JPS61145356A - 燃料噴射弁 - Google Patents

燃料噴射弁

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JPS61145356A
JPS61145356A JP26648684A JP26648684A JPS61145356A JP S61145356 A JPS61145356 A JP S61145356A JP 26648684 A JP26648684 A JP 26648684A JP 26648684 A JP26648684 A JP 26648684A JP S61145356 A JPS61145356 A JP S61145356A
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JP
Japan
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fuel
passage
pressure
needle
injected
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JP26648684A
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English (en)
Inventor
Yasuo Sato
康夫 佐藤
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ディーゼルエンジン等内燃機関に用いる燃料
噴射弁に関する。
[従来技術] 従来より、燃料噴射ポンプからの高圧燃料を受けて、エ
ンジンの燃焼室へ燃料を噴出する自動式の燃料噴射弁が
提案されているのは周知のところであるが、燃焼安定性
、吐煙排出の抑制等の観点から、噴射燃料の微粒化が重
要な課題となり、これに対して、噴射燃料に、強い旋回
流を与えて、噴霧を広角に噴射するとともに、貫徹力を
弱める燃料噴射弁が提案されている。
第11図は前述の既提案の燃料噴射弁1(特願昭58−
245580号)を開示したもので、ニードルの開閉に
よる内開弁式の構造を呈するものである。又簡単のため
ノズルボディ及びこれに挿入されるニードルのみ示す。
ノズルボディ2には噴口3が関口され、高圧の燃料がエ
ンジンに挿入されて、その先端は、ノズルボディ2の内
周面に当接して、シート部11が形成される。前記シー
ト部11には、通常、図示しない/Lネによって、ニー
ドル4が密着され、噴口3からの燃料噴射を停止してい
る。しかし、ニードル4に圧力がかかって、ニードル4
が上昇すると、シート部11が開放され、噴口3から燃
料が噴射される。ノズルボディ2には、通路5が形成さ
れ、図示しない噴射ポンプからの高圧燃料を導入する。
燃料は通路5から受圧至6を経由して通路7に導入され
る。
ニードル先端には、仕切り部8が形成され、通路7と、
旋回室10を画成しているが、仕切り部8の外周面上に
刻設される斜溝9によって連通される。前記斜溝9は、
通路7と旋回室10を連通ずる唯一の通路であるため、
ニードル4が上昇してシート部11が開放され燃料が噴
射されると、通路7から斜溝9を通って多量の燃料が旋
回室に流入する。この時、斜溝9は、円周接線方向にそ
の形状が刻設されているので、通過する燃料に強い旋回
流が付与され、旋回室10を経由して、サック室12か
ら噴口3に向う燃料も旋回しながら、エンジンの燃焼室
に噴射されることになる。このようにして噴射された燃
料は、エンジンの燃焼室で広い噴霧角度をもって拡散す
るとともに、貫徹力も弱められ、非常に微粒化の進んだ
噴霧となって、燃焼の安定性の向上や、吐煙排出が低減
されるのである。
[発明が解決しようとする問題点コ しかし、前述の燃料噴射弁1において、ニードル4の仕
切り部8に刻設された斜溝9による燃料への旋回流の付
与は、エンジンのあらゆる運転領域で行なわれるため、
エンジンの高回転時には、その弱い貫徹力の噴霧から、
充分に噴霧と空気の混合がなされないまま、燃焼が終了
してしまい、エンジンの性能が充分に発揮されないとい
う欠点を有していた。
本発明の目的は、前述の欠点に対し機関の低回転時には
、積極的に噴射燃料へ旋回流れを付与して噴霧の微粒化
を促進し、もって機関の性能向上と、吐煙排出の抑制を
行なうとともに、機関の高回転時には、旋回流の付与を
停止して、貫徹力の強い噴霧を噴射して、短かい燃焼期
間においても、噴霧と空気が充分に混合されて、機関の
