JPS61153209A - 低ｓ高炉操業法 - Google Patents
低ｓ高炉操業法Info
- Publication number
- JPS61153209A JPS61153209A JP27337084A JP27337084A JPS61153209A JP S61153209 A JPS61153209 A JP S61153209A JP 27337084 A JP27337084 A JP 27337084A JP 27337084 A JP27337084 A JP 27337084A JP S61153209 A JPS61153209 A JP S61153209A
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- JP
- Japan
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- coke
- ore
- blast furnace
- pig iron
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「発明の目的」
本発明は低Ｓ高炉操業法の創案に係り、高炉において銑
鉄を得るに当って設備的損耗を見ることなく、シかも効
率的な脱Ｓすることのできる耕しい操業法を提供しよう
とするものである。
鉄を得るに当って設備的損耗を見ることなく、シかも効
率的な脱Ｓすることのできる耕しい操業法を提供しよう
とするものである。
産業上の利用分野
高炉において低Ｓ化された銑鉄を得るための操業法。
従来の技術
高炉において出銑するに尚り、該銑鉄中の８分を低下す
ることについては従来から種々に検討がなされて来たが
、このような従来の銑鉄中脱Ｓはスラグとメタルとの間
の反応で行うことに主眼がおかれている。即ちスラグ中
のＣａｂ／ｓｉｏ、、スラグ量、ＭｇＯ量などによって
脱Ｓし、低Ｓ化しようとするものであって、高炉内装入
原料中Ｓ分の９０％以辷以上めるコークス中Ｓは羽目附
近でコークスが燃焼する際に一度ｓｏ宜となり、その後
還元されてＳｏｗ ＋ Ｃ８ｔ ＋ Ｃ８＊ Ｈ２Ｓ
＊Ｔ（８、ＣＯ８などのＳ含有ガスとなるが、このガス
が炉内をヒ昇する中に鉄鉱石類に吸収されることが確認
され、その後炉床でのスラグ−メタル反応により脱Ｓす
べきものとされている。
ることについては従来から種々に検討がなされて来たが
、このような従来の銑鉄中脱Ｓはスラグとメタルとの間
の反応で行うことに主眼がおかれている。即ちスラグ中
のＣａｂ／ｓｉｏ、、スラグ量、ＭｇＯ量などによって
脱Ｓし、低Ｓ化しようとするものであって、高炉内装入
原料中Ｓ分の９０％以辷以上めるコークス中Ｓは羽目附
近でコークスが燃焼する際に一度ｓｏ宜となり、その後
還元されてＳｏｗ ＋ Ｃ８ｔ ＋ Ｃ８＊ Ｈ２Ｓ
＊Ｔ（８、ＣＯ８などのＳ含有ガスとなるが、このガス
が炉内をヒ昇する中に鉄鉱石類に吸収されることが確認
され、その後炉床でのスラグ−メタル反応により脱Ｓす
べきものとされている。
発明が解決しようとする問題点
しかし上記のような従来法によるスラグ−メタル反応の
脱Ｓではその脱硫率が９１〜９２チが限界であってそれ
以上に脱Ｓすることができず、８分の低下については更
に特別な処理を加えることが必要である。
脱Ｓではその脱硫率が９１〜９２チが限界であってそれ
以上に脱Ｓすることができず、８分の低下については更
に特別な処理を加えることが必要である。
なお発明者等はこのような脱Ｓを羽目水準の高温部で行
うべく該部分に石灰石を吹込んでＳをＣａＳとして固定
し脱Ｓすることについて実地検討したが、このようにし
ても脱Ｓ率は殆んど変化しない。しかもこのような羽口
先部分への石灰石吹込みによって羽口先の損耗が著しく
設備の耐用性を著しく損うことになる。
うべく該部分に石灰石を吹込んでＳをＣａＳとして固定
し脱Ｓすることについて実地検討したが、このようにし
ても脱Ｓ率は殆んど変化しない。しかもこのような羽口
先部分への石灰石吹込みによって羽口先の損耗が著しく
設備の耐用性を著しく損うことになる。
「発明の構成」
問題点を解決するための手段
高炉内に鉱石とコークスとを交互に層状として装入し、
羽目からの熱風吹込みにより前記鉱石を予熱、還元、軟
化、溶融せしめて出銑するに当り、前記コークス中にＣ
ａＯ系又はＭｇＯ系造滓を添加することを特徴とする低
Ｓ高炉操業法。
羽目からの熱風吹込みにより前記鉱石を予熱、還元、軟
化、溶融せしめて出銑するに当り、前記コークス中にＣ
ａＯ系又はＭｇＯ系造滓を添加することを特徴とする低
Ｓ高炉操業法。
作用
コークス中に添加されたＣａＯ系又はＭｇＯ系造滓剤は
コークスに包囲され、鉄鉱石やＦｅＯ或いはスラグ成分
と反応することなしに羽口先レベルの高温部に降下せし
められ、羽口先におけるコークスの燃焼によってカス中
Ｓ分と反応し、ＣａＳ 、 ＭｇＳの如く８分を吸収し
、効率的な脱Ｓが図られる。
コークスに包囲され、鉄鉱石やＦｅＯ或いはスラグ成分
