JPS5925462Y2 - 粉塵除去装置 - Google Patents

粉塵除去装置

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JPS5925462Y2
JPS5925462Y2 JP12961781U JP12961781U JPS5925462Y2 JP S5925462 Y2 JPS5925462 Y2 JP S5925462Y2 JP 12961781 U JP12961781 U JP 12961781U JP 12961781 U JP12961781 U JP 12961781U JP S5925462 Y2 JPS5925462 Y2 JP S5925462Y2
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dust
outer cylinder
mesh drum
water
rotating body
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JP12961781U
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JPS5835914U (ja
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俊治 花田
恵 細田
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  • Separation Of Particles Using Liquids (AREA)
  • Centrifugal Separators (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は穀物処理中に生じたもみ殻や土粒子等の粉塵を
除去するための装置に係り、この種粉塵をダクト内に空
気流により圧送して一次分離装置へ送り、空気流中の粉
塵を捕捉して水槽中の水に混入せしめた後、二次分離装
置により水に混入された粉塵を除去するようにしたもの
である。
米や麦等の穀物は、収穫された後、倉庫等に集積され、
そこで乾燥、脱穀等の各種処理が行われる。
その際、もみ殻や茎葉の小片あるいはこれらに付着した
圃場内の土粒子あるいは化学肥料中の諸成分等が、粉塵
として大量に生成される。
すなわち、この種粉塵はもみ殻や土粒子等から戊ってお
り、その大きさや重量は様々であり、特に微細軽量な粉
塵は空気中に浮遊し、作業者の人体に悪影響を与える他
、倉庫周辺に飛散して周辺地域に空気汚染公害を引き起
す等の問題があった。
このため、従来よりこの種粉塵を除去するための装置が
種々提案されてきたが、いずれも粉塵除去性能が悪く、
また設備も大型で、多大な設備投資を要する等の種々の
欠点があった。
そこで本考案は叙上の点を勘案してなされたものであっ
て、粉塵除去装置を一次分離装置と二次分離装置とから
構成し、一次分離装置を外筒と該外筒内に回転自在に配
設されたメツシュドラム等から構威し、穀物処理中に生
じた粉塵を空気流により外筒とメツシュドラムの間へ環
数し、空気流によりメツシュドラムを回転させるととも
に、メツシュドラム周胴面に沿って洗浄水を流下させて
、粉塵を下部の水槽内へ洗い落して水に混入させ、この
ようにして粉塵が混入された汚水を、上記二次分離装置
を構成する摺針状メツシュ回転体内へ投入し、該回転体
を高速回転させてその遠心力により水を周辺へ飛散させ
ながら汚水中の粉塵を遠心分離し、分離された粉塵を上
記回転体の下方へ落下させて集積させるとともに、周辺
へ飛散した水を集水して上記−次分離装置へ還流させ、
再度上記洗浄水として使用するようにしたものであり、
かくすることにより種々の大きさや重量を有する粉塵を
、すべて効率よく捕捉除去するようにしたものであり、
しかも装置をこの種従来のものよりもはるかにコンパク
トに構成することを可能としたものである。
以下、図面を参照しながら本考案の実施例の説明を行う
第1図は本考案に係る粉塵除去装置の全体斜視図であっ
て、本粉塵除去装置Aは、一次分離装置Bと、該−次分
離装置Bに連結された二次分離装置Cとから或っている
1は一次分離装置Bの主体となる円筒状外筒であり、そ
の上部と下部にはそれぞれ上板2と下板3が取り付けら
れている。
10は外筒1内に回転自在に配設されたメツシュドラム
であって、そ上部には円板状上板4が取り付けられてい
る。
上記上板2と該上板4の中央を貫通して回転軸5が立設
されており、回転軸5の下端は軸受け6に軸支されてい
る(第2図も併せて参照)。
また回転軸5の上端は上板2上へ突出し、プーリ7、ベ
ルト8を介して、外筒1の外壁上部に設置されたモータ
9により駆動されるようになっている。
11.12はシャフトであって、シャフト11はメツシ
ュドラム10を回転軸5に支持させるものであり、また
シャフト12は軸受け6を水槽13(後に詳述)の側板
に支持させるものである。
15は外筒1の上部に取り付けられた粉塵給送用空気ダ
クトであって倉庫(図外)内の粉塵を、空気流により外
筒1内へ圧送するものである。
16は給水パイプであって、その先端は上板2に取り付
けられており、その給水口16aは、メツシュドラム1
0の周胴面直上に対応している。
17は排気ダクトであって、メツシュドラム10の下方
にあり、メツシュドラム10内に流下した空気を、外部
へ放出するものである。
