JPS61147685A - アドレスコ−ド再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、情報と、該情報に関連する各種コントロー
ル信号が記録されているディスクから、再生装置を制御
するためのアドレスコードを形成する回路にかかわり、
特に、ビデオディスクにおけるアドレスコードの検出に
好適なアドレスニード再生装置に関するものである。

〔従来の技術〕

レーザ光線によって情報が記録されている渦巻状のトラ
ック、または同心円状のトラックを追跡し、その反射光
から高密度の記録情報を読み出す光学式再生装置が実用
化されている。

かかる再生装置では記録情報が映像信号によって構成さ
れているときは、ディスクの１回転で１枚の画像信号が
得られるように回転スピードが制御されるＣＡＶ　（Ｃ
ｏｎｓｔａｎｔ　Ａｎｇｕｌａｒ　　Ｖｅｌｏ−ｃｉｔ
ｙ）方式と、再生線スピードが一定となるように回転ス
ピードを制御するＣ　Ｌ　Ｖ　（ＣｏｎｓｔａｎｔＬ　
１ｎｅａｒ　Ｖｅｌｏｃｉｔｙ　）方式が開発されてい
るが、いずれの方式による場合も映像信号の垂直ブラン
キング期間には、各種のコントロール信号が挿入され、
このコントロール信号を読みとることによって再生装置
の各種の制御が行われている。

コントロール信号としては、最内周のトラック（９００
）ラック）に挿入されているリードインコード（８８Ｆ
ＦＦＦ）；最外周のトラック（６００トラツク）に挿入
されているリードアウトコード（８０ＥＥＥＥ）、映像
信号とともに、各フレーム毎に付加されているピクチャ
ーナンバコード。

ピクチャースト−／プコード、チャプターナンバコード
等がある。

特に、フィリップス規格によると、これらのコントロー
ル信号の大蔀分は、垂直ブランキング期間内にある第１
７水平期間、および第１８水平期間に挿入されており、
その中でフレームナンバを示すコード信号はプログラム
された画像力總所定の画面をサーチする際のアドレス信
号を形成する上で重要なコードといえる。

第４図はかかるフレームナンバ、（以下、ピクチャーナ
ンバという）の位置を示すビデオ波形の一部を示したも
ので、垂直同期信号ＶＤのあとに続く第１７水平期間、
および第１８水平期間（以下、単に１７Ｈ，１８Ｈとい
う）には当該フレームに対応する同じコードからなるピ
クチャーナンバコードＰＮＩ、ＰＮ２が挿入されている
。

第５図はピクチャーナンバのビット構成を示すもので、
Ｈは水平同期信号、Ｃはバースト信号。

ＢＯ，Ｂｌ、Ｂ２．・・・・・・・・・Ｂ２３は２４ビ
ツトからなるパイフェースデジタルコードを示している
。

ピクチャーナンバは４ビツトのコード信号Ｆ。

Ｘ＋　、Ｘ２　、Ｘ３　、Ｘａ　、Ｘｓ　カラｆｔ　６
６　桁ノａ（ｉ　テ記Ｒすることが推奨されており、ｘ
、−ｘ５にはフレームナンバ１〜９９９９９の数値が順
次つけられている。

第６図は１７Ｈ，１８Ｈ期間に挿入されているピクチャ
ーナンバを読み出す従来の再生装置の概要を示すブロッ
ク図で、１はディスクの反射光を電気信号に変換する光
電素子１ａ、および再生したビデオ信号を増幅するプリ
アンプ１ｂ等を備えているピックアップ装置、２はＩＨ
遅延回路２ａ、ＦＭ復調回路２ｂ、２ｃ、ドロップアウ
ト検出回路２ｄおよびドロップアウトを検出した信号に
よって反転制御されるスイッチ回路２ｅを備えているド
ロップアウト補償回路、３は同期信号分離回路、４は１
８Ｈ期間の信号を抜きとるためのゲート信号を発生する
ゲート信号発生回路、５はゲート回路、６はゲート回路
５によって抽出された１８Ｈ期間に挿入されているコー
ド信号を解読しアドレスコードを形成するデジタル信号
処理回路である。

従来の画像フレームを検索するためのアドレスコード再
生装置は、上述したような構成とされているので、ピッ
クアップ装置１より出力された再生ＲＦ信号Ｓは、まず
、よく知られているＩＨ遅延回路２ａを含んだドロップ
アウト補償回路２によってドロップアウトの除去が行わ
れる。

すなわち、ディスクのドロップアウトがドロップアウト
検出回路２ｄにより検出されると、スイッチ回路２ｅが
切り換わり、ドロップアウトに対してＩＨ前の信号を補
完して出力する。

