JPS61148172A - 1−(2,3−ジヒドロ−5−ベンゾフラニル)−1−プロパノン誘導体及びそれを有効成分とする中枢性筋弛緩剤 - Google Patents

1−(2,3−ジヒドロ−5−ベンゾフラニル)−1−プロパノン誘導体及びそれを有効成分とする中枢性筋弛緩剤

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JPS61148172A
JPS61148172A JP59268446A JP26844684A JPS61148172A JP S61148172 A JPS61148172 A JP S61148172A JP 59268446 A JP59268446 A JP 59268446A JP 26844684 A JP26844684 A JP 26844684A JP S61148172 A JPS61148172 A JP S61148172A
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泊 正純
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佐伯 正紀
Setsuo Yamashita
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 産業上の利用分野 本発明は下記一般式〔l)で示される1−(2,3−ジ
ヒドロ−5−ベンゾフラニル)−1−7”ロノぐノン誘
導体及びその生理的に許容される塩を提供するものであ
シ、それらの化合物は中枢性筋弛緩作用を有するので痙
性麻痺、運動器疾患に伴う有痛性筋痙縮等の治療用医薬
として有用である。
(式中8は水素原子、炭素数1〜6個の直鎖もしくは分
校状の低級アルキル基、シクロペンチル基。
シクロヘキシル基又はシフ日ヘンチルメチル基ヲ。
人は置換基を有してもよいビロリゾノ基、ピペリジノ基
、ヘキサメチレンイミノ基又はヘプタメチレンイミノ基
を表わす。) 従来の技術 従来、中枢性筋弛緩作用を有するグロピオフェノン誘導
体がいくつか知られている。
例えば特公昭40−20390号には2,4′−ジメチ
ル−3−ピペリジノプロピオフェノン(一般名トルペリ
ゾン)がsfi+公昭55−27914号にはトルペリ
ゾンよシも優れた薬理作用を有する化合物とし−C4’
−エチル−2−メチル−3−ピペリジノプロピオフェノ
ン(一般名工ペリシン)が開示されておシ、塩酸トルペ
リゾン及び塩酸エペリゾンは中枢性筋弛緩剤として現在
市販されている。
薬学雑誌97 (5) 、 540−552 (197
’l )には、前記一般式[,1]においてRが水素原
子又はメチル基、ムがピペリツノ基であシ、さらに、ジ
ヒドロベンゾフラン環02位にジメチル基を導入した化
合物の開示があシ、そのうちRがメチル基である1−(
2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−5−ペンゾフラ
ニル)−2−メチル−3−ピペリジノ−1−プロパノン
が抗レセルピン作用を有し。
自発運動に対する影響を示さない旨記載されておシ、こ
れは抗うつ莱とし【期待されるが筋弛緩作用は示さない
ことが示唆される・ 発明が解決しようとする問題点 中枢性筋弛緩作用を有するプロピオフェノン誘導体の中
で代表される前述の塩酸トルペリゾン。
塩酸エヘIJシンは中枢性筋弛緩剤とし【市販されてい
るが、それらは作用の強さ及び持続性の点で十分に満足
のゆくものではない。
本発明者らはそれらに比べ薬理作用の強さ、持続性の点
でよシ優れた一般式C1)の化合物及びその生理的に許
容される塩を見い出し本発明を完成した。
〔発明の構成〕
問題点を解決するための手段 一般式(1)の本発明化合物においてRで表わされる炭
素数1〜6個の直鎖もしくは分校状の低級アルキル基と
してはメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロ
ピル基、n−ブチル基s I@e−プチル基、イソブチ
ル基、 t@rt−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘ
キシル基等が挙げられる。
一般式〔l〕においてAはピロリジノ基、ピペリジノ基
、ヘキサメチレンイミノ基又はヘプタメチレンイミノ基
であシ、これらは任意の位置に水酸基。
低級アルキル基、フェニル基、フェニル低級アルキル基
、カルがキシル基、低級アルコキシカルブニル基等によ
