JPS6114400B2 - - Google Patents

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JPS6114400B2
JPS6114400B2 JP14908580A JP14908580A JPS6114400B2 JP S6114400 B2 JPS6114400 B2 JP S6114400B2 JP 14908580 A JP14908580 A JP 14908580A JP 14908580 A JP14908580 A JP 14908580A JP S6114400 B2 JPS6114400 B2 JP S6114400B2
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JP
Japan
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valve
valve seat
float
hole
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Prior art date
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Expired
Application number
JP14908580A
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English (en)
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JPS5773298A (en
Inventor
Hiroo Harada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TLV Co Ltd
Original Assignee
TLV Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5773298A publication Critical patent/JPS5773298A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は弁室内に自由状態で配した下向き開放
のバケツトフロートが直接当接し、かつ揺動しな
がら離着座するような弁座構造の改良に関する。
第1図は上記弁座構造を備えたフリーバケツト
フロート型スチームトラツプである。トラツプ筐
体は本体1と、本体1にガスケツトを介して固着
した上蓋2とで形成する。筐体内には弁室3を形
成し、弁室3には入口4が入口通路5、導入管6
の導入孔7、および通孔8を通して連通し、出口
9が弁孔11および出口通路10を通して連通す
る。弁孔11は弁室3の天井壁にガスケツト12
を介して螺着した弁座部材13で形成し、また弁
孔11の出口側には筒状の絞り部材14を嵌合し
て絞り部15を設ける。弁室3内には下向き開放
のバケツトフロート16を自由状態で配す。フロ
ート16は外周に弁面17を設けた球殻18と、
球殻18の下部開口縁に固着した環状の重り19
とから形成する。また上部には逸気用の小孔20
を設ける。
上記トラツプに於いて、フロート16は導入管
6を通して内部に蒸気が導入される場合、図示の
如く浮上し、弁座部材13に着座して弁孔12を
閉じる。また、フロート16は内部に復水が導入
される場合、沈下して弁座部材13から離座し弁
孔11を開く。上記開閉作用の際、フロート16
は二点鎖線Aで示すような状態で弁座部材13の
一点Bに当接し、この点Bを支点に揺動する。フ
ロート16が当接する点B付近は、弁座部材13
の先端を先細りに尖がらせ、接触面圧を高めて密
着性を良くしている関係上、極めて小さな面積に
なる。而も、この点B付近ではフロート16の転
動および摺動が起こり、広い面積に形成されたフ
ロート16の弁面17に比べて、この点B付近の
摩耗は極めて著しく、逐にはシール面が切れて流
体の漏洩が起こつていた。
本発明は上記事情に鑑みて、摩耗が少なく耐久
性のある弁座構造の提供を目的とする。
上記の目的を達成するために講じた本発明の構
成は、トラツプ筐体で弁室を形成し、弁孔を開け
た弁座部材を弁室の上部側方に突出せしめて配置
し、弁孔を開閉すべきシール部を上部外表面に設
けた下向き開放バケツトフロートを弁室内に自由
状態で収容したものに於いて、弁座部材をトラツ
プ筐体に螺着する弁座部材とバケツトフロートの
当接する当接部材とから形成し、排出流に対して
一定方向に傾斜した壁面を当接部材に設け、当接
部材を弁座部材に緩く嵌合した、ものである。
上記構成の作用は下記の通りである。
バケツトフロートは当接部材の一点を支点にし
て揺動しながら開閉する。バケツトフロートが当
接部材から離れた状態、即ち開弁状態に於いて、
弁孔から出口に排出される復水の排出流が、当接
部材の一定方向に傾斜した壁面に作用し、当接部
材が回転する。従つて、当接部材の回転により、
バケツトフロートの当接部材に当接する位置は一
回の開閉作用を行う毎に変わり、当接部材は広い
当接面積を持つことができ、摩耗が少なく耐久性
を向上できる。
次に、本発明を第2図以下に示す実施例に基づ
いて説明する。但し、実施例は第1図のトラツプ
に適用した場合のものである。
第2図に於いて、弁座部材21はトラツプ筐体
に螺着する弁座本体22と、弁座本体22の先端
に取り付けた当接部材23とから形成する。当接
部材23は本体22の貫通孔24に回転自在に嵌
合し、かつその外周壁と貫通孔24の内周壁との
間に介在したスナツプリング25で係止する。当
接部材23は弁孔11の弁室側の部分を形成し、
弁孔11の形成部の内壁には螺旋状の溝26を刻
設する。また、当接部材23と本体22の間には
回転抵抗を軽くし、焼き付きを防止し、またこの
部分を密封する目的で、テフロン等の円板27を
配す。
本実施例によれば、フロートが沈下した開弁状
態に於いて、弁孔11を通して出口側へ流れる流
体の力が、当接部材23に設けられた溝26の作
用で当接部材23を回転させんとする力に変換さ
れ、当接部材23は回転を生ずる。従つて、フロ
ートの当接する位置は一回の開閉作用を行う毎に
変わり、その摩耗は少なく耐久性が向上する。即
