JPS61157168A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPS61157168A
JPS61157168A JP59276486A JP27648684A JPS61157168A JP S61157168 A JPS61157168 A JP S61157168A JP 59276486 A JP59276486 A JP 59276486A JP 27648684 A JP27648684 A JP 27648684A JP S61157168 A JPS61157168 A JP S61157168A
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Yuji Nishigaki
西垣 有二
Naoto Kawamura
尚登 河村
Katsuto Idei
出井 克人
Yoshinobu Mita
三田 良信
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明は画像を電気信号として扱うデジタル複写装置、
ファクシミリ装置等の画像処理装置に関する。
〈従来技術〉 一般にCODセンサー等により画像をサンプリングし、
デジタル化したデータをレーザ・ビーム・プリンター等
のデジタルΦプリンターから出力し画像を再現する、所
謂、デジタル複写装置はデジタル機器の発展により、従
来のアナログ複写装置に代わり広く普及しつつある。
かかるデジタル複写装置は中間gI画像を再現するため
、ディザ法や濃度パターン法により階調再現を行うのが
普通である。しかしながらかかる方法に於ては以下の2
点の大きな問題点があった。
(1)原稿が網点画像の場合、複写された画像に原稿に
は無い周期的な縞模様が出る。
(2)原稿に線画・文字等が入っている場合には、ディ
ザ処理によりエツジが切れされになり画質が低下する。
(1)の現象はモアレ現象と呼ばれその発生原因は。
A)網点原稿と入力サンプリングによるモアレ B)網点原稿とディザ閾値マトリックスによるモアレ 等が考えられる。A)の現象は、網点原稿の網点ピッチ
P□ (mm)から決まる網点周波数f O(= y−
i5−)  (P E L/ m m)のn倍高周波n
f O(P E L/ mm)と、入力センサー・ヒツ
チPs(mm)とから求まる入力サンプリング周波数f
 S (7”H)  (P E L/ mm)とからΔ
/’=  l/’ 5−nfo  l   (PEL/
mm)なるビート周波数が生じそれがモアレとなる。
(B)の現象は、一般にディザのffJ (tiが、f
atting型等のドツト集中型で配列されている時、
出力画像も擬似的な網点構造をしており、これが入力網
点原稿との間にビートを生じモアレ現象を呈する。ディ
ザ閾値の繰り返し周期ピッチを記録紙上でPo(mm)
とすると空間周波数ではio= 1/Pa (PEL/
mm)となり、ビート周波数としては。
Δf=l/’O−/’of   (PEL/mm)−−
−−−−−−(2”) が最も顕著に現われる。
上記2つのモアレ現象で最も強く生じるのは(B)の方
である。これは(A)の現象では一般に網点原稿のn倍
高周波のnとしてn=3〜6位であり、センサーへ導く
光学系等の伝達関数(MTF)等が、その周波数でかな
り低下するため、モアレ縞のコントラストも低い。
かかる原因によって生じるモアレ現象は出力画像の品位
を著しく低下させる。このため昔から種々の対策・検討
がなされてきた1例えばランダム・ディザ法による方法
はモアレは除去出来るが砂目状の粒状性が出て、画質劣
化を生ず。
J、Opt、Soc、Am、、Vol、66゜Nol0
,0ctober   1976   F985に示さ
れる。Paul  G、Roetlingの提唱するA
RIESは、2値化の前後で濃度の平均値を比較し、等
しくなる様に、閾値にフィード・バックをかけているが
、かかる方法は、ハード化が複雑で、且つモアレ除去の
