JPS61144448A - エンジンの可変フライホイ−ル制御装置 - Google Patents
エンジンの可変フライホイ−ル制御装置Info
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- JPS61144448A JPS61144448A JP26609984A JP26609984A JPS61144448A JP S61144448 A JPS61144448 A JP S61144448A JP 26609984 A JP26609984 A JP 26609984A JP 26609984 A JP26609984 A JP 26609984A JP S61144448 A JPS61144448 A JP S61144448A
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- JP
- Japan
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- engine
- flywheel
- sub
- acceleration
- auxiliary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/06—Engines with means for equalising torque
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はエンジンの可変フライホイール制御装置に関す
るものである。
るものである。
(従来技術)
エンジンの出力軸に設けられるフライホイールのなかに
は、実開昭57.−94740号公報に示すように、主
フライホイールと副フライホイールとの分割構成とされ
て、主フライホイールを通常一般のフライホイールと同
様に、常時エンジンの出力軸により回転駆動されるよう
にする一方、副フライホイールをエンジンの出力軸に対
して係脱自在として設けて、エンジンの低回転域におい
てのみこの出力軸に係合されるすなわち副フライホイー
ルが出力軸によって回転駆動されるようにした、いわゆ
る可変フライホイール式のものが提案されている。
は、実開昭57.−94740号公報に示すように、主
フライホイールと副フライホイールとの分割構成とされ
て、主フライホイールを通常一般のフライホイールと同
様に、常時エンジンの出力軸により回転駆動されるよう
にする一方、副フライホイールをエンジンの出力軸に対
して係脱自在として設けて、エンジンの低回転域におい
てのみこの出力軸に係合されるすなわち副フライホイー
ルが出力軸によって回転駆動されるようにした、いわゆ
る可変フライホイール式のものが提案されている。
この可変フライホイールにあっては、振動の大きくなる
エンジン低回転域において、主と副との両フライホイー
ルが共にエンジン出力軸により回転駆動されることとな
って、十分な振動低減が得られることになり、またエン
ジンの振動が小さくなるエンジンの高回転域においては
、副フライホイールのエンジン出力軸に対する係合が外
れて主フライホイールのみが回転駆動されることとなる
ため、この副フライホイールの分だけエンジンへの負荷
が小さくなって、エンジンの応答性向上や燃費向上が得
られる、という利点を有する。
エンジン低回転域において、主と副との両フライホイー
ルが共にエンジン出力軸により回転駆動されることとな
って、十分な振動低減が得られることになり、またエン
ジンの振動が小さくなるエンジンの高回転域においては
、副フライホイールのエンジン出力軸に対する係合が外
れて主フライホイールのみが回転駆動されることとなる
ため、この副フライホイールの分だけエンジンへの負荷
が小さくなって、エンジンの応答性向上や燃費向上が得
られる、という利点を有する。
ところで、上述のような副フライホイールは、ある所定
のエンジン回転数でエンジン出力軸より離脱されること
になるが、従来のものは、この副フライホイール離脱時
のエンジン回転数が一定値として定められていたため、
特にエンジン低回転域からの加速時におけるエンジン応
答性の点で必らずしも十分に満足のいくものではなかっ
た。すなわち、副フライホイール7を離脱するにはある
程度の時間を要するものであり、したがって、エンジン
の加速要求が大きいとき換言すればエンジン回転上昇度
合が大きいときは、この副フライホイールの離脱が遅れ
る分だけ、実質的にこの副フライホイールが離脱された
ときのエンジン回転数が所定の離脱回転数よりも相当に
大きくなってしまうことになる。
のエンジン回転数でエンジン出力軸より離脱されること
