JP3913928B2 - 情報記録装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、光ディスク等の情報記録媒体に情報を記録し、その情報記録媒体に対して既に記録された旧情報に連続して新たな情報を追加記録する光ディスク記録装置等の情報記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、情報記録媒体に対して既に記録された旧情報に連続して新たな情報を追加記録する場合、旧情報の終端を検出する時に単に旧情報を読み出して検出する光ディスク記録装置等の情報記録装置(例えば、特開平9−270171号公報参照)があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような従来の情報記録装置では、情報記録媒体に記録された旧情報に連続して新情報を追加記録する場合、単に旧情報を読み出して終端を検出するだけであり、読み出した情報に誤りがあった場合は正常に動作しないという問題があった。
【0004】
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、情報記録媒体に記録された旧情報に連続して新情報を追加記録するときの終端検出時に、読み出した情報に誤りがあっても正しく旧情報の終端を検出できるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は上記の目的を達成するため、所定量の単位に分割された複数の分割情報の順番を示す上位のアドレス情報とその誤り訂正情報とからなる予備情報が予め記録された情報記録媒体に、情報を上記単位に基づいて複数の分割情報に分割し、各分割情報をN(Nは自然数)分割し、N個の分割情報の順番を示す下位のアドレスと上位のアドレスとを合わせた情報とその誤り訂正情報を付加し、N個の各分割情報を更にM(Mは自然数)分割した区切りを示す区切り情報を付加して記録する情報記録装置において、以下の手段を設けたものである。
【0006】
上記情報記録媒体上の予備情報を再生する予備情報再生手段と、その手段によって再生された予備情報中の誤り訂正情報を検出する予備情報中誤り訂正情報検出手段と、上記情報記録媒体に記録された情報を再生する情報再生手段と、その手段によって再生された情報から各分割情報の区切り情報を検出する区切り情報検出手段と、その手段によって検出された区切り情報の検出回数を計数する区切り情報検出回数計数手段を設けている。
【0007】
また、上記情報記録媒体に記録された情報中の各分割情報の上位と下位のアドレス情報とその誤り訂正情報とを検出し、その誤りを検出する誤り検出手段と、上記予備情報再生手段によって再生した上位のアドレス情報と、上記区切り情報検出手段によって検出した区切り情報と、上記予備情報中誤り訂正情報検出手段と上記誤り検出手段によってそれぞれ検出された検出結果と、上記区切り情報検出回数計数手段によって計数された区切り情報の検出回数とに基づいて再生中の情報の各分割情報の上位と下位のアドレスを判断し、その判断に基づいて上記情報記録媒体上に記録された情報の終端位置を検出する終端位置検出手段を設け、上記情報記録媒体上に記録された情報の終端位置に連続して新たな情報を追加記録するようにしたものである。
【0008】
さらに、この発明は上記の目的を達成するため、所定量の単位に分割された複数の分割情報の順番を示す上位のアドレス情報とその誤り訂正情報とからなる予備情報が予め記録された情報記録媒体に、情報を上記単位に基づいて複数の分割情報に分割し、各分割情報をN(自然数)分割し、N個の分割情報の順番を示す下位のアドレスと上位のアドレスとを合わせた情報とその誤り訂正情報を付加し、N個の各分割情報を更にM(自然数)分割した区切りを示す区切り情報を付加して記録する情報記録装置において、以下に示す各手段を設けたものも提供する。
【0009】
