JPS61151043A - ガラス製品の強化方法 - Google Patents

ガラス製品の強化方法

Info

Publication number
JPS61151043A
JPS61151043A JP27152584A JP27152584A JPS61151043A JP S61151043 A JPS61151043 A JP S61151043A JP 27152584 A JP27152584 A JP 27152584A JP 27152584 A JP27152584 A JP 27152584A JP S61151043 A JPS61151043 A JP S61151043A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass
coating
mol
aggregate
glass article
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27152584A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Kuramitsu
修 倉光
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP27152584A priority Critical patent/JPS61151043A/ja
Publication of JPS61151043A publication Critical patent/JPS61151043A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Surface Treatment Of Glass (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、ガラス製品の強化方法に関する。
〔背景技術〕
一般に、ガラス製品の強化方法としては、イオン交換法
、風冷法および熱膨張差を利用する方法などがあるが、
それぞれ、次のような問題を有している。
(11イオン交換法 イオン交換法はガラス製品中のナトリウムイオンを、そ
れよりイオン半径の大きなイオン(例えばカリウムイオ
ン)で置換してガラスに圧縮応力を与えることにより、
ガラス製品を強化する方法である。しかし、この方法は
、イオン交換に長時間を必要とするという欠点を有して
いる。
(2)風冷法 風冷法は成形直後のガラス製品に空気を吹きつけてガラ
ス表面を急冷し、ガラス表面に圧縮歪を入れることによ
り強化する方法である。この方法で強化するにはガラス
表面に一様に圧縮歪を入れてやる必要があり、ガラス製
品の形状に制限がある。また、風量、風温を厳密に調整
する必要があって管理が大変である。
(3)熱膨張率差を利用する方法 この方法はガラス製品に、その熱膨張率よりも低い熱膨
張率を有する低融点ガラスを含有したを機溶剤系塗料を
塗布、焼付るものであって、ガラス表面に熱膨張率の差
を利用して圧縮圧力を与え、ガラス製品を強化するもの
である。しかし、低融点ガラスの膨張率を低くすると、
低融点ガラスの軟化温度が上がり、また、耐薬品性が低
下する。それにともなって、焼付温度が高くなり、ガラ
ス製品の変形をまねいたり、焼付塗膜の品質(耐薬品性
)が低下するという問題がある。
〔発明の目的〕 この発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、
低融点ガラス組成物を用いてガラス製品を強化する方法
を提供することを目的とする。
〔発明の開示〕
この発明は、ガラス組成が、 P2Os: 20〜55mo1% RO: 15〜55mo1% R20:  4〜35mo1% TiO2:  O〜20mo1% B2O2:  0〜20mo1% ^120:l: O〜20mo1% Fz  :  O〜18mo1% 0−’/”C以下)あるいは負膨張の骨材を3〜35w
t%添加して′塗装・焼付けを行2いガラス製品を強化
するガラス製品の強化方法を要旨とするものである。
すなわち、このように構成されたガラス製品の強化法は
、ガラス製品にコーティングガラスを安価かつ低温で焼
成出来、塗膜の耐薬品性が良く、どんな形状のガラス製
品でも強化出来る方法である。
つぎに、この発明においてコーティングガラス組成が前
記のように限定された理由について説明する。
F20.は、低融点化成分であり、このものが増加する
に従って組成物が低融点化される。しかし、P2Osが
55mo1%を超えると膨張率が大きくなり過ぎる。逆
に、20mo1%未満では使用の効果が発揮されなくな
る。
ROは、ガラス組成物の耐熱水性および耐アルカリ性を
向上させるとともに膨張率を大きくし、かつガラス組成
物の軟化温度を下げる成分である。しかし、ROが15
mo1%未満となると上記の効果が発揮されなくなり、
逆に55mo1%を超えると膨張率が大きくなり過ぎる
R,Oは、低融点化成分である。しかし、R20が35
mo1%を超えると膨張率が大きくなり過ぎ、逆に4m
o1%未満になると上記の効果が発揮されなくなる。
T iOzは、膨張率を下げる成分であるが、20mo
1%を超えると軟化温度が高くなり過ぎる。
B2O3は、耐酸性、耐アルカリ性を向上させるが、2
Qmo1%を超えると耐水性が悪くなる。
A11asは、ガラス組成物の化学耐久性を向上させる
が、20mo1%を超えると軟化温度が高くなり過ぎる
F2は、軟化温度低下成分であるが、18mo1%を超
えてもその効果の向上度合が少なく、かえって耐酸性が
悪くなる。この発明では、酸化物の一部がフッ化物に置
換されることがある。すなわち、酸素がフッ素に置換さ
れることがある。上記F2量は、このフッ化物量をF2
量に換算してあられすものである。
また、骨材を低膨張(7,Ox 10−6/°c以下)
あるいは負膨張としたのは、コーティングガラス組成物
と混合することにより、混合物のみかけの膨張率を低く
出来、それにより塗装焼付後、塗膜に圧縮歪が残り、ガ
ラス製品の強化が充分にはかれるようになるからである