効果が十分でない。
一方画像電子学会予稿83−3  F13″文字響写真
混在画像の網点化”高島他に見られる再網点化法は、網
点画像をポカシ(又は周辺画素での平均化)により、デ
ィザパターンで再網点化するためモアレは除去され1粒
状性のノイズも少い。
しかしポカシ(又は周辺画素との平均化)により解像度
の低下をまぬがれない、即ちモアレを除去しようとすれ
ば解像度が低下し、解像度を保とうとすればモアレは除
去されない、従って網点画像望城だけをあらかじめ抽出
し、その部分だけにかかる手法を適用する事が必須とな
る。このため所謂像域分離技術が必要となる。
この像域分離技術は、現状のレベルでは精度が高く、高
速な手法−−−一特にハード・ウェア化に向いた方法−
−−−は得がたく前記手法を実現しがたい、且つ仮に像
域分離技術が得られたとしても、かかる手法では画像内
の高周波成分まで平均化・平滑化されてしまい十分満足
とは言えない。
一方(2)の問題に関しては、IK稿の文字・線画が、
ディザ処理を施す事により細断化され、特にプツシ部が
切れされになるため印字品質が低下する。この現象はデ
ィザ・パターンが前述のFat t i ng型等のド
・ット集中型に於て特に顕著である。
く目的〉 本発明の目的は以上説明した2つの欠点を除去し、高品
位に且つ高精細に画像を再現出来る画像処理装置を提供
することにある。即ち本発明に於ては、網点原稿時化じ
るモアレ現象を除去し1文字・線画に対しては切れされ
に細断化される事を防止し、且つ画像部の高域成分の低
下を防ぐ事が出来たものである。又、更にほかかる手法
を簡単な回路構成で実現出来安価に提供しうる物である
〈実施例〉 (基本構成)第1図〜第6図 本実施例の画像処理装置の基本構成を第1図に示す0本
画像処理装置は、エツジ検出器a。
エツジ強調器す、スムージング器C9混合器dから構成
される。エツジ検出器aでは、後述の様に文字、線画、
画像のエツジを検出し、網点画像の網点はエツジとして
検出しない空間周波数特性を持たせている。エツジ強調
器すでは、原画像または、に画像とエツジをある比率で
混合したエツジ強調画像信号を出力する。スムージング
器Cでは画像の平滑化をおこなう、混合器dでは、エツ
ジ検出器の信号に応じて、エツジ強調画像と、スムージ
ング画像との混合比を変えて出力する。このようにして
網点画像の網点は非エツジ領域と判定し、スムージング
をおこなうことにより平均化しモアレを防止する。
表1 また、文字、線画1画像のエツジはエツジ領域と判定し
、エツジ強調することにより1文字の網点化5画像の鮮
鋭度の低下を防止する。さらにエツジ領域と非エツジ領
域とを連続的につないでいるので境界でのテクスチャー
変化が出ない。
次に本実施例の原理について周波数特性から説明する。
先ず原稿の網点画像のスクリーン線数は1通常白黒で1
20線から150線、カラーで133線から175線で
ある。モしてモアレが生じやすいのはスクリーン角が0
度か45度のときである。またライン読取時の主走査方
向網点ピッチは、45度のときが最大で空間周波数が低
く、0度のときが最小で空間周波数は高い、スクリーン
角が0度と45度のときの空間周波数を求めると表1の
ようになる。
このような網点画像の周波数特性は第2図aのように基
本周波数とその高周波にピークをもつ、また文字画像、
連続調写真画像の周波数特性はそれぞれ、第2図す、c
のようになる。このような文字、写真1.網点の混合画
像に対して、本実施例のエツジ検出器、エツジ強調器。
スムージング器の空間フィルターは次のような条件をみ
たす周波数特性にする。
条件1. エツジ検出器の空間フィルターのピーク周波
数は、網点画像の第1次高調波周波数より低周波にする
条件2. エツジ強調器の空間)ルターのピーク周波数
は、エツジ検出器の空間フィルターのピーク周波数より
高周波にする。
条件3. スムージング器の空間フィルターの周波数特
性は、網点画像の第1次高調波周波数で充分低下させる
