JPS6114524Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6114524Y2
JPS6114524Y2 JP13095580U JP13095580U JPS6114524Y2 JP S6114524 Y2 JPS6114524 Y2 JP S6114524Y2 JP 13095580 U JP13095580 U JP 13095580U JP 13095580 U JP13095580 U JP 13095580U JP S6114524 Y2 JPS6114524 Y2 JP S6114524Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
column
elastic packing
thick
tapered
outer periphery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13095580U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5752956U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP13095580U priority Critical patent/JPS6114524Y2/ja
Publication of JPS5752956U publication Critical patent/JPS5752956U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6114524Y2 publication Critical patent/JPS6114524Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Road Signs Or Road Markings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、照明ポールや電柱などにおける上部
柱と下部柱との接続部の防水構造に関し、中空の
下部柱1の上端部に上部程順次径が小さくなるテ
ーパ部2を介し下部柱1の外径より小さい挿入筒
部3を設け、中空の上部柱4に下端部を挿入筒部
3に外挿せしめ、この接続部分にて下部柱1外周
と上部柱4外周とに亘つてリング状の弾性パツキ
ング5を外嵌し、弾性パツキング5の内周下部に
上記テーパ部2の外周形状に適合して上部程内径
が小さくなる厚肉部6を全周に亘つて設けてこの
厚肉部6の内周面をテーパ部2の外周面に弾接さ
せると共に、厚肉部6の水平な上段面7を上部柱
4の下端面に弾接せしめて成る上部柱と下部柱と
の接続部の防水構造に係るものである。
照明ポールや電柱などにおいて、上下二つに分
割された下部柱1と上部柱4とを上下に接続する
にあたつて、従来は第1図のようにして行なつて
いた。すなわち下部柱1の上端部内の上下に支え
リング8,8を溶接9で固設し、下部外周にリン
グカバー10を溶接9で固設した上部柱4の下端
部を支えリング8,8内にて下部柱1の内周に第
1図aのように挿入して、リングカバー10を上
方の支えリング8上に被せ、さらに第1図bのよ
うにリングカバー10より止めねじ11を上方の
支えリング8にねじ込むことにより、下部柱1の
上端部に上部柱4を接続するものである。しかし
ながらこのものでは下部柱1の上端部とリングカ
バー10の下端部との間に隙間が生じてここに雨
水等が貯り、この両端面に錆が発生し易いもので
あり、またこの隙間に入つつた雨水がリングカバ
ー10と上方の支えリング8との間の毛細管現象
で内部に浸入し易いものであつた。そこでかかる
欠点を改良するものとして第2図に示すようにリ
ング状の弾性パツキング12を取付けて防水構造
にしたものが検討された。このものは、下部柱1
の上端部内に径の小さい挿入柱体13の下部を挿
入固着し、挿入柱体13の上部に上部柱4の下端
部を外挿して止めねじ11で上部柱4と挿入柱体
13とを結合させたものであり、さらに上部柱4
と下部柱1の外周面間に嵌め込んだ弾性パツキン
グ12の内周の突条14を下部柱1上端面と上部
柱4下端面との間に嵌入させて防水を行なうよう
にしたものである。このものでは、下部柱1上端
面と上部柱4下端面とは平面であるために突条1
4は上下より圧縮されて防水はほぼ完全になる
が、下部柱1に挿入柱体13を溶接などで固定し
なければならないため柱の製作の工数が増えると
共に部品点数を増え、量産には向かないものであ
つた。そこで挿入柱体13の代りに下部柱1の上
端部を絞つて挿入筒部3を形成し、この挿入筒部
3に上部柱4を被挿することが量産上望まれる
が、このものでは径を絞る部分にテーパ部2が形
成されることになるため、内周に突条14を有す
る弾性パツキング12で防水を行なおうとして
も、第3図のように上部柱4の下端で押された突
条14はテーパ部2に沿つて下方へずれてしま
い、弾性パツキング12の上部内周に隙間が生じ
て防水を完全に行なうことができないものであつ
た。
本考案は上記の点に鑑みてなされたものであつ
て、上端部を挿入筒部として絞つた下部柱を用
い、防水を完全に行なうことができる上部柱と下
部柱との接続部の防水構造を提供することを目的
とするものである。
以下本考案を実施例により詳述する。下部柱1
は円筒形の金属パイプなどで形成され、下部柱1
の上端部は絞つて下部柱1より径の小さい挿入筒
部3としてあり、挿入筒部3を絞つて形成する際
に挿入筒部3の下端位置には上部程径の小さくな
るテーパ部2が形成される。上部柱4は下部柱1
と内径・外径ともに等しい円筒形の金属パイプな
どで形成されるものである。弾性パツキング5は
ゴムなどの弾性体でリング状に形成されるもの
で、弾性パツキング5上端面の一所に取付片15
が延出してある。弾性パツキング5の下部の内周
にはテーパ部2の外周面と同一のテーパとなり上
部程内径が小さくなる厚肉部6が全周に亘つて突
設してあり、この厚肉部6の上面は全周に亘り水
平な上段面7に形成してある。また上記取付片1
5にはボルト通し孔16が穿孔してあり、ボルト
通し孔16の内周にボルト17のねじ溝に弾性的
に嵌合する小突起18が円周の三等分位置にて第
5図のように突設してあつて、ボルト通し孔16
内にボルト17が仮保持されるようにしてある。
しかして、下部柱1上端部に上部柱4を接続す
るにあたつては、先ず下部柱1の外周に上方より
ボルト通し孔16にボルト17を保持した状態の
弾性パツキング5を嵌め込んで、取付片15のボ
ルト通し孔16と下部柱1の挿入筒部3に穿孔し
たねじ孔19とが一致するよう下部柱1に弾性パ
ツキング5をセツトする。このとき、下部柱1の
テーパ部2外周面に弾性パツキング5の厚肉部6
内周面が弾性的に密着している。次に挿入筒部3
の上方より上部柱4の下端部を挿入筒部3外周と
弾性パツキング5内周との間に挿入し、ボルト通
し孔16のボルト17を上部柱4に穿孔した通孔
20よりねじ孔19にねじ込み、第4図のように
下部柱1に対する上部柱4の固定を行なう。ここ
で、上部柱4の下端面は厚肉部6の上段面7に弾
性的に密着し、かつ上部柱4の下端部外周面は弾
性パツキング5の上部内周面に弾接している。こ
のようにしてボルト17で下部柱1と上部柱4の
結合を行なうと共に弾性パツキング5の固定も行
なうことができ、またボルト17は小突起18で
ボルト通し孔16に保持されて施工前及び施工時
に脱落するようなおそれはないものである。
上述のように本考案は、絞り加工で形成されら
る挿入筒部を上端部に有する下部柱に上部柱を接
続してこの接続部を弾性パツキングで防水するに
あたつて、弾性パツキングの内周下部に下部柱の
テーパ部の外周形状に適合して上部程内径が小さ
くなる厚肉部を全周に亘つて設けてこの厚肉部内
周面をテーパ部外周面に弾接させると共に、厚肉
部の水平な上段面を上部柱の上端面に弾接せしめ
てあるので、弾性パツキングテーパ部に沿つてず
れることなく厚肉部でテーパ部に密着させること
ができ、また上部柱の下端面は厚肉部の水平な上
段面でパツキングに密着させることができ、この
結果テーパ部を有するといえども弾性パツキング
による防水効果を向上させるとができて、上下部
柱の端面に錆が発生したり内部に雨水が浸入した
りするのを確実に防止することができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは従来例の一部切欠正面図と一部
の拡大した断面図、第2図は他の従来例の一部切
欠正面図、第3図はさらに他の従来例の一部切欠
正面図、第4図は本考案の一実施例の一部切欠正
面図、、第5図は同上の一部の拡大した断面図で
ある。 1は下部柱、2はテーパ部、3は挿入筒部、4
は上部柱、5は弾性パツキング、6は厚肉部、7
は上段面である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中空の下部柱の上端部に上部程順次径が小さく
    なるテーパ部を介して下部柱の外径より小さい挿
    入筒部を設け、中空の上部柱の下端部を挿入筒部
    に外挿せしめ、この接続部分にて下部柱外周と上
    部柱外周とに亘つてリング状の弾性パツキングを
    外嵌し、弾性パツキングの内周下部に上記テーパ
    部の外周形状に適合して上部程内径が小さくなる
    厚肉部を全周に亘つて設けてこの厚肉部の内周面
    をテーパ部の外周面に弾接させると共に、厚肉部
    の水平な上段面を上部柱の下端面に弾接せしめて
    成る上部柱と下部柱との接続部の防水構造。
JP13095580U 1980-09-13 1980-09-13 Expired JPS6114524Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13095580U JPS6114524Y2 (ja) 1980-09-13 1980-09-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13095580U JPS6114524Y2 (ja) 1980-09-13 1980-09-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5752956U JPS5752956U (ja) 1982-03-27
JPS6114524Y2 true JPS6114524Y2 (ja) 1986-05-07

