JPS6115926Y2 - - Google Patents

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JPS6115926Y2
JPS6115926Y2 JP15419483U JP15419483U JPS6115926Y2 JP S6115926 Y2 JPS6115926 Y2 JP S6115926Y2 JP 15419483 U JP15419483 U JP 15419483U JP 15419483 U JP15419483 U JP 15419483U JP S6115926 Y2 JPS6115926 Y2 JP S6115926Y2
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JP
Japan
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solid
plate
collection chamber
opening
liquid
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JP15419483U
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JPS6063426U (ja
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Centrifugal Separators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、各種の含水粉体を乾燥等の加熱手
段を伴わずに、機械的に迅速に固液分離する脱水
装置に関するもので、特に上記粒体が砂等の細粒
物や微粉体を主体とする場合に好適に利用され
る。
従来の技術 この種脱水装置として、河川等から採取された
5〜13mm程度の水分を含む小石を対称とするもの
は本出願人に係る特公昭55−24029号等として知
られる。しかしながら、これら従来の脱水装置
は、水分の除去部分や排水経路等に複雑な構造を
採用しており、また装置が大型になるため大きな
設置スペースを必要として、コスト高でもあり、
特に脱水対象物が砂等の細粒物や微粉体である場
合には最適ではない。
考案の目的 この考案は上述従来の欠点に鑑みてなされたも
ので、装置全体が極めて簡素化されてコンパクト
であり、そかも砂等の細粒物や微粉体を対象とし
ても効率よく固液分離を行える脱水装置を提供せ
んとするものである。
考案の構成 この考案は、中央に開口部を有する仕切り板2
3によつて内部が固体集合室12と液体集合室1
0の二室に区割され、固体集合室12の下部に固
体シユート14を取付けると共に液体集合室10
の下部に液体シユート13を取付けたケーシング
1と、上記ケーシング1内に挿入され、外方端に
送風口3を備え、先端の開口部2aを仕切り板2
3を越えて液体集合室10内に位置させ、途中に
開口接続された含水粒体を投入するホツパー4に
よつて投入された含水粒体を上記送風口3から導
入される空気によつて他端の開口部2aへ圧送す
る圧送筒2と、上記圧送筒2の液体集合室10内
に位置する部位に固設した円形の邪魔板20と、
上記液体集合室10内で、かつ、圧送筒2の開口
部2aと対向して配された回転板5と、上記回転
板5の周囲に配されて回転板5と一体となつて回
転し、かつ、上記圧送筒側にラツパ状に拡開した
固液分離板6とからなり、上記固液分離板6の拡
開端を仕切り板23の開口部に近接位置させると
共に、上記邪魔板20を固液分離板6内に位置さ
せた脱水装置に係る。
実施例 以下に、この考案の実施例を図面に基づいて説
明する。
第1図及び第2図において、1はケーシング、
2はケーシング1内に側方から水平状態に挿入さ
れた長筒状の圧送筒、3は圧送筒2の外端側に開
口した送風口、4は送風口3よりやや中間寄り位
置で圧送筒2に設けられた含水粒体投入用のホツ
パー、5はケーシング1内で、かつ、圧送筒2の
内端開口部2aと対向する位置に取付けられた凹
面状の回転板、6は回転板5の周辺に固設され、
かつ、圧送筒側にラツパ状に拡開した固液分離
板、7は回転板6に回転駆動力を伝達する回転軸
連結部、8はプーリー、9は架台である。
しかして、ケーシング1内は、固液分離板6の
背面側の液体集合室10と、固液分離板6に周囲
を囲まれた円錐台状の分配室11と、固液分離板
6の前方に位置して圧送筒2を取り囲む固体集合
室12とに区分され、液体集合室10および固体
集合室12の上部にはそれぞれ内部点検用扉1a
が取付けられている。また回転板5の下方、すな
わち液体集合10の下方には、液体集合室10に
連続した液体シユート13が配設されており、固
体集合室12の下方にはこれに連続する固体シユ
ート14が設けてある。
更に固体集合室12の内周面は滑りの良好な合
成樹脂からなるライニング15にて内張りされ、
粒体の付着防止が図られている。このライニング
15としては第3図で示すように、それぞれ外周
面に把手16aを有する長方形の単位板16の複
数枚を、その両端部16b,16b相互をビス止
め、あるいは、接着して連結し、固体集合室12
の内周面を覆う長さとしたものが使用されてい
る。17は固体集合室12上部の内部点検用扉1
aと対応する位置に取付けた開閉蓋で、頂部位置
の単位板16に開設された開口18に被せ、係止
具19…を回転させて周端部で固定するように構
成されている。尚、ライニング15としては上述
したもの以外に、シート状の一体物からなるもの
を用いてもよい。
一方、圧送筒2の開口部2aの近傍には、外面
に分配室11内で回転板5側へ開くラツパ状の第
1および第2の邪魔板20,21が固着されてお
り、第1の邪魔板20は周端が固液分離板6の回
転板5側基部に小間隔で近接するように配置さ
れ、また第2の邪魔板21は周端が固液分離板6
の中間部に同様小間隔で近接するように配置され
ている。これら邪魔板20,21として、それぞ
れ半径方向に分割される複数の単位板を両側縁片
部22相互でビス止め、もしくは、接着して構成
されたものを用いているが、一体物からなるもの
を用いてもよい。尚、固液分離板6の開口縁とケ
ーシング1の内周面との間にはケーシング1側に
固設した中央に開口部を有する仕切り板23が設
けられており、この仕切り板23により分配室1
1と固体集合室12とが区割されている。
固液分離板6は、放射状に配置した桟6aに金
網6bを張設したものからなり、回転板5に一体
のフランジ部5aに基端側が固定されると共に先