。また出力のディザ−の局期に対応する周波数で充分低
下させる。
エツジ検出のための空間フィルターには種々のものがあ
るが、/\−ド回路の規模に影響を与えるマトリックス
サイズを一定にすると、1次微分フィルターの方が2次
微分フィルターより低周波にピークをもつ、ただし2次
微分フィルターは方向性をもたないが、1次微分フィル
ターは方向性があり、少なくとも2方向の傾きの2乗の
和の平方根、あるいはその近似式として、少なくとも2
方向の傾きの絶対°値の和、あるいは少なくとも2方向
の傾きの絶対値の最大値などをとる必要がある。また、
1次微分の方が2次微分よりも点状ノイズに強い0以上
のようにエツジ検出器aの空間フィルターとしては1次
微分フィルターの方がよい。
又、エツジ強調器すの空間フィルターとしては、方向性
がなく、より高周波にピークをもつ2次微分フィルター
の方が1次微分フィルターよりも優れている。
以上のような各種空間フィルターの周波数特性の関係を
簡単のため1次元の高速フーリエ変換(FFT)で計算
した結果を示す0例として入力系の読取りサンプリング
間隔がl/16mm、出力系が16dots/mmで4
×4のディザ−マトリックスを用いた場合について計算
する。ディザ−パターンの周期は空間周波数に直すと4
17mmである。またl/16mmサンプリングの読取
りではサンプリング定理により81/mmの周波数まで
しか検出できない。
マトリックスサイズが5×5の場合、2次微分フィルタ
ー(−1,0,2,0,−1)の1次元FFTを第3図
に、1次微分フィルター(−1,0,o、0.1)の1
次元FFTを@4図に、別の1次元微分フィルター(−
1゜−1,O,L、l)の1次元FFTを第5図に示す
それぞれピークの位置は41/mm。
2 1/mm、2.5 1/mmである。これを表1の
網点画像の空間周波数と比べると、1次微分フィルター
では表1のすべての線数に対して条件lを満たしている
が2次微分フィルターでは、120線、133線の45
°で条件lを満足できず、網点をエツジと検出してしま
う。
2種類の1次微分フィルターを比較すると。
パルス幅を太きくした(−1,−1,0,1゜1)の方
が優れている。なぜならパルス幅を太きくした方力52
番目のピークの強度が小さくなり、またパルス幅を大き
くした方がエツジ領域(この領域にエツジ強調をかける
)を幅広く検出できるからである。エツジ検出を1次微
分フィルター(−1,−1,0,1,1)にし。
エツジ強調を2次微分フィルター(−1,0゜2、O,
−1)にすれば、それぞれのピーク周波数は2.5 1
7mm、4 1/mmで条件2を満たしている。すなわ
ちエツジ検出により幅広くエツジ強調をおこなう領域を
抽出し、エツジ強調ではエツジがシャープに出る空間フ
ィルターを使用するのである。
次に5X5のスムージングフィルター(l。
1.1.l、1)の1次元FFTを第6図に示す、12
0線45°以上の網点画像の基本周波数、3.341 
1/mm以上で強度が小さくなっている。また4×4に
ディザ−マトリックスのピッチ、417mmで強度が充
分小さくなっていて条件3を満足している。
本実施例はエツジ検出器、エツジ強調器、スムージング
器に前述の条件1〜3のような周波数特性の空間フィル
ターを用いることにより。
画像の平坦部と網点画像は非エツジ領域と判定しスムー
ジングで平均化し1文字、線画1画像のエツジ部はエツ
ジ領域と判定し、エツジ強調する。またエツジ領域と非
エツジ領域との境界は混合器での混合比をエツジ検出器
の信号に応じて変えることにより連続的につなぐ0以上
により網点画像でのモアレを防止し1文字の網点化と画
像の鮮鋭度の低下を防ぎ、エツジ領域と非エツジ領域と
の不連続なテクスチャーの変化を生じない、また空間フ
ィルターのマトリックスサイズも大きなものを必要とし
ないので。
ハード回路の規校を小さくでき、LSI化にも有利であ
る。
第7図は本発明の実施例を示すブロック図で、SLは入
力画像信号、lは入力画像信号SLの1次像分値の絶対