13は水槽であって、外筒1、下板3、下板3の内周縁
に立設された側板18とから形成されており、上記給水
パイプ16から外筒1内へ給送された水は、この水槽1
3内に落人するようになっている。
なお上記シャフト12は、側板18に取り付けられてい
る。
水槽13に対向する外筒1には、開口21が部分的に開
設されており、開口21外方には、水位設定用越流ボッ
クス22が取り付けられている。
23は該ボックス22内に立設されたセキ板であり、水
槽13内の水は該セキ板13を越流し、更にボックス2
2下部に取り付けられた排水パイプ24から、二次分離
装置Cへ給送されるようになっている。
上記メツシュドラム10の下縁には、縁板14が取り付
けられており、該縁板14が水中に没入するようにセキ
板23の高さは設定されている。
二次分離装置Cは、上記外筒1と同形状の円筒状外筒3
0を主体とし、その内部に指針状メツシュ回転体31が
回転自在に配設されて構成されている(第3図も併せて
参照)。
すなわち外筒30の上部に装着された上板32の中央に
、回転軸33が貫通して立設されており、上記回転体3
1は該回転軸33に取り付けられている。
該回転軸33の下端は軸受け34に軸支され、また回転
軸33の上端は上板32上へ突出し、プーリ35、ベル
ト36を介して、外筒1の外壁に取り付けられたモータ
37により駆動され、上記回転体31は回転軸33を中
心に高速回転するようになっている。
38は上記回転体31をその内部に収納する円筒体であ
り、その底板39には排水パイプ40が取り付けられて
おり、該排水パイプ40は、上記給水パイプ16に連通
している。
回転体31の上縁には、円環状ヘリ板41が装着されて
おり、該へり板41は上記円筒体38の上縁上に位置し
ている。
42は上記排水パイプ24に連通ずるパイプであって、
上板32を貫通し、その先端吐出口は回転体31内まで
深く進入している。
43は粉塵の集積体である。
本装置は下記のような構成より戒り、次に第4図を参照
しながら、粉塵除去作業の説明を行う。
穀物倉庫内において、穀物の乾燥処理や脱穀処理等を行
うと、これに付随して大量の粉塵が生成されるが、かか
る粉塵を送風機等によりダクト15へ送り込む。
メツシュドラム10は外筒1内でモータ9に駆動されて
回転しており、粉塵はダクト15を通って外筒1内壁と
メツシュドラム10周胴面の間へ送り込まれる(第4図
参照)。
粉塵のうち、重量のあるものは、ダクト15を出たあと
もそのまま直進し、外筒1の内壁に衝突しく矢印a参照
)、そのまま内壁に沿って落下して水槽13内へ入る。
また粉塵のうち重量の軽いものは、ダクト15がら出る
と同時に急速に飛散速度が低下し、メツシュドラム10
側へ吸い込まれるように移動し、メッシュドラム10の
周胴面に付着する(矢印C参照)。
メツシュドラム10の周胴面には、給水口16 aから
落下した水が流下しており、従ってメツシュドラム10
の周胴面に付着した粉塵は、互いに付着したり水を吸収
したりしてその重量を次第に増し、ある重量に達すると
遠心力により外方へ飛ばされ、水槽13内へ落人する。
なおメツシュドラム10が、付着せる粉塵により目詰ま
りすることはない。
何故なら、メツシュドラム10の網目に入り込んで付着
した粉塵は、メツシュドラム10に沿って流下する水を
吸収し、その重量は次第に重くなるため、メツシュドラ
ム10の回転に伴って該粉塵に付与される遠心力は次第
に大きくなり、ついにはその遠心力によりメツシュドラ
ム10の外方へ飛ばされてしまうからである。
中位の重量を有する粉塵は、上記重量のある粉塵のよう
に直進して外筒1内壁に衝突することはなく、また重量
のない粉塵のようにメツシュドラム10周胴面に付着す
ることもなく、外筒1内壁とメツシュドラム10周胴面
の間を流れる旋回流に乗って、矢印すにて示すように円
軌道を描いて浮遊するが、かかる浮遊粉塵にも水の飛沫
が次第に付着し、その重量は次第に増大し、ついには外
筒1内壁に衝突するなどして水槽13内へ落下する。
このように本−次分離装置Bによれば、大きさや重量の
異る様々の粉塵は、すべて水槽13内へ効率よく落下捕
捉されることとなる。
なおメツシュドラム10は、ダクト15から流入する空
気流との空気摩擦によっても十分回転できるものであり
、従って上記モータ9は必ずしも配設する必要はない。
またダクト15からの空気流入量やメツシュドラム等の
サイズ等は、単なる設計事項であって、粉塵の種類、穀
物処理施設の規模等を考慮して、最も有利なように決定
されるべき事項であることは言うまでもない。
さて、水槽13内へ粉塵が落下すると、水槽13内の水
は粉塵に汚されて汚水となるが、汚水はセキ板23を越
流し、排水パイプ24から二次分離装置Cへ送られる。
ここでメツシュドラム10の下端は水槽13内に没入し
ており(第2図参照)、従って水槽13内の汚水はメツ
シュドラム10の回転により、メツシュドラム10の下
縁の縁板14により常時攪拌されるため、汚水中の粉塵
が水槽13の底に沈澱滞溜することはなく、汚水中を浮
遊しながら確実に排水パイプ24へ送られる。
また一次分離装置Bの下部は、水槽13中の水により密
閉されているので、外筒1内壁とメツシュドラム10周
胴面の間に流入した粉塵が、第2図点線矢印にて示すよ
うに外部へ逃げ出して、周辺地域の空気を汚染すること
もない。
このように本水槽13を形成することにより、本装置A
は粉塵除去装置としてきわめてすぐれた性能を確保した
ものである。