って置換されていてもよい。ここで9低級アルキル”、
′低級アルコキシ”とは前記と同義を表わす。
一般式CI)の本発明化合物はRが水素原子以外の時2
位の炭素原子が不斉炭素であるから4体。
L体の光学異性体が存在する。
一般式〔■〕の本発明化合物の生理的に許容される塩と
しては塩酸塩、硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩等の無機酸塩
及び酢酸塩、クエン酸塩、コノ・り酸塩、マレイン酸塩
、フマール酸塩、酒石酸塩、乳酸塩等の有機酸塩が挙げ
られる。
本発明化合物は次の反応式によって製造できる。
[11)      CI[[] 暑I CIV) CIV]+A−H+ノ臂シラホルムアルデヒド■ (各式中R及びAは前記と同じ意味を有し、Xはハロゲ
ン原子を表わす。) 2.3−ジヒドロベンゾフラン〔■〕と脂肪酸ハロダン
化物Cu1l)を等モル以上の塩化第二錫(無水)の存
在下、−75〜100℃で10分〜6時間フリーデルク
ラフト(Fri@d@1−Crafts )反応を行な
りてケトン化合物INN)を得る。触媒は塩化第二錫の
代シに塩化アルミニウム、塩化第二鉄、四塩化チタンな
どが使用できる。脂肪酸ハロゲン化物(9)の代りに脂
肪酸無水物を用いてもよい。反応溶媒としてクロロホル
ム、四塩化炭素、塩化メチレン。
二硫化炭素、ニトロベンゼンなどを使用する。
次いで、生成したケトン化合物(N) を環状アミン〔
v〕の酸塩とノ臂うホルムアルデヒドの存在下でマンニ
ッヒ(Mannich )反応を行なって目的化合物C
I)を環状アミンの酸塩と同じ酸塩として得る。
反応を促進させるため濃塩酸、濃硫酸などの酸を少量添
加すると良い・反応温度は10〜150℃であシ0反応
時間は5分〜20時間である。反応溶媒はメタノール、
エタノール、!ロノヤノール。
イソプロパツール、ブタノールt 5sc−ブタノール
+ t@rt−7”タノール、アミルアルコール、ベン
ゼン、トルエン、キシレンなどを単独又は混合して使用
する。
斯くして得られた反応液を水と層分離し、しかも目的化
合物を溶解し得る有機溶媒好ましくはクロロホルム中へ
注ぎ飽和食塩水で適宜洗浄する。
目的化合物を含有する有機溶媒層を分取し、無水硫酸ナ
トリウムで脱水乾燥後溶媒を留去し、得られた残渣を再
結晶又はカラムクロマトグラフ4−によシ精製して1−
(2,3−ジヒドロ−5−ペン!フラニル)−1−プロ
ノ臂ノン化合物CI〕の酸塩を得る。また、得られた反
応液を冷却し9反応液中にイングロビルエーテル、アセ
トン、エチルエーテル、テトラヒドロフラン等の反応生
成物を溶解しにくい有機溶媒を加えて結晶を析出させ、
P取扱再結晶してもよい。
こうして得られた目的化合物Cll0酸塩は通常の脱酸
剤で処理して塩基化合物に変換され、さらにこれを適当
な酸で処理することによシ所望の酸塩が得られる。
本発明化合1111(1)又はその生理的に許容される
塩の治療患者への投与量は年齢、病気の症状及び連続投
与1間歇投与によって異なるが通常成人の場合1回1〜
50■であシ、1日の許容量は300■以下が望ましい
本発明化合物(11又はその生理的に許容される塩は一
般に用いられる製剤用添加剤を用いて一般の方法によシ
錠剤、カプセル剤、散剤、顆粒剤。
注射剤、シロップ剤、懸濁剤、乳剤、坐剤などの製剤に
することができる。製剤用添加剤としてはセルロース、
乳糖、蔗糖、マンニット、ソルビット、でんぷん類(じ
ゃがいも、とうもろこし、米。
麦など)、ゼラチン、アラビアゴム、トラガカントゴム
、ポリビニルピロリドン、カルがキシメチルセルロース
、カルゲキシメチルセルロースナトリウム、カルボキシ
メチルセルロースカルシウム。
タルク、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カル
シウム、ポリエチレングリコール、ポリソルベート、グ
リセリン、カカオ脂、マクロゴールなとを剤型に従って
適宜使用する。
作用 本発明化合物〔I〕及びその生理的に許容される塩が中
枢性筋弛緩作用を有することを抗ニコチン作用、抗トレ
モリン作用、筋弛緩作用及び固縮緩解作用の動物実験に
よって確かめた。
試験に用いた本発明の代表的化合物は次の通シである。
(以下余白) 比較対照化合物として塩酸トルペリゾン及び塩酸エペリ
ゾンを用いた。
H3 (イ)抗ニコチン作用 体!29〜33JOdlY系IA注マウ;I−を1群1
2匹使用した。試験化合物を蒸留水に溶解し2001I
