JP3511649B2 - トラックアドレス再生装置 - Google Patents
トラックアドレス再生装置Info
- Publication number
- JP3511649B2 JP3511649B2 JP26832693A JP26832693A JP3511649B2 JP 3511649 B2 JP3511649 B2 JP 3511649B2 JP 26832693 A JP26832693 A JP 26832693A JP 26832693 A JP26832693 A JP 26832693A JP 3511649 B2 JP3511649 B2 JP 3511649B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- track address
- word
- access code
- gray
- track
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、いわゆるサンプルサー
ボ方式の光ディスクにおいて、トラックアドレス全体を
グレーコード化して記録した光ディスク及びこの光ディ
スクから上記トラックアドレスの再生を行うトラックア
ドレス再生装置に関する。
ボ方式の光ディスクにおいて、トラックアドレス全体を
グレーコード化して記録した光ディスク及びこの光ディ
スクから上記トラックアドレスの再生を行うトラックア
ドレス再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】今日において知られている光ディスク
は、スピンドルモータにより線速度一定(CLV)或い
は角速度一定(CAV)で回転駆動され、ディスク上に
スパイラル状或いは同心円状に設けられた記録トラック
上にデータが記録されるようになっている。
は、スピンドルモータにより線速度一定(CLV)或い
は角速度一定(CAV)で回転駆動され、ディスク上に
スパイラル状或いは同心円状に設けられた記録トラック
上にデータが記録されるようになっている。
【0003】このような光ディスクのデータの記録再生
の際のクロック同期方式としては、いわゆるセルフクロ
ック方式と外部クロック方式とが知られている。
の際のクロック同期方式としては、いわゆるセルフクロ
ック方式と外部クロック方式とが知られている。
【0004】上記外部クロック方式としては、サーボ信
号が記録されたサーボ領域とデータが記録されるデータ
領域からなるセグメントが、記録再生方向であるトラッ
ク方向に配置され、サーボ領域のサーボ信号によりクロ
ックの同期,トラッキングサーボ制御を行うサンプルサ
ーボ方式(ディスクリートブロック方式)が知られてい
る。
号が記録されたサーボ領域とデータが記録されるデータ
領域からなるセグメントが、記録再生方向であるトラッ
ク方向に配置され、サーボ領域のサーボ信号によりクロ
ックの同期,トラッキングサーボ制御を行うサンプルサ
ーボ方式(ディスクリートブロック方式)が知られてい
る。
【0005】図11において、上記サンプルサーボ方式
の光ディスクのトラックは、n個のデータの記録単位と
なる複数のセクタから構成されており、1セクタは、m
個のセグメントから構成されている。なお、この複数の
セグメントのうち先頭のセグメント(第1セグメント)
は、アドレスデータ等が記録されるヘッダ104となっ
ている。
の光ディスクのトラックは、n個のデータの記録単位と
なる複数のセクタから構成されており、1セクタは、m
個のセグメントから構成されている。なお、この複数の
セグメントのうち先頭のセグメント(第1セグメント)
は、アドレスデータ等が記録されるヘッダ104となっ
ている。
【0006】上記ヘッダ104は、サーボ領域102
と、セクタの先頭を示すセクタマークが記録されるセク
タマーク領域105と、上記トラックアドレス,セクタ
アドレス等が記録されるアドレス領域106とから構成
されている。また、上記ヘッダ104以外のセグメント
は、サーボ領域102とデータ領域107とから構成さ
れている。
と、セクタの先頭を示すセクタマークが記録されるセク
タマーク領域105と、上記トラックアドレス,セクタ
アドレス等が記録されるアドレス領域106とから構成
されている。また、上記ヘッダ104以外のセグメント
は、サーボ領域102とデータ領域107とから構成さ
れている。
【0007】上記サーボ領域102には、クロックの同
期をとるためのクロックピット108と、トラッキング
エラー信号等を得るための、トラック中心に対してそれ
ぞれ外周側及び内周側に偏位した一対のウォブルピット
109とからなる同期パターン110及びアクセスコー
ド111が記録されている。
期をとるためのクロックピット108と、トラッキング
エラー信号等を得るための、トラック中心に対してそれ
ぞれ外周側及び内周側に偏位した一対のウォブルピット
109とからなる同期パターン110及びアクセスコー
ド111が記録されている。
【0008】すなわち、上記同期パターン110及びア
クセスコード111は、図12に示すような記録形態と
なっており、上記アクセスコード111としては、トラ
ックアドレスの下位4ビットのデータが、グレーコード
を用いて2つのピットで記録されている。このアクセス
コードは、隣接するトラック間において、1つのピット
位置のみが異なるグレーコードの性質を満足するように
16トラック周期で記録されている。
クセスコード111は、図12に示すような記録形態と
なっており、上記アクセスコード111としては、トラ
ックアドレスの下位4ビットのデータが、グレーコード
を用いて2つのピットで記録されている。このアクセス
コードは、隣接するトラック間において、1つのピット
位置のみが異なるグレーコードの性質を満足するように
16トラック周期で記録されている。
【0009】このようにアクセスコード111をグレー
コード化してトラックアドレスの下位4ビットを記録す
ることにより、シーク程度の短距離アクセスなら該アク
セスコード111からアドレスデータを得ることがで
き、高速シークを行うことができる。
コード化してトラックアドレスの下位4ビットを記録す
ることにより、シーク程度の短距離アクセスなら該アク
セスコード111からアドレスデータを得ることがで
き、高速シークを行うことができる。
【0010】しかし、このような光ディスクは、上記ア
クセスコード111に下位4ビットのトラックアドレス
しか記録されていないため、正確なアドレスデータを得
るためにトラックアドレス,セクタアドレス等が記録さ
れている上記ヘッダ104を必要としていた。このた
め、上記ヘッダ104を記録しなければならない分、デ
ータの記録容量が少なくなってしまっていた。
クセスコード111に下位4ビットのトラックアドレス
しか記録されていないため、正確なアドレスデータを得
るためにトラックアドレス,セクタアドレス等が記録さ
れている上記ヘッダ104を必要としていた。このた
め、上記ヘッダ104を記録しなければならない分、デ
ータの記録容量が少なくなってしまっていた。
【0011】ここで、本件出願人は、特開平3−130
929号公報において、トラックアドレスの下位部分の
みではなく、全てのトラックアドレス(セクタアドレス
を含む)及び同期パターンをアクセスコードとして記録
するようにした記録媒体を開示している。
929号公報において、トラックアドレスの下位部分の
みではなく、全てのトラックアドレス(セクタアドレス
を含む)及び同期パターンをアクセスコードとして記録
するようにした記録媒体を開示している。
【0012】この記録媒体は、例えば光ディスクに適用
することができ、図13に示すようにサーボエリア12
0に、トラックアドレスが記録されているアクセスコー
ド121と同期パターン122とを順に記録することに
より構成されている。
することができ、図13に示すようにサーボエリア12
0に、トラックアドレスが記録されているアクセスコー
ド121と同期パターン122とを順に記録することに
より構成されている。
【0013】すなわち、上記トラックアドレスが全15
ビットであるとすると、このトラックアドレスがそれぞ
れ3ビット最下位(LSB)ワード(第0ビット〜第2
ビット),4SBワード(第3ビット〜第5ビット),
3SBワード(第6ビット〜第8ビット),2SBワー
ド(第9ビット〜第11ビット),最上位(MSB)ワ
ード(第12ビット〜第14ビット)の計5つのワード
に分割され、この各ワードが上記アクセスコード121
として、図14に示すようなピット位置コーディングに
より、グレーコード化されて記録されている。
ビットであるとすると、このトラックアドレスがそれぞ
れ3ビット最下位(LSB)ワード(第0ビット〜第2
ビット),4SBワード(第3ビット〜第5ビット),
3SBワード(第6ビット〜第8ビット),2SBワー
ド(第9ビット〜第11ビット),最上位(MSB)ワ
ード(第12ビット〜第14ビット)の計5つのワード
に分割され、この各ワードが上記アクセスコード121
として、図14に示すようなピット位置コーディングに
より、グレーコード化されて記録されている。
【0014】この5つのワードのアクセスコード121
は、図15に示すように光ディスク上に分散されて記録
されている。上記図15において、光ディスクの半径方
向に示される複数の直線は、上記サーボエリア120を
示しており、このサーボエリア120とサーボエリア1
20との間がデータエリア123となっている。例え
ば、上記光ディスクの一周が1024セグメントで構成
されているとすると、上記サーボエリア120も102
4個存在し、このサーボエリア120に、上記アクセス
コード121のLSBワードが1周に512個,4SB
ワードが1周に256個,3SBワードが1周に128
個,2SBワードが1周に64個,MSBワードが1周
に32個等のように記録されている。すなわち、上記ア
クセスコード121は、下位側のワードほど多く、上位
側のワードほど少なく記録されている。
は、図15に示すように光ディスク上に分散されて記録
されている。上記図15において、光ディスクの半径方
向に示される複数の直線は、上記サーボエリア120を
示しており、このサーボエリア120とサーボエリア1
20との間がデータエリア123となっている。例え
ば、上記光ディスクの一周が1024セグメントで構成
されているとすると、上記サーボエリア120も102
4個存在し、このサーボエリア120に、上記アクセス
コード121のLSBワードが1周に512個,4SB
ワードが1周に256個,3SBワードが1周に128
個,2SBワードが1周に64個,MSBワードが1周
に32個等のように記録されている。すなわち、上記ア
クセスコード121は、下位側のワードほど多く、上位
側のワードほど少なく記録されている。
【0015】なお、さらにトラックアドレスが必要な場
合には、1周に16個さらに割り振るようになってい
る。また、残り32個のアクセスコードのうち、8個は
回転同期用のユニークコードが、別の8個はそのユニー
クコードの存在するセグメントナンバを特定する情報が
記録されている。そして、残り16個は、その他の情報
が記録されるようになっている。
合には、1周に16個さらに割り振るようになってい
る。また、残り32個のアクセスコードのうち、8個は
回転同期用のユニークコードが、別の8個はそのユニー
クコードの存在するセグメントナンバを特定する情報が
記録されている。そして、残り16個は、その他の情報
が記録されるようになっている。
【0016】この記録媒体は、トラックアドレスの下位
部分のみだけでなく、全てのトラックアドレスを上述の
ように分散し各ワードのアクセスコード121として記
録しているため、該アクセスコード121からトラック
アドレスを再生することができ、ヘッダセグメントの記
録を省略してデータの記録領域を大きくすることができ
る。
部分のみだけでなく、全てのトラックアドレスを上述の
ように分散し各ワードのアクセスコード121として記
録しているため、該アクセスコード121からトラック
アドレスを再生することができ、ヘッダセグメントの記
録を省略してデータの記録領域を大きくすることができ
る。
【0017】また、本件出願人は、特開平4−3625
75号公報において、トラックアドレス全体をグレーコ
ード化し、上記アクセスコードとして記録するようにし
た光ディスクを開示している。
75号公報において、トラックアドレス全体をグレーコ
ード化し、上記アクセスコードとして記録するようにし
た光ディスクを開示している。
【0018】この光ディスクは、アクセスコードの上位
ワードが奇数であるか偶数であるかに応じて、それぞれ
下位ワードのコーディングルールを変えることにより、
トラックアドレス全体をグレーコード化したものであ
る。
ワードが奇数であるか偶数であるかに応じて、それぞれ
下位ワードのコーディングルールを変えることにより、
トラックアドレス全体をグレーコード化したものであ
る。
【0019】すなわち、アクセスコードの上位ワードの
値は元の値(エンコード前の値)である。このため、上
位ワードが偶数のときはそのままの値を、また、上位ワ
ードが奇数のときは補数(上記図14では7の補数、例
えば0→7,1→6等)をとり(第1段階の処理)、全
体グレーコード化のための変換とするとともに、この変
換のなされたものに対し、上記図14に示すルールでピ
ット位置コーディングしたものをアクセスコードとして
記録している(第2段階の処理)。
値は元の値(エンコード前の値)である。このため、上
位ワードが偶数のときはそのままの値を、また、上位ワ
ードが奇数のときは補数(上記図14では7の補数、例
えば0→7,1→6等)をとり(第1段階の処理)、全
体グレーコード化のための変換とするとともに、この変
換のなされたものに対し、上記図14に示すルールでピ
ット位置コーディングしたものをアクセスコードとして
記録している(第2段階の処理)。
【0020】このようなピット位置コーディングされた
アクセスコードは、上記図15に示すようにLSBワー
ドが2セグメントに1回,4SBワードが4セグメント
に1回,3SBワードが8セグメントに1回等のように
光ディスク上に記録される。なお、実際には、上記アク
セスコードは、上記ピット位置コーディング(上記第2
の段階の処理)によりエンボスピットで記録されるが、
この図15においては分かりやすくするために上記第1
段階処理後のグレーコード化されたアクセスコードで示
されている。
アクセスコードは、上記図15に示すようにLSBワー
ドが2セグメントに1回,4SBワードが4セグメント
に1回,3SBワードが8セグメントに1回等のように
光ディスク上に記録される。なお、実際には、上記アク
セスコードは、上記ピット位置コーディング(上記第2
の段階の処理)によりエンボスピットで記録されるが、
この図15においては分かりやすくするために上記第1
段階処理後のグレーコード化されたアクセスコードで示
されている。
【0021】また、上記アクセスコードの各ワードのピ
ット模様は、図16に示すようになっている。ただし、
この図16に示すアクセスコード(8進)は、実際のデ
ィスク上の配置ではなく、上記第1段階の処理後の各ワ
ードを示したものである。なお、図中右上の5桁の数字
は、上記第1段階の処理前のトラックアドレスを示して
おり、この5桁の数字の各桁は、アクセスコードの各ワ
ードの値となっている。
ット模様は、図16に示すようになっている。ただし、
この図16に示すアクセスコード(8進)は、実際のデ
ィスク上の配置ではなく、上記第1段階の処理後の各ワ
ードを示したものである。なお、図中右上の5桁の数字
は、上記第1段階の処理前のトラックアドレスを示して
おり、この5桁の数字の各桁は、アクセスコードの各ワ
ードの値となっている。
【0022】ここで、このような光ディスクを用いて、
例えば図17に示すトラック00077から記録再生を
行う場合、光ピックアップは、図中軌跡Aを描いて移動
する。すなわち、この場合、上記光ピックアップは、ま
ず、シークを行いセグメント位置n−3付近でトラッキ
ングをかけ始める。このトラック00077と、隣のト
ラック00100とは、全体をグレーコード化したアク
セスコードにおける3SBワードにのみピットの違いが
