JPS61147179A - アラ−ム付アナログ腕時計 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、アラーム付アナログ１ｉ１ｉ１誌針に閏すＡ
ものである。

〔従来の技術〕

従来のアラーム付アナログ腕時計の周知の一例を第２図
に示す。１は輪方向と回転方向に操作可能な第１の外部
操作部材、２は同じく軸方向と回転方向に操作可能な第
２の外部操作部材、５は日文字を印刷しである日車、４
は曜文字を印刷しである曜車、５は目印５αを印刷した
内転リングを表わす。操作としては、第１の外部操作部
材１は一般の時計と同じで、携帯状態から１段引き出し
た状態で回転させて日及び曜の修正、２段引き出した状
態で回転させて時刻の修正をする。第２の外部操作部材
は、軸方向の移動で０段目、１段目、２段目の３状態が
あり、このうち０段目と１段目が携帯中の状態で、０段
目はアラームの鳴り止め状態、１段目はアラームセット
状態（鳴り止め解除状態）となっており、２段目の回転
で内転リング５が回転し、目印５αで示すアラーム時刻
を修正することができる。又、他の実施例として特１１
４［５１−４６９２４の様に、時計ムーブメントを時計
体の中心から大きく偏心させ、残りのスペースを報音装
置と回路ブロックで構成したものもある。この実施例で
は、９時側の外部操作部材で指示に関する操作をすべて
行ない、３時側の外部操作部材で音量やスイッチ等の電
気スイッチに関する操作を行なっていると推測される。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、前者構造の場合、１つの外部操作部材が２時側
に時計中心に向かって位置し、丸屋以外はケースのりゆ
うす部処理が構造上、デザイン上難しいこと、又、アラ
ームセット時刻の指示に内転リングを使用しているため
、デザインは丸型のみに限定され、角製や長円モデルへ
の対応は困難であることなど、現在要求の高いドレス調
のモデルをデザインする事ができないという問題点と、
２つの外部操作部材が近接しているため、外部操作部材
と係合する各々の切換部材が重なりあい、形状が複雑に
なってしまうという問題点がある。

又、後者実施例の場合、指針が時計体中心からずれる事
になり、標準的なデザインはできず、特殊なイメージの
時計になってしまう。操作についても６時側の外部操作
部材で指針の修正をすべて行なりているので、アラーム
釘付を想定した場合アラーム時刻の修正と現在時刻の修
正が同じ外部操作部材の操作となり、アラーム時刻を修
正したい時に誤って現在時刻を修正してしまうという問
題も発生する。

そこで本発明は、この様な問題点を解決するもので、そ
の目的とするところは、ムーブメントスペースを有効に
活用し、判りやすい操作で、機能時計間のデザインから
ドレス調のデザインまで幅広いデザイン展開を可能とす
るアラーム付アナログ腕時計を提供するところにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明のアラーム付アナログ腕時計は、現在時刻を修正
するための第１の外部操作部材とアラーム時刻を修正す
るための第２の外部操作部材を、一方を５時側に、他方
を９時側に備え、現在時刻を表示する指針とアラーム時
刻を表示する指針の回転中心が同軸上で、時計体のほぼ
中央に位置し、前記第１及び第２の外部操作部材は、軸
方向の位置を決めるそれぞれ専用の位置決め部材と係合
しているものである。

〔作用〕

本発明の上記構成によれば、２つの外部操作部材を、モ
デルの外形形状に影響されにくい３時と９時側に配置し
、指針を時計体のほぼ中央に配置したことにより、多種
多様なデザインに対応でき、切換部スペースも両側に別
れるので、スペースを有効に使うことができる。

〔実施例〕

第１図は、本発明の実施例における裏側組立平面図を、
第５図は表側組立平面図、第４−α、ｂ図は組立断面図
、第２図、第５図は外観図を示す。まず、本実施例の概
仕様を第５図に沿って説明する。１５は時針、１６は分
針、１７は秒針、１８はアラームセット時刻を指示する
周知のアラーム針、１５は日文字を印刷した日車、１４
は曜文字を印刷した曜車、１０はアラーム時刻を修正＋
ア鎗Ｉ−１＾ｈＪ岬砿す館林　ａａ１４届心ハ吐創乞片
正する第１の外部操作部材、１２はアラームのセット状
態か鳴り止め状態かを色で知らせるための文字板７４の
表示窓を表わす。アラーム時刻の修正は５時側の第２の
外部操作部材を２段引き出した状態で回転させ、アラー
ム針１８を任意の位置まで回転させて行なう。携帯時は
、第２の外部操作部材１０を一番押し込んだ０段目の鳴
り止め状態か、１段引き出した１段目のアラームセット
・（鳴り止・め解除）状態とする。表示窓１２から見え
る色は、第２の外部操作部材１０の位置と連動し、０段
目の時の色と１段目の色が変わる様になっていて、携帯
状態′を色で判断できる様になっている。第１の外部操
作部材１１の操作は一般の時計と側じで、一番押し込ん
だ０段目状態は携帯状態、１段引き出した１段目での回
転操作で日及び曜の修正、２段引き出した２段目で時刻
の修正となりている。

