JPS61145300A - 網洗浄剤 - Google Patents
網洗浄剤Info
- Publication number
- JPS61145300A JPS61145300A JP59266253A JP26625384A JPS61145300A JP S61145300 A JPS61145300 A JP S61145300A JP 59266253 A JP59266253 A JP 59266253A JP 26625384 A JP26625384 A JP 26625384A JP S61145300 A JPS61145300 A JP S61145300A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- net
- chlorine dioxide
- cleaning
- nets
- seaweed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Detergent Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は二酸化塩素を有効成分とする網洗浄剤に関する
。
。
淡水中又は海水中に設置される網は、長期使用中に藻類
やその他の汚れが付着し、その除去が常に問題となって
いる。網洗浄剤としてこれまでに各種洗剤、さらし粉、
次亜塩素酸ソーダ、過炭酸ソーダなどが検討され、さら
し粉及び次亜塩素酸ソーダが特に有効とされている。し
かしこれらは処理後によく水洗しないと繊維に残留して
網糸を傷め、また塩素臭が残るという欠点がある。特に
海藻養殖用網に対しては、残留塩素が養殖海藻の付着に
影響するので、十分に水洗することが必要である。
やその他の汚れが付着し、その除去が常に問題となって
いる。網洗浄剤としてこれまでに各種洗剤、さらし粉、
次亜塩素酸ソーダ、過炭酸ソーダなどが検討され、さら
し粉及び次亜塩素酸ソーダが特に有効とされている。し
かしこれらは処理後によく水洗しないと繊維に残留して
網糸を傷め、また塩素臭が残るという欠点がある。特に
海藻養殖用網に対しては、残留塩素が養殖海藻の付着に
影響するので、十分に水洗することが必要である。
本発明者は二酸化塩素が強い酸化漂白刃を有すること、
安定化二酸化塩素水溶液を用いれは取扱いは容易で安全
性も極めて高い点に注目し、これを網の洗浄に用いたと
ころ、網に伺着した汚れは除去漂白されて網糸は白くな
り、付着藻類は脱色白化して容易に除去できろ状態にな
ることを見出した。
安定化二酸化塩素水溶液を用いれは取扱いは容易で安全
性も極めて高い点に注目し、これを網の洗浄に用いたと
ころ、網に伺着した汚れは除去漂白されて網糸は白くな
り、付着藻類は脱色白化して容易に除去できろ状態にな
ることを見出した。
本発明は、二酸化塩素を有効成分とする網洗浄剤である
。本発明の網洗浄剤は、網糸を傷めることな(優れた洗
浄効果を示し、ピかも二酸化塩素は天日乾燥で容易に除
去されて網に残留しないので、水洗は不必要もしくは簡
単に水洗するだけでよい。
。本発明の網洗浄剤は、網糸を傷めることな(優れた洗
浄効果を示し、ピかも二酸化塩素は天日乾燥で容易に除
去されて網に残留しないので、水洗は不必要もしくは簡
単に水洗するだけでよい。
本発明に用いられる二酸化塩素としては、安定化二酸化
塩素液と称される二酸化塩素発生剤水溶液を用いること
が好ましい。この安定化二酸化塩素液は活性剤例えば酸
を添加することで活性化され、殺菌及び漂白に効果がみ
られる。
塩素液と称される二酸化塩素発生剤水溶液を用いること
が好ましい。この安定化二酸化塩素液は活性剤例えば酸
を添加することで活性化され、殺菌及び漂白に効果がみ
られる。
安定化二酸化塩素は、安定性及び安全性の而で二酸化塩
素自体に比べてはるかに優れているので、容易に取り扱
うことができる。さらに使用残液も安全性が高く、二次
的な公害を起こす危険性がない。
素自体に比べてはるかに優れているので、容易に取り扱
うことができる。さらに使用残液も安全性が高く、二次
的な公害を起こす危険性がない。
本発明の網洗浄剤を用いて網を洗浄する場合は、まず洗
浄剤を水で希釈したのち酸を加えて洗浄液を調製する。
浄剤を水で希釈したのち酸を加えて洗浄液を調製する。
酸としては例えばくえん酸。
りんご酸、酢酸、塩酸、燐酸、フィチン酸などが用いら
れる。洗浄液の二酸化塩素濃度は2〜2000ppm、
好ましくは10〜200 ppmであり、p)Iは6〜
5 に調整するととが好ましい。網の処理方法としては
、洗浄液を網に塗布してもよいが、洗浄液に網を浸漬す
ることが好ましい。処理時間は数分間ないし24時間で
ある。
れる。洗浄液の二酸化塩素濃度は2〜2000ppm、
好ましくは10〜200 ppmであり、p)Iは6〜
5 に調整するととが好ましい。網の処理方法としては
、洗浄液を網に塗布してもよいが、洗浄液に網を浸漬す
ることが好ましい。処理時間は数分間ないし24時間で
ある。
本発明の網洗浄剤は海藻養殖用網のほか、漁網、生簀用
網、池などに設置されて汚れた各種網などの洗浄にも有
効である。
網、池などに設置されて汚れた各種網などの洗浄にも有
効である。
試験例1
安定化二酸化塩素水溶液(日本クレメント社製)を水で
希釈し、二酸化塩素濃度が2000■)丁)lη、20
0 ppm 、 20 ppm、 2ppm及
び0.2円つll’lとなるように調整した。とれにく
えん酸又は苛性ソーダを溶解してpH2、ろ、65.4
