JPS61153120A - 瀘過濃縮装置の瀘過板の瀘布固定方法 - Google Patents

瀘過濃縮装置の瀘過板の瀘布固定方法

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JPS61153120A
JPS61153120A JP59280652A JP28065284A JPS61153120A JP S61153120 A JPS61153120 A JP S61153120A JP 59280652 A JP59280652 A JP 59280652A JP 28065284 A JP28065284 A JP 28065284A JP S61153120 A JPS61153120 A JP S61153120A
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JP
Japan
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filter
filter cloth
cake
plate
filter plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP59280652A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikimasa Yamaguchi
山口 幹昌
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の属する技術分I?) 本発明は汚泥のろ過濃縮装置に用いられる濾過板のろ布
を固定する方法に関する。
(従来技術とその問題点) 一般に下水処理場などから排出される汚泥はその中に9
8%以上の水分を含んでいるので、まず汚泥を重力沈降
させて95〜98%の含水率となるように濃縮した後、
加圧もしくは真空などによる機械脱水を行なって80%
以下の含水率のケーキとし、このケーキを焼却、埋立て
などの処分をしている。
最近下水処理場などの汚泥発生量が増加する傾向があり
、そのため汚泥処理装置の処理量を多くしたり、処理に
要するエネルギーを省力化するなどの必要性が高まって
いる。これを達成する処理方法として、下水汚泥を濾過
槽に導き、濾過板を用いて水分を濾過除去して濃縮され
た汚泥を脱水機に供給するのが、水分を重力沈降させる
場合に比べて脱水機の処理量を2倍程度向上することが
できることから、極めて効果的である。この際用いられ
る濾過濃縮装置は濾過槽の全域または一部に濾過板を設
け、このろ過板を通して処理された濾過水を濾液排水管
により排出する一方、脱水された濃縮汚泥を濾過槽の底
部から排出するようにしである。
第4図はこのような濾過濃縮装置を説明するために要部
構成の概要を示した断面図である。第4図において濾過
槽lの中に濾過板2が設置されており、このろ過板2は
例えばネットなどからなる支持板3の両面にそれぞれ濾
布4. 41Bを当てがい、これを周囲で縫合しである
。また濾過板2の一部に濾液排出管5が接続され濾過槽
lの外部まで延びてパルプ6が取りつけられるが、その
途中で給気管りが分岐し図示してないコンプレッサーに
導かれる。一方外部から濾過槽lの底部にケーキ排出管
8の一端が濾過槽lを貫通するよう←接続され濾過槽1
の外部でパルプ9を介してポンプ10がケーキ排出管8
の途中に設けられている。
以上のごとく構成された濾過濃縮装置を用いて下水汚泥
を脱水濃縮処理するときは濾過槽1の上部開口から汚泥
11を濾過槽1に装入し、パルプ6を開にすると、汚泥
11の水分は濾過板2のろ布4,4αを通して支持板3
とろ布4,44の間で濾過され、濾液が濾液排出管5を
通って排出される。汚泥ll中の水分のろ過が進行し濾
布4゜4eLの表面にケーキ12.12gが付着して濾
過性能が低下してきたとき、パルプ9を開き、ポンプ1
0を作動させ濾過槽1内の汚泥11をケーキ排出管8か
ら排出する。次いでポンプ10を停止し、パルプ9.6
を閉じ、図示してないコンプレッサーにより圧搾空気を
給気管7を通して濾過板2内へ供給すると圧搾空気の吹
