JPS61149644A - エンジンの可変フライホイ−ル制御装置 - Google Patents
エンジンの可変フライホイ−ル制御装置Info
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- JPS61149644A JPS61149644A JP26852984A JP26852984A JPS61149644A JP S61149644 A JPS61149644 A JP S61149644A JP 26852984 A JP26852984 A JP 26852984A JP 26852984 A JP26852984 A JP 26852984A JP S61149644 A JPS61149644 A JP S61149644A
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- flywheel
- sub
- engagement
- speed
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/06—Engines with means for equalising torque
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はエンジンの可変フライホイール制御装置に関す
るものである。
るものである。
(従来技術)
エンジンの出力軸に設けられるフライホイールのなかに
は、実開昭57−94740号公報に示すように、主フ
ライホイールと副フライホイールとの分割構成とされて
、主フライホイールを通常一般のフライホイールと同様
に、常時エンジンの出力軸により回転駆動されるように
する一方、副フライホイールをエンジンの出力軸に対し
て係脱自在として設けて、エンジンの回転数が所定の係
合回転数以下の低回転域においてのみこの出力軸に係合
されるすなわち副フライホイールが出力軸によって回転
駆動されるようにした、いわゆる可変フライホイール式
のものが提案されている。
は、実開昭57−94740号公報に示すように、主フ
ライホイールと副フライホイールとの分割構成とされて
、主フライホイールを通常一般のフライホイールと同様
に、常時エンジンの出力軸により回転駆動されるように
する一方、副フライホイールをエンジンの出力軸に対し
て係脱自在として設けて、エンジンの回転数が所定の係
合回転数以下の低回転域においてのみこの出力軸に係合
されるすなわち副フライホイールが出力軸によって回転
駆動されるようにした、いわゆる可変フライホイール式
のものが提案されている。
この可変フライホイールにあっては、振動の大きくなる
エンジン低回転域において、主と副との両フライホイー
ルが共にエンジン出力軸により回転駆動されることとな
って、十分な振動低減が得られることになり、まなエン
ジンの振動が小さくなるエンジンの高回転域においては
、副フライホイールのエンジン出力軸に対する係合が外
れて主フライホイールのみが回転駆動されることとなる
ため、この副フライホイールの分だけエンジンへの負荷
が小さくなって、エンジンの応答性向上や燃費向上が得
られる、という利点を有する。
エンジン低回転域において、主と副との両フライホイー
ルが共にエンジン出力軸により回転駆動されることとな
って、十分な振動低減が得られることになり、まなエン
ジンの振動が小さくなるエンジンの高回転域においては
、副フライホイールのエンジン出力軸に対する係合が外
れて主フライホイールのみが回転駆動されることとなる
ため、この副フライホイールの分だけエンジンへの負荷
が小さくなって、エンジンの応答性向上や燃費向上が得
られる、という利点を有する。
ところで、上述のような副フライホイールは。
エンジンの回転数が所定の係合回転数以下となった低回
転域でエンジン出力軸に係合されることになるが、従来
のものは、この副フライホイール係合時のエンジン回転
数が一定値として定められていたため、回転変動の生じ
易い特にエンジン低温時の振動低減が必ずしも満足のい
くものではなかった。もっとも、エンジンが使用される
温度条件をあらかじめ考慮して最も低温時に合せて上記
副フライホイールが係合されるときのエンジン回転数を
