JPS6115512A - 架空電線路 - Google Patents
架空電線路Info
- Publication number
- JPS6115512A JPS6115512A JP59134545A JP13454584A JPS6115512A JP S6115512 A JPS6115512 A JP S6115512A JP 59134545 A JP59134545 A JP 59134545A JP 13454584 A JP13454584 A JP 13454584A JP S6115512 A JPS6115512 A JP S6115512A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- twist
- preventer
- overhead
- electric wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
本発明は架空電線路、特に電線の着雪防止とギヤロッピ
ング防止とを併せ防止した架空電線路に関するものであ
る。
ング防止とを併せ防止した架空電線路に関するものであ
る。
(従来技術)
架空電線上に雪が積もると、この雪は電線の周方向に滑
り移動し電線下面に付着し、これが繰返えされることに
より、着雪は偏肉状に増大発達し電線を捻る。
り移動し電線下面に付着し、これが繰返えされることに
より、着雪は偏肉状に増大発達し電線を捻る。
この現象が繰返えされるとやがて着雪は巨大な筒状に発
達し、電線破断や支持塔倒壊を惹起するに到る。
達し、電線破断や支持塔倒壊を惹起するに到る。
従来、このような着雪増大を防止する手段として、電線
に電線取付部とこれの下方に設けた重錘とからなる捻れ
防止器を取付ける方法が採用されている。
に電線取付部とこれの下方に設けた重錘とからなる捻れ
防止器を取付ける方法が採用されている。
しかし、この方法を採用した場合には電線の捻れを防止
できるから、着雪が巨大な筒雪に発達増大することを防
止し得るが1反面電線が捻れ難いので、電線に着雪が一
様に付着する。このため電線に風が吹付けた場合には着
雪が翼の作用をなし、所謂ギヤロッピング振動が発生す
る恐れが生じる。
できるから、着雪が巨大な筒雪に発達増大することを防
止し得るが1反面電線が捻れ難いので、電線に着雪が一
様に付着する。このため電線に風が吹付けた場合には着
雪が翼の作用をなし、所謂ギヤロッピング振動が発生す
る恐れが生じる。
(発明の目的)
本発明は上述した事情に鑑み、着雪増大と共にギヤロッ
ピング振動とを併せ防止し得る簡単な構造の架空電線路
を提供することを目的とする。
ピング振動とを併せ防止し得る簡単な構造の架空電線路
を提供することを目的とする。
(発明の構成)
本発明は上述目的を達成するため、次のような構成とし
たものである。
たものである。
即ち、本発明は電線取付部とこれの下方に設けた重錘と
からなる捻れ防止器を架空電線に取付ける架空電線路に
おいて、前記捻れ防止器を、電線期 に生じる電線捻回周期をTR1上下周冊をTVとしたと
きに、 ただし、工d:捻れ防止器の慣性モーメン)(kl?・
d)Kd:捻れ防止器の復元モーメント(ky−m/
rad )Kc:電線のバネ定数(kl? ・m/ r
ad )g:重力加速度(−/5ec2) S:径 間長(m) n:電線に生じる振動のループ数 W:電線の単位長当り重量(kg7m )T:電線に付
加されている張力(kg)を満足するように構成してな
る。
からなる捻れ防止器を架空電線に取付ける架空電線路に
おいて、前記捻れ防止器を、電線期 に生じる電線捻回周期をTR1上下周冊をTVとしたと
きに、 ただし、工d:捻れ防止器の慣性モーメン)(kl?・
d)Kd:捻れ防止器の復元モーメント(ky−m/
rad )Kc:電線のバネ定数(kl? ・m/ r
ad )g:重力加速度(−/5ec2) S:径 間長(m) n:電線に生じる振動のループ数 W:電線の単位長当り重量(kg7m )T:電線に付
加されている張力(kg)を満足するように構成してな
る。
架空電線に低周波大振幅の振動、即ちギヤロッピング振
動が生じた場合には、電線は捻回しながら太き(旋回状
に振動する。
動が生じた場合には、電線は捻回しながら太き(旋回状
に振動する。
従って、電線の捻回周期(Tn )と上下周期(TV)
とを異らせれば、電線のギヤロッピング振動は抑止され
る。
とを異らせれば、電線のギヤロッピング振動は抑止され
る。
しかして、本発明適用に際し捻れ防止器を電線捻回周期
(TR)と上下周期(TV)とを異らせるには、捻れ防
止器の慣性モーメントエd(kg・d)又は復元モーメ
ントKd (kg・m / rad )を適宜選定すれ
ばよく、例えば捻れ防止器の重錘重量、重錘の重心位置
から電線中心位置までの距離を選定すればそのモーメン
トを決定できる。
(TR)と上下周期(TV)とを異らせるには、捻れ防
止器の慣性モーメントエd(kg・d)又は復元モーメ
ントKd (kg・m / rad )を適宜選定すれ
ばよく、例えば捻れ防止器の重錘重量、重錘の重心位置
から電線中心位置までの距離を選定すればそのモーメン
トを決定できる。
また、電線に生じる振動のループ数nは、電線に取付け
た捻れ防止器の数と同じになることが殆どで、例えば1
個の捻れ防止器を取付けた場合には該防止器を振動の腹
とする1ルーズの振動が、N個の捻れ防止器を所定間隔
で取付けた場合にはNループの振動が生じるので、ルー
プ数nは容易に決定できる。