9/kgを経口投与し、1時間後にニコチン2 rny
/時を静脈内投与し、以後1時間にわたり″cm軍致死
を観察した。
表     1 O:I)抗トレモリン作用 体重28〜32gのddY系雄性マウスを1群10匹使
用した。試験化合物を蒸留水に溶解し#5011I9/
′kgを経口投与し、30分後に塩酸トレモリン20ダ
/ゆを皮下投与した。以後30分及び60分経過時点に
おける振戦発生の有無を観察した・(以下余白) 表    2 (a)”・・・振戦発生のなかった動物数(匹)(b)
“・・・振戦抑制率(S) (う 筋弛緩作用 体重33〜37gのddY系雄性マウスを1群10匹使
用した。試験化合物を生理食塩水&C溶解し。
7511Ig/に9を腹腔内投与した。筋弛緩作用の評
価は高さ20個の水平な針金(直径2 wm )に前肢
を懸垂させ後肢を引き上げる反応(traction 
test)についてCourvoisiIrらの方法(
” PsychotropieDrugse’ ad、
 by Garattni*8.and Gh@ttt
#v、#El@evi@r Pub−Co−s Ams
terdams 195L P、373)に準じて行な
った。
薬物投与15分後にマウスの前肢を針金に掛け。
5秒以内に後肢が針金に掛からないとき筋弛緩作用あシ
と判定した。なお、マウスは予備試験でその前肢を針金
に掛けさせ、5秒以内に後肢を針金に掛けることのでき
るもの金選び本試験に供した。
■ (以下余白) 表    3 に)上圧−下丘間切断除脳固締に対する作用体fi30
0〜400gのウィスター系雄性ラットを使用した。試
験化合物は生理食塩水に溶解し。
10〜/に9.20η/ゆを静脈内投与した。
固綿標本は福田らの方法(The JapansaeJ
ournal of Pharmacology 22
s 457(1972) )に従って作成した@ ラットをエーテル麻酔下で復位に固定した後。
頭部を切開し、後頭部を中心に頭蓋骨を取シ除き脳実質
を露出させた。次いで、小脳表面の硬膜を切開しスパー
チルを用いて中脳の上圧−下丘間切断を行なった。手術
後2時間以上経過した後にラットを固定台に背位に乗せ
、四肢の抗重力筋に出現する固締を指標として試験化合
物の効果を検討した。
結果:A、B、C等の各試験化合物は10り7kg投与
では軽度に、20r!v/kf投与ではさらに確実に前
肢及び後肢の固締を緩屏した。
(ホ)急性毒性 体重25〜29gのddY系雄性マウスを各群5匹使用
した。試験化合物は蒸留水に溶解し各用量を経口投与し
た。投与後7日間観察し、50%致死量(L D5゜値
) fcBshrsns −Karb@r法で求めた。
(以下余白) 表    4 次に2本発明化合物の製剤について具体的な実施例をも
って説明するが本発明はこれらの実施例に限定されるも
のではない。
錠剤 化合吻A−−−−−−−−−−−−−−−−10o9結
晶セルロースー−−−−−−−−−−−150gとうも
ろこしでんぷん一−−−−−−−−−142g乳糖−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−300/カルデキ
シメチルセルロースカルシウムー−−−−−−−5g上
記の各成分を一般的な混合機で十分に混和し。
そのまま又は細粒状あるいは顆粒状としたのち圧縮成臘
し℃錠剤5,000錠を調整する。1錠の重量は140
■であシ含有する活性成分化合物Aの量は20〜である
。成臘された裸錠は必要に応じて常法に従って糖衣錠あ
るいはフィルムコーティング錠にする。
カプセル剤 化合物B −−−−−−−−−−−−−−−−−50J
粉末乳糖−−−−−一−−−−−−−−−−146gタ
ルクー−−−−−−−−−−−−−−−−−−4Ii計
                 200g上記各成
分金子分混合し、カプセル充填機を用いてカプセル1,
000個に充填する。1カプセル2001v中に活性成
分化合物Bを50m9含有するカプセルが製造できる。
注射剤 化合物Cを注射用蒸留水1,000a7Iic溶解し。
分注機でアンプル1,000本に充填し、活性成分化合
物Cを10ダ含有する内液量1−のアンプルを製造する
。また、この濃度の水溶液を所望の容量のバイアル瓶に
充填してもよい。
次に1本発明化合物C1)及びその酸塩の製造法を具体
的な実施例をもって説明する。
製造中間体であるケトン化合物[■)は以下の参考例に
よって製造した◎ 参考例1 5−プロピオニル−2,3−ジヒドロベンゾフラン2.
