JPS61160644A - 可変フライホイ−ル付エンジンの制御装置 - Google Patents

可変フライホイ−ル付エンジンの制御装置

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JPS61160644A
JPS61160644A JP88985A JP88985A JPS61160644A JP S61160644 A JPS61160644 A JP S61160644A JP 88985 A JP88985 A JP 88985A JP 88985 A JP88985 A JP 88985A JP S61160644 A JPS61160644 A JP S61160644A
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JP
Japan
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flywheel
engine
sub
rotation speed
engine torque
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Application number
JP88985A
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English (en)
Inventor
Kiyotaka Mamiya
清孝 間宮
Takafumi Teramoto
寺本 隆文
Akinori Yamashita
山下 昭則
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Publication of JPS61160644A publication Critical patent/JPS61160644A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/06Engines with means for equalising torque

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は可変フライホイール付エンジンの制御装置に関
するものである。
(従来技術) エンジンの出力軸に設けられるフライホイールのなかに
は、実開昭57−94740号公報に示すように、主フ
ライホイールと副フライホイールとの分割構成とされて
、主フライホイールを通常一般のフライホイールと同様
に、常時エンジンの出力軸により回転駆動されるように
する一方、副フライホイールをエンジンの出力軸に対し
て係脱自在として設けて、エンジンの低回転域において
のみこの出力軸に係合されるすなわち副フライホイール
が出力軸によって回転駆動されるようにした、いわゆる
可変フライホイール式のものが提案されている。
この可変フライホイールにあっては、振動の大きくなる
エンジン低回転域において、主と副との両フライホイー
ルが共にエンジン出力軸により回転駆動されることとな
って、十分な振動低減が得られることになり、またエン
ジンの振動が小さくなるエンジンの高回転域においては
、副フライホイールのエンジン出力軸に対する係合が外
れて主フライホイールのみが回転駆動されることとなる
ため、この副フライホイールの分だけエンジンへの負荷
が小さくなって、エンジンの応答性向上や燃費向上が得
られる、という利点を有する。
ところで、上述のような副フライホイールは、かなりの
大きさの慣性モーメントを有するものであるため、この
副フライホイール係合時のショックをいかに低減するか
が、こ種のエンジン実用化に際しての大きな課題となる
。特に、この係合時のショックは、エンジン回転数と副
フライホイール回転数との回転差が大きい程顕著になる
(発明の目的) 本発明は上述のような事情を勘案してなされたもので、
可変フライホイール付のエンジンにおいて、副フライホ
イール係合時のショックを低減し得るようにした可変フ
ライホイール付エンジンの制御装置を提供することを目
的とする。
(発明の構成) 前述の目的を達成するため、本発明にあっては、副フラ
イホイールを係合させる際のショックは、つまるところ
、エンジンへの負荷の変化に伴うエンジン回転数の変化
であるという点に着目して、このエンジンへの負荷の変
化に対処すべく、エンジントルクを調整するようにしで
ある。具体的には、エンジンの出力軸に対して、該出力
軸により常時回転駆動される主フライホイールと該出力
軸に係脱可能な副フライホイールとが設けられたエンジ
ンの可変フライホイールにおいて、第1図に示すように
、 前記副フライホイールの前記出力軸に対する係脱を行う
係脱用電磁手段と、 前記係脱用電磁手段に係合信号、離脱信号を出力しエン
ジンの低回転域においては前記副フライホイールが保合
状態となるように該副フライホイールの係脱を制御する