.5.6.7.8及び9に調整した。この水溶液に、海
苔養殖に用いたのち陸に引きおげて故にI゛していた汚
れた置網を浸漬し、24時間後に汚れ、珪藻などに対す
る洗浄効果を調べた。なお対照どして、水(/ζくえん
酸及び苛性ソーダを加えて11)T 2〜9としたもの
を用いた。その結果を第1表に示す。1)H2〜6の水
溶液では十分な洗浄効果がみられた。低p)1では酸に
よる洗浄効果がみられたが、評価Bの洗浄力であり、二
酸化塩素の洗浄洋白刃は数段強力であった。また網に刺
着していた海苔は、洗浄結果に比例して評価Aの網では
海苔は白色(で脱色され、除去しやすい状態となり、評
価Bでは海苔は多少脱色され、多少除去しゃl−・状態
となり、評価C及びDの網では変化がな(、除去しにく
いものであった。
希釈し、二酸化塩素濃度が2000■)丁)lη、20
0 ppm 、 20 ppm、 2ppm及
び0.2円つll’lとなるように調整した。とれにく
えん酸又は苛性ソーダを溶解してpH2、ろ、65.4
.5.6.7.8及び9に調整した。この水溶液に、海
苔養殖に用いたのち陸に引きおげて故にI゛していた汚
れた置網を浸漬し、24時間後に汚れ、珪藻などに対す
る洗浄効果を調べた。なお対照どして、水(/ζくえん
酸及び苛性ソーダを加えて11)T 2〜9としたもの
を用いた。その結果を第1表に示す。1)H2〜6の水
溶液では十分な洗浄効果がみられた。低p)1では酸に
よる洗浄効果がみられたが、評価Bの洗浄力であり、二
酸化塩素の洗浄洋白刃は数段強力であった。また網に刺
着していた海苔は、洗浄結果に比例して評価Aの網では
海苔は白色(で脱色され、除去しやすい状態となり、評
価Bでは海苔は多少脱色され、多少除去しゃl−・状態
となり、評価C及びDの網では変化がな(、除去しにく
いものであった。
第 1 表
A:汚れがおちて網が白くなった。*印は5分以内で汚
れのおちたもの。
れのおちたもの。
B:ひどい汚れはおちてしまったが網に汚れが残ってい
る。しかし再使用できる程度であった。
る。しかし再使用できる程度であった。
C:汚れがまだ残っていてさらに洗浄しなげれば使えな
い状態たった。
い状態たった。
1〕:効果がなかった。
試験例2
試験例1と同様に試験を行い、ただし活性剤としてくえ
ん酸を用いろ代わりにりんご酸、酢酸、塩酸、燐酸、フ
ィチン酸のいずれか1種を用いた。その結果は試験例1
ど同様であった。
ん酸を用いろ代わりにりんご酸、酢酸、塩酸、燐酸、フ
ィチン酸のいずれか1種を用いた。その結果は試験例1
ど同様であった。
試験例6
二酸化塩素、次亜塩素酸ソーダ又は過炭酸ソーダの1%
水溶液をp)(6,5,7及び9に調整し、これに養殖
を終了して陸に引きあげ放置していた海苔網を24時間
浸漬して、洗浄効果を調べた。pH調整はくえん酸と苛
性ソーダで行った。その結果を第2表に示す。なお次亜
塩素酸ソーダで処理した網は、流水中で2分間水洗した
のち天日乾燥しても塩素臭が残っていたが、二酸化塩素
で処理した網は、水洗せずに天日乾燥しても塩素臭は認
められなかった。
水溶液をp)(6,5,7及び9に調整し、これに養殖
を終了して陸に引きあげ放置していた海苔網を24時間
浸漬して、洗浄効果を調べた。pH調整はくえん酸と苛
性ソーダで行った。その結果を第2表に示す。なお次亜
塩素酸ソーダで処理した網は、流水中で2分間水洗した
のち天日乾燥しても塩素臭が残っていたが、二酸化塩素
で処理した網は、水洗せずに天日乾燥しても塩素臭は認
められなかった。
第 2 表
試験例4
二酸化塩素濃度0.2.20.20口、5000.10
00及び2000 ppmの水溶液を(えん酸でpH3
,5に調整した。この水溶液に海藻養殖網用の撚糸A〔
クレモナ1号(クラレ製ビニロン)66本の6個撚り〕
及び撚糸B〔クレモナ5号(クラレ製ビニロン)とナイ
ロン(東し製ナイロン6)の混撚りで66本の6個撚り
〕を浸漬し、下記のa−Cの条件で処理した5、
のち、ロードセル型引張り試験機(浅野機械製)で
引張り強度及びその伸度を調べた。その結果を第3表に
示す。表中の数値は二酸化塩素濃度Op ]’)I’n
(1)ト■65)のときの強度及び伸度な100とし
て示した。
00及び2000 ppmの水溶液を(えん酸でpH3
,5に調整した。この水溶液に海藻養殖網用の撚糸A〔
クレモナ1号(クラレ製ビニロン)66本の6個撚り〕
及び撚糸B〔クレモナ5号(クラレ製ビニロン)とナイ
ロン(東し製ナイロン6)の混撚りで66本の6個撚り
〕を浸漬し、下記のa−Cの条件で処理した5、
のち、ロードセル型引張り試験機(浅野機械製)で
引張り強度及びその伸度を調べた。その結果を第3表に
示す。表中の数値は二酸化塩素濃度Op ]’)I’n
(1)ト■65)のときの強度及び伸度な100とし
て示した。
この結果から、二酸化塩素濃度2〜200 py)In
では撚糸強度は変化ぜす、さらに試験例1の結果とあわ
せて考えれば2000 ppmという高濃[Wでも網を
傷めずに洗浄できることが知られた。
では撚糸強度は変化ぜす、さらに試験例1の結果とあわ
せて考えれば2000 ppmという高濃[Wでも網を
傷めずに洗浄できることが知られた。
なお24時間浸漬したのち、水洗せずに10時間天1]
乾燥し、12「I後及び20[1後に網の引張強度及び
伸度な調べたところ、条イ/l= aで処理したものと
同様の結果が得られた。
乾燥し、12「I後及び20[1後に網の引張強度及び
伸度な調べたところ、条イ/l= aで処理したものと
同様の結果が得られた。
浸漬乾燥条件
第 6 表