出力を確保することができる燃料噴射弁を提供すること
にある。
口問題点を解決するための手段] この目的に沿う本発明の第1発明に係る燃料噴射弁は、
燃料を噴射する噴射口を有するノズルボディと、該ノズ
ルボディに摺動自在に挿入されたニードル弁と、噴射燃
料に旋回運動を付与する第1の燃料通路と、前記ニード
ル弁上昇時に連通ずる噴射燃料に旋回運動を付与しない
第2の燃料通路を備えた内燃vara用の燃料噴射弁か
ら成る。
また、本発明の第2発明に係る燃料噴射弁は、燃料を噴
射する噴射口を有するノズルボディと、該ノズルボディ
に摺動自在に挿入されたニードル弁と、噴射燃料に旋回
運動を付与する第1の燃料通路と、噴射燃料に旋回運動
を付与しない第2の燃料通路と、前記第2の燃料通路の
開閉を行なう燃料系路中に設けられた開閉弁とを備えた
ものから成る。
[作用コ 上記構成を有する燃料噴射弁においては、低速時には第
1段のリフト作用により、第1の燃料通路のみから燃料
が供給され、燃料型にて旋回流が発生し、霧化向上をは
かることができ、高速時には第2段のリフト作用または
開閉弁の開きにより、第2の燃料通路からの燃料が供給
され、燃料が増量噴射され、出力が向上する。
[実施例コ 以下に、本発明による実施例を図面を参照して説明する
まず、第1図ないし第6図は本発明の第1発明の第1実
施例に係るもので、第1図は本発明を通常のディーゼル
エンジンに適用したときの様子を示す。図中、エンジン
39に連結される噴射ポンプ38は、燃料タンク36か
らバイブ10、フィルタ37、バイブ41を介して燃料
を吸引し、バイブ42で、燃料噴射弁20の取付口44
に供給する。燃料噴射弁20は、ノズルホルダ21及び
ディスタンスピース22、ノズルボディ23から成り、
それぞれ、リテーニングナツト24で固定される。ノズ
ルボディ23の中心には、ニードル25が摺動自在に嵌
入する。ニードル25は一端をシート部58に当接する
とともに、他端を第1プレツシヤビン26を介して、パ
ル27で支持される。バネ27はノズルホルダ21にね
じ込み固定されるリテーナ28に支持される。又、リテ
ーナ28の中心は中空になっており、その中に第2プレ
ツシヤビン29が挿入される。第2プレツシヤビン29
は、バネ30に支持され、バネ30はリテーナ28にね
じ込まれるボルト31によって支持される。ボルト31
は、ナツト32によって固定される。ノズルホル′g2
1の上端は、キャップ33によって密閉され、キャップ
33の上部にはユニオン34がボルト35によプて固定
され、ユニオン34を介して、パイプ43から燃料噴射
弁20内の洩れ燃料が燃料タンク36へ戻される。
ノズルホルダ21の取付口44からは通路45.46が
延長し、ディスタンスピース22の通路47に接続する
。通路47はさらにノズルボディ23の通路48に接続
するが、切断線A−Aに沿フた断面図である第2図に示
すようにノズルボディ23の上端面上に刻設される通路
66を介して通路48の反対側に位置する通路52にも
接続する。
通路48はノズルボディ23中央部の受圧室49に接続
し、受圧室49は、通路50に接続する。
一方前述の通路52け、通路53に接続し、第6図に示
す拡大図の如く、通路53は、ノズルボディ23の内周
面とこれに当接密着するニードル25の外周面68によ
って、経路を遮断されるが、ニードル25には、距離a
をもって、通路54が開口し、ニードル25中心に形成
する通路55と接続する。この時のaの距離は、第1図
に示す第1プレツシヤビン26の上端と、第2プレツシ
ヤビン29の下端が接する距離dに等しいか、若しくは
、若干大きく設定される。
第3図はノズルボディ23とニードル25の先端部拡大
図である。受圧室49から延長する通路50は、ノズル
ボディ23の内周面61と、これに当接する仕切り部6
3の外周1162とによって、一端画成され、その先端
部には、旋回室51が形成される。又通路50と旋回室
51は、仕切り部63の外周面62上に刻設された、斜
溝57によって連通する。
切断線8−81.:沿りた断面図である第4図に示すよ
うに、斜溝57は、当接するノズルボディ23の内周面
61によって、通路を呈し、図中破線で示すように、時
計方向に流れが規定されるよう刻設される。再び第3図
に戻り、ニードル25の中心に形成される通路55も、
ニードル先端近傍まで延長し、前述の旋回室51へ通路
56で接続、連通ずる。
又、切断線C−Cに沿った断面図である第5図に示すよ
うに、通路56は通路55からノズルボディ23の内周