設定することも考えられるが、この場合は、副フライホ
イールが係合されるエンジンの回転領域が大きくなり過
ぎて、すなわち副フライホイールが係合される運転割合
が多くなり過ぎて、可変フライホイールとした意味合が
薄れてしまうことになる。
転域でエンジン出力軸に係合されることになるが、従来
のものは、この副フライホイール係合時のエンジン回転
数が一定値として定められていたため、回転変動の生じ
易い特にエンジン低温時の振動低減が必ずしも満足のい
くものではなかった。もっとも、エンジンが使用される
温度条件をあらかじめ考慮して最も低温時に合せて上記
副フライホイールが係合されるときのエンジン回転数を
設定することも考えられるが、この場合は、副フライホ
イールが係合されるエンジンの回転領域が大きくなり過
ぎて、すなわち副フライホイールが係合される運転割合
が多くなり過ぎて、可変フライホイールとした意味合が
薄れてしまうことになる。
(発明の目的)
本発明は上述のような事情を勘案してなされたもので、
可変フライホイール付のエンジンにおいて、副フライホ
イールを係合させるエンジン回転域を極力小さく設定し
つつ、エンジン低温時の振動低減が得られるようにした
エンジンの可変フライホイール制御装置を提供すること
を目的とする。
可変フライホイール付のエンジンにおいて、副フライホ
イールを係合させるエンジン回転域を極力小さく設定し
つつ、エンジン低温時の振動低減が得られるようにした
エンジンの可変フライホイール制御装置を提供すること
を目的とする。
(発明の構成)
前述の目的を達成するため、本発明にあっては、°エン
ジンの温度が低いほど、エンジンへの負荷となる副フラ
イホイールを係合するときのエンジン回転数が大きくな
るようにしである。具体的には、 エンジンの出力軸に対して、該出力軸により常時回転駆
動される主フライホイールと該出力軸に係脱可能な副フ
ライホイールとが設けられたエンジンの可変フライホイ
ールにおいて、第1図に示すように、 前記副フライホイールの前記出力軸に対する係脱を行う
係脱用電磁手段と、 前記係脱用電磁手段に係合信号、離脱信号を出力して、
エンジンの回転数が所定の係合回転数以下の低回転域に
おいては前記副フライホイールが係合状態となるように
該副フライホイールの係脱を制御する副フライホイール
制御手段と、エンジンの温度を検出する温度検出手段と
、前記温度検出手段の出力を受け、エンジンの冷間時に
はエンジン温度が低いほど前記副フライホイールが係合
されるときのエンジン回転数が大きくなるように補正す
る係合回転数補正手段と、を備えた構成としである。
ジンの温度が低いほど、エンジンへの負荷となる副フラ
イホイールを係合するときのエンジン回転数が大きくな
るようにしである。具体的には、 エンジンの出力軸に対して、該出力軸により常時回転駆
動される主フライホイールと該出力軸に係脱可能な副フ
ライホイールとが設けられたエンジンの可変フライホイ
ールにおいて、第1図に示すように、 前記副フライホイールの前記出力軸に対する係脱を行う
係脱用電磁手段と、 前記係脱用電磁手段に係合信号、離脱信号を出力して、
エンジンの回転数が所定の係合回転数以下の低回転域に
おいては前記副フライホイールが係合状態となるように
該副フライホイールの係脱を制御する副フライホイール
制御手段と、エンジンの温度を検出する温度検出手段と
、前記温度検出手段の出力を受け、エンジンの冷間時に
はエンジン温度が低いほど前記副フライホイールが係合
されるときのエンジン回転数が大きくなるように補正す
る係合回転数補正手段と、を備えた構成としである。
(実施例)
以下本発明の実施例を添付した図面に基いて説明する。
第2図において、1はエンジンで、該エンジン1の後端
(第2図右端)には、変速機2が連結されている。この
エンジン1と変速機2との連結部分の詳細を第3図に示
してあり、変速機2のケース3前端部内には、エンジン
出力軸4の後端部と変速機2の入力軸5前端部とが位置
されている他、主と副の各フライホイール6.7および
クラッチCが配設されている。なお、クラッチCは、既
知のものなのでその詳細な図示を略してあり、そのカバ
一部材のみを符号8で示しである。
(第2図右端)には、変速機2が連結されている。この
