JPS6363003B2 - - Google Patents

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JPS6363003B2
JPS6363003B2 JP60031429A JP3142985A JPS6363003B2 JP S6363003 B2 JPS6363003 B2 JP S6363003B2 JP 60031429 A JP60031429 A JP 60031429A JP 3142985 A JP3142985 A JP 3142985A JP S6363003 B2 JPS6363003 B2 JP S6363003B2
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JP
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hollow fiber
tube plate
hollow
fiber membrane
bundle
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JP60031429A
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JPS61192308A (ja
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  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、中空糸膜の外側から内側に過する
仕様の中空糸膜モジユールに関し、特に設備容量
上複数本の中空糸膜モジユールからなる中空糸膜
フイルタ装置に用いて好適な中空糸膜モジユール
に関する。
[従来の技術] 従来のこの種中空糸膜モジユールは、多数本の
中空糸をひとつの束にまとめた中空糸束の上端
が、各中空糸の上端を開放して管板に固定され、
各中空糸の下端が接着剤等により閉塞された片持
支持構造のもの、またはひとつの束にまとめた中
空糸束をU字型に曲げ、その中空糸束の両端を管
板に固定した片持支持構造のものであつた。
第1図に前者の例を示し、多数本の中空糸1を
ひとつの束にまとめた中空糸束2の上端は、各中
空糸1の上端を開放して中空糸管板3に固定さ
れ、各中空糸1の下端は接着剤等により閉塞され
た片持支持構造となつている。
かかる中空糸膜モジユールは、中空糸管板3の
小径部が中空糸膜フイルタ装置本体の管板7に穿
孔された孔に挿入されており、中空糸束2は下方
に垂下し、Oリング8を介して装置本体の管板7
に支持され、中空糸管板3の上にはガスケツト9
を介して押え板10が置かれ、植込ボルト11に
より装置本体の管板7に固定されている。各中空
糸膜モジユール相互の中空糸1のからみを防止す
るために、中空糸束2を囲むスリーブ5が設けら
れており、このスリーブ5は中空糸膜フイルタ装
置本体の管板7に固着されている。
しかし、このように中空糸束2の上端のみを管
板3に固定した片持支持構造の場合は強度上弱い
欠点があり、そこで本出願人は、中空糸束の上端
および下端を上部管板および下部管板に固定し、
上部管板と下部管板を支柱により結合した中空糸
膜モジユールにつき提案し、特許出願を行つた。
その先行技術によれば、両持支持構造となつて
片持支持構造のものに比べ強度上有利である。
ところで、かかる中空糸膜モジユールにおいて
は、膜面洗浄のために空気スクラビングが行わ
れ、空気は下部管板から上昇し中空糸束を通つて
中空糸束外部に抜ける。しかし中空糸をひとつの
束にまとめた中空糸束とした形式の中空糸膜モジ
ユールの場合は、空気スクラビングの際、下部管
板から上昇してくる空気が中空糸束から中空糸束
外に抜けにくく、膜面洗浄を効率よく行えない欠
点があつた。
例えば特開昭61−153104号公報には下部接着固
定部においてその中空部が開口させて、直交する
2条の直径方向の貫通口又は円周方向等間隔に4
個の円形の貫通口を設けたものが開示されてい
る。しかしながらかかる先行技術では中空束が上
部および下部において接着固定されているので、
前述の如く空気スクラビングの際に空気が中空糸
束から中空糸束外に抜けにくい。なんとなれば、
貫通口は下部接着固定部のみに設けられているか
らである。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は、先に提案した発明の利点、すなわち
両持支持構造として強度の増大を図り、かつ空気
のスクラビングによる膜面洗浄の効果の向上を図
ることのできる中空糸膜モジユールを提供するこ
とを目的としてなされたものである。
[問題を解決するための手段] このため本発明によれば、中空糸膜の外側から
内側へ過する仕様の中空糸膜モジユールにおい
て、モジユールを構成する多数本の中空糸を複数
個の中空糸束に区画し、各中空糸の上端は開放、
下端は閉塞して、そして各中空糸束はそれ等の間
に〓間ができるようにしてその上端および下端が
中空糸上部管板および中空糸下部管板に固定する
と共に、中空糸上部管板と中空糸下部管板を中心
に設けた支柱により結合してある。
[発明の作用効果] このように本発明は、中空糸膜を複数個の中空
糸束に区画し、各中空糸束をそれ等の間に〓間が
できるようにして、その上端および下端を中空糸
上部管板および中空糸下部管板に固定しているの
で、中空糸束間の〓間が空気の通路となつて、空
気スクラビングの際に下部管板から上昇してくる
空気が中空糸束から中空糸束外に容易に抜けるの
で、中空糸膜面により振動を与えて膜面洗浄効果
を向上させるこどができる。また中空糸を中空糸
上部管板および中空糸下部管板に固定した両持支
持構造であるので、従来の片持支持構造のものに
比べて強度を増大させることができる。
また、中空糸束の上端および下端を固定した中
空糸上部管板と中空糸下部管板を連結する連結部
材として中心に設けた支柱を用いることにより、
モジユール間の中空糸同志およびモジユール内の
中空糸同志のからみつきを防止でき、スリーブは
不要となる。さらに支柱を中空パイプ構造とし
て、中空パイプ自身にも穴を設けて流路を確保す
れば、より効果があがる。なお、中空糸膜の外側
から内側へ過する外圧過方式で、被処理液及
びスクラビング用空気を下側から上側へ流す場
合、中空糸束の下部管板に流れがあるので、下部