き出す力によって濾布4.4aの表面に付着したケーキ
12,126は浮き上がり、濾布4,4Gから剥離し濾
過槽1の底部に落下堆積するので再びパルプ9を開にし
、ポンプ1oを駆動して落下堆積したケーキ12,12
αをケーキ排出管8を通して濾過槽外へ排出する。
このように・濾過板を用いて汚泥を脱水濃縮する方法は
濾布上にケーキが付着して濾過性能が低下するので濾布
上のケーキを除去するために従来濾過板肉に圧搾空気を
吹き込むことにより濾布からケーキを剥離している。
しかしながらこの方法は濾布上に付着したケーキの層が
薄く、シかも濾布の繊維に対して付着性の強いケーキが
形成されるとケーキの剥離が完全に行なわれず、とくに
下水汚泥の場合、濾過が促進されるように網目の大きい
ろ布を採用することが多いために濾過板肉に供給された
圧搾空気が部分的に強く作用した個所のみケーキが剥離
するようになる。一旦部分的にケーキの剥離した個所が
生ずると、圧搾空気はそのろ布面から放出してしまうた
めに、剥離せずに残存しているケーキに対しては圧搾空
気のケーキ剥離作用が及ばなくなる。
この点を解決するためには大量の圧搾空気を短時間に濾
過板肉に吹き込めばよいのであるが、このようにすると
ろ布の目づまりが進行してきたとき圧搾空気の供給によ
って濾布の表面全体が大きな円弧状に膨出変形し、長時
間使用後には濾布が伸張したり、また目づまりのために
圧搾空気が濾布から吹き出す量が少ないために濾布が切
断されることなどから、使用に堪えなくなるという欠点
を有する。
(発明の目的) 本発明は上述の点に鑑みてなされたものであり、その目
的は圧搾空気の供給量を少なくシ、濾布上に付着したケ
ーキを確実に剥離して汚泥の良好な濾過性能を長期間に
わたって維持することができる濾過濃縮装置用濾過板の
ろ布固定方法を提供することにある。
(発明の要点) 本発明は濾過板に用いる支持板の少くとも一主面に濾布
をあてがい、このろ布の全周を支持板に対して汚泥が浸
入しない程度の水密性をもって結合し、濾布のろ過面は
支持板に対して点状に全域を固定することにより、濾過
板に圧搾空気を供給したときに、固定点で分割された濾
布の各小領域が小さな曲率半径でそれぞれ膨出変形でき
るようにしたものである。
(発明の実施例) 以下本発明を実施例に基づき説明する。
第1図は本発明による支持板とろ布の固定状態を示した
濾過板の一部の断面図であり、第4図と共通部分は同一
符号で表わしである。第1(14において矩形状の例え
ばポリエチレン製ネットの支持板3とその両面に同形同
大のろ布4および4αをあてがい、これらの周囲を糸1
3で縫合しである。
第1図のろ過板が第4図と異なる所は支持板3とその両
面のろ布4. 41!とをさらに複数個のねじ14で固
定した点にある。12および12αは濾布4および4a
に付着したケーキである。
第2図はねじ14の取りつけ個所の一例を示した濾過板
の正面図である。第2図の点線は濾布の縫い目を表わし
ている。第2図ではねじ14を4個所に用いており、こ
の場合濾過板はこの4個のねじによりA、B、O,Dお
よびEの五つの領域に区分される。このようにすると2
枚のろ布はいずれもはじめは支持板に当接されているが
、濾液排出管5から圧搾空気を濾過板肉に送り込んだと
きに、圧搾空気は小領域A、B、G、DおよびEに入っ
て、濾布全体が一つにふくらむことなく、各小領域毎に
5個所でそれぞれ膨出変形するようになる。
第3図はこのようにしてケーキを剥離した状態を第1図
と対応させて示した断面図である。但し第3図では濾布
4,4αの方が支持板3より大きくなっているが、この
場合はこれらをねじ止めするので、必ずしも第1図のよ
うに同形同大とする必要なく支持板3の方が濾布4. 
4tLより外廓寸法はやや小さくてもよい。第3図にお
いて支持板3とろ布4,4+zをねじ14で固定した濾
過板は圧搾空気を吹き込むことによってねじ14で分割
された小領域A、B、O,DおよびE各面上のろ布がそ
れぞれ独立にふくらんで突出し、ねじ14を用いない従
来のように濾布全体として一つのふくらみを持った大き
な円弧状に変形することなく、5個所でそれぞれ曲率の
小さい円弧として張り出すようになるから、濾布4. 
