JPS61159231A - 山形鋼の端末加工方法および装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、山形鋼の端末加工方法および装置に関する。

〈従来の技術〉 例えば、造船、鉄鋼業の生産において、大型山形鋼のス
ニツプ端加工は、その形状の複雑さから、一般にガスフ
レームにより溶断加工していた。しかし、フレームによ
る溶断加工は卵重が悪く、切断品質にバラツキがあり、
ＮＣ制御により自動化してもフレーム制御等が困難であ
る。

また、大型プレス加工も試みられているが、その方法は
伏せ型１回加工のため、フランツ部の切断品質、精度に
難点があり、実用化し難かった。

〈発明の解決しようとする問題点〉 本発明は、上述した従来の山形鋼の端末加工における低
能率、切断品質のバラツキ、精度の悪さを除くためにな
されたものであって、能率のよいプレス加工方式により
、多種類の山形鋼に対し、切断品質上問題の少い少数の
金型を用いて、品質および精度にすぐれ、かつ能率的に
スニツプ加工を行ないうる山形鋼端末加工方法つけ、目
標にする山形鋼の端末形状に合致した加工型を有する端
末加工金型を複数種準備する工程と、山形鋼端末加ニジ
ーケンスにしたがって前記複数種の端末加工金型中から
順次適合する端末加工金型を選択し、被加工材をプレス
加工して目標とする山形鋼と同一形状の端末を形成せし
める工程とからなることを特徴とする。

また、本発明のもう一つの手段は上述の山形鋼端末加工
法を具体的に実施する山形鋼端末加工装置に関するもの
であって、プレス加工ユニットと；プレス加工ユニット
の前後部にそれぞれ配置され、プレス加工ユニットへ被
加工材を前進・後退自在に送出および搬出すると共に、
横方向へトラバース移動可訃に配設した台車と；被加工
材の横方向に設置され、前記台車に被加゛工材を積荷す
る被加工材積荷手段と；前記プレス加工ユニットの横方
向に設置され、目標とする山形鋼の端末加工形状に合致
した端末加工金型複数種を集合しセットされた金型テー
ブルと；金型テーブル上の端末金型を端末加ニジーケン
スにしたがってプレス加工ユニット側へ移動する金型セ
ット移動手段を設けたことを特徴とするものである。

〈作用〉 以上のように本発明による山形鋼端末加工方法は、目標
とする山形鋼の端末形状に合致した端末加工金型を複数
種準備しておき、所定の加ニジーケンスにしたがって、
上記の複数種の端末加工金型中から適合する端末加工金
型を運次選択して、被加工材をプレス加工するものであ
るから、加工品質および加工精度に優れ、かつ能率的に
山形鋼の端末加工を行うことができる。

さらに、本発明による山形鋼の端末加工装置は、下記ぽ
述べる実施例において説明されるように、目標とする山
形鋼の端末形状に合致した端末加工金型複数種をあらか
じめ集合し、端末加ニジーケンスにしたがってセットし
た金型テーブルをプレス加工センターに送出し、プレス
加工ユニットに送出された被加工材をプレス加工した後
、被加工材の横方向に設置された被加工材積荷手段を作
動して台車に積載して搬出できるから、目的にマツチし
た高品質の山形鋼端末加工を能率よく行うことができる
。

〈実施例〉 以下、図面を用いて本発明の山形鋼端末加工装置の一実
施例について説明する。

第１図（４）、（９に実施例の山形鋼端末加工装置全体
の平面図および側面図を示す。実施例の山形鋼端末加工
装置は、プレス加エユニツ）１００と；プレス加工ユニ
ットの前後部にそれぞれ配設され、当該プレス加工ユニ
ット１００へ被加工材を進退自由に送シ込みおよび搬出
すべく配置した台！２０１，２０２と；被加工材送υ込
み台車２０１の横方向に配置され、当該被加工材送り込
み台車に被加工材３０を積荷する被加工材積荷手段３０
０と；プレス加エユニツ）　１００の横方向に配置され
、山形鋼の端末加工形状にそれぞれ対応した端末加工金
型を複数種セットした金型テーブル４００と；金型テー
ブル４００の金型セットをプレス加工ユニット１００内
へ搬送する金型セット移動手段５００としてジブクレー
ンが設けられている。

