JPS6116245B2 - - Google Patents
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- JPS6116245B2 JPS6116245B2 JP10348778A JP10348778A JPS6116245B2 JP S6116245 B2 JPS6116245 B2 JP S6116245B2 JP 10348778 A JP10348778 A JP 10348778A JP 10348778 A JP10348778 A JP 10348778A JP S6116245 B2 JPS6116245 B2 JP S6116245B2
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- seeds
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Landscapes
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
本発明は、3−ヒドロキシ−5−メチルイソオ
キサゾールまたはそのアルカリ金属塩と、2−ク
ロルエチルトリメチルアンモニウム クロライド
とを植物体または土壌に処理することを特徴とす
る植物生長調節方法に関するものである。 稲、畑作物類の育苗には、加温、密播など特殊
な管理様式をとるため、病害虫による被害以外に
作物の生理的障害による苗素質の劣化がおこりや
すく、その後の生育やさらには収量に重要な障害
をきたすことがある。 例えば、稲苗の機械移植は近年急激にその普及
面積を拡大してきた。この機械移植用の稲の育苗
の際、密植や低温等のため、生理的障害が生じ生
長が不揃いとなり、移植において活着力も劣り、
本田における生育が抑制されることがしばしば生
じる。 本発明者は、3−ヒドロキシ−5−メチルイソ
オキサゾールまたはその塩〔A〕と、2−クロル
エチルトリメチルアンモニウム クロライド
〔B〕の植物生理活性作用を検討してきたとこ
ろ、両化合物を植物体またはその植物体を裁培す
る土壌に処理するとき、顕著な植物生長調節作用
を示すことを見出した。すなわち、〔A〕,〔B〕
両化合物の処理によつて、植物体は、初め生育が
抑制されるが、やがて徐々に回復し、ついには生
育は旺盛となり、良好な成体が形成される。 3−ヒドロキシイソオキサゾールまたはそのア
ルカリ金属塩がある種の植物生長調節作用を有す
ること、および2−クロルエチルトリメチルアン
モニウム クロライドがポインセチアその他の花
卉類の草丈を短かくし、節間を短縮し、葉の緑色
を濃くし、そして萎凋病にかかりにくくする作用
を有することは公知である。しかしながら、両者
を併用することにより、上記した植物生長調節作
用が顕著に奏されることは知られていない。2−
クロルエチルトリメチルアンモニウム クロライ
ドは植物の生長抑制、草丈短縮作用を示すのに、
これを3−ヒドロキシ−5−メチルイソオキサゾ
ールまたはそのアルカリ金属塩と共に処理すると
き、植物の生育促進作用を示すことは全く意外で
ある。 本発明の方法は、イネ、トマト、ブドウなど、
一般作物、野菜類、花卉類、果樹類、林木等、広
範な植物類に適用でき、ことに幼植物時に移植を
必要とする場合に有利に適用される。すなわち、
本発明の植物生長調節方法によつて、新根の発生
が促進され、移植時の断根に伴う根の生理機能の
低下が補償、防止される。さらに、新生器官、た
とえば花や果実等の形成、発育が促進される。さ
らに具体的には、たとえばトマトの場合、播種前
に〔A〕と〔B〕とを含む液中に種子を浸漬処理
するか、またはこの液を播種床土に潅注処理した
後に播種し、必要に応じて、さらに仮植時に仮植
床土にこの液を潅注処理すると初期生育が抑制さ
れ、徒長が防止されて移植による植傷みが減り、
活着が促進される。本圃に定植後は、本方法を施
されたトマトは生育旺盛となり、主軸は太く、頑
強な植物体となり、開花が早まり、着花が低節位
より起り、果実の肥大も早まる。 また、たとえばイネの場合、播種時に〔A〕と
〔B〕とを含む液を播種床土に潅注処理すると、
初めのうちは第2葉鞘長および草丈を測定すると
生育が抑制されることが認められるが、稚苗育苗
における通常の移植期、すなわち播種後約3週間
目には草丈は回復し、逆に生育が旺盛となり、分
げつ開始が促進されるので生体重量は著しく増加
する。本発明の方法は、〔A〕,〔B〕両化合物を
種子浸漬もしくは粉衣、植物体への茎葉散布もし
くは塗布または土壌処理等の方法で本発明の方法