になるが、従来のものは、この副フライホイール離脱時
のエンジン回転数が一定値として定められていたため、
特にエンジン低回転域からの加速時におけるエンジン応
答性の点で必らずしも十分に満足のいくものではなかっ
た。すなわち、副フライホイール7を離脱するにはある
程度の時間を要するものであり、したがって、エンジン
の加速要求が大きいとき換言すればエンジン回転上昇度
合が大きいときは、この副フライホイールの離脱が遅れ
る分だけ、実質的にこの副フライホイールが離脱された
ときのエンジン回転数が所定の離脱回転数よりも相当に
大きくなってしまうことになる。
(発明の目的)
本発明は上述のような事情を勘案してなされたもので、
可変フライホイール付のエンジンにおいて、エンジンの
加速性能特にエンジン低回転域からの加速性能を向上し
得るようにしたエンジンの可変フライホイール制御装置
を提供することを目的とする。
可変フライホイール付のエンジンにおいて、エンジンの
加速性能特にエンジン低回転域からの加速性能を向上し
得るようにしたエンジンの可変フライホイール制御装置
を提供することを目的とする。
(発明の構成)
前述の目的を達成するため、本発明にあっては、エンジ
ンの加速度が大きいほど、エンジンへの負荷となる副フ
ライホイールを離脱するときのエンジン回転数が小さく
なるようにしである。具体的には、エンジンの出力軸に
対して、該出力軸により常時回転駆動される主フライホ
イールと該出力軸に係脱可能な副フライホイールとが設
けられたエンジンの可変フライホイールにおいて、第1
図に示すように、 前記副フライホイールの前記出力軸に対する係脱を行う
係脱用電磁手段と、 前記係脱用電磁手段に係合信号、離脱信号を出力して、
エンジンの低回転域においては前記副フライホイールが
係合状態となるように該副フライホイールの係脱を制御
する副フライホイール制御手段と、 エンジンの加速状態を検出する加速検出手段と、 前記加速検出手段の出力を受け、エンジンの加速度が大
きいほど、前記副フライホイールが離脱されるときのエ
ンジン回転数が小さくなるように補正する離脱回転数補
正手段と、 を備えた構成としである。
ンの加速度が大きいほど、エンジンへの負荷となる副フ
ライホイールを離脱するときのエンジン回転数が小さく
なるようにしである。具体的には、エンジンの出力軸に
対して、該出力軸により常時回転駆動される主フライホ
イールと該出力軸に係脱可能な副フライホイールとが設
けられたエンジンの可変フライホイールにおいて、第1
図に示すように、 前記副フライホイールの前記出力軸に対する係脱を行う
係脱用電磁手段と、 前記係脱用電磁手段に係合信号、離脱信号を出力して、
エンジンの低回転域においては前記副フライホイールが
係合状態となるように該副フライホイールの係脱を制御
する副フライホイール制御手段と、 エンジンの加速状態を検出する加速検出手段と、 前記加速検出手段の出力を受け、エンジンの加速度が大
きいほど、前記副フライホイールが離脱されるときのエ
ンジン回転数が小さくなるように補正する離脱回転数補
正手段と、 を備えた構成としである。
(実施例)
以下本発明の実施例を添付した図面に基いて説明する。
第2図において、lはエンジンで、該エンジン1の後端
(第2図右端)には、変速機2が連結されている。この
エンジンlと変速機2との連結部分の詳細を第3図に示
してあり、変速機2のケース3前端部内には、エンジン
出力軸4の後端部と変速機2の入力軸5前端部とが位置
されている他、主と副の各フライホイール6.7および
クラッチCが配設されている。なお、クラッチCは、既
知のものなのでその詳細な図示を略してあり、そのカバ
一部材のみを符号8で示しである。
(第2図右端)には、変速機2が連結されている。この
エンジンlと変速機2との連結部分の詳細を第3図に示
してあり、変速機2のケース3前端部内には、エンジン
出力軸4の後端部と変速機2の入力軸5前端部とが位置
されている他、主と副の各フライホイール6.7および
クラッチCが配設されている。なお、クラッチCは、既
知のものなのでその詳細な図示を略してあり、そのカバ
一部材のみを符号8で示しである。
前記主フライホイール6は、エンジン出力軸4の後端に
対してポルト9により固定されており、これにより、エ
ンジン出力軸4により常時回転駆動されるようになって
いる。そして、この主フライホイール6に対して、変速
a2の入力軸5が前記クラッチCを介して継続されるよ
うになっている。
対してポルト9により固定されており、これにより、エ
ンジン出力軸4により常時回転駆動されるようになって