面69に向って直角に開口しており、前述の斜溝57の
ように流れに方向性を与える形状とはしない。
再び第3図に戻り、前述のように、通路56と、斜溝5
7を形成するニードル25の末端は、先端を円錐状に呈
する先端円錐部65になっており、これに同一形状で当
接する、ノズルボディ23の内周円錐部64と密着して
シート部58を形成する。通常シート部58は第1図に
示すバネ27の付勢力によって閉塞され、旋回室51と
ノズルボディ23下端のサック室59の連通を遮断し、
噴孔60からの燃料の噴出を休止している。
前述構成による本発明の実施例の作用を以下に説明する
。第1図においてフィルタ37を介して燃料タンク36
から供給された燃料はエンジン39に同期して回転する
噴射ポンプ38によって圧縮され、パイプ42で燃料噴
射弁20の取付口44に圧送される。高圧の燃料は通路
45.46を通り、ディスタンスピース22の通路47
も通過し、ノズルボディ23の通路48に流入する。通
路48に流入した燃料は、受圧室49、通路50、斜溝
57を通過して旋回室51に流入する。次々に流入する
燃料によって、経路中の圧力が次第に上昇すると、つい
には、ニードル25を付勢しているバネ27の力(第1
開弁圧)に打勝ってニードル25が上昇し、シート部5
8を開放して、旋回室51からサック室59を介して噴
口60より燃料が噴射される。
ところで、エンジン39が低速で運転される時噴射ポン
プ38から圧送される燃料の圧力は、比較的低い圧力で
ある。そこで第1プレツシヤビン26を支持するバネ2
7の力(第1開弁圧)と、第2プレツシヤピン29を支
持するバネ30の力(第2開弁圧)の関係を、第1開弁
圧より第2開弁圧の方がより高い圧力によって作動する
ようにしておくと、前述の低速時の低い圧送圧力の燃料
が燃料噴射弁20に供給されると、ニードル25は、バ
ネ27の力にのみ打勝ち第1プレツシヤピン6と第2プ
レツシヤピン29の面する距離dまで移動して、より高
い圧力で付勢されている第2プレツシヤビン29に当接
する。すると、第6図に示すように、ノズルボディに形
成される通路53と、ニードル25に形成された通路5
4の連通距離aが、ニードル25の上昇距離dに等しい
か、dより大きいために、通路53と54は遮断された
ままとなり、圧送された燃料は、通路48から受圧室を
通過して、通路50にのみ流入する。通路50に流入し
た燃料は、仕切り部63面上に刻設された斜溝57の旋
回作用を受け、ノズルボディ23の先端の旋回室で、激
しく旋回運動を生起して、サック室59を介して噴口6
0からエンジンの燃焼室へ噴射される。噴射された燃料
は、旋回運動によって、広角に噴射されるとともに、比
較的弱い貫徹力となって燃料の微粒力が進み燃焼が安定
するとともに、充分に空気と混合して吐煙の排出が抑制
される。
次で、エンジン39が高速で運転される場合は噴射ポン
プ38から圧送される燃料圧力は、比較的高圧であり、
従って、ニードル25は、バネ27の第1関弁圧に打ち
勝って第1プレツシヤビン26を第2プレツシヤ29に
当接すると、バネ30の第2開弁圧にも打ち勝って第2
プレツシヤビン29も上昇させ、ニードル25とディス
タンスピース22が当接する距離りまで上昇する。この
時のDの距離は、必ずdよりも大きく設定される。
従って第6図に示す、ニードル25に開口する通路54
は、ノズルボディ23に形成される通路53との遮断距
離aを越えて、上昇し、通路53と54を連通する。す
ると、通路48に流入した燃料は、通路66.52.5
3を通過して、通路54からニードル25中心に形成さ
れた通路55にも゛流入する。通路55に流入した高圧
の燃料は、通路56から、旋回室51に噴出されるが、
斜溝57による旋回運動は、付与されずに、そのままシ
ート部58を通過してサック室59を介して、噴口60
より燃焼室へ噴射される。つまり、通路50から斜溝5
7を通過して旋回運動して噴射される燃料と、通路55
から通路56を介してそのまま噴射される燃料とが2分
されることによって、噴口60から噴射される燃料は、
前述の低速時と比較して旋回度が弱まるとともに、貫徹
力が増し、短期間に空気と充分に混合することができ、
燃焼期間が短かい高速において、十分な出力を確保する
ことができる。
第7図、第8図、第9図は本発明の第1発明の第2の実
施例を示すものである。第7図は、燃料噴射弁80の先
端部分を説明するもので、第8図の拡大図とともに説明
する。
燃料噴射弁80がノズルホルダ81と、ディスタンスピ
ース82、及びリテーニングナツト84で固定されたノ
