JPS61151809A

JPS61151809A - 音声磁気記録再生装置

Info

Publication number: JPS61151809A
Application number: JP28174384A
Authority: JP
Inventors: Hirobumi Watanabe; 博文渡辺
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1984-12-25
Filing date: 1984-12-25
Publication date: 1986-07-10

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］この発明は８１Ｉ１ｍビデオテープレフーダにおける磁
気記録再生装置に関する。

［従来技術とその問題点］８−輪ビデオテープレコーグ（ＶＴＲ）における標準の
音声、録方式は周波数変調記録（ＦＭオーディオと呼ぶ
）となっており、パルス符合変調音声記録（ＰＣＭオー
ディオと呼Ｊ：）や固定ヘッドを用いた交流バイアス音
声記録は別途仕様となっている。

このＰＣＭオーディオは音声記録用として２系統（２ト
ラツク）確保されていてステレオ録音が可能となってい
るが、このＰＣＭオーディオによるものは他の機種と互
換性がない、又、他のＦＭオーディオ等では１系統（１
トラツク）によるものでモノラル録音しかで柊なかった
。

一方、１７２インチのホームＶＴＲにおいては、ＨｉＦ
ｉＶＴＲと称し、ＦＭオーディオによるステレオ録音が
普及しつつある。従って、この８＋＋＋ａ＋ＶＴＲにお
いても従来の機種と互換性を保ちながら、ステレオ録音
を可能とする磁気記録再生装置が望まれていた。特開昭
５８−９８８０８号公報に固定ヘッドを用いて左右の和
信号（Ｌ十Ｒ）をオーディオトラックに記録し、差信号
（Ｌ−Ｒ）を周波数変調してビデオ信号と重畳記録する
方法が開示されているがモノラル信号である和信号（Ｌ
＋Ｒ）が固定ヘッドで録音されているので音質がよくな
いといった欠点があった。

［発明の目的］この発明は上述の問題点をなくすためになされたもので
あり、ステレオ音声記録再生が可能で、かつ、従来の機
器と互換性のある磁気記録再生装置を提供することを目
的とする。

［発明の構成１この発明の磁気記録再生装置は回転ヘッドで周波数変調
した音声信号を記録及び再生し、固定ヘッドで交流バイ
アスによる音声信号を記録及び再生する磁気記録装置に
おいて、記録時、左右の音声信号Ｌ、Ｒを加算した和信
号Ｌ＋Ｒを前記回転ヘッドにより記録するとともに左右
の音声信号を減算した差信号Ｌ−Ｒを前記固定ヘッドに
より記録し、再生時には前記回転ヘッド及び固定ヘッド
で得られる和信号Ｌ＋Ｒ及び差信号Ｌ−Ｒを加算及び減
算することにより左音声信号り及び右音声信号Ｒを得る
ことを特徴とする。

［実施例１第３図は８ｍｍＶＴＲのテープ走行系における各ヘッド
の配置を示しており、１はテープ、２は全幅消去ヘッド
、３は回転ヘッド、４はキューヘッド、５はオーデオヘ
ッドである。第４図は上記の構成により記録されるテー
プ１上のトラックパターンを示していて、１はテープ、
６及び７は固定ヘッドであるキューヘッド４及びオーデ
オヘッド５によるキュートラック及びオーディオトラッ
ク、８は回転ヘッド３により映像及音声の信号が記録さ
れるビデオトラックであり、音声信号は１系統のＦＭオ
ーディオとして記録される。

この発明においては、ビデオトラック８にステレオ音声
の左右の和信号（Ｌ＋Ｒ）をＦＭオーディオで記録し、
そして左右の差信号（Ｌ−Ｒ）をオーデオヘッド５を用
いてオーディオトラック７上に記録するようになってい
る。

