JPS6114921B2 - - Google Patents

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JPS6114921B2
JPS6114921B2 JP3056580A JP3056580A JPS6114921B2 JP S6114921 B2 JPS6114921 B2 JP S6114921B2 JP 3056580 A JP3056580 A JP 3056580A JP 3056580 A JP3056580 A JP 3056580A JP S6114921 B2 JPS6114921 B2 JP S6114921B2
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JP
Japan
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formwork
blocks
plates
plate
partition plates
Prior art date
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JP3056580A
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English (en)
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JPS56128810A (en
Inventor
Kenji Ishikura
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Individual
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は港湾構造物等においてその中詰材ある
いは裏込材等として使用する中詰充填用コンクリ
ートブロツクの成形方法とそれに使用する成形型
枠に関する。
港湾構造物等に使用する中詰材あるいは裏込材
は、その使用目的に応じて各種の大きさのものが
大量に要求されるが、一定の大きさの自然石を大
量に供給することは石山における採掘能力の実情
から一般には簡単に応じられないことが多い。
従つて、自然石に代わるものとしてコンクリー
トブロツク(以下ブロツクと称する)を使用する
のが通例である。特に消波用としては色々な形状
の異形ブロツクが開発されており、中詰材として
一部これら異形ブロツクを使用することもある
が、小形の異形ブロツクは割高になる難点がある
ために普通500Kg以下のものは製作されていな
い。実際上は500Kg以下の石材やブロツク等で充
分間に合う場合でも500Kg以上の異形ブロツクを
使用しているが不経済である。
また、単なる立方体や直方体の小形ブロツクは
成形が容易であるが、それらを多数積層した場合
には、各ブロツクの形状が単純で各面が平らなた
めに面と面とが重なり易く、ブロツク同士の噛み
合せが悪く、積層体の安定性が良くないばかり
か、空隙率が小さくなるという欠点がある。
上記欠点を解消した比較的小形のブロツクとし
て凹部を有するものが開発されているが、その成
形型枠は、凹部成形部分が設けられているので、
ブロツクの面積の割りに形状が複雑でかつ面積が
広くなつて不経済であるばかりか、個別の成形型
枠で1個ずつ成形するので作業能率が低く、製造
コストが増大する欠点があつた。
本発明は上記従来の欠点を一挙に解消した中詰
充填用コンクリートブロツクの成形方法とそれに
使用する成形型枠を提供しようとするものであ
る。
以下には図示の実施例について説明する。
1は外側板1a〜1dにより囲繞形成した平面
正方形の外型枠である。
2は内側板2′により囲繞形成した円筒形の内
型枠で、高さが外型枠1と等しく、直径が外側板
1a〜1dの長さの約1/3になつている。
3a〜3dは同形の中仕切板で、それらは、高
さが内、外型枠2,1と等しく、幅が内型枠2の
直径と略等しい矩形をなしている。
上記内、外型枠2,1及び中仕切板3a〜3d
を使用して、第2図に示した中詰充填用コンクリ
ートブロツクa(以下ブロツクaという)を成形
するには、外型枠1の内側中央に内型枠2を配置
し、これら内、外型枠2,1の間に中仕切板3a
〜3dをそれぞれ対応する外側板1a〜1dに1
枚ずつ斜交する方向にして挿入し、内型枠2の周
囲を4等分したところに各中仕切板3a〜3dの
一端を当接させ、他端を対応する外側板1a〜1
dに当接させて、内、外型枠2,1の間を4つの
区画b1〜b4に等分する(第1図)。
また、中仕切板3a〜3dのうち隣り合うもの
の各一端間にある内側板2′の中間部、例えば中
仕切板3a〜3bの一端と一端との間にある内側
板2′の中間部2″が、これら一端よりも外側に凹
んだ状態、すなわち中仕切板3a,3bの一端同
士を結ぶ仮想線lよりも外側に位置する状態にし
ている(第1図)。
そして、上記4つの区画b1〜b4にコンクリート
(図示していない)を充填し、所要の養生をした
のち脱型する。
かくして、1回の成形作業で第2図に示したブ
ロツクaと同形のものが4個得られる。
ブロツクaは内型枠2の中間部2″に対応する
ところに平面円弧形の凹部4が形成され、上、下
面と凹部4以外の側面とが全て矩形の平面をなし
ているものである。
このブロツクaを中詰充填用として大量に積層
するときはブロツク相互の噛み合せが良く、空隙
率も高く、かつ均一となり、、積層されたブロツ
ク全体の安定性が増大する効果がある。なお空隙
率は模型実験の結果約50%程度であつた。
第3図はブロツクaを中詰充填材として使用し
た混成堤を示し、それは、捨石基礎5の上にケー
ソンによる直立堤6を設置し、その上に胸壁工7
を設け、直立堤6の外側のところに多数のブロツ
クaを中詰充填材として乱積し、このブロツクa
の積層体の上にさらに大形の異形ブロツクを積層
して消波工8を設置してなるものである。
上記の如く、ブロツクaを中詰充填材に使用し
て消波工8を設置することにより、従来の高価な
異形ブロツクを直立堤の外側のところに多数積層
して消波工を設置する場合に比較して構築費を著
しく節減できる。
なお、内型枠の下底断面を上底断面より若干小
さくしておけば脱型し易く、同様に中仕切板も縦
断面を略V字形とすれば脱型が容易である。
また、上記実施例では、4枚の中仕切板と円筒
形の内型枠を使用した場合について説明したが、
中仕切板は4枚に限らず、適宜の枚数を使用して
もよいとともに、内型枠は円筒形に限ることな
く、四角形あるいは他の多角形の筒形、例えば第
4図に示した四角形の内型枠9を使用してもよ
い。
内型枠9は内側板9a〜9dにより囲繞形成し