副フライホイール制御手段と、 エンジンの回転数を検出するエンジン回転数検出手段と
、 前記副フライホイールの回転数を検出する副フライホイ
ール回転数検出手段と、 エンジントルクに影響を与える因子を調整するエンジン
トルク調整手段と、 前記副フライホイール制御手段からの出力を受け、エン
ジン回転数と副フライホイール回転数との回転差に基づ
いて、前記エンジントルク調整手段を制御して、副フラ
イホイールを係合させる際の保合ショックが小さくなる
方向にエンジントルクを変化させるエンジントルク制御
手段と、を備えた構成としである。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を添付した図面に基いて説明する。
第2図において、1はエンジンで、該エンジン1の後端
(第2図右端)には、変速機2が連結されている。この
エンジンlと変速機2との連結部分の詳細を第3図に示
してあり、変速機2のケース3前端部内には、エンジン
出力軸4の後端部と変速機2の入力軸5前端部とが位置
されている他、主と副の各フライホイール6.7および
クラッチCが配設されている。なお、クラッチCは、既
知のものなのでその詳細な°図示を略してあり、そのカ
バ一部材のみを符号8で示しである。
前記主フライホイール6は、エンジン出力軸4の後端に
対してポルト9により固定されており、これにより、エ
ンジン出力軸4により常時回転駆動されるようになって
いる。そして、この主フライホイール6に対して、変速
機2の入力軸5が前記クラッチCを介して継続されるよ
うになっている。
前記副フライホイール7は、主フライホイール6の直前
方に位置され、軸受10を介してエンジン出力軸4に回
転自在かつ摺動自在に保持されている。この副フライホ
イール7の後面には、環状の摩擦板11が設けられてい
て、副フライホイール7が後方(第3図右方〕へ押圧さ
れると、この摩擦板11が主フライホイール6の前面に
圧接され、これにより、副フライホイール7が主フライ
ホイール6すなわちエンジン出力軸4と一体回転される
係合状態となる。この係合状態から上記押圧力が解放さ
れると1図示のように摩擦板11が主フライホイール6
より離れて、副フライホイール6は離脱状態すなわちエ
ンジン出力軸4との係合が外れた自由状態とされる。ま
た、副フライホイール7には、主フライホイール6に相
対向させて永久磁石12が固定されており、これにより
上記離脱状態においては、永久磁石12の主フライホイ
ール6に対する吸引作用によって、少くとも主フライホ
イール6の回転が低下した際には、副フライホイール7
が主フライホイール6に対してこれよりも小さい回転数
ではあるがつれ回りされるようになっている。
上述のような副フライホイール7の係合、離脱を行う部
分の構成を説明すると、エンジン1の後面には、ポルト
13によりガイド部材14が固定されている。このガイ
ド部材14は、エンジン出力軸4の後端部を取り巻くよ
うにして副フライホイール7に向けて伸びる筒状のガイ
ド部14aを有し、このガイド部材14aの外周には、
主リテーナ15が摺動自在に嵌合、保持されている。こ
のリテーナ15には、軸受16が保持されており、該軸
受16の内リテ〜す16aは、副フライホイール7の前
面に形成された突起状被抑圧部7aへ当接可能な押圧部
16bを有している。なお、この軸受16は、上記内リ
テーナ16aの他、外リテーナ16cと両リテーナ16
a、100間に位置された球体16dよりなるものであ
るが、少くとも内リテーナ16aは、前記主すテ−す1
5に対して回転自在とされ、また軸受16自体は、全体
として主リテーナ15に対して若干の遊びを有するも前
後方向(エンジン出力軸4の軸心方向)には相対変位不
能とされている。
前記ガイド部材14のガイド部14a外周には、主リテ
ーナ15の前方位置において、操作レバー17の環状と
された基端部17aが遊びをもって嵌合されている。こ
の操作し八−17は。
エンジン出力軸4の径方向外方側へ伸び、その中間位置
に形成された保合部17bが、前記ガイド部材14より
突設された支点部材18に係合して、該係合部17b 
(支点部材18の先端部)を中心にして、図中時計方向
および反時計方向に揺動自在とされている。このような
操作レバー17の自由端部17cには、係脱用電磁手段
としてのソレノイド19が連係されている。すなわち、
このソレノイド19は、エンジン1の後面に固定され、
そのロッド19aが、操作レバー17の自由端部17c
に当接可能に対向されている。そして、操作レバー17
の自由端部17cは、引張りばねとしてのリターンスプ
リング20により、前方へ向けて付勢されている。
以上のような構成により、ソレノイド19が0FF(消
磁)されるとそのロッド19aが縮長し、リターンスプ
リング20によって操作し/< −17の自由端部17
cが前方へ変位される。これにより、操作レバー17は