いる。そして、この主フライホイール6に対して、変速
a2の入力軸5が前記クラッチCを介して継続されるよ
うになっている。
前記副フライホイール7は、主フライホイール6の直前
方に位置され、軸受10を介してエンジン出力軸4に回
転自在かつ摺動自在に保持されている、この副フライホ
イール7の後面には、環状の摩燻板11が設けられてい
て、副フライホイール7が後方(第3図右方)へ押圧さ
れると、この摩擦板11が主フライホイール6の前面に
圧接され、これにより、副フライホイール7が主フライ
ホイール6すなわちエンジン出力軸4と一体回転される
係合状態となる。この係合状態から上記押圧力が解放さ
れると、図示のように摩擦板11が主フライホイール6
より離れて、副フライホイール6は離脱状態すなわちエ
ンジン出力軸4との係合が外れた自由状態とされる。ま
た、副フライホイール7には、主フライホイール6に相
対向させて永久磁石12が固定されており、これにより
上記離脱状態においては、永久磁石12の主フライホイ
ール6に対する吸引作用によって、少くとも主フライホ
イール6の回転が低下した際には、副フライホイール7
が主フライホイール6に対してこれよりも小さい回転数
ではあるがつれ回りされるようになっている。
方に位置され、軸受10を介してエンジン出力軸4に回
転自在かつ摺動自在に保持されている、この副フライホ
イール7の後面には、環状の摩燻板11が設けられてい
て、副フライホイール7が後方(第3図右方)へ押圧さ
れると、この摩擦板11が主フライホイール6の前面に
圧接され、これにより、副フライホイール7が主フライ
ホイール6すなわちエンジン出力軸4と一体回転される
係合状態となる。この係合状態から上記押圧力が解放さ
れると、図示のように摩擦板11が主フライホイール6
より離れて、副フライホイール6は離脱状態すなわちエ
ンジン出力軸4との係合が外れた自由状態とされる。ま
た、副フライホイール7には、主フライホイール6に相
対向させて永久磁石12が固定されており、これにより
上記離脱状態においては、永久磁石12の主フライホイ
ール6に対する吸引作用によって、少くとも主フライホ
イール6の回転が低下した際には、副フライホイール7
が主フライホイール6に対してこれよりも小さい回転数
ではあるがつれ回りされるようになっている。
上述のような副フライホイール7の保合、離脱を行う部
分の構成を説明すると、エンジン1の後面には、ポル)
13によりガイド部材14が固定されている。このガイ
ド部材14は、エンジン出力軸4の後端部を取り巻くよ
うにして副フライホイール7に向けて伸びる筒状のガイ
ド部14aを有し、このガイド部材14aの外周には、
主リテーナ15が摺動自在に嵌合、保持されている。こ
のリテーナ15には、軸受16が保持されており、該軸
受16の内リテーナ16aは、副フライホイール7の前
面に形成された突起状被押圧部7aへ当接可能な押圧部
16bを有している。なお、この軸受16は、上記内リ
テーナ16aの他、外リテーナ16cと両すテーナ16
a、16C間に位置された球体16dよりなるものであ
るが、少くとも内リテーナ16aは、前記主リテーナ1
5に対して回転自在とされ、また軸受16自体は、全体
として主リテーナ15に対して若干の遊びを有するも前
後方向(エンジン出力軸4の軸心方向)には相対変位不
能とされている。
分の構成を説明すると、エンジン1の後面には、ポル)
13によりガイド部材14が固定されている。このガイ
ド部材14は、エンジン出力軸4の後端部を取り巻くよ
うにして副フライホイール7に向けて伸びる筒状のガイ
ド部14aを有し、このガイド部材14aの外周には、
主リテーナ15が摺動自在に嵌合、保持されている。こ
のリテーナ15には、軸受16が保持されており、該軸
受16の内リテーナ16aは、副フライホイール7の前
面に形成された突起状被押圧部7aへ当接可能な押圧部
16bを有している。なお、この軸受16は、上記内リ
テーナ16aの他、外リテーナ16cと両すテーナ16
a、16C間に位置された球体16dよりなるものであ
るが、少くとも内リテーナ16aは、前記主リテーナ1
5に対して回転自在とされ、また軸受16自体は、全体
として主リテーナ15に対して若干の遊びを有するも前
後方向(エンジン出力軸4の軸心方向)には相対変位不
能とされている。
前記ガイド部材14のガイド部14a外周には、主リテ
ーナ15の前方位置において、操作レバー17の環状と
された基端部17aが遊びをもって嵌合されている。こ
の操作レバー17は、エンジン出力軸4の径方向外方側
へ伸び、その中間位置に形成された係合部17bが、前
記ガイド部材14より突設された支点部材18に係合し