た平面正方形でその一辺の長さが外型枠1の一辺
の長さの約1/3に相当する角筒形で、高さが外型
枠1に等しくなつている。
この内型枠9と外型枠1、前記中仕切板3a〜
3dを使用して所要のブロツク(図示していな
い)を成形するには、外型枠1の内側中央に内型
枠9を配置し、これら内、外型枠9,1の間に、
中仕切板3a〜3dをそれぞれ対応する外側板1
a〜1dに1枚ずつ斜交交する方向にし、かつ互
いの間隔が全て異なるようにして挿入し、その中
仕切板3a〜3dの一端を対応する内側板9a〜
9dに当接させ、他端を対応する外側板1a〜1
dに当接させて、内、外型枠9,1の間を4つの
非同形の区画10〜13に分割する(第4図)。
また、中仕切板3a〜3dのうち隣り合うもの
の各一端間にある内側板9a〜9dの中間部14
a〜14dが、前記内型枠2の場合と同様に、こ
れら一端よりも外側に凹んだ状態にしている(第
4図)。そして、上記4つの区画10〜13にコ
ンクリート(図示しいない)を充填し、所要の養
生をしたのち脱型する。
かくして、1回の成形作業で、各区画10〜1
3に対応する非同形のブロツク(図示していな
い)が4個得られ、それぞれの内型枠9の中間部
14a〜14dに対応するところには、非同形の平
面三角形の凹部が形成されているものである。
なお、上記成形のつど中仕切板3a〜3dの挿
入位置を変えることにより、形状の異なるブロツ
クを成形できるので、一連の成形作業により得ら
れた形状の異なるブロツクを積層することによつ
て、積層されたブロツク全体におけるブロツクの
形状のバラツキの度合を高めて噛み合せを良く、
安定性と空隙率を高めることができる。
以上述べたところから明らかなように本発明に
よれば、内、外型枠と複数枚の中仕切板により、
凹部を有する複数個のブロツクを同時成形できる
ので、それら複数個のブロツク毎に個別の成形型
枠を備える場合に比較して、ブロツクの体積の割
りに成形型枠の面積が少なくて済み経済的であ
る。
また、内、外型枠及び中仕切板のいずれも個々
の構造が簡単で製作も容易であり安価に提供でき
る。
さらに、内、外型枠の間に中仕切板を挿入しそ
こに形成された複数の区画にコンクリートを充填
することにより複数のブロツク、例えば実施例に
示したように同形あるいは非同形の凹部を有する
4個のブロツクを同時成形できるので、従来の各
ブロツク毎に成形型枠を使用して1個ずつ成形す
る場合に比較して作業能率が著しく高く、ブロツ
クの製造コストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は内、外
型枠の間に中仕切板を挿入して4つの同形の区画
を形成した状態を示した成形型枠の平面図、第2
図は第1図の成形型枠を使用して成形したブロツ
クの斜視図、第3図は第2図のブロツクを中詰充
填材に使用して構築した混成堤の側面図、第4図
は第1図の内型枠とは別に内型枠を使用し内、外
型枠の間に中仕切板を挿入して4つの非同形の区
画を形成した状態を示した成形型枠の平面図であ
る。 1……外型枠、1a〜1d……外側板、2,9
……内型枠、2′,9a〜9d……内側板、3a
〜3d……中仕切板、2″,14a〜14d……
中間部、b1〜b4,10〜13……区画。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 外側板により囲繞形成した外型枠の内側に、
    内側板により囲繞形成した筒形の内型枠を配置
    し、それら内、外型枠の間に複数の中仕切板を、
    その一端が内側板に当接し、他端が外側板に当接
    し、かつ隣り合う両中仕切板の各一端間にある内
    側板の中間部が、これらの一端よりも外側に凹ん
    だ状態に挿入して、そこに形成された複数個の区
    画にコンクリートを充填し、上記内側板の中間部
    に対応するところが凹んだ複数個のコンクリート
    ブロツクを同時成形することを特徴とする中詰充
    填用コンクリートブロツクの成形方法。 2 外側板により囲繞形成した外型枠と、上記外
    型枠の内側に配置し得る大きさで、内側板により
    囲繞形成した筒形の内型枠と、上記外型枠とその
    内側に配置された上記内型枠との間であつてかつ
    上記内側板の外側に凹んだ中間部の両側に挿入す
    る複数の中仕切板を備えてなることを特徴とする
    中詰充填用コンクリートブロツクの成形に使用す
    る成形型枠。
JP3056580A 1980-03-10 1980-03-10 Fill-up concrete block structure Granted JPS56128810A (en)

Priority Applications (1)

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JP3056580A JPS56128810A (en) 1980-03-10 1980-03-10 Fill-up concrete block structure

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JP3056580A JPS56128810A (en) 1980-03-10 1980-03-10 Fill-up concrete block structure

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Publication Number Publication Date
JPS56128810A JPS56128810A (en) 1981-10-08
JPS6114921B2 true JPS6114921B2 (ja) 1986-04-21

Family

ID=12307339

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JP3056580A Granted JPS56128810A (en) 1980-03-10 1980-03-10 Fill-up concrete block structure

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JP4869037B2 (ja) * 2006-11-20 2012-02-01 中国電力株式会社 ケーソン消波構造体

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JPS56128810A (en) 1981-10-08

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