472A JP S61162472 A JPS61162472 A JP S61162472A JP 159585 A JP159585 A JP 159585A JP 159585 A JP159585 A JP 159585A JP S61162472 A JPS61162472 A JP S61162472A
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潔 松浦
Kazuichi Yamashita
和一 山下
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    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
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    • H01F41/02Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
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    • H01F41/08Winding conductors onto closed formers or cores, e.g. threading conductors through toroidal cores

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、ビデオヘッドやコンピュータ用磁気ヘッド
等のトロイダルコアに線材を巻きつける巻線方法および
巻線装置に関するものである。
従来の技術 従来から中空穴への巻線はトロイダル巻線機が利用され
ている。トロイダル巻線機は、あらかじめスプールに線
材を巻きためて、スプールとシャトルが被巻線物の中空
穴を回転することにより、巻線を行なうものであるが、
スプールとシャトルが被巻線物の中空穴を通して回転す
る必要があるため、中空穴が小さくなると限界があり、
直径1朋以下といった中空穴への巻線は不可能である。
ビデオヘッドへの巻線は、線径がQ 、Q 3 ff1
〜0.05朋と極めて細く、穴寸法も0.25[Xo、
3u程度と小さく、技術的にも自動化が困難とされ、手
作業もしくは簡単な治工具を利用して人手に頼っていた
一方、最近、困!IAな巻線に対して、種々の巻線方法
が提案されている。
その1つの例として線先端の位置検出を行ないながら線
通しを行なう方法が提唱されているが、微細穴に極細線
を挿入する巻線において、微細穴と極細線の線先端の両
方の位置検出を行なう方が自動化レベルも高い。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記の方法において、自動化レベルの向
上を行なう場合、微細穴と極細線の位置検出において別
々の検出手段が必要となり、装置構成も複雑になるとい
う問題を有する。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、1組の
位置検出手段で、微細穴を有するコアの穴位置と、線材
を把持し、線通しを行なう把持手段により把持された線
材の先端位置を検出し、自動化レベルが高く、線通しの
信頼性の高い巻線装置を提供することを目的とする。
問題点全解決するだめの手段 上記目的を達成するため本発明は、微細穴を有するコア
の穴および前記微細穴に挿入する線材の線先端の水平面
上の位置を検出する位置検出手段と、前記コアを保持す
る保持手段と、前記保持手段を水平面上で移動でき、前
記位置検出手段の検出位置へ移動させ前記コア穴の位置
検出を行なったのち、更に前記位置検出手段により検出
された位置補正量に基づき前記コア穴が前記検出位置よ
り一定距離離れた巻線位置へ移動させることが可能な前
記コア保持手段の移送手段と、開閉可能に設けられて線
材を把持する把持手段と、前記把持手段にコア穴を貫通
する方向の直線運動と回転運動を与えることが可能で、
前記把持手段により把持された線材の先端が前記検出手
段の検出位置と一致し、更に半転じた時前記コア穴に貫
通する方向においてコア穴と一定の間隔となるように鉛
直方向に一定の偏心を有し、また前記半転により線先端
の水平面上の位置が前記検出位置から移動し前記巻線位
置と一致するように前記コア穴に貫通する方向と垂直方