プレス加工ユニット１００は、油圧ユニット１０１と、
油圧ユニット１０１によって駆動される油圧プレス１０
２と、金型セット移送レール１０３と、被加工材送り込
み台車２０１および搬出台車２０２の操作がタン１０４
とが設けられており、ユニット内にセットされた金型セ
ットを、山形鋼端末加ニジーケンスにしたがって、油圧
ユニット１０１の駆動させることによって油圧プレス１
０２で加圧する構造になっている。

被加工材を前進・後退自由に送出および搬出する台車２
０１および２０２は、それぞれプレス加エユニツ）１０
０の前後部に配設され、これらの台車２０１．　、２０
２には送シローラ２０３と被加工材の位置決め微調整ロ
ーラ２０４と被加工材加工基準位置マークキング手段２
０５と、台車の上部には被加工材にマーキングするため
のマーキングスケールが設けられている。

また、台車２０１．２０２を被加工材の送出および搬出
方向とトラバースする方向にこれら台■を自由に移動す
る台車移動レール２０６と、台車の側部には作業台２０
７が設けられており、被加工材送出台車２０１に被加工
材を積荷する被加工材積荷手段３００は、ノブクレーン
３０１とレベル天秤３０２からなっている。

金型テーブル４００は、プレス加工ユニット１００の横
方向に配置さ−れ、山形鋼の端末加工形状に対応したフ
ランツノツチング加工金型４０１゜４０３およびウニゲ
スニップ加工金型４０２をセットした状態で、金型移動
手段５００によってプレス加工ユニット１００の金型セ
ット移送レール１０３に移動できるようにセットされて
いる。

金型セット移送レール１０３で移送される金型セットは
、レール１０３に沿って移動し、第２図に示すごとくプ
レス加工ユニット１００にセットされる。

金型テーブル４００にセットされるフランツノツチング
加工金型４０１（および４０３）は、第３図〜第６図に
示すように、下金型４３３と切断金型４４４を有してい
る。このうち、下金型４３３は下型ベース４４３、下型
金物４４２に固着されると共に、左右両側には、それぞ
れ下型金物４４２に嵌合固定されたストッパ４３５゜４
３６が設けられている。また下金型４３３の上面にはり
与ンププレート４３１が設けられ、クランププレート４
３１は適当数配置されたバネ付がイドビン４３２によっ
て、下金型４３３、下型金物４４２に取付けられ、上記
バネによシたえず上方向に付勢されている。また、クラ
ンププレー）４３　ｌｉｄはぼ中央に、第４図に示すよ
うに、切断金型の金型の断面に相当する切断形状の切欠
き４４６が形成され、クランププレー）４３１の上部に
はガイドビン４３２を案内する凹部を有する圧着プレー
）４３１ａが設けられている。さらに、下金型４３３上
には第４図および第５図に示すように、位置決めストッ
パ４３４が設けられ、被加工材３０を案内するとともに
、位置決めするはたらきをする。

また、圧着クランプピン４３７は圧着プレー）４３１ａ
上方に沿って等間隔に４本設けられ、各圧着クランプビ
ン４３７の上端は、上型金物４４０に嵌合固定され、下
端は自由端になっている。圧着クランプピン４３８はク
ランププレート４３１上方に４本設けられ、上端は上型
金物４４０に貫通した図示外のガイド孔を通して上型ベ
ース４３９で自由端となっており、かつ上端金物４４０
の下面でバネボックスで固着されている。さらに、スト
ッパ４４１は上型金物４４０の下面に取付けられ、被加
工材３ｏの上部位置決めするはたらきをする。さらに、
切断金型４４４は上型金物４４０に置屋されておシ、こ
の金型グロックは下部にはね機構を有する４本のガイド
支柱４４５によシ、油圧ユニット１０１の駆動により、
油圧プレス１０２から駆動力を与えられると、金型ブロ
ックは、上述のガイド支柱４４５によってガイドされ下
降し、圧着クランプ４３７．４３８によって、クランプ
プレー）４３１はバネの力に打ち勝ち、被加工材３゜を
圧着保持すると共に、切断金型４４４も降下し、被加工
材３０を切断加工するはたらきをするＯ さらに、ウニゲスニップ加工金型４０２は、第７〜第１
０図に示すように、下金型４５１と切断金型４６５とを
有しておシ、下金型４５１は下型金物４５２および下型
ベース４５３上に設けられ、側面にストッパ４５４およ
び４５５を設は固定されている。クランププレート４５
６は下金型４５１の形状に合わせて２分割されたプレー
ト４５６ａ、４５６ｂで構成されると共に、バネ機構を
内蔵したガイドピン４５７によシガイドされる。

