JPS61153104A - 外圧型ろ過用中空糸膜カートリッジを設置したろ過塔およびこのろ過塔の使用方法 - Google Patents
外圧型ろ過用中空糸膜カートリッジを設置したろ過塔およびこのろ過塔の使用方法Info
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- JPS61153104A JPS61153104A JP27357984A JP27357984A JPS61153104A JP S61153104 A JPS61153104 A JP S61153104A JP 27357984 A JP27357984 A JP 27357984A JP 27357984 A JP27357984 A JP 27357984A JP S61153104 A JPS61153104 A JP S61153104A
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- cartridge
- membrane
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は外圧型ろ適用の中空糸膜カートリッジおよびこ
れを使用する中空糸膜の洗浄方法に関するものである。
れを使用する中空糸膜の洗浄方法に関するものである。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕中空
糸膜は、大きな膜面積が確保されるため最近特にその用
途が広がりつつある。中空糸膜を使用したろ過方法とし
ては、中空糸内面をろ退部とする内圧型使用と、外面を
ろ退部とする外圧型使用とがある。一般的には超純水用
をはじめとして内圧型使用が広く用いられているが、多
くの微粒子を除去する場合、内圧型使用の場合には、内
面への微粒子の付着により、中空糸の有効内径が縮小す
るため、中空糸内の流動抵抗が大きくなり、大きな収量
を得ることができない。
糸膜は、大きな膜面積が確保されるため最近特にその用
途が広がりつつある。中空糸膜を使用したろ過方法とし
ては、中空糸内面をろ退部とする内圧型使用と、外面を
ろ退部とする外圧型使用とがある。一般的には超純水用
をはじめとして内圧型使用が広く用いられているが、多
くの微粒子を除去する場合、内圧型使用の場合には、内
面への微粒子の付着により、中空糸の有効内径が縮小す
るため、中空糸内の流動抵抗が大きくなり、大きな収量
を得ることができない。
そこで、中空糸内径を大きくすると、膜面積が低下する
こととなる。
こととなる。
一方外圧型使用の場合には、内面への微粒子の付着によ
る中空糸の有効内径の縮少はなく、膜面積も、内圧型使
用の場合に比べ、外径／内径倍に増加するため、ろ過機
能上有利となる。
る中空糸の有効内径の縮少はなく、膜面積も、内圧型使
用の場合に比べ、外径／内径倍に増加するため、ろ過機
能上有利となる。
しかし、中空糸外面に多くの微粒子が付着すると、中空
糸間の間隔がなくなり、中空糸間への流体の移動を阻止
すると共に有効な膜面積の低下を生じ、ろ過性能の低下
となって現われてくる。
糸間の間隔がなくなり、中空糸間への流体の移動を阻止
すると共に有効な膜面積の低下を生じ、ろ過性能の低下
となって現われてくる。
したがって、外圧型で使用覆る場合には中空糸相互が適
度に分散した中空糸束を用いる必要がある。
度に分散した中空糸束を用いる必要がある。
例えば特開昭５０−１４９５８７号によれば中空糸の一
端がループを形成しない自由端でかつ、中空糸中空部が
間口したモジュールが示されている。
端がループを形成しない自由端でかつ、中空糸中空部が
間口したモジュールが示されている。
この方法は、中空糸の一端が自由端となって、いるため
、シェル内で中空糸が分散することを利用しているが、
この方法では中空糸が両端で整束固定されていないため
構造的に不安定であり、中空糸に曲がりやねじれ等が生
じ、折損等の破損が生じ易く、取扱い上１強度上、不安
が必る。
、シェル内で中空糸が分散することを利用しているが、
この方法では中空糸が両端で整束固定されていないため
構造的に不安定であり、中空糸に曲がりやねじれ等が生
じ、折損等の破損が生じ易く、取扱い上１強度上、不安