向に一定の回転半径を有した前記把持手段の直線9回転
駆動手段を備え、1組の検出手段によりコアの微細穴位
置と挿入する線材の線先端の位置を検出可能としたもの
である。
作   用 本発明は、微細穴を有したコアにコアに極細線を挿入す
る巻線において、前記コアを保持した保持手段を、水平
面上で移動可能な前記保持手段の移送手段で、位置検出
手段の検出位置へ移送し、前記コアの微細穴の位置検出
を行なったのち、前記検出位置より一定距離離れた巻線
位置と微細穴位置が一致するように前記移送手段により
前記保持手段を移送する。次に、前記極細線を把持する
把持手段と前記把持手段をコア穴に貫通する方向の直線
運動と回転運動および検出位置と巻線位置を結ぶ方向の
直線運動を与えることが可能で、前記検出位置と巻線位
置を結ぶ直線上の距離を回転直径とし、検出位置におい
ては前記把持手段で把持した線材の先端が前記検出位置
と一致し、半転して巻線位置においては、前記コア穴に
前記線先端が一定の間隔をおいて臨むような偏心を有し
た直線1回転駆動手段により、前記微細穴に挿入する前
記極細線を前記巻線位置より一定距離離れた線供給位置
より前記検出位置へ移送し、前記検出手段により線先端
の位置検出を行なう。前記線先端の位置検出量に基づき
前記コア保持手段を移送し、前記極細線の把持手段を半
転させ巻線位置と一致させたのち前記把持手段を前記コ
ア穴を貫通する方向に一定距離移送し前記微細穴への前
記極細線の挿入を行なう。
前記のごとく作用させることにより、微細穴の穴位置と
極細線の線先端位置の検出手段の共用化が図れ、簡単な
装置構成で高い自動化レベルが実現できる。
実施例 この発明の一実施例を第1図ないし第26図に示す。第
1八図ないし第1C図は、この実施例の装置で巻線する
ビデオ用磁気ヘッドで、0.26〜0.3朋の巻線穴3
を有したコア1に、巻線穴3を通して線材2を、左右6
〜20回ずつ巻きつける。
4は線処理穴である。次に第1〜21図により、装置の
構成を説明する。
装置全体の概略構成 第2図は装置全体を示す外観図である。図において、6
は本体で、基板6が固定されている。7は巻線機構部で
、基板e上に組め込まれている。
8は認識用TV左カメラ9はモニターTVで、本体6の
上部に組み込まれている。認識用TV左カメラは、巻線
機構部7の上部に位置し、コア1の巻線穴3および線材
2の先端の位置認識用である。
10は制御装置、11は操作スイッチで、制御装置10
は本体6の下部に、操作スイッチ11は本体6の上部に
それぞれ組み込まれている。巻線機構部7は、コア保持
部12(第4図〕と、巻線チャック18(第3図)と、
引出しチャック3Q(第3図)と、カッター装置37(
第9図)とを備えている。
コア保持部: 第3〜4図において、第3図は巻線機構部7を示し、第
4図はコア1を固定するコア保持部である。13はコア
保持部12の回転駆動部で、トロダイルコア1を反転さ
せる。コア保持部12はXY移動台14(第5図)の上
面に締結されている。
コア保持部12には、コア1の線処理穴4に対応する吸
引パイプ15が一体に設けられている。16はパルスモ
ータで、XY移動台14のX軸・Y軸に各1個付属して
お9、送りねじ機構17を介してコア保持部12をX方
向、Y方向の任意の位置に精度良く停止・位置決めでき
るようになっている。
巻線チャック: 第3図ないし第5図において、18は線材2を把持する
巻線チャック、19は巻線チャック回転部、20u巻線
チャック回転用のパルスモータ、21は巻線チャック1
8の締結要素である。巻線チャック18は、エアーによ
って開き、ばねによって閉じるチャックで、巻線チャッ
ク回転部19の回転軸に締結されているが、一定量偏心
した位置関係にあり、パルスモータ2oで、巻線チャッ
ク回転部19の回転軸を駆動させると、巻線チャック1
8は、偏心した半径で円運動する。また巻線チャック1
8の回転角は、パルスモータ20で自在に設定、動作で
きるとともに、精度よく停止できる構造としている。2
2は巻線チャック上下駆動部で、23は上下駆動用パル
スモータ、24は上下移動ブロック、26は巻線チャッ
ク前後駆動部、27は巻線チャック前後駆動部26の移
動ブロックである。巻線チャック前後駆動部25の駆動
用エアシリンダは、移動ブロック27に内蔵されている
。巻線チャック上下駆動部22の移動ブロック24の上
部に、巻線チャック前後駆動部26を介して巻線チャッ