次に第１図、第３図、第４図に漬って構造の説明をする
。

第４−α、ｂ図において、５１は秒車、５２はは二番受
２２に案内された分車、５３は時車を表わす。５４はア
ラーム接点ばねで、一部の折り曲げ部５４αが時車５３
に設けた穴５′５αと係合し、時車の回転と連動して常
時回転している。又、ばね接点部５４ｂを有し、アラー
ム車５５と初期タワミを持りて常時接触している。アラ
ーム車５５はアラームセット時刻を指示するアラーム針
のつく部品でベースを絶縁性の材質で形成し、スイッチ
板５５ｇとアラーム歯車５５ｂを有している。アラーム
接点ばね５４のばね接点部５４ｂが接触する円周部は、
はとんどが絶縁性のベースとなっているが一部に穴がお
いており、そこからスイッチ板５５Ｇがのぞき、円周上
の一箇所で、図の様に電気導通可能な状態になる。スイ
ッチ板５５αはアラームリード端子５８により回路のア
ラーム用端子まで導びかれている。アラーム接点ばね５
４は、輪列を経由してプラスの電位をもつ様にしである
。作動としては、アラーム針１８を回して鳴鐘させたい
時刻にあわせておくと、時間の経過と共に時車５３と係
合したアラーム接点ばね５４が回転し、その時刻になる
と図の様に、スイッチ板５５αと接触し導通して、回路
から圧電素子を駆動する信号が出され、アラーム鳴鐘状
態となる。次に、第３図に示すようにムーブメントの表
は絶縁性の地板２０をベースとして、その上に、電池部
１輪列部、基本時計用切換部３回路部、モータ部を構成
している。輪列部はムーブメントのほぼ中央に位置し、
輪列受２１と二番受２２により、周知の輪列群（図示せ
ず）を案内保持している。基本時計用切換部は９時側に
配置し、周知の基本時計用のおしどり２３．かんぬき２
４゜つづみ車２５．おしどり２３とかんぬき２４を押え
るおしどり押え２６．カレンダー修正用の第−修正伝え
車２７．第１の外部操作部材の巻真２８、それらを上か
ら押える裏物押え２９．地板２０の軸を案内として輪列
受２１で保持された小鉄車３０等により構成されている
。モータ一部は６時側に配置され、５１はステータ、３
２はコイルブロック、３５はロータ、３４は耐磁板を表
わす。

回路部は６時側に配置され、フレキシブルベース上に銅
箔でパターンを形成した回路基板５５に、工Ｃチップ３
６．ブザー駆動用のトランジスタ３７、ブザー駆動用の
昇圧コイＡｔ５Ｂ、水晶振動子３９等を実装した回路ブ
ロック、この回路ブロックを上から押さえる回路部え板
４０により構成している。４１は回路から発するブザー
駆動信号を裏ブタに貼りつけた圧電素子にばね接点で伝
えるブザーリード端子を表わし、輪列受２１と電池４２
に狭まれたスペースに位置している。４３は電池４２を
固定しプラス導通させる電池押え、４４は電池マイナス
端子を示す。