エンジン1と変速機2との連結部分の詳細を第3図に示
してあり、変速機2のケース3前端部内には、エンジン
出力軸4の後端部と変速機2の入力軸5前端部とが位置
されている他、主と副の各フライホイール6.7および
クラッチCが配設されている。なお、クラッチCは、既
知のものなのでその詳細な図示を略してあり、そのカバ
一部材のみを符号8で示しである。
前記主フライホイール6は、エンジン出力軸4の後端に
対してボルト9により固定されており、これにより、エ
ンジン出力軸4により常時回転駆動されるようになって
いる。そして、この主フライホイール6に対して、変速
機2の入力軸5が前記クラッチCを介して継続されるよ
うになっている。
対してボルト9により固定されており、これにより、エ
ンジン出力軸4により常時回転駆動されるようになって
いる。そして、この主フライホイール6に対して、変速
機2の入力軸5が前記クラッチCを介して継続されるよ
うになっている。
前記副フライホイール7は、主フライホイール6の直前
方に位置され、軸受10を介してエンジン出力軸4に回
転自在かつ摺動自在に保持されている。この副フライホ
イール7の後面には、環状の摩擦板11が設けられてい
て、副フライホイール7が後方(第3図右方)へ押圧さ
れると、この摩擦板11が主フライホイール6の前面に
圧接され、これにより、副フライホイール7が゛主フラ
イホイール6すなわちエンジン出力軸4と一体回転され
る係合状態となる。この係合状態から上記押圧力が解放
されると、図示のように摩擦板11が主フライホイール
6より離れて、副フライホイール6は離脱状態すなわち
エンジン出力軸4との係合が外れた自由状態とされる。
方に位置され、軸受10を介してエンジン出力軸4に回
転自在かつ摺動自在に保持されている。この副フライホ
イール7の後面には、環状の摩擦板11が設けられてい
て、副フライホイール7が後方(第3図右方)へ押圧さ
れると、この摩擦板11が主フライホイール6の前面に
圧接され、これにより、副フライホイール7が゛主フラ
イホイール6すなわちエンジン出力軸4と一体回転され
る係合状態となる。この係合状態から上記押圧力が解放
されると、図示のように摩擦板11が主フライホイール
6より離れて、副フライホイール6は離脱状態すなわち
エンジン出力軸4との係合が外れた自由状態とされる。
また、副フライホイール7には、主フライホイール6に
相対向させて永久磁石12が固定されており、これによ
り上記離脱状態においては、永久磁石12の主フライホ
イール6に対する吸引作用によって、少くとも主フライ
ホイール6の回転が低下した際には、副フライホイール
7が主フライホイール6に対してこれよりも小さい回転
数ではあるがつれ回りされるように−なっている。
相対向させて永久磁石12が固定されており、これによ
り上記離脱状態においては、永久磁石12の主フライホ
イール6に対する吸引作用によって、少くとも主フライ
ホイール6の回転が低下した際には、副フライホイール
7が主フライホイール6に対してこれよりも小さい回転
数ではあるがつれ回りされるように−なっている。
上述のような副フライホイール7の係合、離脱を行う部
分の構成を説明すると、エンジンlの後面には、ポルト
13によりガイド部材14が固定されている。このガイ
ド部材14は、エンジン出力軸4の後端部を取り巻くよ
うにして副フライホイール7に向けて伸びる筒状のガイ
ド郁14aを・ 有し、このガイド部材14aの外周に
は、主リテーナ15が摺動自在に嵌合、保持されている
。このリテーナ15には、軸受16が保持されており、
該軸受16の内リテーナ16aは、副フライホイール7
の前面に形成された突起状被押圧部7aへ当接可能な押
圧部16bを有している。なお、この軸受16は、上記
内リテーナ16aの他、外リテーナ16cと両すテーナ
16a、18C間に位置された球体16dよりなるもの
であるが、少くとも内リテーナ16aは、前記主リテー
ナ15に対して回転自在とされ、また軸受16自体は、
全体として主リテーナ15に対して若干の遊びを有する
も前後方向(エンジン出力軸4の軸心方向)には相対変
位不能とされている。
分の構成を説明すると、エンジンlの後面には、ポルト
13によりガイド部材14が固定されている。このガイ