が必る。
また、特公昭５６−２５１６４号では中空糸の一端が自
由端である中空糸膜の逆洗方法が示されている。この方
法では圧縮空気をろ過方向と逆方向に導入し、線膜より
多数の気泡を生ぜしめて付着微粒子を剥離させると共に
、該圧縮空気により、中空糸膜を振動させて付着微粒子
を除去することを特徴としているが、このためには、中
空糸の材質が流体に濡れ易いこと、バブルポイントが低
く気泡の発生が容易であること、中空糸が全体に亙っで
振動するために、中空糸に固さが必要なこと等の制約が
大きいため、用途が限定される。
由端である中空糸膜の逆洗方法が示されている。この方
法では圧縮空気をろ過方向と逆方向に導入し、線膜より
多数の気泡を生ぜしめて付着微粒子を剥離させると共に
、該圧縮空気により、中空糸膜を振動させて付着微粒子
を除去することを特徴としているが、このためには、中
空糸の材質が流体に濡れ易いこと、バブルポイントが低
く気泡の発生が容易であること、中空糸が全体に亙っで
振動するために、中空糸に固さが必要なこと等の制約が
大きいため、用途が限定される。
また、特開昭５２−５８０７８号、特開昭５２−７１３
８６号では流入液にガスを混入し、膜面を気液混合流体
と接触あるいは、脈動を与えることにより、膜面上に形
成される汚染層を除去する方法が示されているが、この
方法を外圧型使用の中空糸（問題点を解決するための手
段） 本発明者らは以上の問題点に関して検討した結果、構造
的に安定で、ろ過性能がよく、洗浄効果のよい外圧型ろ
適用の中空糸膜カートリッジおよびこれを使用する中空
糸膜の洗浄方法を完成した。
８６号では流入液にガスを混入し、膜面を気液混合流体
と接触あるいは、脈動を与えることにより、膜面上に形
成される汚染層を除去する方法が示されているが、この
方法を外圧型使用の中空糸（問題点を解決するための手
段） 本発明者らは以上の問題点に関して検討した結果、構造
的に安定で、ろ過性能がよく、洗浄効果のよい外圧型ろ
適用の中空糸膜カートリッジおよびこれを使用する中空
糸膜の洗浄方法を完成した。
即ち本発明は多数本の中空糸束を外筒内に装着した外圧
型の液体ろ過を行うための中空糸膜カートリッジにおい
て、上記の中空糸束の一端は各中空糸の中空部が接着剤
により閉口されるように外筒の一端側に接着固定し、該
中空糸束の他端は各中空糸の中空部がろ液の出口として
外筒外に開口するように外筒の他端側に接石固定し、か
つ中空部が閉口されている中空束群の端部側には外筒外
より外筒内の中空糸間に通ずる貫通口がその接着固定部
に加工されていることを特徴とする外圧型ろ適用の中空
糸膜カートリッジおよびこの外圧型ろ適用の中空糸膜カ
ートリッジにおいて、外筒内に液体を収容した状態で貫
通口より外筒内に気体を導入し、中空糸の外側膜面を気
液混合流体と強制接触させることにより該中空糸の膜面
上に形成される汚染層を除去することを特徴とする中空
糸膜の洗浄方法を提供したものである。
型の液体ろ過を行うための中空糸膜カートリッジにおい
て、上記の中空糸束の一端は各中空糸の中空部が接着剤
により閉口されるように外筒の一端側に接着固定し、該
中空糸束の他端は各中空糸の中空部がろ液の出口として
外筒外に開口するように外筒の他端側に接石固定し、か
つ中空部が閉口されている中空束群の端部側には外筒外
より外筒内の中空糸間に通ずる貫通口がその接着固定部
に加工されていることを特徴とする外圧型ろ適用の中空
糸膜カートリッジおよびこの外圧型ろ適用の中空糸膜カ
ートリッジにおいて、外筒内に液体を収容した状態で貫
通口より外筒内に気体を導入し、中空糸の外側膜面を気
液混合流体と強制接触させることにより該中空糸の膜面
上に形成される汚染層を除去することを特徴とする中空
糸膜の洗浄方法を提供したものである。
上記の如く本発明の外圧ろ適用の中空糸膜カートリッジ
は、中空糸束の両端を各々これらを収容している外筒内
に接着固定している両端固定式であるため、前述のよう
に構造上安定性がよく、作業上取り扱い性も優れている
利点を有する。
は、中空糸束の両端を各々これらを収容している外筒内
に接着固定している両端固定式であるため、前述のよう
に構造上安定性がよく、作業上取り扱い性も優れている