Family

ID=29491258

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13095580U Expired JPS6114524Y2 (ja) 1980-09-13 1980-09-13

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6114524Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5752956U (ja) 1982-03-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6114524Y2 (ja)
JPS643038Y2 (ja)
JPS61146684U (ja)
JPS61152886U (ja)
JPS629423Y2 (ja)
JPS628478Y2 (ja)
JPH055200Y2 (ja)
JPS6359958U (ja)
JPS5919049Y2 (ja) 仮設枠固定具
JPH0739822Y2 (ja) 管端閉塞キヤツプ
JPH0643530Y2 (ja) ボ−ドアンカ−
JPS6127384Y2 (ja)
JP3014307U (ja) 埋込みコーン
JPH072806Y2 (ja) 建造物の天井部材吊下げ装置
JPS5854479U (ja) ワントラツプ
JP2524317Y2 (ja) パイプキャップ
JPS596468Y2 (ja) 側パイプの構造
JPS6136704Y2 (ja)
JPS5833192Y2 (ja) 汚水桝
JPS6118980Y2 (ja)
JPS5915321Y2 (ja) コンクリ−ト型枠支承連結具
JPS61139567U (ja)
JPH0340329U (ja)
JPS55126809A (en) Sealing method for bubble liquid of level gauge
JPS62196989U (ja)