また、圧着クランプビン４５８．４５９は上端が上型金
物４６２に設けられた孔を貫通して上型ベース４６３に
形成された凹部に達しており、上型金物４６２の下面に
バネ機構が設けられている。また、被加工材３０を位置
決めするためのストッパ４６０は第９図に示すごとく逆
Ｕ字形状のものを使用し、下型金型４５１に取り付け、
加工時に発生する反力を受けるはたらきをする。

また、圧着クランプ４６１は、内部に図示しないバネ機
構を有し、上記位置決めストッパ４６０とともにクラン
ププレート４５６を圧着するはたらきを有する。

さらに、切断金型４６５は上型金物４６２に固定されて
、金型グロックを形成しており、この金型ブロックは下
部にバネ機構を有する４本のガイド支柱４６４によって
支持されている。

以上第３図〜第１０図に示す構造を有する山形鋼端末加
工装置を使用して端末加工する場合は、例えば第１１図
に示すシーケンス例によシ装置を操作する。

第１１図に本方法および装置を用いた場合のスニツブ加
工のシーケンス例を示す。

先ず、金型テーブル４００上にスニツブ切断用金型グロ
ックをソゲクレーン５００を用いてセットする。また被
加工材３０は被加工材積荷手段３００側のジグクレーン
３０１、レベル天秤３０２を用いて台車２０１上に搬入
し、切断位置のマーキングを行う。次に、フランジノツ
チング金型グロック位置に台車２０１をトラ・々−ス移
動し、被加工材３０を金型グロック４０１（４０３）に
搬送位置決めし所定の加工姿勢に　　　′ボソショニン
グする。

ついで油圧二二ツ）１０１によυ油圧プレス】０２に駆
動力を与えると金型グロックかガイド支柱４４５にガイ
ドされ下降すると、圧着クランプ４３７，４３８によっ
てクランププレート４３１、圧着金物４３１ａを圧着ク
ランププレート４３１はバネ力に打ち勝ち、被加工材３
０を圧着保持し、切断金型４４４によシ被加工材３０を
切断加工する。被加工材３０に複数個所のノツチング加
工がある場合は、次の加工位置まで被加工材３０を搬送
位置決め・切断加工する。

ノツチング加工が終了すると被加工材３０を台車２０１
上に一旦後退させ、次のウニゲスニップ加工金型グロッ
ク４０２位置へ台車２０１をトラバース移動させ、次の
加工姿勢にボジショニングし、送シローラ２０３によシ
被加工材３０が金型グロックに搬送され位置決めされる
。

油圧ユニット１０１によシ油圧プレス１０２に駆動力を
与えると金型ブロックがガイド支柱４４５でガイドされ
下降すると圧着クランプ４５８　。

４５９の一端がクランププレート４５６ａ、４５６ｂを
圧着し被加工材３０を固定保持し切断金型４６５によシ
被加工材３０を所定の形状に切断加工する。加工が終了
すると油圧ユニツ）１０１を開とすることによシ金型グ
ロックは上昇し、残材は搬出され被加工材３０は台車２
０１上に搬送され、台車２０１トラバース移動によシ反
対側のスニツブ金型位置へ移動する。そして前記のスニ
ツプ加工手順によシ被加工材の両端のスニツブ加工が終
了すると加工された被加工材３０は搬出される。