試験例5
撚糸Aを用いて作った海苔網を1漁期使用したのち、二
酸化塩素200 ppm含有液(p413.5 )で2
4時間処理し、水洗乾燥したものと二酸化塩素を用いず
に汚れや刺着物を除去l〜、水洗乾燥したものを翌年の
漁期に使用したところ、海苔の種伺け、生長等に有意差
はみもれなかった。
酸化塩素200 ppm含有液(p413.5 )で2
4時間処理し、水洗乾燥したものと二酸化塩素を用いず
に汚れや刺着物を除去l〜、水洗乾燥したものを翌年の
漁期に使用したところ、海苔の種伺け、生長等に有意差
はみもれなかった。
Claims (1)
- 二酸化塩素を有効成分とする網洗浄剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59266253A JPS61145300A (ja) | 1984-12-19 | 1984-12-19 | 網洗浄剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59266253A JPS61145300A (ja) | 1984-12-19 | 1984-12-19 | 網洗浄剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61145300A true JPS61145300A (ja) | 1986-07-02 |
JPH0228638B2 JPH0228638B2 (ja) | 1990-06-25 |
Family
ID=17428405
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59266253A Granted JPS61145300A (ja) | 1984-12-19 | 1984-12-19 | 網洗浄剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61145300A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5324477A (en) * | 1989-08-30 | 1994-06-28 | Henkel Komnmanditgesellschaft Auf Aktien | Process for disinfecting hard surfaces with chlorine dioxide |
US5384061A (en) * | 1993-12-23 | 1995-01-24 | The Procter & Gamble Co. | Stable thickened aqueous cleaning composition containing a chlorine bleach and phytic acid |
JPH0820796A (ja) * | 1994-07-08 | 1996-01-23 | Daiichi Seimo Kk | 海藻養殖用網の洗浄剤 |
CN105950316A (zh) * | 2016-05-05 | 2016-09-21 | 固镇县万佳生态养殖场 | 一种用于去除活体金鱼鱼鳍表面黏性物质的组合物 |
JP2018150417A (ja) * | 2017-03-10 | 2018-09-27 | 小林製薬株式会社 | 洗浄剤 |
JP2018150416A (ja) * | 2017-03-10 | 2018-09-27 | 小林製薬株式会社 | 便器用洗浄剤 |
-
1984
- 1984-12-19 JP JP59266253A patent/JPS61145300A/ja active Granted
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5324477A (en) * | 1989-08-30 | 1994-06-28 | Henkel Komnmanditgesellschaft Auf Aktien | Process for disinfecting hard surfaces with chlorine dioxide |
US5384061A (en) * | 1993-12-23 | 1995-01-24 | The Procter & Gamble Co. | Stable thickened aqueous cleaning composition containing a chlorine bleach and phytic acid |
JPH0820796A (ja) * | 1994-07-08 | 1996-01-23 | Daiichi Seimo Kk | 海藻養殖用網の洗浄剤 |
CN105950316A (zh) * | 2016-05-05 | 2016-09-21 | 固镇县万佳生态养殖场 | 一种用于去除活体金鱼鱼鳍表面黏性物质的组合物 |
JP2018150417A (ja) * | 2017-03-10 | 2018-09-27 | 小林製薬株式会社 | 洗浄剤 |
JP2018150416A (ja) * | 2017-03-10 | 2018-09-27 | 小林製薬株式会社 | 便器用洗浄剤 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0228638B2 (ja) | 1990-06-25 |
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