利点を有する。
また両端固定式の中空糸膜カートリッジの場合には通水
、逆洗上問題を生じ易いが、本発明では中空部が閉口さ
れている中空糸束の端部側の接着固定部には外筒外より
外筒内の各中空糸の外側膜面に通ずる口通口が加工され
るため、中空糸膜の外面に容易に空気を吹き込むことが
でき、萌述したような制約条件の多い空気道洗浄を行う
必要がなく、用いる中空糸のポアサイズ等その他の性能
面での選択の巾が広くなる利点をしっている。
、逆洗上問題を生じ易いが、本発明では中空部が閉口さ
れている中空糸束の端部側の接着固定部には外筒外より
外筒内の各中空糸の外側膜面に通ずる口通口が加工され
るため、中空糸膜の外面に容易に空気を吹き込むことが
でき、萌述したような制約条件の多い空気道洗浄を行う
必要がなく、用いる中空糸のポアサイズ等その他の性能
面での選択の巾が広くなる利点をしっている。
上記の貫通口は、多数の中空糸の各糸膜外面に均等に気
液混合気体を接触しうるように、中空部が開口されてい
る中空糸束の端部側の断面円形の接着固定部に可及的多
数均一に配設するのが望ましいが、中空糸膜の収容効率
との関係から、この貫通口は等角度的に交叉する２条以
上の直径方向のスリット群と１′るか或いは上記接着固
定部の円形周辺部に円周方向等間隔的に設けた透孔と円
形中心部に設けた透孔との組合せによるものが右利であ
る。
液混合気体を接触しうるように、中空部が開口されてい
る中空糸束の端部側の断面円形の接着固定部に可及的多
数均一に配設するのが望ましいが、中空糸膜の収容効率
との関係から、この貫通口は等角度的に交叉する２条以
上の直径方向のスリット群と１′るか或いは上記接着固
定部の円形周辺部に円周方向等間隔的に設けた透孔と円
形中心部に設けた透孔との組合せによるものが右利であ
る。
尚、中空糸束の当該端部は上記の目通口を避けた残余の
部分で接着固定されることになる。
部分で接着固定されることになる。
このように貫通口の形状、大きさについては中空糸膜群
が外筒内で適度に分散し、流入気体が自由に中空糸膜外
面に貫通しうる大きさであればよいが、通常工業的な用
途には貫通口の大きさはスリット巾ないしは孔径として
１〜１０調特に １〜５＃１ＩＩｌ程度が好ましい。
が外筒内で適度に分散し、流入気体が自由に中空糸膜外
面に貫通しうる大きさであればよいが、通常工業的な用
途には貫通口の大きさはスリット巾ないしは孔径として
１〜１０調特に １〜５＃１ＩＩｌ程度が好ましい。
これは１０Ｉｎ屑を越えて余り大きな貫通口を設けると
外筒内への中の中空糸の丸填本数が限られ、１カートリ
ッジ当りの膜面積が小さくなり、大きな処理容量が得ら
れないからである。又、逆に貫通口が１ｍより小さいと
中空糸膜面の洗浄時にこの促通口より中空糸膜面に気体
を満足に導入することが困難となり好ましくない。
外筒内への中の中空糸の丸填本数が限られ、１カートリ
ッジ当りの膜面積が小さくなり、大きな処理容量が得ら
れないからである。又、逆に貫通口が１ｍより小さいと
中空糸膜面の洗浄時にこの促通口より中空糸膜面に気体
を満足に導入することが困難となり好ましくない。
他方中空糸膜の外筒内への充填本数は使用条件に応じて
選ぶ必要があるが、カートリッジの外筒の内断面積に対
する中空糸膜の全断面積の割合、即ち充填率として２０
〜５０％の範囲で調整するのが有利である。その際ろ過
対象物の負荷量が大きい場合には低充填率に、負荷量が
小さい場合には高充填率となるように適宜に調整すれば
よい。
選ぶ必要があるが、カートリッジの外筒の内断面積に対
する中空糸膜の全断面積の割合、即ち充填率として２０
〜５０％の範囲で調整するのが有利である。その際ろ過
対象物の負荷量が大きい場合には低充填率に、負荷量が
小さい場合には高充填率となるように適宜に調整すれば
よい。
以下本発明になる中空糸膜カートリッジの実施例を第１
図ないし第５図によって説明する。
図ないし第５図によって説明する。
尚、第５図では当該カートリッジを多数本ろ過容器に装
着した例を示しているが、このようなろ過容器を用いず
にカートリッジの外筒自体をろ過容器とし、単一モジュ
ールとして使用することも当然可能である。
着した例を示しているが、このようなろ過容器を用いず