た捻れ防止器の数と同じになることが殆どで、例えば1
個の捻れ防止器を取付けた場合には該防止器を振動の腹
とする1ルーズの振動が、N個の捻れ防止器を所定間隔
で取付けた場合にはNループの振動が生じるので、ルー
プ数nは容易に決定できる。
(実施例)
本発明の実施例を第1図及び第2図に基づき説明する。
図は3個の捻れ防止器を使用した例を示す。
図において(11(21は鉄塔、(3)は架空送電線、
(41(51(6)は捻れ防止器を示す。
(41(51(6)は捻れ防止器を示す。
捻れ防止器+4) (5) (61の構造は、第2図に
示すように、上部にクランプ状の電線取付部(7)を有
し、下方に重錘(8)を取付けてなるものである。
示すように、上部にクランプ状の電線取付部(7)を有
し、下方に重錘(8)を取付けてなるものである。
そして、前記架空送電線(3)としてはAC8R160
mrlを使用し、そのバネ定数KcがO−35kpm/
rad、単位当り重量Wが0.7328 kg7 m
のものを使用しである。
mrlを使用し、そのバネ定数KcがO−35kpm/
rad、単位当り重量Wが0.7328 kg7 m
のものを使用しである。
また鉄塔fi+ +21のアーム間距離、即ち径間長S
は200mとし、またその架設張力Tは1500 kg
としである。
は200mとし、またその架設張力Tは1500 kg
としである。
更に捻れ防止器f4) (5) +61相互の間隔は6
7m、アームと端部捻れ防止器(4)又は(6)との距
離は33mとしである。
7m、アームと端部捻れ防止器(4)又は(6)との距
離は33mとしである。
また、この架空線路に生じるギヤロッピング振動のルー
プ数nは、捻れ防止器(4) +51 +61を3個取
付けたので3である。
プ数nは、捻れ防止器(4) +51 +61を3個取
付けたので3である。
しかして、この場合に生じる電線(3)の上下周期そし
て、本実施例においては電線(3)の捻回周期TRが前
記TVと異なるように例えばTR>TVとなるように捻
れ防止器(4) (5) +61の寸法等を決定しであ
る。
て、本実施例においては電線(3)の捻回周期TRが前
記TVと異なるように例えばTR>TVとなるように捻
れ防止器(4) (5) +61の寸法等を決定しであ
る。
即ち1重錘(8)の重量を5.5 kl?、重錘重心か
ら電線(3)の中心までの距離を0.3mとしである。
ら電線(3)の中心までの距離を0.3mとしである。
しかして、この場合における捻れ防止器(41+51
(61の慣性モーメント Idは0.495kg・dと
なり。
(61の慣性モーメント Idは0.495kg・dと
なり。
また復元モーメン) Kdは1.65X?・m/ ra
dとなる。従って、この時の電線の捻回周期TRは前記
上下周期TVより大きくなる。
dとなる。従って、この時の電線の捻回周期TRは前記
上下周期TVより大きくなる。
このように構成した架空電線路に風が吹付けた場合には
、電線の捻回周期TRが上下周期TVより大きくなって
いるので、電線に生じるギヤロッピング振動が乱され、
ギヤロッピング振動が生じることがない。
、電線の捻回周期TRが上下周期TVより大きくなって
いるので、電線に生じるギヤロッピング振動が乱され、
ギヤロッピング振動が生じることがない。
尚、電線に取付ける捻れ防止器の数は3個に限らず任意
個数とし得るが、3個以上とすることが望ましい。
個数とし得るが、3個以上とすることが望ましい。
この理由は、捻れ防止器を2個以下、例えば2個とした
場合には比較的各捻れ防止器の捻りのタイミングが合い
易く、定在波としてのギヤロッピング振動が発生し易く
、3個以上とした場合には各捻れ防止器の動きがバラバ
ラになり定在波としてのギヤロッピング振動が発生し難
くなるからである。
場合には比較的各捻れ防止器の捻りのタイミングが合い
易く、定在波としてのギヤロッピング振動が発生し易く
、3個以上とした場合には各捻れ防止器の動きがバラバ
ラになり定在波としてのギヤロッピング振動が発生し難
くなるからである。
また捻れ防止器は実施例に示した構造に限らず他のもの
としてもよい。
としてもよい。
(発明の効果)
しかして1本発明は電線取付部とこれの下方に設けた重
錘とからなる捻れ防止器を、架空電線に取付ける架空電
線路において、前記捻れ防止器を、電線に生じる電線捻
回周期をTR1上下周期をTVとしたときに、 ただし、 Id:捻れ防止器の慣性モーメン)(kg
・、I)Kd:捻れ防止器の復元モーメント(kg・m
/rad)Kc:電線のバネ定数(kg・TL/rad
)g:重力加速度(、/5eC2) S:径 間長(、) n:電線に生じる振動のループ数 W:電線の単位長当り重量Ckg7m)T:電線に付加
されている張力(kg)を満足するように構成したので
、即ち電線捻回周期と上下周期とを異ならせたことによ
り、電線に振動が生じた場合、その振動を乱し、もって
定在波としてのギヤロッピング振動の発生を抑止し得る
。
錘とからなる捻れ防止器を、架空電線に取付ける架空電
線路において、前記捻れ防止器を、電線に生じる電線捻
回周期をTR1上下周期をTVとしたときに、 ただし、 Id:捻れ防止器の慣性モーメン)(kg
・、I)Kd:捻れ防止器の復元モーメント(kg・m
/rad)Kc:電線のバネ定数(kg・TL/rad
)g:重力加速度(、/5eC2) S:径 間長(、) n:電線に生じる振動のループ数 W:電線の単位長当り重量Ckg7m)T:電線に付加
されている張力(kg)を満足するように構成したので