あるため、セグメント位置nで上記トラック00100
の3SBワード=1を読み取ることができ、セグメント
位置n+1付近でトラック00077に移動し、セグメ
ント位置n+3付近でトラッキングが安定する。これに
より、上記トラック00077に正確に光ピックアップ
を移動制御することができ、該トラック00077から
記録再生を行うことができる。
例えば図17に示すトラック00077から記録再生を
行う場合、光ピックアップは、図中軌跡Aを描いて移動
する。すなわち、この場合、上記光ピックアップは、ま
ず、シークを行いセグメント位置n−3付近でトラッキ
ングをかけ始める。このトラック00077と、隣のト
ラック00100とは、全体をグレーコード化したアク
セスコードにおける3SBワードにのみピットの違いが
あるため、セグメント位置nで上記トラック00100
の3SBワード=1を読み取ることができ、セグメント
位置n+1付近でトラック00077に移動し、セグメ
ント位置n+3付近でトラッキングが安定する。これに
より、上記トラック00077に正確に光ピックアップ
を移動制御することができ、該トラック00077から
記録再生を行うことができる。
【0023】このように、トラックアドレス全体をグレ
ーコード化して光ディスクに記録することにより、該ト
ラックアドレスが全体的及び部分的にグレーコード化さ
れて記録されているため、トラックアドレスを正確に再
生することができる。
ーコード化して光ディスクに記録することにより、該ト
ラックアドレスが全体的及び部分的にグレーコード化さ
れて記録されているため、トラックアドレスを正確に再
生することができる。
【0024】また、トラックアドレス全体をグレーコー
ド化して光ディスクに記録することにより、トラックア
ドレスを読みながらその情報を位置制御及び速度制御と
して用い、シークを行うことが可能となる。
ド化して光ディスクに記録することにより、トラックア
ドレスを読みながらその情報を位置制御及び速度制御と
して用い、シークを行うことが可能となる。
【0025】すなわち、高速シーク時にはあまり精度を
必要としないため、頻度の少ないアクセスコードの上位
側(MSBワード等)を利用してシークを行うことがで
き、低速シーク時(ランディング時)には精度を必要と
するため、2セグメントに1回の割合で光ディスク上に
記録されている、トラックアドレスの下位側(LSBワ
ード)を利用し、このLSBワードで上記MSBワード
を補間してスライドサーボをかけシークを行うことがで
きる。
必要としないため、頻度の少ないアクセスコードの上位
側(MSBワード等)を利用してシークを行うことがで
き、低速シーク時(ランディング時)には精度を必要と
するため、2セグメントに1回の割合で光ディスク上に
記録されている、トラックアドレスの下位側(LSBワ
ード)を利用し、このLSBワードで上記MSBワード
を補間してスライドサーボをかけシークを行うことがで
きる。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】しかし、トラックアド
レス全体をグレーコード化して記録した光ディスクは、
トラックアドレスを正確に再生することができるのはよ
いが、上記図17に示すセグメント位置n+8で次の3
SBワードが読めないうちはトラックアドレスの確認が
できない問題があった。
レス全体をグレーコード化して記録した光ディスクは、
トラックアドレスを正確に再生することができるのはよ
いが、上記図17に示すセグメント位置n+8で次の3
SBワードが読めないうちはトラックアドレスの確認が
できない問題があった。
【0027】すなわち、上記図17に示した軌跡Aの記
録再生を行う場合において、時間とともに再生されるト
ラックアドレスは、図18に示すようになる。この図1
8は、時刻(セグメント位置:n−5,n−4,n−3
・・・),再生された5ワードのアクセスコード(00
171,00171,00170・・・),デコードさ
れたトラックアドレス(00101,00101,00
100・・・),正確なトラックアドレス(0010
1,00101,00100・・・)の順に示してあ
る。この図18から分かるように、この場合、セグメン
ト位置nから8セグメント目のセグメント位置n+8で
ようやく正しいトラックアドレスが確認することができ
る。従って、正しいトラックアドレスは、8セグメント
周期でしか確認できないこととなる。
録再生を行う場合において、時間とともに再生されるト
ラックアドレスは、図18に示すようになる。この図1
8は、時刻(セグメント位置:n−5,n−4,n−3
・・・),再生された5ワードのアクセスコード(00
171,00171,00170・・・),デコードさ
れたトラックアドレス(00101,00101,00
100・・・),正確なトラックアドレス(0010
1,00101,00100・・・)の順に示してあ
る。この図18から分かるように、この場合、セグメン
ト位置nから8セグメント目のセグメント位置n+8で
ようやく正しいトラックアドレスが確認することができ
る。従って、正しいトラックアドレスは、8セグメント
周期でしか確認できないこととなる。
【0028】同様に、シークを行う場合、上記図17の
軌跡Bに示すように光ピックアップが移動する場合、再
生されるトラックアドレスは、図19に示すようにセグ
メント位置nから1ビットずつ誤差が生じはじめ、セグ
メント位置n+8までこの誤差が徐々に大きくなる。
軌跡Bに示すように光ピックアップが移動する場合、再
生されるトラックアドレスは、図19に示すようにセグ
メント位置nから1ビットずつ誤差が生じはじめ、セグ
メント位置n+8までこの誤差が徐々に大きくなる。
【0029】すなわち、図19に示すトラックアドレス
00077と00100では、3SBワードのみが変化
し、それ以外は変化しない。従って、軌跡Bを描いて上
記光ピックアップが移動した場合、上記3SBワードを
読んだセグメント位置nから次の3SBワードを読むセ
グメント位置n+8までは下位ワード側での誤差が徐々
に大きくなる。具体的には、上記光ピックアップがセグ
メント位置n〜セグメント位置n+8に移動する間に、
6トラック分の誤差が生ずることとなる。
00077と00100では、3SBワードのみが変化
し、それ以外は変化しない。従って、軌跡Bを描いて上
記光ピックアップが移動した場合、上記3SBワードを
読んだセグメント位置nから次の3SBワードを読むセ
グメント位置n+8までは下位ワード側での誤差が徐々
に大きくなる。具体的には、上記光ピックアップがセグ
メント位置n〜セグメント位置n+8に移動する間に、
6トラック分の誤差が生ずることとなる。
【0030】この誤差は、図19に四角で囲って示すセ
グメント位置n+8で次の3SBワードを読まない限り
訂正することはできない。
グメント位置n+8で次の3SBワードを読まない限り
訂正することはできない。
【0031】また、上記トラックアドレスの3SBワー
ドは8セグメント周期で再生することができるため、該
8セグメント周期で正確なトラックアドレスを得ること
ができるが、上記2SBワードは16セグメント周期,
MSBワードは32セグメント周期でしか再生できない
ため、トラックによっては、正確なトラックアドレスを
得るまでにかなりの時間を要する。
ドは8セグメント周期で再生することができるため、該
8セグメント周期で正確なトラックアドレスを得ること
ができるが、上記2SBワードは16セグメント周期,
MSBワードは32セグメント周期でしか再生できない
ため、トラックによっては、正確なトラックアドレスを
得るまでにかなりの時間を要する。
【0032】このように、正確なトラックアドレスを得
るまでに時間を要すると、記録再生を開始するまでに時
間を要し、また、シークにも時間を要してしまう不都合
を生ずる。
るまでに時間を要すると、記録再生を開始するまでに時
間を要し、また、シークにも時間を要してしまう不都合
を生ずる。
【0033】本発明は上述の課題に鑑みて成されたもの
であり、正確なトラックアドレスを短時間で得ることが
でき、記録再生を開始するまでに要する時間及びシーク
に要する時間を短縮化することができるような光ディス
ク及び該光ディスクからトラックアドレスの再生を行う
トラックアドレス再生装置の提供を目的とする。
であり、正確なトラックアドレスを短時間で得ることが
でき、記録再生を開始するまでに要する時間及びシーク
に要する時間を短縮化することができるような光ディス
ク及び該光ディスクからトラックアドレスの再生を行う
トラックアドレス再生装置の提供を目的とする。
【0034】
【0035】
【0036】
【課題を解決するための手段】本発明に係るトラックア
ドレス再生装置は、複数のサーボエリア及び複数のデー
タエリアを有し、ピット位置エンコードにより全体をグ
レーコード化したトラックアドレスを上位ワード及び下
位ワードに分け、これらをアクセスコードとし、下位ワ
ードのアクセスコードの頻度が上位ワードのアクセスコ
ードの頻度よりも高くなるように各サーボエリアに分散
して記録するとともに、上記アクセスコードのうち最下
位ワードのアクセスコードにパリティ情報を付加して記
録した光ディスクからトラックアドレスの再生を行うト
ラックアドレス再生装置であって、上記サーボエリアに
記録されているアクセスコード及びパリティ情報を再生
する再生手段と、上記再生手段により再生されたアクセ
スコードをグレーデコードしてトラックアドレスを再生
するトラックアドレス再生手段と、上記再生手段により
再生されたパリティ情報に基づいて、上記トラックアド
レス再生手段により再生されたトラックアドレスの誤り
検出を行う誤り検出手段と、上記誤り検出手段で上記ト
ラックアドレスに誤りが検出されない場合は、上記トラ
ックアドレス再生手段により再生されたトラックアドレ
スをそのまま出力し、上記誤り検出手段で上記トラック
アドレスに誤りが検出された場合、上記トラックアドレ
ス再生手段により再生されたトラックアドレスを訂正し
て出力するトラックアドレス訂正手段とを有し、上記ト
ラックアドレス訂正手段は、上記誤り検出手段で上記ト
ラックアドレスに誤りが検出された場合には、上記トラ
ックアドレス再生手段によって再生されてグレーデコー
ドされたトラックアドレスに1を加算及び減算し、得ら
れたそれぞれの値のうち、グレーコードを誤りが検出さ
れたトラックアドレスのグレーコードと比較した場合に
ピット位置の変化するワードが上位のものを、訂正した
トラックアドレスとして出力することを特徴とする。
ドレス再生装置は、複数のサーボエリア及び複数のデー
タエリアを有し、ピット位置エンコードにより全体をグ
レーコード化したトラックアドレスを上位ワード及び下
位ワードに分け、これらをアクセスコードとし、下位ワ
ードのアクセスコードの頻度が上位ワードのアクセスコ
ードの頻度よりも高くなるように各サーボエリアに分散
して記録するとともに、上記アクセスコードのうち最下
位ワードのアクセスコードにパリティ情報を付加して記
録した光ディスクからトラックアドレスの再生を行うト
ラックアドレス再生装置であって、上記サーボエリアに
記録されているアクセスコード及びパリティ情報を再生
する再生手段と、上記再生手段により再生されたアクセ
スコードをグレーデコードしてトラックアドレスを再生
するトラックアドレス再生手段と、上記再生手段により
再生されたパリティ情報に基づいて、上記トラックアド
レス再生手段により再生されたトラックアドレスの誤り
検出を行う誤り検出手段と、上記誤り検出手段で上記ト
ラックアドレスに誤りが検出されない場合は、上記トラ
ックアドレス再生手段により再生されたトラックアドレ
スをそのまま出力し、上記誤り検出手段で上記トラック
アドレスに誤りが検出された場合、上記トラックアドレ
ス再生手段により再生されたトラックアドレスを訂正し
て出力するトラックアドレス訂正手段とを有し、上記ト
ラックアドレス訂正手段は、上記誤り検出手段で上記ト
ラックアドレスに誤りが検出された場合には、上記トラ
ックアドレス再生手段によって再生されてグレーデコー
ドされたトラックアドレスに1を加算及び減算し、得ら
れたそれぞれの値のうち、グレーコードを誤りが検出さ
れたトラックアドレスのグレーコードと比較した場合に
ピット位置の変化するワードが上位のものを、訂正した
トラックアドレスとして出力することを特徴とする。
【0037】本発明に係るトラックアドレス再生装置
は、上記トラックアドレス訂正手段は、上記トラックア
ドレス再生手段により再生されるアクセスコードの最下
位ワードのトラックアドレスが最大値であることを検出
する最大値検出手段を備え、該最大値検出手段に基づい
て、上記最下位ワードのトラックアドレスが最大値の場
合に、上記トラックアドレス再生手段によって再生され
てグレーデコードされたトラックアドレスに1を加算し
たものを上記訂正したトラックアドレスとして出力し、
上記最下位ワードのトラックアドレスが最大値でない場
合に、上記トラックアドレス再生手段によって再生され
てグレーデコードされたトラックアドレスに1を減算し
たものを上記訂正したトラックアドレスとして出力する
ことを特徴とする。
は、上記トラックアドレス訂正手段は、上記トラックア
ドレス再生手段により再生されるアクセスコードの最下
位ワードのトラックアドレスが最大値であることを検出
する最大値検出手段を備え、該最大値検出手段に基づい
て、上記最下位ワードのトラックアドレスが最大値の場
合に、上記トラックアドレス再生手段によって再生され
てグレーデコードされたトラックアドレスに1を加算し
たものを上記訂正したトラックアドレスとして出力し、
上記最下位ワードのトラックアドレスが最大値でない場
合に、上記トラックアドレス再生手段によって再生され
てグレーデコードされたトラックアドレスに1を減算し
たものを上記訂正したトラックアドレスとして出力する
ことを特徴とする。
【0038】本発明に係るトラックアドレス再生装置
は、上記トラックアドレス訂正手段は、上記トラックア
ドレス再生手段により再生されるアクセスコードの最下
位ワードのトラックアドレスが最小値であることを検出
する最小値検出手段を備え、該最小値検出手段に基づい
て、上記最下位ワードのトラックアドレスが最小値の場
合に、上記トラックアドレス再生手段によって再生され
てグレーデコードされたトラックアドレスに1を減算し
たものを上記訂正したトラックアドレスとして出力し、
上記最下位ワードのトラックアドレスが最小値でない場
合に、上記トラックアドレス再生手段によって再生され
てグレーデコードされたトラックアドレスに1を加算し
たものを上記訂正したトラックアドレスとして出力する
ことを特徴とする。
は、上記トラックアドレス訂正手段は、上記トラックア
ドレス再生手段により再生されるアクセスコードの最下
位ワードのトラックアドレスが最小値であることを検出
する最小値検出手段を備え、該最小値検出手段に基づい
て、上記最下位ワードのトラックアドレスが最小値の場
合に、上記トラックアドレス再生手段によって再生され
てグレーデコードされたトラックアドレスに1を減算し
たものを上記訂正したトラックアドレスとして出力し、
上記最下位ワードのトラックアドレスが最小値でない場
合に、上記トラックアドレス再生手段によって再生され
てグレーデコードされたトラックアドレスに1を加算し
たものを上記訂正したトラックアドレスとして出力する
ことを特徴とする。
【0039】また、本発明に係るトラックアドレス再生
装置は、上記トラックアドレス訂正手段からのトラック
アドレスをグレーコード化しアクセスコードを再生して
出力する再グレーコード化手段と、上記再グレーコード
化手段からのアクセスコード及び上記再生手段からのア
クセスコードが供給され、この何れかのアクセスコード
を選択して上記トラックアドレス再生手段に供給する選
択手段と、上記トラックアドレス訂正手段でトラックア
ドレスの訂正が行われた場合、次に該トラックアドレス
訂正手段でトラックアドレスの訂正が行われるまでの
間、上記訂正されたトラックアドレスの上記再グレーコ
ード化手段でグレーコード化されたアクセスコードが選
択されて出力されるように上記選択手段を制御する選択
制御手段とを有することを特徴として上述の課題を解決
する。
装置は、上記トラックアドレス訂正手段からのトラック
