JPS61161848A - デ−タ通信方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、データ通信方式に関する。特に、通信回線お
よび遠隔側変復調装置を含めた回線障害情報を収集する
回線分析装置の改良に関するものである。

〔概　要〕

本発明は低域音声帯域を用いたセカンダリチャネルによ
り回線分析を行うデータ通信方式において、 通信処理装置を含む情報処理装置と回線分析を行う装置
とを接続し再装置間でデータ転送を行うことにより、 遠隔側変復調装置を含む回線障害情報を適時情報処理装
置に報告し、適切な処置をオペレータに操作卓のディス
プレイへの出力メツセージで指示し、また回線障害情報
の統計データを自動的に作成できるようにしたものであ
る。

〔従来の技術〕

第２図は従来例のデータ通信装置のブロック構成図であ
る。第２図において、１０は情報処理装置、２０′は回
線障害分析装置、３０．４０は変復調装置、５０は端末
装置、ｊ！、、Ｉｌ、はデータ通信インタフェースケー
ブル、ｊ！３は通信回線およびｌ、は低速データ通信ケ
ーブルである。

従来、回線障害情報の収集および管理に関しては、通信
処理装置を含む情報処理装置１０と回線障害分析手段２
０′　とが独立した形態で運用されていたために、情報
処理装置１０が遠隔側端末装置５０との間でのデータ転
送ができなきと判断したとき、またはデータ転送再送回
数が多いと判断したときに、オペレータに出力メツセー
ジで警告し、それをもとにオペレータが回線障害分析装
置２０′の設置場所へ移動しデータ転送ができない回線
の障害情報を採集していた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、このような回線障害分析装置では、オペレータ
が回線障害分析装置の設置場所へ移動することが必要で
あり、またオペレータは回線障害に関する情報の分析能
力を必要とし、適切な復旧手順を遂行できないことが多
く、回線障害情報の分析および復旧処理を行う専門の技
術者を必要とする欠点があった。

本発明は上記の欠点を解決するもので、回線障害情報を
適時情報処理装置に報告し、適切な処理をオペレータに
操作卓のディスプレイへの出力メツセージで指示し、ま
た回線障害情報の統計データを自動的に作成できるデー
タ通信方式を提供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、通信処理装置を含む情報処理装置と、この情
報処理装置に接続された変復調装置と、この変復調装置
に通信回線を介して接続された遠隔側変復調装置と、上
記変復調装置に接続され、低域音声帯域をセカンダリチ
ャネルとして使用して上記遠隔側変復調装置を含む通信
回線を監視制御する回線障害分析手段とを備えたデータ
通信方式において、上記回線障害分析手段に、上記情報
処理装置からの回線状態報告指令を識別して、切換指令
および報告指令を出力する情報判別手段と、上記変復調
装置から回線障害情報を収集し、上記報告指令により上
記情報処理装置に収集した回線障害情報を報告する障害
情報収集手段と、上記切換指令により上記情報処理装置
の接続を上記変復調装置から上記障害情報収集手段に切
換える切換スイッチとを備えたことを特徴とする。

〔作　用〕

本発明は、切換スイッチを介して情報処理装置とその変
復調装置とが接続され、変復調装置のメインデータチャ
ネルにより通常はデータ通信が行われる。低域音声帯域
゛に設けられたセカンダリチャネルにより、遠隔側変復
調装置を含む通信回線の回線障害情報が障害情報収集手
段に収集される。

情報処理装置からのデータ通信不能検出時または定期的
な回線状態チェックサイクルにより、回線状態報告指令
が通信インタフェース部を経由して情報判別手段に与え
られると、情報判別手段から切換スイッチに切換指令が
与えられ、切換スイッチは変復調装置から障害情報収集
手段に切換えられる。また、情報判別手段から障害情報
収集手段に報告指令が与えられ、障害情報収集手段から
収集された回線障害情報が切換スイッチを介して情報処
理装置に報告される。これにより、適切な処置がオペレ
ータに操作卓のディスプレイへの出力メツセージで指示
され、また回線障害情報の統計データが自動的に作成さ
れる。

〔実施例〕

本発明の実施例について図面を参照して説明する。

第１図は本発明一実施例データ通信装置のブロック構成
図である。

ここで本発明の特徴とするところは、一点鎖線で囲む回
線障害分析部分である。すなわち、演算、制御、記憶、
入出力を行う中央処理装置および操作卓等の周辺装置な
らびに通信ネットワークを制御するする装置からなる情
報処理装置１０はデータ通信インタフェースケーブル１
１、回線障害分析装置２０の通信インタフェース部２１
、自動切換スイッチ２２およびデータ通信インタフェー
スケーブル１２を経由して変復調装置３０に接続され、
変復調装置３０は通信回線ｌ、を介して変復調装置４０
に接続され、変復調装置４０はデータ通信インタフェー
スケーブル１４を介して端末装置５０に接続され、情報
処理装置１０と端末装置５０との間で変復調装置３０．
４０のメインデータチャネルによりデータ伝送が行われ
る。