ムーブメントの裏は第１図に示すように、地板２０をベ
ースとして３時側にアラームセット時刻を修正する第２
の外部操作部材のアラーム巻真４５と係合するアラーム
用の切換部を配置しである。４６はアラーム時刻修正用
のアラームつづみ車、４７はアラーム巻真４５と係合す
るアラームおしどり、４８はアラームおしどり４７と係
合してアラームつづみ車４６の位置を決めるアラームか
んぬき、４９はアラームおしどり４７に設けたダボ４７
αとクリック部で係合しアラームおしどり４７の位置を
決めるアラームかんぬき押えを示す。５９はアラームお
しどり４７のダボ４７ｂと変形穴で係合しばね部５９ｂ
を有した表示レバーで、先端部５９αに色付けしてあり
、レバー押え６０により高さ方向の位置を決められてい
る。６１はアラームつづみ車４６と噛合うアラーム小鉄
車、６２はアラーム小鉄車６１と噛合うアラーム中間車
で、アラーム中間車６２はアラーム車５５のアラーム歯
車５５ｂと噛合りている。６３はアラームスイッチピン
でムーブメント表の回路と導通している。第１図では、
アラーム巻真４５を１段引き出したアラームセット状態
を示している。この状態からアラーム巻真４５を押し込
んで０段目の位置にすると、アラームおしどり４７が左
回転し、これと係合する表示レバー５９が回転軸６４を
中心、として右回転し、ばね部５９ｂがアラームスイッ
チビン６３とあたる。これが電気スイッチとなって、ア
ラームの鳴り止め状態となる。文字板７４には表示窓１
２があり、第１図のアラーム巻真１段目の状態では、表
示窓１２から表示レバー５９の先端部５９αを目視でき
、この先端部５９αの色でアラームセットの状態が判る
。アラーム巻真０段目の状態では、前述の様に表示レバ
ー５９が右回転し、色付部５９αが表示窓１２から外れ
、表示レバー５９の下にある部品が見える様になる。こ
の部品の素地又は印刷等の色付けした色が、アラーム巻
真０段目の鳴り止め状態の色となる。本実施例の場合、
日・１付仕様のため表示レバー５９と文字板の間に曜車
（平面図に図示せず）が介在しているので、曜車は表示
窓１２に対応する位置に穴をあけ、その穴を通して表示
窓から見える様になりている。アラーム巻真４５を第１
図の状態から引き出し２段目の状態とすると、周知のお
しどり、かんぬきの作動から、アラームつづみ車４６が
中心に向かりで移動しアラーム小鉄車６１と噛みあう。

この状態でアラーム巻真４５を回転すると、アラームつ
づみ車４６．アラーム小鉄車６１．−アラーム中間車６
２．アラーム車５５と連動し、アラーム時刻を正逆どち
らの方向にも修正することができる。アラーム歯車５５
ｂは１４４枚の歯数になりており、アラーム車ジャンパ
６５で１歯づつ位置を決めている。６６は日回し車で、
日車１３を送るつめ６６αと曜車を送るつめ６６ｂを持
ち、時車５５と噛合って連動し、つ、め部と歯車はｊＩ
４図の様に段差があり、つめ部と歯車のスキマ部にアラ
ーム車５５が位置している。又、アラーム巻真４５を巻
真２８を結んだ線に対し、電池４２と反対側に位置し、
アラームかんぬき押え４９で高さを決められている。

６７は日車案内板で、日車１３の径方向の案内と、アラ
ーム小鉄車６１．アラーム中間車６２．アラーム車ジャ
ンパ６５．及び、アラーム車５５をアラームリード端子
５８．アラームリード端子絶縁板６８（平面図に図示せ
ず）を介して押さえている。又、曜修正時に曜車と噛合
う曜修正伝え車６９をサブアセンブルしている。７０は
第二修正伝え車で日車１３を押え、曜車のジャンパを有
した周知の日車押え７３（平面図に図示せず）にサブア
センブルされ、第−修正伝え車２７と噛合りている。７
１はカレンダー修正車で地板２０に設けた長大に沿って
揺動し、巻真２８を１段引いた状態の回転で、一方では
日車１５と係合し日を修正し、他方では曜修正伝え車６
９と係合し、曙を修正する。７２は日ジャンパで日車１
３と初期タワミを持って係合し、位置を決めている。小
鉄車３０とアラーム用小鉄車６１は、小鉄車５０が巻真
２８に対して裏ブタ側でアラーム車５５と平面的に重な
って位置し、アラーム小鉄車６１はアラーム巻真４５に
対して文字板側にアラーム車５５を平面的に外して配置
しである。又、本実施例の場合、小鉄車のアガキを決め
るのに、小鉄車５０は総丈で決め、アラーム小鉄車６１
は段部で決定している。

〔発明の効果〕

以上述べたように本発明によれば、基本時計用巻真とア
ラーム巻真を、３時側と９時側に配置しであるため、第
５図の７８の様な丸モデルも、７６の角モデルも、７５
の長円モデルも、同様に巻真部を処理することができ、
多種多様なデザインに対処できるという効果を有する。