値を検出する微分値検出部で第1図aに対応する。S2
は微分(i/j’検出部lの出力につながれた微分信号
、2は微分信号S2から制御信号S3と34をつくる制
御信号発生器、S3は制御信号発生器2の出力で制御信
号、S4はやはり制御信号発生器2の出力で制御信号S
3とは相補性の制御信号、3は入力画像信号Slを平滑
化する平滑化処理部で第1図Cに対応する。S6は平滑
化処理部3によって平滑化された平滑化画像信号、4は
平滑化画像信号S6と制御信号S3との算術積をとる掛
は算器、S7は掛は算器4の出力、5は入力画像信号S
lのエツジ部を強調するエツジ強調部、58はエツジ強
調部5のエツジ信号、S9は外部から与えられる定数、
6ばエツジ信号S8と定数59との算術積をとる掛は算
器。
SIOは掛は算器6から出力されるエツジ信号、7はエ
ツジ信号SIOと入力画像信号S1との算術和をとる加
算器で、エツジ強調部5゜掛け′H器6.加算器7で第
1図のエツジ強調器bt−構成する。
Sllは加算器7の出力であるところのエツジ強調画像
信号、8はエツジ強調画像信号311と制御信号S4と
の算術積をとる掛は算器。
512は掛は算器8の出力、9は出力s7と出力S12
の算術和をとる加算器、513は加算器9の出力で処理
画像信号である。ここで掛は算器4.8及び加算器9は
第1図の混合器dを構成している。
ここでエツジ強調器すに対応するエツジ強調部302に
おいては、エツジ量(エツジディテクト)検出部5の出
力と前述したM復信号S9との乗算を掛は算器6で行う
、掛は算器6はROM等で構成でき、制御信号S9は乗
算係数そのものでなく、コード化された信号でもかまわ
ない車はいうまでもない。
画像処理の注目する画素をAとした時に、加算器7によ
り、注目画素とエツジディテクトのある係数倍された値
が加算され注目画素はエツジ強調される。混合部305
においては、エツジ強調部302の出力と平滑化処理3
の出力を適当な比率で混合する回路部で、前段の制御信
号発生部2に入力される微分値検出部lの出力に応じ、
53.S4が出力される。後述する様にS3 、S4は
相補性の制御信号であるが、必ずしも限定されない、S
3.S4は制御信号S5により、自由にその特性を選択
し設定する車ができる。掛は算器8においてエツジ強調
部出力はS4によって決められた乗算を行い。
掛は算器4において平滑化処理部出力はS3によって決
定される乗算を行い、掛は算器4.8の出力は加算器9
によって互いに加算され、これが画像処理出力となる。
S・・・・− 第7図のブロック図はまた次式をもって表現することが
できる。
まず微分値検出部1及び制御信号発生器2は以下の式l
の如き演算を行う。
一−−−− Gtl ) ここで工は入力画像データ、Eは制御信号イ 加算器7からは以下の如き出力が得られる。
Gは加算器7の出力、klは定数信号s9の定数である
。そして平滑化処理部3からは以下の如き出力が得られ
る。
Hは平滑化処理部3の出力である。依って。
加算器9の出力S13の値Outは以下の如き式2によ
って表わせる。
上式に示す〔〕内は画像信号Iとコンボリューションを
とるカーネルである。カーネル木1〜木4は種々の変形
が考えられ、その−例を表2に示す。
木l           本2 本3            木4 第8図は制御信号発生部2のもつ関数fの特性の例であ
る。
E=f (x)  において E=Ofor  O≦x < 0.2 E=1.67x−0,33 foro、2≦x < 0.8 E=1  for  0.8≦X≦1 である。ただし入出力信号とも0〜lに規格化して説明
する。
第9図及び第10図は1次像分によるエツジ検出部1(
以降微分値検出部と呼ぶ)の動作を説明する図で、主走
査1次元にて示している。
すでに説明しているように微分値検出部1は一種の帯域
通過型フィルタとなっているので。
第9図に示す高い周波数成分をもつ網点画像のような入
力画像信号SLはカーネル(−1゜−1,0,1,1)