、支点部材18を中心に図中時計方向へ揺動され、この
結果、その基端部17aが、主リテーナ15、軸受16
を介して副フライホイール7を主フライホイール6に対
して押圧することとなって、副フライホイール7が係合
状態とされる。逆に、ソレノイド19をON(励磁)す
ると、リターンスプリング20に抗してロッド19aが
伸長されて図示の状態へ復帰し、副フライホイール7は
離脱状態となる。なお、この副フライホイール7の離脱
状態においては、主フライホイール6から離間する方向
への積極的な力は作用させないようにしである。もっと
も、副フライホイール7の主フライホイール6に対する
離脱をより確実に行うには、例えば両フライホイール6
と7との前後方向相対向する面にそれぞれ永久磁石を設
けて、この一対の永久磁石を互いに反発し合う関係のも
のとすればよい。
再び第2図において、エンジン1の吸気通路21には、
スロットルバルブ22が配設されると共に、該スロット
ルバルブ22をバイパスするバイパス通路23が設けら
れている。そして、そのバイパス通路23には電磁開閉
弁24が接続されて、例えばデユーティ制御によって該
電磁開閉弁24の開度を調整することに・より、エンジ
ン1への吸入空気量が調整されるようになっている。
第2図中31は制御ユニットで、この制御ユニシト31
には、各センサ32〜36からの信号が入力される一方
、制御二二ッ)31からはソレノイド19に対して係合
信号(OF F)あるいは離脱信号(ON)が出力され
ると共に、電磁開閉弁24へ出力されるようになってい
る。」二記各センサ32〜36のうち、センサ32はデ
ストリピユータにより実質的に構成されて、エンジン回
転数を検出するものである。センサ33は、スロットル
バルブ22の開度、すなわちスロットル位置を検出する
ものである。センサ34は、副フライホイール7の回転
数を検出するもので、例えば副フライホイール7の外周
面に所定角度毎に突起7b(第3図参照)を形成して、
この突起7bの掃過によって生ずるパルス信号として検
出を行うピックアップにより構成される。センサ35は
、変速機2の変速位置、すなわちシフトレバ−25の位
置を検出して、当該変速位置がニュートラル位置にある
か否かを検出するものである。センサ36は、エンジン
lの冷却水温を検出するものである。
上述の制御二二ッ)31は、副フライホイール7の係脱
制御の他、アイドル回転数制御を含む吸入空気量の制御
とを行うもので、例えばマイクロコンピュータにより構
成され、以下その機能を第4図、第5図に示すフローチ
ャートに基づいて説明する。
副フライホイールの制御(第4図) 実施例では、副フライホイール7の係合は、エンジン回
転数があらかじめ定めた所定値Ns(例えば1500r
pm)より小さくなったときに行われるものとされてい
る。
上述のことを前提として、先ず、ステップSLでエンジ
ン回転数NEと副フライホイール7の回転数NFとエン
ジン冷却水温Twとが読込まれた後、ステップS2にお
いて、冷却水温TWに基づいて係合回転数NSが演算さ
れる。なお、この係合回転数NSは、冷却水温TWが低
い程大きく設定される。
次いで1、ステップS3において、エンジン回転数NE
が前記係合回転数NSより小さいか否か判別され、NE
<NSでないときは、ステップS4において、副フライ
ホイール7が係合されているか否かが判別され、この副
フライホイール7が係合されていないときすなわち既に
離脱されているときは、そのまま制御を終了する。また
、ステップS4において副フライホイール7が保合状態
であると判別されたときは、ステップS5において、ソ
レノイド19に対して離脱信号を出力すなわちソレノイ
ド19をONI、て副フライホイール7を離脱状態とし
た後、ステップS6でフラグを副フライホイール7が離
脱したことを示すOにリセットして、制御を終了する。
なお、副フライホイール7が係合されているか否かは、
例えばエンジン回転数NEと副フライホイール回転数N
Fとが等しいか否かをみることによって判別される。
一方、前記ステップS3においてNE<NSであると判
別されたときは、ステップS7において、前記ステップ
S4と同様副フライホイール7が係合されているか否か
判別され、副フライホイール7が係合されていないと判
別されたときは、ステップS8に移行して、エンジン回
転数NEと副フライホイール7の回転数NFとの差の絶
対値があらかじめ定められた設定幅ΔN!より小さいか
否か判別される。そして、この絶対値がΔN1より小さ
いときは、ステップS9においてソレノイド19に係合
信号を出力する。また、ステップS7でNEとNFとが
等しくて副フライホイール7が既に係合されていると判
別されたとき、およびステップS8でNEとNFとの差
の絶対値がΔN1より小さくないと判別されたときは、
そのまま制御を終了する。なお、ステップS8における
判別は、エンジン回転数すなわち主フライホイール6の
回転数NEと副フライホイール7の回転数NFとの回転