又、巻真と係合するそれぞれの切換部も平面的に重なら
ず実積のあるおしどりとかんぬきによるシンプルな作動
で、部品も単純な形状にできるという効果も有する。さ
らに、本発明実施例の場合、アラーム用の切換部品をム
ー・ブメントの文字板側に、基本時計用の切換′部をム
ーブメントの裏ブタ側に配置し、前者には回路部を、後
者にはカレンダー修正関係部品を対応させて配置させて
いる。アラーム車はムーブメントの文字板側に位置する
ため、アラーム用の切換部品９表示レバー、アラーム小
鉄車、アラーム中間車、アラーム車ジャンパ等から成る
アラーム関係部品がほぼ同一高さに位置し、部品同志の
係合、噛合いを容易に行なえるという効果がある。又、
ムーブメントの裏ブタ側は比較的厚み方向でスペースを
とらない工Ｃチップやブザー用トランジスタから成る回
路部を配置しであるため、アラーム用の切換部は厚み方
向でも充分な余裕をとって配置できるという効果がある
。

かんぬきによりつづみ車を作動させ、小鉄車と係合させ
て駆動する構造の場合、小鉄車とかんぬ含は巻真に対し
て同じ側に配置した方がつづみ車の巻真とのカタによる
１１１ｍで発生する、噛合量のばらつ含を減少し、安定
した噛合を確保できるという事は周知である。本実施例
の場合、基本時計用の切換部をムーブメントの裏ブタ側
に配置し、基本時計用小鉄車をアラーム車と平面的に重
ねることにより、小鉄車と噛合う基本時計用っづみ車が
中央に寄せることができ、つづみ車から連動されて修正
される日車の内径を小さくでき、コンパタトなカレンダ
ーモデルにまとめられるという効果かある。

以上の様に、本発明は、アラームという機能が付加され
たにもかかわらず、一般のドレス調のデザインまで対応
でき、操作方法も簡単なアラーム付アナログ腕時計を提
供するものである。

尚、本実施例の場合は、使用頻度の多いアラーム巻真を
扱い易い３時側に配したが、使い易さを若−Ｊ−４４性
にすれば、５時側に配置しても問題ない。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の裏側組立平面図。 第２図は、従来の外観図。 第５図は、第１図の表側組立平面図。 第４図（α）、（ｂ）は、第１図の組立断面図第５図は
、第１図の時計体外観図。 １．１１・：第１の外部操作部材 ２．１０２第２の外部操作部材 ３．１３：日　車 ４．１４：曜　車 ５：内転リング ５α：目　印 １２：表示窓 １５：時　針 １６：分　針 １７：秒　針 １８；アラーム針 ２０：地　板 ２１：輪列受 ２２：二番受 ２３：おしどり ２４：かんぬき ２５：つづみ車 ２６；おしどり押え ２７：第−修正伝え車 ２８：巻　真 ２９：裏物押え ３０：小鉄車 ５１：ステータ ５２：コイルブロック ３３：ロータ ３４：耐磁板 ３５：＠路基板 ３６：エＣチ子プ ３７：ブザー用トランジスタ ３８：昇圧コイル ３９：水晶振動子 ４０：回路弁え板 ４１：ブザーリード端子 ４２：電　池 ４３：電池押え ４４：電池マイナス端子 ４５：アラーム巻真 ４６：アラームつづみ車 ４７：アラームおしどり ４日：アラームかんぬき ４９：アラームかんぬき押え ５１：秒　車 ５２；分　車 ５５：時　車 ５３α：穴 ５４：アラーム接点ばね ５５：アラーム車 ５Ｂ：アラームリード端子 ５９：表示レバー ６０：表示レバー押え ６１：アラーム小鉄車 ６２：アラーム中間車 ６′５；アラームスイッチビン ６４：回転軸 ６５：アラーム車ジャンパ ６６：日回し車 ６７：日車案内板 ６８：アラームリード端子絶縁板 ６９：曙修正伝え車 ７０：第二修正伝え車 ７１：カレンダー修正車 ７２：日ジャンパ ７３：日車押え ７４：文字板 ７７：規正レバー ７５：長円モデル ７６：角モデル ７Ｂ＝丸モデル 以上 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 報音装置を具備した腕時計において、現在時刻を修正す
   るための第１の外部操作部材とアラーム時刻を修正する
   ための第２の外部操作部材を、一方を３時側に、他方を
   ９時側に備え、現在時刻を表示する指針とアラーム時刻
   を表示する指針の回転中心が同軸上で、時計体のほぼ中
   央に位置し、前記第１及び第２の外部操作部材は、軸方
   向の位置を多段に決めるそれぞれ専用の位置決め部材と
   係合している事を特徴とするアラーム付アナログ腕時計
   。