で主走査方向にたたみ込みを行うとその出力信号S2は
0.1−0.2といった小さな値となる。
一方、比較的低周波の入力画像信号の場合(例えば文字
の縦線等)には、第1O図に示す如く、同様のたたみ込
みにより、出力信号S2は大きな値をとる。
ここでガンマ変換を行う制御信号発生部2は第8図に示
すように微分信号S2が0,2より小の場合は制御信号
S3を1にし、制御信号S4を0にする。また微分信号
S2が0.8より大きい場合は制御信号S3を0にし、
制御信号S4を1にする。さらに微分信号S2が0.2
〜0.8の間においては第2図に示すように常に制御信
号S3と制御信号S4の和が1になるように微分信号S
2に応じて変化する。
一方入力画像信号Slは微分値検出部lの入力に接続さ
れていると共に平滑化処理部3とエツジ検出部5の入力
にも同時に接続されている。
第11図は平滑化処理部3の動作を示しており、説明の
ために主走査方向の一次元の例を示している。この場合
カーネルは(1,1,1゜1、l)で内容がすべて1で
あり5画素の平均を出力するよう構成されているローパ
スフィル夕になっており、人力画像信号Slは平滑化画
像信号S6のようになる。
また第12図はエツジ強調部5の動作を示しており、や
はり説明のために主走査方向の一次元を示している。カ
ーネルは(−1,0,2゜0、−1)であり良く知られ
た2次微分のエツジ検出特性を有し、出力S8は平坦部
でO、エツジ部で正・負のピークをもつ。
さらにエツジ信号S8はかけ算器6により定数59倍さ
れ、加算器7によって画像入力信号Stと加算され、エ
ツジ強調信号511となる。尚1図示されていないが入
力画像信号S1に対してエツジ信号SlOは少々遅れる
ので加算器7の入力であるエツジ信号SIOと入力画像
信号S1とのタイミングをとるための遅延回路が実際に
は設けられる。
ところで微分値検出部lの出力が大きい、即ちエツジ部
では制御信号S3は小さく、S4は大きい、逆に微分信
号S2が小さい場合はS3が大さく54が小さい、また
第8図で述べたように53と54は常にその和が1にな
るようにガンマ変換されている。従ってかけrL器4と
8の出力の和は微分信号S2が大のときエツジ強調信号
Sllの成分が多く、S2が小のとき平滑化信号S6の
成分が多くなる様制御される。
第13図はこの様子を示しており、微分信号S2は入力
画像信号51のうち周期の短い振動(網点周期に相当す
る)を除く部分でのエツジを検出していることを示して
いる。
制御信号S4は微分信号S2のガンマ変換したものであ
って第13図に示される信号S2の4つの白息外を0に
している。S3は当然1−54である。さらに第13図
は平滑化信号S6とエツジ強調信号S11も示している
。第13図において処理信号513はS6とSllをS
3とS4の比率で加えた網点部分を平滑化しエツジ部の
み強調した信号である。
次に第7図の各ブロックについて詳細に説明する。
(微分値検出部l) 第14図は微分値検出部lの詳細回路図である。
微分値検出部1には第20図の5ラインバツフア301
の出力が入力される。
図において306は一次微分器であり、その出力306
−aは、データ部306−cと。
正負を示すサイン部306−bとに分けられ、サイン部
306−bは、セレクタ308のセレクト信号に入力さ
れ、インバータ307によって+、−反転したデータか
306−cのデータのいずれかをセレクトする本によっ
てデータの絶対値308−aが得られる。同様にして1
次微分器312の出力の絶対値がセレクタ311より出
力され、加算器309により308−aと311−aが
加算され、2方向の一次微分値の和が加算器309より
出力される。
次に第14図の1次微分器306,312を詳細に示し
たブロック図を第15図に示す。
まず、この1次微分回路の基本動作を説明するために第
15図中のブロックXについて説明する。
まず第15図中のすべてのシフトレジスタは図中に示さ
ない画像転送りロックに同期してシフトされる。説明を