を適用されるべき植物に直接または間接に処理す
ることにより達成されるが、対象となる植物の種
類、生育時期その他の条件により最適の適用方法
は異なる。本発明の効果が最高に発揮されるに
は、〔A〕,〔B〕両化合物を同時に処理すること
が好ましく、このことは、省力化の見地からもま
た好ましい。しかしながら、〔A〕,〔B〕両化合
物を処理時期をずらして別々に処理しても本発明
の効果を奏することができる。〔A〕,〔B〕両化
合物は、それぞれ適当な製剤形態、たとえば水和
剤、乳剤、水溶剤、錠剤、粉衣剤等に製剤し、そ
のまま、または水で希釈して用いられるが、
〔A〕,〔B〕両化合物を含む配合剤に製剤して使
用時水で希釈して用いるのが最も便利である。 本発明の方法を実施するにあたつて、〔A〕と
〔B〕との好適な配合割合および処理される薬量
は植物の種類、処理時期および処理方法によつて
異なる。たとえば、トマトの場合、種子浸漬処理
にあつては、〔A〕を100ないし、3000ppm好ま
しくは500ないし2000ppm、そして〔B〕を1000
ないし30000ppm、好ましくは5000ないし
20000ppmそれぞれ、または同時に含有する薬液
中に種子を3ないし36時間、好ましくは12ないし
24時間浸漬する。播種時および/または仮植時に
床土に潅注処理する場合は、〔A〕を50ないし
1000pm、好ましくは200ないし500ppm、そして
〔B〕を50ないし500ppm、好ましくは100ないし
300ppmそれぞれまたは同時に含有する薬液を床
土土壌1m2あたり1ないし4、好ましくは2な
いし3、全面に均等に潅注処理する。 イネの場合、播種時、床土に〔A〕を300ない
し5000ppm、好ましくは500ないし1000ppm、そ
して〔B〕を1000ないし10000ppm、好ましくは
2000ないし5000ppm、それぞれまたは同時に含
有する薬液を床土土壌1m2あたり1ないし4、
好ましくは2ないし3、全面に均等に潅注す
る。 次に本発明の植物生長調節方法を実施例によつ
て、さらに詳しく説明する。 実施例 1 トマト(品種:長岡交配大型福寿)種子を、播
種前に下記の薬液または水に24時間(昭和52年6
月27日〜28日)浸漬処理したのち、直ちに播種
し、定植までの期間、無加温温室中で裁培した。
7月21日(2,3葉期)に直径9cmのビニールポ
ツトに仮植し、翌日薬液または水15mlをポツト内
の土壌に潅注した。8月5日に畑地に定植し、第
1花房の開花終了時点までの生育調査を行つた。
各試験区は、5連制であつて、薬液処理区の構成
を第1表に、調査結果を第2表に、それぞれ示
す。
キサゾールまたはそのアルカリ金属塩と、2−ク
ロルエチルトリメチルアンモニウム クロライド
とを植物体または土壌に処理することを特徴とす
る植物生長調節方法に関するものである。 稲、畑作物類の育苗には、加温、密播など特殊
な管理様式をとるため、病害虫による被害以外に
作物の生理的障害による苗素質の劣化がおこりや
すく、その後の生育やさらには収量に重要な障害
をきたすことがある。 例えば、稲苗の機械移植は近年急激にその普及
面積を拡大してきた。この機械移植用の稲の育苗
の際、密植や低温等のため、生理的障害が生じ生
長が不揃いとなり、移植において活着力も劣り、
本田における生育が抑制されることがしばしば生
じる。 本発明者は、3−ヒドロキシ−5−メチルイソ
オキサゾールまたはその塩〔A〕と、2−クロル
エチルトリメチルアンモニウム クロライド
〔B〕の植物生理活性作用を検討してきたとこ
ろ、両化合物を植物体またはその植物体を裁培す
る土壌に処理するとき、顕著な植物生長調節作用
を示すことを見出した。すなわち、〔A〕,〔B〕
両化合物の処理によつて、植物体は、初め生育が
抑制されるが、やがて徐々に回復し、ついには生
育は旺盛となり、良好な成体が形成される。 3−ヒドロキシイソオキサゾールまたはそのア
ルカリ金属塩がある種の植物生長調節作用を有す
ること、および2−クロルエチルトリメチルアン
モニウム クロライドがポインセチアその他の花
卉類の草丈を短かくし、節間を短縮し、葉の緑色
を濃くし、そして萎凋病にかかりにくくする作用
を有することは公知である。しかしながら、両者
を併用することにより、上記した植物生長調節作
用が顕著に奏されることは知られていない。2−
クロルエチルトリメチルアンモニウム クロライ
ドは植物の生長抑制、草丈短縮作用を示すのに、
これを3−ヒドロキシ−5−メチルイソオキサゾ
ールまたはそのアルカリ金属塩と共に処理すると
き、植物の生育促進作用を示すことは全く意外で
ある。 本発明の方法は、イネ、トマト、ブドウなど、
