JPS61152403A - 原木及び再剥き原木のセンタリングチヤ−ジヤ - Google Patents
原木及び再剥き原木のセンタリングチヤ−ジヤInfo
- Publication number
- JPS61152403A JPS61152403A JP27359484A JP27359484A JPS61152403A JP S61152403 A JPS61152403 A JP S61152403A JP 27359484 A JP27359484 A JP 27359484A JP 27359484 A JP27359484 A JP 27359484A JP S61152403 A JPS61152403 A JP S61152403A
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- Japan
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- centering
- log
- logs
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は原木及び再剥き原木のセンタリングチャージ
ャに係り、特に原木のセンタリングを迅速・確実に行う
とともに、再剥き原木をも送給可能に設け、原木と再剥
き原木とを次行程のベニヤレースにセンタを維持しつつ
送給し、装置の汎用性の向上を図る原木及び再剥き原木
のセンタリングチャージャに関する。
ャに係り、特に原木のセンタリングを迅速・確実に行う
とともに、再剥き原木をも送給可能に設け、原木と再剥
き原木とを次行程のベニヤレースにセンタを維持しつつ
送給し、装置の汎用性の向上を図る原木及び再剥き原木
のセンタリングチャージャに関する。
[従来の技術]
センタリングチャージャには、コンピュータによって自
動的にセンタリングを行うものと、手動によりセンタリ
ングを行うものとがある。つまり、これらのセンタリン
グチャージャにおいては、原木の雨水口をモニタカメラ
によって撮影し、この両木口形状をモニタテレビに夫々
写し出し、原木を搬送方向に対し前後方向たるX軸方向
や上下方向たるY軸方向にコンピュータや手動により芯
出し部を移動させ、センタリングを行っている。
動的にセンタリングを行うものと、手動によりセンタリ
ングを行うものとがある。つまり、これらのセンタリン
グチャージャにおいては、原木の雨水口をモニタカメラ
によって撮影し、この両木口形状をモニタテレビに夫々
写し出し、原木を搬送方向に対し前後方向たるX軸方向
や上下方向たるY軸方向にコンピュータや手動により芯
出し部を移動させ、センタリングを行っている。
そして、センタリング終了後の原木を雨水目側より挟持
し、吊持しつつ水平方向に移動させ、ベニヤレースの送
給を果している。
し、吊持しつつ水平方向に移動させ、ベニヤレースの送
給を果している。
これにより、原木のセンタリング作業を迅速・確実且つ
容易に果し得て、ベニヤ単板の製造作業を向上させてい
る。
容易に果し得て、ベニヤ単板の製造作業を向上させてい
る。
[発明が解決しようとする問題点]
ところで、従来のセンタリングチャージャにおいては、
原木のセンタリングを行い、センタリング終了後の原木
をベニヤレースに送給するものであり、前記センタリン
グチャージャにより原木及び再剥き原木を送給可能に設
けたものはなく、原木あるいは再剥き原木専用機として
設置する必要があった。このため、センタリングチャー
ジャの汎用性がなく、大なる設置スペースを必要とする
とともに、設備費が嵩むという不都合がある。
原木のセンタリングを行い、センタリング終了後の原木
をベニヤレースに送給するものであり、前記センタリン
グチャージャにより原木及び再剥き原木を送給可能に設
けたものはなく、原木あるいは再剥き原木専用機として
設置する必要があった。このため、センタリングチャー
ジャの汎用性がなく、大なる設置スペースを必要とする
とともに、設備費が嵩むという不都合がある。
また、センタリング終了後の原木を雨水口側より挟持し
、吊持しつつ水平方向に移動させてベニヤレースに原木
を送給することにより、クランプ送給手段の構成が複雑
化するとともに大型化し、センタリングチャージャをも
大型化させてしまう。
、吊持しつつ水平方向に移動させてベニヤレースに原木
を送給することにより、クランプ送給手段の構成が複雑
化するとともに大型化し、センタリングチャージャをも
