JPS6115648Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6115648Y2
JPS6115648Y2 JP9269584U JP9269584U JPS6115648Y2 JP S6115648 Y2 JPS6115648 Y2 JP S6115648Y2 JP 9269584 U JP9269584 U JP 9269584U JP 9269584 U JP9269584 U JP 9269584U JP S6115648 Y2 JPS6115648 Y2 JP S6115648Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
resistor
operational amplifier
terminals
transistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9269584U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6017063U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP9269584U priority Critical patent/JPS6017063U/ja
Publication of JPS6017063U publication Critical patent/JPS6017063U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6115648Y2 publication Critical patent/JPS6115648Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Supply Of Signal Current (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は電話交換機における通話電流の供給回
路に関する。
(従来の技術) 従来、この種の通話電流供給回路として、第1
図に示すような回路が考えられている。1,2は
一対の電話回線に接続される端子、3,4はそれ
ぞれ電源もしくは地気に接続される端子を示し、
それぞれ端子1−3間、2−4間に抵抗5,7又
は、6,8の直列回路、抵抗11又は12とトラ
ンジスタ9又は10の直列回路および前記抵抗の
直列回路の接続点と前記トランジスタのベース接
続がなされた電子回路が構成され、かつ、それぞ
れのトランジスタ9,10のベースがコンデンサ
13により接続されていた。
このような回路構成では、端子1−3間の直流
インピーダンスは、抵抗5,7,11により決定
される。また同様に端子2−4間の直流インピー
ダンスも抵抗6,8,12により決定される。
したがつて端子1−2間に直流負荷があると定
電圧の電流供給回路として、電流が端子3−1−
2−4と流れる。また端子1−2間に現れる差動
交流信号に対しては、コンデンサ13によつてト
ランジスタ9,10のベース入力が減衰されてし
まうため、抵抗11,12を介して流れる電流は
交流的には変化しない。したがつて端子1−2間
の差動交流インピーダンスを高くすることがで
き、音声を減衰することなく伝達できる。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら本回路構成ではトランジスタのベ
ース電流のために抵抗5,6の値を高くすること
が制限されまた回線長、電源電圧等から抵抗7,
8の値も制限される。そのため差動交流インピー
ダンスを高くするためにはコンデンサ13の値を
大きくする。もしくは、トランジスタ9,10を
ダーリントントランジスタ等にしてベース電流を
小さくする等の構成が必要となる。このことは、
工業的には実装スペースが大きくなること、集積
化が困難なこと、経済化が計れないこと等の欠点
となる。
さらに本回路構成においては、電源もしくは地
気に何らかの雑音がある場合には、回路がベース
接地増巾器の働きをして、電話回線端子1,2間
に雑音が現れてしまう。このことは、通話品質上
好ましいことではない。
(問題点を解決するための手段) 本考案の電話交換機用の通話電流供給回路は、 一対の電話回線の一方に接続される端子と電源
の一端子に接続される他の一方の端子とをそれぞ
れが備えた一対の電子回路を有し、この一対の電
子回路のそれぞれは、 電話回線側の端子に接続された抵抗とボルテー
ジホロワから成るインピーダンス変換器と、 このインピーダンス変換器の出力と前記電源側
の端子との間に直列に接続された第1と第2の抵
抗と、 この第1および第2の抵抗の接続点と差動入力
演算増幅器の非反転入力端子との間に接続された
第3の抵抗と、 この差動入力演算増幅器の出力とトランジスタ
のベースとの間に接続された第4の抵抗と、 このトランジスタのエミツタと前記差動入力演
算増幅器の反転入力端子との間に接続された第5
の抵抗と、 前記トランジスタ澤エミツタと前記電源側の端
子との間に接続された第6の抵抗と、 前記一対の電子回路のそれぞれの差動入力演算
増幅器の非反転入力端子間を接続したコンデンサ