上記情報記録媒体上の予備情報を再生する予備情報再生手段と、その手段によって再生された予備情報中の誤り訂正情報を訂正する予備情報中誤り訂正手段と、上記情報記録媒体に記録された情報を再生する情報再生手段と、その手段によって再生された情報から各分割情報の区切り情報を検出する区切り情報検出手段と、その手段によって検出された区切り情報の検出回数を計数する区切り情報検出回数計数手段を設けている。
【0010】
また、上記情報記録媒体に記録された情報中の各分割情報の上位と下位のアドレス情報とその誤り訂正情報とを検出し、その誤りを訂正する誤り訂正手段と、上記予備情報中誤り訂正手段によって訂正された予備情報中の上位のアドレス情報と、上記誤り訂正手段によって訂正された上位と下位のアドレス情報と、各誤り訂正が可能であったか否かを示す情報と、上記区切り情報検出回数計数手段によって計数された区切り情報の検出回数とに基づいて再生中の情報の各分割情報の上位と下位のアドレスを判断し、その判断に基づいて上記情報記録媒体上に記録された情報の終端位置を検出する終端位置検出手段とを設け、上記情報記録媒体上に記録された情報の終端位置に連続して新たな情報を追加記録するようにしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
この発明の実施形態の情報記録装置では、公知の記録情報のデータ・フォーマット(例えば、特開平9−270171号公報の図1及び図2を参照)を用いる。ここでは、この発明に係る分割数の変数NとMは、それぞれN=16,M=26である。
【0012】
また、その情報記録装置の全体の概要構成は、公知の装置と略同じである(例えば、特開平9−270171号公報の図3に記載された装置構成と略同じであり、同図のデコーダとプリピット信号デコーダに代えて、後述するこの発明の実施形態の図1又は図5の回路を設ける)。したがって、以下、この発明に関わる記録媒体の終端を検知する回路部分についてのみ示す。
【0013】
まず、プリピット信号のデータフォーマットについて説明する。
例えば、DVD−Rディスクは、情報を記録する溝(「グルーブ(groove)」と称する)が蛇行(「ウォブル(wobble)」)して形成されており、情報記録装置は、情報記録時に、上記溝による蛇行周波数が一定になるようにサーボ制御を行なってDVD−Rディスクを一定の線速度で回転させる。
【0014】
また、DVD−Rディスクは、未記録ディスク上のアドレスを検出するために、溝と溝の間(これを「ランド(land)」と称する)に前もって予備情報であるプリピット信号が記録されている。
【0015】
図2は、DVD−Rディスクに記録するデータとウォブル(wobble)信号とプリピット信号との位置関係を示す図である。
図3は、3ビットのデータを1ビットのデータに変換するために使用する変換テーブルのデータフォーマットを示す図である。
【0016】
図2に示すように、1シンクフレームに8周期のウォブル信号が対応し、偶数又は奇数シンクフレームの最初の3周期にランドプリピット信号:Pがある。
ランドプリピット信号:Pは細いパルス信号を示しており、その各b2,b1,b0のパルス信号の有無によって“1”と“0”を示す。同図中でパルス信号有りは実線で示し、パルス信号無しは破線で示している。ここでは、シンクフレーム0の各パルス信号b2,b1,b0は“111”を示し、シンクフレーム2の各パルス信号b2,b1,b0は“100”を示している。
その3ビットのデータは、図3に示す変換テーブルに従って1ビットのデータに変換される。
すなわち、図2に示した3ビットのデータ“111”“100”を図3に示す変換テーブルで変換する。
【0017】
図4は、1セクタ(26(=M)シンクフレーム)内の変換後の13ビットのデータを1ECCブロック(16(=N)セクタ)分表記したデータ構成を示す図である。
このように、bit5〜12の8ビットでECCブロックアドレスや誤り訂正用のパリティデータを表現し、誤り検出や誤り訂正を行なえる。
