JPS61151042A - 低融点ガラス組成物 - Google Patents
低融点ガラス組成物Info
- Publication number
- JPS61151042A JPS61151042A JP27152684A JP27152684A JPS61151042A JP S61151042 A JPS61151042 A JP S61151042A JP 27152684 A JP27152684 A JP 27152684A JP 27152684 A JP27152684 A JP 27152684A JP S61151042 A JPS61151042 A JP S61151042A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mol
- glass composition
- melting point
- glass
- low melting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C3/00—Glass compositions
- C03C3/12—Silica-free oxide glass compositions
- C03C3/23—Silica-free oxide glass compositions containing halogen and at least one oxide, e.g. oxide of boron
- C03C3/247—Silica-free oxide glass compositions containing halogen and at least one oxide, e.g. oxide of boron containing fluorine and phosphorus
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Geochemistry & Mineralogy (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
この発明は、ガラス、スレート板、ケイ酸カルシウム板
等の高温で変形したり強度が低下したりする基板に低温
で焼付けることが出来るコーティング用の低融点ガラス
組成物に関するものである〔前景技術〕 従来、コーティング用ガラス組成物としては、例えば鉄
板用はうろうフリットあるいは一般低融点フリットなど
が知られている。しかし、これらは種々の欠点を有して
いる。すなわち、鉄板用はうろうフリットは、一般に、
焼成温度が高り(800〜850℃)、最低のものでも
750℃程度であった。そのため、ガラス、スレート板
、ケイ酸カルシウム板等にコーティングしても、焼付け
の際生地が変形してしまう。
等の高温で変形したり強度が低下したりする基板に低温
で焼付けることが出来るコーティング用の低融点ガラス
組成物に関するものである〔前景技術〕 従来、コーティング用ガラス組成物としては、例えば鉄
板用はうろうフリットあるいは一般低融点フリットなど
が知られている。しかし、これらは種々の欠点を有して
いる。すなわち、鉄板用はうろうフリットは、一般に、
焼成温度が高り(800〜850℃)、最低のものでも
750℃程度であった。そのため、ガラス、スレート板
、ケイ酸カルシウム板等にコーティングしても、焼付け
の際生地が変形してしまう。
一方一般の低融点フリットは、鉛、カドミウム等を含ん
でいるので毒性があり、製造工程中廃棄されるものの処
理がむずかしいという欠点があった。
でいるので毒性があり、製造工程中廃棄されるものの処
理がむずかしいという欠点があった。
また、リン酸系ガラスとしてはアルミニウムはうろう用
低融点ガラスがあるが、膨張率が23×10−b/”C
と非常に高く、これをガラス板(膨・張率=8.0〜1
0.Ox 10−’/”c)に塗装焼付けすると塗膜の
割れが生じガラス板強度が著しく低下する。
低融点ガラスがあるが、膨張率が23×10−b/”C
と非常に高く、これをガラス板(膨・張率=8.0〜1
0.Ox 10−’/”c)に塗装焼付けすると塗膜の
割れが生じガラス板強度が著しく低下する。
この発明は、このような事情に鑑みなされたもので、焼
成温度が低く、しかも毒性物質を含まないガラス組成物
を提供することを目的とする。
成温度が低く、しかも毒性物質を含まないガラス組成物
を提供することを目的とする。
この発明は、ガラス組成が、
has: 20〜55mol%
RO: 15〜55mol%
R2O: 4〜35mol%
TiO2: 0〜20mol%
BtOx: O〜20taoL%
Al2O3: 0〜20mol%
からなる母ガラス100molに対して、F2が2〜1
8molの割合で添加されている低融点ガラス組成物を
要旨とする。
8molの割合で添加されている低融点ガラス組成物を
要旨とする。
すなわち、このように構成された低融点ガラス組成物は
、基板上に低温で焼成出来、無毒で安価であり、またリ