ク回転部19が設置されている。また、巻線チャック上
下駆動部22は、パルスモータ23で駆動され、鉛直方
向の任意の位置に精度よく停止できるようにしている。
巻線チャック上下駆動部22は、巻線チャック水平駆動
部26の移動ブロック29に固定されている。
巻線チャック水平駆動部26は、基板6にブラケット2
8で取り付けられているとともに、パルスモータ26′
で駆動され、水平方向の任意の位置に精度よく停止でき
るようにしている。巻線チャック水平駆動部26は基板
6の前後方向に沿って設けである。
引出しチャソク: 第3図、第6〜8図において、3oは引出しチャック、
31は引出しチャック上下駆動部、32はパルスモータ
、33は移動ブロックである。引出しチャック30は、
第7図ないし第8図に示すように、エアシリンダ34に
よってチャック爪36を閉じ、戻しばね34′で開くエ
アチャックで、コア1の巻線穴3のセンターと同軸上に
配し、巻線穴3に通った線材2を把持する。また引出し
チャック上下駆動部31の移動ブロック33は、コア1
の巻線穴3のセンターと平行で鉛直方向に上下し、引出
しチャック3oが固定されている。また引出しチャック
上下駆動部31ば、基板6にブラケットを介して取り付
けられている。とともに、パルスモータ32で駆動され
、鉛直方向の任意の位置に精度よく停止できるようにし
ている引出しチャック30には真空吸引バイブ3eが取
付けてあり、真空吸引パイプ36はフレキシブルチュー
ブで吸引装置に接続されてお9、先端がチャック爪36
の先端近傍に開口している。
カッター装置: 第9図において、37はカッター装置で、引出しチャッ
ク30で把持された線材2を巻線チャック18で把みか
えた後に切断するものであり、カッター前後移動ブロッ
ク部38の前方に締結されている。カッター前後移動ブ
ロック部38は、引出しチャック3oの上部に配し、コ
ア1の巻線穴3のセンターと直角方向に前進し、後退し
、前進した時、引出しチャック3oで把持した線材2を
切断できる位置関係にあり、引出しチャック上下駆動部
31(第6図)に固定されている。カッター装置37は
、はさみ状に開閉する2枚の切断刃4oと、その駆動機
構を有する。
線供給装置: 第10図ないし第11図は線供給装置52であり、巻線
ボビン63から線材2を供給するものである。巻線ボビ
ン63は、基板θ上のボビンスタンド64に取付けられ
ている。巻線ボビン53の線材2は、線供給ブラケット
56に取付けられたガイド67、フェルト式テンシヲン
部材58および線供給重力式テンシゴンアーム69を経
て、線供給用把持切断装置60に達する。
線供給用把持切断装置 この装置6oば、線材2の把持機能と切断機能を有し、
巻線中は線材2を把持しており、ヘッドの片側の巻線完
了後、線材2を切断する。第12〜15図において、6
1.62はT字状の線材の把持要素、63.64はL字
状の切断要素で、これらは支点軸65を支点に回動する
。66は本体ペースで、支点軸66を支えるとともに、
把持要素61.62の受は部と切断要素63.64の下
刃67.68を一体に形成している。また、把持要素6
1.62の外側に線供給部へ線材を径路に沿って正しく
案内する線ガイド69.70を配している。線材の把持
要素61.62を作用させる手段は、シリンダ71と保
持はね72とからなる。
これらは把持要素61.62の各々に有している、線材
の切断要素63.64を作用させる手段は、シリンダ7
3と切断要素復帰ばね74からなる。
これらは切断要素63.64の各々に有している。
テンション装gL: 第16図および第17図に示すようK、テンション装置
76は、支軸76回りに回動する回動レバー77の先端
にv形のテンシコンごま78を設け、回動レバー77を
DCモータ79で回動させるものである。テンション装
置76を除去するとともに、所定のテンシg1/力でゆ
るみのない巻線ができるようにするものである。テンシ
コンごま78は、第16図のように、引出しチャック3
0で引き出した線材2を側方へ押すことが可能な位置に
ある。
線ガイド 第17図ないし第19図に線ガイド関係を示す。
線ガイドは線材位置を規制するものであり、直線的に進
退する第1のガイド部材80と第2のガイド部材81と
からなる。第19図において、80′。
81′はガイド部材80.81の動作方向を示す。
これらガイド部材80.81ij、前進して互いの先端