また、プリピット信号による予備情報は、ECCブロック・アドレスを示し、記録される情報にはセクタアドレス(ECCブロック・アドレスの下位に4ビットを追加したアドレス)が付加される。
【0018】
次に、この発明の情報記録装置の第1実施例を説明する。
図1は、この発明の情報記録装置の第1実施例の回路構成を示す図である。
【0019】
この情報記録装置は、CPU,ROM,及びRAM等からなるマイクロコンピュータによって実現され、図示を省略したピックアップ,レーザダイオード,偏光ビームスプリッタ,対物レンズ,光検出器等からなる再生部20によってDVD−Rディスクの再生信号から同期パターン(ヘッダ)を検出する同期パターン検出回路1と、同期パターン後の16ビット単位のデータを8ビットに変換する8/16復調回路2を備えている。
【0020】
また、同期パターン後のデータ数をカウントする第1カウンタ3と、同期パターンの検出回数をカウントする第2カウンタ4と、セクタアドレスをカウントする第3カウンタ5を備えている。
【0021】
さらに、セクタアドレスを含むIDデータの誤りを検出するID誤り検出回路6と、プリピット信号を8ビット単位のデータとして再生するプリピットデータ再生回路7と、プリピットデータの誤りを検出するプリピット誤り検出回路8と、IDによるセクタアドレスとプリピットデータによるアドレスを入力し、アドレスが正しい場合は第3カウンタ5に設定するアドレス選択回路9を備えている。
【0022】
すなわち、この第1実施例の情報記録装置は、所定量の単位に分割された複数の分割情報の順番を示す上位のアドレス情報(ECCブロック・アドレス)とその誤り訂正情報とからなる予備情報が予め記録された情報記録媒体に、情報を前記単位に基づいて複数の分割情報に分割し、各分割情報をN(=16)分割し、N個の分割情報の順番を示す下位のアドレスと上位のアドレスとを合わせた情報とその誤り訂正情報を付加し、上記分割情報を更にM(=26)分割した区切りを示す区切り情報を付加して記録する装置である。
【0023】
そして、上記回路は、上記情報記録媒体上の予備情報を再生する予備情報再生手段(再生部20とプリピットデータ再生回路7がその機能を果たす)と、その手段によって再生された予備情報中の誤り訂正情報を検出する予備情報中誤り訂正情報検出手段(プリピット誤り検出回路8がその機能を果たす)と、上記情報記録媒体に記録された情報を再生する情報再生手段(再生部20がその機能を果たす)と、その手段によって再生された情報から各分割情報の区切り情報を検出する区切り情報検出手段(同期パターン検出回路1がその機能を果たす)と、その手段によって検出された区切り情報の検出回数を計数する区切り情報検出回数計数手段(第2カウンタ4がその機能を果たす)を備えている。
【0024】
また、上記情報記録媒体に記録された情報中の各分割情報の上位と下位のアドレス情報とその誤り訂正情報とを検出し、その誤りを検出する誤り検出手段(ID誤り検出回路6がその機能を果たす)と、上記予備情報再生手段によって再生した上位のアドレス情報と、上記区切り情報検出手段によって検出した区切り情報と、上記予備情報中誤り訂正情報検出手段と前記誤り検出手段によってそれぞれ検出された検出結果と、上記区切り情報検出回数計数手段によって計数された区切り情報の検出回数とに基づいて再生中の情報の各分割情報の上位と下位のアドレスを判断(その判断機能は第3カウンタ5とアドレス選択回路9が果たす)し、その判断に基づいて上記情報記録媒体上に記録された情報の終端位置を検出する終端位置検出手段(図示を省略したCPUがその機能を果たす)とを備えており、上記情報記録媒体上に記録された情報の終端位置に連続して新たな情報を追加記録する。
【0025】
次に、上記回路における、既に記録された旧情報があるDVD−Rディスク上に連続して新情報を追加記録するときの旧情報の終端を検出する回路動作について説明する。
【0026】
まず、DVD−Rディスク上には、精度の低い位置情報である上位のアドレスを含む予備情報が記録されており、記録する情報には上位アドレスと共に下位アドレスを付加する。
