JPS61161237A - 不飽和カルボン酸の線状ジカルボン酸へのハイドロカルボキシル化方法 - Google Patents

不飽和カルボン酸の線状ジカルボン酸へのハイドロカルボキシル化方法

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JPS61161237A
JPS61161237A JP61000346A JP34686A JPS61161237A JP S61161237 A JPS61161237 A JP S61161237A JP 61000346 A JP61000346 A JP 61000346A JP 34686 A JP34686 A JP 34686A JP S61161237 A JPS61161237 A JP S61161237A
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    • C07C55/02Dicarboxylic acids
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、3−ペンテン酸のような不飽和モノカルボ
ン酸を一酸化炭素及び水によってロジウム含有触媒、よ
う化物促進剤及びメチレン クロライドのような特定の
不活性ハロ炭素溶媒の存在下でハイドロカルボキシル化
することによるアジピン酸のような線状ジカルボン酸の
製造方法に関する。
[従来の技術] 米国特許第3.876.695号(1975年4月8日
発行、 N 1cholaus  Von  K ut
epow)には、ブタジェン、−酸化炭素及び水の反応
により。
触媒系として結合したハロゲンを伴い又は伴わずに特定
のロジウムカルボニル錯化合物を用いてアジピン酸を製
造する方法が開示されている。特許権者は系にアジピン
酸に対する非溶媒の使用の利点を開示し、利用できるも
のとして、キシレンのような芳香族炭化水素、シクロヘ
キサンのような飽和シクロ脂肪族炭化水素、飽和脂肪族
炭化水素。
好ましくは炭素原子数8−12のものをあげている。特
許権者は、連続的にこの方法を実施する場合に水性溶液
に触媒を導入することを示唆している。特許権者は、第
1欄10−50行で、カルボニル化を経由する酸及びエ
ステルの製造についての代表的技術を論じている。
米国特許第4,172,087号(1979年10月2
3日発行、 J、 F、 knifton) ニハ、 
ヒドロキシル化共反応体、二重作用パラジウム触媒及び
第三窒素含有塩基の存在下、1.3−ブタジェンのよう
なオレフィンのカルボニル化及び同時に起こる二量体化
により酸及び不飽和カルボン酸のエステル誘導体を製造
する方法を開示している。
ブタジェンの反応は3−ペンテン酸及び3,8−ノナジ
ェン酸及びそれらの対応エステル誘導体を製造すること
を教示している。特許権者は溶媒の存在下において反応
を行なうことの望ましさ及び/又は効果については論じ
ていない、触媒系はパラジウム塩を安定化するためにV
B族の配位子の存在を必要とする。これらの配位子□に
含まれるものにはビス(1,2−ジフェニルフォスフイ
ノ)エタンのような数多くの燐含有化合物がある。
欧州特許第0075524号(198,3年3月30日
、 Rhone−poulnc Chemie De 
Ba5e )には、パラジウム触媒をハライド促進剤と
共に用いる共役ジエンのカルボニル化により対応エステ
ルを製造するベータ、ガンマ 不飽和カルボン酸の製造
方法が開示されている。
特開昭54−92.913号公報(1970年7月23
日発行)には、よう素化合物で促進した。
ロジウムのような白金族金属を用いてラクトンをカルボ
ン酸にカルボニル化することが開示されている。特許権
者は存在する水の量に関する臨界性については認識して
おらず、溶媒として酢酸を使用している。
3−ペンテン酸の製造は、論文 (I myanitov et al、 Karbon
Ni−rovonteN enasyshchenny
kh U alevodorodov  (1968)
225−32. CA  ■216484 )において
論じられ。