間で、コア1の巻線穴3の上方に、巻線方向と直交する
方向のガイドスリット82(第20図ンを形成するもの
である。第2ガイド部材81は工アーシリンダ83に取
付けられており、巻線チャック18とは反対側で、斜め
上からコア1の巻線穴3に向って進退する。第1ガイド
部材80は、主エアーシリンダ84で進退する可動台8
5に設置された微動用工でシリンダ86に取付けられて
おり、コア1に対し巻線チャック18側の斜め側方から
直線的に進退し、かつさらにわずかに進退する2段動作
を行なう。
コア供給取出装置 第21図はコア供給取出装置を示す。88はコアを10
個−列に並べて載せることのできるコア載置用の治具で
あり、ベルトコンベア89′に載せられている。ベルト
コンベヤ89′は基板6の前縁に沿って設けられており
、治具88を1ピンチずつ搬送位置決め可能である。8
9はコア移載装置であり、回動ボスト90に取付けられ
て回動するコア移載部91に、供給チャック92と取出
しチャック93を並べて取付けである。これら供給チャ
ック92と取出しチャック93は、各々コア移載部91
に設けられた昇降7リンダ94,95により昇降可能で
ある。
上記構成の動作を説明する。まず、全体の動作の概略を
説明する。
■ コア1をコア保持部12に供給、把持する。
■ 線供給用把持切断装置60まで、巻線チャック18
を水平に移動させ、巻線チャック18で線材2を把持し
て元の位置(原点位置または巻線装置)に戻す。
■ コア1の一方の巻線位置工(第1C図)に、巻線チ
ャック18と引出しチャック30で線材2を必要巻数9
巻線する。
■ コア1を保持部12で反転させ、他方の巻線位置■
に線材2を必要巻数9巻線する。
■ コア1を取り出す。
第22図は全体動作の概略を示す。同図の説明は省略す
る。
つぎに、各動作を詳細に説明する。
コア供給取出し動作 第21図に実線で示す位置にコア移載部91を回動させ
た状態から、取出しチャック93を下降させ、巻線の完
了したコア1を把持して上昇する。
ついでコア保持部12を供給チャック92と取出しチャ
ック93間の距離だけ移動し、供給チャック92が下降
してコア保持部12に巻線前のコア1を載せる。この状
態が第21図に実線で示したコア保持部12の状態とな
る。この後、コア保持部12は巻線を行なう位置へ向か
ってY軸方向に移動する。これと同時に、コア移載部9
1は回動じて治具88上に戻る(第21図に鎖線で示す
状態)。そして、取出しチャック93に把持した巻線完
了のコア1を治具88上に載せる。ついで、供給チャッ
ク92が下降し、新たな未巻線のコア1を把持する。把
持が完了すると、先に供給したコア1の巻線が完了する
前に、コア移載部91は第21図の実線位置へ回動して
待機し、治具38は搬送コンベア89より1ピンチ送ら
れる。
前述のコア1を搭載して巻線位置へ向うコア保持部12
は、途中のTV左カメラで認識できる位置で一時停止す
る。ここで、TV左カメラでコア1の巻線穴3のセンタ
ー位置を読み取り、記憶する。巻線位置にコア保持部が
達すると、巻線を行う。巻線を行なう間、コア1は後述
のように一度反転させるが、取り出し動作に際し、巻線
の完了したコア1は、最初に供給されたコア1と同じ状
態とするため、コア保持部12の回転で再度反転させる
。この後、コア保持部12を搭載したXY移動台14は
、前述の取出しチャック93によるコア1の取出し位置
に向う。
線供給動作および線端処理動作等: 第23図の■、■のように、巻線ボビン53からの線材
2を手で線供給把持切断装置60に初期セットする。こ
の状態は、第24図(A)で示す状態となる。つぎに、
第23図の■、■、■または第24図CB)に示すよう
に、巻線チャック18(図中には簡明のため、巻線チャ
ック18の先端断面のみを示す)で線材2を把持し、か
つ巻線チャック18づ≧ら線材先端が所定長さl(第1
5図(B))となるように、線材2を線供給切断把持装
置60の切ffr要素63で切断する。この後、巻線チ
ャック18の水平・上下・回動動作を複合的に作用させ
、線材2の先端をTVカメラ8の認識位置まで移動させ
、線材2の先端位置を認識し、記憶する。この認識した
線材先端位置と、前述のコア供給過程で認識したコア1
0巻線穴3の位置とを比較して、巻線穴3に線材2の先
端が通る位置関係に差違を演算し、XY移動台14でコ
ア1の位置を補正する。なお、線材2の先端を認識する