情報記録装置において、DVD−Rディスク上の旧情報とプリピット信号を再生する動作を行ない、各信号を2値化データとして上記回路に入力する。
この回路は、同期パターン検出回路1によって旧情報再生信号から同期パターン(ヘッダ)を検出し、同期パターンを検出したら、そこから8/16復調回路2によって再生信号を8ビット単位のデータに変換する。
【0027】
さらに、ID誤り検出回路6によって8ビット単位の各データからID,ID情報誤り訂正コード(IEC)を検出して誤り検出を行ない、ID中のセクタアドレスデータを抽出して、誤り検出結果のエラーフラグA(1:エラー有り、0:エラー無し)と共に出力する。
【0028】
一方、プリピットデータ再生回路7によってプリピット信号を8ビット単位のデータ(上記bit5〜12)にして出力し、プリピット誤り検出回路8によってプリピットデータの誤り検出を行ない、エラーフラグB(1:エラー有り、0:エラー無し)と共にECCブロックアドレスデータを出力する。
【0029】
ところで、上記の処理において、種々のノイズ,ディスクの傷,及び汚れ等の原因により、再生信号に異常があると、同期パターンを検出できなかったり、セクタアドレスやECCブロックアドレスにエラーが発生する。その対策として、第1カウンタ3,第2カウンタ4,及び第3カウンタ5を使用する。
【0030】
まず、第1カウンタ3では、同期パターン検出後のデータ数をカウントする。この第1カウンタ3は、同期パターン検出回路1によって一度同期パターンが検出されたら“1”を設定し、順次加算してデータ数をカウントし、“91(1シンクフレーム中のデータ数)”に達したら信号を出力し、再び“1”を設定する。
【0031】
次に、第2カウンタ4では、検出した同期パターンの数をカウントする。
この第2カウンタ4は、OR回路10を介して同期パターン検出回路1によって1セクタの先頭の同期パターンが検出されたら“1”を設定し、次の同期パターンが検出されるか、第1カウンタ3からの信号が出力されたら、カウント値をインクリメントする。
【0032】
そして、カウンタ値が“26(1セクタ内の同期パターン数)”に達したら、“1”を設定し、第3カウンタ5に対してカウント値をインクリメントする信号を出力する。この第2カウンタ4の出力によって任意のランドプリピットデータのシンクフレームの検出が可能になる。
【0033】
次に、第3カウンタ5では、セクタアドレスを表示するカウント値をカウントする。この第3カウンタ5は、エラーフラグA=0の場合は、エラーフラグBとは無関係にセクタアドレスデータを設定する。
また、エラーフラグA=1,かつエラーフラグB=0の場合は、ECCブロックアドレスを設定する。
【0034】
上記ECCブロックアドレスは、16セクタ単位のアドレスであり、16進表示のセクタアドレスの下位1桁(4ビット)の情報が無いため、下位4ビットは第3カウンタ5のカウント値を保存する。
さらに、エラーフラグA=1,かつエラーフラグB=1の場合は、第2カウンタ4からの信号によってカウント値をインクリメントする。
【0035】
そして、エラーフラグAとエラーフラグBを判断し、アドレス選択回路9によって第3カウンタ5にアドレスを設定する処理を行なう。
したがって、情報記録装置は、上記回路によって検出されたセクタアドレスとシンクフレームに基づいて旧情報の終端を検出することができる。
【0036】
このようにして、情報記録媒体上の予備情報の誤り検出と、記録された分割情報のアドレス情報の誤り検出を行ない、分割情報の区切りを検出した回数を計数する手段を有しているので、誤りがなかった場合は、検出した記録情報の終端を正しいと判断でき、誤りがあった場合は、計数手段から記録情報の終端を判別できるので、従来よりも、より正確に記録情報の終端を検出できる。又、誤り訂正を行なわず、誤り検出のみに留めているため、回路規模を小さくできる。
【0037】
次に、この発明の情報記録装置の第2実施例を説明する。