アドレスをグレーコード化しアクセスコードを再生して
出力する再グレーコード化手段と、上記再グレーコード
化手段からのアクセスコード及び上記再生手段からのア
クセスコードが供給され、この何れかのアクセスコード
を選択して上記トラックアドレス再生手段に供給する選
択手段と、上記トラックアドレス訂正手段でトラックア
ドレスの訂正が行われた場合、次に該トラックアドレス
訂正手段でトラックアドレスの訂正が行われるまでの
間、上記訂正されたトラックアドレスの上記再グレーコ
ード化手段でグレーコード化されたアクセスコードが選
択されて出力されるように上記選択手段を制御する選択
制御手段とを有することを特徴として上述の課題を解決
する。
【0040】
【作用】本発明に係るトラックアドレス再生装置でトラ
ックアドレスが再生される光ディスクは、複数のサーボ
エリア及び複数のデータエリアを有し、ピット位置エン
コードにより全体をグレーコード化したトラックアドレ
スを上位ワード及び下位ワードに分け、これらをアクセ
スコードとし、下位ワードのアクセスコードの頻度が上
位ワードのアクセスコードの頻度よりも高くなるように
各サーボエリアに分散して記録した光ディスクであっ
て、上記サーボエリアに、上記アクセスコードとともに
パリティ情報が記録されている。
ックアドレスが再生される光ディスクは、複数のサーボ
エリア及び複数のデータエリアを有し、ピット位置エン
コードにより全体をグレーコード化したトラックアドレ
スを上位ワード及び下位ワードに分け、これらをアクセ
スコードとし、下位ワードのアクセスコードの頻度が上
位ワードのアクセスコードの頻度よりも高くなるように
各サーボエリアに分散して記録した光ディスクであっ
て、上記サーボエリアに、上記アクセスコードとともに
パリティ情報が記録されている。
【0041】具体的には、例えば上記パリティ情報は、
最下位ワードのアクセスコードに付加され記録されてい
る。
最下位ワードのアクセスコードに付加され記録されてい
る。
【0042】本発明に係るトラックアドレス再生装置
は、このようにトラックアドレスとともにパリティ情報
が記録された光ディスクからトラックアドレスを再生す
るトラックアドレス再生装置であって、例えば記録再生
時に再生手段が、上記サーボエリアに記録されているア
クセスコード及びパリティ情報を再生する。
は、このようにトラックアドレスとともにパリティ情報
が記録された光ディスクからトラックアドレスを再生す
るトラックアドレス再生装置であって、例えば記録再生
時に再生手段が、上記サーボエリアに記録されているア
クセスコード及びパリティ情報を再生する。
【0043】トラックアドレス再生手段は、上記再生手
段により再生されたアクセスコードをグレーデコードし
てトラックアドレスを再生する。
段により再生されたアクセスコードをグレーデコードし
てトラックアドレスを再生する。
【0044】誤り検出手段は、上記再生手段により再生
されたパリティ情報に基づいて、上記トラックアドレス
再生手段により再生されたトラックアドレスの誤り検出
を行う。
されたパリティ情報に基づいて、上記トラックアドレス
再生手段により再生されたトラックアドレスの誤り検出
を行う。
【0045】トラックアドレス訂正手段は、上記誤り検
出手段で上記トラックアドレスに誤りが検出されない場
合は、上記トラックアドレス再生手段により再生された
トラックアドレスをそのまま出力し、上記誤り検出手段
で上記トラックアドレスに誤りが検出された場合、上記
トラックアドレス再生手段により再生されたトラックア
ドレスのうち、ピット位置の変化するワードが上位のト
ラックアドレスに1を加算処理或いは1を減算処理して
該トラックアドレスの訂正を行う。
出手段で上記トラックアドレスに誤りが検出されない場
合は、上記トラックアドレス再生手段により再生された
トラックアドレスをそのまま出力し、上記誤り検出手段
で上記トラックアドレスに誤りが検出された場合、上記
トラックアドレス再生手段により再生されたトラックア
ドレスのうち、ピット位置の変化するワードが上位のト
ラックアドレスに1を加算処理或いは1を減算処理して
該トラックアドレスの訂正を行う。
【0046】すなわち、上記パリティ情報は、アクセス
コードの最下位ワードに付加され記録されるため、上記
最下位ワードに誤差が生じても該パリティ情報により訂
正され、該最下位ワードのトラックアドレスに誤差は生
じない。このため、上記誤り検出手段で誤り有りと判断
された場合は、ディスク上に欠陥があるか、異常な程高
速で光ピックアップが移動しない限り、誤差はアクセス
コードの下位ワードではなく上位ワードに存在すること
となる。従って、上記トラックアドレス訂正手段は、上
記誤り検出手段で上記トラックアドレスに誤りが検出さ
れた場合、ピット位置の変化するワードが上位のトラッ
クアドレスの訂正を行う。
コードの最下位ワードに付加され記録されるため、上記
最下位ワードに誤差が生じても該パリティ情報により訂
正され、該最下位ワードのトラックアドレスに誤差は生
じない。このため、上記誤り検出手段で誤り有りと判断
された場合は、ディスク上に欠陥があるか、異常な程高
速で光ピックアップが移動しない限り、誤差はアクセス
コードの下位ワードではなく上位ワードに存在すること
となる。従って、上記トラックアドレス訂正手段は、上
記誤り検出手段で上記トラックアドレスに誤りが検出さ
れた場合、ピット位置の変化するワードが上位のトラッ
クアドレスの訂正を行う。
【0047】ここで、上記トラックアドレス訂正手段
は、1回に1トラック分の訂正を行うが、実際に1トラ
ック分の誤差があり、且つ、アクセスコードの最下位ワ
ードに誤差が無いのは、上記トラックアドレス再生手段
により再生されるアクセスコードの最下位ワードのトラ
ックアドレスが最大値か最小値の場合である。
は、1回に1トラック分の訂正を行うが、実際に1トラ
ック分の誤差があり、且つ、アクセスコードの最下位ワ
ードに誤差が無いのは、上記トラックアドレス再生手段
により再生されるアクセスコードの最下位ワードのトラ
ックアドレスが最大値か最小値の場合である。
【0048】このため、上記トラックアドレス訂正手段
は、最大値検出手段により、上記トラックアドレス再生
手段により再生されるアクセスコードの最下位ワードの
トラックアドレスが最大値である否かを検出し、該トラ
ックアドレスが最大値の場合に、上記ピット位置の変化
するワードが上位のトラックアドレスに1を加算処理し
て最小値に訂正し、該トラックアドレスが最大値でない
場合は、上記ピット位置の変化するワードが上位のトラ
ックアドレスに1を減算処理して最大値に訂正する。
は、最大値検出手段により、上記トラックアドレス再生
手段により再生されるアクセスコードの最下位ワードの
トラックアドレスが最大値である否かを検出し、該トラ
ックアドレスが最大値の場合に、上記ピット位置の変化
するワードが上位のトラックアドレスに1を加算処理し
て最小値に訂正し、該トラックアドレスが最大値でない
場合は、上記ピット位置の変化するワードが上位のトラ
ックアドレスに1を減算処理して最大値に訂正する。
【0049】或いは、上記トラックアドレス訂正手段
は、最小値検出手段により、上記トラックアドレス再生
手段により再生されるアクセスコードの最下位ワードの
トラックアドレスが最小値である否かを検出し、該トラ
ックアドレスが最小値の場合に、上記ピット位置の変化
するワードが上位のトラックアドレスに1を減算処理し
て最大値に訂正し、該トラックアドレスが最小値でない
場合は、上記ピット位置の変化するワードが上位のトラ
ックアドレスに1を加算処理して最大値に訂正する。
は、最小値検出手段により、上記トラックアドレス再生
手段により再生されるアクセスコードの最下位ワードの
トラックアドレスが最小値である否かを検出し、該トラ
ックアドレスが最小値の場合に、上記ピット位置の変化
するワードが上位のトラックアドレスに1を減算処理し
て最大値に訂正し、該トラックアドレスが最小値でない
場合は、上記ピット位置の変化するワードが上位のトラ
ックアドレスに1を加算処理して最大値に訂正する。
【0050】例えば、上記アクセスコードの最下位ワー
ドは、上記光ディスク上に1セグメント置きに記録され
る。このため、上記1セグメント置きに正確なトラック
アドレスを得ることができ、正確なトラックアドレスを
得ることができるまでの時間を短縮化することができ
る。
ドは、上記光ディスク上に1セグメント置きに記録され
る。このため、上記1セグメント置きに正確なトラック
アドレスを得ることができ、正確なトラックアドレスを
得ることができるまでの時間を短縮化することができ
る。
【0051】次に、本発明に係るトラックアドレス再生
装置は、上記トラックアドレス訂正手段からのトラック
アドレスを、再グレーコード化手段が、再グレーコード
化してアクセスコードを再生し、これを上記再生手段か
らのアクセスコードが供給されている選択手段に供給す
る。
装置は、上記トラックアドレス訂正手段からのトラック
アドレスを、再グレーコード化手段が、再グレーコード
化してアクセスコードを再生し、これを上記再生手段か
らのアクセスコードが供給されている選択手段に供給す
る。
【0052】選択制御手段は、上記トラックアドレス訂
正手段でトラックアドレスの訂正が行われた場合、次に
該トラックアドレス訂正手段でトラックアドレスの訂正
が行われるまでの間、上記訂正されたトラックアドレス
の上記再グレーコード化手段でグレーコード化されたア
クセスコードが選択されて出力されるように上記選択手
段を制御する。
正手段でトラックアドレスの訂正が行われた場合、次に
該トラックアドレス訂正手段でトラックアドレスの訂正
が行われるまでの間、上記訂正されたトラックアドレス
の上記再グレーコード化手段でグレーコード化されたア
クセスコードが選択されて出力されるように上記選択手
段を制御する。
【0053】これにより、次に該トラックアドレス訂正
手段でトラックアドレスの訂正が行われるまでの間、訂
正したトラックアドレスを出力することができるため、
さらに正確にトラックアドレスを出力することができ
る。
手段でトラックアドレスの訂正が行われるまでの間、訂
正したトラックアドレスを出力することができるため、
さらに正確にトラックアドレスを出力することができ
る。
【0054】
【実施例】以下、本発明に係るトラックアドレス再生装
置の好ましい実施例について図面を参照しながら説明す
る。
置の好ましい実施例について図面を参照しながら説明す
る。
【0055】まず、本発明に係るトラックアドレス再生
装置は、いわゆるサンプルサーボ方式の光ディスクを再
生することができる。このサンプルサーボ方式の光ディ
スクは、1つのトラックが複数のセクタで構成されてお
り、該1つのセクタは複数のセグメントから構成されて
いる。また、上記1つのセグメントは、複数のサーボエ
リア及び複数のデータエリアで構成されている。なお、
上記サーボエリアは、当該光ディスクの一周に対して例
えば1024個設けられており、このサーボエリアと次
のサーボエリアとの間が上記データエリアとなってい
る。
装置は、いわゆるサンプルサーボ方式の光ディスクを再
生することができる。このサンプルサーボ方式の光ディ
スクは、1つのトラックが複数のセクタで構成されてお
り、該1つのセクタは複数のセグメントから構成されて
いる。また、上記1つのセグメントは、複数のサーボエ
リア及び複数のデータエリアで構成されている。なお、
上記サーボエリアは、当該光ディスクの一周に対して例
えば1024個設けられており、このサーボエリアと次
のサーボエリアとの間が上記データエリアとなってい
る。
【0056】図1において、上記サーボエリア1には、
例えば15ビットのトラックアドレスのうち第0ビット
〜第2ビット,第3ビット〜第5ビット,第6ビット〜
第8ビット,第9ビット〜第11ビット,第12ビット
〜第14ビットの何れか3ビットを示すアクセスコード
2,上記トラックアドレスの第0ビット〜第2ビットを
示すアクセスコード2に付加されて記録されたパリティ
情報3及びサーボパターン4が順に記録されている。
例えば15ビットのトラックアドレスのうち第0ビット
〜第2ビット,第3ビット〜第5ビット,第6ビット〜
第8ビット,第9ビット〜第11ビット,第12ビット
〜第14ビットの何れか3ビットを示すアクセスコード
2,上記トラックアドレスの第0ビット〜第2ビットを
示すアクセスコード2に付加されて記録されたパリティ
情報3及びサーボパターン4が順に記録されている。
【0057】上記アクセスコード2は、上記第0ビット
〜第2ビットのトラックアドレスを示す最下位(LS
B)ワード,第3ビット〜第5ビットのトラックアドレ
スを示す4SBワード,第6ビット〜第8ビットのトラ
ックアドレスを示す3SBワード,第9ビット〜第11
ビットのトラックアドレスを示す2SBワード及び第1
2ビット〜第14ビットのトラックアドレスを示す最上
位(MSB)ワードの計5ワードに分割され、ディスク
上に分散されて記録されている。
〜第2ビットのトラックアドレスを示す最下位(LS
B)ワード,第3ビット〜第5ビットのトラックアドレ
スを示す4SBワード,第6ビット〜第8ビットのトラ
ックアドレスを示す3SBワード,第9ビット〜第11
ビットのトラックアドレスを示す2SBワード及び第1
2ビット〜第14ビットのトラックアドレスを示す最上
位(MSB)ワードの計5ワードに分割され、ディスク
上に分散されて記録されている。
【0058】また、上記アクセスコード2は、上記MS
Bワードが奇数であるか偶数であるかにより、その下位
ワードの変換を異にしている。
Bワードが奇数であるか偶数であるかにより、その下位
ワードの変換を異にしている。
【0059】すなわち、例えば上記MSBワードが奇数
ワードである場合、上記LSBワードを図2(a)に示
す例えば8進の正論理のグレーコード(2out of8)と
して記録し、上記MSBワードが偶数ワードである場
合、上記LSBワードを同図(b)に示す8進の負論理
のグレーコードとして記録している。
ワードである場合、上記LSBワードを図2(a)に示
す例えば8進の正論理のグレーコード(2out of8)と
して記録し、上記MSBワードが偶数ワードである場
合、上記LSBワードを同図(b)に示す8進の負論理
のグレーコードとして記録している。
【0060】そして、このようにグレーコード化された
アクセスコード2は、図14に示すような0〜7の計8
つの記録位置に分けられて記録されることにより、全体
的にもグレーコード化されて記録されている。(ピット
位置コーディング)。
アクセスコード2は、図14に示すような0〜7の計8
つの記録位置に分けられて記録されることにより、全体
的にもグレーコード化されて記録されている。(ピット
位置コーディング)。
【0061】このように上記アクセスコード2をグレー
コード化してディスク上に記録すると、該アクセスコー
ド2のMSBワード〜LSBワードは、それぞれ図3に
示すようなピット模様となる。なお、実際には、上記ア
クセスコード2は、上記ピット位置コーディングにより
エンボスピットで記録されるが、この図3においては分
かり易くするために上記グレーコード化されたアクセス
コードで示されている。
コード化してディスク上に記録すると、該アクセスコー
ド2のMSBワード〜LSBワードは、それぞれ図3に
示すようなピット模様となる。なお、実際には、上記ア
クセスコード2は、上記ピット位置コーディングにより
エンボスピットで記録されるが、この図3においては分
かり易くするために上記グレーコード化されたアクセス
コードで示されている。
【0062】次に図15において、上記グレーコード化
されたアクセスコード2は、下位ワードの頻度が上位ワ
ードの頻度よりも高くなるように記録されている。具体
的には、上記アクセスコード2は、例えばそのLSBワ
ードが1セグメント置きに,4SBワードが4セグメン
ト置きに、3SBワードが8セグメント置きに、2SB
ワードが16セグメント置きに、MSBワードが32セ
グメント置きに現れるように記録されている。
されたアクセスコード2は、下位ワードの頻度が上位ワ
ードの頻度よりも高くなるように記録されている。具体
的には、上記アクセスコード2は、例えばそのLSBワ
