JPS61160273A - インクリボンカセツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は、インクリボンを巻取るかまたは送給するため
に軸に回動可能に支持されたハブを有するインクリボン
カセットに関する。

（従来例） 従来、巻取りハブに巻回されたインクリボンが、ハブの
逆転によりたるむのを防止するため、別体のハブ逆転防
止用の部品を必要としていた。

このため構造が複雑になり、コストアップの原因になっ
ていた。

（目　的） 本発明は、構造が簡単で安価に製造し得るハブの逆転防
止機構を備えたインクリボンカセットを提供することを
目的とする。

（実施例） 本発明のインクリボンカセットが装着されるプリンター
は第１図に示す様に制御部１と印字機構部２とから形成
され、更に印字機構部２はプラテン３と印字用キャリッ
ジ５及びそれの駆動部分６とから成る。印字用キャリッ
ジ５上には活字ホイール８．印字用ハンマー９及びイン
クを供給するインクリボンカセット７が装着されている
。

インクリボンカセット７を第２図に示す。カセットは、
印字用キャリッジに係合してインクリボンを巻取る巻取
り側Ｂと、巻取り及び印字動作に支障を行さない様にイ
ンクリボンを供給する供給側Ａとに分かれている。第２
図の例を供給側より説明する。下ケース１１と上ケース
２７とによって形成される空間に存在する、下ケースに
設けた回転用ポス１７の廻りを回転するコア１９に巻き
付けられたインクリボン１８は、巻取り側よりの引き出
し力によりほどける方向に回転する。

その時そのほどけ量を規制する為にコア１９に取り付け
られたディテント板１６が、下ケース上に設けたディテ
ント爪、用ポス１２の廻りを自由に回転するディテント
爪１５と係合する。係合力はバネ１４によって発生して
いる。ディテントを介して引き出されたインクリボンは
、ディテント開放時のたるみを取るテンションバネ２０
を経て巻取り側に運ばれる。一方巻取り側は、キャリッ
ジ本体の巻取り駆動部と係合する巻取りノブ２６と手廻
し用ノブ２３とにはさみ込まれたリボン送り歯２４が、
巻取りハブ２５にインクリボンを巻取って行く。その時
巻取リハブ２５は、下ケース１１上に設けられた巻取り
レバー用ポス２８を支点として下ケース上を自由に回転
する巻取りレバー２２に、回転自由に取り付けられてい
る。リボン送り歯２４と巻取りハブ２５とは巻取りレバ
ーバネ２１により圧接されている。

また巻取りハブ２５は、第３図に示す如く巻取りレバー
２２に固定された支軸であるポス２２ａに回転可能に支
持されている。ここでハブ２５のポス２２ａと接する内
周面には、一方向に傾斜した歯列２５ａが形成されてお
り、この階列２５ａは、ポス２２ａから突出形成された
ストッパー用爪２２ｂと噛合する。ハブ２５の内周面の
径は、ポス２２ａの径より大きく設定されており、それ
にもかかわらずポス２５ａの爪２２ｂとハブ２５の歯列
２５ａが噛合するのは、巻取りレバー２２が前述した様
にバネ２１によってリボン送り歯２４方向に付勢されて
いるからである。

以上の様な構造によってハブ２５は、巻取り方向（Ｃ方
向）には回転しても、リボンのたるみ方向（反Ｃ方向）
には歯と爪が噛み合って回転しない。

尚上記実施例は巻取り側のハブについてのものであるが
、供給側であっても良いことは明らかである。

（効　　果） 以上述べた如く本発明は、ハブの軸と接っする面に一方
向に傾斜した歯列を形成したので、ハブが逆転すること
がなく、極めて簡単な構造によって、インクリボンのた
るみを防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のインクリボンカセットが用いられるプ
リンターの剥視図、 第２図は本発明の実施例の正面、側面及び上面から見た
時の説明図、 第３図は巻取りハブ近傍の説明図。 ７−−−−インクリボンカセツト ２２−−−一巻取りレバー

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. インクリボンを巻取るかまたは送給するため軸に回動可
   能に支持されたハブを有するインクリボンカセットにお
   いて、前記ハブの前記軸と接っする面に一方向に傾斜し
   た歯列を形成し逆回転を防止したことを特徴とするイン
   クリボンカセット。