にカートリッジの外筒自体をろ過容器とし、単一モジュ
ールとして使用することも当然可能である。
第１図は本発明の中空糸膜カートリッジ（１）を例示し
たもので多数本の中空糸（２）を外筒（３）内に収容し
、中空糸（２）の上下両端を夫々上部接着固定部（６）
及び下部接着固定部（７）で夫々外筒（３）内に固定す
る。その際中空糸（２）の下端は下部接着固定部（７）
によってその中空部が開口されているが、中空糸（２）
の上端は−Ｌ部接着固定部（６）を貴いて外筒（３）外
に開口している。
たもので多数本の中空糸（２）を外筒（３）内に収容し
、中空糸（２）の上下両端を夫々上部接着固定部（６）
及び下部接着固定部（７）で夫々外筒（３）内に固定す
る。その際中空糸（２）の下端は下部接着固定部（７）
によってその中空部が開口されているが、中空糸（２）
の上端は−Ｌ部接着固定部（６）を貴いて外筒（３）外
に開口している。
外筒（３）には被処理液の流通口（４）、＜５）が設け
られている。
られている。
（８）は外筒（３）の上部に設けた７ランジ状の取付部
でこれによりカートリッジをろ過塔に組付けるようにな
っている。
でこれによりカートリッジをろ過塔に組付けるようにな
っている。
上部接着固定部（６）では第２図の断面図に示すように
多数本の中空糸（２）（図面では一部のみを示している
）が中空の状態でこれを貫いているが、下部接着固定部
（７）ではその中空部が閉口されており、その断面を示
す第３図の例では直交する２条の直径方向のα通口（９
）があけられ、その他の部分では、接着剤で中空部の閉
塞された多数本の中空糸（２）（図面では一部のみを示
している）の下端が埋設固定されている。同じく下部接
着固定部（７）の断面を示す第４図の例では、円周方向
等間隔に４個の円形の貫通口（９）があけられている。
多数本の中空糸（２）（図面では一部のみを示している
）が中空の状態でこれを貫いているが、下部接着固定部
（７）ではその中空部が閉口されており、その断面を示
す第３図の例では直交する２条の直径方向のα通口（９
）があけられ、その他の部分では、接着剤で中空部の閉
塞された多数本の中空糸（２）（図面では一部のみを示
している）の下端が埋設固定されている。同じく下部接
着固定部（７）の断面を示す第４図の例では、円周方向
等間隔に４個の円形の貫通口（９）があけられている。
又、外筒（３）の下部には下部接着固定部（７）の下方
に延びるスカート部（１０）が形成され、これにより中
空糸（２）の外側膜面の洗浄時に空気の横方向への逃失
を阻止し、空気外筒（２）内に効果的に送入しうるよう
にしている。
に延びるスカート部（１０）が形成され、これにより中
空糸（２）の外側膜面の洗浄時に空気の横方向への逃失
を阻止し、空気外筒（２）内に効果的に送入しうるよう
にしている。
上記構成のカートリッジ（１）は、第５図に示すように
ろ過客！（１１）内に多数本並列状に収容するが、各カ
ートリッジ（１）はろ過容器（１１）内の仕切板（１２
）に等間隔にあ番ノた各透孔にフランジ状の取付部を係
止した状態で垂設している。容器（１１）内のカートリ
ッジ（１）の下方には原水及び空気分散器（１３）が設
けられ、ろ適時には入口（１４）より原水を、又洗浄時
にはここより空気を夫々分散器（１３）に送り込むよう
になっている。
ろ過客！（１１）内に多数本並列状に収容するが、各カ
ートリッジ（１）はろ過容器（１１）内の仕切板（１２
）に等間隔にあ番ノた各透孔にフランジ状の取付部を係
止した状態で垂設している。容器（１１）内のカートリ
ッジ（１）の下方には原水及び空気分散器（１３）が設
けられ、ろ適時には入口（１４）より原水を、又洗浄時
にはここより空気を夫々分散器（１３）に送り込むよう
になっている。
又容器（１１）の上部には処理水出口（１５）及びエア
ー扱き（１６Ａ）が夫々設けられ、又容器（１１）の下
部にはドレン汰き（１７）が設けられているとともに容
器（１１）の仕切板（１２）の下部にエアー抜き（１６
Ｂ ）が設けられている。
ー扱き（１６Ａ）が夫々設けられ、又容器（１１）の下
部にはドレン汰き（１７）が設けられているとともに容
器（１１）の仕切板（１２）の下部にエアー抜き（１６
Ｂ ）が設けられている。
そこで、原水のろ適時には入口（１４）より分散器（１