図5は、この発明の情報記録装置の第2実施例の回路構成を示す図であり、図1の回路におけるID誤り検出回路6とプリピット誤り検出回路8を、それぞれID誤り訂正回路11とプリピット誤り訂正回路12に置き換えた回路である。この第2実施例の回路は上記の違いがあるだけであり、他の回路動作は図1と同じであるので、その説明を省略する。
【0038】
すなわち、この第2実施例の回路は、上記情報記録媒体上の予備情報を再生する予備情報再生手段(プリピットデータ再生回路7と再生部20がその機能を果たす)と、その手段によって再生された予備情報中の誤り訂正情報を訂正する予備情報中誤り訂正手段(プリピット誤り訂正回路12がその機能を果たす)と、上記情報記録媒体に記録された情報を再生する情報再生手段(再生部20がその機能を果たす)と、その手段によって再生された情報から各分割情報の区切り情報を検出する区切り情報検出手段(同期パターン検出回路1がその機能を果たす)と、その手段によって検出された区切り情報の検出回数を計数する区切り情報検出回数計数手段(第2カウンタ4がその機能を果たす)を備えている。
【0039】
また、上記情報記録媒体に記録された情報中の各分割情報の(セクタ)アドレスとその誤り訂正情報とを検出し、その誤りを訂正する誤り訂正手段(ID誤り訂正回路11がその機能を果たす)と、上記予備情報中誤り訂正手段によって訂正された予備情報中のECCブロック・アドレスと、上記誤り訂正手段によって訂正されたECCブロック・アドレスと、各誤り訂正が可能であったか否かを示す情報と、上記区切り情報検出回数計数手段によって計数された区切り情報の検出回数とに基づいて再生中の情報の各分割情報のアドレスを判断(この判断機能は第3カウンタ5とアドレス選択回路9が果たす)し、その判断に基づいて上記情報記録媒体上に記録された情報の終端位置を検出する終端位置検出手段(図示を省略したCPUがその機能を果たす)とを備えており、上記情報記録媒体上に記録された情報の終端位置に連続して新たな情報を追加記録する。
【0040】
従って、この回路によれば、エラーフラグAとエラーフラグBは、誤り訂正が可能であった場合は“0”になり、訂正されたセクタアドレスデータやECCブロックアドレスデータを出力することができる。一方、誤り訂正が不可能であった場合は、エラーフラグAとエラーフラグBは“1”になる。
【0041】
また、誤りが無かった場合は、エラーフラグAとエラーフラグBは“0”になり、そのままのセクタアドレスデータやECCブロックアドレスデータを出力することができる。
【0042】
このようにして、ID誤り訂正回路11とプリピット誤り訂正回路12を設け、8/16復調回路2の変換データの誤り訂正とプリピットデータ再生回路7の再生データの誤り訂正を行なうので、記録情報の終端検出精度の信頼度を更に向上させることができる。
【0043】
なお、この実施形態ではDVD−Rディスクに対する既記録情報の終端検出処理について説明したが、この発明の情報記録装置は、その他の記録可能なディスクに対しても同様に実施することができる。
【0044】
【発明の効果】
以上説明してきたように、この発明による情報記録装置によれば、情報記録媒体に記録された旧情報に連続して新情報を追加記録するときの終端検出時に、読み出した情報に誤りがあっても正しく旧情報の終端を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の情報記録装置の第1実施例の回路構成を示す図である。
【図2】DVD−Rディスクに記録するデータとウォブル(wobble)信号とプリピット信号との位置関係を示す図である。
【図3】3ビットのデータを1ビットのデータに変換するために使用する変換テーブルのデータフォーマットを示す図である。
【図4】1セクタ(26シンクフレーム)内の変換後の13ビットのデータを1ECCブロック(16セクタ)分表記したデータ構成を示す図である。
【図5】この発明の情報記録装置の第2実施例の回路構成を示す図である。
【符号の説明】
1:同期パターン検出回路 2:8/16復調回路