て、該係合部17b (支点部材18の先端部)を中心
にして、図中時計方向および反時計方向に揺動自在とさ
れている。このような操作レバー17の自由端部17c
には、係脱用電磁手段としてのソレノイド19が連係さ
れている。すなわち、このツレ/イド19は、エンジン
lの後面に固定され、そのロッド19aが、操作レバー
17の自由端部17cに当接可能に対向されている。そ
して、操作レバー17の自由端部17cは、引張りばね
としてのリターンスプリング20により、前方へ向けて
付勢されている。
ーナ15の前方位置において、操作レバー17の環状と
された基端部17aが遊びをもって嵌合されている。こ
の操作レバー17は、エンジン出力軸4の径方向外方側
へ伸び、その中間位置に形成された係合部17bが、前
記ガイド部材14より突設された支点部材18に係合し
て、該係合部17b (支点部材18の先端部)を中心
にして、図中時計方向および反時計方向に揺動自在とさ
れている。このような操作レバー17の自由端部17c
には、係脱用電磁手段としてのソレノイド19が連係さ
れている。すなわち、このツレ/イド19は、エンジン
lの後面に固定され、そのロッド19aが、操作レバー
17の自由端部17cに当接可能に対向されている。そ
して、操作レバー17の自由端部17cは、引張りばね
としてのリターンスプリング20により、前方へ向けて
付勢されている。
以上のような構成により、ソレノイド19が0FF(消
磁)されるとそのロッド19aが縮長し、リターンスプ
リング20によって操作レバー17の自由端部17cが
前方へ変位される。これにより、操作レバー17は、支
点部材18を中心に図中時計方向へ揺動され、この結果
、その基端部17aが、主リテーナ15、軸受16を介
して副フライホイール7を主フライホイール6に対して
押圧することとなって、副フライホイール7が係合状態
とされる。逆に、ソレノイド19をON(励磁)すると
、リターンスプリング20に抗してロッド19aが伸長
されて図示の状態へ復帰し、副フライホイール7は離脱
状態となる。なお、この副フライホイール7の離脱状態
においては、主フライホイール6から離間する方向への
積極的な力は作用させないようにしである。もっとも、
副フライホイール7の主フライホイール6に対する離脱
をより確実に行うには、例えば両フライホイール6と7
との前後方向相対向する面にそれぞれ永久磁石を設けて
、この一対の永久磁石を互いに反発し合う関係のものと
すればよい。
磁)されるとそのロッド19aが縮長し、リターンスプ
リング20によって操作レバー17の自由端部17cが
前方へ変位される。これにより、操作レバー17は、支
点部材18を中心に図中時計方向へ揺動され、この結果
、その基端部17aが、主リテーナ15、軸受16を介
して副フライホイール7を主フライホイール6に対して
押圧することとなって、副フライホイール7が係合状態
とされる。逆に、ソレノイド19をON(励磁)すると
、リターンスプリング20に抗してロッド19aが伸長
されて図示の状態へ復帰し、副フライホイール7は離脱
状態となる。なお、この副フライホイール7の離脱状態
においては、主フライホイール6から離間する方向への
積極的な力は作用させないようにしである。もっとも、
副フライホイール7の主フライホイール6に対する離脱
をより確実に行うには、例えば両フライホイール6と7
との前後方向相対向する面にそれぞれ永久磁石を設けて
、この一対の永久磁石を互いに反発し合う関係のものと
すればよい。
第2図中31は制御ユニットで、この制御ユニット31
には、各センサ32〜35からの信号が入力される一方
、制御ユニーy ) 31からはソレノイド19に対し
て係合信号(OF F)あるいは離脱信号(ON)が出
力されるようになっている。上記各センサ32〜35の
うち、センサ32はデストリピユータにより実質的に構
成されて、エンジン回転数を検出するものである。セン
サ33は、吸気マニホルド36へ連なる吸気通路37中
に配設されたスロットルバルブ38の開度、すなわちス
ロットル位置を検出するものである。センサ34は、副
フライホイール7の回転数を検出するもので、例えば副
フライホイール7の外周面に所定角度毎に突起7b(第
3図参照)を形成して、この突起7bの掃過によって生
ずるパルス信号として検出を行うピックアップにより構
成される。センサ35は、エンジンlの冷却水温を検出
するものである。
には、各センサ32〜35からの信号が入力される一方
、制御ユニーy ) 31からはソレノイド19に対し
て係合信号(OF F)あるいは離脱信号(ON)が出
