JPS61295257A - フオトクロミツクコ−テイングガラス組成物 - Google Patents
フオトクロミツクコ−テイングガラス組成物Info
- Publication number
- JPS61295257A JPS61295257A JP13839185A JP13839185A JPS61295257A JP S61295257 A JPS61295257 A JP S61295257A JP 13839185 A JP13839185 A JP 13839185A JP 13839185 A JP13839185 A JP 13839185A JP S61295257 A JPS61295257 A JP S61295257A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- mol
- photochromic
- glass composition
- photochromic coating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C3/00—Glass compositions
- C03C3/12—Silica-free oxide glass compositions
- C03C3/16—Silica-free oxide glass compositions containing phosphorus
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Geochemistry & Mineralogy (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Surface Treatment Of Glass (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
この発明は、フォトクロミンクコーティングガラス組成
物に関するものである。
物に関するものである。
従来、コーティング用ガラス組成物としては、例えば、
鉄板用はうろうフリットあるいは一般低融点フリフトな
どが知られている。しかし、これらは種々の欠点を有し
ている。すなわち、鉄板用はうろうフリットは、一般に
焼成温度が高り(800〜850℃)、最低のものでも
750℃程度であった。そのため、ガラス、スレート板
およびケイ酸カルシウム板等にコーティングしても、焼
付けの際、熱で生地が変形してしまう。一方、−般の低
融点フリットは、鉛、カドミウム等を含んでいるので毒
性が有り、製造工程中排気されるものの処理が難しいと
いう欠点があった。
鉄板用はうろうフリットあるいは一般低融点フリフトな
どが知られている。しかし、これらは種々の欠点を有し
ている。すなわち、鉄板用はうろうフリットは、一般に
焼成温度が高り(800〜850℃)、最低のものでも
750℃程度であった。そのため、ガラス、スレート板
およびケイ酸カルシウム板等にコーティングしても、焼
付けの際、熱で生地が変形してしまう。一方、−般の低
融点フリットは、鉛、カドミウム等を含んでいるので毒
性が有り、製造工程中排気されるものの処理が難しいと
いう欠点があった。
また、リン酸系ガラスとしては、アルミニウムはうろう
用低融点ガラスがあるが、膨張率が23X 106 /
℃と非常に高く、これをガラス板(膨張率=8.0〜1
0.0xlO−6/’c)に塗装焼付けすると、塗膜の
割れやガラス板強度が著しく低下する。
用低融点ガラスがあるが、膨張率が23X 106 /
℃と非常に高く、これをガラス板(膨張率=8.0〜1
0.0xlO−6/’c)に塗装焼付けすると、塗膜の
割れやガラス板強度が著しく低下する。
また、一般のフォトクロミンクガラスは、高価な1N(
AgX)をガラス全体に分散させており、非常に高価な
ものである。しかも、紫外線で暗化するAgXはガラス
表面に近いものだけである。
AgX)をガラス全体に分散させており、非常に高価な
ものである。しかも、紫外線で暗化するAgXはガラス
表面に近いものだけである。
上記事情に鑑みて、この発明は、ガラス、スレート板、
ケイ酸カルシウム板等の高温で変形したり強度が低下す
る基板に低温で焼付けることができ、しかも、フォトク
ロミックな性質を兼ね備えたコーティング用のフォトク
ロミンク低融点ガラス組成物を提供することを目的とす
る。
ケイ酸カルシウム板等の高温で変形したり強度が低下す
る基板に低温で焼付けることができ、しかも、フォトク
ロミックな性質を兼ね備えたコーティング用のフォトク
ロミンク低融点ガラス組成物を提供することを目的とす
る。
この発明は、上記目的を達成するため、組成がR205
; 20〜55 mol% ROi 15〜55 mol% R20; 4〜35 mol% B203 ; 0〜20 mol%A1203
; 0〜20 mol%F2 ; 0〜
18 mol%からなる母ガラス100molに対し、
Ag : 0.01〜1.0 mol%Cu : 0〜
0.02 mol% X : 0.2〜4.0 mol% が添加されているフォトクロミンクコーティングガラス
組成物を要旨とするものである。
; 20〜55 mol% ROi 15〜55 mol% R20; 4〜35 mol% B203 ; 0〜20 mol%A1203
; 0〜20 mol%F2 ; 0〜
18 mol%からなる母ガラス100molに対し、
Ag : 0.01〜1.0 mol%Cu : 0〜
0.02 mol% X : 0.2〜4.0 mol% が添加されているフォトクロミンクコーティングガラス