また、変復調装置３０および４０は音声帯域の低域をセ
カンダリチャネルとして使用ができ、変復調装置３０か
らセカンダリチャネルにより回線障害情報が低速データ
通信ケーブル！、を介して回線障害分析装置２０の障害
情報収集部２３に接続され、変復調装置３０．４０およ
び通信回線ｌ、の状態が常時監視され回線障害情報が収
集される。情報処理装置１０から回線状態報告指令がデ
ータ通信インタフェースケーブルｊ！１および通信イン
タフェース部２１を経由して情報判別部２４に接続され
る。情報判別部２４から切換指令が自動切換スイッチ２
２に接続され、自動切換スイッチ２２はデータ通信イン
タフェースケーブルｆｔから障害情報収集部２３に切換
えられる。また、情報判別部２４から報告指令が障害情
報収集部２３に接続され、障害情報収集部２３から記憶
されている回線障害情報が自動切換スイッチ２２、通信
インタフェース部２１およびデータ通信インタフェース
ケーブル１１を経由して情報処理装置１０に接続され、
オペレータが適切な操作を行うことができまたは指示す
ることができるメツセージが操作卓のディスプレイに表
示される。

このような構成のデータ通信装置の動作について説明す
る。第１図において、情報処理装置１０と端末装置５０
との間のデータ伝送は通常変復調装置３０のメインデー
タチャネルを使用して行われる。

この状態で回線障害分析装置２０は変復調装置３０のセ
カンダリチャネルを使用してメインデータチャネルのデ
ータ伝送に影響を与えずに変復調装置３０．４０および
通信回線ｌ、の状態を常時監視制御し、常に継続的に履
歴データをとり、回線障害が検出された場合に、障害情
報収集部２３に記憶する。情報処理装置１０は端末装置
５０とデータ伝送実行中に通信不能を検出したとき、ま
たは定期的な回線状態チェックサイクルにより、その回
線番号を指定して回線障害分析装置２０に回線状態報告
指令を与える。

情報判別部２４は通信インタフェース部２１を経由して
この指令を識別し、自動切換スイッチ２２に切換指令を
与える。

自動切換スイッチ２２は情報処理装置１０と変復調装置
３０との接続状態を通常のデータ伝送のための接続形態
であるデータ通信インタフェースケーブルらと１２との
接続から、データ通信インタフェースケーブル１と低速
データ通信ケーブルｊｌｓとの接続形態に切換える。

回線障害分析装置２０は上記切換後の形態により、情報
判別部２４からの報告指令によりあらかじめこの回線系
の障害情報を記憶しである障害情報収集部２３のデータ
をデータ通信インタフェースケーブルＩＩＩを経由して
情報処理装置１０に報告する。

情報処理装置１０はこの応答情報をもとに通信の再開ま
たは閉塞等適切な処理を行う。またオペレータが適切な
操作または指示ができるメツセージを操作卓のディスプ
レイに表示する。さらに、定期的な回線状態のチェック
サイクルにより、回線障害分析装置２０に蓄積されてい
る履歴デーラダを採集して、統計データの作成および編
集を行う。

〔発明の効果〕

本発明は、以上説明したように、セカンダリチャネル付
き変復調装置に接続された回線分析装置に自動切換スイ
ッチを設け、情報処理装置の通信回線と接続することに
より、収集した回線障害情報を適時情報処理装置に報告
しコンピュータで解析し適切な処置をオペレータに操作
卓のディスプレイへの出力メツセージで指示し、また回
線障害情報の統計データを自動的に作成することができ
る優れた効果がある。したがって障害状況の把握および
切分けが容易にでき端末装置の故障期間を短縮し、オペ
レータの負担を軽減することができる利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明一実施例データ通信装置のブロック構成
図。 第２図は従来例のデータ通信装置のブロック構成図。 １０・・・情報処理装置、２０．２０′・・・回線障害
分析装置、２１・・・通信インタフェース部、２２・・
・自動切換スイッチ、２３・・・障害情報収集部、２４
・・・情報判別部、３０．４０・・・変復調装置、５０
・・・端末装置、ｆ、　、１．．７！オｓｌｈ・・・デ
ータ通信インタフェースケーブル、！、・・・通信回線
、！、・・・低速データ通信ケーブル。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）通信処理装置を含む情報処理装置と、この情報処
   理装置に接続された変復調装置と、この変復調装置に通
   信回線を介して接続された遠隔側変復調装置と、 上記変復調装置に接続され、低域音声帯域をセカンダリ
   チャネルとして使用して上記遠隔側変復調装置を含む通
   信回線を監視制御する回線障害分析手段と を備えたデータ通信方式において、 上記回線障害分析手段に、 上記情報処理装置からの回線状態報告指令を識別して、
   切換指令および報告指令を出力する情報判別手段と、 上記変復調装置から回線障害情報を収集し、上記報告指
   令により上記情報処理装置に収集した回線障害情報を報
   告する障害情報収集手段と、上記切換指令により上記情
   報処理装置の接続を上記変復調装置から上記障害情報収
   集手段に切換える切換スイッチと を備えたことを特徴とするデータ通信方式。