さて粉塵が混入した汚水は、排水パイプ24からパイプ
42を通り、二次分離装置Cのメツシュ状回転体31内
へ投入される。
回転体31はモータ37により駆動されて高速回転して
おり、汚水中の水分は回転体31の遠心力により外方へ
飛散し、円筒体38内壁に衝突してそのまま落下し、排
水パイプ40から給水パイプ16へ流れ、再び洗浄水と
して利用される。
また回転体31内へ投入された汚水中の粉塵は、回転体
31の遠心力により水切りされながら、回転体31の内
斜面に沿って上昇し、ついにはヘリ板41を越えて下方
へ落下し、粉塵の集積体43となる。
(第3図点線矢印参照)。かかる集積体43を威す粉塵
は水分を含んでおり、従って風により周辺地域へ飛散さ
れるようなことはなく、シばらく放置して腐蝕させた後
、堆肥等として利用することができる。
以上説明したように本考案に係る粉塵除去装置Aは、一
次分離装置Bと、二次分離装置Cとから戒り、一次分離
装置Bを外筒1と該外筒1内に回転自在に配設されたメ
ツシュドラムとから構成し、外筒1に粉塵給送用空気ダ
クト15を取り付けるとともに、メツシュドラム10周
胴面の直上に対応する外筒1の上部に給水口16 aを
設け、かつ外筒1とメツシュドラム10の下部にメツシ
ュドラム10の下部が没入する水槽13を設け、該水槽
13に取り付けられた排水パイプ24を、上記二次分離
装置Cを構成する指針状メツシュ回転体31内へ通じる
パイプ42に連通させ、上記回転体31の駆動用モータ
37を設け、かつ上記回転体31を収納する筒体38に
、上記給水口16 aへ連通する排水パイプ40を設け
るようにしているので、効率よく粉塵を除去することが
でき、かつ粉塵が周辺地域へ飛散して公害を惹起するこ
ともなく、また装置をコンパクトに構成できる等の種々
の効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであって、第1図は粉塵
除去装置の全体斜視図、第2図は一次分離装置の断面図
、第3図は二次分離装置の断面図、第4図は一次分離装
置の部分平面図である。 A・・・・・粉塵除去装置、B・・・・・・一次分離装
置、C・・・・・・二次分離装置、1・・・・・・外筒
、10・・・・・・メツシュドラム、13・・・・・・
水槽、16 a・・・・・・給水口、24・・・・・・
パイプ、37・・・・・・モータ、38・・・・・・筒
体としての円筒体、40・・・・・・排水パイプ、42
・・・・・・パイプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一次分離装置Bと、二次分離装置Cとから成り、一次分
    離装置Bを外筒1と該外筒1内に回転自在に配設された
    メツシュドラム10とから構威し、外筒1に粉塵給送用
    空気ダクト15を取り付けるとともに、メツシュドラム
    10周胴面の直上に対応する外筒1の上部に給水口16
    aを設け、かつ外筒1とメツシュドラム10の下部に
    、メツシュドラム10の下端が没入する水槽13を設け
    、該水槽13に取り付けられた排水パイプ24を、上記
    二次分離装置Cを構成する摺針状メツシュ回転体31内
    へ通じるパイプ42に連通させ、上記回転体31の駆動
    用モータ37を設け、かつ上記回転体31を収納する筒
    体38に、上記給水口16 aへ連通する排水パイプ4
    0を設けるようにした粉塵除去装置。
JP12961781U 1981-08-31 1981-08-31 粉塵除去装置 Expired JPS5925462Y2 (ja)

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JP12961781U JPS5925462Y2 (ja) 1981-08-31 1981-08-31 粉塵除去装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP12961781U JPS5925462Y2 (ja) 1981-08-31 1981-08-31 粉塵除去装置

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Publication Number Publication Date
JPS5835914U JPS5835914U (ja) 1983-03-09
JPS5925462Y2 true JPS5925462Y2 (ja) 1984-07-26

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ID=29923277

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JP12961781U Expired JPS5925462Y2 (ja) 1981-08-31 1981-08-31 粉塵除去装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4496859B2 (ja) * 2004-06-29 2010-07-07 井関農機株式会社 穀粒乾燥機の集塵装置

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JPS5835914U (ja) 1983-03-09

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