一般作物、野菜類、花卉類、果樹類、林木等、広
範な植物類に適用でき、ことに幼植物時に移植を
必要とする場合に有利に適用される。すなわち、
本発明の植物生長調節方法によつて、新根の発生
が促進され、移植時の断根に伴う根の生理機能の
低下が補償、防止される。さらに、新生器官、た
とえば花や果実等の形成、発育が促進される。さ
らに具体的には、たとえばトマトの場合、播種前
に〔A〕と〔B〕とを含む液中に種子を浸漬処理
するか、またはこの液を播種床土に潅注処理した
後に播種し、必要に応じて、さらに仮植時に仮植
床土にこの液を潅注処理すると初期生育が抑制さ
れ、徒長が防止されて移植による植傷みが減り、
活着が促進される。本圃に定植後は、本方法を施
されたトマトは生育旺盛となり、主軸は太く、頑
強な植物体となり、開花が早まり、着花が低節位
より起り、果実の肥大も早まる。 また、たとえばイネの場合、播種時に〔A〕と
〔B〕とを含む液を播種床土に潅注処理すると、
初めのうちは第2葉鞘長および草丈を測定すると
生育が抑制されることが認められるが、稚苗育苗
における通常の移植期、すなわち播種後約3週間
目には草丈は回復し、逆に生育が旺盛となり、分
げつ開始が促進されるので生体重量は著しく増加
する。本発明の方法は、〔A〕,〔B〕両化合物を
種子浸漬もしくは粉衣、植物体への茎葉散布もし
くは塗布または土壌処理等の方法で本発明の方法
を適用されるべき植物に直接または間接に処理す
ることにより達成されるが、対象となる植物の種
類、生育時期その他の条件により最適の適用方法
は異なる。本発明の効果が最高に発揮されるに
は、〔A〕,〔B〕両化合物を同時に処理すること
が好ましく、このことは、省力化の見地からもま
た好ましい。しかしながら、〔A〕,〔B〕両化合
物を処理時期をずらして別々に処理しても本発明
の効果を奏することができる。〔A〕,〔B〕両化
合物は、それぞれ適当な製剤形態、たとえば水和
剤、乳剤、水溶剤、錠剤、粉衣剤等に製剤し、そ
のまま、または水で希釈して用いられるが、
〔A〕,〔B〕両化合物を含む配合剤に製剤して使
用時水で希釈して用いるのが最も便利である。 本発明の方法を実施するにあたつて、〔A〕と
〔B〕との好適な配合割合および処理される薬量
は植物の種類、処理時期および処理方法によつて
異なる。たとえば、トマトの場合、種子浸漬処理
にあつては、〔A〕を100ないし、3000ppm好ま
しくは500ないし2000ppm、そして〔B〕を1000
ないし30000ppm、好ましくは5000ないし
20000ppmそれぞれ、または同時に含有する薬液
中に種子を3ないし36時間、好ましくは12ないし
24時間浸漬する。播種時および/または仮植時に
床土に潅注処理する場合は、〔A〕を50ないし
1000pm、好ましくは200ないし500ppm、そして
〔B〕を50ないし500ppm、好ましくは100ないし
300ppmそれぞれまたは同時に含有する薬液を床
土土壌1m2あたり1ないし4、好ましくは2な
いし3、全面に均等に潅注処理する。 イネの場合、播種時、床土に〔A〕を300ない
し5000ppm、好ましくは500ないし1000ppm、そ
して〔B〕を1000ないし10000ppm、好ましくは
2000ないし5000ppm、それぞれまたは同時に含
有する薬液を床土土壌1m2あたり1ないし4、
好ましくは2ないし3、全面に均等に潅注す
る。 次に本発明の植物生長調節方法を実施例によつ
て、さらに詳しく説明する。 実施例 1 トマト(品種:長岡交配大型福寿)種子を、播
種前に下記の薬液または水に24時間(昭和52年6
月27日〜28日)浸漬処理したのち、直ちに播種
し、定植までの期間、無加温温室中で裁培した。
7月21日(2,3葉期)に直径9cmのビニールポ
ツトに仮植し、翌日薬液または水15mlをポツト内
の土壌に潅注した。8月5日に畑地に定植し、第
1花房の開花終了時点までの生育調査を行つた。
各試験区は、5連制であつて、薬液処理区の構成
を第1表に、調査結果を第2表に、それぞれ示
す。
【表】
【表】
【表】
【表】
実施例 2
トマト(品種:長岡交配強力米寿)種子を、播
種前に下記の薬液または水に24時間(昭和52年8
月25日〜26日)浸漬処理したのち、直ちに播種
し、9月12日に直径9cmのビニールポツトに仮植
し、4日後に薬液または水15mlをポツト内の土壌
に潅注した。10月4日に5000分の1アールのワグ
ネルポツトに定植し、10月24日に第1果房の上2
節を残して摘心すると共に、同果房の着果数を5
果とした。11月4日に果実に尻腐れ病の発生がみ