ド部材14は、エンジン出力軸4の後端部を取り巻くよ
うにして副フライホイール7に向けて伸びる筒状のガイ
ド郁14aを・ 有し、このガイド部材14aの外周に
は、主リテーナ15が摺動自在に嵌合、保持されている
。このリテーナ15には、軸受16が保持されており、
該軸受16の内リテーナ16aは、副フライホイール7
の前面に形成された突起状被押圧部7aへ当接可能な押
圧部16bを有している。なお、この軸受16は、上記
内リテーナ16aの他、外リテーナ16cと両すテーナ
16a、18C間に位置された球体16dよりなるもの
であるが、少くとも内リテーナ16aは、前記主リテー
ナ15に対して回転自在とされ、また軸受16自体は、
全体として主リテーナ15に対して若干の遊びを有する
も前後方向(エンジン出力軸4の軸心方向)には相対変
位不能とされている。
前記ガイド部材14のガイド部14a外周には、主リテ
ーナ15の前方位置において、操作レバー17の環状と
された基端部17aが遊びをもって嵌合されている。こ
の操作レバー17は、エンジン出力軸4の径方向外方側
へ伸び、その中間位置に形成された係合部17bが、前
記ガイド部材14より突設された支点部材18に係合し
て、該係合部l;b (支点部材18の先端部)を中心
にして、図中時計方向および反時計方向に揺動自在とさ
れている。このような操作レバー17の自由端部17c
には、係脱用電磁手段としてのソレノイド19が連係さ
れて□いる。すなわち、このソレノイド19は、エンジ
ン1の後面に固定され、そのロッド19aが、操作レバ
ー17の自由端部17cに当接可能に対向されている。
ーナ15の前方位置において、操作レバー17の環状と
された基端部17aが遊びをもって嵌合されている。こ
の操作レバー17は、エンジン出力軸4の径方向外方側
へ伸び、その中間位置に形成された係合部17bが、前
記ガイド部材14より突設された支点部材18に係合し
て、該係合部l;b (支点部材18の先端部)を中心
にして、図中時計方向および反時計方向に揺動自在とさ
れている。このような操作レバー17の自由端部17c
には、係脱用電磁手段としてのソレノイド19が連係さ
れて□いる。すなわち、このソレノイド19は、エンジ
ン1の後面に固定され、そのロッド19aが、操作レバ
ー17の自由端部17cに当接可能に対向されている。
モし7 て、操作レバー17の自由端部17cは、引
張りばねとしてのリターンスプリング20により、前方
へ向けて付勢されている。
張りばねとしてのリターンスプリング20により、前方
へ向けて付勢されている。
以上のような構成により、ソレノイド19が0FF(消
磁)されるとそのロッド19aが縮長し、リターンスプ
リング20によって操作レバー17の自由端部17cが
前方へ変位される。これにより、操作レバー17は、支
点部材18を中心に図中時計方向へ揺動され、この結果
、その基端部17aが、主リテーナ15、軸受16を介
して副フライホイール7を主フライホイール6に対して
押圧することとなって、副フライホイール7が係合状態
とされる。逆に、ソレノイド19を0N(Ilth磁)
すると、リターンスプリング20に抗してロッド19a
が伸長されて図示の状態へ復帰し、副フライホイール7
は離脱状態となる。なお、この副フライホイール7の離
脱状態においては、主フライホイール6から離間する方
向への積極的な力は作用させないようにしである。もっ
とも、副フライホイール7の主フライホイール6に対す
る離脱をより確実に行うには、例えば両フライホイール
6と7との前後方向相対向する面にそれぞれ永久磁石を
設けて、この一対の永久磁石を互いに反発し合う関係の
ものとすればよい。
磁)されるとそのロッド19aが縮長し、リターンスプ
リング20によって操作レバー17の自由端部17cが
前方へ変位される。これにより、操作レバー17は、支
点部材18を中心に図中時計方向へ揺動され、この結果
、その基端部17aが、主リテーナ15、軸受16を介
して副フライホイール7を主フライホイール6に対して
押圧することとなって、副フライホイール7が係合状態
とされる。逆に、ソレノイド19を0N(Ilth磁)
すると、リターンスプリング20に抗してロッド19a