組成物を要旨とするものである。
すなわち、このように構成されたフォトクロミックコー
ティングガラス組成物は、フォトクロミックな性質を有
し、基板に低温で焼成でき、無毒で安価であり、また、
リン酸系ガラスとしては膨張率が低いため、塗膜の割れ
や基板の強度低下を生じない。
ティングガラス組成物は、フォトクロミックな性質を有
し、基板に低温で焼成でき、無毒で安価であり、また、
リン酸系ガラスとしては膨張率が低いため、塗膜の割れ
や基板の強度低下を生じない。
つぎに、この発明において組成が前記のように限定され
た理由について説明する。
た理由について説明する。
P2O5は、低融点化成分であり、これが増加するにし
たがって組成物が低融点化される。しかし、R2O5が
55mol%を超えると膨張率が大きくなり過ぎる。逆
に、2011101%未満では使用の効果が発揮されな
くなる。
たがって組成物が低融点化される。しかし、R2O5が
55mol%を超えると膨張率が大きくなり過ぎる。逆
に、2011101%未満では使用の効果が発揮されな
くなる。
ROは、ガラス組成物の耐熱水性および耐アルカリ性を
向上されるとともに膨張率を大きくし、かつ、ガラス組
成物の軟化温度を下げる成分である。しかし、ROが1
5 mol%未満になると上記の効果が発揮されなくな
り、逆に、55mol%を超えると膨張率が大きくなり
過ぎる。
向上されるとともに膨張率を大きくし、かつ、ガラス組
成物の軟化温度を下げる成分である。しかし、ROが1
5 mol%未満になると上記の効果が発揮されなくな
り、逆に、55mol%を超えると膨張率が大きくなり
過ぎる。
R20は、低融点化成分である。しかし、R20が35
mol%を超えると膨張率が大きくなり過ぎ、逆に、4
mol%未満になると上記の効果が発揮されなくなる
。
mol%を超えると膨張率が大きくなり過ぎ、逆に、4
mol%未満になると上記の効果が発揮されなくなる
。
F2は、軟化温度低下成分であるが、2mol%未満で
はその効果はあまり発揮されず、18mol%を超えて
もその効果の向上度合は少なく、かえって耐酸性が悪く
なる。F2は、酸化物の一部がフン化物に置き換えられ
た形で存在する。
はその効果はあまり発揮されず、18mol%を超えて
もその効果の向上度合は少なく、かえって耐酸性が悪く
なる。F2は、酸化物の一部がフン化物に置き換えられ
た形で存在する。
Al2O3は、ガラス組成物の化学耐久性を向上させる
が、20mol%を超えると軟化温度が高くなり過ぎる
。
が、20mol%を超えると軟化温度が高くなり過ぎる
。
B2O3は、耐酸、耐アルカリ性を向上させるが、20
11101%を超えると耐水性が悪くなる。
11101%を超えると耐水性が悪くなる。
Cuは、AgXによるガラスの暗化、退色する速度を早
める成分である。しかし、0.02moAを超えてもそ
の結果の向上度合は少なく、かえって、ガラスが着色し
てしまうことがある。
める成分である。しかし、0.02moAを超えてもそ
の結果の向上度合は少なく、かえって、ガラスが着色し
てしまうことがある。
なお、この発明のフォトクロミックコーティングガラス
組成物をガラス、スレート板へコーティングする場合は
、フォトクロミックコーティングガラス組成物粉体を適
当な溶媒(例えば、スクリーンオイル、テレピン油混合
液)に分散させてスプレー掛けあるいはディッピングで
塗装を行うか、粉体をそのまま静電粉体塗装あるいは流
動浸漬で塗装を行った後、焼付を行う。
組成物をガラス、スレート板へコーティングする場合は
、フォトクロミックコーティングガラス組成物粉体を適
当な溶媒(例えば、スクリーンオイル、テレピン油混合
液)に分散させてスプレー掛けあるいはディッピングで
塗装を行うか、粉体をそのまま静電粉体塗装あるいは流
動浸漬で塗装を行った後、焼付を行う。
次に実施例について説明する。
フォトクロミックコーティングガラスの組成と物性は第
1図に示した。
1図に示した。
なお、ガラス組成物の物性測定方法は以下の通りである
。
。
■ 熱膨張率および軟化温度;直径約3mmの棒状ガラ
ス組成物を試料とし、昇温速度5℃/分で測定を行った
。
ス組成物を試料とし、昇温速度5℃/分で測定を行った
。
■ 煮沸減量;ガラス組成物の粒体を32〜60メツシ
ユにそろえて3gを精秤し、300ccのナスフラスコ
に50ccの熱水とともに入れ、還流しつつ60分間煮
沸する。煮沸した試料はIO2のガラスフィルタでろ過
し、煮沸前後の重量を秤量することにより煮沸減量を求
め、煮沸前の重量に対する百分率で表した。
ユにそろえて3gを精秤し、300ccのナスフラスコ
に50ccの熱水とともに入れ、還流しつつ60分間煮
沸する。煮沸した試料はIO2のガラスフィルタでろ過
し、煮沸前後の重量を秤量することにより煮沸減量を求
め、煮沸前の重量に対する百分率で表した。
煮沸減量(%)=
煮沸前のガラス重量
×100
■ 耐酸減量;32〜60メソシユに粒径をそろえたガ
ラス組成物粉末を2g精秤し、100cCのビーカーに
入れ5%クエン酸水溶液50ccとともに、スターラー
により室温で15分間攪拌した後、IG1ガラスフィル
タで吸引し残渣を秤量することにより耐酸減量を算出し
た。
ラス組成物粉末を2g精秤し、100cCのビーカーに
入れ5%クエン酸水溶液50ccとともに、スターラー
により室温で15分間攪拌した後、IG1ガラスフィル
タで吸引し残渣を秤量することにより耐酸減量を算出し
た。
耐酸減量(%)=
試験前のガラス重量
×100
■ 耐アルカリ減量;32〜60メツシユに粒径をそろ