力されるようになっている。上記各センサ32〜35の
うち、センサ32はデストリピユータにより実質的に構
成されて、エンジン回転数を検出するものである。セン
サ33は、吸気マニホルド36へ連なる吸気通路37中
に配設されたスロットルバルブ38の開度、すなわちス
ロットル位置を検出するものである。センサ34は、副
フライホイール7の回転数を検出するもので、例えば副
フライホイール7の外周面に所定角度毎に突起7b(第
3図参照)を形成して、この突起7bの掃過によって生
ずるパルス信号として検出を行うピックアップにより構
成される。センサ35は、エンジンlの冷却水温を検出
するものである。
上述の制御ユニッ)31は、例えばマイクロコンピュー
タにより構成され、以下その機能を第4図に示すフロー
チャートに基づいて説明する。
タにより構成され、以下その機能を第4図に示すフロー
チャートに基づいて説明する。
先ス、ステップS1において、エンジンl 1力軸4)
回転数NE、副フライホイール7の回転数NF、スロッ
トル位置TH,冷却水温TWが読込まれる0次いで、ス
テップS2において冷却水温TWに基いて、基本の離脱
回転数Noすなわち副フライホイール7を離脱すべきエ
ンジン回転数Noが演算される。この基本の離脱回転数
N。
回転数NE、副フライホイール7の回転数NF、スロッ
トル位置TH,冷却水温TWが読込まれる0次いで、ス
テップS2において冷却水温TWに基いて、基本の離脱
回転数Noすなわち副フライホイール7を離脱すべきエ
ンジン回転数Noが演算される。この基本の離脱回転数
N。
は、冷却水温TWが低いほど大きく設定されるが、これ
は、冷却水温Twが低いほどエンジン1の燃焼が不安定
でトルク変動を生じ易いことに対処するためである。
は、冷却水温Twが低いほどエンジン1の燃焼が不安定
でトルク変動を生じ易いことに対処するためである。
この後、ステップS3において、スロットル変化速度Δ
THが演算されるが、これはエンジン1の加速度の大き
さを求めるもので、スロットル開度が大きくなる方向へ
の変化を正として、スロットル位置の変化量を微分する
ことにより得られる。このステップS3で求められたス
ロットル変化速度に基づいて、ステップS4により、例
えば第5図に示すようなあらかじめ作成されたマツプよ
り、補正回転数ΔN1が演算される(読込まれる)、こ
の補正回転数ΔN1は、スロットル変化速度ΔTHが加
速状態を示す正の場合は、ΔT「が大きいほど大きくさ
れ、また減速状態を示す負の場合は、この補正回転数Δ
N1は零とされる。
THが演算されるが、これはエンジン1の加速度の大き
さを求めるもので、スロットル開度が大きくなる方向へ
の変化を正として、スロットル位置の変化量を微分する
ことにより得られる。このステップS3で求められたス
ロットル変化速度に基づいて、ステップS4により、例
えば第5図に示すようなあらかじめ作成されたマツプよ
り、補正回転数ΔN1が演算される(読込まれる)、こ
の補正回転数ΔN1は、スロットル変化速度ΔTHが加
速状態を示す正の場合は、ΔT「が大きいほど大きくさ
れ、また減速状態を示す負の場合は、この補正回転数Δ
N1は零とされる。
そして、ステップS5において、前述した基本の離脱回
転数NOより補正回転数ΔN1が差し引かれて、最終的
な離脱回転数NSが求められる。
転数NOより補正回転数ΔN1が差し引かれて、最終的
な離脱回転数NSが求められる。
上記ステップS5の後は、ステップS6において、エン
ジン回転数NEが前記離脱回転数NSより小さいか否か
判別され、NE <NSでないときは、ステップS7に
移行して、ここで、副フライホイール7が現在係合状態
にあるか否か判別される。そして、副フライホイール7
が保合状態であると判別されたときは、ステップS8に
おいて、ソレノイド19に対して離脱信号を出力すなわ
ちソレノイド19をONして副フライホイール7を離脱
状態とする。また、上記ステップS7で保合状態ではな
いと判別されたときは、既に副フライホイール7が離脱
されているときなので、そのままステップSlは戻る。
ジン回転数NEが前記離脱回転数NSより小さいか否か
判別され、NE <NSでないときは、ステップS7に
移行して、ここで、副フライホイール7が現在係合状態
にあるか否か判別される。そして、副フライホイール7
が保合状態であると判別されたときは、ステップS8に
おいて、ソレノイド19に対して離脱信号を出力すなわ
ちソレノイド19をONして副フライホイール7を離脱
状態とする。また、上記ステップS7で保合状態ではな
いと判別されたときは、既に副フライホイール7が離脱
されているときなので、そのままステップSlは戻る。