大型化させてしまう。
これにより、センタリングチャージャのコストを増大さ
せるとともに、保守・点検が困難となり、使い勝手が悪
く、送給時間が長くかがり実用上不利であるという不都
合がある。
せるとともに、保守・点検が困難となり、使い勝手が悪
く、送給時間が長くかがり実用上不利であるという不都
合がある。
[発明の目的]
そこでこの発明の目的は、上述不都合を除去すために、
原木を搬送する搬送手段を設けるとともに、芯出し部に
より保持した原木の側木口形状を検知するモニタカメラ
を設け、モニタカメラからの検知信号によりセンタリン
グを行う制御手段を設け、センタリング終了後の原木を
送給するスイング式クランプ送給手段を設けるとともに
、再剥き原木をベニヤレースに送給する再剥き送給手段
を設けることにより、センタリングチャージャの汎用性
を大とし得るとともに、構成が簡略化し、コストを低廉
とし得て、保守・点検が容易で、実用上有利な原木及び
再剥き原木のセンタリングチャージャを実現するにある
。
原木を搬送する搬送手段を設けるとともに、芯出し部に
より保持した原木の側木口形状を検知するモニタカメラ
を設け、モニタカメラからの検知信号によりセンタリン
グを行う制御手段を設け、センタリング終了後の原木を
送給するスイング式クランプ送給手段を設けるとともに
、再剥き原木をベニヤレースに送給する再剥き送給手段
を設けることにより、センタリングチャージャの汎用性
を大とし得るとともに、構成が簡略化し、コストを低廉
とし得て、保守・点検が容易で、実用上有利な原木及び
再剥き原木のセンタリングチャージャを実現するにある
。
[問題点を解決するための手段]
この目的を達成するためにこの発明は、原木を芯出し部
まで搬送する搬送手段と、この搬送手段からの原木を機
械的芯出し部により芯出した後保持し原木の側木口形状
を検知するモニタカメラと、モニタカメラからの検知信
号により前記芯出し部を搬送方向に対し前後方向と上下
方向とに移動させセンタリングを行う制御手段と、セン
タリング終了後に原木をベニヤレースへ送給するスイン
グ式クランプ送給手段と、前記制御手段によりクランプ
送給手段を経て再剥き原木を前記ベニヤレースれ送給す
る再剥き送給手段とを有することを特徴とする。
まで搬送する搬送手段と、この搬送手段からの原木を機
械的芯出し部により芯出した後保持し原木の側木口形状
を検知するモニタカメラと、モニタカメラからの検知信
号により前記芯出し部を搬送方向に対し前後方向と上下
方向とに移動させセンタリングを行う制御手段と、セン
タリング終了後に原木をベニヤレースへ送給するスイン
グ式クランプ送給手段と、前記制御手段によりクランプ
送給手段を経て再剥き原木を前記ベニヤレースれ送給す
る再剥き送給手段とを有することを特徴とする。
[作用]
上述の構成により、原木を搬送手段上に載置し、搬送手
段によって芯出し部に間欠的に1本ずつ原木を搬送し、
この原木を芯出し部により保持しつつモニタカメラによ
って側木口形状を検知し、モニタカメラからの検知信号
により原木のセンタリングを行い、このセンタリング終
了後に雨水口側から原木を保持し、スイング方式により
ベニヤレースに原木を送給する。また、再剥き原木にお
いては、再剥き原木用搬送部により再剥き原木を芯出し
部に搬送し、雨水口側からの保持の後に前記原木と同様
にベニヤレースに送給する。
段によって芯出し部に間欠的に1本ずつ原木を搬送し、
この原木を芯出し部により保持しつつモニタカメラによ
って側木口形状を検知し、モニタカメラからの検知信号
により原木のセンタリングを行い、このセンタリング終
了後に雨水口側から原木を保持し、スイング方式により
ベニヤレースに原木を送給する。また、再剥き原木にお
いては、再剥き原木用搬送部により再剥き原木を芯出し
部に搬送し、雨水口側からの保持の後に前記原木と同様
にベニヤレースに送給する。
[実施例]
以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細に説明する
。
。
第1〜9図はこの発明の実施例を示すものである。第1
図において、2はセンタリングチャージャ、4はモニタ
カメラ、6はモニタテレビ、8は制御手段である。この
制御手段8は、前記モニタカメラ4とモニタテレビ6と
が接続されるコントロールユニット10と、図示しない
入出力操作器具や前記センタリングチャージャ2に接続
されるコンピュータ12とからなる。
図において、2はセンタリングチャージャ、4はモニタ