差がΔN1という範囲内の小さい値となったときに、副
フライホイール7の係合を許すようにして、この係合時
のショックを極力小さくするためになされるものである
。勿論、この回転数差を小さくするために、前述した永
久磁石12を利用した副フライホイール7のつれ回りが
効果的に利用される。
前記ステップS9の後は、ステップ310へ移行して、
フラグを、副フライホイール7が係合されたことを示す
工にセットした後、ステップSllにおいて、エンジン
lの吸入空気の補正IDFが設定される。この補正量D
Fは、次の第5図に示す吸入空気量制御のために用いら
れるものであり、エンジン回転数NEより副フライホイ
ール回転数NFを差し引いた回転差NE−NFが大きい
程大きく設定される。すなわち、上記回転差が大きいほ
ど、副フライホイール7係合時のショックが大きいもの
となるため、このショックの度合に対処すべく、上述の
ようにDFが設定される。なお、第6図にこの設定され
たDFの一例を示してあり、この第6図中実線が回転差
NE−NFが大きいときを、また破線がこの回転差の小
さいときを示しである。
吸入角  の制御(5図) 吸入空気量制御のうち、アイドル回転数の制御は、実施
例では、目標アイドル回転数NIに対して、エンジン回
転数NEが所定の許容範囲内NI±ΔN2となるように
フィードバック制御するものとなっている。
上述のことを前提として、先ずステップ521において
、エンジン回転数NE、 スロットル開度TH、変速位
置、フラグ(ステップS6、SIO参照)が読込まれる
。次いで、ステップ322において、現在アイドル運転
中であるか否かが判別され、アイドル運転中でないと判
別されたときはステップS23において、アイドル運転
時以外の基本空気量(に対応したデユーティ比)として
DlがDとして設定される。またアイドル運転中である
と判別された場合はステップS24へ移行して、アイド
ル運転時における基本空気量(に対応したデユーティ比
)DがD2として設定される。なお、アイドル運転中で
あるか否かは、エンジン回転数NEが所定値以下で、ス
ロットル開度THが零で、かつ変速位置がニュートラル
位置であることを満足したときにアイドル運転中である
として判定される。
前記ステップ524の後は、ステップS25へ移行して
、エンジン回転数NEより目標アイドル回転数NIを差
し引いた計算値がΔN2より大きいか否かが判別され、
NE −NI >ΔN2であるときは、エンジン回転数
NKが大き過ぎるので、ステップS26において、電磁
開閉弁24の開度を小さくしてエンジン回転数を低下す
べくデユーティ比りを減少させる。また、ステップ32
5でNE −NI >ΔN2ではないと判別されたとき
は、ステップS27においてNE −NI <−ΔN2
であるか否か判別され、NE −Nl <−ΔN2であ
れば、エンジン回転数NEが小さ過ぎるNで、ステップ
328において、電磁開閉弁24の開度を大きくして、
エンジン回転数NEを上昇させるべくデユーティDを増
加させる。そして、ステップ327においてNE −N
l <−ΔN2ではないと判別されたときは、エンジン
回転数NEが目標アイドル回転数Nlの許容範囲内の値
すなわちNI−ΔN2 <NE <NI+ΔN2の範囲
内にあるので、バイパス通路23を流れる空気量を増減
させる必要がないのでデユーティDの変更を行わない。
以上が、アイドル回転数制御のための吸入空気量制御で
ある。
前記各ステップS23.26.28あるいはS7の後は
、ステップS29へ移行して、フラグが゛変化したか否
か、すなわち係合開始時か離脱開始時か判別され、この
フラグが変化しないときは、そのままステップS32へ
移行して、ステップS23.24.26あるいは28で
決定されたデユーティ比りが電磁開閉弁24に対してそ
のまま出力される。
また、ステップS29においてフラグが変化したと判別
されたときは、ステップ530において、フラグが係合
開始時を表わす1であるか否か判別される。そして、フ
ラグが1であると判別された場合は、ステップS31に
おいて、前記ステップS11〔第4図参照〕で設定され
た補正量DFが加算されて、この加算された後のデユー
ティ比りが、ステップS32で出力される。また、ステ
ップS30でフラグが1でないと判別されたときは、ス
テップ≦31を得ることなく、そのままステップS32
へ移行する。
こ9ようにして、副フライホイール7の係合時ニハ、補
正量DFに応じた分だけエンジン1への吸入空気量が増
加されるため、副フライホイール7が係合される際に、
このDF分だけエンジントルクが上昇されることなって
、その保合シボツクが低減される。そして、この補正量
DF、すなわち補正エンジントルクは、エンジン回転数
NEと副フライホイール回転数NFとの回転差に基つい
て設定されているので、上記係合ショックはこの回転差
に応じて効果的に低減されることになる。
なお、上記補正量DFは、第5図、第6図に示すように