ズルボディ83から構成され、ノズルボディ83中心に
は、ニードル85が挿入されて、該ニードル85が第1
プレツシヤビン86を介して、第1TI4弁圧を決定す
る、一端をリテーナ88で支持されたバネ87に支持さ
れるとともに、距離Cをもって、第1プレツシヤピン8
6に面する第2プレツシヤビン89が第2開弁圧を決定
する図示しないバネによって支持されるのは、周知のと
ころである。この場合は燃料は、通路90.91.92
から受圧室93へと流れ、更に通路94へと流れる。
ノズルボディ83の先端は、第8図に示すようにノズル
ボディ83の内周面102に当接摺動する仕切り部96
の外周面103によりて、通路94と、旋回室95が画
成される。仕切り部96の外周面103には、燃料に旋
回運動を付与する斜溝97が刻設され、通路94と旋回
室95を連通する。又前述の仕切り部96には、通路9
4の段部104から距離すにおいて、通路98が形成さ
れる。この距離すは、第7図の第1プレツシヤピン86
が第2プレツシヤビン89に当接する距離0に等しいか
、若干大きくなるように設定されている。従って、エン
ジンが高速運転されるとき、高圧力の燃料によって、ニ
ードルが第2開弁圧を越えて距離Cより上に上昇すると
、通路98も距離すを越えて、通路94と連通し、切断
線D−Dに沿った断面図で示される第9図のように、ニ
ードル85中に形成される通路98は、燃料に旋回運動
を付与せずにそのまま仕切り部96!下部の旋回空95
に供給され、ノズルボディ83の内周円錐部105とこ
れに同一形状で当接するニードル85の先端円錐部10
6とによって形成されるシート部99が開放されると、
サックxi ooを介して噴口101からエンジンの燃
焼室に噴射される。つまり、この実施例においては、燃
焼に旋回運動を付与しない第2燃料通路の開閉をニード
ル先端部で実施するようにし、第1の実施例に示すよう
な煩雑な燃料経路を簡略化したものである。
第10図は、本発明の第2発明に係るもので、旋回運動
を付与しない第2燃料通路の開閉を経路中に設けた開閉
弁によって行なうようにしたものである。
燃料噴射弁120のノズルホルダ121の取付口151
には、エンジン147に連動して駆動される噴射ポンプ
146により、燃料タンク144から、パイプ148、
フィルタ145、パイプ149、パイプ150を介して
燃料が供給される。
前述の第1発明の第1、第2実施例とは興なり、リテー
ニングナツト124で固定されたノズルボディ123に
形成される通路175とニードル125により形成され
る通路179は常時連通しており、ニードル125の上
昇、下降によって、旋回運動を付与しない第2の燃料通
路の開閉を行なわないようにしている。つまり、第1プ
レツシヤビン126に、第2開弁圧以上で当接する第2
プレツシヤピン129の上端部が延長され、これを支持
するリテーナ128内のバネ130を固定するボルト1
31、ナツト132の中心孔を貫通し、ホルダ133に
ねじ込まれるバルブボディ134から延長するピストン
135と当接するように配置される。パルプボディ13
4の上端部は、テーバ状の取付0138となっており、
その内にボール139が収納される。又、取付0138
にはナツト142でパイプ166が固定される。パイプ
166は、3ウエイ140の通路152から分岐した、
燃料を供給するためのものである。前述のボール139
は、パイプ166から高圧の燃料が送給されると、その
圧力で取付口138のテーバ面に押し付けられ、パイプ
166とパルプボディ134の通路167の連通を遮断
する。
エンジンが低速の時、比較的低い圧力の燃料が、3ウエ
イ140を介して、ノズルホルダ121の取付は口15
3に供給されると、通路154,155、ディスタンス
ピース122内の通路156、通路157を介して、受
圧室158に燃料が導入され、圧力が上昇して、ニード
ル125が上昇する。この時の燃料圧力は、第1開弁圧
力以上であって、第2開弁圧以下なので、ニードル12
5は、第1プレツシヤビン126を押し上げ、第27レ
ツシヤビン129の下端に当接して静止する。従ってバ
ルブボディ134のテーバ拭取付口138内に収納され
たボール139は、ナツト141により取付けられた3
ウエイ140から分岐するパイプ166の燃料圧力によ
って押し付けられ、通路167及び168から、ナツト
137で固定されたユニオン136を介して、ナツト1
43で固定されたパイプ169で接続する、燃料に旋回
運動を付与しない第2燃料通路への燃料の供給を行なわ