えたガラス組成物粉末を2g精秤し、100ccのビー
カーに入れ、lN−NaOH水溶液50ccとともにス
ターラーにより室温において15分間攪拌したのち、I
G1ガラスフィルタで吸引ろ過し、残渣を秤量すること
により、耐アルカリ減量を算出した。
えたガラス組成物粉末を2g精秤し、100ccのビー
カーに入れ、lN−NaOH水溶液50ccとともにス
ターラーにより室温において15分間攪拌したのち、I
G1ガラスフィルタで吸引ろ過し、残渣を秤量すること
により、耐アルカリ減量を算出した。
耐アルカリ減量(%)=
試験前のガラス重量
×100
■ フォトクロミック評価;厚さ2mmのガラス板にフ
ォトクロミックコーディングガラスを膜厚40μで塗装
焼付し、その塗装品に10分間、紫外線を照射した後、
透過率を測定し、特性値とした。
ォトクロミックコーディングガラスを膜厚40μで塗装
焼付し、その塗装品に10分間、紫外線を照射した後、
透過率を測定し、特性値とした。
この発明にかかるガラス組成物は、以上のごとく構成さ
れているため、低温で焼付けることができ、しかも、フ
ォトクロミックな性質を備えたコーティング用ガラスと
なりうる。
れているため、低温で焼付けることができ、しかも、フ
ォトクロミックな性質を備えたコーティング用ガラスと
なりうる。
Claims (1)
- (1)組成が、 P_2O_5;20〜55mol% RO;15〜55mol% R_2O;4〜35mol% B_2O_3;0〜20mol% Al_2O_3;0〜20mol% F_2;0〜18mol% 〔ただし、 ROはCaO、ZnO、BaO、MgO およびSrOの少なくとも1つからなり、 R_2OはLi_2O、Na_2O、K_2OおよびC
s_2Oの少なくとも1つからなる。〕からなる母ガラ
ス100molに対して、 Ag;0.01〜1.0mol% Cu;0〜0.02mol% X;0.2〜4.0mol% 〔ただし、 XはCl、BrおよびIの少なくとも1つ からなる。〕 が添加されてなるフォトクロミックコーティングガラス
組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13839185A JPS61295257A (ja) | 1985-06-25 | 1985-06-25 | フオトクロミツクコ−テイングガラス組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13839185A JPS61295257A (ja) | 1985-06-25 | 1985-06-25 | フオトクロミツクコ−テイングガラス組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61295257A true JPS61295257A (ja) | 1986-12-26 |
Family
ID=15220844
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13839185A Pending JPS61295257A (ja) | 1985-06-25 | 1985-06-25 | フオトクロミツクコ−テイングガラス組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61295257A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0365235A2 (en) * | 1988-10-17 | 1990-04-25 | Corning Incorporated | Zinc-containing phosphate glasses |
EP0365238A2 (en) * | 1988-10-17 | 1990-04-25 | Corning Incorporated | Alkali zinc aluminophosphate glass-ceramics |
JPH0416298U (ja) * | 1990-06-01 | 1992-02-10 | ||
US11091387B2 (en) | 2017-02-02 | 2021-08-17 | Lg Electronics Inc. | Glass composition and cooking appliance |
-
1985
- 1985-06-25 JP JP13839185A patent/JPS61295257A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0365235A2 (en) * | 1988-10-17 | 1990-04-25 | Corning Incorporated | Zinc-containing phosphate glasses |
EP0365238A2 (en) * | 1988-10-17 | 1990-04-25 | Corning Incorporated | Alkali zinc aluminophosphate glass-ceramics |
JPH0416298U (ja) * | 1990-06-01 | 1992-02-10 | ||
US11091387B2 (en) | 2017-02-02 | 2021-08-17 | Lg Electronics Inc. | Glass composition and cooking appliance |
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