JPS61149239A - 高温コバルト吸着装置 - Google Patents
高温コバルト吸着装置Info
- Publication number
- JPS61149239A JPS61149239A JP59271748A JP27174884A JPS61149239A JP S61149239 A JPS61149239 A JP S61149239A JP 59271748 A JP59271748 A JP 59271748A JP 27174884 A JP27174884 A JP 27174884A JP S61149239 A JPS61149239 A JP S61149239A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- manganese
- filter material
- adsorbing
- cobalt
- oxide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、原子炉−次冷却材(以下炉水と称す)の高温
炉水浄化システムに適用される、高温コバルト吸着濾材
にマンガンフェライトを用いた高温コバルトの吸着装置
濾材に関するものである。
炉水浄化システムに適用される、高温コバルト吸着濾材
にマンガンフェライトを用いた高温コバルトの吸着装置
濾材に関するものである。
被曝の妥因である炉水中のコバルトを除去する場合、イ
オン交換樹脂を用いる従来法では、炉水(280℃、7
0Q/i) を熱交換器さらに水冷却器を通してイオ
ン交換樹脂の耐熱温度(約60℃)以下まで冷却する必
要があり、熱交換器による熱損失が生ずる。従って、被
曝低減のためコノくルト除去量を向上させる、つまり処
理流量を増加させると、これに比例して熱損失が増大し
、プラントの熱効率が低下してしまうので流量増加に限
界があり、従来法では被曝低減は困難である。このため
炉水を冷却することなく高温高圧下で溶存コノ(ルトを
除去できる熱損失のない高温コバルト除去システムが要
望されている。
オン交換樹脂を用いる従来法では、炉水(280℃、7
0Q/i) を熱交換器さらに水冷却器を通してイオ
ン交換樹脂の耐熱温度(約60℃)以下まで冷却する必
要があり、熱交換器による熱損失が生ずる。従って、被
曝低減のためコノくルト除去量を向上させる、つまり処
理流量を増加させると、これに比例して熱損失が増大し
、プラントの熱効率が低下してしまうので流量増加に限
界があり、従来法では被曝低減は困難である。このため
炉水を冷却することなく高温高圧下で溶存コノ(ルトを
除去できる熱損失のない高温コバルト除去システムが要
望されている。
高温コバルトの除去においては、前記イオン交換樹脂に
代り高温高圧熱水でコバルトを吸着できる無機吸着材が
研究されている。例えば酸化チタニウム、酸化鉄(マグ
ネタイ) etc )などの金属酸化物系あるいはリン
酸ジルコニウム、タングステン酸錫などの金属酸性塩が
有望とされている。
代り高温高圧熱水でコバルトを吸着できる無機吸着材が
研究されている。例えば酸化チタニウム、酸化鉄(マグ
ネタイ) etc )などの金属酸化物系あるいはリン
酸ジルコニウム、タングステン酸錫などの金属酸性塩が
有望とされている。
このような多数の無機吸着材候補を種々検討した結果高
温コバルト吸着材としてコバルト吸着能が特に優れるマ
ンガンフェライトる見出し、造粒などのp材化により、
実用吸着濾材として有望であることが判明した。マンガ
ンフェライト吸着濾材は上述のように優れたコバルト吸
着能を有する長所をもつが、素材の製法(湿式法又は乾
式法)、造粒条件(担体やバインダーの有無)あるいは
焼成条件(加熱温度・時間、雰囲気など)によって吸着
濾材の組成、結晶構造が変化し、最終製品である濾材の
吸着性能や熱水安定性が微妙な影響を受けるという問題
点がある。従って濾材の熱水へのマンガン溶出性につい
てもバラツキが生じ、均質でマンガン溶出のない完全な
製品濾材を得ることがむずかしかった。すなわち、マン
ガンフェライト吸着済材は、前記のごとく品質にバラツ
キがあり、実用濾材においては微量のマンガン溶出は避
けられない。
温コバルト吸着材としてコバルト吸着能が特に優れるマ
ンガンフェライトる見出し、造粒などのp材化により、
実用吸着濾材として有望であることが判明した。マンガ
ンフェライト吸着濾材は上述のように優れたコバルト吸