ない。そこで燃料は通路159からニードル125の仕
切り部160に刻設された斜溝161を通過し、強い旋
回運動を付与されて、開放されたシート部163からサ
ック室164を介して噴孔165から噴射される。
エンジンが高速の時はより高い圧力の燃料が噴射弁12
0に供給されるので、ニードル125は、バネ127に
打ち勝って上昇するとともに、バネ130にも打ち勝ち
、第1プレツシヤビン126によって、第2プレツシヤ
ピン129が押し上げられる。すると、第2プレツシヤ
ピン129の上端に当接するバルブボディ134のピス
トン135も押し上げられ、上端のビン178がボール
139を押上げる。ボール139が押し上げられると、
テーバ状の取付口138と通路167が連通し、通路1
68からユニオン136を介してパイプ169でノズル
ホルダ121の取付口170に燃料が供給される。取付
口170からは通路171.172.173.174.
175を通り、ニードル125に形成される通路179
.176から通路177により旋回空162に噴出され
る。
この時、通路177は、前述の実施例で述べたように、
燃料を旋回させずにそのまま噴出するように形成されて
いるので、シート部163を通過してサック室164を
介して、噴口165から噴射される、燃料の旋回度合は
弱まり、代って貫徹力の強い燃料が噴射される。
このようにして、第2の発明においてもエンジン低速時
にはより旋回度の強い噴霧が、高速時には旋回度を抑え
て貫徹力が強い噴霧の噴射が可能となる。
[発明の効果コ 本発明によれば、機関の低速時に燃料に強い旋回運動を
付与して燃料を噴射することにより、噴霧を広角に噴射
するとともに、弱い貫徹力により燃料の微粒化が促進さ
れ、十分な空気との混合によって、燃焼が安定するとと
もに吐煙排出を大幅に抑制することができる。さらに、
機関の高速時には前述旋回運動を付与された燃料と付与
されない燃料の2つの成分の燃料を噴射し低速に比較し
て旋回度を弱めるとともに、貫徹力を強め、比較的短期
間で燃焼が終了する高速であっても、十分に空気との混
合ができ充分な出力を確保することができるという大き
な効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のW11発明による第1実施例を示す燃
料噴射弁の断面図、 第2図は第1図のA−A断面図、 第3図は第1図のノズル先端拡大図、 第4図は第3図のB−8断面図、 第5図は第3図のc−ci面図、 第6図は第1図のノズル中央部拡大図、第7図は本発明
の第1発明の第2実施例を示す燃料噴射弁の断面図、 第8図は第7図のノズル先端拡大図、 第9図は第8図のD−D断面図、 第10図は本発明の第2発明の燃料噴射弁の断面図、 第11図は従来技術の燃料噴射弁の断面図、である。 1・・・・・・燃料噴射弁 2・・・・・・ノズルボディ 3・・・・・・噴口 4・・・・・・ニードル 5・・・・・・通路 6・・・・・・受圧室 7・・・・・・通路 8・・・・・・仕切り部 9・・・・・・斜溝 10・・・・・・旋回室 11・・・・・・シート部 12・・・・・・サック室 20・・・・・・燃料噴射弁 21・・・・・・ノズルホルダ 22・・・・・・ディスタンスピース 23・・・・・・ノズルボディ 24・・・・・・リテーニングナツト 25・・・・軸ニードル 26・・・・・・第1プレツシヤビン 27・・・・・・バネ 28・・・・・・リテーナ 29・・・・・・第2プレツシヤビン 30・・・・・・バネ 31・・・・・・ボルト 32・・・・・・ナツト 33・・・・・・キャップ 34・・・・・・ユニオン 35・・・・・・ボルト 36・・・・・・燃料タンク 37・・・・・・フィルタ 38・・・・・・噴射ボンブ 39・・・・・・エンジン 40,41.42.43・・・・・・バイブ44・・・
・・・取付口 45.46.47.48・・・・・・通路49・・・・
・・受圧室 50・・・・・・通路 51・・・・・・旋回型 52.53.54.55.56・・・・・・通路57・