3−ジヒドロベンゾフラン18.4J及びプロピオニル
クロライド15.31ii塩化メチレン120y<溶解
し、10℃以下で塩化第二錫(無水)50.0gを30
分間t−要し℃滴下した。滴下終了後さらに10分間攪
拌したのち反応液を濃塩酸100m7−氷塊200gの
中へ注ぎよく攪拌した◎塩化メチレン層を分取し、水洗
後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧留去し
℃得られた残渣をヘキサンで再結晶して白色結晶の5−
ゾロピオニル−2,3−ジヒドロベンゾフラン20.5
1i(76L)を得た@ 融点60.0〜61.0℃ NMR(CDCA、)δ、ppm:1.18(31,t
)、2.88(2H,q)。
3.15(2f1. t) 、 4.58(211,t
) 。
6.69(IH,d)、 7.58−7.88(2H=
 m)参考例2〜12 2.3−ジヒドロベンゾフランと目的のケトン化合物C
UEに対応する脂肪酸ハロダン化物CIII)を適宜選
択し参考例1の方法に準拠して表50ケトン化合物を得
た。
(以下余白) 実施例 1 l−(2,3−ジヒドロ−5−ベンゾフラニル)−2−
メチル−3−ピペリジノ−1−7’ロパノ/塩酸塩 参考例1で生成した5−プロピオニy−2,3−ジヒド
ロベンゾフラン4.0g、バラホルムアルデヒド0.9
1g、ピペリジン塩酸塩3.33Jをインブロー臂ノー
ル3−中に加え2時間加熱還流した。
放冷後1反応液にクロロホルム50mを加え、飽和食塩
水40−で3回洗浄した。クロロホルム層を無水硫酸ナ
トリウムで乾燥後、溶媒を減圧下留去して得られた残渣
をエタノールで再結晶して白色結晶の1−(2,3−ジ
ヒドロ−5−ベンゾフラニル)−2−メチル−3−ピペ
リジノ−1−プロノぐノン塩酸塩を5.83.9(83
チ)得た。
融点 193.0〜194.0℃(分解)IR(KBr
)cm  :2960,2810〜2200,1670
゜1605.1590.125O NMR(CDCA、 )δppm  : 0.93〜4
.93(13H,m)、1.28(3H,d)、3.2
7(2H,t)、4.68(2H,t)、6.81(I
H,d)、7.77〜8.10(2H,m)−12,0
3(11゜broad ) 元素分析値(C,、H2,No□・HClとして)CH
N 理論値1 65.90 7.81 4.52実験値1 
65.79 7.84 4.32実施例 2 l−(2,3−ジヒドロ−5−ベンゾフラニル)−2−
メチル−3−ピペリジノ−1−プロ/4ノン実施例1で
得た1−(2,3−ジヒドロ−5−ベンゾフラニル)−
2−メチル−3−ピペリジノ−1−プロi4ノン塩酸塩
6.Ogを水75111に溶解し。
20%水酸化ナトリウム水溶液10WLlを加えてアル
カリ性とした。析出した油状物をエチルエーテルで抽出
し、それを飽和食塩水で3回洗浄した。
エーテル層を分取し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶
媒を減圧留去した。得られた油状物をシリカダルカラム
クロマトグラフィー〔ワコーグルC−200(和光純薬
製〕、溶lII′ffLはクロロホルム;エタノール(
20:1)]で精製し、1−(2,3−ジヒドロ−5−
ベンゾフラニル)−2−メチル−3−ピペリジノ−1−
プロノ臂ノンを油状物として4.77.9(90%)得
た0 IR(Neat)画一’:2970−2940−286
0.2800−1670.1600.1585.124
ONMR(CDCt、)δppm : 0.97〜1.