ードが1セグメント置きに,4SBワードが4セグメン
ト置きに、3SBワードが8セグメント置きに、2SB
ワードが16セグメント置きに、MSBワードが32セ
グメント置きに現れるように記録されている。
【0063】また、図3に示すように、上記1セグメン
ト置きに記録されているLSBワードには、それぞれ上
記パリティ情報3が付加され記録されており、後に説明
するが、このパリティ情報3により、2セグメント毎の
誤り訂正を可能としている。
ト置きに記録されているLSBワードには、それぞれ上
記パリティ情報3が付加され記録されており、後に説明
するが、このパリティ情報3により、2セグメント毎の
誤り訂正を可能としている。
【0064】上記サーボパターン4は、クロックの同期
をとるためのクロックピット5と、トラッキングエラー
信号等を得るための、トラック中心に対してそれぞれ外
周側及び内周側に偏位した一対のウォブルピット6とで
形成されている。
をとるためのクロックピット5と、トラッキングエラー
信号等を得るための、トラック中心に対してそれぞれ外
周側及び内周側に偏位した一対のウォブルピット6とで
形成されている。
【0065】次に、このようにグレーコード化され記録
されているアクセスコードからトラックアドレスを再生
する本発明の第1の実施例に係るトラックアドレス再生
装置は、図4に示すように上記光ディスクのサーボエリ
ア1にエンボスピットとして記録されているアクセスコ
ード2,パリティ情報3及びサーボパターン4等のピッ
ト位置を検出するピット位置検出部18と、上記サーボ
エリア1を検出し、このサーボエリア1に記録されてい
るアクセスコード2を再生するアクセスコード再生部1
9と、上記アクセスコード再生部19により再生された
アクセスコード2からトラックアドレスを再生するグレ
ーデコード部20(トラックアドレス再生手段)と、上
記グレーデコード部20により再生されたトラックアド
レスを、上記パリティ情報3に基づいて訂正するアドレ
ス訂正部21(トラックアドレス訂正手段)とで構成さ
れている。
されているアクセスコードからトラックアドレスを再生
する本発明の第1の実施例に係るトラックアドレス再生
装置は、図4に示すように上記光ディスクのサーボエリ
ア1にエンボスピットとして記録されているアクセスコ
ード2,パリティ情報3及びサーボパターン4等のピッ
ト位置を検出するピット位置検出部18と、上記サーボ
エリア1を検出し、このサーボエリア1に記録されてい
るアクセスコード2を再生するアクセスコード再生部1
9と、上記アクセスコード再生部19により再生された
アクセスコード2からトラックアドレスを再生するグレ
ーデコード部20(トラックアドレス再生手段)と、上
記グレーデコード部20により再生されたトラックアド
レスを、上記パリティ情報3に基づいて訂正するアドレ
ス訂正部21(トラックアドレス訂正手段)とで構成さ
れている。
【0066】上記ピット位置検出部18は、上記アクセ
スコード2,パリティ情報3及びサーボパターン4等の
再生信号(RF信号)をデジタル化して出力するA/D
変換器23と、上記A/D変換器23からの再生データ
の最大値が記憶される第1のレジスタ24と、上記A/
D変換器23からの現在の再生データの値及び上記第1
のレジスタ24からの再生データを比較し、この比較出
力を上記タイミングコントローラ26に供給する比較器
25とで構成されている。
スコード2,パリティ情報3及びサーボパターン4等の
再生信号(RF信号)をデジタル化して出力するA/D
変換器23と、上記A/D変換器23からの再生データ
の最大値が記憶される第1のレジスタ24と、上記A/
D変換器23からの現在の再生データの値及び上記第1
のレジスタ24からの再生データを比較し、この比較出
力を上記タイミングコントローラ26に供給する比較器
25とで構成されている。
【0067】上記アクセスコード再生部19は、上記タ
イミングコントローラ26からの、上記アクセスコード
2の記録開始位置であることを示す反転インヒビットデ
ータ(反転INIT)によりカウントを開始し、0〜7
のカウントを行うカウンタ27と、上記タイミングコン
トローラ26からの反転イネーブルデータ(反転EN)
により上記カウンタ27からのカウント値がロードさ
れ、上記カウント値に応じた例えばそれぞれ3ビットの
アクセスコード2のMSBワード,2SBワード,3S
Bワード,4SBワード,LSBワードの値(C2,C
1,C0)及び1ビットのパリティ(C0)を出力する
第2のレジスタ28とで構成されている。
イミングコントローラ26からの、上記アクセスコード
2の記録開始位置であることを示す反転インヒビットデ
ータ(反転INIT)によりカウントを開始し、0〜7
のカウントを行うカウンタ27と、上記タイミングコン
トローラ26からの反転イネーブルデータ(反転EN)
により上記カウンタ27からのカウント値がロードさ
れ、上記カウント値に応じた例えばそれぞれ3ビットの
アクセスコード2のMSBワード,2SBワード,3S
Bワード,4SBワード,LSBワードの値(C2,C
1,C0)及び1ビットのパリティ(C0)を出力する
第2のレジスタ28とで構成されている。
【0068】なお、上記ピット位置検出部18,アクセ
スコード再生部19及びタイミングコントローラ26で
再生手段を構成している。
スコード再生部19及びタイミングコントローラ26で
再生手段を構成している。
【0069】上記グレーデコード部20は,上記第2の
レジスタ28からのアクセスコード2のMSBワード,
2SBワード,3SBワード,4SBワード,LSBワ
ードの値及びパリティ情報3が、それぞれ上記タイミン
グコントローラ26からの反転MSBイネーブルデータ
(反転MSB),反転2SBイネーブルデータ(反転2
SB),反転3SBイネーブルデータ(反転3SB),
反転4SBイネーブルデータ(反転4SB),反転LS
Bイネーブルデータ(反転LSB)及び反転PTYイネ
ーブルデータ(反転PTY)によりロードされる第3〜
8のレジスタ29〜34を有している。
レジスタ28からのアクセスコード2のMSBワード,
2SBワード,3SBワード,4SBワード,LSBワ
ードの値及びパリティ情報3が、それぞれ上記タイミン
グコントローラ26からの反転MSBイネーブルデータ
(反転MSB),反転2SBイネーブルデータ(反転2
SB),反転3SBイネーブルデータ(反転3SB),
反転4SBイネーブルデータ(反転4SB),反転LS
Bイネーブルデータ(反転LSB)及び反転PTYイネ
ーブルデータ(反転PTY)によりロードされる第3〜
8のレジスタ29〜34を有している。
【0070】また、上記グレーデコード部20は、上記
第3のレジスタ29から出力される上記3ビットのMS
Bワードの第1ビットと、上記第4のレジスタ30から
出力される2SBワードの第1〜第3ビットとの排他的
論理和をそれぞれとることにより、上記2SBワードを
グレーデコードする第1〜第3のエクスクルーシブ・オ
アゲート(EXORゲート)30a〜30cと、上記第
3のEXORゲート30cからの出力と、上記第5のレ
ジスタ31から出力される3SBワードの第1〜第3ビ
ットとの排他的論理和をそれぞれとることにより、上記
3SBワードをグレーデコードする第4〜第6のEXO
Rゲート31a〜31cとを有している。
第3のレジスタ29から出力される上記3ビットのMS
Bワードの第1ビットと、上記第4のレジスタ30から
出力される2SBワードの第1〜第3ビットとの排他的
論理和をそれぞれとることにより、上記2SBワードを
グレーデコードする第1〜第3のエクスクルーシブ・オ
アゲート(EXORゲート)30a〜30cと、上記第
3のEXORゲート30cからの出力と、上記第5のレ
ジスタ31から出力される3SBワードの第1〜第3ビ
ットとの排他的論理和をそれぞれとることにより、上記
3SBワードをグレーデコードする第4〜第6のEXO
Rゲート31a〜31cとを有している。
【0071】また、上記グレーデコード部20は、上記
第6のEXORゲート31cからの出力と、上記第6の
レジスタ32から出力される4SBワードの第1〜第3
ビットとの排他的論理和をそれぞれとることにより、上
記4SBワードをグレーデコードする第7〜第9のEX
ORゲート32a〜32cと、上記第9のEXORゲー
ト32cからの出力と、上記第7のレジスタ33から出
力されるLSBワードの第1〜第3ビットとの排他的論
理和をそれぞれとることにより、上記LSBワードをグ
レーデコードする第10〜第12のEXORゲート33
a〜33cとを有している。
第6のEXORゲート31cからの出力と、上記第6の
レジスタ32から出力される4SBワードの第1〜第3
ビットとの排他的論理和をそれぞれとることにより、上
記4SBワードをグレーデコードする第7〜第9のEX
ORゲート32a〜32cと、上記第9のEXORゲー
ト32cからの出力と、上記第7のレジスタ33から出
力されるLSBワードの第1〜第3ビットとの排他的論
理和をそれぞれとることにより、上記LSBワードをグ
レーデコードする第10〜第12のEXORゲート33
a〜33cとを有している。
【0072】また、上記グレーデコード部20は、上記
第12のEXORゲート33cの出力と、上記第8のレ
ジスタ34から出力されるパリティとの排他的論理和を
とることにより、上記LSBワードのパリティチェック
を行う第13のEXORゲート41(誤り検出手段)
と、上記第10〜第12のEXORゲート33a〜33
cによりグレーデコードされた上記LSBワードの最大
値が7の場合にアクティブとなるANDゲート42(最
大値検出手段)とを有している。
第12のEXORゲート33cの出力と、上記第8のレ
ジスタ34から出力されるパリティとの排他的論理和を
とることにより、上記LSBワードのパリティチェック
を行う第13のEXORゲート41(誤り検出手段)
と、上記第10〜第12のEXORゲート33a〜33
cによりグレーデコードされた上記LSBワードの最大
値が7の場合にアクティブとなるANDゲート42(最
大値検出手段)とを有している。
【0073】上記アドレス訂正部21は、上記ANDゲ
ート42からの出力がアクティブの場合に15ビットの
+1データ(000000000000001 )を出力し、該ANDゲ
ート42からの出力がアクティブでない場合に15ビッ
トの−1データ(111111111111111 )を出力する第1の
セレクタ43と、上記グレーデコード部20によりグレ
ーデコードされた15ビットのトラックアドレスと、上
記第1のセレクタ43からの+1データ或いは−1デー
タとを加算処理することにより訂正トラックアドレスを
形成して出力する加算器46とを有している。
ート42からの出力がアクティブの場合に15ビットの
+1データ(000000000000001 )を出力し、該ANDゲ
ート42からの出力がアクティブでない場合に15ビッ
トの−1データ(111111111111111 )を出力する第1の
セレクタ43と、上記グレーデコード部20によりグレ
ーデコードされた15ビットのトラックアドレスと、上
記第1のセレクタ43からの+1データ或いは−1デー
タとを加算処理することにより訂正トラックアドレスを
形成して出力する加算器46とを有している。
【0074】また、上記アドレス訂正部21は、上記グ
レーデコード部20からのトラックアドレス及び上記加
算器46からの訂正トラックアドレスが供給されてお
り、上記第13のEXORゲート41におけるパリティ
チェックにより誤りが検出された場合、すなわち、上記
第13のEXORゲート41の出力がアクティブとなっ
た場合に上記訂正トラックアドレスを選択して出力し、
上記EXORゲート41がパッシブとなった場合に上記
グレーデコード部20からのトラックアドレスを選択し
て出力する第2のセレクタ47を有している。
レーデコード部20からのトラックアドレス及び上記加
算器46からの訂正トラックアドレスが供給されてお
り、上記第13のEXORゲート41におけるパリティ
チェックにより誤りが検出された場合、すなわち、上記
第13のEXORゲート41の出力がアクティブとなっ
た場合に上記訂正トラックアドレスを選択して出力し、
上記EXORゲート41がパッシブとなった場合に上記
グレーデコード部20からのトラックアドレスを選択し
て出力する第2のセレクタ47を有している。
【0075】次に、上述の光ディスクに記録されたトラ
ックアドレスを、上記トラックアドレス再生装置で再生
する場合の動作説明をする。
ックアドレスを、上記トラックアドレス再生装置で再生
する場合の動作説明をする。
【0076】まず、記録時或いは再生時となると、上記
光ディスクがスピンドルモータにより例えば角速度一定
で回転駆動され、該ディスク上の上記アクセスコード
2,パリティ情報3,サーボパターン4等のデータが再
生され、これがRF信号として図4に示すピット位置検
出部18の入力端子22を介してA/D変換器23に供
給される。
光ディスクがスピンドルモータにより例えば角速度一定
で回転駆動され、該ディスク上の上記アクセスコード
2,パリティ情報3,サーボパターン4等のデータが再
生され、これがRF信号として図4に示すピット位置検
出部18の入力端子22を介してA/D変換器23に供
給される。
【0077】上記A/D変換器23には、例えばタイミ
ングコントローラ26からのシステムクロックが供給さ
れており、このシステムクロックに基づいて上記RF信
号のサンプリングを行い、該RF信号をデジタル化して
RFデータを形成し、これを第1のレジスタ24及び比
較器25に供給する。
ングコントローラ26からのシステムクロックが供給さ
れており、このシステムクロックに基づいて上記RF信
号のサンプリングを行い、該RF信号をデジタル化して
RFデータを形成し、これを第1のレジスタ24及び比
較器25に供給する。
【0078】上記タイミングコントローラ26は、上記
アクセスコード2の上記RF信号が上記A/D変換器2
3に供給されるタイミングで上記第1のレジスタ24に
反転イネーブルデータ(反転ENデータ)を供給し、該
第1のレジスタ24を強制的にロード状態に制御する。
これにより、上記アクセスコード2のRFデータが上記
第1レジスタ24にロードされる。この第1のレジスタ
24にロードされたRFデータは、比較器25に供給さ
れる。
アクセスコード2の上記RF信号が上記A/D変換器2
3に供給されるタイミングで上記第1のレジスタ24に
反転イネーブルデータ(反転ENデータ)を供給し、該
第1のレジスタ24を強制的にロード状態に制御する。
これにより、上記アクセスコード2のRFデータが上記
第1レジスタ24にロードされる。この第1のレジスタ
24にロードされたRFデータは、比較器25に供給さ
れる。
【0079】上記比較器25は、現在のRFデータと、
上記第1のレジスタ24からのRFデータとを比較し、
この比較出力を上記タイミングコントローラ26に供給
する。
上記第1のレジスタ24からのRFデータとを比較し、
この比較出力を上記タイミングコントローラ26に供給
する。
【0080】上記タイミングコントローラ26は、上記
比較出力が、上記第1のレジスタ24からのRFデータ
よりも現在のRFデータの方が大きいことを示している
場合、上記第1のレジスタ24に上記反転ENデータを
供給する。上記タイミングコントローラ26は、上記ア
クセスコード2の上記RF信号が上記A/D変換器23
に供給される間、このような動作を繰り返す。これによ
り、上記第1のレジスタ24には、上記アクセスコード
2のRFデータの最大値、すなわち、該アクセスコード
2の再生波形の最大値を示すRFデータが蓄えられるこ
ととなる。
比較出力が、上記第1のレジスタ24からのRFデータ
よりも現在のRFデータの方が大きいことを示している
場合、上記第1のレジスタ24に上記反転ENデータを
供給する。上記タイミングコントローラ26は、上記ア
クセスコード2の上記RF信号が上記A/D変換器23
に供給される間、このような動作を繰り返す。これによ
り、上記第1のレジスタ24には、上記アクセスコード
2のRFデータの最大値、すなわち、該アクセスコード
2の再生波形の最大値を示すRFデータが蓄えられるこ
ととなる。
【0081】一方、アクセスコード再生部19のカウン