3:第1カウンタ 4:第2カウンタ
5:第3カウンタ 6:ID誤り検出回路
7:プリピットデータ再生回路
8:プリピット誤り検出回路 9:アドレス選択回路
10:OR回路 11:ID誤り訂正回路
12:プリピット誤り訂正回路
20:再生部

Claims (2)

  1. 所定量の単位に分割された複数の分割情報の順番を示す上位のアドレス情報とその誤り訂正情報とからなる予備情報が予め記録された情報記録媒体に、情報を前記単位に基づいて複数の分割情報に分割し、各分割情報をN(Nは自然数)分割し、N個の分割情報の順番を示す下位のアドレスと上位のアドレスとを合わせた情報とその誤り訂正情報を付加し、N個の各分割情報を更にM(Mは自然数)分割した区切りを示す区切り情報を付加して記録する情報記録装置において、
    前記情報記録媒体上の予備情報を再生する予備情報再生手段と、
    該手段によって再生された予備情報中の誤り訂正情報を検出する予備情報中誤り訂正情報検出手段と、
    前記情報記録媒体に記録された情報を再生する情報再生手段と、
    該手段によって再生された情報から各分割情報の区切り情報を検出する区切り情報検出手段と、
    該手段によって検出された区切り情報の検出回数を計数する区切り情報検出回数計数手段と、
    前記情報記録媒体に記録された情報中の各分割情報の上位と下位のアドレス情報とその誤り訂正情報とを検出し、その誤りを検出する誤り検出手段と、
    前記予備情報再生手段によって再生した上位のアドレス情報と、前記区切り情報検出手段によって検出した区切り情報と、前記予備情報中誤り訂正情報検出手段と前記誤り検出手段によってそれぞれ検出された検出結果と、前記区切り情報検出回数計数手段によって計数された区切り情報の検出回数とに基づいて再生中の情報の各分割情報の上位と下位のアドレスを判断し、該判断に基づいて前記情報記録媒体上に記録された情報の終端位置を検出する終端位置検出手段とを設け、前記情報記録媒体上に記録された情報の終端位置に連続して新たな情報を追加記録するようにしたことを特徴とする情報記録装置。
  2. 所定量の単位に分割された複数の分割情報の順番を示す上位のアドレス情報とその誤り訂正情報とからなる予備情報が予め記録された情報記録媒体に、情報を前記単位に基づいて複数の分割情報に分割し、各分割情報をN(自然数)分割し、N個の分割情報の順番を示す下位のアドレスと上位のアドレスとを合わせた情報とその誤り訂正情報を付加し、N個の各分割情報を更にM(自然数)分割した区切りを示す区切り情報を付加して記録する情報記録装置において、
    前記情報記録媒体上の予備情報を再生する予備情報再生手段と、
    該手段によって再生された予備情報中の誤り訂正情報を訂正する予備情報中誤り訂正手段と、
    前記情報記録媒体に記録された情報を再生する情報再生手段と、
    該手段によって再生された情報から各分割情報の区切り情報を検出する区切り情報検出手段と、
    該手段によって検出された区切り情報の検出回数を計数する区切り情報検出回数計数手段と、
    前記情報記録媒体に記録された情報中の各分割情報の上位と下位のアドレス情報とその誤り訂正情報とを検出し、その誤りを訂正する誤り訂正手段と、
    前記予備情報中誤り訂正手段によって訂正された予備情報中の上位のアドレス情報と、前記誤り訂正手段によって訂正された上位と下位のアドレス情報と、各誤り訂正が可能であったか否かを示す情報と、前記区切り情報検出回数計数手段によって計数された区切り情報の検出回数とに基づいて再生中の情報の各分割情報の上位と下位のアドレスを判断し、該判断に基づいて前記情報記録媒体上に記録された情報の終端位置を検出する終端位置検出手段とを設け、
    前記情報記録媒体上に記録された情報の終端位置に連続して新たな情報を追加記録するようにしたことを特徴とする情報記録装置。
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