77 (6H、m) 、 1.18(3H,d) 、 
2.13〜3.90(71(、m) 、 3.22(2
H,t) 、 4.63(2H,t) 、 6.75(
IH,d)。
7.67〜7.97 (2H、m ) 実施例 3 l−(2,3−ジヒドロ−5−ベンゾフラニル)−2−
メチル−3−ピペリツノ−1−プロパノン硝酸塩 実施例2で得た1−(2,3−?)ヒドロ−5−ベンゾ
フラニル)−2−メチル−3−ピペリシノー1−!ロバ
ノン2.0.9をメタノール3Qaffに溶解し、30
96硝酸を加えて酸性とした。次いで、溶媒を減圧下留
去して得られた残渣にエチルエーテルを加えてよく攪拌
した。析出した結晶をP取し。
エタノールから再結晶して1−(2,3−ジヒドロ−5
−ぺ/プツシエル)−2−メチル−3−ピペリシノー1
−!ロノ々ノン硝酸塩t−1,82Jj(74ts)得
た。融点175.5〜177.0℃(分5)1R(KB
r)51 .2960,2870.2850〜2200
゜1670.1600.1585.1330.1245
NMR(cpcz3)δppm : 1.08〜4.3
7 (13H、m ) 、 1.24(3fLd)、3
.27(2H,t)、4.68(2H,t)#6.83
(1f1.d)、7.73〜8.03(2H,m)、 
10.97(IH,broad ) 元素分析値(C12■23NO2・HNO,として)C
III     N 理論値1 60.70 7,19 8.33実験値96
 6Q、62 7.21 8.45実施例 4 l−(2,3−ジヒドロ−5−ベンゾフラニル)−2−
メチル−3−ピペリジノ−1−プロパノンコハク酸塩 実施例2で得た1−(2,3−ジヒドロ−5−ベンゾフ
ラニル)−2−メチル−3−ピペリジノ−1−7’cl
パノy2.0&t−メfi/−ル30dVC溶解し、こ
れにコハク酸0.86.!i’t’溶解したメタノール
40dを加えた。よく攪拌した後、溶媒を減圧下留去し
、得られた残渣にエチルエーテルを加えよく攪拌すると
結晶化した。これt−F取し、アセトンから再結晶して
1−(2,3−S)ヒドロ−5−ベンゾフラニル)−2
−メチル−3−ピペリジノ−1−プロパノンコハク酸塩
2.159(75%)を得た。
融点 110.5〜111.5℃ IR(KBr)z  、2980,2950,2870
.2800〜220G、1730.1675.1600
,15B5゜1555.126O NMR(CDCL、)δppm : 0.97〜2.1
0 (6H、m) −1,20(3H,d)、2.48
(4H,s)、2.67〜4.33(7H,m)= 3
.27(211,t) 、 4.63(2H,t)。
6.84(IH,d)、7.73〜8.03(2H,m
)。
13.62(2H,s) 元素分析値EC,、H2,No□・(−cu2cooP
i)2として〕CI(N 理論値1 64.43  ’1.4’1 3.58実験
値チ 64.39 7.28 3.50実施例 5 l−(2,3−ジヒドロ−5−ベンゾフラニル)−2−
エチル−3−ピペリジノ−i−プロパノン塩酸塩 参考例3で得た5−ブチリル−2,3−X)ヒドロベン
ゾフラン3.011.ノ臂うホルムアルデヒド0.63
g及びピペリジン1.62g’iイングロΔノール2d
中に加えた後、攪拌しながら製塩@ 1.711+7を
加え3時間加熱還流した。放冷後1反応液にクロロホル
ム40−を加え、飽和食塩水39mで3回洗浄した。ク
ロロホルム層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減
圧下留去し【得られた残渣をテトラヒドロフランで再結
晶し【白色結晶の1−(2,3−ジヒドロ−5−ベンゾ
フラニル)−2−エチル−3−ピペリツノ−1−!ロノ
臂ノン塩酸塩を4、14 g(、81% )得た・ 融点 181.0〜182.0℃ IR(KBr)cm  、2930,2860.280
0〜2100゜1675.1605.125O NMR(CDCL、)δppm: 0.93(3H,t