タ27は、上記8つの位置別に記録されているアクセス
コード2を0〜7までカウントし、このカウント値を第
2のレジスタ28に供給する。
タ27は、上記8つの位置別に記録されているアクセス
コード2を0〜7までカウントし、このカウント値を第
2のレジスタ28に供給する。
【0082】上記第2のレジスタ28には、上記第1の
レジスタ24に供給される反転ENデータが供給されて
おり,この反転ENデータにより上記カウンタ27から
のカウント値がロードされるようになっている。このた
め、上記カウンタ27からのカウント値は、上記アクセ
スコード2のRFデータの最大値が検出されるタイミン
グで、すなわち、上記アクセスコード2の正確なピット
位置が検出されるタイミングで上記第2のレジスタ28
にロードされることとなる。
レジスタ24に供給される反転ENデータが供給されて
おり,この反転ENデータにより上記カウンタ27から
のカウント値がロードされるようになっている。このた
め、上記カウンタ27からのカウント値は、上記アクセ
スコード2のRFデータの最大値が検出されるタイミン
グで、すなわち、上記アクセスコード2の正確なピット
位置が検出されるタイミングで上記第2のレジスタ28
にロードされることとなる。
【0083】上記第2のレジスタ28は、上記カウント
値がロードされると、このロードされたカウント値に応
じた例えばそれぞれ3ビットを有する、上記アクセスコ
ード2のMSBワード,2SBワード,3SBワード,
4SBワード,LSBワードの値(C2,C1,C0)
及び1ビットのパリティ(C0)を出力する。
値がロードされると、このロードされたカウント値に応
じた例えばそれぞれ3ビットを有する、上記アクセスコ
ード2のMSBワード,2SBワード,3SBワード,
4SBワード,LSBワードの値(C2,C1,C0)
及び1ビットのパリティ(C0)を出力する。
【0084】上記タイミングコントローラ26は、上記
第2のレジスタ28から上記アクセスコード2のMSB
ワード(C0,C1,C2)が出力される場合、出力端
子48を介して反転ENMSBデータを出力する。この
反転ENMSBデータは、入力端子35を介して第3の
レジスタ29に供給される。
第2のレジスタ28から上記アクセスコード2のMSB
ワード(C0,C1,C2)が出力される場合、出力端
子48を介して反転ENMSBデータを出力する。この
反転ENMSBデータは、入力端子35を介して第3の
レジスタ29に供給される。
【0085】また、上記第2のレジスタ28から上記ア
クセスコード2の2SBワード(C0,C1,C2)が
出力される場合、出力端子48を介して反転EN2SB
データを出力する。この反転EN2SBデータは、入力
端子36を介して第4のレジスタ30に供給される。
クセスコード2の2SBワード(C0,C1,C2)が
出力される場合、出力端子48を介して反転EN2SB
データを出力する。この反転EN2SBデータは、入力
端子36を介して第4のレジスタ30に供給される。
【0086】また、上記第2のレジスタ28から上記ア
クセスコード2の3SBワード(C0,C1,C2)が
出力される場合、出力端子48を介して反転EN3SB
データを出力する。この反転EN3SBデータは、入力
端子37を介して第5のレジスタ31に供給される。
クセスコード2の3SBワード(C0,C1,C2)が
出力される場合、出力端子48を介して反転EN3SB
データを出力する。この反転EN3SBデータは、入力
端子37を介して第5のレジスタ31に供給される。
【0087】また、上記第2のレジスタ28から上記ア
クセスコード2の4SBワード(C0,C1,C2)が
出力される場合、出力端子48を介して反転EN4SB
データを出力する。この反転EN4SBデータは、入力
端子38を介して第6のレジスタ32に供給される。
クセスコード2の4SBワード(C0,C1,C2)が
出力される場合、出力端子48を介して反転EN4SB
データを出力する。この反転EN4SBデータは、入力
端子38を介して第6のレジスタ32に供給される。
【0088】また、上記第2のレジスタ28から上記ア
クセスコード2のLSBワード(C0,C1,C2)が
出力される場合、出力端子48を介して反転ENLSB
データを出力する。この反転ENLSBデータは、入力
端子39を介して第7のレジスタ33に供給される。
クセスコード2のLSBワード(C0,C1,C2)が
出力される場合、出力端子48を介して反転ENLSB
データを出力する。この反転ENLSBデータは、入力
端子39を介して第7のレジスタ33に供給される。
【0089】また、上記第2のレジスタ28から上記パ
リティ情報3(1ビットのデータであるC0)が出力さ
れる場合、出力端子48を介して反転ENPTYデータ
を出力する。この反転ENPTYデータは、入力端子4
0を介して第8のレジスタ34に供給される。
リティ情報3(1ビットのデータであるC0)が出力さ
れる場合、出力端子48を介して反転ENPTYデータ
を出力する。この反転ENPTYデータは、入力端子4
0を介して第8のレジスタ34に供給される。
【0090】これにより、上記第3〜第7のレジスタ2
9〜33には、それぞれ上記アクセスコード2のMSB
ワード〜LSBワードがロードされ、上記第8のレジス
タ34には、パリティ情報3がロードされる。
9〜33には、それぞれ上記アクセスコード2のMSB
ワード〜LSBワードがロードされ、上記第8のレジス
タ34には、パリティ情報3がロードされる。
【0091】上記第3のレジスタ29にロードされた上
記MSBワードは、そのまま出力され、例えば全15ビ
ットのトラックアドレスの第14,第13,第12ビッ
ト(A14,A13,A12)とされる。
記MSBワードは、そのまま出力され、例えば全15ビ
ットのトラックアドレスの第14,第13,第12ビッ
ト(A14,A13,A12)とされる。
【0092】上記第4のレジスタ30にロードされた上
記2SBワードの各ビットのデータは、それぞれEXO
Rゲート30a〜30cにおいて、上記第3のレジスタ
29から出力される第12ビットのデータとの排他的論
理和がとられ、グレーデコードされ、上記トラックアド
レスの第11,第10,第9ビット(A11,A10,
A9)とされる。
記2SBワードの各ビットのデータは、それぞれEXO
Rゲート30a〜30cにおいて、上記第3のレジスタ
29から出力される第12ビットのデータとの排他的論
理和がとられ、グレーデコードされ、上記トラックアド
レスの第11,第10,第9ビット(A11,A10,
A9)とされる。
【0093】上記第5のレジスタ31にロードされた上
記3SBワードの各ビットのデータは、それぞれEXO
Rゲート31a〜31cにおいて、上記第4のレジスタ
30から出力される第9ビットのデータとの排他的論理
和がとられ、グレーデコードされ、上記トラックアドレ
スの第8,第7,第6ビット(A8,A7,A6)とさ
れる。
記3SBワードの各ビットのデータは、それぞれEXO
Rゲート31a〜31cにおいて、上記第4のレジスタ
30から出力される第9ビットのデータとの排他的論理
和がとられ、グレーデコードされ、上記トラックアドレ
スの第8,第7,第6ビット(A8,A7,A6)とさ
れる。
【0094】上記第6のレジスタ32にロードされた上
記4SBワードの各ビットのデータは、それぞれEXO
Rゲート32a〜32cにおいて、上記第5のレジスタ
31から出力される第6ビットのデータとの排他的論理
和がとられ、グレーデコードされ、上記トラックアドレ
スの第5,第4,第3ビット(A5,A4,A3)とさ
れる。
記4SBワードの各ビットのデータは、それぞれEXO
Rゲート32a〜32cにおいて、上記第5のレジスタ
31から出力される第6ビットのデータとの排他的論理
和がとられ、グレーデコードされ、上記トラックアドレ
スの第5,第4,第3ビット(A5,A4,A3)とさ
れる。
【0095】上記第7のレジスタ33にロードされた上
記LSBワードの各ビットのデータは、それぞれEXO
Rゲート33a〜33cにおいて、上記第6のレジスタ
32から出力される第3ビットのデータとの排他的論理
和がとられ、グレーデコードされ、上記トラックアドレ
スの第2,第1,第0ビット(A2,A1,A0)とさ
れる。
記LSBワードの各ビットのデータは、それぞれEXO
Rゲート33a〜33cにおいて、上記第6のレジスタ
32から出力される第3ビットのデータとの排他的論理
和がとられ、グレーデコードされ、上記トラックアドレ
スの第2,第1,第0ビット(A2,A1,A0)とさ
れる。
【0096】上記グレーデコードは、具体的には、例え
ば上記MSBワードの最下位ビット(上記第12ビッ
ト)が偶数の場合、上記第4のレジスタ30からの上記
2SBワードがそのまま上記EXORゲート30a〜3
0cを介して出力され、該MSBワードの最下位ビット
が奇数の場合、上記第4のレジスタ30からの上記2S
Bワードの補数が上記EXORゲート30a〜30cを
介して出力される。
ば上記MSBワードの最下位ビット(上記第12ビッ
ト)が偶数の場合、上記第4のレジスタ30からの上記
2SBワードがそのまま上記EXORゲート30a〜3
0cを介して出力され、該MSBワードの最下位ビット
が奇数の場合、上記第4のレジスタ30からの上記2S
Bワードの補数が上記EXORゲート30a〜30cを
介して出力される。
【0097】また、上記2SBワードの最下位ビット
(上記第9ビット)が偶数の場合、上記第5のレジスタ
31からの上記3SBワードがそのまま上記EXORゲ
ート31a〜31cを介して出力され、該2SBワード
の最下位ビットが奇数の場合、上記第5のレジスタ31
からの上記3SBワードの補数が上記EXORゲート3
1a〜31cを介して出力される。
(上記第9ビット)が偶数の場合、上記第5のレジスタ
31からの上記3SBワードがそのまま上記EXORゲ
ート31a〜31cを介して出力され、該2SBワード
の最下位ビットが奇数の場合、上記第5のレジスタ31
からの上記3SBワードの補数が上記EXORゲート3
1a〜31cを介して出力される。
【0098】以下、同じようにして上記EXORゲート
32a〜32c及び33a〜33cにおいて、グレーデ
コードが行われ、上記A0〜A14の全15ビットのト
ラックアドレスが再生される。このトラックアドレス
は、加算器46及び第2のセレクタ47に供給される。
32a〜32c及び33a〜33cにおいて、グレーデ
コードが行われ、上記A0〜A14の全15ビットのト
ラックアドレスが再生される。このトラックアドレス
は、加算器46及び第2のセレクタ47に供給される。
【0099】また、上記EXORゲート33a〜33c
の出力は、それぞれANDゲート42に供給される。上
記ANDゲート42は、上記各EXORゲート33a〜
33cから供給される上記アクセスコード2のLSBワ
ードを形成する第0〜第2ビットのトラックアドレスの
うち、最大値のビット(MAX)を検出する。そして、
上記ANDゲート42は、上記最大値が7の場合にのみ
アクティブとなる。このANDゲート42の出力は、第
1のセレクタ43に供給される。
の出力は、それぞれANDゲート42に供給される。上
記ANDゲート42は、上記各EXORゲート33a〜
33cから供給される上記アクセスコード2のLSBワ
ードを形成する第0〜第2ビットのトラックアドレスの
うち、最大値のビット(MAX)を検出する。そして、
上記ANDゲート42は、上記最大値が7の場合にのみ
アクティブとなる。このANDゲート42の出力は、第
1のセレクタ43に供給される。
【0100】上記第1のセレクタ43には、入力端子4
4を介して15ビットの+1データ(00000000000000
1)及び入力端子45を介して15ビットの−1データ
(111111111111111)が供給されている。本実施例に係
るトラックアドレス再生装置では、上記トラックアドレ
スの訂正を1トラック毎に行うようになっているが、実
際に1トラック分のずれが生じており、且つ、LSBワ
ードに誤差がないのは、該LSBワードの値が7(最大
値)か0(最小値)の場合だけである。このため、上記
LSBワードの値が7の場合は、上記グレーデコードさ
れたトラックアドレスに1を加算処理して0となるよう
に訂正し、該LSBワードが0の場合は、上記トラック
アドレスに1を減算処理して7となるように訂正する。
4を介して15ビットの+1データ(00000000000000
1)及び入力端子45を介して15ビットの−1データ
(111111111111111)が供給されている。本実施例に係
るトラックアドレス再生装置では、上記トラックアドレ
スの訂正を1トラック毎に行うようになっているが、実
際に1トラック分のずれが生じており、且つ、LSBワ
ードに誤差がないのは、該LSBワードの値が7(最大
値)か0(最小値)の場合だけである。このため、上記
LSBワードの値が7の場合は、上記グレーデコードさ
れたトラックアドレスに1を加算処理して0となるよう
に訂正し、該LSBワードが0の場合は、上記トラック
アドレスに1を減算処理して7となるように訂正する。
【0101】すなわち、上記第1のセレクタ43は、上
記ANDゲート42の出力がアクティブとなった場合
(上記第0〜第2ビットのトラックアドレスのうち、最
大値のビットが7の場合)に上記+1データを選択し、
これを上記加算器46に供給し、上記ANDゲート42
の出力がアクティブ以外の場合に、(16ビット目は無
視する構成となっているため)上記−1データを選択
し、これを上記加算器46に供給する。
記ANDゲート42の出力がアクティブとなった場合
(上記第0〜第2ビットのトラックアドレスのうち、最
大値のビットが7の場合)に上記+1データを選択し、
これを上記加算器46に供給し、上記ANDゲート42
の出力がアクティブ以外の場合に、(16ビット目は無
視する構成となっているため)上記−1データを選択
し、これを上記加算器46に供給する。
【0102】上記加算器46は、上記+1データ或いは
−1データに、上記グレーデコードされたトラックアド
レスを加算することにより、該グレーデコードされたト
ラックアドレスの訂正を行い、これを訂正トラックアド
レスとして上記第2のセレクタ47に供給する。
−1データに、上記グレーデコードされたトラックアド
レスを加算することにより、該グレーデコードされたト
ラックアドレスの訂正を行い、これを訂正トラックアド
レスとして上記第2のセレクタ47に供給する。
【0103】一方、上記トラックアドレスの最下位ビッ
ト(LSB)である上記EXORゲート33cの出力
は、EXORゲート41において、第8のレジスタ34
から出力されるパリティによりパリティチェックされ
る。上記EXORゲート41の出力は、上記パリティチ
ェックにより誤りがあった場合にのみアクティブとな
り、誤りが無い場合はパッシブとなる。このEXORゲ
ート41からの出力は、第2のセレクタ47に供給され
る。
ト(LSB)である上記EXORゲート33cの出力
は、EXORゲート41において、第8のレジスタ34
から出力されるパリティによりパリティチェックされ
る。上記EXORゲート41の出力は、上記パリティチ
ェックにより誤りがあった場合にのみアクティブとな
り、誤りが無い場合はパッシブとなる。このEXORゲ
ート41からの出力は、第2のセレクタ47に供給され
る。
【0104】上述のように、上記パリティ情報3は上記
LSBワードに付加されているため、該LSBワードに
は誤差は生じない。従って、上記パリティチェックで誤
りがあると判断された場合は、ディスク上に欠陥がある
か、異常な程高速で光ピックアップが移動した場合を除
き、誤差はアクセスコード2の4SBワードより上位の
ワードに存在することとなる。
LSBワードに付加されているため、該LSBワードに
は誤差は生じない。従って、上記パリティチェックで誤
りがあると判断された場合は、ディスク上に欠陥がある
か、異常な程高速で光ピックアップが移動した場合を除
き、誤差はアクセスコード2の4SBワードより上位の
ワードに存在することとなる。
【0105】このため、上記第2のセレクタ47は、上
記EXORゲート41からの出力がアクティブとなった
場合(パリティチェックにより誤りがあった場合)に、