と、 前記差動入力演算増幅器の反転入力端子と前記
一対の電子回路のうち他の側の電源端子との間に
直列に接続された抵抗とコンデンサと、を備えた
ことを特徴とする。
(実施例) 第2図は本考案の一実施例を示す回路図であ
る。
1,2は一対の電話回線に接続される端子、
3,4はそれぞれ電源もしくは、地気に接続され
る端子を示す。一般的には端子3に地気、端子4
に電源−48Vが接続される。一対の電子回路のう
ち、端子1−3間に接続される電子回路は端子1
から抵抗13とボルテージホロワ15からなるイ
ンピーダンス変換器を介してボルテージホロワ1
5の出力と端子3との間に直列に接続される第1
および第2の抵抗5,7およびこの第1および第
2の抵抗5,7の接続点と差動入力演算増巾器1
9の第1の入力端子である非反転入力端子との間
に接続される第3の抵抗17さらに前記演算増巾
器19の出力とPNPトランジスタ9のベースとの
間に接続される第4の抵抗21、トランジスタ9
のエミツタと前記演算増巾器19の第2の入力端
子である反転入力との間に接続される第5の抵抗
23、および前記トランジスタ9のエミツタと地
気端子3との間に接続される第6の抵抗11、ま
た前記演算増巾器19の第2の入力端子である反
転入力と端子4との間に接続される抵抗26、コ
ンデンサ28の直列回路、さらにトランジスタ9
のコレクタを回線側端子1に接続して構成され
る。端子2−4間に接続される電子回路も上記構
成と同様に構成される。ただしトランジスタ10
はNPNトランジスタとなり、演算増巾器20の
反転入力と地気端子1との間に抵抗27、コンデ
ンサ29の直列回路が接続される。また演算増巾
器19,20のそれぞれの非反転入力端子間にコ
ンデンサ25が接続される。このように構成する
ことにより演算増巾器19、抵抗21、トランジ
スタ9、抵抗23を含むループがボルテージホロ
ワと考えられることと、端子1−3間の直流イン
ピーダンスは抵抗13とホロワ15によるインピ
ーダンス変換器は入力インピーダンスが非常に高
く出力インピーダンスが低いことから、抵抗5,
7,11により決定される。また同様に端子2−
4間の直流インピーダンスも抵抗6,8,12に
より決定される。したがつて端子1−2間に直流
負荷があれば定電圧の電流供給回路として電流が
端子3の地気から負荷を経て、端子4の−48Vに
流れこむ。
また端子1−2間に現れる差動交流信号に対し
ては、端子1−3間でみれば抵抗13、ホロワ1
5で構成されるインピーダンス変換器を介して抵
抗5,7,11,17とコンデンサ25とで低域
通過フイルタが構成され、音声帯域の信号は、演
算増巾器19の非反転入力端子では、減衰されて
しまう。したがつて演算増巾器19の出力は交流
的には動作せず、トランジスタ9に交流電流は流
れない。したがつて、端子1−3の交流インピー
ダンスは非常に高くみえる。また端子2−4間も
動様の動作により高い交流インピーダンスが得ら
れる。すなわち、電話回線で送受される音声帯域
の周波数には何ら影響を与えずに、通話電流が供
給される。
また前記演算増巾器19の反転入力と端子4と
の間に接続された抵抗26、コンデンサ28の直
列回路と、同様の接続を演算増巾器20の反転入
力端子と端子3との間で抵抗27、コンデンサ2
9で行うことにより、端子3−4間に発生される
電源雑音が端子1−2間には抑制されて発生しな
い。すなわち、演算を増巾器19と抵抗21,2
3、トランジスタ9と抵抗26コンデンサ28の
直列回路で構成される反転増巾器により、端子3
とトランジスタ9のエミツタ電位が電源雑音に対
して等電位となり抵抗11に雑音電流が流れな
い。この動作は端子2−4間の電子回路でも同様
の動作がなされ、その結果端子1−2間に電源雑
音が生じない。
さらに演算増巾器の入力インピーダンスがトラ
ンジスタに比較し、非常に高いことから抵抗5〜
8,17,18が大きな値を取り得るのでコンデ
ンサ25は比較的小さな値でよい。またトランジ
スタ9,10はダーリントンにする必要もない。
また抵抗23,24,26,27等も大きな値で
あるのでコンデンサ28,29も小さい値でよ
い。
さらに抵抗13,14、演算増巾器15,16
からなるそれぞれの電流増巾手段は、他の適当な
手段でもよく、また、第2図における抵抗5〜8
の値が回線インピーダンスに比べて大きなときに
は省略することができる。
また本回路構成のように演算増巾器を用いるこ
とにより、回路設計の自由度が増して、音声の送
受等が容易に行える効果もある。
その一例として、第3図に示すように回線から
の音声送受をトランスを介することなく音声受信
は音声受信回路31により適当なインピーダンス
30で回線端子1−2間を終端したインピーダン
ス変換器15,16の出力で行うことが可能であ
り、音声送信も演算増巾器19,20の反転入力
へそれぞれ適当なインピーダンス32,33を介
して音声送信回路34から挿入することが可能で
あることは明らかである。
(考案の効果) 本考案は以上説明したように、通話電流供給回
路に演算増巾器を用いた構成により、特性向上が
可能になると共に、集積化による装置の小型化、
経済化が計れる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来考えられていた通話電流供給回路