が伸長されて図示の状態へ復帰し、副フライホイール7
は離脱状態となる。なお、この副フライホイール7の離
脱状態においては、主フライホイール6から離間する方
向への積極的な力は作用させないようにしである。もっ
とも、副フライホイール7の主フライホイール6に対す
る離脱をより確実に行うには、例えば両フライホイール
6と7との前後方向相対向する面にそれぞれ永久磁石を
設けて、この一対の永久磁石を互いに反発し合う関係の
ものとすればよい。
第2図中31は制御ユニットで、この制御ユニット31
には、各センサ32〜34からの信号が入力される一方
、制御ユニット31からはソレノイド19に対して係合
信号(OF F)あるいは離脱信号(ON)が出力され
るようになっている。上記各センサ32〜34のうち、
センサ32はデストリピユータにより実質的に構成され
て、エンジン回転数を検出するものである。センサ33
は、エンジンlの冷却水温すなわちエンジン温度を検出
するものである。センサ34は、副フライホイール7の
回転数を検出するもので、例えば副フライホイール7の
外周面に所定角度毎に突起7b(第3図参照)を形成し
て、この突起7bの掃過によって生ずるパルス信号とし
て検出を行うピックアップにより構成される。
には、各センサ32〜34からの信号が入力される一方
、制御ユニット31からはソレノイド19に対して係合
信号(OF F)あるいは離脱信号(ON)が出力され
るようになっている。上記各センサ32〜34のうち、
センサ32はデストリピユータにより実質的に構成され
て、エンジン回転数を検出するものである。センサ33
は、エンジンlの冷却水温すなわちエンジン温度を検出
するものである。センサ34は、副フライホイール7の
回転数を検出するもので、例えば副フライホイール7の
外周面に所定角度毎に突起7b(第3図参照)を形成し
て、この突起7bの掃過によって生ずるパルス信号とし
て検出を行うピックアップにより構成される。
上述の制御ユニット31は、例えばマイクロコンピュー
タにより構成され、以下その機能を第4図に示すフロー
チャートに基づいて説明する。
タにより構成され、以下その機能を第4図に示すフロー
チャートに基づいて説明する。
先ス、ステップSlにおいて、エンジン1(出力軸4)
回転数NE、副フライホイール7の回転数NF、エンジ
ン冷却水温Twが読込まれる0次いで、ステップS2に
おいて、冷却水温TWが、あらかじめ定めた所定温度T
C(例えば60°C)より大きか否か判別され、TW
>TCであるときは、十分に暖機されているものとして
、ステップS3において、副フライホイール7の係合が
開始される係合回転数NSが、基本係合回転数NB
(例えば1200rpm)として設定される。逆に、ス
テップS2においてTW >TCではないと判別された
ときは、例えば第5図に示すようなマツプから、冷却水
温TWに基づいて補正回転数ΔN1が演算される(読込
まれる)、この補正回転数ΔN1は、冷却水温TWが低
いほど大きくされるもので、このステップS4の後は、
ステップS5において、前記基本係合回転数NBにΔN
lが加算されて、係合興転数、NSが求められる。この
ようにして、冷間時には、冷却水温TWが低いほど、係
合回転数NSが太きくなるように設定される。
回転数NE、副フライホイール7の回転数NF、エンジ
ン冷却水温Twが読込まれる0次いで、ステップS2に
おいて、冷却水温TWが、あらかじめ定めた所定温度T
C(例えば60°C)より大きか否か判別され、TW
>TCであるときは、十分に暖機されているものとして
、ステップS3において、副フライホイール7の係合が
開始される係合回転数NSが、基本係合回転数NB
(例えば1200rpm)として設定される。逆に、ス
テップS2においてTW >TCではないと判別された
ときは、例えば第5図に示すようなマツプから、冷却水
温TWに基づいて補正回転数ΔN1が演算される(読込
まれる)、この補正回転数ΔN1は、冷却水温TWが低
いほど大きくされるもので、このステップS4の後は、
ステップS5において、前記基本係合回転数NBにΔN
lが加算されて、係合興転数、NSが求められる。この
ようにして、冷間時には、冷却水温TWが低いほど、係
合回転数NSが太きくなるように設定される。