着能を有する長所をもつが、素材の製法(湿式法又は乾
式法)、造粒条件(担体やバインダーの有無)あるいは
焼成条件(加熱温度・時間、雰囲気など)によって吸着
濾材の組成、結晶構造が変化し、最終製品である濾材の
吸着性能や熱水安定性が微妙な影響を受けるという問題
点がある。従って濾材の熱水へのマンガン溶出性につい
てもバラツキが生じ、均質でマンガン溶出のない完全な
製品濾材を得ることがむずかしかった。すなわち、マン
ガンフェライト吸着済材は、前記のごとく品質にバラツ
キがあり、実用濾材においては微量のマンガン溶出は避
けられない。
例えば、第1図のようにマンガンフェライト素材を粒状
、ポーラスブロック状などに成型造粒したマンガンフェ
ライト高温コバルト吸着濾材1をカラム2内に年末式に
充填したものがある。このような年末式の従来カラム2
は高温炉水中のコバルトを浄化処理する際に、内部に充
填されているマンガンフェライト吸着濾材1から熱水に
マンガンが溶出する。すなわち、カラム2の出口濃度で
1〜5ppb 程度のマンガン流出がある。従ってこの
流出マンガンを他システムへの影響を無視できる濃度ま
で減少させる必要がある。
、ポーラスブロック状などに成型造粒したマンガンフェ
ライト高温コバルト吸着濾材1をカラム2内に年末式に
充填したものがある。このような年末式の従来カラム2
は高温炉水中のコバルトを浄化処理する際に、内部に充
填されているマンガンフェライト吸着濾材1から熱水に
マンガンが溶出する。すなわち、カラム2の出口濃度で
1〜5ppb 程度のマンガン流出がある。従ってこの
流出マンガンを他システムへの影響を無視できる濃度ま
で減少させる必要がある。
本発明の目的は、マンガンフェライトがもつ優れた吸着
能の長所を保持し、その欠点であるマンガン溶出性を改
良した実用性の高い高温コバルト吸着装置を提供するこ
とにある。
能の長所を保持し、その欠点であるマンガン溶出性を改
良した実用性の高い高温コバルト吸着装置を提供するこ
とにある。
本発明は、マンガンフェライト吸着済材にマンガンを吸
着可能な無機吸着濾材をカラム内に混床式あるいは複床
式(二添加併用することにより、溶出マンガンを除去改
善できることを確かめ高性能の高温コバルト吸着装置の
実用化を実現している。
着可能な無機吸着濾材をカラム内に混床式あるいは複床
式(二添加併用することにより、溶出マンガンを除去改
善できることを確かめ高性能の高温コバルト吸着装置の
実用化を実現している。
上記マンガン吸着可能な無機吸着材については、多数の
候補材から酸化ジルコニウム、酸化錫、酸化チタニウム
、あるいは酸化タンタルなどを見出し、実用においては
カラム操作に適する粒状、ポーラスブロック状など造粒
法によってマンガンフェライト吸着濾材と同様に濾材化
を行なった。
候補材から酸化ジルコニウム、酸化錫、酸化チタニウム
、あるいは酸化タンタルなどを見出し、実用においては
カラム操作に適する粒状、ポーラスブロック状など造粒
法によってマンガンフェライト吸着濾材と同様に濾材化
を行なった。
以下図面を参照して本発明による高温コバルト吸着濾材
の一実施例を詳細に説明する。
の一実施例を詳細に説明する。
第1図において、マンガン吸着能を有する酸化ジルコニ
ウム、酸化錫、酸化チタニウムあるいは酸化タンタルな
どから選ばれる無機素材を粒状あるいはポーラスブロッ
ク状に成型したマンガン除去用高温無機吸着濾材3を用
い、これをマンガンフェライト吸着濾材1に混合充填し
た混床式カラム4を用いる。又は第2図のようにマンガ
ンフェライト吸着濾材1とマンガン除去用吸着濾材3を
層状に充填した複床式カラム5としてもよい。いずれの
構成によっても、マンガンフェライト吸着濾材1からの
溶出マンガンをマンガン除去用吸着濾材3、で吸着除去
することができる。このため、混床式カラム4および複
床式カラム5のいずれでも、出口濃度を1 ppb以下
に改善でき、充実実用化可能である。
ウム、酸化錫、酸化チタニウムあるいは酸化タンタルな
どから選ばれる無機素材を粒状あるいはポーラスブロッ
ク状に成型したマンガン除去用高温無機吸着濾材3を用
い、これをマンガンフェライト吸着濾材1に混合充填し
た混床式カラム4を用いる。又は第2図のようにマンガ
ンフェライト吸着濾材1とマンガン除去用吸着濾材3を
層状に充填した複床式カラム5としてもよい。いずれの
構成によっても、マンガンフェライト吸着濾材1からの
溶出マンガンをマンガン除去用吸着濾材3、で吸着除去