上記加算器46からの訂正トラックアドレスを選択し、
これを出力端子49を介して出力し、上記EXORゲー
ト41からの出力がパッシブとなった場合(パリティチ
ェックにより誤りが無い場合)に、上記グレーデコード
されたトラックアドレスを選択し、これを上記出力端子
49を介して出力する。
記EXORゲート41からの出力がアクティブとなった
場合(パリティチェックにより誤りがあった場合)に、
上記加算器46からの訂正トラックアドレスを選択し、
これを出力端子49を介して出力し、上記EXORゲー
ト41からの出力がパッシブとなった場合(パリティチ
ェックにより誤りが無い場合)に、上記グレーデコード
されたトラックアドレスを選択し、これを上記出力端子
49を介して出力する。
【0106】上述のように、上記パリティ情報3は、デ
ィスク上に1セグメント置きに記録されているLSBワ
ードに付加されている。このため、2セグメント毎に誤
り訂正を行うことができ、該誤りの生じたトラックアド
レスを訂正して正確なトラックアドレスを出力すること
ができる。また、シーク時にも正確なアドレスを検出す
ることができ、シークの高速化を図ることができる。
ィスク上に1セグメント置きに記録されているLSBワ
ードに付加されている。このため、2セグメント毎に誤
り訂正を行うことができ、該誤りの生じたトラックアド
レスを訂正して正確なトラックアドレスを出力すること
ができる。また、シーク時にも正確なアドレスを検出す
ることができ、シークの高速化を図ることができる。
【0107】なお、高速シーク等により、トラックアド
レス誤差の訂正限界以上の速度で光ピックアップがトラ
ックを横切る場合、訂正不能或いは誤訂正する可能性も
あるが、この誤差量は、問題となる大きさではない。ま
た、トラックアドレス誤差の訂正限界以下の速度で光ピ
ックアップがトラックを横切る場合、アクセスコード2
のLSBワードが0と7以外の値ではパリティチェック
されないため、これも上述の回路構成で問題とはならな
い。
レス誤差の訂正限界以上の速度で光ピックアップがトラ
ックを横切る場合、訂正不能或いは誤訂正する可能性も
あるが、この誤差量は、問題となる大きさではない。ま
た、トラックアドレス誤差の訂正限界以下の速度で光ピ
ックアップがトラックを横切る場合、アクセスコード2
のLSBワードが0と7以外の値ではパリティチェック
されないため、これも上述の回路構成で問題とはならな
い。
【0108】ここで、上記ANDゲート42の代わり
に、NORゲート(最小値検出手段)を設け、上記入力
端子44を介して第1のセレクタ43にから−1データ
(111111111111111 )を供給し、上記入力端子45を介
して第1のセレクタ43に+1データ(00000000000000
1)を供給するようにしてもよい。これにより、上記NO
Rゲートは、上記3ビットのLSBワードのうち、最小
値である0を検出したときにアクティブとなり、上記第
1のセレクタ43により上記−1データが選択され、上
記0が検出されないときはパッシブとなり上記第1のセ
レクタ43により+1データが選択される。従って、上
記ANDゲート42を設けたときと同じ効果を得ること
ができる。
に、NORゲート(最小値検出手段)を設け、上記入力
端子44を介して第1のセレクタ43にから−1データ
(111111111111111 )を供給し、上記入力端子45を介
して第1のセレクタ43に+1データ(00000000000000
1)を供給するようにしてもよい。これにより、上記NO
Rゲートは、上記3ビットのLSBワードのうち、最小
値である0を検出したときにアクティブとなり、上記第
1のセレクタ43により上記−1データが選択され、上
記0が検出されないときはパッシブとなり上記第1のセ
レクタ43により+1データが選択される。従って、上
記ANDゲート42を設けたときと同じ効果を得ること
ができる。
【0109】次に、このようなトラックアドレスの訂正
動作を具体例をあげて説明する。まず、例えば図17に
示すトラック00077から記録再生を行う場合、光ピ
ックアップは軌跡Aを描いて移動する。その時刻の経過
とともに再生されるトラックアドレスは図5に示すよう
になる。この図5は、時刻(セグメント位置),再生さ
れたアクセスコード5ワード,デコードされたトラック
アドレス,パリティ,正確なトラックアドレスを順に示
したものである。
動作を具体例をあげて説明する。まず、例えば図17に
示すトラック00077から記録再生を行う場合、光ピ
ックアップは軌跡Aを描いて移動する。その時刻の経過
とともに再生されるトラックアドレスは図5に示すよう
になる。この図5は、時刻(セグメント位置),再生さ
れたアクセスコード5ワード,デコードされたトラック
アドレス,パリティ,正確なトラックアドレスを順に示
したものである。
【0110】すなわち、上記光ピックアップは、はじめ
にシークを行い、セグメント位置n−3付近でトラッキ
ングをかけ始める。これにより、図5に示すセグメント
位置n−3〜セグメント位置n+8・・・のアクセスコ
ード00170〜アクセスコード00070・・・が再
生される。
にシークを行い、セグメント位置n−3付近でトラッキ
ングをかけ始める。これにより、図5に示すセグメント
位置n−3〜セグメント位置n+8・・・のアクセスコ
ード00170〜アクセスコード00070・・・が再
生される。
【0111】上記セグメント位置n−3で再生されたア
クセスコードは00170であり、これがデコードされ
て形成されるトラックアドレスは00100となる。こ
のトラックアドレスのLSBは0であり、パリティも0
である。このため、上記セグメント位置n−3のトラッ
クアドレスは正しく再生されたことが分かる。従って、
上記図4に示すトラックアドレス再生装置のEXORゲ
ート41の出力はパッシブとなり、上記グレーデコード
されたトラックアドレスA0〜A14が第2のセレクタ
47で選択されて出力される。
クセスコードは00170であり、これがデコードされ
て形成されるトラックアドレスは00100となる。こ
のトラックアドレスのLSBは0であり、パリティも0
である。このため、上記セグメント位置n−3のトラッ
クアドレスは正しく再生されたことが分かる。従って、
上記図4に示すトラックアドレス再生装置のEXORゲ
ート41の出力はパッシブとなり、上記グレーデコード
されたトラックアドレスA0〜A14が第2のセレクタ
47で選択されて出力される。
【0112】以下、このセグメント位置n−3〜セグメ
ント位置n−1まではデコードされたトラックアドレス
のLSBとパリティとが一致するため、上記トラックア
ドレスA0〜A14が第2のセレクタ47で選択されて
出力されるが、セグメント位置n+1〜n+8まではデ
コードされたトラックアドレスのLSBとパリティとが
一致しない。このため、上記図4に示すトラックアドレ
ス再生装置のEXORゲート41の出力はアクティブと
なり、これにより、上記加算器46により訂正された訂
正トラックアドレスが第2のセレクタ47で選択されて
出力される。
ント位置n−1まではデコードされたトラックアドレス
のLSBとパリティとが一致するため、上記トラックア
ドレスA0〜A14が第2のセレクタ47で選択されて
出力されるが、セグメント位置n+1〜n+8まではデ
コードされたトラックアドレスのLSBとパリティとが
一致しない。このため、上記図4に示すトラックアドレ
ス再生装置のEXORゲート41の出力はアクティブと
なり、これにより、上記加算器46により訂正された訂
正トラックアドレスが第2のセレクタ47で選択されて
出力される。
【0113】すなわち、上記デコードされたトラックア
ドレスのLSBとパリティとが一致しない場合、図5に
示すセグメント位置n+1以降に示すデコードされたト
ラックアドレス00100に+1或いは−1してトラッ
クアドレス00077に訂正する。トラックアドレス0
0100を全体グレーコード化した場合のアクセスコー
ドは、00170及び00101は00171、また、
00077は00070である。00170と0017
1のピット位置の相違はLSBワードであり、0017
0と00070のピット位置相違は3SBワードであ
る。上述のように、上記光ディスクには、上位ワードの
方が出現頻度が低いため、半径方向のずれによる影響が
大きく誤差となる確立が大きい。反対に、下位ワードの
方は出現頻度が高く半径方向のずれによる影響が小さく
誤差となる確立が小さい。従って、全体グレーコード化
において、ピット位置の変化するワードが上位のものを
選択し、デコードされたアクセスコード00170を0
0070に訂正、すなわち、トラックアドレス0010
0を00077に訂正する。
ドレスのLSBとパリティとが一致しない場合、図5に
示すセグメント位置n+1以降に示すデコードされたト
ラックアドレス00100に+1或いは−1してトラッ
クアドレス00077に訂正する。トラックアドレス0
0100を全体グレーコード化した場合のアクセスコー
ドは、00170及び00101は00171、また、
00077は00070である。00170と0017
1のピット位置の相違はLSBワードであり、0017
0と00070のピット位置相違は3SBワードであ
る。上述のように、上記光ディスクには、上位ワードの
方が出現頻度が低いため、半径方向のずれによる影響が
大きく誤差となる確立が大きい。反対に、下位ワードの
方は出現頻度が高く半径方向のずれによる影響が小さく
誤差となる確立が小さい。従って、全体グレーコード化
において、ピット位置の変化するワードが上位のものを
選択し、デコードされたアクセスコード00170を0
0070に訂正、すなわち、トラックアドレス0010
0を00077に訂正する。
【0114】上記パリティは、図5中四角で囲んで示す
ように1セグメント置きに記録されているため、該1セ
グメント置きに正確なトラックアドレスを得ることがで
きる。また、1セグメント置きに正確なトラックアドレ
スを得ることができるため、上記MSBワード等の上位
ワードの出現頻度が低くても、短時間で正確なトラック
アドレスの確認を行うことができ、高速アクセス,高速
シークに貢献することができる。
ように1セグメント置きに記録されているため、該1セ
グメント置きに正確なトラックアドレスを得ることがで
きる。また、1セグメント置きに正確なトラックアドレ
スを得ることができるため、上記MSBワード等の上位
ワードの出現頻度が低くても、短時間で正確なトラック
アドレスの確認を行うことができ、高速アクセス,高速
シークに貢献することができる。
【0115】なお、図5に示す例では、LSBワードの
記録されているセグメントでトラックが更新されている
ため、毎セグメント訂正を行うことができるが、LSB
ワード以外のセグメントでトラックが更新されると、そ
のセグメントでは訂正を行うことができない。しかし、
上記LSBワードは、1セグメント置きに記録されてい
るため、次のセグメントで訂正することができ、誤差の
蓄積が大きくなることなく、該1セグメント置きに正し
いトラックアドレスを得ることができる。
記録されているセグメントでトラックが更新されている
ため、毎セグメント訂正を行うことができるが、LSB
ワード以外のセグメントでトラックが更新されると、そ
のセグメントでは訂正を行うことができない。しかし、
上記LSBワードは、1セグメント置きに記録されてい
るため、次のセグメントで訂正することができ、誤差の
蓄積が大きくなることなく、該1セグメント置きに正し
いトラックアドレスを得ることができる。
【0116】次に、上述の光ディスクに記録されている
トラックアドレスの再生を行う、本発明の第2の実施例
に係るトラックアドレス再生装置の説明をする。
トラックアドレスの再生を行う、本発明の第2の実施例
に係るトラックアドレス再生装置の説明をする。
【0117】この第2の実施例に係るトラックアドレス
再生装置は、図7に示すように、上述の第1の実施例に
係るトラックアドレス再生装置に、上記第2のセレクタ
47から出力されるグレーデコードされたトラックアド
レス或いは訂正トラックアドレスを再グレーコード化し
てアクセスコードを形成するグレーコード化回路61
(再グレーコード化手段)と、上記グレーコード化回路
61からのアクセスコード及び上記第2のレジスタから
のアクセスコードを選択して上記各レジスタ29〜33
に供給する選択回路60(選択手段)とを追加して設け
た構成となっている。
再生装置は、図7に示すように、上述の第1の実施例に
係るトラックアドレス再生装置に、上記第2のセレクタ
47から出力されるグレーデコードされたトラックアド
レス或いは訂正トラックアドレスを再グレーコード化し
てアクセスコードを形成するグレーコード化回路61
(再グレーコード化手段)と、上記グレーコード化回路
61からのアクセスコード及び上記第2のレジスタから
のアクセスコードを選択して上記各レジスタ29〜33
に供給する選択回路60(選択手段)とを追加して設け
た構成となっている。
【0118】上記グレーコード化回路61は、上記第2
のセレクタ47から出力される15ビットのトラックア
ドレスのうち、第11ビット〜第0ビットをそれぞれグ
レーコード化するEXORゲート73a〜73mで構成
されている。
のセレクタ47から出力される15ビットのトラックア
ドレスのうち、第11ビット〜第0ビットをそれぞれグ
レーコード化するEXORゲート73a〜73mで構成
されている。
【0119】上記選択回路60は、上記再グレーコード
化されて形成されたアクセスコードのMSBワード及び
上記第2のレジスタ28からのアクセスコードのMSB
ワードがそれぞれ供給される第3のセレクタ62と、上
記再グレーコード化されて形成されたアクセスコードの
2SBワード及び上記第2のレジスタ28からのアクセ
スコードの2SBワードがそれぞれ供給される第4のセ
レクタ63と、上記再グレーコード化されて形成された
アクセスコードの3SBワード及び上記第2のレジスタ
28からのアクセスコードの3SBワードがそれぞれ供
給される第5のセレクタ64と、上記再グレーコード化
されて形成されたアクセスコードの4SBワード及び上
記第2のレジスタ28からのアクセスコードの4SBワ
ードがそれぞれ供給される第6のセレクタ65と、上記
再グレーコード化されて形成されたアクセスコードのL
SBワード及び上記第2のレジスタ28からのアクセス
コードのLSBワードがそれぞれ供給される第7のセレ
クタ66とで構成されている。
化されて形成されたアクセスコードのMSBワード及び
上記第2のレジスタ28からのアクセスコードのMSB
ワードがそれぞれ供給される第3のセレクタ62と、上
記再グレーコード化されて形成されたアクセスコードの
2SBワード及び上記第2のレジスタ28からのアクセ
スコードの2SBワードがそれぞれ供給される第4のセ
レクタ63と、上記再グレーコード化されて形成された
アクセスコードの3SBワード及び上記第2のレジスタ
28からのアクセスコードの3SBワードがそれぞれ供
給される第5のセレクタ64と、上記再グレーコード化
されて形成されたアクセスコードの4SBワード及び上
記第2のレジスタ28からのアクセスコードの4SBワ
ードがそれぞれ供給される第6のセレクタ65と、上記
再グレーコード化されて形成されたアクセスコードのL
SBワード及び上記第2のレジスタ28からのアクセス
コードのLSBワードがそれぞれ供給される第7のセレ
クタ66とで構成されている。
【0120】この各セレクタ62〜66は、選択制御手
段であるタイミングコントローラ26からのセレクトデ
ータ(SEL)により、一斉に選択制御されるようにな
っている。
段であるタイミングコントローラ26からのセレクトデ
ータ(SEL)により、一斉に選択制御されるようにな
っている。
【0121】次に、このような構成を有する第2の実施
例に係るトラックアドレス再生装置の動作説明をする。
なお、この第2の実施例に係るトラックアドレス再生装
置の動作説明において、上述の第1の実施例に係るトラ
ックアドレス再生装置と同じ動作を示す箇所には、同じ
符号を付しその詳細な説明を省略する。
例に係るトラックアドレス再生装置の動作説明をする。
なお、この第2の実施例に係るトラックアドレス再生装