、即ち電線捻回周期と上下周期とを異ならせたことによ
り、電線に振動が生じた場合、その振動を乱し、もって
定在波としてのギヤロッピング振動の発生を抑止し得る
。
更に、電線には捻り防止器を取付けるものであるから、
電線の着雪が偏肉状に増大発達しても電線は捻れず、従
って筒雪状に増大発達する前に自重により落下し、もっ
て着雪増大を抑止し得る。
電線の着雪が偏肉状に増大発達しても電線は捻れず、従
って筒雪状に増大発達する前に自重により落下し、もっ
て着雪増大を抑止し得る。
しかも、架空電線路としての全体的構造も、外形上は従
来のものと同じであるので経済性をも具備する。
来のものと同じであるので経済性をも具備する。
第1図は本発明架空電線路の一実施例を説明する正面図
、第2図は捻れ防止器の一例を示す正面図である。 (1) (2+ 鉄塔、(3)・架空電線、(4)
(51(6) 捻れ防止器、(7)電線取付部、(8
)・重錘。
、第2図は捻れ防止器の一例を示す正面図である。 (1) (2+ 鉄塔、(3)・架空電線、(4)
(51(6) 捻れ防止器、(7)電線取付部、(8
)・重錘。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 電線取付部とこれの下方に設けた重錘とからなる捻れ防
止器を、架空電線に取付ける架空電線路において、前記
捻れ防止器を、電線に生じる電線捻回周期をT_R、上
下周期をT_Vとしたときに、T_R=2π√{Id/
[(Kd+Kc)×g]}≠T_V=2S/n×√[w
/(T×g)]ただし、Id:捻れ防止器の慣性モーメ
ント(kg・m^2)Kd:捻れ防止器の復元モーメン
ト(kg・m/rad)Kc:電線のバネ定数(kg・
m/rad)g:重力加速度(m/sec^2) S:径間長(m) n:電線に生じる振動のループ数 w:電線の単位長当り重量(kg/m) T:電線に付加されている張力(kg) を満足するようにしたことを特徴とする架空電線路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59134545A JPS6115512A (ja) | 1984-06-29 | 1984-06-29 | 架空電線路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59134545A JPS6115512A (ja) | 1984-06-29 | 1984-06-29 | 架空電線路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6115512A true JPS6115512A (ja) | 1986-01-23 |
Family
ID=15130819
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59134545A Pending JPS6115512A (ja) | 1984-06-29 | 1984-06-29 | 架空電線路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6115512A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63302713A (ja) * | 1987-05-29 | 1988-12-09 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 架空送電線路 |
US5604639A (en) * | 1994-12-30 | 1997-02-18 | Eastman Kodak Company | Two-element optical system and camera and method of making a camera |
CN107215245A (zh) * | 2017-05-22 | 2017-09-29 | 北京千驷驭电气有限公司 | 能量自循环的接触网融冰系统 |
CN107215246A (zh) * | 2017-05-22 | 2017-09-29 | 北京千驷驭电气有限公司 | 接触网智能融冰系统 |
-
1984
- 1984-06-29 JP JP59134545A patent/JPS6115512A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63302713A (ja) * | 1987-05-29 | 1988-12-09 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 架空送電線路 |
US5604639A (en) * | 1994-12-30 | 1997-02-18 | Eastman Kodak Company | Two-element optical system and camera and method of making a camera |
CN107215245A (zh) * | 2017-05-22 | 2017-09-29 | 北京千驷驭电气有限公司 | 能量自循环的接触网融冰系统 |
CN107215246A (zh) * | 2017-05-22 | 2017-09-29 | 北京千驷驭电气有限公司 | 接触网智能融冰系统 |
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