することができる。このため、混床式カラム4および複
床式カラム5のいずれでも、出口濃度を1 ppb以下
に改善でき、充実実用化可能である。
以上説明の本発明の高温コバルト吸着装置によって、従
来吸着濾材の欠点であったマンガン流出を改善しマンガ
ンフェライトが有する優れた吸着能を最大限に発揮でき
る高性能マンガンフェライト高温コバルト吸着濾材が実
現できた。
来吸着濾材の欠点であったマンガン流出を改善しマンガ
ンフェライトが有する優れた吸着能を最大限に発揮でき
る高性能マンガンフェライト高温コバルト吸着濾材が実
現できた。
第1図は、本発明による高温コノ(ルト吸着装置の一実
施例を示す図、第2図は本発明の他の実施例を示す図、
第3図は従来装置を示す図である。 1・・・マンガンフェライト高温コノ(ルト吸着濾材3
・・・マンガン除去用高温無機吸着濾材4・・・混床式
本発明カラム 5・・・複床式本発明カラム
施例を示す図、第2図は本発明の他の実施例を示す図、
第3図は従来装置を示す図である。 1・・・マンガンフェライト高温コノ(ルト吸着濾材3
・・・マンガン除去用高温無機吸着濾材4・・・混床式
本発明カラム 5・・・複床式本発明カラム
Claims (1)
- 粒状、ポーラスブロック状などに成型したマンガンフェ
ライト高温コバルト吸着濾材と、例えば酸化ジルコニウ
ム、酸化錫、酸化チタニウムあるいは酸化タンタルなど
から選ばれるマンガン吸着能を有する無機粒状あるいは
ポーラスブロック状に成型した高温吸着ろ材とをカラム
内に混床あるいは複床式に添加したことを特徴とする高
温コバルト吸着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59271748A JPS61149239A (ja) | 1984-12-25 | 1984-12-25 | 高温コバルト吸着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59271748A JPS61149239A (ja) | 1984-12-25 | 1984-12-25 | 高温コバルト吸着装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61149239A true JPS61149239A (ja) | 1986-07-07 |
Family
ID=17504282
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59271748A Pending JPS61149239A (ja) | 1984-12-25 | 1984-12-25 | 高温コバルト吸着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61149239A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008246487A (ja) * | 1997-04-22 | 2008-10-16 | Nippon Shokubai Co Ltd | 排水の処理装置 |
JP4870691B2 (ja) * | 2005-02-21 | 2012-02-08 | ハンザ メタルベルケ アクチェンゲゼルシャフト | 衛生器具を操作するための装置 |
CN107555654A (zh) * | 2017-09-25 | 2018-01-09 | 浙江绿维环境科技有限公司 | 一种用于金属工业冷却系统的中水回用工艺 |
-
1984
- 1984-12-25 JP JP59271748A patent/JPS61149239A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008246487A (ja) * | 1997-04-22 | 2008-10-16 | Nippon Shokubai Co Ltd | 排水の処理装置 |
JP4870691B2 (ja) * | 2005-02-21 | 2012-02-08 | ハンザ メタルベルケ アクチェンゲゼルシャフト | 衛生器具を操作するための装置 |
CN107555654A (zh) * | 2017-09-25 | 2018-01-09 | 浙江绿维环境科技有限公司 | 一种用于金属工业冷却系统的中水回用工艺 |
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