置の動作説明において、上述の第1の実施例に係るトラ
ックアドレス再生装置と同じ動作を示す箇所には、同じ
符号を付しその詳細な説明を省略する。
【0122】まず、図7において、上記第2のセレクタ
47から出力される、上記グレーデコード部20でグレ
ーデコードされたトラックアドレス或いは訂正トラック
アドレスは、第9のレジスタ74及び出力端子49を介
して出力されるとともに、その第12〜14ビットが上
記第3のセレクタ62に供給され、第11〜第0ビット
がEXORゲート73a〜73lにそれぞれ供給され
る。
47から出力される、上記グレーデコード部20でグレ
ーデコードされたトラックアドレス或いは訂正トラック
アドレスは、第9のレジスタ74及び出力端子49を介
して出力されるとともに、その第12〜14ビットが上
記第3のセレクタ62に供給され、第11〜第0ビット
がEXORゲート73a〜73lにそれぞれ供給され
る。
【0123】上記EXORゲート73aは、上記トラッ
クアドレスの第12ビットと第11ビットの排他的論理
和をとることにより第11ビットのトラックアドレスを
再生する。上記EXORゲート73bは、上記トラック
アドレスの第12ビットと第10ビットの排他的論理和
をとることにより第10ビットのトラックアドレスを再
生する。上記EXORゲート73cは、上記トラックア
ドレスの第12ビットと第9ビットの排他的論理和をと
ることにより第9ビットのトラックアドレスを再生す
る。この第9〜第11のトラックアドレスであるアクセ
スコードの2SBワードは上記第4のセレクタ63に供
給される。
クアドレスの第12ビットと第11ビットの排他的論理
和をとることにより第11ビットのトラックアドレスを
再生する。上記EXORゲート73bは、上記トラック
アドレスの第12ビットと第10ビットの排他的論理和
をとることにより第10ビットのトラックアドレスを再
生する。上記EXORゲート73cは、上記トラックア
ドレスの第12ビットと第9ビットの排他的論理和をと
ることにより第9ビットのトラックアドレスを再生す
る。この第9〜第11のトラックアドレスであるアクセ
スコードの2SBワードは上記第4のセレクタ63に供
給される。
【0124】また、上記EXORゲート73dは、上記
トラックアドレスの第9ビットと第8ビットの排他的論
理和をとることにより第8ビットのトラックアドレスを
再生する。上記EXORゲート73eは、上記トラック
アドレスの第9ビットと第7ビットの排他的論理和をと
ることにより第7ビットのトラックアドレスを再生す
る。上記EXORゲート73fは、上記トラックアドレ
スの第9ビットと第6ビットの排他的論理和をとること
により第6ビットのトラックアドレスを再生する。この
第6〜第8のトラックアドレスであるアクセスコードの
3SBワードは上記第5のセレクタ64に供給される。
トラックアドレスの第9ビットと第8ビットの排他的論
理和をとることにより第8ビットのトラックアドレスを
再生する。上記EXORゲート73eは、上記トラック
アドレスの第9ビットと第7ビットの排他的論理和をと
ることにより第7ビットのトラックアドレスを再生す
る。上記EXORゲート73fは、上記トラックアドレ
スの第9ビットと第6ビットの排他的論理和をとること
により第6ビットのトラックアドレスを再生する。この
第6〜第8のトラックアドレスであるアクセスコードの
3SBワードは上記第5のセレクタ64に供給される。
【0125】また、上記EXORゲート73gは、上記
トラックアドレスの第6ビットと第5ビットの排他的論
理和をとることにより第5ビットのトラックアドレスを
再生する。上記EXORゲート73hは、上記トラック
アドレスの第6ビットと第4ビットの排他的論理和をと
ることにより第4ビットのトラックアドレスを再生す
る。上記EXORゲート73iは、上記トラックアドレ
スの第6ビットと第3ビットの排他的論理和をとること
により第3ビットのトラックアドレスを再生する。この
第3〜第5のトラックアドレスであるアクセスコードの
4SBワードは上記第6のセレクタ65に供給される。
トラックアドレスの第6ビットと第5ビットの排他的論
理和をとることにより第5ビットのトラックアドレスを
再生する。上記EXORゲート73hは、上記トラック
アドレスの第6ビットと第4ビットの排他的論理和をと
ることにより第4ビットのトラックアドレスを再生す
る。上記EXORゲート73iは、上記トラックアドレ
スの第6ビットと第3ビットの排他的論理和をとること
により第3ビットのトラックアドレスを再生する。この
第3〜第5のトラックアドレスであるアクセスコードの
4SBワードは上記第6のセレクタ65に供給される。
【0126】また、上記EXORゲート73jは、上記
トラックアドレスの第3ビットと第2ビットの排他的論
理和をとることにより第2ビットのトラックアドレスを
再生する。上記EXORゲート73kは、上記トラック
アドレスの第3ビットと第1ビットの排他的論理和をと
ることにより第1ビットのトラックアドレスを再生す
る。上記EXORゲート73lは、上記トラックアドレ
スの第3ビットと第0ビットの排他的論理和をとること
により第0ビットのトラックアドレスを再生する。この
第0〜第2のトラックアドレスであるアクセスコードの
LSBワードは上記第7のセレクタ66に供給される。
トラックアドレスの第3ビットと第2ビットの排他的論
理和をとることにより第2ビットのトラックアドレスを
再生する。上記EXORゲート73kは、上記トラック
アドレスの第3ビットと第1ビットの排他的論理和をと
ることにより第1ビットのトラックアドレスを再生す
る。上記EXORゲート73lは、上記トラックアドレ
スの第3ビットと第0ビットの排他的論理和をとること
により第0ビットのトラックアドレスを再生する。この
第0〜第2のトラックアドレスであるアクセスコードの
LSBワードは上記第7のセレクタ66に供給される。
【0127】すなわち、このグレーコード化回路61
は、上記再生されたアクセスコードの各ワードの最下位
ビット(上記第12,第9,第6,第3ビット)が偶数
なら下位ワードをそのまま出力し、奇数ならその補数を
とって出力するようになっている。
は、上記再生されたアクセスコードの各ワードの最下位
ビット(上記第12,第9,第6,第3ビット)が偶数
なら下位ワードをそのまま出力し、奇数ならその補数を
とって出力するようになっている。
【0128】上述のように、上記各セレクタ62〜66
には、第2のレジスタ28からのアクセスコードのMS
Bワード〜LSBワードがそれぞれ供給されている。
には、第2のレジスタ28からのアクセスコードのMS
Bワード〜LSBワードがそれぞれ供給されている。
【0129】上記タイミングコントローラ26は、上記
アドレスの訂正部21において、トラックアドレスの訂
正があったときに、次にトラックアドレスの訂正がなさ
れるまでの間、出力端子72を介してセレクトデータ
(SEL)を出力する。このセレクトデータは、入力端
子67〜71を介して各セレクタ62〜66に供給され
る。
アドレスの訂正部21において、トラックアドレスの訂
正があったときに、次にトラックアドレスの訂正がなさ
れるまでの間、出力端子72を介してセレクトデータ
(SEL)を出力する。このセレクトデータは、入力端
子67〜71を介して各セレクタ62〜66に供給され
る。
【0130】上記各セレクタ62〜66は、上記セレク
トデータが供給されると、上記グレーコード化回路61
からのアクセスコードを選択し、これを上記第3〜第7
のレジスタ29〜33に供給する。
トデータが供給されると、上記グレーコード化回路61
からのアクセスコードを選択し、これを上記第3〜第7
のレジスタ29〜33に供給する。
【0131】上記第3〜第7のレジスタ29〜33に
は、各セグメントにおける再生されたアクセスコードが
記憶されているが、上記トラックアドレスの訂正があっ
たときに上記グレーコード化回路61から出力されるト
ラックアドレスは、該訂正されたトラックアドレスのア
クセスコードであるため、上記各セレクタ62〜66の
選択動作により、上記各レジスタ29〜33に記憶され
ているアクセスコードも訂正されることとなる。
は、各セグメントにおける再生されたアクセスコードが
記憶されているが、上記トラックアドレスの訂正があっ
たときに上記グレーコード化回路61から出力されるト
ラックアドレスは、該訂正されたトラックアドレスのア
クセスコードであるため、上記各セレクタ62〜66の
選択動作により、上記各レジスタ29〜33に記憶され
ているアクセスコードも訂正されることとなる。
【0132】従って、上記アドレス訂正部21におい
て、次にトラックアドレスの訂正がなされるまでの間、
正確なトラックアドレスを出力することができる。
て、次にトラックアドレスの訂正がなされるまでの間、
正確なトラックアドレスを出力することができる。
【0133】具体的には、例えばシーク時に上記図17
の軌跡Bに示すように光ピックアップが移動したとする
と、図6に示すセグメント位置n+1で1から0に訂正
された3SBワードをセグメント位置n+2以降も用い
る。このセグメント位置n+2以降では、再生されたア
クセスコード自体がこのとき訂正された値となってお
り、次にセグメント位置n+8で3SBワードが再生さ
れるまでの間、上記訂正されたアクセスコード(トラッ
クアドレス)が用いられる。これにより、トラックアド
レスの誤差を訂正することができる。
の軌跡Bに示すように光ピックアップが移動したとする
と、図6に示すセグメント位置n+1で1から0に訂正
された3SBワードをセグメント位置n+2以降も用い
る。このセグメント位置n+2以降では、再生されたア
クセスコード自体がこのとき訂正された値となってお
り、次にセグメント位置n+8で3SBワードが再生さ
れるまでの間、上記訂正されたアクセスコード(トラッ
クアドレス)が用いられる。これにより、トラックアド
レスの誤差を訂正することができる。
【0134】上述の第1の実施例に係るトラックアドレ
ス再生装置では、アクセスコードの上位ワードの出現周
期内に1トラックを越えた速度で光ピックアップが移動
すると、グレーコードの性質上訂正不可能となる虞れが
あるが、この第2の実施例に係るトラックアドレス再生
装置のように、前に訂正したアクセスコードを用いるこ
とにより、1セグメント置きに記録されているLSBワ
ードにパリティが付加されているため、2セグメントに
1トラックを越えない速度で光ピックアップが移動する
まで訂正可能とすることができる。従って、アドレスを
読みながらのシークを可能とすることができ、シーク速
度の高速化に貢献することができる。
ス再生装置では、アクセスコードの上位ワードの出現周
期内に1トラックを越えた速度で光ピックアップが移動
すると、グレーコードの性質上訂正不可能となる虞れが
あるが、この第2の実施例に係るトラックアドレス再生
装置のように、前に訂正したアクセスコードを用いるこ
とにより、1セグメント置きに記録されているLSBワ
ードにパリティが付加されているため、2セグメントに
1トラックを越えない速度で光ピックアップが移動する
まで訂正可能とすることができる。従って、アドレスを
読みながらのシークを可能とすることができ、シーク速
度の高速化に貢献することができる。
【0135】なお、LSBワードが記録されていないセ
グメントでトラックが更新された場合、これは訂正する
ことができないが、次のセグメントにはLSBワードが
記録されているため、上述の訂正を行うことができ正確
なトラックアドレスを得ることができる。
グメントでトラックが更新された場合、これは訂正する
ことができないが、次のセグメントにはLSBワードが
記録されているため、上述の訂正を行うことができ正確
なトラックアドレスを得ることができる。
【0136】なお、上述の実施例の説明では、本発明に
係る光ディスクのサーボエリア1には、アクセスコード
2とパリティ情報3とが別々に記録されていることとし
たが、これは、図8に示すようにサーボパターンの記録
位置を変えることによりパリティを付加するようにして
もよい。この場合、パリティの記録領域を削減すること
ができ、データエリア8を広げることができる。
係る光ディスクのサーボエリア1には、アクセスコード
2とパリティ情報3とが別々に記録されていることとし
たが、これは、図8に示すようにサーボパターンの記録
位置を変えることによりパリティを付加するようにして
もよい。この場合、パリティの記録領域を削減すること
ができ、データエリア8を広げることができる。
【0137】また、図9及び図10に示すようにアクセ
スコード80のLSBワードの前半部分80aにトラッ
クアドレスを記録し、後半部分80bにパリティを記録
するようにしてもよい。この場合も、パリティの記録領
域を削減することができ、データエリア8を広げること
ができる。
スコード80のLSBワードの前半部分80aにトラッ
クアドレスを記録し、後半部分80bにパリティを記録
するようにしてもよい。この場合も、パリティの記録領
域を削減することができ、データエリア8を広げること
ができる。
【0138】最後に、上述の実施例の説明では、本発明
に係る光ディスクは、パリティ情報3をアクセスコード
2のLSBワードに付加して記録することとしたが、こ
れは、例えば4SBワード,3SBワード,2SBワー
ド或いはMSBワードに付加して記録するようにしても
よい。
に係る光ディスクは、パリティ情報3をアクセスコード
2のLSBワードに付加して記録することとしたが、こ
れは、例えば4SBワード,3SBワード,2SBワー
ド或いはMSBワードに付加して記録するようにしても
よい。
【0139】
【発明の効果】本発明に係るトラックアドレス再生装置
は、正確なトラックアドレスの確認を短時間で行うこと
ができる。このため、記録再生を開始するまでに要する
時間及びシークに要する時間を短縮化することができ
る。
は、正確なトラックアドレスの確認を短時間で行うこと
ができる。このため、記録再生を開始するまでに要する
時間及びシークに要する時間を短縮化することができ
る。
【図1】本発明の第1の実施例に係る光ディスクのサー
ボエリアに記録されているアクセスコード,パリティ,
サーボパターンを示す図である。
ボエリアに記録されているアクセスコード,パリティ,
サーボパターンを示す図である。
【図2】上記アクセスコードのグレーコード化の仕方を
説明するための図である。
説明するための図である。
【図3】上記グレーコード化されたアクセスコードのL
SBワード〜MSBワードのピット模様を示す図であ
る。
SBワード〜MSBワードのピット模様を示す図であ
る。
【図4】上記光ディスクからトラックアドレスの再生を
行う本発明の第1の実施例に係るトラックアドレス再生
装置のブロック図である。
行う本発明の第1の実施例に係るトラックアドレス再生
装置のブロック図である。
【図5】上記第1の実施例に係るトラックアドレス再生
装置の誤り訂正動作を説明するための図である。
装置の誤り訂正動作を説明するための図である。
【図6】上記第1の実施例に係るトラックアドレス再生
装置の誤り訂正動作を説明するための図である。
装置の誤り訂正動作を説明するための図である。
【図7】上記光ディスクからトラックアドレスの再生を
行う本発明の第2の実施例に係るトラックアドレス再生
装置のブロック図である。
行う本発明の第2の実施例に係るトラックアドレス再生
装置のブロック図である。
【図8】上記サーボパターンをピット位置コーディング
してアクセスコードのパリティとした本発明の第2の実
施例に係る光ディスクを示す図である。
してアクセスコードのパリティとした本発明の第2の実
施例に係る光ディスクを示す図である。
【図9】上記アクセスコードの一部をパリティとした本
発明の第3の実施例に係る光ディスクを示す図である。
発明の第3の実施例に係る光ディスクを示す図である。
【図10】上記第3の実施例に係る光ディスクに記録さ
れたアクセスコードのLSBワード〜MSBワードのピ
ット模様を示す図である。
れたアクセスコードのLSBワード〜MSBワードのピ
ット模様を示す図である。
【図11】トラックアドレスをグレーコード化して記録
した従来の光ディスクの記録フォーマットを示す図であ
る。
した従来の光ディスクの記録フォーマットを示す図であ