と反応することなしに羽口先レベルの高温部に降下せし
められ、羽口先におけるコークスの燃焼によってカス中
Ｓ分と反応し、ＣａＳ 、 ＭｇＳの如く８分を吸収し
、効率的な脱Ｓが図られる。
実施例
上記のような本発明について更に説明すると、本発明者
等は前記したような従来一般法において一旦ガス化し７
１ｊＳ分がその上昇過程において再び鉱石中に吸収され
、従って炉慣部から排出される高炉ガス中には８分が殆
んど存しないことに問題があるものとし、前項で述べた
ように羽口先でそのガス中ＳをＣａ８ 、 ＭｇＳとし
て吸収させるならば再ひメタルへＯＩＳすることはあり
得ないものと推定され、実地検討したが思わしい結果が
得られず、却って羽口端部の著しい損耗を見たことは辷
記の通りである。なおこのような脱Ｓ目的のＣａＯ＋Ｍ
ｇＯは鉄鉱石やＦ’ｅＯと反応シてカルシウムフェライ
ト（ＣａＯ” Ｆ＠２０Ｂ ） ＊カルシウムシリケー
ト（ＣａＯ−５ｓｏｔ ）などになるならば銑鉄中の脱
Ｓ機能を殆んど求め得ない。
等は前記したような従来一般法において一旦ガス化し７
１ｊＳ分がその上昇過程において再び鉱石中に吸収され
、従って炉慣部から排出される高炉ガス中には８分が殆
んど存しないことに問題があるものとし、前項で述べた
ように羽口先でそのガス中ＳをＣａ８ 、 ＭｇＳとし
て吸収させるならば再ひメタルへＯＩＳすることはあり
得ないものと推定され、実地検討したが思わしい結果が
得られず、却って羽口端部の著しい損耗を見たことは辷
記の通りである。なおこのような脱Ｓ目的のＣａＯ＋Ｍ
ｇＯは鉄鉱石やＦ’ｅＯと反応シてカルシウムフェライ
ト（ＣａＯ” Ｆ＠２０Ｂ ） ＊カルシウムシリケー
ト（ＣａＯ−５ｓｏｔ ）などになるならば銑鉄中の脱
Ｓ機能を殆んど求め得ない。
そこで更に検討を重ね、この種高炉装入原料としてのコ
ークス中にＣａＯ系＋ ＭｇＯ系造滓剤を混入して装入
し、コークスと共に羽口レベルまで反応させない状態で
降下し、羽口先におけるコークスの燃焼によって、例え
ば（Ｃａｂ）上田と（ｃａｓ）＋ｃｏ（ｇ）（註：０は
スラグ中、−はメタル中、（ｇ）はガス中〕の如く反応
させ脱Ｓを図るものである。
ークス中にＣａＯ系＋ ＭｇＯ系造滓剤を混入して装入
し、コークスと共に羽口レベルまで反応させない状態で
降下し、羽口先におけるコークスの燃焼によって、例え
ば（Ｃａｂ）上田と（ｃａｓ）＋ｃｏ（ｇ）（註：０は
スラグ中、−はメタル中、（ｇ）はガス中〕の如く反応
させ脱Ｓを図るものである。
このようにコークスに添加される造滓剤としては、Ｃａ
Ｏ（生石灰） 、ＣａＣ０ａ （石灰石）、ＣａＣ０１
・ＭｇＣ０ａ （生ドロマイト）、Ｃａ （ＯＨ）＊
（消石灰） 、ＣｈＣｔ （カルシウムカーバイト）
、ＭｇＯ・ｓｔｏｗ（カンラン岩） 、Ｍｇ（ＯＨ）
＊ （水酸化マグネシウム）、ＭｇＣＯ３（炭酸マグ
ネシウム）などがあり、これらの何れのものを用いても
好ましい脱Ｓが図られる。脱Ｓの具体例としてＣａＯお
よびＭｇＯをコークス中に添加した場合において第１図
に示す如くであり、何れの場合においても１０〜５０
Ｋｇ／Ｔ−Ｐｉｔのコークス中添加で略直線的に銑鉄中
８分を低減することができ、８分を０、０１ ％ないし
それ以下とすることができる。
Ｏ（生石灰） 、ＣａＣ０ａ （石灰石）、ＣａＣ０１
・ＭｇＣ０ａ （生ドロマイト）、Ｃａ （ＯＨ）＊
（消石灰） 、ＣｈＣｔ （カルシウムカーバイト）
、ＭｇＯ・ｓｔｏｗ（カンラン岩） 、Ｍｇ（ＯＨ）
＊ （水酸化マグネシウム）、ＭｇＣＯ３（炭酸マグ
ネシウム）などがあり、これらの何れのものを用いても
好ましい脱Ｓが図られる。脱Ｓの具体例としてＣａＯお
よびＭｇＯをコークス中に添加した場合において第１図
に示す如くであり、何れの場合においても１０〜５０
Ｋｇ／Ｔ−Ｐｉｔのコークス中添加で略直線的に銑鉄中
８分を低減することができ、８分を０、０１ ％ないし
それ以下とすることができる。
本発明によるものの具体的な操業例について説明すると
以下の如くである。
以下の如くである。
有効内容積が２９００ｒＩＩの高炉に対しコークスを５
１０ Ｋｆ／Ｔ−Ｐｉｇと鉱石および炉結鉱を１６３０
Ｋｅ／Ｔ−ｐｔｇの割合で装入し、出銑量を６５００ｔ
／ｄａｙとして操業するに当ってその装入コークス層に
対しＣａＯを３７Ｋｆ／Ｔ−Ｐｉｇの割合で混入したと
きの銑中Ｓは０．０２０ ％であって、該造滓剤を添加
しない場合の０．０３８％に比し８分を大幅に低下する
ことができた。
１０ Ｋｆ／Ｔ−Ｐｉｇと鉱石および炉結鉱を１６３０
Ｋｅ／Ｔ−ｐｔｇの割合で装入し、出銑量を６５００ｔ
／ｄａｙとして操業するに当ってその装入コークス層に
対しＣａＯを３７Ｋｆ／Ｔ−Ｐｉｇの割合で混入したと
きの銑中Ｓは０．０２０ ％であって、該造滓剤を添加
しない場合の０．０３８％に比し８分を大幅に低下する
ことができた。
「発明の効果」
以ヒ説明したような本発明によるときはこの種高炉操業
に当って銑鉄中８分を有効に低減せしめ、比較的僅少な