その開示の一部は英国特許第1.092.694号(1
965年2月4日発行)に示されている。
この反応はピリジン溶媒中でコバルトカルボニル触媒を
用い120−500気圧の圧力下で検討された。著者等
は、水に関するオーダーは反応混合物が等モル量の水を
含むときのほぼゼロから水が13倍過剰のときの一1オ
ーダーまで変化することを認めている。コバルト触媒を
用いる3−ペンテン酸のエステルの製造はドイツ特許D
E3040432号(1981年6月19日発行)に開
示されている。ロジウム触媒を使用するハイドロカルボ
キシル化は論文(M eohan+5tlo  p a
twaysin the  Catalysis of
 QlefinHydrocarboxylation
 by  Rhodlum、  I ridlum。
and Cobalt Com、plexes、 D、
 Forster et at。
Catal、 Rev、−8ci、 Eng、 23(
1& 2 ) D 89−105(1981) )で論
じられている。
米国特許第3,579,552号にはよう化物促進剤と
共にロジウム触媒を使用してオレフィン及び他のエヂレ
ン性不飽和化合物からカルボン酸を製造することが開示
されている。第8欄31−42行では特許権者は該特許
の教示に従ってオレフィン自体又はカルボン酸を溶媒と
して使用して行なう反応にとっては過剰の水は有利であ
ることを開示している9例9ではブタジェンの反応に対
する溶媒としての酢酸の使用を示している。すべての場
合において生成物の重要なパーセントは分れている。
[発明の要約] この発明は3−ペンテン酸等の不飽和モノカルボン酸、
−酸化炭素及び水の、ロジウム含有触媒。
よう化物促進剤及びメチレンクロライド等の炭素原子数
1−2のへロカーボンの特定のものの存在下100−2
40℃の温度及び114−240atの範囲の圧力にお
ける反応によりアジピン酸等の線状ジカルボン酸を製造
する方法である。
不飽和モノカルボン酸は次の一般式を有する。
HO−C(CH2)n CH=CHR 式中、Rは水素、メチル及びエチルからなる群から選ば
れ、nは0−8.好ましくはO−2である。
反応媒体における水の量は触媒活性を維持し高収率を確
保するために溶媒の重量を基準にして約4.3重量%よ
り少なく、好ましくは3.5重量%より少なく維持する
好ましい具体例の−では1反応媒体の重量を基準にして
0.2−2.0重It%の酸スキャベンジャ、好ましく
は、メタノール、エチレングリコール及びグリセリン等
のアルコール、ジオール又はトリオールを反応媒体に存
在させる。
[発明の詳細な説明] オレフィンのハイドロカルボキシル化においては、ブタ
ジェンから直接アジピン酸を製造することが強調される
。この化合物がナイロン重合体の中間体であるからであ
る。
反応を2工程で行なった場合にアジピン酸等の所望の線
状ジカルボン酸の収率が改良できることが発見された。
第1工程で3−ペンテン酸等の不飽和モノカルボン酸を
製造し2次いでこれを第2工程でハイドロカルボキシル
化して非常に高い収率でかつ比較的温和な条件でアジピ
ン酸等の線状ジカルボン酸とするのである。この出願は
この第2工程に関するものである。更に、この発明方法
における線状酸の選択性は極めて高く、はとんどの場合
50%を超え主要なカルボニル化副産物はα−メチルグ
ルタル酸である。
この発明で実施することができる不飽和モノカルボン酸
は次の一般式を有する; ○ HO−C(CH2)。CH=CHR 式中、Rは水素、メチル及びエチルからなる群がら選ば
れ、nはO−8,好ましくはO−2である。
このような酸には、2−; 3−及び4−ペンテン酸、
3−ブテン酸、アクリル酸、3−ヘキセン酸。
及びウンデシレン酸が含まれる。他の有用な酸には2−
メチル−2−ブテン酸及び2−メチル−3一ブテン酸が
含まれる。
この方法における反応体源は特に臨界的ではない、市場
で入手できるグレードの一酸化炭素及び不飽和モノカル
ボン酸は極めて満足できるものである。
反応はかなり広い温度範囲で行なうことができるが、比
較的温和な条件が好ましい、100−240℃、好まし
くは150−180’Cの範囲の温度で満足な収率が得