位置は、コア1の巻線穴3を認識した位置と全く同じで
ある。コア保持部12は巻線穴3の認識後さらに移動す
るので、線材2の先端を認識するときに巻線チャック1
8と干渉しない。これにより、TVカメラ8の共用を可
能としている。なお、これまでの間、線材2は線供給装
置62と連ったままである。
つぎに、第23図の■、■または第24図(C)のよう
に、巻線チャック18を反転させ、線材2の先端をコア
10巻線穴3に通し、その先端を引出しチャック3Qで
把持し、巻線に必要な長さく巻回数によって予め設定)
を下方に引き出す。
必要長さ引き出した時、線供給把持切断装置60で線材
2を把持する。これにより、線供給装置&からの引出し
を止める。
この後、第23図■のように引き出された線材2で、コ
ア1の巻線穴3の一方の巻線位置■(第1C図)上に巻
回動作を設定巻数繰り返す。巻回動作は後に詳述する。
設定巻数の巻線が完了すると、その先端をコア1の線処
理穴4に臨ませ、コア保持部12に一体構成された吸引
パイプ15によシ真空吸引して線材2を吸込み、一方の
巻線を終了する。この状態では線材2の他端はまだ巻線
ボビン63に連なっている。一方の巻線が完了すると、
第23図の■、[F]および第24図(D)で示すよう
に、コア1の他方の巻線位置■に他端の線材2で巻線す
るため、コア1をコア保持部12で反転させ、巻線チャ
ック18が、線供給把持切断装置6oまで、線材2の他
端を取りに行く。このときに、線材20他端を切断する
。なお、このとき、最初の線供給と線材2の先端の向き
が異なるため、線供給把持切断装置6oを、2つの切断
要素63.61と把持要素61.62とを有するものと
しである。線材2の他端を把持した巻線チャック18は
、線材2の先端の認識位置へ向うが、このとき線材2が
コア1に不要な巻付けをしないように、巻線チャック1
8はコア1の下方を円を描くように移動する。認識位置
に至ると、第23図■、■および第24図(E)のよう
に、線材2の先端を認識し、巻回動作に入る。このとき
、前記の一端側の動作と異なる点は、線材2が巻線ボビ
ン53と縁が切れるでいるとこと、巻線式認識をしない
ことである。巻線穴位置は、最初の位置を記憶している
ため、その情報を利用し、反転によって生じる差を補正
している。設定巻数が完了すると、前述と同様に、線材
2の先端をコア1の線処理穴4に臨ませて吸引パイプ1
6で吸込み、他端の巻線が完了する。
巻回動作: 第25図は、巻線チャック18の動作を連続的に示しだ
ものであるが、巻線チャック18の主な状態について、
Aは認識位置、Bは線通し準備位置、Cは線通し位置、
Dは把みかえ・切断位置と定める。巻線チャック18は
A、B、C,Dの状態を経て、1巻きを完了する。なお
、線ガイド(第19.20図)の動作は、ここでは触れ
ずに、後に詳述する。認識位置Aでは、巻線チャック1
8で把持された線材2の先端を認識用TV左カメラで読
み取シ、位置ずれ量をコア保持部12を搭載したXY移
動台14を動作させ補正した後、巻線チャック18を巻
線チャック回転部19で1800回転させ、線通し準備
位置Bに達する。回転動作は、毎回、正確な位置で停止
するよう、巻線チャック回転用パルスモータ2oで駆動
する。180゜回転すると、巻線チャック18に把持さ
れた線材2の先端は、鉛直方向の下向きとなり、コア1
の巻線穴3のセンターもしくは、線材2を通す目標とす
る位置の鉛直線と一致する。次に巻線チャック18を巻
線チャック上下駆動部22にて、下降させ、巻線穴3に
線材2の先端を通し、巻線チャック18は線通し位置C
に達する。線通し位置Cにおいて、第26図に示すよう
に、線材2の先端は、コア1の巻線穴3を通して、コア
1の下に引出しチャック3oで把持できる長さ突き出し
だ状態となり、引出しチャック30で線材2の先端を把
持するとともに、巻線チャック18は開き、線材2を放
す。次に引出しチャック30は線材2を把持して、予め
設定された量を鉛直方向に下降する。引出しチャック上
下駆動部31は、移動量が自由に設定でき、正確に移動
させるため、パルスモータ33で駆動させる。引出しチ
ャック上下駆動部31が下降した時、引出しチャック3
0に把持された線材2は、コア1の巻線穴3と鉛直方向
にほぼたるみのない状態としている。次に線材2を把持
していなく、かつ、開いた状態の巻線チャック18は、
巻線チャック前後駆動部25により、線材2およびコア