以下、この発明の１実施例を第１図及び第２図に従って
説明する。

第１図は音声記録系のブロック図を示している。

左音声信号入力部Ｌｉ及び右音声信号入力部Ｒｉの信号
はそれぞれ加算器１０に入力されるとともに減算器１１
にも入力され、加算器１０の出力はノイズリダクシタン
回路１２９周波数変調器１３゜バンドパスフィルタ１４
を介して記録アンプ１５に入力されるとともに、この記
録アンプ１５にはビデオ回路１６の信号も入力される。

そして、この記録７ンプ１５の出力は前記回転ヘッド３
に供給される。一方、減算器１１の出力はプリアンプ１
８に入力される。このプリアンプ１８にはイコライザ回
路１９が付加されていて、プリアンプ１８出力は録音ア
ンプ２０に入力される。そして、録音アンプ２０の出力
とバイアス発振器２１の出力とが前記オーデオヘッド５
に供給される６以上の構成からなる音声記録系の動作を
次に説明する。

左音声信号入力部Ｌｉ及び右音声信号入力部Ｒｉに入力
された左音声信号り及び右音声信号Ｒは加算器１０及び
減算器１１により和信号（Ｌ＋Ｒ）、差信号（Ｌ−Ｒ）
としてそれぞれ出力される。

和信号（Ｌ十Ｒ）は、ノイズリダクション回路１２によ
り圧縮された後、周波数変調器１３により周波数変調さ
れ、バンドパスフィルタ１４を通った後記録アンプ１５
に入力される。

この記録アンプ１５にはビデオ回路１６の映像信号も入
力されていて、この記録アンプ１５で映像信号と前記周
波数変調された音声信号とが重畳される。この重畳信号
は回転へラド３に供給され、この回転へラド３によりテ
ープ１のビデオトラック８上に映像信号と周波数変調さ
れた音声の和信号（Ｌ＋Ｒ）とが記録される。

一方、差信号（Ｌ−Ｒ）はノイズリグクシタン回路１２
により圧縮された後、イコライザ回路１９の特性に従っ
てプリアンプ１８で増幅され、そして、録音アンプ２０
に入力される。録音アンプ２０の出力はバイアス発振器
２１のバイアス信号とともにオーデオヘッド５に供給さ
れ、このオーデオヘッド５によりテープ１のオーディオ
トラック７上に差信号（Ｌ−Ｒ）が記録される。

第２図は音声再生系のブロック図を示している。

回転ヘッド３の出力はヘッド切換パルス発生器２２で駆
動されるスイ・ンチ２３を介してプリアンプ２４に入力
され、このプリアンプ２４の出力はビデオ回路２５に入
力されるとともにバンドパスフィルタ２６に入力される
。バンドパスフィルタ２６の出力は、復調器２７を介し
てサンプルホールド回路２８に入力されるとともにドロ
ップアウト検出回路２９を介してサンプルホールド回路
２８の別の入力部に人力される。サンプル本−ルド回路
２８の出力はローパスフィルタ３０を介してノイズリグ
クシタン回路３１に入力される。

一方、オーデオヘッド５の出力はプリアンプ３２゜ライ
ンアップ３３を介してノイズ９７２９３２回路３４に入
力され、このノイズリグクシタン回路３４の出力と前記
ノイズリグクシタン回路３１の出力はそれぞれ加算器３
５に入力されるとともに減算器３６にも入力される。

そして、加算器３５の出力部は左音声出力部Ｌｏに接続
されるとともに減算器３６の出力部は右音声出力部Ｒｏ
に接続される。

以上の構成からなる音声再生系の動作を次に説明する。

テープ１のビデオトラック８に記録された信号は回転ヘ
ッド３により検出され、この出力は、回転ヘッド３の回
転に同期して切り変わるスイッチ２３を通りプリアンプ
２４で増幅される。プリアンプ２４の出力信号は、ビデ
オ回路２５に入力され所定の映像信号処理が行なわれる
とともに、バンドパスフィルタ２６に入力される。プリ
アンプ２４の出力信号のうち周波数変調の音声信号がバ
ンドパスフィルタ２６を通過して次の復調器２７に入力
され、ここにおいて低周波の音声信号に復調される。