。しかし、骨材が3wt%未満ではその効果が発揮され
ず、35wt%を超えると塗膜とガラス製品との密着性
が悪くなる。
つぎに、この発明のガラス組成物の原材料について説明
する。
この発明のガラス組成物を構成する成分の原料としては
焼成により、前記成分の酸化物、フッ化物もしくはそれ
らの混合物を生じる原料であればどんなものでも良い。
例えば、炭酸ナトリウム。
塩化ナトリウム、フッ化ナトリウム、炭酸カルシウム、
フッ化カルシウム、重すン酸亜鉛、リン酸、炭酸リチウ
ム、フッ化リチウム、炭酸セシウム、硝酸セシウム、炭
酸カリウム、リン酸ナトリウム、炭酸バリウム、炭酸ス
トロンチウム、炭酸マ “グネシウム、亜鉛華、酸化チ
タン、ホウ酸、水酸化アルミニウム、等があげられる。
また、低膨張(7,OX 10−h/”C以下)あるい
は負膨張の骨材としては、石英ガラス、アルミナ、チタ
ン酸アルミニウム、β−2−クリブタイト、セルジアン
等があげられる。
なお、この発明のガラス組成物と骨材との混合物をガラ
ス製品ヘコーテンイグする場合は、ガラス組成物と骨材
とを20μ′m以下の粉体にし、その混合物を適当な溶
媒(例えばスクリーンオイル、テレピン油混合液)に分
散させてスプレーあるいはディッピングで塗装を行う。
次に、実施例について説明する。
6種のサンプルを用意してガラスグローブ本体にコーテ
ィングした。また、物性を測定した。各コーティングガ
ラスの組成と骨材の種類、添加量は第1表に示し、物性
を第2表に示した。
(以 下 余 白) なお、コーティングガラスおよびガラス製品(コーテイ
ング後)の物性測定方法は、以下の通りである。
(1)熱膨張率および軟化温度 直径約31mの棒状ガラス組成物を試料として昇温速度
5°C/分で測定を行った。軟化温度は、ガラスが膨張
から変形による収縮に変わる点を記録紙から読み取った
(2)煮沸減量 ガラス組成物の粒径を32〜60メツシユにそろえて3
gを精秤し、300 ccのナスフラスコに50ccの
熱水とともに入れ、還流しつつ60分間煮沸する。煮沸
した試料は、IO2のガラスフィルタでろ過し、煮沸前
後の重量を秤量することにより煮沸減量を求め、煮沸前
の重量に対する百分率で表した。
(3)耐酸減量 32〜60メツシユに粒径をそろえたガラス組成物粉末
を2g精秤し、100ccのビーカーに入れ5%クエン
酸水溶液50ccとともに、スターラーにより室温にお
いて15分間撹拌した後、IG1ガラスフィルタで吸引
ろ過し残渣を秤量することにより耐#減量算出した。
(4ン 耐アルカリ減量 32〜60メツシユに粒径をそろえたガラス組成物粉末
を2g精秤し、100 ccのビーカーに入れ、IN−
N’aOH水溶液50ccとともにスタークにより室温
において15分間攪拌したのち、IG1ガラスフィルタ
で吸引ろ過し、残渣を秤量することにより耐アルカリ減
量を算出した。
(5)落球試験 ガラス組成物と骨材とを20μm以下の粉体にし、混合
粉体100部に対してスクリーンオイル24部、テレピ
ン油80部をポットミルで混合して塗料とし、ガラスグ
ローブに膜厚3oμで塗装シ、600 ’Cで焼付を行
いテストサンプルとする。
そのテストサンプルのガラスグローブを取付具にセット
し、ロックウェル硬度R100となる硬さが得られるよ
う表面にポリアミド加工した半径10flの球面を有す
る重さ250gのおもりを、ガラスグローブの天面に向
けて落とし、破壊が起きたときの最大高さであられした
〔発明の効果〕
この発明にかかるガラス製品の強化方法は、以上のよう
であるので、低温焼成によってガラス製品の強化をする
ことができる。
代理人 弁理士  松 木 武 彦 弓稲ヅ篩甫正書(自発 昭和60年10月19日 昭和59年特許願第271525号 2、発明の名称 ガラス製品の強化方法 3、補正をする者 事件との関係     特許出願人 性  所    大阪府門真市大字門真1048番地名
 称(583)松下電工株式会社 代表者  ((Jlfi帝役藤井貞夫 4、代理人 な    し                7−−
”−5、6、補正の対象 明細書 7、補正の内容 (1)明細書第7頁第20行に「β−2−クリブタイト
」とあるを、「β−ユークリプタイト」と訂正する。
(2)明細書第9頁第1表の第2欄(化合物老樹)に「
β−2−クリブタイト」とあるを、[β−ユークリプタ
イト」と訂正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)組成が、 P_2O_5:20〜55mol% RO:15〜55mol% R_2O:4〜35mol% TiO_2:0〜20mo1% B_2O_3:0〜20mol% Al_2O_3:0〜20mol% F_2:0〜18mol% 〔ただし、 ROはCaO、ZnO、BaO、MgOおよびSrOの
    少なくとも1つからなり、 R_2OはLi_2O、Na_2O、K_2OおよびC
    s_2Oの少なくとも1つからなる。〕 からなるコーティングガラスに低膨張(7.0×10^
    −^6/℃以下)あるいは負膨張の骨材を3〜35wt
    %添加して塗装焼付けを行いガラス製品を強化するガラ
    ス製品の強化方法。
JP27152584A 1984-12-22 1984-12-22 ガラス製品の強化方法 Pending JPS61151043A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27152584A JPS61151043A (ja) 1984-12-22 1984-12-22 ガラス製品の強化方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27152584A JPS61151043A (ja) 1984-12-22 1984-12-22 ガラス製品の強化方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61151043A true JPS61151043A (ja) 1986-07-09