カメラ、6はモニタテレビ、8は制御手段である。この
制御手段8は、前記モニタカメラ4とモニタテレビ6と
が接続されるコントロールユニット10と、図示しない
入出力操作器具や前記センタリングチャージャ2に接続
されるコンピュータ12とからなる。
次に前記センタリングチャージャ2にづいて詳述する。
第2〜9図に示す如く、センタリングチャージャ2は、
搬送手段14と、芯出し部16と、スイング式クランプ
送給手段18と、再剥き送給手段20とからなる。そし
て、前記搬送手段14は、第2〜5図に示す如く、連絡
する第1、第2チエンコンベア22.24からなり、こ
の第1、第2チエンコンベア22.24の間には段差を
有すべく高低差を設けるとともに、原木Wを1本ずつ搬
送させるべく回動可能に一対の送給片26、26を左右
両側に設ける。そしてこのとき、この送給片26を、前
記制御手段8からの信号により動作されるシリンダ28
によって回動可能に設ける。また、この送給片26部位
において、第4.5図に実線で示す如く、1本の原木W
を送給片26上に載置した後に、原木Wの雨水口側より
押圧手段30によって押圧し、原木Wの幅決めを行う構
成とする。
搬送手段14と、芯出し部16と、スイング式クランプ
送給手段18と、再剥き送給手段20とからなる。そし
て、前記搬送手段14は、第2〜5図に示す如く、連絡
する第1、第2チエンコンベア22.24からなり、こ
の第1、第2チエンコンベア22.24の間には段差を
有すべく高低差を設けるとともに、原木Wを1本ずつ搬
送させるべく回動可能に一対の送給片26、26を左右
両側に設ける。そしてこのとき、この送給片26を、前
記制御手段8からの信号により動作されるシリンダ28
によって回動可能に設ける。また、この送給片26部位
において、第4.5図に実線で示す如く、1本の原木W
を送給片26上に載置した後に、原木Wの雨水口側より
押圧手段30によって押圧し、原木Wの幅決めを行う構
成とする。
前記芯出し部16は、第6〜8図に示す如く、例えば図
示しない油圧により前後方向たるX軸方向と上下方向た
るY軸方向とに移動される■ブロック状の芯出し台34
と上方の押え板36とからなる。そして、芯出し台34
と押え板36とを左右両側に夫々2対設けるとともに、
左右夫々が別個にX軸方向とY軸方向とに移動可能に設
ける。
示しない油圧により前後方向たるX軸方向と上下方向た
るY軸方向とに移動される■ブロック状の芯出し台34
と上方の押え板36とからなる。そして、芯出し台34
と押え板36とを左右両側に夫々2対設けるとともに、
左右夫々が別個にX軸方向とY軸方向とに移動可能に設
ける。
このとき、対峙する芯出し台34と押え板36とは図示
しないタイミングベルトにより連動され、所定比率ずつ
接離方向に移動させて常に定位置を仮芯(幾何学的芯)
とすべく構成する。また、第3図に示す如く、芯出し台
34と押え板36との左右外側には前記モニタカメラ4
.4を夫々配設するとともに、前記芯出し部16に対し
接離方向に移動可能に設け、このモニタカメラ4.4の
高さ位置を次行程のベニヤレース38のセンタCと同一
高さ位置に設ける。
しないタイミングベルトにより連動され、所定比率ずつ
接離方向に移動させて常に定位置を仮芯(幾何学的芯)
とすべく構成する。また、第3図に示す如く、芯出し台
34と押え板36との左右外側には前記モニタカメラ4
.4を夫々配設するとともに、前記芯出し部16に対し
接離方向に移動可能に設け、このモニタカメラ4.4の
高さ位置を次行程のベニヤレース38のセンタCと同一
高さ位置に設ける。
前記スイング式クランプ送給手段18は、回動軸40と
、この回動軸40両端に装着した腕部42.42と、腕
部42先端に設けたクランパ44とからなる。そして、
腕部42を回動動作させる第1シリンダ46と、腕部4
2の幅を調整する第2シリンダ48と、腕部42の長さ
を調整する第3シリンダ50とを有し、これら第1、第
2、第3シリンダ46.48.50は夫々前記制御手段
8からの信号により動作されるものである。なお符号5
2は原木Wを腕部42により挾持した際に挟持力を調整
する調整部である。
、この回動軸40両端に装着した腕部42.42と、腕
部42先端に設けたクランパ44とからなる。そして、
腕部42を回動動作させる第1シリンダ46と、腕部4
2の幅を調整する第2シリンダ48と、腕部42の長さ
を調整する第3シリンダ50とを有し、これら第1、第