ドロップアウトが除去されたビデオ信号は図示しない映
像信号処理回路に供給されるが、一方、同期信号分離回
路３で抽出した同期信号に基づいて１８Ｈ期間に対応す
るゲート信号（ウィンドパルス）がゲート信号発生回路
４より供給されているゲート回路５に入力されているた
め、ゲート回路５よりは１８Ｈ期間の信号、すなわち、
ピクチャーナンバコードＰＮ２が抽出され、デジタル信
号処理回路６に供給される。

したがって、少なくとも映像部分のトラックを再生して
いるときは、１フレーム毎にピクチャーナンバに対応し
たアドレス信号がデジタル信号処理回路６より検出され
る。

そして、この検出したアドレス信号によって再生装置を
制御し、特定の画面をサーチしたり、特定の画面のスチ
ール画を再生する制御が行われる。

上述した従来例の場合は、垂直ブランキング期間の１７
Ｈ，１８Ｈ期間に挿入されているコントロール信号が同
一のコードによって形成されているので、１８Ｈ期間に
挿入されているコントロール信号が例えばピクチャーナ
ンバコードＰＮ２であり、この点にドロップアウトが発
生しても、１７Ｈ期間に同一のピクチャーナンバコード
ＰＮＩが挿入されているから、一応ドロップアウトによ
って誤ったアドレス信号が生じる確率は少ないものにな
る。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、このような方式でピクチャーナンバを抽
出し、アドレス信号を発生してもそのエラーレートはせ
いぜい１Ｏ−５程度であって、大量生産されたディスク
の中には所定のフレームをサーチすることができないも
のが多くなり、ディスクの製造歩留りは低いとはいえな
い。

このような原因の一つとしては、ディスクの製造技術に
おける各種工程に問題があり、例えば、１７Ｈ，１８Ｈ
期間に共にドロップアウトが発生する確率が高いという
点にも原因がある。

この発明は、かかる問題点を軽減するためになされたも
ので、特に、アドレス信号を形成するピクチャーナンバ
コードのエラーレートがさらに向上するように形成され
ている第１のディスクと。

通常の規格をもった第２のディスクのいずれも利用でき
るようにしたアドレスコード再生装置を提供するもので
ある。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明のアドレスコード再生装置は、垂直ブランキン
グ期間内の所定の２水平期間に同一のピクチャーナンバ
が挿入されている第１のディスクに対するアドレスコー
ド再生回路と、前記所定の２水平期間を含む４水平期間
に同一のピクチャーナンバが挿入されている第２のディ
スクに対するアドレスコード再生回路を備え、装着した
ディスクの種類を検出して前記２つの再生回路が自動的
に切り換わるように構成する。

〔作用〕

ディスクのアドレス信号を形成するためのピクチャーナ
ンバが連続した４水平期間にわたって同一の符号で挿入
されている第２のディスクはきわめて低いエラーレート
を持ったアドレス信号が再生できるため、アクセスが正
確になると同時に、通常の第１のディスクの再生に対し
てもアドレス信号を再生でき、コンパチビリティが確保
できる。

〔実施例〕

第１図はこの発明の一実施例を示すアドレスコード再生
装置のブロック図を示したもので、第６図と同様に、２
はドロップアウト補償回路、３は同期信号分離回路を示
している。

４Ａは前記同期信号分離回路３から出力される垂直同期
信号■、および水平同期信号Ｈに基づいて垂直ブランキ
ング内にある１８Ｈ期間を抽出するウィンドパルス、お
よび１８Ｈ〜２０Ｈ期間を抽出するウィンドパルスを発
生するゲート信号発生回路、５．および５Ａは再生され
たビデオ信号から１８Ｈ９および１８Ｈ〜２０Ｈ期間の
信号をそれぞれ出力するゲート回路である。

７は１８Ｈ，１９Ｈ，２０Ｈ期間に挿入されているデー
タ（ピクチャーナンバコードＰＮ）を書き込むシフトレ
ジスタ７ａ、７ｂ、７ｃからなるメモリ（ＲＡＭ）であ
って、その書き込みと、読み出しのタイミングはＲ／Ｗ
コントロール回路８の制御信号によって行われる。

９はクロック信号を発生しているクロック発生回路、１
０はメモリ７から出力される並列データの各ビット毎の
多数決論理をとる多数決ロジック回路である。

また、１１は同じくメモリ７から出力される３個のデー
タの一致を検出する一致検出回路であり、１２は前記一
致検出回路１１の一致出カを計数しているカウンタ、１
３は分周比がＮとなっている分周回路（カウンタ）で、
垂直同期信号■が例えば４０計数されたとき前記カウン
タ］２を０にリセットするものである。