られる。この範囲の上限を超える温度ではジ酸への変換
はがなり減少する結果となる。この範囲の下限より低い
温度では反応は遅すぎて経済的でない。
比較的温和な圧力、即ち、 144−240at 。
好ましくは24−40 atmの範囲が満足できる。
−酸化炭素の分圧は110−35at好ましくは110
−17atの範囲に維持するのが通常である。
使用する触媒先駆体は妨害配位子、特にビデンテイト 
フォスフイン及び窒素配位子を含まない任意のロジウム
錯化合物であることができる。実施できるロジウム錯化
合物として次のものがあげられる。
ロジウム(I I I)クロライド−RhC1s  ・
3H20゜ ロジウム(III)アイオダイド−RhI3゜ロジウム
カルボニルアイオダイド− (Co)71 I3  (n−2−3)。
ロジウム(I I I)ナイトレイト−Rh(NOa)
3 ・2H20。
ドデカカルボニルテトラロジウム (Go)  1  2  。
アセデルアセトナトジカルボニルロジウム−Rh (C
o)2  (C5H7 02 )。
クロロビス(エチレン)ロジウム(1)ダイマー[Rh
(C2H4)ClF3。
アセチルアセトナト(1.5−シクロオクタジエン)ロ
ジウム( 1) −Rh (08 Ht 2 )(C5
 H70)2。
クロロカルボニルビス(トリフェニルフォスフイン)ロ
ジウム(1)−RhCI (GO>(PPh:l )2
 。
ヘキサデ力カ゛ルボニルヘキサロジウム(0) −Rh
s  (Go)16。
トリス(アセチルアセトナト)ロジウム(I I I)
−Rh (05 H7 02 )30ジウム(■1)オ
クタノエイト ダイマーRh2 [CO2(CH2 )
s CH3 ]4 。
クロロジカルボニルロジウム(1)ダイマー[Rh (
CO)2 C l ]2 。
クロロ(1,5−シクロオクタジエン)−ロジウム)(
I)ダイマー[Rh (Co H12 )ClF3。
アセチルアセトナトビス(エチレン)ロジウム(I)−
Rh (02 H4 )2  (05 H7 02 >
ロジウム(I I)アセチイト ダイマーRh2(CO
2 CH3 )4 。
触媒先駆体の濃度は臨界的ではないが,反応媒体の重量
を基準にしてロジウム金属0.04−0.16重量%の
範囲に維持するのが通常である。
反応媒体の重量には溶媒内部基準,触媒促進剤及び反応
体の重量を含む.触媒は,予め形成することもできるし
,その場で形成することもできるが。
満足できる反応速度を達成するには,好ましくはよう化
物によって,促進しなければならない,炭素原子数1−
7のアルキルアイオダイドは高い反応温度において好ま
しい促進剤である.メチルアイオダイドは特に好ましい
.他の適当な促進剤にはよう化水素,イオドエタン,1
ーイオドブタン。
1、4−ジーイオドブタン,2ーイオドプロパン。
1−イオドプロパン,及びイオドヘブタンが含まれる.
前述したところから明らかであると考えられるが,促進
剤及びロジウムはロジウムアイオダイドのように同一の
化合物の中に存在することもできる.一般に.(fl進
剤の濃度は反応媒体の重」を基準にしてアイオダイド0
.1−1、0重量%の間にあり.ロジウムに対するモル
比は3/1乃至50/1,好ましくは5/1乃至15/
1の範囲である。
この反応は溶媒の存在下で行われ,この溶媒の選択は臨
界的である.ピリジン、ジメチルフォルムアミド、ジメ
チルスルフオキシド及びN−メチルビロリドンなどの配
位溶媒はロジウムの活性点を封鎖し,避けるべきである
.酢酸のような溶媒は,その存在により線状選択性が低
いので望ましくない.シクロヘキサンやトルエンのよう
な非極性溶媒は,分校生成物及びシフト反応を促進し。
このシフト反応は望ましくないモノカルボン酸の生成を
もたらすので,望ましくない,溶媒が反応体に本質的に
不活性で加水分解に抵抗性であることが重要である.好
ましい溶媒には,炭素原子数1−2のフルオロカーボン
を除く飽和ハロカーボン、好ましくはクロロカーボン、
溶媒及びその混合物が含まれ,例えば、メチレンクロラ
イド、1。
1、2.2−テトラクロロエタン、1.1.2−トリク
ロロエタン、1,1−ジクロロエタン、クロロフォルム
及び四塩化炭素がある.加水分解抵抗性を強調するため