Family

ID=17501276

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27152584A Pending JPS61151043A (ja) 1984-12-22 1984-12-22 ガラス製品の強化方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61151043A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017100942A (ja) * 2013-02-26 2017-06-08 コーニング インコーポレイテッド イオン交換プロセスに適合した装飾用多孔性無機層

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017100942A (ja) * 2013-02-26 2017-06-08 コーニング インコーポレイテッド イオン交換プロセスに適合した装飾用多孔性無機層
US11554986B2 (en) 2013-02-26 2023-01-17 Corning Incorporated Decorative porous inorganic layer compatible with ion exchange processes

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1333622C (en) Lead-free glass frit compositions
US5650364A (en) Self-opacifying enamel frits for the enamelling of aluminum or aluminum alloys
US3203815A (en) High-temperature protective coating for metals
US5244848A (en) Glaze compositions
US4376169A (en) Low-melting, lead-free ceramic frits
JPH11106234A (ja) 釉薬用ガラス組成物
US2842458A (en) Low temperature vitreous coatings for steel
JPS61151041A (ja) 紫外線遮断用コ−テイングガラス組成物
JPS63230538A (ja) ほうろうフリツト
JPS61151043A (ja) ガラス製品の強化方法
JP2000203878A (ja) ガラスセラミックス組成物
US4469798A (en) Low melting, opaque enamel frit
JP2944387B2 (ja) 低融点ガラス
US3061449A (en) Vitreous enamel frit
JPS6136137A (ja) 低融点ガラス組成物
JPS63310749A (ja) 非毒性ガラスフリット
JPS61178442A (ja) パウダ−コ−テイング用フリツト及びパウダ−コ−テイング方法
JPS61151037A (ja) 紫外線遮断用コ−テイングガラス組成物
JPH01145347A (ja) 高明度アルミほうろう製品
US3014816A (en) Acid-resistant enamel for stainless steel
JPS61151042A (ja) 低融点ガラス組成物
US2507691A (en) Acid-resistant enamels
JPS61295257A (ja) フオトクロミツクコ−テイングガラス組成物
JPH02157139A (ja) 補強用ガラス組成物
JPS63123837A (ja) アルミほうろう釉薬