１４は再生装置が能動状態、つまりディスクが装着され
再生状態におかれるとセットされ、スイッチ１５をａ接
点側に投入し、前記カウンタ１２の計数値が所定数、例
えば３５になるとリセットされスイッチ１５をｂ接点側
に切り換えるフリップフロップである。なお、６はスイ
ッチ１５から出力されるピクチャーナンバを受領し、ア
ドレス信号を形成するデジタル信号処理回路を示す。

つづいて、この発明のアドレスコード再生装置の動作を
第２図の波形図を参照して説明する。

この発明が適用されるディスクは、前述した第４図に示
したようにピクチャーナンバコードＰＮＩ、ＰＮ２が１
７Ｈ，１８Ｈ期間に挿入されている第１のタイプのディ
スクと、第２図に示すように１７Ｈ，１８Ｈ，１９Ｈ，
２０Ｈ期間に連続して同一のピクチャーナンバコードＰ
Ｎ、、ＰＮ２゜Ｐ　Ｎ３．Ｐ　Ｎ４が挿入されている第
２のタイプのディスクである。

今、第１のタイプのディスクが装着されると、従来のア
ドレスコード再生装置と同様に、ドロップアウト補償回
路２から出力されたビデオ信号は、ゲート回路５を介し
て１８Ｈ期間のみ抜きとられ、スイッチ１５のａ接点を
介してデジタル信号処理回路６に出力される。

そして、１８８期間に挿入されているピクチャーナンバ
コードＰＮ２によりアドレスコードが形成されるが、１
８Ｈ期間にドロップアウトがあるときはドロップアウト
補償回路２カ（ら出力されるＩＨ前の１７Ｈ期間のピク
チャーナンバコードＰＮ＋が補完されて出力される。

しかしながら、第２図で示したように４水平期間（１７
Ｈ，１８Ｈ，２０Ｈ，２１Ｈ）に同一のピクチャーナン
バコードＰＮＩ、ＰＮ２．ＰＮ３゜ＰＮａが挿入されて
いる第２のタイプのディスクが装着されると、第２図に
示すウィンドパルスＷＰが供給されているゲート回路５
Ａを介して１８Ｈ，２０Ｈ，２１８期間の信号が抽出さ
れる。抽出された１８Ｈ，１９Ｈ，２０Ｈ期間に挿入さ
れている同一のピクチャーナンバを示すコード信号（Ｐ
Ｎ２．ＰＮ３．ＰＮａ　）はＲ／Ｗコントロール回路８
の制御によって、それぞれメモリ７のシフトレジスタ７
ａ、７ｂ、７ｃに順次書き込まれる。そして、この書き
込みが終了すると、今度ハスへでのシフトレジスタ７ａ
、７ｂ、７Ｃに入力されているデータが同時に読み出さ
れるように制御される。

読み出されたデータ、つまり、ピクチャーナンバコード
ＰＮ２．ＰＮ３．ＰＮ４はそれぞれ一致検出回路１１に
入力され、一致出力がカウンタ１２の計数値を増加する
。カウンタ１２の計数値が例えば３５を越えると、つま
り３５フレームの再生経過後も１８Ｈ，１９Ｈ，２０Ｈ
期間に同一のピクチャーナンバが挿入されていることが
確認されると、フリップフロップ１４がリセットされ、
スイッチ１５がｂ接点側に投入される。このときは、１
８Ｈ，１９Ｈ，２０Ｈ期間に挿入されているピクチャー
ナンバコードＰＮ２．ＰＮ３．ＰＮ４の各ビット毎の多
数決論理出力を形成している多数決ロジック回路］０か
らのデータがデジタル信号処理回路６に入力される。

多数決ロジック回路１ｏから得られるデータは３個のピ
クチャーナンバコードＰ　Ｎ　２１　Ｐ　Ｎ　３　ＴＰ
Ｎ、＋の同一ビットに２個所以上誤りがあるとき以外は
正確なピクチャーナンバコードを示しており、また、ド
ロップアウトがあったときは。

ドロップアウト補償回路２においてそのＩＨ前のピクチ
ャーナンバコードで補完されたもののメモリ７のいずれ
かのシフトレジスタ（７ａ、７ｂ。

７ｃ）に格納されていることになるから、結局、４水平
期間に連続して挿入されているピクチャーナンバコード
Ｐ　Ｎ１．Ｐ　Ｎ２．Ｐ　Ｎ３．Ｐ　Ｎ４の同一ビット
が３個所以上同時に誤った符号にならない限りエラーデ
ータが出力されることがない。

そのため、第２のタイプのディスクではエラーレートが
１Ｏ−１以上となり飛躍的に向上させることができる。

以上の説明から理解できるように、この発明のアドレス
コード再生装置は、一般的な第１のタイプのディスク、
つまり、２水平期間にわたってピクチャーナンバが挿入
されているディスクからアドレス信号を検出することが
できると同時に、エラーレートを向上させるために前記
２水平期間を含む４水平期間にピクチャーナンバが挿入
されている第２のタイプのディスクに対してもアドレス
信号を検出できる。