上記ステップS3およびS5の後は、ステップS6にお
いて、エンジン回転数NEが前記係合口転数NSより大
きいか否か判別され、NE>NSであるときは、ステッ
プS7に移行して、ソレノイド19に対して離脱信号を
出力すなわちソレノイド19をONI、て副フライホイ
ール7を離脱状態とする。
いて、エンジン回転数NEが前記係合口転数NSより大
きいか否か判別され、NE>NSであるときは、ステッ
プS7に移行して、ソレノイド19に対して離脱信号を
出力すなわちソレノイド19をONI、て副フライホイ
ール7を離脱状態とする。
一方、前記ステップS6においてNE >NSではない
と判別されたときは、ステップS8において、エンジン
回転数NEと副フライホイール7の回転数NFとの差の
絶対値があらかじめ定められた設定幅ΔN2より小さい
か否か判別され、この絶対値がΔN2より小さいときは
、ステップS9において、ソレノイド19に対して係合
信号を出力すなわちソレノイド19をOFFとして、副
フライホイール7を係合状態とする。また、ステップS
8でNEとNFとの差の絶対値がΔN2より小さくない
と判別されたときは、そのままステップS1へ戻る。
と判別されたときは、ステップS8において、エンジン
回転数NEと副フライホイール7の回転数NFとの差の
絶対値があらかじめ定められた設定幅ΔN2より小さい
か否か判別され、この絶対値がΔN2より小さいときは
、ステップS9において、ソレノイド19に対して係合
信号を出力すなわちソレノイド19をOFFとして、副
フライホイール7を係合状態とする。また、ステップS
8でNEとNFとの差の絶対値がΔN2より小さくない
と判別されたときは、そのままステップS1へ戻る。
なお、ステップS8における判別は、エンジン回転数す
なわち主フライホイール6の回転数NEと副フライホイ
ール7の回転数NFとの回転差がΔN2という範囲内の
小さい値となったときに、副フライホイール7の係合を
許すようにして、この係合時のショックを極力小さくす
るためになされるものである。勿論、この回転数差を小
さくするために、前述した永久磁石12を利用した副フ
ライホイール7のつれ回りが効果的に利用される。
なわち主フライホイール6の回転数NEと副フライホイ
ール7の回転数NFとの回転差がΔN2という範囲内の
小さい値となったときに、副フライホイール7の係合を
許すようにして、この係合時のショックを極力小さくす
るためになされるものである。勿論、この回転数差を小
さくするために、前述した永久磁石12を利用した副フ
ライホイール7のつれ回りが効果的に利用される。
このように、エンジンlの冷間時には、副フライホイー
ル7の係合回転数NSが大きく設定されるので、すなわ
ち、例えば、暖機時の係合回転数が120Orpmとさ
れている場合に、冷間時においてはこの係合回転数が1
50Orpmというように大きくされるので、冷間時に
あってもエンジン1の振動を十分に低減することができ
る。勿論、この係合回転数NSの補正は、エンジン1の
温度が低いほど大きくされるので、不必要に副フライホ
イール7を係合させることもなく、可変フライホイール
の利点である良好なエンジン応答性、燃費向上という利
点は十分に確保される。
ル7の係合回転数NSが大きく設定されるので、すなわ
ち、例えば、暖機時の係合回転数が120Orpmとさ
れている場合に、冷間時においてはこの係合回転数が1
50Orpmというように大きくされるので、冷間時に
あってもエンジン1の振動を十分に低減することができ
る。勿論、この係合回転数NSの補正は、エンジン1の
温度が低いほど大きくされるので、不必要に副フライホ
イール7を係合させることもなく、可変フライホイール
の利点である良好なエンジン応答性、燃費向上という利
点は十分に確保される。
以上実施例について説明したが、本発明はこれに限らず
、例えば次のような場合をも含むものである。
、例えば次のような場合をも含むものである。
■制御ユニッ)31をマイクロコンピュータによって構
成する場合は、アナログ式、デジタル式のいずれであっ
てもよい。
成する場合は、アナログ式、デジタル式のいずれであっ
てもよい。
■副フライホイール7の係脱は油圧アクチュエータを利
用するようにしてもよく、この場合係脱用電磁手段とし