,前記の記述の範囲にある実施できる溶媒は.溶媒が2
炭素原子を有する場合各脚素原子に2個より多いハロゲ
ン原子がついていないことによって更に特徴づけられる
.メチレンクロライドは好ましい溶媒である.使用する
溶媒の量は1例えば1反応混合物の重量を基準にして5
0−99.通常は80−99.好ましくは85−95重
量%のように広範囲で変えることができる。
特に好ましい具体例の−においては、溶媒の重量を基準
にして0.2−2.0好ましくは0.5−1.0重(至
)%の酸スキャベンジャを反応媒体に導入する。好まし
いスキャベンジャには、炭素原子数が1−6で水酸基の
機能が第−又は第二のアルキルアルコールのようなアル
コール、例えばメチルアルコール、エチルアルコール、
イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール、イソ
ブチルアルコール、及び第ニブチルアルコール;炭素原
子数2−4のジオール、例えばエチレン グリコール、
プロピレン グリコール、及びブタンジオール;炭素原
子数3−4のトリオール例えばグリセリン、1.2.4
−1−リヒドロキシブタンが含まれる。メチル アルコ
ールが好ましい、アルコールは触媒の劣化を遅らせ、比
較的高い温度での実施において温度上昇に通常伴われる
変換率の大きな減少をもたらすことなく線状生成物の収
率を増加させることを可能にする。
反応媒体における水の量はこの発明において臨界的であ
り、溶媒の重(至)を基準にして4.5重量%を超えて
はならない、水の標準は同一基準で3゜5%より少ない
ことが好ましい9反応はバッチ式でも連続式でも行なう
ことができる。
[実施例] 次にあげる例はこの発明を説明するためのものであり、
限定するためのものではない、特に断わらない限り9部
及びパーセントは重量基準であり。
生成物はメチルエステルとしてガス クロマトグラフに
よって分析した。
例1 ハステロイ−C製の300m機械攪拌反応器を窒素、つ
いで高純度−酸化炭素でフラッシュし。
3−ペンテン酸15g、よう化メチル2.iao。
O−ジクロロベンゼン(内部標準として)58゜Q及び
イソプロパツール1.80を含むメチレンクロライド1
50Idを仕込んだ1反応器は密閉し内部の圧力を一酸
化炭素で13.6atmにあげた1次いで反応器を内容
物の温度が173℃に達するまで加熱し、水6.Oae
中塩化ロジウム0.40Gの溶液を反応器に注入した。
この注入が完了した後1反応器の圧力を一酸化炭素で2
7.2atmにあげて、ハイドロカルボキシル化中この
圧力及び173℃の温度に保った。−酸化炭素の消費量
を観察し、−酸化炭素の消費が止まったとき(理論量の
約95%)2時間後に反応が停止した4反応器を約20
℃に冷却し反応器を大気圧にまで徐々に排気して反応器
の内容物を回収した6反応器の内容物を取出し9反応器
を1o。
℃の温度及び加圧下メタノール350mで洗浄した。洗
浄液体及び反応器内容物を合せてメタノールで500d
に希釈した0分析により3−ペンテン酸の97.0%変
換が得られたことが示された。
生成物は、アジピン166.2%、α−メチルグルタル
1117.3%、エチルこはく酸3.4%。
2−ペンテン酸5.1%、及びγ−ヴアレロラクトン9
.4%を含んでいた。
=17− 過剰の水の悪影響を示すため1例1の方法を繰返したが
、イソプロパツールをメタノール15mモル(0,95
0)で置換え水の量を増加し水9、0Idl、即ち9Q
及びC82CI2溶媒150−又は溶媒の重量を基準に
して約4.3重量%とした。2時間後COの吸収は理論
量の10%であった。更に3時間後、触媒が完全に不活
性化されたことを示し追加の吸収は起こらなかった。
生成物分析の結果ジ酸への変換が6.8%であることを
示し、そのうち5.4%がアジピン酸であった(直線性
78.7%)。
例2−9 ハステロイ−C製2001dシ工−カ管反応器に4−ペ
ンテン酸10.0G、よう化メチル2.4Ba、安息香
W(内部標準)2.0にJを含むメチレンクロライド1
00dl液、ロジウムクロライド0.2640を含む水
性1液2dを仕込んだ、シェーカ管を一酸化炭素で6.
