JPS61153885A - デイスク再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 との発明は、例えばコンパクトディスクプレーヤ（以下
、ＣＤプレーヤと称する）のようなディスク再生装置に
関する。

〔発明の技術的背景〕

ＣＤプレーヤにおいて、目的の曲及び目的の番地を高速
サーチする場合、この高速サーチはピックアップ素子（
例えばレンズ）をトラックジャンプ（トラック飛び越し
）させることにより行われる。このトラックジャンプは
、第３図に示すように１、トチツクジャンプ信号発生回
路１、１から出力されるトラックジャンプ信号８Ｊを、
位−相補償回路１２、ドライブアンプ１３を介・してト
ラッキングアクチ為二一タ１４に供給することによって
なされる。

ところで、トラッキングアクチュエータ１４によるピッ
クアップ素子の駆動範囲（トラッキングレンジ）は±０
．４Ｗ程度である。これに対し、ディスクの記鍮面の幅
は約３０鱈ある。したがって、トラッキングアクチュエ
ータ１４によるトラックジャンプ処理だけでは、高速サ
ーチをカバーできない。このため、実際は、ピックアッ
プ素子を搭載するピックアップ本体を搬送する送りモー
タ１６にもトラックジャンプ信号ＳＪ　　を与え、ピッ
クアップ本体に対するピックアップ素子の移動だけでな
く、ピックアップ本体自体も移動させることにより高速
サーチを実行するようにしている。

ピックアップ素子はトラッキングアクチ為二一タ１４の
駆動電圧ＶＴがＯＶの場合、ばねにより機械的中心に支
持される。これにより、ピックアップ素子のトラッキン
グレンジが左右対称となり、ピックアップ素子を効率良
く駆動することができる。そこで、送りモータ１５によ
ってピックアップ本体を駆動する場合、トラッキングア
クチュエータ１４の駆動電ＥＥＶＴがＯｖとなるように
、送りモータ１５にフィードバックをかけるようにして
いる。

ディスクのトラックピッチは１．６μｍ１回転＃！Ｌ２
００　＝　５０　Ｏｒｐｍであるため、トラックノ移動
速度はＪ３４ｍ／ｓｅｅ　（３００ｒｐｍ時）となる。

ところで、ディスクには偏心があり、通常、５０μｒｒ
Ｌ位の偏心はよく生じる。したがって、トラッキングア
クチュエータ１４の駆動電圧ＶＴを単に増幅して送りモ
ータ１５に加えると、ノイズ成分や偏心成分（４〜８Ｈ
ｚ）が増幅されて送りモータ１５に加わることになる。

その結果、送りモータ１５やピックアップ本体が振動し
て通常再生時、良好な再生出力が得られなくなったり、
送りモータ１５やピックアップ本体の寿命が短くなって
しまう。

このため、第３図に示すように、トラッキングアクチ為
二一タ１４の駆動電圧ＶＴをローパスフィルタＬＰＦＺ
ｇに通し、ノイズ成分や偏心成分を取り除いてからモー
タ１５のドライブ回路１１に与えるようになっている。

〔背景技術の問題点〕

ところで、トラッキングアクチュエータ１４め駆動電圧
ＶＴをローパスフィルタ１６に通してモータ１５の駆動
電圧を得る構成の場合、後者に時間遅れが生じる。この
様子を示したのが第４図である。ここで、同図（ａ）は
トラッキングエラー信号ｇｍを示し、同１（ｂ）はトラ
ックジャンプ信号ＳＪを示し、同図（Ｃ）はトラックジ
ャンプコントロール信号ＳＯを示し、同図（ｄ）はトラ
ッキングアクチュエータ１４の駆動電圧ｖ′ｒを示す。

トラックジャンプコントロール（１号８０ｔｆ）ラック
ジャンプコントロール信号発生回路１８から出力される
。この信号８Ｇが７１イレベルのとき、スイッチ１９は
トラックジャンプ信号８Ｊ　を選択し、ローレベルのと
き、端子２０よ多入力されるトラッキングエラー信号ｓ
ｍを選択する。これらトラックジャンプ信号８Ｊやトラ
ックジャンプコントロール信号８０の発生はシステムコ
ントローラ２１によって制御される。

第４図において、ＴＢがトラフキングアクチ１エータ１
４の駆動電圧Ｖでに対する送りモータ１５の、実動電田
の時間遅れである。

この時間遅れは、通常の演奏時はほとんど問題とならな
い１、これに対し、高速サーチ時は、ピックアップ素子
の動きに対しピックアップ本体が追従できないため、ピ
ックアップ素子はトラッキングレンジを越えた状態に位
蓋することがあり、トラッキングアクチュエータ１４の
故障等の原因となる。