の一例を示す回路図、第2図は本考案の一実施例
を示す回路図、第3図は本考案の他の実施例を示
す回路図である。 1,2:電話回線に接続される端子、3,4:
電源、地気に接続される端子、5,7,6,8:
第1および第2の抵抗、17,18:第3の抵
抗、15,16,19,20:差動入力演算増巾
器、21,22:第4の抵抗、23,24:第5
の抵抗、11,12:第6の抵抗、25,28,
29:コンデンサ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電話交換機用の通話電流供給回路において、 一対の電話回線の一方に接続される端子と電源
    の一端子に接続される他の一方の端子とをそれぞ
    れが備えた一対の電子回路を有し、この一対の電
    子回路のそれぞれは、 電話回線側の端子に接続された抵抗とボルテー
    ジホロワから成るインピーダンス変換器と、 このインピーダンス変換器の出力と前記電源側
    の端子との間に直列に接続された第1と第2の抵
    抗と、 この第1および第2の抵抗の接続点と差動入力
    演算増幅器の非反転入力端子との間に接続された
    第3の抵抗と、 この差動入力演算増幅器の出力とトランジスタ
    のベースとの間に接続された第4の抵抗と、 このトランジスタのエミツタと前記差動入力演
    算増幅器の反転入力端子との間に接続された第5
    の抵抗と、 前記トランジスタのエミツタと前記電源側の端
    子との間に接続された第6の抵抗と、 前記一対の電子回路のそれぞれの差動入力演算
    増幅器の非反転入力端子間を接続したコンデンサ
    と、 前記差動入力演算増幅器の反転入力端子と前記
    一対の電子回路のうち他の側の電源端子との間に
    直列に接続された抵抗とコンデンサと、を備えた
    ことを特徴とする通話電流供給回路。
JP9269584U 1984-06-21 1984-06-21 通話電流供給回路 Granted JPS6017063U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9269584U JPS6017063U (ja) 1984-06-21 1984-06-21 通話電流供給回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9269584U JPS6017063U (ja) 1984-06-21 1984-06-21 通話電流供給回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6017063U JPS6017063U (ja) 1985-02-05
JPS6115648Y2 true JPS6115648Y2 (ja) 1986-05-15

Family

ID=30223032

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9269584U Granted JPS6017063U (ja) 1984-06-21 1984-06-21 通話電流供給回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6017063U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6017063U (ja) 1985-02-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4310383B2 (ja) 差動オーディオ線受信器
EP0026931A1 (en) Transceiver for full duplex transmission of digital signals on a single line
WO1996019866B1 (en) Differential audio line receiver
US4571554A (en) Balanced amplifier device
JPS6115648Y2 (ja)
JPH10150328A (ja) 差動入力電圧をシングル・エンド出力電圧に変換する電子回路
JP2739952B2 (ja) オーディオ増幅回路
JPS59207712A (ja) 増幅器
JPS5836005A (ja) 増幅回路
JPS5846111B2 (ja) 通話電流供給回路
JPH0339928Y2 (ja)
JPS645367Y2 (ja)
JPH0824274B2 (ja) ホームバス電源分離・重畳回路
JPS62224103A (ja) 電力増幅器
SU1164863A1 (ru) Усилитель низкой частоты
JPH0352027Y2 (ja)
JPS62294307A (ja) 電圧増幅器
JPH0241929Y2 (ja)
JPS59813Y2 (ja) 増幅回路
JPS6242662A (ja) 給電回路
JPS6218088B2 (ja)
JPS62155665A (ja) 直流給電回路
JPS63314060A (ja) 給電回路
JPS632187B2 (ja)
JPH0494203A (ja) 増幅回路