2、第3シリンダ46.48.50は夫々前記制御手段
8からの信号により動作されるものである。なお符号5
2は原木Wを腕部42により挾持した際に挟持力を調整
する調整部である。
また、前記再剥き送給手段20は、第2.3.9図に示
す如く、再剥き原木Waを所定位置から搬送スるチェン
コンベア54と、チェンコンベア54に連絡されるとと
もにフロート使用時には前記芯出し部16上部に待機す
る再剥き原木用搬送部たるローラ部56とからなる。こ
のローラ部56の前記チェンコンベア54からの受入れ
側には、第9図に示す如<、伸斜する2連の第1、第2
0−ラ58.60を交互に且つ断面V字状に配設すると
ともに、第10−ラ58のみを、第9図に1点鎖線で示
す如く、第1シリンダ62により回動されるべく設け、
回動後には第1、第20−ラ58.60を略平面状とす
べく配設する。また、前記ローラ部56の他側には再剥
き原木Waを1本ずつ送給すべく前述搬送手段14部位
と同様に送給片64を設け、この送給片64を第2シリ
ンダ66により回動可能に設ける。そして、前記第1、
第2シリンダ62.66を前記制御手段8からの信号に
より動作させるべく構成する。
す如く、再剥き原木Waを所定位置から搬送スるチェン
コンベア54と、チェンコンベア54に連絡されるとと
もにフロート使用時には前記芯出し部16上部に待機す
る再剥き原木用搬送部たるローラ部56とからなる。こ
のローラ部56の前記チェンコンベア54からの受入れ
側には、第9図に示す如<、伸斜する2連の第1、第2
0−ラ58.60を交互に且つ断面V字状に配設すると
ともに、第10−ラ58のみを、第9図に1点鎖線で示
す如く、第1シリンダ62により回動されるべく設け、
回動後には第1、第20−ラ58.60を略平面状とす
べく配設する。また、前記ローラ部56の他側には再剥
き原木Waを1本ずつ送給すべく前述搬送手段14部位
と同様に送給片64を設け、この送給片64を第2シリ
ンダ66により回動可能に設ける。そして、前記第1、
第2シリンダ62.66を前記制御手段8からの信号に
より動作させるべく構成する。
前記制御手段8について詳述する。
制御手段8には自動制御用プログラムを内蔵し、このプ
ログラムにより原木Wあるいは再剥き原木Waの搬送動
作やセンタリング、そしてベニヤレース38への送給を
自動的に行うべく構成する。
ログラムにより原木Wあるいは再剥き原木Waの搬送動
作やセンタリング、そしてベニヤレース38への送給を
自動的に行うべく構成する。
また、制御手段8のコンピュータ12には図示しない各
入力操作器具が設けられ、前述の如き自動制御ばかりで
なく、切換操作により手動に切換え、この手動操作によ
りセンタリングを行う。
入力操作器具が設けられ、前述の如き自動制御ばかりで
なく、切換操作により手動に切換え、この手動操作によ
りセンタリングを行う。
次に作用について説明する。
まず、原木Wにおけるセンタリングチャージャ2の自動
制御動作について詳述する。
制御動作について詳述する。
電源(図示せず)をONすることにより、第1チエンコ
ンベア22上の原木Wが搬送され、第1.5図に示す如
く、送給片26内に1本の原木Wが保持されるとともに
、押圧手段30により原木Wの幅決めを行い、制御手段
8からの信号によってシリンダ28を動作させ、送給片
26を回動動作させる。そして、第5図に示す如く、1
本の原木Wのみを第2チエンコンベア24上に送給し、
この第2チエンコンベア24により原木Wが芯出し部1
6の芯出し台34上に搬送される。このとき、第6図に
示す如く、サーボモータ(図示しない)によりボールネ
ジを駆動させることにより芯出し台34が上昇するとと
もに同期的に上方の押え板36は下降し、押え板36が
原木W外周のti所にタッチしくLSにより検出)停止
させる。この操作により原木Wの仮芯出しく機械的芯出
し)作業は完了する。その後モニタカメラにより撮影し
単板歩留りの高い最大内接円中心位置をコンピュータに
より解析しX−Y軸方向に微調整する。
ンベア22上の原木Wが搬送され、第1.5図に示す如
く、送給片26内に1本の原木Wが保持されるとともに
、押圧手段30により原木Wの幅決めを行い、制御手段
8からの信号によってシリンダ28を動作させ、送給片
26を回動動作させる。そして、第5図に示す如く、1
本の原木Wのみを第2チエンコンベア24上に送給し、
この第2チエンコンベア24により原木Wが芯出し部1
6の芯出し台34上に搬送される。このとき、第6図に