 ) 、 1.18〜4.98(15H,m)、3.2
8(2H,t )、4.68 (2H,t)。
6.82(IH,l)、7.78〜8.18(2H,m
)。
11.95 (IH、broad ) 元素分析値(C,、a25No□・actとして)CK
N 理論値チ 66.76 8.09 4.33実験値4 
67.82 8,19 4.38実施例 6〜42 参考例1〜12で合成したケトン化合物とピペリノン塩
酸塩、ピロリジン塩駿塩、ヘキサメチレンイミン塩酸塩
、へ!タメチレンイミン塩酸塩。
4−メチルピペリジン塩酸塩、2−メチルピペリシン塩
酸塩、3−メチルピペリジン塩酸塩、3.5−ジメチル
ピペリジン塩酸塩、4−7エニルピペリジン塩酸塩、4
−ベンジルピペリジン塩酸塩。
4−エトキシカルデニルビ(リジン塩酸塩又は4−e 
p* a“′″” −4! リJ 7塩酸塩を目的とす
る化合 j物に適応するよう随意選択した以外は実施例
1と同様の操作によって製造した。得られた化合物及び
それらの物性を表6に示した。
〔発明の効果〕
本発明化合物[13及びその生理的に許容される塩は、
前述の表1.2及び3から明らかなように塩酸トルペリ
ゾン、塩酸エペリゾンに比べよシ優れた抗ニコチン作用
、抗トレモリン作用及び筋弛緩作用を有し、さらに固縮
緩解作用も有した。特に抗トレモリン作用の60分後に
おいては効果の差がよシ顕著に表われ、塩酸トルペリゾ
ンや塩酸エペリゾンに比べて作用の持続時間を延長する
ことが判りた。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Rは水素原子、炭素数1〜6個の直鎖もしくは分
    枝状の低級アルキル基、シクロペンチル基、シクロヘキ
    シル基又はシクロペンチルメチル基を、Aは置換基を有
    してもよいピロリジノ基、ピペリジノ基、ヘキサメチレ
    ンイミノ基又はヘプタメチレンイミノ基を表わす。)で
    示される1−(2,3−ジヒドロ−5−ベンゾフラニル
    )−1−プロパノン誘導体及びその生理的に許容される
    塩。
  2. (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Rは水素原子、炭素数1〜6個の直鎖もしくは分
    枝状の低級アルキル基、シクロペンチル基、シクロヘキ
    シル基又はシクロペンチルメチル基を、Aは置換基を有
    してもよいピロリジノ基、ピペリジノ基、ヘキサメチレ
    ンイミノ基又はヘプタメチレンイミノ基を表わす。)で
    示される1−(2,3−ジヒドロ−5−ベンゾフラニル
    )−1−プロパノン誘導体又はその生理的に許容される
    塩を有効成分とする中枢性筋弛緩剤。
JP59268446A 1984-06-01 1984-12-21 1−(2,3−ジヒドロ−5−ベンゾフラニル)−1−プロパノン誘導体及びそれを有効成分とする中枢性筋弛緩剤 Granted JPS61148172A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996010567A1 (fr) * 1994-09-30 1996-04-11 Maruho Co., Ltd. Derive d'aminocetone et sel physiologiquement acceptable de celle-ci et leur utilisation

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WO1996010567A1 (fr) * 1994-09-30 1996-04-11 Maruho Co., Ltd. Derive d'aminocetone et sel physiologiquement acceptable de celle-ci et leur utilisation

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