復調された信号はサンプルホールド回路２８においでド
ロップアウト検出回路２９の検出信号に基づいてドロッ
プアウトによるノイズが軽減される。そしてローパスフ
ィルタ３０を通り、ノイズリグクシタン回路３１にて記
録時圧縮された信号の伸張処理がなされ、このノイズリ
ダクション回路３１の出力に和信号（Ｌ＋Ｒ）が得られ
る。この和信号（Ｌ＋Ｒ）は加算器３５及び減算器３６
に入力される。

一方、テープｌのオーディオトラック７に記録された信
号はオーデオヘッド５により検出され、この検出信号は
プリアンプ３２及びラインアップ３３で増幅され、ノイ
ズリグクシタン回路３４に入力される。このノイズリグ
クシタン回路３４により同様の信号伸張処理がなされ、
差信号（Ｌ−Ｒ）が出力される。この差信号（Ｌ−Ｒ）
は加算器３５及び減算器３６の他の人力部に入力され、
ここにおいて和信号（Ｌ＋Ｒ）と差信号（Ｌ−Ｒ）との
加算及び減算がなされ、左音声出力部Ｌｏ及び右音声出
力部Ｒｏに左音声信号りと右音声信号Ｒとが個別に出力
される。

尚、この実施例では差信号（Ｌ−Ｒ）をオーディオトラ
ック７に記録したがキュートラック６に記録しても同様
の効果が得られる。

［発明の効果１以上述べたように、この発明の磁気記録再生装置はステ
レオ録音再生が可能であり、例えば、８ｍｍＶＴＲに用
いた場合にはビデオトラックには音声の和信号（Ｌ＋Ｒ
）が記録されていて、これは従来のモノラルの音声信号
と等価であり、池の機種と互換性を有している。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図はこの発明の１実施例を示す記録系及
び再生系のブロック図、第３図はテープ走行系における
各ヘッドの構成図、第４図はテープに記録されるトラッ
クのパターンを示す図である。１・・・テープ、　　２・・・全幅消去ヘッド、　　３
・・・回転ヘッド、　　４・・・キューヘッド、　　５
・・・オーデオヘッド、　　６・・・キュートラック、
　　７・・・オーディオトラック、　　８・・・ビデオ
トラック、　　１０・・・加算器、　　１１・・・減算
器、　　１２・・・ノイズリダクション回路、　　１３
・・・周波数変調器、　　１４・・・バンドパスフィル
タ、　　１５・・・記録アンプ、　　１６・・・ビデオ
回路、　　１７・・・ノイズリグクシタン回路、１８・
・・プリアンプ、　　１９・・・イコライザー、２０・
・・録音アンプ、　　２１・・・バイアス発振器、２２
・・・ヘッド切換パルス発生器、　２３・・・スイッチ
、　　２４・・・プリアンプ、　　２５・・・ビデオ回
路、２６・・・バンドパスフィルタ、　　２７・・・復
調器、２８・・・サンプルホールド回路、　２９・・・
ドロップアウト検出回路、　　３０・・・ローパスフィ
ルタ、３１・・・ノイズリダクション回路、　　３２・
・・プリアンプ、　　３３・・・ラインアップ、　　３
４・・・ノイズリダクション回路、　３５・・・加算器
、　３６・・・減算器。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）回転ヘッドで周波数変調した音声信号を記録及び
再生し、固定ヘッドで交流バイアスによる音声信号を記
録及び再生する磁気記録装置において、記録時、左右の
音声信号Ｌ、Ｒを加算した和信号Ｌ＋Ｒを前記回転ヘッ
ドにより記録するとともに左右の音声信号を減算した差
信号Ｌ−Ｒを前記固定ヘッドにより記録し、再生時には
前記回転ヘッド及び固定ヘッドで得られる和信号Ｌ＋Ｒ
及び差信号Ｌ−Ｒを加算及び減算することにより左音声
信号Ｌ及び右音声信号Ｒを得ることを特徴とする磁気記
録再生装置。