示す如く、サーボモータ(図示しない)によりボールネ
ジを駆動させることにより芯出し台34が上昇するとと
もに同期的に上方の押え板36は下降し、押え板36が
原木W外周のti所にタッチしくLSにより検出)停止
させる。この操作により原木Wの仮芯出しく機械的芯出
し)作業は完了する。その後モニタカメラにより撮影し
単板歩留りの高い最大内接円中心位置をコンピュータに
より解析しX−Y軸方向に微調整する。
そして、コンピュータ12からの指令により2台のモニ
タカメラ4.4を駆動させ、原木Wの百本口形状を夫々
撮影し、2台のモニタテレビ6.6に夫々の百本口形状
を写し出す。また、コンピュータ12により原木Wの雨
水口に最大内接円を描くべく原木Wの中心Wcを自動的
に算出し、このM木Wの中心Wcを、ベニヤレース38
の中心Cと合致する中心位置まで移動させる。つまり、
前記制御手段8により最大内接円の中心座標を芯出し部
16に出力し、この芯出し部16を中心座標に応じてX
軸方向及びY軸方向に移動させる。
タカメラ4.4を駆動させ、原木Wの百本口形状を夫々
撮影し、2台のモニタテレビ6.6に夫々の百本口形状
を写し出す。また、コンピュータ12により原木Wの雨
水口に最大内接円を描くべく原木Wの中心Wcを自動的
に算出し、このM木Wの中心Wcを、ベニヤレース38
の中心Cと合致する中心位置まで移動させる。つまり、
前記制御手段8により最大内接円の中心座標を芯出し部
16に出力し、この芯出し部16を中心座標に応じてX
軸方向及びY軸方向に移動させる。
そしてこのとき、原木Wにおいては、湾曲や成長状態等
の因子により雨水口の中心座標が合致しないものであり
、左右両側の芯出し台34を別個に夫々移動させる。
の因子により雨水口の中心座標が合致しないものであり
、左右両側の芯出し台34を別個に夫々移動させる。
センタリング終了後には、スイング式クランプ送給手段
18を、第7.8図に実線で示す如き待機状態から回動
させ、原木Wの雨水口側からクランパ44により原木W
を挟持する。つまり、制御手段8からの信号により第1
シリンダ46を駆動させて腕部42を回動動作させ、次
に第2、第3シリンダ48.50を駆動させ、第2シリ
ンダ48により腕部42の幅を調整するとともに、第3
シリンダ50により腕部42の長さを調整し、原木Wの
挟持を行うものである。原木Wの挟持終了後に前記腕部
42を逆方向に回動(スイング)させ、センタCを保持
しつつベニヤレース38に原木Wの送給を行う。さすれ
ば、ベニヤレース38により原木Wからベニヤ単板が製
造される。
18を、第7.8図に実線で示す如き待機状態から回動
させ、原木Wの雨水口側からクランパ44により原木W
を挟持する。つまり、制御手段8からの信号により第1
シリンダ46を駆動させて腕部42を回動動作させ、次
に第2、第3シリンダ48.50を駆動させ、第2シリ
ンダ48により腕部42の幅を調整するとともに、第3
シリンダ50により腕部42の長さを調整し、原木Wの
挟持を行うものである。原木Wの挟持終了後に前記腕部
42を逆方向に回動(スイング)させ、センタCを保持
しつつベニヤレース38に原木Wの送給を行う。さすれ
ば、ベニヤレース38により原木Wからベニヤ単板が製
造される。
そしてこのとき、芯出し部16の原木Wがベニヤレース
38に送給された際に、前記送給片を回動させ、新たな
原木Wが芯出し部16に送給されるものである。
38に送給された際に、前記送給片を回動させ、新たな
原木Wが芯出し部16に送給されるものである。
なお、自動制御動作時に、何らかの不具合が生じた際あ
るいは所望に応じて手動操作に切換える。
るいは所望に応じて手動操作に切換える。
この手動によるセンタリング操作は2台のモニタテレビ
6.6を見つつ、モニタテレビ画面上に貼付けた同心の
チャート円の中心と原木W木口の最大内接円の中心とを
合致させるべく原木WをX軸方向やY軸方向に移動させ
て微調整を行い、原木Wの雨水口に最大内接円を描くべ
く操作するものである。
6.6を見つつ、モニタテレビ画面上に貼付けた同心の
チャート円の中心と原木W木口の最大内接円の中心とを
合致させるべく原木WをX軸方向やY軸方向に移動させ
て微調整を行い、原木Wの雨水口に最大内接円を描くべ
く操作するものである。
次に再剥き原木Waについて詳述する。
再剥き原木Waを送給する際には、制御手段8によりロ
ーラ部56を所定位置まで下降させ、再剥き原木Waを
チェンコンベア54によりローラ部56に搬送する。さ