端側が仕切り板23から僅かに離れ、回転板5と
一体回転する脱水篭24を構成している。尚、こ
の固液分離板6としては、上記金網以外に、多孔
板やスリツト板等を用いてもよい。更に回転板5
としては、図示した凹形の他に、円錐形等の凸形
や平板形のものを使用でき、これらは脱水処理さ
れる含水粒体の粒径や含水度合、送風量、回転板
5の回転速度等の諸条件に応じて選択される。
またホツパー4の下部開口4aは圧送筒2の内
部に突入しており、この突入位置において圧送筒
2の内空間が大きく絞られている。これは、送風
口3から一定流速で空気を送つた際に絞り部分2
bで流速が大きくなり、ホツパー4より投入され
た含水流体がこの大きな流速で圧送されることに
よりホツパー4近傍の圧送筒2内面に付着堆積す
るのが避けられることによる。
上記構成の脱水装置では、ホツパー4より投入
された砂等の含水粒体が送風口3より導入される
空気流によつて圧送筒2内を開口部2a側へ高速
で圧送され、開口部2aからでて回転する回転板
5に衝突して放射状に飛散し、更に第1の邪魔板
20衝突して跳ね返されて再び回転板5、あるい
は回転板5周囲のフランジ部に衝突し、分配室1
1内でこの衝突を繰り返す過程で水分を固体粒子
とが分離する。しかして分離された水分は固液分
離板6を通過して液体集合室10内に入り、液体
シユート13より排出される。また固体粒子は上
記衝突を繰り返す過程で固液分離板6の傾斜に沿
つて、かつ、回転板5の遠心力によつて次第に仕
切り板23側へ移動し、水分が完全に除去された
段階で、ついには固体集合室12内へ入り、固体
シユート14より取出される。
第2の邪魔板21は、圧送筒2から吹き出され
る空気が固体集合室12外に逃げるのをおさえる
役目をしている。即ち第1の邪魔板20のみであ
ると、第1の邪魔板20と固液分離板6の間から
空気が大量に逃げだし、このスキマを逃げだす流
速の速い空気流にのつて、未だ固液分離がなされ
ていない粒体が固体集合室12へ逃げだす。第2
の邪魔板21は上記現像を防ぎ、十分第1の邪魔
板20と回転板5との間で衝突・反撥を繰り返さ
すためのものである。
第4図はホツパー4をケーシング1近傍すなわ
ち回転板5側へより近付く位置に設けた実施例を
示す。このような構成によれば、前記第1,2図
の実施例構成に比較して送風口3からの風量をよ
り少なくでき、送風に要するエネルギーコストを
低減できる。またこの考案においてはケーシング
1内位置にホツパー4を設けることも可能であ
る。
考案の効果 この考案に係る脱水装置は、固液分離後の水排
出経路および固体粒子取出経路をそれぞれ1経路
のみとし、且つ含水粒体を空気圧で圧送して回転
板へ衝突させる助走経路を単なる筒体とし、さら
に圧送筒の先端に邪魔板を設けた極めて簡単な構
成であり、装置の小型化および簡素化に適してい
る。また、本考案は圧送筒の先端に回転筒と対向
させて邪魔板を設けたから回転板と邪魔板との間
で粒体が衝突・反撥を繰りかえし、固液分離作業
が確実になる。しかも、このような簡単な構成で
あるにもかかわらず、含水粒体が砂等の細粒物や
粉体を主体とするもの、すなわち泥状のものでも
非常に効果的に脱水することが可能である。
【図面の簡単な説明】
同図はこの考案の実施例を示すもので、第1図
は第1実施例における装置全体の概略断面側面
図、第2図は同じくケーシング部分の断面側面
図、第3図は同じくライニングの斜視図、第4図
は第2実施例における装置全体の概略断面側面図
である。 2……圧送筒、2a……開口部、3……送風
口、5……回転板、6……固液分離板、12……
固体集合室、13……液体シユート、14……固
体シユート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中央に開口部を有する仕切り板によつて内部が
    固体集合室と液体集合室の二室に区割され、固体
    集合室の下部に固体シユートを取付けると共に液
    体集合室の下部に液体シユートを取付けたケーシ
    ングと、上記ケーシング内に挿入され、外方端に
    送風口を備え、先端の開口部を仕切り板を越えて
    液体集合室内に位置させ、途中に開口接続された
    含水粒体を投入するホツパーによつて投入された
    含水粒体を上記送風口から導入される空気によつ
    て他端の開口部へ圧送する圧送筒と、上記圧送筒
    の固体集合室内に位置する部位に固設した円形の
    邪魔板と、上記液体集合室内で、かつ、圧送筒の
    開口部と対向して配された回転板と、上記回転板
    の周囲に配されて回転板と一体となつて回転し、
    かつ、上記圧送筒側にラツパ状に拡開した固液分
    離板とからなり、上記固液分離板の拡開端を仕切
    り板の開口部に近接位置させると共に、上記邪魔
    板を固液分離板内に位置させたことを特徴とする
    脱水装置。
JP15419483U 1983-10-03 1983-10-03 脱水装置 Granted JPS6063426U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15419483U JPS6063426U (ja) 1983-10-03 1983-10-03 脱水装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15419483U JPS6063426U (ja) 1983-10-03 1983-10-03 脱水装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6063426U JPS6063426U (ja) 1985-05-04
JPS6115926Y2 true JPS6115926Y2 (ja) 1986-05-17

Family

ID=30340925

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15419483U Granted JPS6063426U (ja) 1983-10-03 1983-10-03 脱水装置

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JP (1) JPS6063426U (ja)

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JPS6063426U (ja) 1985-05-04

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