簡単にするために乗算器243〜247のすべての乗算
係数を1とする。タイミングチャート第16図によりt
−3におけるシフトレジスタ230の出力はSn、m−
1+Sn、m−2であり、t−2におけるシフトレジス
タ231の出力はSn。
m + S n 、 m −l+ S n 、 m −
2であり+1−1におけるシフトレジスタ232の出力
はSn。
m41+Sn、m+Sn、m−1+Sn、m−2で、t
oにおける加算器260の出力はSn。
m+2+Sn、m+1+Sn、m+Sn、m−1+ S
 !l 、 m −2である。このようにして主走査方
向5画素の加算値をブロックXにて計算する。ここで1
乗算器243−247の乗算係数をa、b、c、d、e
に設定することにより加算器260の出力は、e*sn
、m+2+deSn、m+1+c*Sn、m+1+Sn
、m−1+a*Sn、m−2となる。
同様にしてシフトレジスタ223以降の回路と、シフト
レジスタ233以降の回路が動作する事もわかる。
ところで、求める1次像分が式1の木l。
木2の様な場合に、注目画素がnライン目の場合に、n
−2ラインとn−1ラインのカーネルの要素は等しく、
又n+1ラインとn+2ラインのカーネルあ要素も等し
い、故に画像データはn−2ライン目とn−1ライン目
を加算器231で加算してから式1木l、木2の様な1
次像分処理を行うネによって回路規模を1/2に縮小で
きる。又、n+1ライン目、n+2ライン目についても
同様である。この様にして加算器400において5ライ
ン分のカーネルに応じた加算値を得る事ができる。
又、238〜252に示すような乗算器はその乗算fr
1が1or−1orOの様に単純な場合には、i17図
に示すように、インバータ291とセレクタ292によ
って簡単に構成でき図中SLによってfor−1の切換
えを行い、CLによって0にする事ができる。
又式lのカーネル木lの1次像分を求めるには、乗算器
238〜242の乗算係数を1とし、乗算器243〜2
47の乗算係数を0とし1乗算器248〜252の乗算
係数を−1とする。
式1のカーネル木2の1次像分を求めるには、乗算器2
42.238.239.240 。
241の乗算係数を1.1,0.−1、−1.!:し1
乗算器243〜247の乗算係数を121.0.−1.
−1とし、乗算器248〜252の乗算係数を1.1,
0.−1.−1とする。
又1表2の木1.*2の様な1次像分を算出する回路構
成は第18図により実現できるが。
第15図と動作原理は同じであるので乗算器への係数の
与え方は省略する。
(エツジ強調部5) 次にエツジ強調部5を示したのが第19図である。
第7図に示す入力画像信号Slは第20図に示すように
、イメージデータの連続する5ライン分のデータより成
り、5ラインバツフア301に入力された入力画像デー
タは5ラインバツフアにて、たくわえもれた後に5ライ
ン分同時に、出力され図示していない画像転送りロック
に同期して、イメージデータの主走査方向に1画素づつ
出力される。
また第21図に示す様にイメージエリアの注目領域Sを
さらに拡大して注目する画素データをSn、mとした時
の周辺の画像データについて考える。第19図のエツジ
強調部5には、入力画像データS1にうちn−2ライン
目、n。
n+2ライン目の3ライン分の画像データを入力し1画
像処理の注目画素をSn、mとする。
図中201〜211は1ビツトのシフトレジスタである
0画像データ31は、シフトレジスタ201〜203,
204〜208,209〜211によって1図示してい
ない画像転送りロックに同期してシフトされる。このタ
イミングチャートが第22図である。第22図において
あるタイミングTにおけるシフトレジスタの出力を第1
9図中に(、)で囲んで示す。
加算器213はシフトレジスタ203.204.208
,211(7)出力データ5i−2,m。
Sn、m−2,Sn、m+2.Sn+2*mを加算し、
加算されたデータは乗算器214で一1倍される。注目