、時間の経過と共に徐々に減少させるようにしである(
第6図実線が係合時の補正である)。
以上実施例について説明したが、本発明はこれに限らず
、例えば次のような場合も含むものである。
■エンジントルク調整のための吸入空気量調整は、別途
バイパス通路23を設けることなく、スロットルバルブ
22の開度を調整することにより行うようにしてもよい
■副フライホイール7の係脱は油圧アクチュエータを利
用するようにしてもよく、この場合係脱用電磁手段とし
ては、この油圧アクチュエータに対する油圧の供給を制
御するソレノイド弁とすればよい。
■制御ユニット31をマイクロコンピュータによって構
成する場合は、アナログ式、デジタル式のいずれであっ
てもよい。
■副フライホイール7の係合と離脱とのハンチングを確
実に防止するため、保合回転数を離脱回転数よりも若干
小さく設定するようにしてもよい。
■副フライホイール7の係合をすみやかに行うため、ス
テップS8での判定を行わないようにすることもできる
■副フライホイール7の係合の際のエンジントルク調整
は、吸入空気量を調整する他、点火時期、エンジンlに
より駆動されるオルタネータへの界磁電流等、エンジン
トルクに影響を与える適宜の因子を選定し得る。
■副フライホイール7の離脱時にもエンジントルクを調
整するようにしてもよく、この場合は、例えば離脱時の
エンジン回転数NE  (NFも同じ〕に応じて、例え
ば吸入空気量を減少させるようにすればよい、すなわち
、第4図のステップS6の後に補正量DFを設定し、こ
の設定された補正量DF分を、第5図のステップS30
からステップS32へ移行するまでの間で補正するよう
にすればよい(副フライホイール7係合時のステップ3
1に対応)。なお、この離脱時における吸入空気量の変
化の状態を第6図に示してあり、この第6図の一点鎖線
部分が離脱時の補正である。
(発明の効果) 本発明は以上述べたことから明らかなように、可変フラ
イホイールを備えたエンジンにおいて。
副フライホイール係合時のショックを、この係合ショッ
クの大きさに対応した当該側フラオホイールとエンジン
との回転差に基づいて、効果的に低減することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の全体構成を示すブロック図。 第2図は本発明の一実施例を示す全体系統図。 第3図は本発明の一実施例を示す要部断面図。 第4図、第5図は本発明による制御例を示すフローチャ
ート。 第6図は副フライホイール係合時のエンジントルクを調
整するための補正量を示す図。 第7図は副フライホイールの係合時を含む吸入空気量の
変化状態を示す図。 l:エンジン 4:エンジン出力軸 6:主フライホイール 7:副フライホイール 19:ンレノイド(係脱用電磁手段) 23:バイパス通路 24:電磁開閉弁 31:制御ユニット 32:センサ(エンジン回転数) 34:センサ〔副フライホイール回転数〕第1図 第2図 し−−−−−−−−−一 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エンジンの出力軸に対して、該出力軸により常時
    回転駆動される主フライホイールと該出力軸に係脱可能
    な副フライホイールとが設けられたエンジンの可変フラ
    イホイールにおいて、 前記副フライホイールの前記出力軸に対する係脱を行う
    係脱用電磁手段と、 前記係脱用電磁手段に係合信号、離脱信号を出力しエン
    ジンの低回転域においては前記副フライホイールが係合
    状態となるように該副フライホイールの係脱を制御する
    副フライホイール制御手段と、 エンジンの回転数を検出するエンジン回転数検出手段と
    、 前記副フライホイールの回転数を検出する副フライホイ
    ール回転数検出手段と、 エンジントルクに影響を与える因子を調整するエンジン
    トルク調整手段と、 前記副フライホイール制御手段からの出力を受け、エン
    ジン回転数と副フライホイール回転数との回転差に基づ
    いて、前記エンジントルク調整手段を制御して、副フラ
    イホイールを係合させる際の係合ショックが小さくなる
    方向にエンジントルクを変化させるエンジントルク制御
    手段と、を備えていることを特徴とする可変フライホイ
    ール付エンジンの制御装置。
JP88985A 1985-01-09 1985-01-09 可変フライホイ−ル付エンジンの制御装置 Pending JPS61160644A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010059063A (ko) * 1999-12-30 2001-07-06 이계안 차량 엔진의 플라이 휠 가변 제어장치
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