8atlに加圧し内容物を表1に示す温度に加熱した。
圧力を一酸化炭素で表1に示す圧力にあげ、1時間の間
この圧力を保った。その後圧力低下は認められなかった
。シェーカ管の内容物を室温に冷却し管を大気圧まで徐
々に排気し1次いで内容物をトリメチルシリル誘導体と
してガス り[]ママドグツ分析した。
結果は表1に示しである。
促進剤として1.4−シイオドブタン、イオドメタン、
イAドブタン、2−イオドプロバン、1−イオドプロパ
ン及び1−イオドヘブタンを用いて例2を繰返しよう化
メチルと本質的に同一の結果を得た。
例10−20 4−ペンテン酸の代わりに3−ペンテン酸を用い表1に
示す条件で例2を繰返し2表1に示す結果を得た。
例21 例1の方法を繰返したが、RhCl3触媒をロジウlλ
Q−原子で等量のクロロ(1,5−シクロオクタジエン
)ロジウム(1)ダイマ(0,37o:1.5#Iy−
ロジウム原子[R11(COD)C1]2として)で置
換えてメチレン クロライド溶液に加えた。イソプロパ
ツールは0.960のメタノールで置換えた。
分析により92%3PA変換、68%アジピン酸収率及
び78%直線性が示された。
例22 例21の方法を繰返したが、触媒先駆体としてヘキサロ
ジウムへキザデ力力ルボニルRfi 6(Co)6を用
いた。
分析により95.5%変換、66.5%アジピン酸敗率
及び77%直i牲が示された。
例23 例1を繰返したが、RhC1a触媒先駆体をロジウム1
1.8%及びよう素51.5%含むメチレン クロライ
ドー不溶性ロジウムカルボニルアイオダイド銘化合物の
、ロジウム〇一原子l!準で等量によって置換えメチル
アイオダイド促進剤の量を4.26g(30mモル)に
増加した0反応器度は165℃に保った。
COの吸収は約4時間で停止した。
分析により95.4%変換、56.4%アジピン酸収率
及び68.3%直線性が示された。
例24 例1の方法を繰返したが、イソプロパツールを省いた、
3時間後、COの吸収は本質的に停止し1こ 。
分析により、3−ペンテン酸の63%がジ酸に変換され
、そのうち43.6%がアジピン酸である(78.7%
直線性)ことが示された。
例25 例1を繰返したが、イソプロパツールをメタノール0.
960で置換えた。−酸化炭素の吸収は迅速で約2時間
でほぼ完了した。
分析により、99.4%変換、70%アジピン酸収率、
及び直線率82%が示された。
例26 例1を繰返したが、イソプロパツールを0.96C7の
メタノールで置換え3−ペンテン酸の量を45aに増加
した1反応の開゛始時”に水4.6gをロジウムクロラ
イド触媒と共に加え。
一酸化炭素の吸収が理論量の50%どなった後に水4.