画素Sn、mはシフトレジスタ208から出力され1乗
算器212で4倍され、加算器215で加算されて加算
器215からは、前記式2、第7図に示されるようなエ
ツジディテクト信号G−311が出力される。
尚、n−2ライン目とn+2ライン目のカーネル要素は
同じなのでシフトレジスタ209〜211を省き、n−
2ライン目とn+2ライン目の出力を加算した後、シフ
トレジスタ2o1に入力しても良い、又、第18図の回
路を用いて乗算器にカーネル木4の値を入れることによ
りエツジ検出部5を構成できることも明らかである。
(平滑化処理部3) 次に第7図平滑化処理部3のブロックの詳細を第23図
に示す。
画像信号Slは夫々イメージの副走査方向に連続する5
ラインのデータより成り、加算器271により副走査5
画素の加算が行われる。
このデータは1ビツト遅延する為のシフトレジスタ27
2に入力される。シフトレジスタ272の出力データは
加算器277〜280に入力される。加算器272では
シフトレジスタ272の出力とその1画素前のデータが
加算される。この加算結果は274のシフトレジスタに
ラッチされた後に278の加算器で次の画素と加算され
る。以下同様にして時間T2の時に加算器280からは
m24図に示す如くSN、m+2+sN、m+2+sN
、m+sN。
m −1+ S N 、 m −2が出力される(SN
、J“5N−2・j+5N−i + j+Ss 、j 
+SN+x、j+sN+2.j)。
こうして注目画素をSn、mとする時に式2の木3に示
される画素合計が加算器280より出力され除算器28
1により合計画素数で。
割って平滑化データが得られる。又、第25図に示すよ
うな重みづけをした平滑化をする回路が第26図である
。動作タイミング等は第23図と同じであるが、m26
図では乗算器351〜355により各ラインに重みづけ
し、又各列にも乗算器356〜360により重みづけす
ることによって第25図の如き平滑化を行う。
この平滑化処理部では画像副走査方向にその加算値をす
べて加え合せてから画像主走査方向に加算しているので
回路規模が小さくできる。
(他の実施例) 本実施例においては微分値検出部、平滑化処理部、エツ
ジ強調部のカーネルを5×5としたが、モアレ除去の目
的とする線数によっては3X3でも良いし、5X5以上
必要となる場合もある。又目的に応じて微分値検出部、
平滑化処理部は夫々同じ大きさのカーネルを用いる必要
はない、更にカーネルは正方である必要はない。
また本実施例においては1組の5ラインバツフアを設け
、エツジ検出と平滑化とエツジ強調を並列処理によって
行うよう説明したが必ずしも並列に行う必要はない。
又、本実施例においては平滑化処理部3の出力である平
滑化信号S6と加算器7の出力であるエツジ強調信号S
llをガンマ変換部2の出力に従った割合で加算したが
、エツジ強調信号Sllのかわりに入力画像信号SLを
用いても良い、この場合1文字や線画に対して本実施例
より多少劣る面があるが装置が大幅に簡略化できる上に
モアレの抑制については本実施例と同心部を定数59に
よって可変できるよう構成した場合は掛は算器6と加算
器7は不要となる。
更に本実施例において定数59は外部から可変であると
したが、内部で固定であっても良し旭。
又1本発明の実施例において、ガンマ変換を行う制御信
号発生器2の特性は@8図であるように説明したが、第
27図−a−Cにガンマ変換器2の特性の変形例を示す
第27図においては、制御信号S4の特性のみを示して
いるが、制御信号S3は 53=1−54 であられさせる。
第27図−aは 54=0  ただし O<S2<0.5S 4 = 1
.0  ただし 0.5 < S 2 < 1.0なる
特性を有し、特にガンマ変換部の回路が簡単に構成でき
るという特徴がある。
第27図−すは 54=−arct an (k@S2+k)なる特性を
有し、特に平滑信号とエツジ強調信号とのつながりがス
ムーズになるという特徴がある。