３）に送入された原水は各カートリッジ〈１）の被処理
液の流通口（４）、（５）および貫通口（９）よりその
外筒（３）内に入り原水中の遊離浮遊物は中空糸（２）
の外側膜面でろ過され、各中空糸（２）の中空部内に入
った清浄化された処理水は該中空部の上部開口よりカー
トリッジ（１）外に出て処理水出口（１５）より取り出
される。
３）に送入された原水は各カートリッジ〈１）の被処理
液の流通口（４）、（５）および貫通口（９）よりその
外筒（３）内に入り原水中の遊離浮遊物は中空糸（２）
の外側膜面でろ過され、各中空糸（２）の中空部内に入
った清浄化された処理水は該中空部の上部開口よりカー
トリッジ（１）外に出て処理水出口（１５）より取り出
される。
上記ろ過作業の継続によって各カートリッジ（１）内の
中空糸（２）の外側膜面にろ過作業を妨げる汚染層が形
成されたときには、カートリッジ（１）の内外に液体を
満し、かつ処理水出口（１５）を閉じた状態で、入り口
（１４）から分散器（１３）を介してカートリッジ（１
）内の流速が１００〜８０ＯＮＴｒＬ３ん７ＦＬ２／Ｈ
の空気を導入し、この導入空気を各カートリッジ（１）
の貫通口（９）より前出のスカート部（１０）の逃失阻
止効果を利用して効果的に外筒（３）内に導入し、この
導入空気と外筒内の液体とで形成される気液混合気体を
中空の外側膜面に強制的から放出する。また前述した空
気量は本発明の洗浄方法における最適な空気量を示し、
１００ＮＴｒＬ３／ＴｒＬ２／Ｈより少ない場合は洗浄
効果が悪く、また８０ＯＮ７ＦＬ３７ｍ２ ／Ｈより多
い場合は洗浄コストが上昇して好ましくない。
中空糸（２）の外側膜面にろ過作業を妨げる汚染層が形
成されたときには、カートリッジ（１）の内外に液体を
満し、かつ処理水出口（１５）を閉じた状態で、入り口
（１４）から分散器（１３）を介してカートリッジ（１
）内の流速が１００〜８０ＯＮＴｒＬ３ん７ＦＬ２／Ｈ
の空気を導入し、この導入空気を各カートリッジ（１）
の貫通口（９）より前出のスカート部（１０）の逃失阻
止効果を利用して効果的に外筒（３）内に導入し、この
導入空気と外筒内の液体とで形成される気液混合気体を
中空の外側膜面に強制的から放出する。また前述した空
気量は本発明の洗浄方法における最適な空気量を示し、
１００ＮＴｒＬ３／ＴｒＬ２／Ｈより少ない場合は洗浄
効果が悪く、また８０ＯＮ７ＦＬ３７ｍ２ ／Ｈより多
い場合は洗浄コストが上昇して好ましくない。
（発明の効果）
本発明の中空糸状膜カートリッジによれば、多数本の中
空糸の両端部が夫々外筒内の両端部に接着固定され、し
かも該中空糸は一方の接着固定部ではその中空部が開口
され他方の接着固定部では、その中空部が外筒外に開口
されているので、構造安定性に富みかつ作業取扱い性に
も優れている利点を有する。又、中空系膜の中空部が閉
口されている接着固定部にろ過処理すべき原水または洗
浄用空気の導入用貫通口があけられているので、当該貫
通口を通して中空糸束の中央部にも直接的に原水を供給
することができ、かつ中空糸の分散性が高められている
のでろ過性能が極めてよく、また当該貫通口を通して外
筒内に空気を容易かつ効果的に送入することがｒき、中
空糸膜の外面に付着した汚染層をこの吹込み空気と外筒
内液体とで形成されている気液混合流体で、効果的に除
去することができるとともに剥離した汚染物を当該Ｑ通
口を通して効果的にカートリッジ外へ排出することがで
きる。
空糸の両端部が夫々外筒内の両端部に接着固定され、し
かも該中空糸は一方の接着固定部ではその中空部が開口
され他方の接着固定部では、その中空部が外筒外に開口
されているので、構造安定性に富みかつ作業取扱い性に
も優れている利点を有する。又、中空系膜の中空部が閉
口されている接着固定部にろ過処理すべき原水または洗
浄用空気の導入用貫通口があけられているので、当該貫
通口を通して中空糸束の中央部にも直接的に原水を供給
することができ、かつ中空糸の分散性が高められている
のでろ過性能が極めてよく、また当該貫通口を通して外
筒内に空気を容易かつ効果的に送入することがｒき、中
空糸膜の外面に付着した汚染層をこの吹込み空気と外筒
内液体とで形成されている気液混合流体で、効果的に除