一方、前記ステップS6においてNE <NSであると
判別されたときは、ステップS9において副フライホイ
ール7が係合状態であるか否か判別される。そして、こ
のステップS9で係合状態にないと判別されると、エン
ジン回転数NKと副フライホイール7の回転数NFとの
差の絶対値があらかじめ定められた設定幅ΔN・2より
小さいか否か判別され、この絶対値がΔN2より小さい
ときは、ステップ510において、ソレノイド19に対
して係合信号を出力すなわちソレノイド19をOFFと
して、副フライホイール7を保合状態とする。また、ス
テップS9において係合状態であると判別されたとき、
およびステップS10でNEとNFとの差の絶対値がΔ
N2より小さくないと判別されたときは、そのままステ
ップSlへ戻る。
判別されたときは、ステップS9において副フライホイ
ール7が係合状態であるか否か判別される。そして、こ
のステップS9で係合状態にないと判別されると、エン
ジン回転数NKと副フライホイール7の回転数NFとの
差の絶対値があらかじめ定められた設定幅ΔN・2より
小さいか否か判別され、この絶対値がΔN2より小さい
ときは、ステップ510において、ソレノイド19に対
して係合信号を出力すなわちソレノイド19をOFFと
して、副フライホイール7を保合状態とする。また、ス
テップS9において係合状態であると判別されたとき、
およびステップS10でNEとNFとの差の絶対値がΔ
N2より小さくないと判別されたときは、そのままステ
ップSlへ戻る。
なお、ステップ510における判別は、エンジン回転数
すなわち主フライホイール6の回転数NEと副フライホ
イール7の回転数NFとの回転差がΔN2という範囲内
の小さい値となったときに、副フライホイール7の係合
を許すようにして、この保合時のショックを極力小さく
するためになされるものである。勿論、この回転数差を
小さくするために、前述した永久磁石12を利用した副
フライホイール7のつれ回りが効果的に利用される。
すなわち主フライホイール6の回転数NEと副フライホ
イール7の回転数NFとの回転差がΔN2という範囲内
の小さい値となったときに、副フライホイール7の係合
を許すようにして、この保合時のショックを極力小さく
するためになされるものである。勿論、この回転数差を
小さくするために、前述した永久磁石12を利用した副
フライホイール7のつれ回りが効果的に利用される。
このように、エンジンlの加速時には、副フライホイー
ル7の離脱回転数NFが小さく設定されるので、すなわ
ち、例えば、非加速時の離脱回転数が150Orpmと
されている場合に、加速時においてはこの離脱回転数が
130Orpmというように小さくされるので、副フラ
イホイール7が保合状態にあるとき例えば11000r
pのときから加速を行う場合、この副フライホイール7
の離脱がよりすみやかに行われて、エンジンlの加速性
能か向上されることになる。そして、この離脱回転数は
、加速度が大きいほど小さくされるので、エンジンlに
要求される加速の度合に対応した応答の良いエンジンの
加速が得られることになる。なお、エンジンの加速状態
において離脱回転数を小さくしても、エンジン回転数は
上昇方向であり、かつエンジン負荷も大きいので、エン
ジンの振動低減という観点からみて格別の支承は生じな
いものである。
ル7の離脱回転数NFが小さく設定されるので、すなわ
ち、例えば、非加速時の離脱回転数が150Orpmと
されている場合に、加速時においてはこの離脱回転数が
130Orpmというように小さくされるので、副フラ
イホイール7が保合状態にあるとき例えば11000r
pのときから加速を行う場合、この副フライホイール7
の離脱がよりすみやかに行われて、エンジンlの加速性
能か向上されることになる。そして、この離脱回転数は
、加速度が大きいほど小さくされるので、エンジンlに
要求される加速の度合に対応した応答の良いエンジンの
加速が得られることになる。なお、エンジンの加速状態
において離脱回転数を小さくしても、エンジン回転数は
上昇方向であり、かつエンジン負荷も大きいので、エン
ジンの振動低減という観点からみて格別の支承は生じな
いものである。
以上実施例について説明したが、本発明はこれに限らず
、例えば次のような場合も含むものである。
、例えば次のような場合も含むものである。
■エンジンlの加速状態を検出するには、アクセルペダ
ルの踏込み変化の様子(特にスロットルバルブ38の存
在しないディーゼルエンジンの場合)、吸気圧変化の様
子によって行うようにしてもよい。
ルの踏込み変化の様子(特にスロットルバルブ38の存