しかも、これらのアドレス信号の検出は自動的に切り換
わる方式とされているので再生装置としてコンパチビリ
ティが確保される。

第３図は前述した垂直ブランキング期間にある１７Ｈ，
１８Ｈ，１９Ｈ，２０Ｈ期間にピクチャーナンバコード
ＰＮを挿入するためのブロック図を示したもので、２１
はビデオ信号の増幅器、２２は同期信号分離回路、２３
は垂直同期信号（Ｖ）（７）１／２分周回路、２４はｌ
／２分周回路２３の出力、すなわち１フレーム毎に発生
するフレーム信号によって計数値が増加するカウンタ等
によって形成されているピクチャーナンバ発生回路で、
図示しないリードインコードの終了後１より始まる５桁
のコード信号を水平同期信号（Ｈ）に同期して出力する
ものである。２５は１７Ｈ〜２０Ｈ期間のウィンドパル
スを発生するゲート信号発生回路、２６はアンドゲート
Ａから出力されるピクチャーナンバコードＰＮに対して
オアゲートｏから出力されている同期信号およびパース
ト信号等を付加する加算回路、２７は前記ゲート信号発
生回路２５の出力によって切り換わるスイッチ回路で、
１７Ｈ〜２０Ｈ期間ではピクチャーナンバコードＰＮを
出力し、他の期間では前記増幅器２１の信号を出力する
ように動作している。

２８はＦＭ変調器、２９はレーザ光源ＬＳから出力され
ているレーザ光線の強度を前記ＦＭ変調器２８の出力に
よって変調するビーム変調器を示し、このビーム変調器
２９で変調されたレーザ光はミラーおよび光学系を介し
て光感応ディスクの表面に照射され、渦巻状のトラック
に情報ピットが形成され、マスタリングが行われる。

以後は、リプリケーションの工程によって光ディスクが
生産されるが、この発明に適用される光ディスクのエラ
ーレートは前述したように従来のものより２桁位向上す
るため製造歩留りもよく生産性が向上するというメリッ
トがある。

なお、ピクチャーナンバ（フレームナンバ）に対応した
アドレスコードの再生装置として説明したが、連続した
４水平期間に挿入されているコントロール信号は、他の
制御コード、例えばＣＬＶ方式におけるプログラムタイ
ムコードのようなものであってもよい。

また、光ディスクに限ることなく、他の再生形式のビデ
オディスクにも適用できることはいうまでもない。

〔発明の効果〕

以上説明したように、この発明のアドレスコード再生装
置は、垂直ブランキング期間の所定位置に連続して少な
くとも４水平期間に同一のコントロール信号（ピクチャ
ーナン／りを記録している第２のタイプのディスクから
アドレス信号を検出することができるので、エラーレー
トを従来よりも２桁以上向上させることができるという
利点がある。そのためディスクの製造歩留りが向上し、
かつ画像のサーチがより正確に行われるという効果があ
る。

さらに、通常の規格のディスクに対しても正確にアドレ
スコードが再生できるので両立性があり実用的な効果も
大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示すアドレスコード再生
装置のブロック図、第２図は４水平期間に挿入されてい
るピクチャーナンバの検出を説明するための波形図、第
３図はピクチャーナンバコードを挿入するためのブロッ
ク図、第４図はコントロール信号の挿入個所を示す波形
図、第５図はコントロール信号のデータビットを示す波
形図、第６図は従来のピクチャーナンバコードを検出す
るためのブロック図である。 図中、２はドロップアウト補償回路、３は同期信号分離
回路、４はゲート信号発生回路、５はゲート回路、６は
デジタル信号処理回路、７はメモリ、８はＲ／Ｗコント
ロール回路、１０は多数決ロジック回路、１１は一致検
出回路、１２はカウンタ、１４はフリップフロップを示
す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　映像信号と、該映像信号に関連するコントロール信号
   が垂直ブランキング期間内にある所定の２水平期間、ま
   たは前記２水平期間を含む少なくとも４水平期間にわた
   って同一のコード信号で繰り返し挿入されている第１、
   または第２のディスクを再生する装置において、前記第
   １のディスクに記録されているコントロール信号を検出
   してアドレス信号を形成する第１の回路と、前記第２の
   ディスクに記録されているコントロール信号を検出して
   アドレス信号を形成する第２の回路を設け、再生装置が
   能動状態となったときは前記第１の回路で形成されたア
   ドレス信号を出力し、前記４水平期間内に含まれている
   コード信号のうち最先の水平期間を除く３水平期間内の
   コード信号が所定期間一致したときは、前記第２の回路
   で形成されたアドレス信号が出力されるように切り換わ
   る制御回路を備えていることを特徴するアドレスコード
   再生装置。