4(!の面上に平坦に付着しているケーキ12.12g
はこの変形に追従することができず、濾布4,4a面か
ら浮き上がって遂には剥離して濾過槽の底部に落下堆積
する。
したがって薄く強固に濾布面に付着したケーキの場合な
ど濾布4. 41!を支持板3とともに周囲で縫合する
だけのろ過板は圧搾空気を供給してもケーキ12,12
αが濾布全体の大きな円弧状の変形に追随して変形する
のみで剥離するまでに至らないが、本発明によれば濾布
4. 4cLが数個所で局部的に突出するので、ケーキ
12,12αは濾布全面に連続して付着していることが
保てなくなり、数個所で同時に剥離を起こすようになる
なお濾布4,4(lはポリプロピレン、ナイロン。
テトロンなどの化学繊維などからつくられるが、処理す
る汚泥に含まれる粒子の大きさなどを堪案して適当な大
きさのメツシュとするのがよく、また濾布4,4αと支
持板3とを固定するねじ止めの数と位置は、濾過板の大
きさや生成されるケーキの性状などを考慮した上でケー
キ12.12cLが最も剥離しやすいように設定するの
がよい。さらに本発明の方法は実用上濾布を支持板のい
ずれか一方の面にあてがうだけで済ますことができる場
合にも有効に作用するものである。。
(発明の効果) 汚泥を濾過板を用いて濾過濃縮する際に1、従来ネット
などの支持板の表面に濾布を当接し周囲を縫合してなる
濾過板に圧搾空気を導入して濾布に付着したケーキを除
去していたのに対し、本発明によれば実施例で説明した
ように、支持板とろ布を周囲で縫合するだけでなく、濾
過板上に点在する複数個のねじによりこれらを固定し、
濾過板を複数個の小領域に分割して圧搾空気を吹き込む
ようにしたため、圧搾空気による濾布の変形がねじで分
割された各小領域においてそれぞれ小さな曲率をもった
円弧状に張り出して変形し、濾布上に付着したケーキは
濾過板をねじ止めしてないときに比べて全体として大き
く湾曲するような、変形とはならないから、付着性の強
い薄いケーキなどでも濾布面の変形に対して追従できず
、濾布上全面で連続性を保持できなくなり、その結果圧
搾空気を多量に供給しなくてもケーキを容易に剥離除去
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるねじ止めした濾過板の断面図、第
2図はねじ止めの位置を示した濾過板の平面図、第3図
はケーキ剥離状態を示した濾過板の断面図、第4図は従
来のろ過濃縮装置の要部構成断面図である。 1:濾過槽、2:濾過板、3:支持板、4,4eL:濾
布、5:濾液排出管、619:バルブ、7:給気管、8
:ケーキ排出管、lo:ポンプ、11:汚泥、12,1
2g :ケーキ、13:糸、14:ねじ。 第 1!!1 第2図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)汚泥のろ過濃縮装置に用いるろ過板のろ布を支持板
    に取りつけるに際して、支持板の少くとも一主面に輪廓
    が支持板と同じもしくはやや大きいろ布を当てがい周縁
    近傍で縫合した後、支持板とろ布の両主面を複数個の止
    め具を用いて、該止め具がろ過板表面からみて不連続に
    点在して位置するように締結し、ろ過板を締結個所によ
    り複数個の小領域に分割したことを特徴とするろ過濃縮
    装置のろ過板のろ布固定方法。 2)特許請求の範囲第1項記載の方法において、止め具
    として、ねじ、ボルトもしくはリベツトを用いることを
    特徴とするろ過濃縮装置のろ過板のろ布固定方法。
JP59280652A 1984-12-27 1984-12-27 瀘過濃縮装置の瀘過板の瀘布固定方法 Pending JPS61153120A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0351739A (ja) * 1989-07-19 1991-03-06 Kyoritsu Denki Kk シート状資料搬送装置
JPH0351741A (ja) * 1989-07-19 1991-03-06 Kyoritsu Denki Kk 懸濁液から固体粒子の乾燥資料を製造する方法と装置及びパルプ濃度測定方法と装置
JP2007296455A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Fuji Electric Systems Co Ltd 濾過濃縮装置
KR100954099B1 (ko) 2008-09-25 2010-04-23 메타워터 가부시키가이샤 흡인식 여과농축장치
KR100954100B1 (ko) 2008-09-25 2010-04-23 메타워터 가부시키가이샤 흡인식 여과농축장치
KR100954102B1 (ko) 2008-09-25 2010-04-23 메타워터 가부시키가이샤 흡인식 여과농축장치
JP2010234199A (ja) * 2009-03-30 2010-10-21 Metawater Co Ltd 吸引式濾過濃縮装置

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