在しないディーゼルエンジンの場合)、吸気圧変化の様
子によって行うようにしてもよい。
■副フライホイール7の係脱は油圧アクチュエータを利
用するようにしてもよく、この場合係脱用電磁手段とし
ては、この油圧アクチュエータに対する油圧の供給を制
御するソレノイド弁とすればよい。
用するようにしてもよく、この場合係脱用電磁手段とし
ては、この油圧アクチュエータに対する油圧の供給を制
御するソレノイド弁とすればよい。
■制御ユニット31をマイクロコンピュータによって構
成する場合は、アナログ式、デジタル式のいずれであっ
てもよい。
成する場合は、アナログ式、デジタル式のいずれであっ
てもよい。
(発明の効果)
本発明は以上述べたことから明らかなように、可変フラ
イホイールを備えたエンジンにおいて、エンジン低回転
域からのエンジンの加速応答性をより一層向上させるこ
とができる。
イホイールを備えたエンジンにおいて、エンジン低回転
域からのエンジンの加速応答性をより一層向上させるこ
とができる。
第1図は本発明の全体構成を示すブロック図。
第2図は本発明の一実施例を示す全体系統図。
第3図は本発明の一実施例を示す要部断面図。
第4図は本発明による制御例を示すフローチャート。
第5図は加速度合に対する離脱回転数の補正量の一例を
示す図。 1:エンジン 4:エンジン出力軸 6:主フライホイール 7:副フライホイール 19:ソレノイド(係脱用電磁手段) 31:制御ユニット 33:スロットルセンサ 第1 図
示す図。 1:エンジン 4:エンジン出力軸 6:主フライホイール 7:副フライホイール 19:ソレノイド(係脱用電磁手段) 31:制御ユニット 33:スロットルセンサ 第1 図
Claims (1)
- (1)エンジンの出力軸に対して、該出力軸により常時
回転駆動される主フライホイールと該出力軸に係脱可能
な副フライホイールとが設けられたエンジンの可変フラ
イホイールにおいて、 前記副フライホイールの前記出力軸に対する係脱を行う
係脱用電磁手段と、 前記係脱用電磁手段に係合信号、離脱信号を出力して、
エンジンの低回転域においては前記副フライホイールが
係合状態となるように該副フライホイールの係脱を制御
する副フライホイール制御手段と、 エンジンの加速状態を検出する加速検出手段と、 前記加速検出手段の出力を受け、エンジンの加速度が大
きいほど、前記副フライホイールが離脱されるときのエ
ンジン回転数が小さくなるように補正する離脱回転数補
正手段と、 を備えていることを特徴とするエンジンの可変フライホ
イール制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26609984A JPS61144448A (ja) | 1984-12-19 | 1984-12-19 | エンジンの可変フライホイ−ル制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26609984A JPS61144448A (ja) | 1984-12-19 | 1984-12-19 | エンジンの可変フライホイ−ル制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61144448A true JPS61144448A (ja) | 1986-07-02 |
Family
ID=17426301
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26609984A Pending JPS61144448A (ja) | 1984-12-19 | 1984-12-19 | エンジンの可変フライホイ−ル制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61144448A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010059063A (ko) * | 1999-12-30 | 2001-07-06 | 이계안 | 차량 엔진의 플라이 휠 가변 제어장치 |
-
1984
- 1984-12-19 JP JP26609984A patent/JPS61144448A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010059063A (ko) * | 1999-12-30 | 2001-07-06 | 이계안 | 차량 엔진의 플라이 휠 가변 제어장치 |
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