ン酸系ガラスとしては膨張率が低いため塗膜の割れや基
材の強度低下を生じない。
、基板上に低温で焼成出来、無毒で安価であり、またリ
ン酸系ガラスとしては膨張率が低いため塗膜の割れや基
材の強度低下を生じない。
つぎに、この発明において、組成が前記の様に限定され
た理由について説明する。
た理由について説明する。
F20.は低融点化成分であり、このものが増加するに
従って組成物が低融点化される。しかし、PtOsが5
5n+o1%を超えると膨張率が大きくなりすぎる。逆
に、20mol%未満では使用の効果が発揮されなくな
る。
従って組成物が低融点化される。しかし、PtOsが5
5n+o1%を超えると膨張率が大きくなりすぎる。逆
に、20mol%未満では使用の効果が発揮されなくな
る。
ROは、ガラス組成物の耐熱水性および耐アルカリ性を
向上させるとともに膨張率を大きくし、かつガラス組成
物の軟化温度を下げる成分である。しかし、ROが15
mol%未満となると上記の効果が発揮されなくなり、
逆に55mol%を超えると膨張率が太き(なり過ぎる
。したがって、ROは15〜55mol%の範囲内に設
定する必要がある。
向上させるとともに膨張率を大きくし、かつガラス組成
物の軟化温度を下げる成分である。しかし、ROが15
mol%未満となると上記の効果が発揮されなくなり、
逆に55mol%を超えると膨張率が太き(なり過ぎる
。したがって、ROは15〜55mol%の範囲内に設
定する必要がある。
RZ Oは、低融点化成分である。しかし、R20が3
5mol%を超えると膨張率が大きくなり過ぎ、逆に4
mol%以下になると上記の効果が発揮されなくなる。
5mol%を超えると膨張率が大きくなり過ぎ、逆に4
mol%以下になると上記の効果が発揮されなくなる。
Tie、は、膨張率を下げる成分であるが、20mol
%を超えると軟化温度が高くなり過ぎる。
%を超えると軟化温度が高くなり過ぎる。
B2O3は、耐酸性、耐アルカリ性を向上させるが、2
0+o1%を超えると耐水性が悪くなる。
0+o1%を超えると耐水性が悪くなる。
Al2O,は、ガラス組成物の化学耐久性を向上させる
が、20mol%を超えると軟化温度が高(なり過ぎる
。
が、20mol%を超えると軟化温度が高(なり過ぎる
。
F2は、軟化温度低下成分であるが、2%未満ではその
効果が発揮されず、13mol%を超えてもその効果の
向上度合が少なく、かえって耐酸性が悪くなる。この発
明では、酸化物の一部がフッ化物に置換される。すなわ
ち、酸素がフッ素に置換される。上記p’ztは、この
フッ化物量をF2量に換算してあられすものである。
効果が発揮されず、13mol%を超えてもその効果の
向上度合が少なく、かえって耐酸性が悪くなる。この発
明では、酸化物の一部がフッ化物に置換される。すなわ
ち、酸素がフッ素に置換される。上記p’ztは、この
フッ化物量をF2量に換算してあられすものである。
つぎに、この発明のガラス組成物の原材料について説明
する。
する。
この発明のガラス組成物を構成する成分の原料としては
、焼成により前記成分の酸化物、フッ化物もしくはそれ
らの混合物を生じる原料であればどんなものでも良い0
例えば炭酸ナトリウム、塩化ナトリウム、フッ化ナトリ
ウム、炭酸カルシウム、フッ化カルシウム、重すン酸亜
鉛、リン酸。
、焼成により前記成分の酸化物、フッ化物もしくはそれ
らの混合物を生じる原料であればどんなものでも良い0
例えば炭酸ナトリウム、塩化ナトリウム、フッ化ナトリ
ウム、炭酸カルシウム、フッ化カルシウム、重すン酸亜
鉛、リン酸。
炭酸リチウム、フッ化リチウム、炭酸セシウム。
硝酸セシウム、炭酸カリウム、リン酸ナトリウム、炭酸
バリウム、炭酸ストロンチウム、炭酸マグネシウム、亜
鉛華、酸化チタン、ホウ酸、水酸化アルミニウム等があ
げられる。
バリウム、炭酸ストロンチウム、炭酸マグネシウム、亜
鉛華、酸化チタン、ホウ酸、水酸化アルミニウム等があ
げられる。
なお、この発明の組成物をガラス板、ガラスグローブ等
へコーティングする場合は、コーティングガラス組成物
粉体を適当な溶媒(例えばスクリーンオイル、テレピン
油混合液)に分散させてスプレーあるいはディッピング
で塗装を行うか、粉体をそのまま静電粉体塗装あるいは
流動浸漬で塗装を行なったあと焼付を行う。
へコーティングする場合は、コーティングガラス組成物
粉体を適当な溶媒(例えばスクリーンオイル、テレピン
油混合液)に分散させてスプレーあるいはディッピング
で塗装を行うか、粉体をそのまま静電粉体塗装あるいは
流動浸漬で塗装を行なったあと焼付を行う。
次に、実施例について説明する。
10種のサンプルを用意して、測定を行った。
各コーティングガラスの組成と物性は、それぞれ、第1
表に示した。
表に示した。
(以 下 余 白)
なお、ガラス組成物の物性測定方法は以下の通りである
。
。
(11熱膨張率および軟化温度
直径約311の棒状ガラス組成物を試料として昇温速度
5℃/分で測定を行った。軟化温度は、ガラスが膨張か