ＣａＯ系又はＭｇＯ系造滓剤のコークス中混入により８
分を者しく低減した銑鉄を得ることができるものであり
、設備的損耗の如きも全くない等、工業的にその効果の
大きい発明である。
に当って銑鉄中８分を有効に低減せしめ、比較的僅少な
ＣａＯ系又はＭｇＯ系造滓剤のコークス中混入により８
分を者しく低減した銑鉄を得ることができるものであり
、設備的損耗の如きも全くない等、工業的にその効果の
大きい発明である。
図面は本発明の実施態様を示すもので、装入コークス中
におけるＣａＯ系およびＭｇＯ系造滓剤の添加量と得ら
れる銑鉄中Ｓ分との関係を示した図表である。
におけるＣａＯ系およびＭｇＯ系造滓剤の添加量と得ら
れる銑鉄中Ｓ分との関係を示した図表である。
Claims (1)
- 高炉内に鉱石とコークスとを交互に層状として装入し、
羽口からの熱風吹込みにより前記鉱石を予熱、還元、軟
化、溶融せしめて出銑するに当り、前記コークス中にＣ
ａＯ系又はＭｇＯ系造滓を添加することを特徴とする低
Ｓ高炉操業法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27337084A JPS61153209A (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 | 低ｓ高炉操業法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27337084A JPS61153209A (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 | 低ｓ高炉操業法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61153209A true JPS61153209A (ja) | 1986-07-11 |
| JPS6365728B2 JPS6365728B2 (ja) | 1988-12-16 |
Family
ID=17526953
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27337084A Granted JPS61153209A (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 | 低ｓ高炉操業法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61153209A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH028310A (ja) * | 1988-06-25 | 1990-01-11 | Nkk Corp | 高炉の低Ｓｉ操業法 |
| JP2006291301A (ja) * | 2005-04-12 | 2006-10-26 | Nippon Steel Corp | 高炉の火入れ操業方法 |
| JP2008240109A (ja) * | 2007-03-28 | 2008-10-09 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 高炉操業方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0545615Y2 (ja) * | 1989-11-21 | 1993-11-24 |
-
1984
- 1984-12-26 JP JP27337084A patent/JPS61153209A/ja active Granted
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| STAHL UND EISEN=1961 * |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH028310A (ja) * | 1988-06-25 | 1990-01-11 | Nkk Corp | 高炉の低Ｓｉ操業法 |
| JP2006291301A (ja) * | 2005-04-12 | 2006-10-26 | Nippon Steel Corp | 高炉の火入れ操業方法 |
| JP4551266B2 (ja) * | 2005-04-12 | 2010-09-22 | 新日本製鐵株式会社 | 高炉の火入れ操業方法 |
| JP2008240109A (ja) * | 2007-03-28 | 2008-10-09 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 高炉操業方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6365728B2 (ja) | 1988-12-16 |
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