1と干渉しない位置に後退して、巻線チャック上下駆動
部22で予め設定された量を、把みかえ切断位置りへ鉛
直方向に下降させ、さらに、巻線チャック前後駆動部2
5にて、巻線チャック18が、線材2を把持できる位置
まで前進した後、巻線チャック18を閉じて、線材2を
把持し、把みかえ・切断を行なう。把みかえ・切断位置
りにおいては、巻線チャック18は、引出しチャック3
oの一定長さ上部を把持する。次に、カッター前後部3
8で、カッター装置37を前進させ、線材2を切断する
。カッター装置37にて切断する位置は、巻線チャック
18と引出しチャック300間にあり、巻線チャック1
8から線材2がコア1に線材2を通すために必要な最小
限の長さで、しかも、常に正確に、巻線チャック18か
らの長さが一定となるよう切断する。
次に、把みかえ・切断位置りで前記のごとく、線材2を
把持した巻線チャック18は、巻線チャック上下駆動部
22と巻線チャじり回転駆動部19により、鉛直方向に
上昇しつつ把みかえ・切断位置りから認識位置Aへ、巻
線チャック18が上昇・回転する。このとき、テンショ
ン装置75のテンションごま78で線材2を押してテン
ションを与え、コア1への巻線の引き締めと、巻き付は
易い線ぐせの付与とを行なっている。
このようにして、コア1に線材2を1ターン巻き付ける
動作が完了する。必要巻数に応じて、上記動作を繰り返
すことにより実現できるが、巻線が進行するにつれて、
線材2はコア1に巻き付けられるとともに、線材2の先
端を切断して、一定長さ捨てるため、線材2の長さが短
くなってくる。
そのため、1タ一ン巻線が進行するたびに短くなる線材
2の長さを算出し、巻線チャック上下駆動部22および
引出しチャック駆動部31の上昇および下降移動量をタ
ーン数に応じて、設定している。
線ガイド動作: 線材2の先端を認識し、巻線チャック18が線材挿入を
可能とするため、180°回転するタイミングと同時に
、第1ガイド部材80が斜め前より前進し、巻線ループ
2a(第19図)を後方へ押しやるようにガイドする。
巻線チャック18は、線材2の先端を巻線穴へ通し、引
出しチャック30で把持すると、線材2を放して進退す
るが、この進退と同時に、第1ガイド部材80が、巻線
チャック18との干渉のために前進できなかった位置4
で2段目の動作として前進する。この2段目の動作と同
時K、第2ガイド部材81が斜め上方より前進してきて
、第2Q図の状態となる。これら第1および第2ガイド
部材80.81の動作が完了すると、その先端間で形成
したガイドスリット82は、線材2を所定位置に案内す
るに必要な間隔となる。例えば線材2の外径の2倍程度
の間隔である。これらガイド部材80.81の動作と同
時に、ガイド部材80.81の先端間とコア1の巻線穴
3の位置の関係が所定の位置となるように、コア保持部
12を搭載したXY移動台14が移動する。引出しチャ
ック30が下降し、巻線チャック18に把みかえ、上昇
するとき、巻付けは完了しているため、第1および第2
ガイド部材80゜81は復帰する。
以上により全体の動作を完了する。
この巻線装置は、前述のようにコア1の巻線穴3を認識
位置と線材2の先端位置を認識する位置を巻線位置と所
定圧離隔てて設け、巻線チャック回転部19により所定
の回転半径で巻線チャック18を認識位置から巻線位置
へ移送する構造で、しかも、巻線チャック18の線供給
動作中にコア10巻線穴3の認識を行ない、その後コア
保持部12が巻線位置へ移動した後、巻線チャックが前
記認識位置に達するため、巻線チャック18とコア保持
部12の干渉がなく、1つの認識装置でコアの巻線穴と
線材の先端が認識できる。また前記認識装置の共用化に
より、簡単な装置構成で高い自動化レベルが実現できる
発明の効果 本発明により、微細穴の穴位置と極細線の線先端位置の
検出手段の共用化が図れ、簡単な装置構成で微細穴への
巻線における高い自動化レベルが実現が図れる。
くその部分拡大図、第2図はこの発明の一実施例の外観
斜視図、第3図はその要部の斜視図、第4図は同じくそ
のコア保持部の斜視図、第5図(A)。
(B)はそれぞれ同じくその巻線チャックの駆動手段の
正面図および側面図、第6図は同じくその線供給装置の
正面図、第7図および第8図はそれぞれ同じくその引出
しチャックの断面図および側面図、第9図は同じくその
引出しチャンクとカッター装置とを示す斜視図、第10
図は同じくその線供給装置の正面図、第11図は同斜視