すれば、第9図に実線で示す如く、断面V字状の第1、
第20−ラ58.60間に再剥き原木Waが搬送される
。そして、第1シリンダ62を駆動させ、第9図に1点
鎖線で示す如く、第10−ラ58を回動させて第1、第
20−ラ58.60を傾斜する略平面状とし、ローラ部
56の他端部位に再剥き原木Waを転がし、第9図に実
線で示す如く、送給片64上に載置させる。また、第9
図に1点鎖線で示す如く、第2シリンダ66により送給
片64を回動させ、芯出し部16の芯出し台34上に送
給する。そしてこのとき、再剥き原木Waは略断面真円
状となっているので、サーボモータを駆動して芯出し台
34の上昇を行うと同期的に押え板36が下降し、再剥
き原木Waに押え板36がタッチした所でサーボモータ
が停止しセンタリングが完了する。再剥き原木Waは完
全な真円であるのでモニタカメラ撮影は片側木口面にて
再剥き原木の木口の断面積等に必要なデータのみをとり
込むために″のみ行う。そして、センタリングが容易に
行なわれ、スイング式クランプ送給手段20により挾持
され、ベニヤレース38に送給される。
ーラ部56を所定位置まで下降させ、再剥き原木Waを
チェンコンベア54によりローラ部56に搬送する。さ
すれば、第9図に実線で示す如く、断面V字状の第1、
第20−ラ58.60間に再剥き原木Waが搬送される
。そして、第1シリンダ62を駆動させ、第9図に1点
鎖線で示す如く、第10−ラ58を回動させて第1、第
20−ラ58.60を傾斜する略平面状とし、ローラ部
56の他端部位に再剥き原木Waを転がし、第9図に実
線で示す如く、送給片64上に載置させる。また、第9
図に1点鎖線で示す如く、第2シリンダ66により送給
片64を回動させ、芯出し部16の芯出し台34上に送
給する。そしてこのとき、再剥き原木Waは略断面真円
状となっているので、サーボモータを駆動して芯出し台
34の上昇を行うと同期的に押え板36が下降し、再剥
き原木Waに押え板36がタッチした所でサーボモータ
が停止しセンタリングが完了する。再剥き原木Waは完
全な真円であるのでモニタカメラ撮影は片側木口面にて
再剥き原木の木口の断面積等に必要なデータのみをとり
込むために″のみ行う。そして、センタリングが容易に
行なわれ、スイング式クランプ送給手段20により挾持
され、ベニヤレース38に送給される。
これにより、原木や再剥き原木を搬送手段上に載置する
という簡単な作業のみによって、搬送やセンタリングか
らベニヤレースへの送給まで、全自動で行うことができ
、不要な人員を大幅に削減し得て、経費を節約できる。
という簡単な作業のみによって、搬送やセンタリングか
らベニヤレースへの送給まで、全自動で行うことができ
、不要な人員を大幅に削減し得て、経費を節約できる。
、 また、同一センタリングチャージャにより、原木
と再剥き原木とのセンタリングを行うことができ、装置
の汎用性を向上し、省スペースを果し得て、設備費を低
廉とし、実用上有利である。
と再剥き原木とのセンタリングを行うことができ、装置
の汎用性を向上し、省スペースを果し得て、設備費を低
廉とし、実用上有利である。
更に、スイング式クランプ送給手段としたことにより、
水平移動方式に比し構成が簡略化し、装置を小型化し得
るとともに、保守・点検が容易となる。
水平移動方式に比し構成が簡略化し、装置を小型化し得
るとともに、保守・点検が容易となる。
次に、前記自動制御動作時の手順について簡単に説明す
る。
る。
まず、再剥き原木の自動制御動作開始前に、芯出し台上
に再剥き原木を載置させるとともに、ベニヤレースの作
業休止状態を確認する。
に再剥き原木を載置させるとともに、ベニヤレースの作
業休止状態を確認する。
そして、電源をONすることにより、芯出し台上に載置
された再剥き原木が芯出し台と押え板によりクランプさ
れることによりセンタリングを行う。次にスイング式ク
ランプ送給手段により再剥き原木両木口が挟持され、そ
の後芯出し台が下降する。また、前記スイング式クラン
プ送給手段が待機位置まで回動(スイング)するととも
に、ベニヤレースへの送給位置まで回動する。更に、再
剥き原木をベニヤレースにチャッキングし、腕部が反転
する。
された再剥き原木が芯出し台と押え板によりクランプさ
れることによりセンタリングを行う。次にスイング式ク
ランプ送給手段により再剥き原木両木口が挟持され、そ
の後芯出し台が下降する。また、前記スイング式クラン
プ送給手段が待機位置まで回動(スイング)するととも