・・・・・斜溝 58・・・・・・シート部 59・・・・・・サック室 60・・・・・・噴口 61・・・・・・内周面 62・・・・・・外周面 63・・・・・・仕切り部 64・・・・・・内周円錐部 65・・・・・・先端円錐部 66・・・・・・通路 67・・・・・・内周面 68・・・・・・外周面 69・・・・・・内周面 80・・・・・・燃料噴射弁 81・・・・・・ノズルホルダ 82・・・・・・ディスタンスピース 83・・・・・・ノズルボディ 84・・・・・・リテーニングナツト 85・・・・・・ニードル 86・・・・・・第1プレツシヤピン 87・・・・・・バネ 88・・・・・・リテーナ 89・・・・・・第2プレツシヤピン 90.91.92・・・・・・通路 93・・・・・・受圧室 94・・・・・・通路 95・・・・・・旋回室 96・・・・・・仕切り部 97・・・・・・斜溝 98・・・・・・通路 99・・・・・・シート部 100・・・・・・サック室 101・・・・・・噴口 102・・・・・・内周面 103・・・・・・外周面 104・・・・・・段部 105・・・・・・内周円錐部 106・・・・・・先端円錐部 120・・・・・・燃料噴射弁 121・・・・・・ノズルホルダ 122・・・・・・ディスタンスピース123・・・・
・・ノズルボディ 124・・・・・・リテーニングナツト125・・・・
・・ニードル 126・・・・・・第1プレツシヤピン127・・・・
・・バネ 128・・・・・・リテーナ 129・・・・・・第2プレツシヤビン130・・・・
・・バネ 131・・・・・・ボルト 132・・・・・・ナツト 133・・・・・・ホルダ 134・・・・・・パルプボディ 135・・・・・・ピストン 136・・・・・・ユニオン 137・・・・・・ナツト 138・・・・・・取付口 139・・・・・・ボール 140・・・・・・3ウエイ 141.142.143・・・・・・ナツト144・・
・・・・燃料タンク 145・・・・・・フィルタ 146・・・・・・噴射ポンプ 147・・・・・・エンジン 148.149.150・・・・・・パイプ151・・
・・・・取付口 152・・・・・・通路 153・・・・・・取付口 154.155.156.157・・・・・・通路15
8・・・・・・受圧室 159・・・・・・通路 160・・・・・・仕切り部 161・・・・・・斜溝 162・・・・・・旋回室 163・・・・・・シート部 164・・・・・・サック空 165・・・・・・噴口 166・・・・・・バイブ 167.168・・・・・・通路 169・・・・・・パイプ 170・・・・・・取付口 171.172.173. 174.175.176.177・・・・・・通路17
8・・・・・・ビン 179・・・・・・通路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)燃料を噴射する噴射口を有するノズルボディと、
    該ノズルボディに摺動自在に挿入されたニードル弁と、
    噴射燃料に旋回運動を付与する第1の燃料通路と、前記
    ニードル弁上昇時に連通する噴射燃料に旋回運動を付与
    しない第2の燃料通路とを備えたことを特徴とする燃料
    噴射弁。
  2. (2)燃料を噴射する噴射口を有するノズルボディと、
    該ノズルボディに摺動自在に挿入されたニードル弁と、
    噴射燃料に旋回運動を付与する第1の燃料通路と、噴射
    燃料に旋回運動を付与しない第2の燃料通路と、前記第
    2の燃料通路の開閉を行なう燃料系路中に設けられた開
    閉弁とを備えたことを特徴とする燃料噴射弁。
JP26648684A 1984-12-19 1984-12-19 燃料噴射弁 Pending JPS61145356A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2557308A1 (en) * 2010-04-08 2013-02-13 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Fuel injection valve
US8827187B2 (en) 2010-07-01 2014-09-09 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Fuel injection valve and internal combustion engine

Cited By (4)

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US8827187B2 (en) 2010-07-01 2014-09-09 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Fuel injection valve and internal combustion engine

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