ら変形による収縮に変わる点を記録紙から読み取った。
5℃/分で測定を行った。軟化温度は、ガラスが膨張か
ら変形による収縮に変わる点を記録紙から読み取った。
(2)煮沸減量
ガラス組成物の粒径を32〜60メツシユにそろえて3
gを精秤し、300 ccのナスフラスコに50ccの
熱水とともに入れ、還流しつつ60分間魚煮沸る。煮沸
した試料はIO2のガラスフィルタでろ過し、煮沸前後
の重量を秤量することにより煮沸減量を求め、煮沸前の
重量に対する百分率で表した。
gを精秤し、300 ccのナスフラスコに50ccの
熱水とともに入れ、還流しつつ60分間魚煮沸る。煮沸
した試料はIO2のガラスフィルタでろ過し、煮沸前後
の重量を秤量することにより煮沸減量を求め、煮沸前の
重量に対する百分率で表した。
(3)耐酸減量
32〜60メツシユに粒径をそろえたガラス組成物粉末
を2g精秤し、100CCのビーカーに ゛入れ、
5%クエン酸水溶液5Qccとともに、スターシーによ
り室温において15分間攪拌した後、IG1ガラスフィ
ルタで吸引ろ過し、残渣を秤量することにより耐酸減量
算出した。
を2g精秤し、100CCのビーカーに ゛入れ、
5%クエン酸水溶液5Qccとともに、スターシーによ
り室温において15分間攪拌した後、IG1ガラスフィ
ルタで吸引ろ過し、残渣を秤量することにより耐酸減量
算出した。
(4) 耐アルカリ減量
32〜60メツシユに粒径をそろえたガラス組成物粉末
を2g精秤し、100ccのビーカーに入れ、lN−N
aOH水溶液50ccとともにスターテにより室温にお
いて15分間攪拌したのち、IG1ガラスフィルタで吸
引ろ過し残渣を秤量することにより耐アルカリ減量を算
出した。
を2g精秤し、100ccのビーカーに入れ、lN−N
aOH水溶液50ccとともにスターテにより室温にお
いて15分間攪拌したのち、IG1ガラスフィルタで吸
引ろ過し残渣を秤量することにより耐アルカリ減量を算
出した。
この発明にかかるガラス組成物は、以上のようであるか
ら、鉛等の有毒物質を含まないで低温焼成を可能とさせ
る。
ら、鉛等の有毒物質を含まないで低温焼成を可能とさせ
る。
Claims (1)
- (1)ガラス組成が、 P_2O_5:20〜55mol% RO:15〜55mol% R_2O:4〜35ml% TiO_2:0〜20mol% B_2O_3:0〜20mol% Al_2O_3:0〜20mol% 〔ただし、 ROはCaO、ZnO、BaO、MgOおよびSrOの
少なくとも1つからなり、 R_2OはLi_2O、Na_2O、K_2OおよびC
s_2Oの少なくとも1つからなる。〕 からなる母ガラス100molに対して、F_2が2〜
18molの割合で添加されている低融点ガラス組成物
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27152684A JPS61151042A (ja) | 1984-12-22 | 1984-12-22 | 低融点ガラス組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27152684A JPS61151042A (ja) | 1984-12-22 | 1984-12-22 | 低融点ガラス組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61151042A true JPS61151042A (ja) | 1986-07-09 |
Family
ID=17501291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27152684A Pending JPS61151042A (ja) | 1984-12-22 | 1984-12-22 | 低融点ガラス組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61151042A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112723737A (zh) * | 2021-02-05 | 2021-04-30 | 太原科技大学 | 一种低介电磷玻璃及其制备方法、应用 |
-
1984
- 1984-12-22 JP JP27152684A patent/JPS61151042A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112723737A (zh) * | 2021-02-05 | 2021-04-30 | 太原科技大学 | 一种低介电磷玻璃及其制备方法、应用 |
CN112723737B (zh) * | 2021-02-05 | 2022-01-25 | 太原科技大学 | 一种低介电磷玻璃及其制备方法、应用 |
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