に、ベニヤレースへの送給位置まで回動する。更に、再
剥き原木をベニヤレースにチャッキングし、腕部が反転
する。
そしてこのとき、芯出し部の再剥き原木が腕部により挟
持され原木がベニヤレース側に送給された際には、新た
な再剥き原木のセンタリング作業が同時進行するもので
ある。
持され原木がベニヤレース側に送給された際には、新た
な再剥き原木のセンタリング作業が同時進行するもので
ある。
この結果、自動制御動作時には、初回のみがセンタリン
グ作業時間を必要とし、連続動作時の2回目以後にはセ
ンタリング作業が同時進行されることにより、動作時間
を短縮することができる。
グ作業時間を必要とし、連続動作時の2回目以後にはセ
ンタリング作業が同時進行されることにより、動作時間
を短縮することができる。
なお、この発明は上述実施例に限定されるものではなく
種々の応用改変が可能である。
種々の応用改変が可能である。
例えば、この発明の実施例においては、原木の側木口に
おける最大内接円の直径や中心座標を計算し、センタリ
ングのみを行うべく制御手段にプログラミングしたが、
原木材積の積算や原木本数の積算等の処理を行い、1日
のあるいは1箇月の累計としてプリントアウトするプロ
グラム、あるいはその他の処理を行うプログラムを付加
することもできる。
おける最大内接円の直径や中心座標を計算し、センタリ
ングのみを行うべく制御手段にプログラミングしたが、
原木材積の積算や原木本数の積算等の処理を行い、1日
のあるいは1箇月の累計としてプリントアウトするプロ
グラム、あるいはその他の処理を行うプログラムを付加
することもできる。
[発明の効果コ
以上詳細に説明した如くこの発明によれば、原木を搬送
する搬送手段を設け、サーボモータとポールネジによる
機械的(幾何学的)仮芯出し手段を設け、モニタカメラ
からの原木両木口形状の検知信号によりセンタリングを
行う制御手段を設け、センタリング終了後の原木をベニ
ヤレースに送給するスイング式クランプ送給手段を設け
るとともに、再剥き原木をベニヤレースに送給する再剥
き送給手段を設けたので、センタリングチャージャの汎
用性を大とし得るとともに、構成が簡略化し、コストを
低廉とし得て、保守・点検が容易となり、実用上極めて
有利である。
する搬送手段を設け、サーボモータとポールネジによる
機械的(幾何学的)仮芯出し手段を設け、モニタカメラ
からの原木両木口形状の検知信号によりセンタリングを
行う制御手段を設け、センタリング終了後の原木をベニ
ヤレースに送給するスイング式クランプ送給手段を設け
るとともに、再剥き原木をベニヤレースに送給する再剥
き送給手段を設けたので、センタリングチャージャの汎
用性を大とし得るとともに、構成が簡略化し、コストを
低廉とし得て、保守・点検が容易となり、実用上極めて
有利である。
また、センタリングチャージャを小型化することができ
、省スペースを果し得るとともに、設備費を低廉とし得
る。
、省スペースを果し得るとともに、設備費を低廉とし得
る。
更に、センタリングチャージャを自動制御できることに
より、不要な人員を大幅に削減し得て、経費を節約でき
る。
より、不要な人員を大幅に削減し得て、経費を節約でき
る。
第1〜9図はこの発明の実施例を示し、第1図はセンタ
リングチャージャのブロック図、第2図はセンタリング
チャージ中の正面図、第3図はセンタリングチャージャ
の平面図、第4図は搬送手段の概略拡大正面図、第5図
は送給片部位の概略拡大図、第6図は芯出し台と押え板
との概略拡大図、第7図はスイング式クランプ送給手段
の概略正面図、第8図はスイング式クランプ送給手段の
概略側面図、第9図は再剥き送給手段の要部拡大図であ
る。 図において、2はセンタリングチャージャヤ、4はモニ
タカメラ、7はモニタテレビ、8は制御手段、10はコ
ントロールユニット、12はコンピュータ、14は搬送
手段、16は芯出し部、18はスイング式クランプ送給
手段、20は再剥き送給手段、38はベニヤレースであ
る。
リングチャージャのブロック図、第2図はセンタリング
チャージ中の正面図、第3図はセンタリングチャージャ
の平面図、第4図は搬送手段の概略拡大正面図、第5図
は送給片部位の概略拡大図、第6図は芯出し台と押え板
との概略拡大図、第7図はスイング式クランプ送給手段
の概略正面図、第8図はスイング式クランプ送給手段の
概略側面図、第9図は再剥き送給手段の要部拡大図であ
る。 図において、2はセンタリングチャージャヤ、4はモニ