図、第12図は同じくその線供給把持切断装置の斜視図
、第13図は同破断側面図、第14図は同正面図、第湘
P 15  同装置の動作説明図、第16図は同じくそのテ
ンシラン装置とその周辺装置の部分側面図、第17図は
同じくその線ガイドの第1ガイド部材とその駆動手段の
斜視図、第18図は同じくその第2ガイド部材およびそ
の駆動手段の斜視図、第19図は同じくその線ガイドの
斜視図、第2o図は同じくその線ガイドとコアとの関係
を示す平面図、第21図は同じくそのコア供給取出装置
の斜視図、第22図は同じくその全体の概略動作の説ネ
は同じくその巻回動作の説明図、第26図は同じくその
先端認識動作を示す斜視図である。
1・・・・・・コア、2・・・・・・線材、3・・・・
・巻線穴、5・・本体、6・・・・・・基板、7・・・
・・・巻線機構部、8・・・・・・TVカメラ、12・
・・・・・コア保持部、14・・・・・・XY移動台、
15・・・・・・吸引パイプ、18・・・・・・巻線チ
ャック、19・・・・・・巻線チャック回転部、22・
・・・・・巻線チャック上下駆動部、25・・・・・・
巻線チャック前後移動部、26・・・・・・巻線チャッ
ク水平駆動部、3゜・・・・・・引出しチャック、31
・・・・・・引出しチャック上下駆動部、3了・・・・
・・カッター装置、40・・・・・・固定刃、40 a
・・・・・・線材案内切欠、41・・・・・・カム溝、
43・・・・・・可動刃、52・・・・・・線供給装置
、53・・・・・巻線ボビン、60・・・・・線供給把
持切断装置、75・・・・テンシラン装置、了9・・・
・・・線ガイド、8o・・・・・・第1ガイド部材、8
1・・・・・−第2ガイド部材、82・−・・・ガイド
スリット、88・・・・・・コア載置用治具、91・・
・・・コア移載部。
代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名区 憂r 憾 −N へ ′?J5図 第12図 EO 第15図 第16図 第18図 第19国 第21図 q、「 第24図 (D)                      
 (E)第26図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)微細な穴を有するトロイダルコアに線材を巻き付
    けるため、トロイダルコアの一方の側から線材の一端を
    挿入し、トロイダルコアの穴から突出した線材を引き出
    し、この引き出された線材を巻回し、再度、線材の先端
    をトロイダルコアに挿入することを繰り返す巻線方法に
    おいて、コア穴位置と挿入される線材の先端位値の両方
    を位置検出手段にて検出し、かつ前記線材の先端を挿入
    に際し毎回検出し、その位置補正を行ない挿入するもの
    で、しかも前記コア穴位置検出段と線材の先端位置検出
    手段を共用することを特徴とした巻線方法。
  2. (2)微細穴を有するコアの穴および前記微細穴に挿入
    する線材の線先端の水平面上の位置を検出する位置検出
    手段と、前記コアを保持する保持手段と、前記保持手段
    を水平面上で移動でき、前記位置検出手段の検出位置へ
    移動させ前記コア穴の位置検出を行なったのち、更に前
    記位置検出手段により検出された位置補正量に基づき前
    記コア穴が前記検出位置より一定距離離れた巻線位置へ
    移動させることが可能な前記コア保持手段の移送手段と
    、開閉可能に設けられて線材を把持する把持手段と、前
    記把持手段にコア穴を貫通する方向の直線運動と回転運
    動を与えることが可能で、前記把持手段により把持され
    た線材の先端が前記検出手段の検出位置と一致し、更に
    半転した時前記コア穴に貫通する方向においてコア穴と
    一定の間隔となるように鉛直方向に一定の偏心を有し、
    また前記半転により線先端の水平面上の位置が前記検出
    位置から移動し前記巻線位置と一致するように前記コア
    穴に貫通する方向と垂直方向に一定の回転半径を有した
    前記把持手段の直線・回転駆動手段を備え、1組の検出
    手段によりコアの微細穴位置と挿入する線材の線先端の
    位置を検出可能とした巻線装置。
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