ては、この油圧アクチュエータに対する油圧の供給を制
御するソレノイド弁とすればよい。
用するようにしてもよく、この場合係脱用電磁手段とし
ては、この油圧アクチュエータに対する油圧の供給を制
御するソレノイド弁とすればよい。
■副フライホイール7をすみやかに係合させるため、ス
テップS8の判定を無くすようにしてもよい。
テップS8の判定を無くすようにしてもよい。
■副フライホイール7の係合と離脱とのハンチングを確
実に防止するため、係合回転数を離脱回転数よりも若干
小さく設定するようにしてもよい。
実に防止するため、係合回転数を離脱回転数よりも若干
小さく設定するようにしてもよい。
(発明の効果)
本発明は以上述べたことから明らかなように、可変フラ
イホイールを備えたエンジンにおいて、副フライホイー
ルの係合を必要最小限に抑えつつ、冷間時にけるエンジ
ンの振動を効果的に低減することができる。
イホイールを備えたエンジンにおいて、副フライホイー
ルの係合を必要最小限に抑えつつ、冷間時にけるエンジ
ンの振動を効果的に低減することができる。
第1図は本発明の全体構成を示すブロック図。
第2図は本発明の一実施例を示す全体系統図。
第3図は本発明の一実施例を示す要部断面図。
第4図は本発明による制御例を示すフローチャート。
第5図はエンジン温度に対する係合回転数の補正量の一
例を示す図。 l:エンジン 4:エンジン出力軸 6:主フライホイール 7:副フラ”イホイール 19:ソレノイド(係脱用電磁手段) 31:制御ユニット 33:センサ(エンジン温度)
例を示す図。 l:エンジン 4:エンジン出力軸 6:主フライホイール 7:副フラ”イホイール 19:ソレノイド(係脱用電磁手段) 31:制御ユニット 33:センサ(エンジン温度)
Claims (1)
- (1)エンジンの出力軸に対して、該出力軸により常時
回転駆動される主フライホイールと該出力軸に係脱可能
な副フライホイールとが設けられたエンジンの可変フラ
イホイールにおいて、 前記副フライホイールの前記出力軸に対する係脱を行う
係脱用電磁手段と、 前記係脱用電磁手段に係合信号、離脱信号を出力して、
エンジンの回転数が所定の係合回転数以下の低回転域に
おいては前記副フライホイールが係合状態となるように
該副フライホイールの係脱を制御する副フライホイール
制御手段と、 エンジンの温度を検出する温度検出手段と、前記温度検
出手段の出力を受け、エンジンの冷間時にはエンジン温
度が低いほど前記副フライホイールが係合されるときの
エンジン回転数が大きくなるように補正する係合回転数
補正手段と、を備えていることを特徴とするエンジンの
可変フライホイール制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26852984A JPS61149644A (ja) | 1984-12-21 | 1984-12-21 | エンジンの可変フライホイ−ル制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26852984A JPS61149644A (ja) | 1984-12-21 | 1984-12-21 | エンジンの可変フライホイ−ル制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61149644A true JPS61149644A (ja) | 1986-07-08 |
Family
ID=17459780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26852984A Pending JPS61149644A (ja) | 1984-12-21 | 1984-12-21 | エンジンの可変フライホイ−ル制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61149644A (ja) |
-
1984
- 1984-12-21 JP JP26852984A patent/JPS61149644A/ja active Pending
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