タカメラ、7はモニタテレビ、8は制御手段、10はコ
ントロールユニット、12はコンピュータ、14は搬送
手段、16は芯出し部、18はスイング式クランプ送給
手段、20は再剥き送給手段、38はベニヤレースであ
る。
Claims (1)
- 原木を芯出し部まで搬送する搬送手段と、この搬送手段
からの原木を機械的芯出し部により仮芯出した後保持し
原木の両木口形状を検知するモニタカメラと、モニタカ
メラからの検知信号により前記芯出し部を搬送方向に対
し前後方向と上下方向とに移動させセンタリングを行う
制御手段と、センタリング終了後に原木をベニヤレース
へ送給するスイング式クランプ送給手段と、前記制御手
段によりクランプ送給手段を経て再剥き原木を前記ベニ
ヤレースれ送給する再剥き送給手段とを有することを特
徴とする原木及び再剥き原木のセンタリングチャージャ
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27359484A JPS61152403A (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | 原木及び再剥き原木のセンタリングチヤ−ジヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27359484A JPS61152403A (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | 原木及び再剥き原木のセンタリングチヤ−ジヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61152403A true JPS61152403A (ja) | 1986-07-11 |
Family
ID=17529955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27359484A Pending JPS61152403A (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | 原木及び再剥き原木のセンタリングチヤ−ジヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61152403A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001310307A (ja) * | 2000-02-21 | 2001-11-06 | Meinan Mach Works Inc | 原木木口のマーク位置検出装置 |
JP2005153528A (ja) * | 2003-11-24 | 2005-06-16 | Raute Oyj | ベニヤ板旋盤での剥離のために丸太の最適スピン軸心を決定する方法 |
JP2007506579A (ja) * | 2003-09-26 | 2007-03-22 | ラウテ・オーワイジェイ | ベニヤ剥離において回転中心を校正する方法 |
-
1984
- 1984-12-27 JP JP27359484A patent/JPS61152403A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001310307A (ja) * | 2000-02-21 | 2001-11-06 | Meinan Mach Works Inc | 原木木口のマーク位置検出装置 |
JP2007506579A (ja) * | 2003-09-26 | 2007-03-22 | ラウテ・オーワイジェイ | ベニヤ剥離において回転中心を校正する方法 |
JP4890252B2 (ja) * | 2003-09-26 | 2012-03-07 | ラウテ・オーワイジェイ | ベニヤ剥離において回転中心を校正する方法 |
JP2005153528A (ja) * | 2003-11-24 | 2005-06-16 | Raute Oyj | ベニヤ板旋盤での剥離のために丸太の最適スピン軸心を決定する方法 |
JP4559198B2 (ja) * | 2003-11-24 | 2010-10-06 | ラウテ・オーワイジェイ | ベニヤ板旋盤での剥離のために丸太の最適スピン軸心を決定する方法 |
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