去することができるとともに剥離した汚染物を当該Ｑ通
口を通して効果的にカートリッジ外へ排出することがで
きる。
第１図は本発明の実施例を示す外圧型ろ適用糸状膜カー
トリッジの断面模式図、第２図は同上のＡ−△断面図、
第３図は同上のＢ−８断面図、第４図は第３図とは別の
例を示すＢ−８断面図、第５図は第１図のカートリッジ
を相込んだろ過客器の断面模式図である。 １・・・ 中空糸膜カートリッジ ２・・・ 中空糸 ３・・・ 外 筒６．７
・・・ 接着固定部 ９・・・ 貫通口１０・・・
スカート部 １１・・・ ろ過容器代理人 弁
理士 高 橋 章 第５図
トリッジの断面模式図、第２図は同上のＡ−△断面図、
第３図は同上のＢ−８断面図、第４図は第３図とは別の
例を示すＢ−８断面図、第５図は第１図のカートリッジ
を相込んだろ過客器の断面模式図である。 １・・・ 中空糸膜カートリッジ ２・・・ 中空糸 ３・・・ 外 筒６．７
・・・ 接着固定部 ９・・・ 貫通口１０・・・
スカート部 １１・・・ ろ過容器代理人 弁
理士 高 橋 章 第５図
Claims (2)
- （１）多数本の中空糸を外筒内に装着した外圧型の液体
ろ過を行うための中空糸膜カートリッジにおいて、上記
の中空糸束の一端は各中空糸の中空部が接着剤により閉
口させるように外筒の一端側に接着固定し、該中空糸束
の他端は各中空糸の中空部がろ液の出口として外筒外に
開口するように外筒の他端側に接着固定し、かつ中空部
が閉口されている中空糸束の端部側には外筒外より外筒
内の中空糸間に通ずる貫通口がその接着固定部に加工さ
れていることを特徴とする外圧型ろ適用の中空糸状膜カ
ートリッジ。 - （２）特許請求の範囲第１項記載の外圧型ろ適用の中空
糸膜カートリッジにおいて、外筒内に液体を収容した状
態で貫通口より外筒内に気体を導入し、中空糸の外側膜
面を気液混合流体と強制接触させることにより該中空糸
の外側膜面上に形成される汚染層を除去することを特徴
とする中空糸膜の洗浄方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27357984A JPS61153104A (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | 外圧型ろ過用中空糸膜カートリッジを設置したろ過塔およびこのろ過塔の使用方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27357984A JPS61153104A (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | 外圧型ろ過用中空糸膜カートリッジを設置したろ過塔およびこのろ過塔の使用方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61153104A true JPS61153104A (ja) | 1986-07-11 |
| JPH0575449B2 JPH0575449B2 (ja) | 1993-10-20 |
Family
ID=17529764
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27357984A Granted JPS61153104A (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | 外圧型ろ過用中空糸膜カートリッジを設置したろ過塔およびこのろ過塔の使用方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61153104A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61171502A (ja) * | 1985-01-25 | 1986-08-02 | Ebara Corp | 中空糸膜モジユ−ル |
| JPS61192308A (ja) * | 1985-02-21 | 1986-08-26 | Ebara Corp | 中空糸膜モジユ−ル |
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