ち、弁室3内に自由状態で配されたフロート村と
同様に、弁座部材21のフロート当接部(当接部
材23)も変化し、広い当接面積を持つことがで
きる。
次に、第3図に示す実施例について説明する。
弁座部材31は弁座本体32と当接部材33とか
ら形成する。本体32は貫通孔34を有し、弁室
の内壁に螺着する。部材33は弁室側に鍔35を
有し、かつ孔34に摺動および回転自在に嵌合し
て出口側に長く伸びた筒状部36を有する。部材
33に対応する本体32側には環状突起37を設
ける。筒状部36の出口側の端部に受圧羽根38
をスナツプリング39で取り付ける。羽根38に
は一定方向に傾斜した復数の通孔40を設ける。
羽根38を覆うようにして有底筒状の耐食部材4
1を配す。この部材41と羽根38で圧力室42
を形成する。部材41と本体32の間には筒状の
連結部材43を介在し、この部材43の端部Cで
部材33の摺動範囲を規制する。部材43には出
口向きの開口44を設ける。
本実施例は上記弁座構造を有し、開弁時に弁孔
11へ流入した流体は圧力室42,、通孔40、
開口44を通つて出口側へ流れる。羽根38には
通孔40を一定方向に傾斜して設けているので、
通孔40を通過する流体の力が当接部材33を回
転させんとする力に変換され、当接部材33は回
転を生ずる。圧力室42内は入口側の流体の流入
により圧力上昇し、羽根38の受圧面積を突起3
7のシール径の内側面積より大きくして置けば、
部材33はこの圧力上昇で弁室側へ突出する。こ
の際、圧力室42内で方向変換された流体の方が
羽根38に作用し、部材33はより弁室側へ突出
し易い。この突出状態を繰り返すことにより、当
接部材33はより回転しやすくなる。当接部材3
3の回転により、フロートの当接する位置も変化
する。従つて、弁座部材のフロート当接部の摩耗
は少なくなり、耐久性が向上する。閉弁時、部材
33は本体32の環状突起37に圧着し、この部
分には入口・出口間の圧力差が作用して密封状態
に保たれる。
次に、第4,5図に示す実施例について説明す
る。弁座部材51は弁座本体52と当接部材53
とで形成する。本体51は先端に環状凹部54
と、その内周の環状突部55を有し、かつ外周ト
ラツプ筐体に螺着する螺子部を有する。部材53
はほぼ筒状で、本体52の凹部54に摩擦抵抗軽
減用のスベリ板56を介して回転自在に嵌合し、
スナツプリング57で係止する。部材53の先端
部分には第5図に示す如く複数の溝58を同一の
放射方向に設ける。
本実施例に於いては、フロートが当接し揺動す
る部分を部材53で形成し、かつフロートが弁孔
11を塞ぐ為に当接する部分を本体52の一部で
ある環状突起55で形成する。従つて、部材53
は弁室側の同圧域に位置し、流体圧力が作用しな
いので回転時の抵抗が少ない。この部材53は開
弁時に弁室内を弁孔11へ流れる流体に擦過され
回転する。また、部材53は本体52との間に密
封用の構成を必要とせず、抵抗はより小さく回転
を生じ易い。
かくして、本発明によれば開弁時に弁室から出
口側へ流れる流体の力を利用して弁座のフロート
当接部を変更でき、弁室のフロート当接部が限定
され摩耗が極めて著しく進行することを防止でき
る。従つて、摩耗が少なく耐久性のある弁座構造
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の弁座構造を有するフリーバケツ
トフロート型スチームトラツプの断面図、第2,
3,4図は各々弁座部分のみの拡大断面図、第5
図は第4図の当接部材の弁室側のみの端面図。 21,31,51:弁座部材、22,32,5
2:弁座本体、23,33,53:当接部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 トラツプ筐体で弁室を形成し、弁孔を開けた
    弁座部材を弁室の上部側方に突出せしめて配置
    し、弁孔を開閉すべきシール部を上部外表面に設
    けた下向き開放バケツトフロートを弁室内に自由
    状態で収容したものに於いて、弁座部材をトラツ
    プ筐体に螺着する弁座本体とバケツトフロートの
    当接する当接部材とから形成し、排出流に対して
    一定方向に傾斜した壁面を当接部材に設け、当接
    部材を弁座本体に緩く嵌合したことを特徴とする
    弁座構造。
JP14908580A 1980-10-23 1980-10-23 Valve seat construction Granted JPS5773298A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14908580A JPS5773298A (en) 1980-10-23 1980-10-23 Valve seat construction

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14908580A JPS5773298A (en) 1980-10-23 1980-10-23 Valve seat construction

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5773298A JPS5773298A (en) 1982-05-07
JPS6114400B2 true JPS6114400B2 (ja) 1986-04-18

Family

ID=15467364

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14908580A Granted JPS5773298A (en) 1980-10-23 1980-10-23 Valve seat construction

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JP (1) JPS5773298A (ja)

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Publication number Publication date
JPS5773298A (en) 1982-05-07

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