管板に切欠部または貫通孔を設けることが好まし
い。
[実施例] 以下、第2図ないし第8図を参照して本発明の
実施例につき説明する。なお、第1図と同一部分
には同一符号を付し、その説明は省略する。
第2図および第3図に示された実施例では、多
数本の中空糸1は複数個の中空糸束、図示の例で
は4つの中空糸束2A,2B,2C,2Dに区画
され、各中空糸束2A,2B,2C,2Dは、そ
れらの間に〓間ができるようにして、それらの上
端が中空糸上部管板3に固定され、下端が中空糸
下部管板4に固定されている。そして前記中空糸
上部管板3と中空糸下部管板4は支柱6により結
合されている。また下部管板4には切欠部4cが
形成されおり、各中空糸束2A〜2Dは第3図に
示すようにその断面形状は下部管板4と適合する
ようになつている。中空糸束2A,2B,2C,
2Dは中空糸上部管板3および中空糸下部管板4
に固定され、上部管板3と下部管板4とは支柱6
により結合された両持支持構造であるので、片持
支持構造の従来例に比べ強度上有利なものとな
る。
また中空糸上部管板3と中空糸下部管板4を支
柱6で結合することにより、モジユール間の中空
糸同志およびモジユール内の中空糸同志のからみ
つきを防止でき、スリーブは不要となる。なお、
中空糸膜の外側から内側へ過する外圧過方式
で、被処理液を下側から上側へ流す場合、中空糸
下部管板4に流れがあるので、図示のように下部
管板4に切欠部4cまたは貫通孔を設けるのが好
ましい。
第4図に前述の中空糸膜モジユールを用いて組
立てた中空糸膜フイルタ装置20の全容を示し、
装置のケーシング21内には一例として第5図に
示した配置状態で複数個の中空糸膜モジユール2
2が設けられている。
第4図において23は逆洗液出口、24は被処
理液入口、25は処理済み液出口、6はベント、
27はドームドレン、28は空気入口、29はス
クラビング水出口および胴体ベント、30は分配
機構を示す。
第6図に分配機構30の詳細を示し、31はヘ
ツダ管、32は分配管、33はノズルで中空糸膜
モジユール22の数だけ設けられていて、各中空
糸膜モジユール22の直下に配置されている。
第7図に前述の中空糸膜フイルタ装置20を使
用した外圧方式の中空糸膜フイルタシステムを示
し、被処理液タンク40から供給ポンプ41によ
り供給された被処理液は流量調節弁42を経て散
水機構(分配機構)30より各モジユール22に
向つて噴出される。被処理液は中空糸膜の外側か
ら内側に過され、処理済み液はライン43より
流出し、また異物はタンク44内に溜る。
逆洗用空気はライン45より、また逆洗用水は
ライン46より供給され、中空糸膜の内側から外
側に流れて逆洗を用い逆洗用水はタンク44に溜
る。
またスクラビング用空気およびスクラビング用
水もライン45およびライン46より供給され、
散水機構(分配機構)30より各モジユール22
に向つて噴出される。この際、モジユール22を
構成する中空糸1は複数個の中空糸束2A,2
B,2C,2Dに区画され、各中空糸束2A,2
B,2C,2Dはそれ等の間に〓間ができるよう
にして、その上端および下端が中空糸上部管板3
および中空糸下部管板4に固定されているので、
スラクビングの際に各中空糸束2A,2B,2
C,2Dの〓間が空気の通路となつて下部管板4
から上昇してくる空気は中空糸束から容易に中空
糸束外に抜けることができ、中空糸膜面を振動さ
せる効果が増大して洗浄効果の向上を図ることが
できる。
また第8図の実施例では、支柱16を設けたも
のの変形例であり、中空糸下部管板4に貫通孔に
相当する4つの円周から半径方向内方に伸びる切
欠16a〜16dを形成し、そして支柱16およ
び切欠16a〜16dを除いた中空糸下部管板4
に中空糸充填ブロツク22bを多数互いに間隔を
あけて設けたものである。
この実施例の作用効果は前記の各実施例と実質
的に同じである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の中空糸膜モジユールの一部を断
面で示す正面図、第2図および第3図は中空糸膜
モジユールを示し、第2図は一部を断面で示す正
面図、第3図は第2図のA−A線拡大断面図、第
4図ないし第6図は中空糸膜フイルタ装置を示
し、第4図は一部を切欠して示す全容正面図、第
5図はモジユールの配置状態を示す第4図の横断
面図、第6図は分配機構の詳細を示す平面図、第
7図は外圧方式中空糸膜フイルタシステムを示す
配管図、第8図はそれぞれ中空糸膜モジユールの
異なる実施例を示す断面図である。 1……中空糸、2A,2B,2C,2D……中
空糸束、3……中空糸上部管板、4……中空糸下
部管板、6,16……支柱。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 中空糸膜の外側から内側へ過する仕様の中
    空糸膜モジユールにおいて、モジユールを構成す
    る多数本の中空糸は複数個の中空糸束に区画され
    ていて、各中空糸の上端は開放、下端は閉塞され
    ており、そして各中空糸束はそれ等の間に〓間が
    できるようにしてその上端および下端が中空糸上
    部管板および中空糸下部管板に固定されいると共
    に、中空糸上部管板と中空糸下部管板は中心に設
    けた支柱により結合されていることを特徴とする
    中空糸膜モジユール。
JP3142985A 1985-02-21 1985-02-21 中空糸膜モジユ−ル Granted JPS61192308A (ja)

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Families Citing this family (6)

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JPS61274709A (ja) * 1985-05-29 1986-12-04 Ebara Corp 中空糸膜ろ過装置
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JPS61153104A (ja) * 1984-12-27 1986-07-11 Japan Organo Co Ltd 外圧型ろ過用中空糸膜カートリッジを設置したろ過塔およびこのろ過塔の使用方法

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