これを防ぐ丸めに、ローパスフィルタ１６の時定数を小
さくして、ドライブ回路１１のゲインを大きくすると、
送りモータ１５がオーバーランしてトラックジャンプミ
スが生じたり、ローハスフィルタ１６ｔ−設けない場合
のように、ピックアップ本体や送りモータ１５の振動に
より、通常演奏時、再生出力が悪化してしまう等、ロー
パスフィルタ１６を設ける意味が全くなくなる。

〔発明の目的〕

この発明は上記の事情に対処すべくなされたもので、高
速サーチ時、ピックアップ素子がトラッキングレンジを
越えた状態になってしまうことを防止することができる
ディスク再生装置を提供することを目的とする。

〔発明の概要〕

この発明は、トラッキングアクチュエータの駆動電圧が
所定値を越えたら、トラックジャンプ信号の発生を停止
させることにより、高速サーチ時ピックアップ素子がト
ラッキングレンジを越え良状態になってしまうこと防止
することができるように構成したものである。

〔発明の実施例〕

以下、図面を参照してこの発明の一実施例を詳細に説明
する。

第１図は一実施例の構成を示す回路図である。

なお、第１図において、先の第３図と同一部には同一符
号を付す。

第１図において、トラッキングアクチュエータ１４の駆
動電圧ＶＴはローパスフィルタ２２にてノイズ成分や偏
心成分を取り除かれた後、レベル比較器２３に入力され
る。レベル比較器２３はトラッキングアクチュエータ１
４の駆動電圧Ｖ？がピックアップ素子のトラッキングレ
ンジに対応した電圧レンジ内にあるか否かを検出スル。

システムコントローラ２１はレベル比較器２３からアク
チェエータ１４の駆動電圧ｖ′ＩＩがトラッキングレン
ジに対応した電圧レンジ内にあるとの検出出力が得られ
るときは、トラックジャンプ信号発生回路１１にそのま
まトラックジャンプ信号ＳＳを発生させる。これに対し
、駆動電８：ｖ！がトラッキングレンジに対応する電圧
レンジから外れたとの検出出力が得られると、トラック
ジャンプ信号８Ｊの発生を禁止する。したがって、高速
サーチ時、ピックアップ素子がトラッキングレンジから
外れた１　＝＋まになり、サーボをかけられなくなって
しまうということを防止することができる。

ｇ２図Ｕローパスフィルタ２２とレベル比較器２３の具
体的構成、、を示す回路図である。ここで、ローパスフ
ィルタ２２は抵抗Ｒ，と：ｆンデンサＣ１から成るＲＣ
フィルタである。ま念レベル比較回路！３は２つのコン
パレータ２３１゜２３２とオア回路２３３、定電圧源２
３４゜２３５を有する。ここで、−ｖ、〜＋ｖ１がトラ
ッキングレンジに対応した電圧レンジである。

ローパスフィルタ２２の出力電圧ＭＬが−Ｖ。

≦ＶＬ≦＋Ｖ、のときはオア回路２３３の出力電圧ｖＯ
はローレベルにある。これに対し、　ＶＬ＜−Ｖ、ある
いはＶＬ）＋Ｖ１となることにより、オア回路２３３の
出力電圧ＶＯがハイレベルになる。これにより、コント
ローラ２１はトラックジャンプ信号の発生が禁とされる
ようにトラックジャンプ信号発生回路１１の動作を制御
する。

〔発明の効果〕

このようにこの発明によれば、高速サーチ時、ピックア
ップ素子がトラッキングレンジを越え良状態になってし
まうことを防止することができるディスク再生装置を提
供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の構成を示す回路図、第２
図は第１図の要部の具体的構成の一例を示す回路図、第
３図は従来のＣＤプレーヤにおける高速サーチを説明す
るための図、第４図は第３図の動作を説明するための信
号波形図である。 １１・・・トラックジャンプ信号発生回路、１２・・・
位相補償回路、１３・・・ドライブアンプ、１４・・・
トラッキングアクチュエータ、Ｉ５・・・送りモーＩＩ
、ｒ６．２２・・・ローパスフィルタ、１１・・・ドラ
イブ回路、１８・・・トラップジャンプコントロール信
号発子回路、１９・・・スイッチ、２１・・・システム
コントローラ、２３・・・レベル比較器。 出願人代理人　　弁理士　鈴　圧式　彦筒１　閏 竺　２　曙 簗３４ 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 トラックジャンプ信号を発生するトラックジャンプ信号
   発生手段と、 このトラックジャンプ信号発生手段から出力されるトラ
   ックジャンプ信号がトラッキングアクチュエータに供給
   されることにより駆動されるピックアップ素子と、 上記トラックジャンプ信号がローパスフィルタを介して
   供給されることにより、上記ピックアップ素子とこれを
   搭載するピックアップ本体との機械的なずれを補正する
   送りモータと、上記トラッキングアクチュエータの駆動
   電圧が所定の値を越えると上記トラックジャンプ信号の
   発生を停止させる停止手段とを具備したディスク再生装
   置。