第27図−Cは 54=0   ただし O<S2<0.25S 4 =
 0.33  ただし 0.25 < S 2 < 0
.554 = 0.67  ただし O,’5  <S
2<0.7554 = 1.0   ただし 0.75
<32<1.0なる特性を有し、ff5B図に示す実施
例に対し。
比較的、回路が簡単になり、かつ第27図−aに示した
がンマ変換部の特性を用いた場合より平滑化信号とエツ
ジ強調信号とのつながりがスムーズになるという特徴が
ある。
さらに述べるなら、たとえば微分値検出部として良く知
られるプレウィツトのエツジ検出やソーベルのエツジ検
出法などを用いても良い。
またエツジ検出部としてラプラシアンを使用してもかま
わない、さらに前記プレウィツトのエツジ検出やソーベ
ルのエツジ検出法あるいはラプラシアンとしては通常3
x3の核を用いて空間フィルター処理がなされるが、核
の大きさが3x3以外に拡張して用いても本発明の本質
に影響を与えるものではない。
く効果〉 以上説明した様に本発明に依れば網点画像を再生する場
合にモアレの発生を防ルできると同時に、文字や細線に
ついてはエツジ強張により忠実に再現できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の実施例の基本概念を示す図、i2図は
各種画像のもつ周波数特性図、第3図。 第4図、第5図は各種微分フィルタの周波数特性図、第
6図は平滑化フィルタの周波数特性図。 第7図は本実施例の画像処理ブロック図、第8図は制御
信号発生部2のガンマ変換特性図。 第9図、第10図は一次微分を行う微分値検出部1の動
作例を示す図、第11図は平滑化処理部3の動作例を示
す図、第12図はエツジ強調部5の動作例を示す図、第
13図はtiS7図各部図番号波形図、第14図はエツ
ジ検出部lの詳細回路図、第15図は1次像分器306
゜312の詳細ブロック図、第16図は1次像分器の動
作を示すタイミングチャート、第17図は絶対値の回路
図、第18図は1次像分器の他の例の詳細ブロック図、
第19図はエツジ強調部5の詳細ブロック図、第20図
はバッファ回路図、第21図はイメージエリアを示す図
、第22図はエツジ強調部の動作を示す図。 第23図は平滑化処理部3の詳細ブロック図、第24図
は平滑化処理部の動作を示す図、第25図は他の平滑化
処理の為のカーネルを示す図、第26図は第25図の平
滑化を行う為のブロック図、第27図(a八(b)、(
C)は制御信号発生部2の他のガンマ変換特性を示す図
である。 図において。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 画像信号のエッジ部を検出するエッジ検出手段、前記画
    像信号を平滑化する平滑化手段、前記画像信号のエッジ
    を強調するエッジ強調手段、前記エッジ検出手段の検出
    出力により前記平滑化手段又は前記強調手段の出力を混
    合若しくは選択して出力する手段を有し、前記エッジ強
    調手段を構成する空間フィルタのピーク周波数を前記エ
    ッジ検出手段のそれよりも高周波数に設定したことを特
    徴とする画像処理装置。
JP59276486A 1984-12-28 1984-12-28 画像処理装置 Granted JPS61157168A (ja)

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DE19853546135 DE3546135A1 (de) 1984-12-28 1985-12-27 Verfahren und einrichtung zur bildverarbeitung
US07/657,949 US5231677A (en) 1984-12-28 1991-02-21 Image processing method and apparatus

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