られたので、果実は未熟であつたが、最終調査を
おこなつた。なお、試験は温室内でおこない、10
月11日以降、加温した。薬剤処理区の構成を第3
表に、調査結果を第4表に、それぞれ示す。
種前に下記の薬液または水に24時間(昭和52年8
月25日〜26日)浸漬処理したのち、直ちに播種
し、9月12日に直径9cmのビニールポツトに仮植
し、4日後に薬液または水15mlをポツト内の土壌
に潅注した。10月4日に5000分の1アールのワグ
ネルポツトに定植し、10月24日に第1果房の上2
節を残して摘心すると共に、同果房の着果数を5
果とした。11月4日に果実に尻腐れ病の発生がみ
られたので、果実は未熟であつたが、最終調査を
おこなつた。なお、試験は温室内でおこない、10
月11日以降、加温した。薬剤処理区の構成を第3
表に、調査結果を第4表に、それぞれ示す。
【表】
【表】
第4表から明らかなように、本発明の方法によ
る第4試験区では、〔B〕単独処理試験区にくら
べて定植後の草丈の抑制の回復が速やかで、ま
た、〔A〕および〔B〕の各単独処理区にくらべ
て主軸の太り、着生節間の低下、茎葉重、果実重
はいずれも増大し、その増加率は、各単独処理区
の増加率の和よりも著しく大きい。 実施例 3 プラスチツク製育苗容器(5.5×15.0×10.0cm)
に水田土壌を詰め、下記第5表に示す薬液または
水を1容器あたり25c.c.(1m2あたり3)の割合
で土壌潅注した。この土壌に、予め水浸漬、催芽
処理したイネ(品種:日本晴)種子を播種し(5
月10日)、無加温温室内で生育させ、播種の11週
間後および3週間後に生育状態を調査した。 その結果を第6表に示す。
る第4試験区では、〔B〕単独処理試験区にくら
べて定植後の草丈の抑制の回復が速やかで、ま
た、〔A〕および〔B〕の各単独処理区にくらべ
て主軸の太り、着生節間の低下、茎葉重、果実重
はいずれも増大し、その増加率は、各単独処理区
の増加率の和よりも著しく大きい。 実施例 3 プラスチツク製育苗容器(5.5×15.0×10.0cm)
に水田土壌を詰め、下記第5表に示す薬液または
水を1容器あたり25c.c.(1m2あたり3)の割合
で土壌潅注した。この土壌に、予め水浸漬、催芽
処理したイネ(品種:日本晴)種子を播種し(5
月10日)、無加温温室内で生育させ、播種の11週
間後および3週間後に生育状態を調査した。 その結果を第6表に示す。
【表】
Claims (1)
- 1 3−ヒドロキシ−5−メチルイソオキサゾー
ルまたはそのアルカリ金属塩と、2−クロルエチ
ルトリメチルアンモニウム クロライドとを植物
体または土壌に処理することを特徴とする植物生
長調節方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10348778A JPS5531021A (en) | 1978-08-25 | 1978-08-25 | Plant growth controlling method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10348778A JPS5531021A (en) | 1978-08-25 | 1978-08-25 | Plant growth controlling method |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5531021A JPS5531021A (en) | 1980-03-05 |
JPS6116245B2 true JPS6116245B2 (ja) | 1986-04-28 |
Family
ID=14355355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10348778A Granted JPS5531021A (en) | 1978-08-25 | 1978-08-25 | Plant growth controlling method |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5531021A (ja) |
-
1978
- 1978-08-25 JP JP10348778A patent/JPS5531021A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5531021A (en) | 1980-03-05 |
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