フランジノツチング加工からスニツプ加工、あるいはス
ニツブ加工から２ニツプ加工へ移る場合の被加工材３０
の９０反転は台車５上で適宜の装置又は人力で行なわれ
る。

上述の端末加ニジーケンスにしたがって加工した、被加
工材３０の端末形状を示すと、たとえば第１２図（Ａ−
１）　、　（Ａ−１１）に示す形状の山形鋼は、それぞ
れ７ランジノツチング加工および、ウェブシャカット切
断（ダブルカット）によシそれぞれ（Ｂ−１）、（Ｂ−
ＩＩ）および（Ｃ−１）、（Ｃ−ｎ）のごとく加工され
る。ただし、第１２図において、３０ａはウェブ、３０
ｂはフランジを示す。

本実施例に使用したフランジノツチング加工金型４０１
．４０３およびウニゲスニップ加工金型４０２は、図示
の形状のものを使用したが、加工すべき山形鋼の端末形
状に応じた端末加工金型を使用することにより、目的に
マツチした山形鋼端末形状に加工することができる。

〈発明の効果〉 以上の説明から明らかなように、本発明にかかる山形鋼
端末加工方法および装置によれば、目的とする山形鋼の
端末加工形状に応じて、それぞれにマツチした端末加工
金型を複数種準備しておくと共に、一定の加ニジーケン
スにしたがって、当該複数種の端末加工金型のうちから
該当する端末加工金型をプレス加工ユニットに送シ込ん
で、被加工材をブ７ス加工するから、によシ、加工品質
、加工精度が高く、高い能率をもって端末加工すること
ができる。

４、面の簡単な説明 第１図（４）および（刊はそれぞれ実施例の山形鋼端末
加工装置の平面図および側面図、第２図は第１図中のプ
レス加工ユニット部と加工金型セットの集合状態を示す
要部拡大図、第３図は第１図に示す装置に使用するフラ
ンツノツチング加工金型の側面図、第４図は第３図のＡ
−Ａ矢視図、第５図は第４図のＢ　Ｉ−Ｂ　Ｉ矢視図、
第６図は第４図のＢ１１−Ｂｉｔ矢視図、第７図は第１
図の装置に使用するウニゲスニップ加工金型の側面図、
第８図は第７図のＣ−Ｃ矢視図、第９図は第８図のＤＩ
−ＤＩ矢祝図、第１０図は第８図のＤｎ−Ｄｎ矢視図、
第１１図は実施例の山形鋼端末加工のスニツプ加ニジー
ケンス図、第１２図（Ａ−ｒ）、（Ａ−ｎ）、（Ｂ−Ｉ
）、（Ｂ−ロ）、（Ｃ−Ｉ）。

（Ｃ−１１）は第１１図のスニツプ加ニジーケンスによ
シ得られる被加工部材の成形工程図である。

図面中、 １００はプレス加工ユニット、 ２０１は被加工材送シ込み台軍、 ２０２は被加工材積荷手段、 ３００は被加工材積荷手段、 ４００は金型テーブル、 ４０１．４０３はフランジノツチング加工金型、４０２
Ｕウエグススニツプ加工金型、 ５００は金型セット移動手段。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）目標にする山形鋼の端末形状に合致した加工型を
   有する端末加工金型を複数種準備する工程と、山形鋼端
   末加工シーケンスにしたがって前記複数種の端末加工金
   型中から順次適合する端末加工金型を選択し、被加工材
   をプレス加工して目標とする山形鋼と同一形状の端末を
   形成せしめる工程とからなることを特徴とする山形鋼の
   端末加工方法。
2. （２）プレス加工ユニットと；プレス加工ユニットの前
   後部にそれぞれ配置され、プレス加工ユニットへ被加工
   材を前進・後退自在に送出および搬出すると共に、横方
   向へトラバース移動可能に配設した台車と；被加工材の
   横方向に設置され、前記台車に被加工材を積荷する被加
   工材積荷手段と；前記プレス加工ユニットの横方向に設
   置され、目標とする山形鋼の端末加工形状に合致した端
   末加工金型複数種を集合しセットされた金型テーブルと
   ；金型テーブル上の端末加工金型を端末加工シーケンス
   にしたがって、プレス加工ユニット側へ移動する金型セ
   ット移動手段を設けたことを特徴とする山形鋼端末加工
   装置。