60を30分間に亙って反応器に加えた。
分析により、変換97%、アジピン酸収率67.2%及
び78%直線率が示された。
例27 例1の方法を繰返したが、オレフィンは3−ペンテン酸
とし溶媒は1,1.2−トリクロロエタンとし反応温度
は170℃とした。
変換は本質めに100%でありアジピン酸の収率は53
%の直線率で44.2%であった。
例28         “ 例27の方法を繰返したが、溶媒は1.1.2゜2−テ
トラクロロエタンとした。
変換は本質的に99%であり、アジ′ビン酸の収率は4
0.1%(46%直線率)であった。
例29                ・例1を次の
ように変えた。′反応器にブテン酸12、’9G、クロ
ロカルボニルロジウム(I)ダイマ0.37・Q及び0
−ジクロロベンゼン(内部標準>10.0gを含むメチ
レン り口ライド150dを仕込んだ1反応器の内容物
を140℃に加熱し2反応が開始Jる前によう化水素2
.40を含む水性溶液4.10を注入して22.4at
mの圧力どした。温度及び圧ノjを反応中指摘したよう
に維持した。−酸化炭素の消費は約20分間で停止した
。90分後反応混合物を冷却し例1のように処理した。
分析により、仕込んだブテン酸を基準にして45.5%
グルタル酸及び22.4%メチルこはく酸であることが
示された。直線率は67%であった。
例30 例1を繰返したが、3−ペンテン酸を17.10の1〜
ランス−3−ヘキセン酸で置換えイソプロパツールを0
.480メタノールで置換えた6反応は170℃の温度
及び27.2atmの圧力で行なった。3時間後反応生
成物を冷却して回収した。
分析ににす、仕込んだヘキセン酸を基準にして42.9
%ピメリン酸及び15.3%α−メチルアジピン酸を示
した。直線率は73.7%であつた。
例31 例1を繰返したが、3−ペンテン酸を 27.640のウンデシレン酸で置換えイソプロパツー
ルを0.960のメタノールで置換えた。
反応は170℃の温度及び27.2atmの圧力0行な
った。約3.5時間後に反応器の内容物を例1のように
して回収した。
分析にJ:す、ドデカンジ酸への変換41.9%及び2
−メチルウンデカン酸への変換12.2%が示された。
直線率は77.4%であった。
例32 例1を繰返したが、3−ペンテン酸を 10.95(11のアクリル酸で置換えイソプロパツー
ルを0.96aメタノールで置換えた1反応は170℃
の温度及び27.2atmの圧力で511i¥間行ない
、その後反応器の内容物を冷却して回収した。−酸化炭
素は反応が終了したときに消費されていた。
分析により、仕込んだアクリル酸を基準にしで39.5
%こはく酸を示した。直線率は100%(メチルマロン
酸を検出しない)。
例33 例2を次のように変えた。シェーカ管によう化メチル4
.25g、2−ペンテン@7.4C]、水2.7o、ロ
ジウムトリクロライド0.19o。
及びメチレン りOライト溶媒75−の混合物を仕込ん
だ、管を一酸化炭素で34 atmに加圧し4時間に亙
り220℃に加熱し1次いで更に2時間自生圧力に維持
した。
生成物の分析結果は、仕込んだ2−ペンテン酸を基準に
して17.8%アジピン酸及び16.4%分枝ジ酸(直
線率−51,9%)を示した。
表■ 2 変換=反応した原料のチ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (Rは水素、メチル及びエチルからなる群から選ばれ、
    nは0−8である) を有する不飽和モノカルボン酸を一酸化炭素及び水と、
    ロジウム含有触媒、よう化物化合物及び炭素原子数1−
    2の加水分解抵抗性ハロ炭素溶媒の存在下、高めた温度
    及び圧力下で、水の濃度を溶媒の重量を基準にして4.
    3重量%より少なく維持しながら接触させることを包含
    する線状飽和カルボン酸の製造方法。
  2. (2)反応媒体に炭素原子数1−4のアルコールが存在
    する特許請求の範囲第1項記載の方法。
  3. (3)溶媒がメチレンクロライドである特許請求の範囲
    第1項記載の方法。
  4. (4)溶媒がメチレンクロライドである特許請求の範囲
    第2項記載の方法。
  5. (5)官能性オレフィンが3−ペンテン酸である特許請
    求の範囲第1項記載の方法。
  6. (6)官能性オレフィンが3−ペンテン酸である特許請
    求の範囲第3項記載の方法。
  7. (7)n=0−2である特許請求の範囲第1項記載の方
    法。
  8. (8)n=0−2である特許請求の範囲第3項記載の方
    法。
  9. (9)溶媒の重量を基準にして0.2−2.0重量%の
    酸スキャベンジャーが反応中に存在する特許請求の範囲
    第1項記載の方法。
JP61000346A 1985-01-07 1986-01-07 不飽和カルボン酸の線状ジカルボン酸へのハイドロカルボキシル化方法 Pending JPS61161237A (ja)

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