る。
【図12】上記従来の光ディスクのアクセスコードをグ
レーコード化するためのピット位置コーディングを説明
するための図である。
レーコード化するためのピット位置コーディングを説明
するための図である。
【図13】従来の光ディスクのサーボエリアに記録され
ているアクセスコード及びサーボパターンを示す図であ
る。
ているアクセスコード及びサーボパターンを示す図であ
る。
【図14】上記従来の光ディスクのアクセスコードをグ
レーコード化するためのピット位置コーディングを説明
するための図である。
レーコード化するためのピット位置コーディングを説明
するための図である。
【図15】MSBワード〜LSBワードに分散されてデ
ィスク上に記録されているアクセスコード(分散アドレ
スフォーマット)を示す図である。
ィスク上に記録されているアクセスコード(分散アドレ
スフォーマット)を示す図である。
【図16】上記分散されて従来の光ディスク上に記録さ
れたアクセスコードのMSBワード〜LSBワードのピ
ット模様を示す図である。
れたアクセスコードのMSBワード〜LSBワードのピ
ット模様を示す図である。
【図17】上記分散アドレスフォーマットの光ディスク
上を移動する光ピックアップの軌跡を示す図である。
上を移動する光ピックアップの軌跡を示す図である。
【図18】上記分散アドレスフォーマットの光ディスク
上から再生されるトラックアドレスを示す図である。
上から再生されるトラックアドレスを示す図である。
【図19】上記分散アドレスフォーマットの光ディスク
上から再生されるトラックアドレスを示す図である。
上から再生されるトラックアドレスを示す図である。
1・・・・・・・・・・・・・・・サーボエリア
2・・・・・・・・・・・・・・・アクセスコード
3・・・・・・・・・・・・・・・パリティ情報
4・・・・・・・・・・・・・・・サーボパターン
5・・・・・・・・・・・・・・・クロックピット
6・・・・・・・・・・・・・・・ウォブルピット
8・・・・・・・・・・・・・・・データエリア
18・・・・・・・・・・・・・・ピット位置検出部
19・・・・・・・・・・・・・・アクセスコード再生
部 20・・・・・・・・・・・・・・グレーデコード部 21・・・・・・・・・・・・・・アドレス訂正部 22・・・・・・・・・・・・・・RF信号の入力端子 23・・・・・・・・・・・・・・A/D変換器 24・・・・・・・・・・・・・・第1のレジスタ 25・・・・・・・・・・・・・・比較器 26・・・・・・・・・・・・・・タイミングコントロ
ーラ 27・・・・・・・・・・・・・・カウンタ 28・・・・・・・・・・・・・・第2のレジスタ 29〜34・・・・・・・・・・・第3〜第8のレジス
タ 30a〜30c・・・・・・・・・EXORゲート 31a〜31c・・・・・・・・・EXORゲート 32a〜32c・・・・・・・・・EXORゲート 33a〜33c・・・・・・・・・EXORゲート 41・・・・・・・・・・・・・・EXORゲート 42・・・・・・・・・・・・・・ANDゲート 43・・・・・・・・・・・・・・第1のセレクタ 46・・・・・・・・・・・・・・加算器 47・・・・・・・・・・・・・・第2のセレクタ 62〜66・・・・・・・・・・・第3〜第7のセレク
タ 73a〜73m・・・・・・・・・EXORゲート 74・・・・・・・・・・・・・・第9のレジスタ
部 20・・・・・・・・・・・・・・グレーデコード部 21・・・・・・・・・・・・・・アドレス訂正部 22・・・・・・・・・・・・・・RF信号の入力端子 23・・・・・・・・・・・・・・A/D変換器 24・・・・・・・・・・・・・・第1のレジスタ 25・・・・・・・・・・・・・・比較器 26・・・・・・・・・・・・・・タイミングコントロ
ーラ 27・・・・・・・・・・・・・・カウンタ 28・・・・・・・・・・・・・・第2のレジスタ 29〜34・・・・・・・・・・・第3〜第8のレジス
タ 30a〜30c・・・・・・・・・EXORゲート 31a〜31c・・・・・・・・・EXORゲート 32a〜32c・・・・・・・・・EXORゲート 33a〜33c・・・・・・・・・EXORゲート 41・・・・・・・・・・・・・・EXORゲート 42・・・・・・・・・・・・・・ANDゲート 43・・・・・・・・・・・・・・第1のセレクタ 46・・・・・・・・・・・・・・加算器 47・・・・・・・・・・・・・・第2のセレクタ 62〜66・・・・・・・・・・・第3〜第7のセレク
タ 73a〜73m・・・・・・・・・EXORゲート 74・・・・・・・・・・・・・・第9のレジスタ
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI
G11B 20/18 574 G11B 20/18 574H
21/08 21/08 F
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G11B 20/10 - 20/16 351
G11B 21/08
G11B 7/00 - 7/013
G11B 20/18
Claims (4)
- 【請求項1】複数のサーボエリア及び複数のデータエリ
アを有し、ピット位置エンコードにより全体をグレーコ
ード化したトラックアドレスを上位ワード及び下位ワー
ドに分け、これらをアクセスコードとし、下位ワードの
アクセスコードの頻度が上位ワードのアクセスコードの
頻度よりも高くなるように各サーボエリアに分散して記
録するとともに、上記アクセスコードのうち最下位ワー
ドのアクセスコードにパリティ情報を付加して記録した
光ディスクからトラックアドレスの再生を行うトラック
アドレス再生装置であって、 上記サーボエリアに記録されているアクセスコード及び
パリティ情報を再生する再生手段と、 上記再生手段により再生されたアクセスコードをグレー
デコードしてトラックアドレスを再生するトラックアド
レス再生手段と、 上記再生手段により再生されたパリティ情報に基づい
て、上記トラックアドレス再生手段により再生されたト
ラックアドレスの誤り検出を行う誤り検出手段と、 上記誤り検出手段で上記トラックアドレスに誤りが検出
されない場合は、上記トラックアドレス再生手段により
再生されたトラックアドレスをそのまま出力し、上記誤
り検出手段で上記トラックアドレスに誤りが検出された
場合、上記トラックアドレス再生手段により再生された
トラックアドレスを訂正して出力するトラックアドレス
訂正手段とを有し、 上記トラックアドレス訂正手段は、上記誤り検出手段で
上記トラックアドレスに誤りが検出された場合には、上
記トラックアドレス再生手段によって再生されてグレー
デコードされたトラックアドレスに1を加算及び減算
し、得られたそれぞれの値のうち、グレーコードを誤り
が検出されたトラックアドレスのグレーコードと比較し
た場合にピット位置の変化するワードが上位のものを、
訂正したトラックアドレスとして出力すること を特徴と
するトラックアドレス再生装置。 - 【請求項2】上記トラックアドレス訂正手段は、上記ト
ラックアドレス再生手段により再生されるアクセスコー
ドの最下位ワードのトラックアドレスが最大値であるこ
とを検出する最大値検出手段を備え、該最大値検出手段
に基づいて、上記最下位ワードのトラックアドレスが最
大値の場合に、上記トラックアドレス再生手段によって
再生されてグレーデコードされたトラックアドレスに1
を加算したものを上記訂正したトラックアドレスとして
出力し、上記最下位ワードのトラックアドレスが最大値
でない場合に、上記トラックアドレス再生手段によって
再生されてグレーデコードされたトラックアドレスに1
を減算したものを上記訂正したトラックアドレスとして
出力することを特徴とする請求項1記載のトラックアド
レス再生装置。 - 【請求項3】上記トラックアドレス訂正手段は、上記ト
ラックアドレス再生手段により再生されるアクセスコー
ドの最下位ワードのトラックアドレスが最小値であるこ
とを検出する最小値検出手段を備え、該最小値検出手段
に基づいて、上記最下位ワードのトラックアドレスが最
小値の場合に、上記トラックアドレス再生手段によって
再生されてグレーデコードされたトラックアドレスに1
を減算したものを上記訂正したトラックアドレスとして
出力し、上記最下位ワードのトラックアドレスが最小値
でない場合に、上記トラックアドレス再生手段によって
再生されてグレーデコードされたトラックアドレスに1
を加算したものを上記訂正したトラックアドレスとして
出力することを特徴とする請求項1記載のトラックアド
レス再生装置。 - 【請求項4】上記トラックアドレス訂正手段からのトラ
ックアドレスをグレーコード化しアクセスコードを再生
して出力する再グレーコード化手段と、 上記再グレーコード化手段からのアクセスコード及び上
記再生手段からのアクセスコードが供給され、この何れ
かのアクセスコードを選択して上記トラックアドレス再
生手段に供給する選択手段と、 上記トラックアドレス訂正手段でトラックアドレスの訂
正が行われた場合、次に該トラックアドレス訂正手段で
トラックアドレスの訂正が行われるまでの間、上記訂正
されたトラックアドレスの上記再グレーコード化手段で
グレーコード化されたアクセスコードが選択された出力
されるように上記選択手段を制御する選択制御手段とを
有することを特徴とする請求項1,請求項2又は請求項
3記載のトラックアドレス再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26832693A JP3511649B2 (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | トラックアドレス再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26832693A JP3511649B2 (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | トラックアドレス再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07105628A JPH07105628A (ja) | 1995-04-21 |
JP3511649B2 true JP3511649B2 (ja) | 2004-03-29 |
Family
ID=17456993
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26832693A Expired - Fee Related JP3511649B2 (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | トラックアドレス再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3511649B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09251735A (ja) * | 1996-03-15 | 1997-09-22 | Fujitsu Ltd | 情報記憶媒体及び情報記憶装置 |
KR19990057756A (ko) * | 1997-12-30 | 1999-07-15 | 윤종용 | 서보 정보 에러 검출 코드를 갖는 디스크 및 서보 에러 검출방법 |
US6604223B1 (en) | 1998-08-17 | 2003-08-05 | Seagate Technology Llc | System and method for correcting interference errors in data encoded on storage media |
JP3487582B2 (ja) * | 1999-11-19 | 2004-01-19 | 松下電器産業株式会社 | 光ディスク及び光ディスク装置 |
JP3787491B2 (ja) | 2000-11-20 | 2006-06-21 | 株式会社日立グローバルストレージテクノロジーズ | 磁気ディスク装置 |
CN1331119C (zh) * | 2004-03-09 | 2007-08-08 | 蒂雅克股份有限公司 | 光盘装置及光盘 |
-
1993
- 1993-09-30 JP JP26832693A patent/JP3511649B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07105628A (ja) | 1995-04-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5077721A (en) | Data recording and/or reproducing method and data recording medium | |
JP4709331B2 (ja) | 光ディスク媒体およびその記録方法、記録装置 | |
EP0138246A2 (en) | Disc playback apparatus | |
JP3480057B2 (ja) | データ記録方法、データ再生方法及び記録媒体 | |
JP3971635B2 (ja) | データ記録媒体、データ記録方法および装置 | |
JP3243800B2 (ja) | 光ディスク媒体のグレーコードの形成方法及びトラックアドレス再生装置 | |
JP3511649B2 (ja) | トラックアドレス再生装置 | |
US7046610B2 (en) | Recording medium suitable for recording/reproducing multi-level data | |
JP3511650B2 (ja) | トラックアドレス再生装置 | |
JP4143330B2 (ja) | データ記録媒体、データ記録方法及び装置 | |
JP3511664B2 (ja) | トラックアドレスの再生方法及びその装置 | |
KR100562973B1 (ko) | 기록매체, 그 기록장치, 그 기록방법, 그 재생장치 및 그 재생방법 | |
US7460457B2 (en) | Optical disk recording/playback apparatus and optical disk evaluation method using a temporary memory | |
US7215260B2 (en) | Data recording medium, data recording method, and device | |
US20050152255A1 (en) | Data recording method and device, data recording medium, data reproduction method and device | |
US6259660B1 (en) | Optical disk apparatus having error correction circuit | |
JP2001101806A (ja) | ディジタル信号記録方法、及びその装置、記録媒体 | |
JP3913928B2 (ja) | 情報記録装置 | |
JPH09231699A (ja) | 光ディスク及びその光ディスクドライブ装置 | |
JPH06259778A (ja) | 光ディスク及び光ディスク読み取り装置 | |
KR0176866B1 (ko) | 기록 재생용 디스크와 그의 정보 기록 장치 및 방법과 복호 장치 | |
JPH0737335A (ja) | セクタ信号形成方法及び記録装置及び再生装置 | |
JP2969688B2 (ja) | 記録媒体 | |
JP2686802B2 (ja) | 光ディスクに対する記録方法 | |
KR19990049147A (ko) | 에러정정방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20031216 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20031229 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |